JP4701889B2 - 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 - Google Patents
液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4701889B2 JP4701889B2 JP2005207569A JP2005207569A JP4701889B2 JP 4701889 B2 JP4701889 B2 JP 4701889B2 JP 2005207569 A JP2005207569 A JP 2005207569A JP 2005207569 A JP2005207569 A JP 2005207569A JP 4701889 B2 JP4701889 B2 JP 4701889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- suction port
- cap member
- droplet discharge
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
[第1実施形態]
図4、図5に示すように、ヘッドユニット10では、記録ヘッド32が、複数(例えば図示するように6個)の短尺状の記録ヘッド33を用紙Pの幅方向に配列した構成となっている。各記録ヘッド33では、ノズル50が用紙Pの幅方向へ2列配列されている。
・Cabojet−300(商品名:キャボット社製):4質量%
・スチレン−アクリル酸ナトリウム共重合体:1質量%
・ジエチレングリコール:20質量%
・グリセリン:5質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物:0.5質量%
・イオン交換水:残部
また、このインクのpHは8.5、体積平均粒子径は93nm、表面張力は31mN/m、粘度は3.3mPa・sである。
また、キャップ82の底面82B全体を多孔質体によって覆っていないことによって、増粘又は固化し易いインクを使用した場合でも、目詰まり等による吸引機能の低下を引き起こすことなく、長期にわたって機能を維持できる。
[第3実施形態]
図12(A)、(B)に示すように、キャップ104の底面104Bには2つの吸引口104Cが形成されている。また、キャップ104の下面からはチューブ84が取付けられるボス104Dが突出している。このボス104D内では、2つの吸引口104Cが合流している。
[第4実施形態]
図13(A)、(B)に示すように、キャップ82の吸引口82Cは、親水性材料であるポリビニールアルコール(PVA)を材料とした多孔質体(商品名:ベルイータ(アイオン社製))や、ポリオレフィン系親水性多孔質焼結成形体(商品名:サンファイン(旭化成社製))等の多孔質体や、ポリエステルフェルト繊維材料、また、アクリルニトリルフェルト繊維材料、更には、ポリエステルフェルト繊維材料とアクリルニトリルフェルト繊維材料が混合された不織布等のインク吸収部材106で覆われている。ここで、インク吸収部材106は、吸引口82Cのみを覆っており、底面82Bは露出させている。このため、インク吸収部材106全体に吸引圧が集中して作用し、インク吸収部材106に吸収されたインクを残らず、吸引口82Cから吸い出すことができる。これによって、インク吸収部材106からノズル面33Nへのインクの再付着を防止できる。
28 搬送ベルト(搬送手段)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
34 メンテナンスユニット
50 ノズル
82 キャップ(キャップ部材)
82B 底面
82C 吸引口
82E 主溝(凹部)
82F 副溝(凹部)
82G 凸部
94 吸引ポンプ(吸引手段)
102 キャップ(キャップ部材)
102B 底面
102E 溝(凹部)
102G 凸部
104 キャップ(キャップ部材)
104B 底面
104E 主溝(凹部)
104F 副溝(凹部)
104G 凸部
106 インク吸収部材(液体吸収部材)
I インク(液体)
P 用紙(記録媒体)
Claims (6)
- ノズルから水性インクの液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの前記ノズルをキャップする部材で、前記ノズルから前記水性インクを吸引する吸引口が底面に設けられ、下面からボスが突出しており、前記ボスから前記底面へ前記吸引口が挿通され、且つ、前記底面が前記吸引口へ向かって下り勾配で傾斜した液滴吐出ヘッド用のキャップ部材であって、
前記底面に、前記吸引口へ向かって延びる凹部と前記凹部に沿って延びる凸部を形成し、前記凸部に撥水処理を施し、前記凹部に親水処理を施し、前記吸引口が形成されたボスの内周面には、前記凹部内を流れる水性インクが、前記吸引口の周囲で止まらずに前記吸引口へ流れ込むように、前記凹部より連続して軸方向に延びる凹部が設けられることを特徴とする液滴吐出ヘッド用のキャップ部材。 - 前記凸部を前記凹部へ下り勾配で傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド用のキャップ部材。
- 前記底面に前記吸引口を複数設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出ヘッド用のキャップ部材。
- 前記吸引口のみを覆って前記底面を露出させる液体吸収部材を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド用のキャップ部材。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド用のキャップ部材と、
前記吸引口に吸引圧を発生させる吸引手段と、
を有することを特徴とするメンテナンスユニット。 - 請求項5に記載のメンテナンスユニットと、
液滴を吐出し、また、前記液滴吐出ヘッド用のキャップ部材によってキャップされるノズルが設けられ、前記吸引手段によって前記ノズルから前記水性インクを吸引される液滴吐出ヘッドと、
前記ノズルに対向させて記録媒体を搬送する搬送手段と、
を有することを特徴とする液滴吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005207569A JP4701889B2 (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005207569A JP4701889B2 (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007021907A JP2007021907A (ja) | 2007-02-01 |
JP4701889B2 true JP4701889B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=37783292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005207569A Expired - Fee Related JP4701889B2 (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4701889B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5399053B2 (ja) * | 2008-11-26 | 2014-01-29 | 株式会社アドテックス | インクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置、これを備えたインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置 |
JP4710984B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2011-06-29 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP5741107B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2015-07-01 | セイコーエプソン株式会社 | メンテナンス装置および液体噴射装置 |
JP6331473B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2018-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体受容装置、液体噴射装置及び液体排出方法 |
JP2020168798A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | ローランドディー.ジー.株式会社 | インクジェットプリンタおよびインクジェットプリンタにおけるクリーニング処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001071514A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-21 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置 |
JP2001146018A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-05-29 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置におけるキャッピング手段からのインク排出方法ならびに同装置に用いられるインク組成物 |
-
2005
- 2005-07-15 JP JP2005207569A patent/JP4701889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001071514A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-21 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置 |
JP2001146018A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-05-29 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置におけるキャッピング手段からのインク排出方法ならびに同装置に用いられるインク組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007021907A (ja) | 2007-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4830659B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
US8231208B2 (en) | Liquid ejection head | |
JP4682758B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
US20200207097A1 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
US9796184B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
EP3792063B1 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP2007276256A (ja) | 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの製造方法 | |
JP2018016035A (ja) | キャップ装置及び液体噴射装置 | |
JP4701889B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置 | |
CN102083629B (zh) | 液体喷射头、液体喷射记录装置以及液体喷射头的液体填充方法 | |
JP2005131969A (ja) | インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ | |
JP2013078954A (ja) | インクジェットプリントヘッドの洗浄装置 | |
JP4682695B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2006231812A (ja) | 記録ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2018154117A (ja) | 液体吐出装置、及び吸引装置 | |
US20060187259A1 (en) | Method of manufacturing nozzle plate, liquid ejection head, and image forming apparatus comprising liquid ejection head | |
JP2008062389A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP4639909B2 (ja) | 液滴噴射装置、インクジェットプリンタ及び液滴移動装置 | |
JP6652185B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011148256A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2009078406A (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP2009012383A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2017189969A (ja) | ノズル板、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、ノズル板の製造方法 | |
JP2004314319A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2020082671A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニットおよび液体を吐出する装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110221 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |