JP6936997B2 - 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 - Google Patents
乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6936997B2 JP6936997B2 JP2018139837A JP2018139837A JP6936997B2 JP 6936997 B2 JP6936997 B2 JP 6936997B2 JP 2018139837 A JP2018139837 A JP 2018139837A JP 2018139837 A JP2018139837 A JP 2018139837A JP 6936997 B2 JP6936997 B2 JP 6936997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- drying
- plate frame
- printed matter
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/04—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
- B41J11/0022—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using convection means, e.g. by using a fan for blowing or sucking air
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
- B41J11/0024—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using conduction means, e.g. by using a heated platen
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/001—Drying-air generating units, e.g. movable, independent of drying enclosure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B25/00—Details of general application not covered by group F26B21/00 or F26B23/00
- F26B25/20—Rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B9/00—Machines or apparatus for drying solid materials or objects at rest or with only local agitation; Domestic airing cupboards
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B3/00—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
- F26B3/02—Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by convection, i.e. heat being conveyed from a heat source to the materials or objects to be dried by a gas or vapour, e.g. air
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
かかる印刷は、一般に、被印刷体に、着色剤と、水系溶媒とを含むインクを付与し、印刷体とするものである。そのため、印刷直後の印刷体は、水系溶媒を含むウェットの状態であり、印刷体から当該水系溶媒を除去する必要がある。
このように、乾燥装置においては、一般に、印刷体を案内しながら加熱するための加熱ロール部を有している。
ところが、加熱ロール部は、大型であるため、それにチャンバーを設けると、メンテナンスがし難いという欠点がある。
それに対し、乾燥チャンバが移動する構成としたドラム式乾燥機が知られている。すなわち、乾燥ドラムと、乾燥ドラムの外周面の少なくとも一部に対向配置される乾燥チャンバと、乾燥ドラム及び乾燥チャンバが収容される乾燥機本体とを備え、乾燥機本体には、軸線に平行に延びる内部レール部が配設されており、内部レール部に連設され内部レール部の延在方向に延びる外部レール部が着脱可能に配置されており、乾燥チャンバが、内部レール部から外部レール部側へと移動する構成とされているドラム式乾燥機が知られている(例えば、特許文献3参照)。
かかるドラム式乾燥機によれば、乾燥チャンバを移動させることにより、乾燥ドラム等のメンテナンスは一応容易となる。
また、上記特許文献3記載のドラム式乾燥機においては、熱風吹付装置、供給用送風機、排気用送風機等の具体的なエアを吹き付けるための装置を有していないため、仮にこれらを有する場合もメンテナンスが容易となるとは言えない。
また、加熱ロール部及び熱風吹付部をチャンバーに収容することにより、気化して浮遊する溶媒を、チャンバー内に閉じ込めることができる。これにより、気化した溶媒が浮遊し、印刷体に再付着したり、乾燥装置に付着することを防止することができる。
そして、供給用送風機と、排気用送風機とを更に備えるので、熱風吹付部にエアを供給することができると共に、浮遊する溶媒を含むエアをチャンバーの排気口から排気することができる。これにより、乾燥効率はより向上する。
また、チャンバー及びステージ部が待機位置にある場合、乾燥装置への印刷体の取り付けや印刷体の破れや折れ曲がり等が原因で詰まった場合(以下単に「ジャム」ともいう。)の処理等を行うことも容易となる。
また、チャンバー及びステージ部をスライドさせる際に、配管が邪魔にならないという利点がある。
また、このプレートを利用して、スライド部を取り付けることにより、チャンバーをレール部に沿ってスライドさせることが可能となる。
また、繰り返しのスライドによる復元位置精度を高めることができる。
このとき、補助レール部を、レール部よりも上方に設け、且つ、レール部よりも短くすることにより、メンテナンスの際に、補助レール部が邪魔にならない。
また、カバー体は、ステージ部に着脱自在に取り付けられているので、加熱乾燥の際、又は、チャンバー及びステージ部と共にスライドさせる際には装着し、メンテナンスの際には取り外すことができる。
一方、チャンバー及びステージ部が加熱乾燥位置に無い場合、導入口部と排気口部とが乖離するので、排気ダクトをチャンバー及びステージ部とは別体とすることができる。これにより、工場内において、排気ダクトを所定の位置に固定することが可能となる。なお、排気ダクトの導入口部と排気用送風機の排気口部とを軟質のホース等で接続した場合は、軟質のホースがスライドの際に邪魔になるという欠点がある。
また、乾燥装置を上流側と下流側とに並設することにより、搬送される印刷体に対する乾燥時間を十分に長くすることができる。この場合、比較的低温であっても印刷体を乾燥させることができるので、印刷体自体が熱によりカールしたり、印刷体にシワやカックルが生じることを抑制することができる。
ちなみに、乾燥装置が並設されていたとしても、それぞれ独立に、印刷体の幅方向にスライド可能となっているので、メンテナンスの際には互いに邪魔にはならない。
本発明に係る乾燥装置は、印刷部により、被印刷体にインクが付与された長尺状の印刷体を搬送しながら乾燥するための装置である。
乾燥装置は、印刷装置に搭載して用いることも、印刷装置に並設して連続的に用いることも可能である。
ここで、上記被印刷体としては、長尺状の紙、フィルム、布帛等が採用できる。
上記インクとしては、特に限定されないが、染料、顔料等の着色剤と、水系溶媒と、必要に応じて添加される公知の添加剤とを含むものが用いられる。
上記印刷装置としては、インクジェット印刷装置、オフセット印刷装置、グラビア印刷装置、フレキソ印刷装置、スクリーン印刷装置等が採用できる。
なお、本明細書において、「上流側」とは印刷体の搬送経路における上流側を意味し、「下流側」とは印刷体の搬送経路における下流側を意味する。すなわち、加熱ロールに対して、冷却ロール側を下流側、冷却ロールが無い側を上流側としている。
また、「印刷面」とは、印刷体のインクが付与されている側の面を意味し、「裏面」は、印刷面の反対側の面を意味する。
また、「幅方向」とは、印刷体における搬送方向に直交する方向を意味する。
図1(A)に示すように、本実施形態に係る乾燥装置Hは、印刷体Xを案内すると共に、該印刷体Xを加熱可能な加熱ロール部10と、加熱ロール部10の外周面に対向するように設けられた熱風吹付部11と、加熱ロール部10及び熱風吹付部11が収容されたチャンバー15と、チャンバー15を挟むように、該チャンバー15の両側に設けられた第1板枠1(図1(B)参照)及び第2板枠2と、印刷体Xを案内すると共に、該印刷体Xを冷却可能な冷却ロール40とを備える。
また、これに加え、図1(B)に示すように、乾燥装置Hは、チャンバー15に設けられた供給口を介して熱風吹付部11にエアを供給するための供給用送風機D1と、チャンバー15に設けられた複数の排気口15aを介してチャンバー15内のエアを排気するための排気用送風機D2と、該排気用送風機D2により排気されたエアを外部に放出するための排気ダクトDと、供給用送風機D1及び排気用送風機D2が載置されたステージ部5と、供給用送風機D1及び排気用送風機D2を覆うための図示しないカバー体とを備える。
そして、乾燥装置Hにおいて、チャンバー15とステージ部5とは連結されて一体となっている。
乾燥装置Hにおいて、印刷体Xは、これらに案内されながら、加熱ロール部10及び熱風吹付部11により加熱され、冷却ロール40により冷却される。
また、乾燥装置Hにおいては、後述するように、チャンバー15とステージ部5とが一体となって、加熱乾燥位置と待機位置との間でスライド可能となっているので、エアの吹き付けに関与する、熱風吹付部11、供給用送風機D1及び排気用送風機D2を有していても、メンテナンスも安全且つ容易に行うことができる。
このとき、加熱ロール部10に対する印刷体Xの巻き付き角度θ、すなわち、加熱ロール部10の側面において、印刷体Xが加熱ロール部10に最初に接する点と、加熱ロール部10の軸中心とを結ぶ第1線、及び、印刷体Xが加熱ロール部10に最後に接する点
と、加熱ロール部10の軸中心とを結ぶ第2線、のなす角度θが、180度以上であることが好ましく、270度以上であることがより好ましい。この場合、乾燥時間を十分に長くできるため、比較的低温で印刷体を乾燥させることができる。
図2に示すように、加熱ロール部10は、中空円柱状のドラム12と、ドラム12を加熱するためのバンドヒーター13と、ドラム12の両側が取り付け固定された軸芯16とを有する。
また、ドラム12は、その外周面にサンドブラスト、ショットブラスト、ビーズブラスト等による凹凸加工が施されている。これにより、印刷体Xの裏面と加熱ロール部10(ドラム12)の外周面とが接する際に、これらの間に仮に空気が入り込んだとしても、その空気を凹凸面による隙間から逃がすことができ、さらに、グリップを高めることでドラムへの密着性も向上する。その結果、印刷体Xの乾燥効率が低下することを抑制できる。
また、バンドヒーター13は、ドラム12の幅方向に対して3基が並設されている。
各バンドヒーター13においては、それぞれ、電源端子13aと、バンドヒーター13の温度を測定するための熱電対13bと、異常加熱時にヒーターへの電源供給を遮断するためのサーモスタット13cとが内周面に取り付けられている。
また、例えば、印刷体Xの幅が小さい場合は、使用しないバンドヒーター13の電源をOFFにすることも可能である。
加熱ロール部10の設定温度が、80℃未満であると、設定温度が上記範囲内にある場合と比較して、被印刷体の材質によっては印刷体を十分に乾燥できない場合があり、加熱ロール部10の設定温度が、120℃を超えると、設定温度が上記範囲内にある場合と比較して、被印刷体の材質によっては印刷体に熱によるダメージを与える恐れがある。
また、軸芯16は、一端に電源用ロータリーコネクタ16aが取り付けられており、他端に信号用ロータリーコネクタ16bが取り付けられている。
そして、上述した各電源端子13aは、ケーブルを介して、電源用ロータリーコネクタ16aに接続されており、上述した各熱電対13bは、ケーブルを介して、信号用ロータリーコネクタ16bに接続されている。
したがって、印刷体Xは、裏面が加熱ロール部10により加熱され、印刷面が熱風吹付部11により加熱されることになる。
熱風吹付部11である複数の熱風吹付装置14は、いずれもチャンバー15に取り付け固定されており、且つ、チャンバー15に設けられた供給口及び当該供給口に取り付けられた図示しない配管を介して、チャンバー15の外側に配置された供給用送風機D1に連通している。このため、各熱風吹付装置14は、供給用送風機D1からのエアの供給により、印刷体Xに対して熱風を吹き付けることが可能となっている。なお、チャンバー15には、供給口も設けられているが、供給口の位置と、熱風吹付部11の位置とが重なるため図示していない。
かかる最短距離H1が5mm未満であると、最短距離H1が上記範囲内にある場合と比較して、印刷体Xが熱風吹付装置14(底板14a4)に接触する恐れがあり、最短距離H1が10mmを超えると、最短距離H1が上記範囲内にある場合と比較して、熱風吹付装置14による乾燥効率が急激に低下する傾向がある。
図3(A)に示すように、熱風吹付装置14は、2基の吹付けユニット14aからなる。
また、各吹付ユニット14aは、加熱ロール部10の幅に略一致するように、加熱ロール部10の幅方向に延びる中空角柱状となっている。このため、熱風吹付装置14から吹き付けられる熱風は、加熱ロール部10の全幅に及ぶことになる。
シーズヒーター14a1は、螺旋状のリブ部Rを有しているため、その表面積が大きくなっている。これにより、シーズヒーター14a1の周辺において、比較的広範囲でエアを加熱することが可能となっている。
そして、ノズルパイプ14a2は、その両側のシーズヒーター14a1の間の上方に設けられている。
また、ノズルパイプ14a2は、内部を圧縮されたエアが流通可能となっており、ノズルパイプ14a2の下側に、両側のシーズヒーター14a1に向けて設けられた一対のノズル穴Nを有している。なお、かかるノズル穴Nは、ノズルパイプ14a2の長さ方向に沿って複数設けられている(図3(A)参照)。このため、ノズル穴Nから吹き付けられるエアは、シーズヒーター14a1により加熱されることになる。
そして、底板14a4には、スリットSが設けられており、加熱されたエア、すなわち、熱風が当該スリットSから印刷体Xに吹き付けられることになる。
なお、かかるスリットSの幅H2は、吹き付ける風量及び風速の観点から、0.5mm〜1.0mmであることが好ましい。
また、熱風吹付装置14の設定温度は、加熱ロール部10の設定温度以上であることが好ましく、具体的には、加熱ロール部10の設定温度に0〜20℃足した温度であることが好ましい。
チャンバー15は、前面(図1の紙面手前側の面)及び後面(図1の紙面奥側の面)にドラム12に対応する穴を有する箱状であり、加熱ロール部10及び熱風吹付部11と干渉しないように、且つ、これらを覆うように設けられている。なお、チャンバー15のスライドの際には、前面の穴がドラム12を通過することになる。
また、チャンバー15は、印刷体Xの搬送を妨げないように角部に開口部を有している。
乾燥装置Hにおいては、仮に、加熱ロール部10及び熱風吹付部11による加熱により、印刷体Xの水系溶媒が気化したとしても、それをチャンバー15内に十分に閉じ込めることができる。
したがって、排気用送風機D2を稼動させることにより、チャンバー15内のエアは、排気口15aを介して、外部の排気ダクトDから排気することが可能となっている。これにより、チャンバー15内において、水系溶媒が気化して浮遊していたとしてもこれを除去できるので、浮遊する水系溶媒が結露して印刷体Xに再付着したり、乾燥装置H内に付着して汚染することを防止することができる。
図4及び図5に示すように、乾燥装置Hにおいては、チャンバー15を挟むように、チャンバー15の両側、すなわち、搬送される印刷体Xの両側に第1板枠1及び第2板枠2が設けられている。
第1板枠1及び第2板枠2は、板状であり、互いに平行となるように配置されている。そして、これらは、加熱ロール部10、冷却ロール40、その他の複数の案内ロールの両側を支持している。
また、第1板枠1の内側側面には、リミットスイッチRSが設けられている。乾燥装置Hにおいては、マグネット部G同士が磁着され、チャンバー15が加熱乾燥位置10aにあることをリミットスイッチRSが検出した場合に限り、乾燥装置Hを稼働させることが可能となっている。
かかる切り欠き部Kは、チャンバー15及びステージ部5が第2板枠2を通過可能となるサイズとなっている(図1(A)参照)。
また、第2板枠2の切り欠き部K周縁には、後述するように、チャンバー15をスライドさせるためのレール部が取り付けられている。
同様に、第2板枠2のチャンバー15とは反対側に、第2ドア部2aが設けられており、第2ドア部2aと第2板枠2とは、互いの上端同士及び下端同士が連結具J2で連結されている。
乾燥装置Hは、第1ドア部1a及び第2ドア部2aを有しているため、安全性に優れる。また、メンテナンス等の際には、第1ドア部1a及び第2ドア部2aから内部に進入することが可能となっている。
そして、レールベース52aには、レール部Laが取り付けられている。すなわち、下側のステー51には、レールベース52aを介して、レール部Laが取り付けられている。
そして、補助レールベース52bには、補助レール部Lbが取り付けられている。すなわち、上側のステー51には、補助レールベース52bを介して、補助レール部Lbが取り付けられている。
ここで、上側のステー51、下側のステー51、レールベース52a、補助レールベース52b、レール部La及び補助レール部Lbは互いに平行であり、何れも印刷体Xの幅方向(加熱ロール部の軸芯方向)に延びた構造となっている。
このように、補助レール部Lbは、レール部Laよりも上方に設けられ、且つ、レール部Laよりも短くなっているので、メンテナンスの際に、補助レール部Lbが邪魔にならないという利点がある。
また、ステージ部5は、レール部Laに対してスライド可能となるように後述のスライド部を介して支持されている。
すなわち、チャンバー15の上流側の第1板枠1及び第2板枠2においては、下流側のレール部La及び補助レール部Lbに対応する位置に、レール部La1及び補助レール部Lb1が、第1板枠1、及び、第2板枠2の上流側の切り欠き部K周縁、にそれぞれ取り付けられている。
なお、上流側のレール部La1が取り付けられるレールベース52a及びステー51、並びに、上流側の補助レール部Lb1が取り付けられる補助レールベース52b及びステー51、の構成は、下流側のものと同一であるので説明を省略する。
乾燥装置Hにおいては、スライド部Saが、ストッパーSPに当接されることにより、チャンバーが加熱ロール部10の少なくとも一部を露出させた位置10b(以下「待機位置」という。)で、チャンバー15及びステージ部5のスライドが停止されることになる(図7(A)及び図7(B)参照)。なお、待機位置10bは、ストッパーSPの位置を変えることで、適宜に設定することができる。
また、ストッパーSPはレール部Laから着脱可能となっている。そのため、ストッパーSPを取り外すことでチャンバー15及びステージ部5を、待機位置10bを越えて移動させることも可能である。なお、この場合、加熱ロール部10を全て露出させることができる。
同様に、チャンバー15の下流側の外側側面には、補助レール部Lbに対応する位置に、印刷体Xの幅方向に延びる補助プレート53bが取り付けられている。
これにより、チャンバー15を補強することができる。
同様に、補助プレート53bには、ベアリング等の補助スライド部Sbが複数取り付けられている。
そして、スライド部Saは、レール部Laに対してスライド可能となっており、補助スライド部Sbは、補助レール部Lbに対してスライド可能となっている。
ここで、プレート53a及び補助プレート53bは互いに平行であり、何れも印刷体Xの幅方向(加熱ロール部の軸芯方向)に延びた構造となっている。
このように、補助プレート53bは、プレート53aよりも上方に設けられ、且つ、プレート53aよりも短くなっているので、メンテナンスの際に、補助プレート53bが邪魔にならない。
すなわち、チャンバー15の上流側の外側側面については、上流側のレール部La1に対応する位置にプレート53aが取り付けられ、上流側の補助レール部Lb1に対応する位置に補助プレート53bが取り付けられている。
なお、上流側のプレート53a及び補助プレート53bの構成は、下流側のものと同一であるので説明を省略する。
図6(A)に示すように、乾燥装置Hにおいては、チャンバー15の下流側のレール部Laは、上面及び下面に連続する凸部M1を有する角部材からなり、スライド部Sa(例えば、ベアリング)は、周方向に凹部M2を有する円柱状となっている。
また、スライド部Saは、レール部Laを挟持するように、レール部Laの上下に設けられている。
そして、レール部Laの上面及び下面の凸部M1に、スライド部Saの凹部M2がそれぞれ当接され、その状態でスライド部Saが回動することにより、チャンバー15は、印刷体Xの搬送方向に対しては位置決めされた状態で、幅方向にスライドすることになる。
なお、チャンバー15の下流側の補助レール部Lb及び補助スライド部Sbについても同様の構成となっている。
また、スライド部Saは、レール部La1を挟持するように、レール部La1の上下に設けられている。
そして、スライド部Sa(例えば、ベアリング)が回動することにより、チャンバー15及びステージ部5は、幅方向にスライドすることになる。
このとき、チャンバー15及びステージ部5は、印刷体Xの搬送方向に対しては位置決めされていないので、加工誤差や熱による寸法の変化等を吸収することができる。
なお、チャンバー15の上流側の補助レール部Lb1及び補助スライド部Sbについても同様の構成となっている。
また、チャンバー15とステージ部5とは、切り欠き部Kを介して、印刷体Xの幅方向に直列に並設されている。
そして、ステージ部5は、チャンバー15に連結され、チャンバー15から切り欠き部Kを通過して第2ドア部2a側に突出した構成となっている。すなわち、チャンバー15とステージ部5とは一体となっている。
また、ステージ部5には、ブラケットB2が立設されており、当該ブラケットB2に供給用送風機D1及び排気用送風機D2が取り付け固定されている。これにより、ステージ部5のスライドの際に、供給用送風機D1及び排気用送風機D2の位置がずれたり、これらが転倒したりすることを防止することができる。
カバー体55は、ステージ部5に対し、着脱自在となっている。このため、加熱乾燥の際には、カバー体55を装着することにより、上記効果を発揮することができる。また、チャンバー15及びステージ部5をスライドさせる際には、カバー体55を装着することにより、安全にスライドさせることができる。また、メンテナンスの際には、カバー体55を取り外すことにより、容易にメンテナンスを行うことができる。
排気用送風機D2は、上述したように、配管を介して、チャンバー15の壁面に設けられた複数の排気口15aからチャンバー15内のエアを排気するための装置である。
ここで、排気用送風機D2は、マニホールドD2aを有している。このため、複数の排気口15aから、配管を介して、エアがマニホールドD2aに送られ、集められたエアがマニホールドD2aから排気されるようになっている。これにより、乾燥装置Hにおいては、乾燥装置Hから外部に出る排気用の配管を1つに集約することができるので、乾燥装置H自体をコンパクトにすることができる。また、チャンバー15及びステージ部5をスライドさせる際に、配管が邪魔にならないという利点がある。
かかる排気ダクトDは、アーム部Aを介して、第2板枠2に連結固定されている。すなわち、排気ダクトDはスライドせず、チャンバー15及びステージ部5とは別体となっている。このため、工場内において、排気ダクトDを所定の位置に固定することが可能となる。なお、排気ダクトDの導入口部Daと排気用送風機D2の排気口部D2bとを軟質のホース等で接続した場合は、軟質のホースがスライドの際に邪魔になるという欠点がある。
なお、図7(A)においては、冷却ロール40、排気用送風機D2、排気ダクトD及び案内ロールの図示を省略しており、図7(B)においては、冷却ロール40及び案内ロールの図示を省略している。
乾燥装置Hにおいては、チャンバー15及びステージ部5がレール部La,La1に沿って、図4及び図5に示す、チャンバー15が第1板枠1及び第2板枠2の間にある加熱乾燥位置10aと、図7(A)及び図7(B)に示す、チャンバー15が第2板枠2の第1板枠1とは反対側の外側にある待機位置10bとの間をスライド可能となっている。このため、チャンバー15及びステージ部5が加熱乾燥位置10aにある場合、印刷体Xを効率良く乾燥させることができ、チャンバー15及びステージ部5が待機位置10bにある場合、安全且つ容易にメンテナンスを行うことが可能となる。また、チャンバー15及びステージ部5が待機位置10bにある場合、乾燥装置Hへの印刷体Xの取り付けや印刷体Xがジャムを起こした場合の処理等を行うことも容易となる。
このとき、排気用送風機D2の排気口部D2bの表面には軟質のパッキンが装着されている。一方、排気ダクトDの導入口部Daは、折り返し等を施して当接する部分が面となっている。このため、互いが当接される際には、パッキンと面とが当接され、エアが漏れないようになっている。
このとき、排気ダクトDの導入口部Daと排気用送風機D2の排気口部D2bとは、上述したように、パッキンと面とが離れるだけであるので、工具レスでチャンバー15及びステージ部5をスライドさせることができる。
図8は、本実施形態に係る乾燥装置の冷却ロールを幅方向に切断した垂直断面図である。
図8に示すように、冷却ロール40は、いずれも、中空円柱状のドラム41と、当該ドラム41の中空部41aに内蔵された円柱部41bと、当該ドラム41の両端にそれぞれ取り付けられたロータリージョイント42と、一端側のロータリージョイント42に取り付けられた往路管42aと、他端側のロータリージョイント42に取り付けられた復路管42bとを有する。
冷却ロール40においては、ドラム41の中空部41aと、両端のロータリージョイント42、往路管42a及び復路管42bの内部とが連通している。
具体的には、冷却ロール40において、冷却水は、往路管42aから一端側のロータリージョイント42を介して中空部41aの円柱部41bの外部流路41b2に案内され、当該外部流路41b2から他端側のロータリージョイント42を介して復路管42bに流出されるようになっている。これにより、冷却ロール40は、十分に冷却されることになる。
図9は、本発明に係るインクジェット印刷装置の一実施形態の概略を示す透視側面図である。
図9に示すように、本実施形態に係るインクジェット印刷装置Iは、被印刷体X1を供給するための給紙部61と、被印刷体X1を搬送しながら印刷するための印刷部62と、該印刷部62により印刷された長尺状の印刷体Xを搬送しながら乾燥するための乾燥装置Hと、乾燥された印刷体Xを回収するための回収部63とを備える。
インクジェット印刷装置Iにおいては、乾燥装置Hが上流側と下流側とに並設されている。
また、各インクジェット印刷用ヘッドには、上述したインクが、YMCK等の色毎に充填される。
また、印刷体Xのテンションは、ロードセル等を用いた図示しないテンションセンサが取り付けられたテンションローラ71によって検知され、目標のテンションとなるように、サーボモータにより、プルローラ70の回転量を調整することが可能となっている。
また、印刷部62下方の印刷体Xの搬送経路はアーチ状となっている。これにより、印刷体Xのバタつきを抑えることができる。
また、乾燥装置Hを上流側と下流側とに並設することにより、搬送される印刷体Xに対する乾燥時間を十分に長くすることができる。この場合、比較的低温であっても印刷体Xを乾燥させることができるので、印刷体X自体が熱によりカールしたり、印刷体Xにシワやカックルが生じることを抑制することができる。
ちなみに、乾燥装置Hが並設されていたとしても、それぞれ独立に、印刷体の幅方向にスライド可能となっているので、メンテナンスの際には互いに邪魔にはならない。
図10は、本発明に係る乾燥装置を並設した例を示す透視側面図である。
図10に示すように、乾燥装置Hは、並設して用いることにより、搬送される印刷体に対する乾燥時間を十分に長くすることができる。
また、下流側の加熱ロール部10の設定温度を、上流側の加熱ロール部10の設定温度よりも高くすることにより、設定温度が比較的低い上流側の加熱ロール部10及び熱風吹付部11により、ウェットの印刷体Xを十分に加熱し、設定温度が比較的高い下流側の加熱ロール部10及び熱風吹付部11により、水系溶媒に十分な気化エネルギーを付与することができる。すなわち、印刷直後のウェットの印刷体Xを段階的に加熱することができるので、印刷体Xを確実に乾燥することができると共に、印刷体X自体がカールしたり、印刷体Xにシワやカックルが生じることを抑制することができる。
また、凹凸加工の代わりに、ドラム12の表面に細溝を設けてもよい。
また、リミットスイッチRSを設けることも必ずしも必須ではない。
本発明のインクジェット印刷装置は、被印刷体にインクを付与することにより、文字や図柄を印刷するための装置として利用できる。かかるインクジェット印刷装置によれば、上記乾燥装置を備えるため、印刷体を効率良く加熱乾燥できると共に、乾燥装置のメンテナンスも安全且つ容易に行うことができる。
1a・・・第1ドア部
2・・・第2板枠
2a・・・第2ドア部
10・・・加熱ロール部
10a・・・加熱乾燥位置
10b・・・待機位置
11・・・熱風吹付部
12,41・・・ドラム
13・・・バンドヒーター
13a・・・電源端子
13b・・・熱電対
13c・・・サーモスタット
14・・・熱風吹付装置
14a・・・吹付けユニット
14a1・・・シーズヒーター
14a2・・・ノズルパイプ
14a3・・・ヒーターカバー
14a4・・・底板
15・・・チャンバー
15a・・・排気口
16・・・軸芯
16a・・・電源用ロータリーコネクタ
16b・・・信号用ロータリーコネクタ
40・・・冷却ロール
41a・・・中空部
41b・・・円柱部
41b2・・・外部流路
42・・・ロータリージョイント
42a・・・往路管
42b・・・復路管
5・・・ステージ部
51・・・ステー
51a・・・脚部
52a・・・レールベース
52b・・・補助レールベース
53a・・・プレート
53b・・・補助プレート
55・・・カバー体
61・・・給紙部
62・・・印刷部
63・・・回収部
70・・・プルローラ
71・・・テンションローラ
A・・・アーム部
B1,B2・・・ブラケット
D・・・排気ダクト
Da・・・導入口部
D1・・・供給用送風機
D2・・・排気用送風機
D2a・・・マニホールド
D2b・・・排気口部
G・・・マグネット部
H・・・乾燥装置
H1・・・最短距離
H2・・・幅
I・・・インクジェット印刷装置
J1,J2・・・連結具
K・・・切り欠き部
La,La1・・・レール部
Lb,Lb1・・・補助レール部
M1・・・凸部
M2・・・凹部
N・・・ノズル穴
R・・・リブ部
RS・・・リミットスイッチ
S・・・スリット
Sa・・・スライド部
Sb・・・補助スライド部
SP・・・ストッパー
T・・・隙間
X・・・印刷体
X1・・・被印刷体
Claims (8)
- 印刷部によりインクが付与された長尺状の印刷体を搬送しながら乾燥するための乾燥装置において、
印刷体を案内すると共に、該印刷体の裏面を加熱可能な加熱ロール部と、
前記加熱ロール部の外周面に対向するように設けられ前記印刷体の印刷面に熱風を吹き付けるための熱風吹付部と、
前記加熱ロール部及び前記熱風吹付部が収容されたチャンバーと、
前記チャンバーを挟むように、該チャンバーの両側に設けられた第1板枠及び第2板枠と、
前記チャンバーに設けられた供給口を介して前記熱風吹付部にエアを供給するための供給用送風機と、
前記チャンバーに設けられた排気口を介して前記チャンバー内のエアを排気するための排気用送風機と、
前記供給用送風機及び前記排気用送風機が載置されたステージ部と、
を備え、
前記熱風吹付部が前記チャンバーに取り付け固定されており、
前記第2板枠には、前記チャンバーが通過可能な切り欠き部が設けられており、
前記チャンバーと前記ステージ部とが、前記印刷体の幅方向に並設され、且つ、前記切り欠き部を介して連結されて一体となっており、
前記第1板枠及び第2板枠には、該第1板枠及び該第2板枠を架橋すると共に、前記切り欠き部を通過するように、前記印刷体の幅方向に延びるレール部が一対設けられており、
前記チャンバー及び前記ステージ部が、前記レール部に沿って、前記チャンバーが前記第1板枠及び前記第2板枠の間の加熱乾燥位置と、前記チャンバーが前記加熱ロール部の少なくとも一部を露出させた位置にある待機位置との間をスライド可能となっている乾燥装置。 - 前記排気用送風機が、マニホールドを有しており、
前記排気口が前記チャンバーに複数設けられており、
それぞれの前記排気口から、配管を介して、エアがマニホールドに送られ、集められた前記エアが前記マニホールドから排気ダクトに送られるようになっている請求項1記載の乾燥装置。 - 前記チャンバーには、前記印刷体の幅方向に延びるプレートが一対取り付けられており、
前記レール部に対してスライド可能なスライド部が前記プレートにそれぞれ取り付けられている請求項1又は2に記載の乾燥装置。 - 前記第1板枠及び前記第2板枠には、該第1板枠及び該第2板枠を架橋し、前記印刷体の幅方向に延びる補助レール部が設けられており、
前記チャンバーには、前記印刷体の幅方向に延びる補助プレートが取り付けられており、
前記補助レール部に対してスライド可能な補助スライド部が前記補助プレートに取り付けられており、
前記補助レール部が、前記レール部よりも上方に設けられ、且つ、前記レール部よりも短くなっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥装置。 - 前記供給用送風機及び前記排気用送風機を覆うためのカバー体を更に備え、
該カバー体が前記ステージ部に着脱自在に取り付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の乾燥装置。 - 前記第2板枠には、アーム部を介して排気ダクトが連結固定されており、
前記チャンバー及び前記ステージ部が前記加熱乾燥位置にある場合、前記排気ダクトの導入口部と、前記排気用送風機の排気口部とが当接され且つ互いの内部が連通し、
前記チャンバー及び前記ステージ部が前記加熱乾燥位置に無い場合、前記導入口部と、前記排気口部とが乖離する請求項1〜5のいずれか1項に記載の乾燥装置。 - 被印刷体を搬送しながら印刷するための印刷部と、
該印刷部により印刷された長尺状の印刷体を搬送しながら乾燥するための請求項1〜6のいずれか1項に記載の乾燥装置と、
を備え、
前記印刷部が、複数のインクジェット印刷用ヘッドからなるものであるインクジェット印刷装置。 - 前記乾燥装置が、前記印刷体の搬送経路における上流側と下流側とに並設されている請求項7記載のインクジェット印刷装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018139837A JP6936997B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 |
EP18205401.5A EP3599100B1 (en) | 2018-07-25 | 2018-11-09 | Drying device and ink-jet printing device equipped with the same |
CN201811333303.XA CN110834478B (zh) | 2018-07-25 | 2018-11-09 | 干燥装置及具备该干燥装置的喷墨打印装置 |
US16/190,829 US10518558B1 (en) | 2018-07-25 | 2018-11-14 | Drying device and ink-jet printing device equipped with the same |
CA3027952A CA3027952A1 (en) | 2018-07-25 | 2018-12-18 | Drying device and ink-jet printing device equipped with the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018139837A JP6936997B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015235A JP2020015235A (ja) | 2020-01-30 |
JP6936997B2 true JP6936997B2 (ja) | 2021-09-22 |
Family
ID=64270703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018139837A Active JP6936997B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10518558B1 (ja) |
EP (1) | EP3599100B1 (ja) |
JP (1) | JP6936997B2 (ja) |
CN (1) | CN110834478B (ja) |
CA (1) | CA3027952A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7396207B2 (ja) * | 2020-06-03 | 2023-12-12 | トヨタ自動車株式会社 | 電極板乾燥装置 |
DE102021107462A1 (de) | 2021-03-25 | 2022-09-29 | Canon Production Printing Holding B.V. | Trocknungseinheit für eine Druckvorrichtung zum Bedrucken eines bahnförmigen Aufzeichnungsträgers mit Tinte |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5713138A (en) * | 1996-08-23 | 1998-02-03 | Research, Incorporated | Coating dryer system |
US6308626B1 (en) * | 1999-02-17 | 2001-10-30 | Macdermid Acumen, Inc. | Convertible media dryer for a large format ink jet print engine |
US6152030A (en) * | 1999-02-19 | 2000-11-28 | Fuqua; Rick Lee | Curing apparatus for a multi-color screen printing system |
JP4140149B2 (ja) * | 1999-11-15 | 2008-08-27 | 株式会社ミヤコシ | 塗布材の乾燥装置 |
DE60301217T2 (de) * | 2002-02-14 | 2006-06-01 | Noritsu Koki Co., Ltd. | Bilderzeugungsgerät |
JP2004106346A (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Mutoh Ind Ltd | 記録装置における用紙乾燥方法及び装置 |
US20060096121A1 (en) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Yugen Kaisha Advanced Engineering | Ink drying device of web offset press |
JP2010110926A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Seiko Epson Corp | 乾燥装置、記録装置、及びターゲットの乾燥方法 |
CN101648178B (zh) * | 2009-09-10 | 2012-12-26 | 简甦 | 一种节能烘干方法及节能型烘箱盖 |
JP5470176B2 (ja) * | 2010-07-02 | 2014-04-16 | 株式会社ミヤコシ | ドラム式乾燥機及びドラム式乾燥機のメンテナンス方法 |
JP5556574B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2014-07-23 | セイコーエプソン株式会社 | 画像記録装置、及び、画像記録方法 |
JP5480114B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2014-04-23 | 株式会社ミヤコシ | インクジェット記録装置及びそれを用いたインクジェット記録方法 |
US8534825B2 (en) * | 2011-02-11 | 2013-09-17 | Xerox Corporation | Radiant heater for print media |
JP5658629B2 (ja) | 2011-07-13 | 2015-01-28 | 株式会社ミヤコシ | インクジェット記録装置 |
CN104661825A (zh) * | 2012-06-15 | 2015-05-27 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于将印刷液体间接施加到承印材料上的方法 |
JP6107265B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-04-05 | セイコーエプソン株式会社 | 画像記録装置 |
JP3187604U (ja) * | 2013-09-25 | 2013-12-05 | 株式会社オリエント総業 | 乾燥装置 |
WO2015065446A1 (en) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing on a media web |
JP6225660B2 (ja) * | 2013-11-20 | 2017-11-08 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP6464680B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2019-02-06 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
WO2016084245A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | ユニ・チャーム株式会社 | シート製造方法及び乾燥方法 |
CN204414792U (zh) * | 2014-12-05 | 2015-06-24 | 天津市侨阳印刷有限公司 | 一种印刷快速干燥装置 |
JP2016107549A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | セイコーエプソン株式会社 | 液体塗布装置の構築方法、及び、液体塗布装置 |
JP6498522B2 (ja) * | 2015-05-15 | 2019-04-10 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 印刷装置 |
JP6759569B2 (ja) * | 2015-12-15 | 2020-09-23 | セイコーエプソン株式会社 | 液滴吐出装置 |
JP6570442B2 (ja) * | 2015-12-16 | 2019-09-04 | 株式会社Screenホールディングス | 乾燥装置、印刷装置、および乾燥方法 |
CN107458081A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-12-12 | 湖州博润实业有限公司 | 一种纺织品印花工作机 |
CN207466082U (zh) * | 2017-11-20 | 2018-06-08 | 连江捷恒工业设计有限公司 | 一种烘干的全自动锡膏印刷机 |
-
2018
- 2018-07-25 JP JP2018139837A patent/JP6936997B2/ja active Active
- 2018-11-09 CN CN201811333303.XA patent/CN110834478B/zh active Active
- 2018-11-09 EP EP18205401.5A patent/EP3599100B1/en active Active
- 2018-11-14 US US16/190,829 patent/US10518558B1/en active Active
- 2018-12-18 CA CA3027952A patent/CA3027952A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110834478B (zh) | 2021-12-21 |
CA3027952A1 (en) | 2020-01-25 |
EP3599100B1 (en) | 2020-07-29 |
US10518558B1 (en) | 2019-12-31 |
EP3599100A1 (en) | 2020-01-29 |
CN110834478A (zh) | 2020-02-25 |
JP2020015235A (ja) | 2020-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7415219B2 (en) | Sheet carrier and image formation apparatus with ventilation system to blow air against predetermined members therein | |
JP6967280B2 (ja) | インク乾燥装置 | |
JP7089911B2 (ja) | 乾燥装置及びそれを備えたインクジェット印刷装置 | |
JP6936997B2 (ja) | 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 | |
JP2020016389A5 (ja) | ||
JP6474312B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2012076227A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP3255070B2 (ja) | 乾燥用加熱ローラーを具備した輪転機 | |
JP2017211151A (ja) | 乾燥装置 | |
JP6295555B2 (ja) | 印刷システム及びその乾燥機 | |
JP6989926B2 (ja) | 乾燥装置及びそれを備えるインクジェット印刷装置 | |
US20100118096A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2011161737A (ja) | ウェブ搬送装置及び印刷機 | |
JP7202940B2 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JP2002287317A (ja) | 乾燥装置 | |
JP2020168771A (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
WO2022070383A1 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
EP4238776A1 (en) | Base-material drying device and printing device | |
US6418289B1 (en) | Drying device and method for drying ink on a medium | |
JP6595946B2 (ja) | 塗工装置 | |
JP2024088529A (ja) | 乾燥部を有する記録装置、および乾燥制御方法 | |
JP2020152009A (ja) | 印刷装置および乾燥方法 | |
JPH0911442A (ja) | 乾燥装置 | |
JP2014019070A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200813 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6936997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |