JP5399053B2 - インクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置、これを備えたインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置 - Google Patents

インクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置、これを備えたインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置 Download PDF

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本発明は、インクジェット吐出孔、面に付着した吐出液をメカ部材を用いることなく、洗浄液のみにて、確実、超高速にクリーニングするインクジェット塗布装置のラインヘッドワイピング装置に関する。
近年、インクジェット技術の用途は産業分野にも進出しており、例えば大型カラーインクジェットプリンタ(布地用)としてデジタルテキスタイルプリンタ等と称し、スクリーン捺染に変わる多品種小ロット生産に最適なインクジェット捺染システムや、LCD(液晶)用のカラーフィルター形成や回路基板の配線用のプリンタが開発されている。
ところで、インクジェットプリンタに一般的に使われる方式には、サーマル方式とピエゾ方式の2種類があり、近年はピエゾ方式に注目が集まっているが、いずれにしても一般用から工業用まで多様な用途と各種特性のインクに対応するインクヘッドが提案されている。これらについて問題となるのは、ノズルヘッドのヘッド面やノズル孔(本明細書ではこれらを洗浄対象として以下に説明するが、特に必要が無ければ単にヘッド面を洗浄するものとして説明する。ただし、ノズル孔を洗浄する場合を除外するものではないことは勿論である。)
このようなインクジェットプリンタに用いられるノズルヘッドに関しては、現状では効率よく洗浄することが望まれている。すなわち、非接触式又はノズル周辺での接触式で、機械的なものではなく、コンパクトで、溶剤使用をベースにかつ溶剤使用量の少量化を図り、溶剤の供給方式、短時間での処理(例えば目標としては1秒以下)が可能で、さらにはノズル面の乾燥を考慮したものの開発が希求されている。
そこで、本発明は上記の諸点を満足し得るインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置、これを備えたインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置を提供することを目的とする。
本発明のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置のうち請求項1に係るものは、洗浄ヘッドが、前記インクジェット塗布装置のノズルヘッドが直線状に備えるインク吐出ヘッドが外部へ臨む面を装入可能な洗浄溝と、該洗浄溝内で前記インク吐出ヘッド面を洗浄するための薬液や、前記インク吐出ヘッド面を乾燥させるための空気や気泡を前記洗浄溝の一方側から該洗浄溝内へ注入させる供給口及び供給手段と、前記供給口から注入された前記薬液や空気、気泡を前記洗浄溝外へ排出する排出口及び排出手段とを備えてなることを特徴とする。
請求項に係るものは、請求項のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、前記第1の注入経路、第2の注入経路の順に、あるいはその逆の順に、または両経路から同時に前記洗浄溝内へ薬液、空気、気泡のいずれかを注入可能としてなることを特徴とする。
請求項に係るものは、請求項1または2のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、前記洗浄溝の底面に、前記薬液、空気、気泡の流れる方向と角度をなす凹凸部を設け、前記洗浄溝内で前記薬液、空気、気泡の流れを乱すようにしてなることを特徴とする。
請求項に係る画像形成装置は、請求項のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、前記凹凸部が薬液、空気、気泡の流れる方向と直角あるいは略直角をなすように配してなることを特徴とする。
請求項に係るものは、請求項1からのいずれかのインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置であって、前記インク吐出ヘッドが外部へ臨む面と前記洗浄ヘッドの上面との間に所要のスペースを形成するためのスペーサを備え、該スペーサが前記洗浄ヘッドの前記洗浄溝に対応する部位を開口させてなることを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果がある。すなわち、
・薬液を効率よくインクジェット塗布装置のノズルヘッド面にあてられる
・薬液洗浄中、薬液の飛散がない
・吸引効果の調整が容易になる
・微細な隙間でも薬液通過が可能な薬液流路効果で薬液を帯状に保ちやすい
・余分な機械的な部材がない
・したがって、非接触あるいはノズル周囲だけでの接触でのノズルヘッドの洗浄が可能となる。
また洗浄溝内へ少なくとも薬液を少量注入可能な第2の注入経路を備えることで、
・小粒子洗浄機構追加により、薬液等の必要量を少なくすることが可能となる。
さらに、洗浄溝の底面に凹凸部を設けることで、
・薬液の流路をなす洗浄溝内で、薬液を乱流にし、ノズルヘッド面に効率よく当てることができ、しかも薬液を帯状に広げられ、省レジ化が可能になる。
またさらに、ノズルヘッド洗浄装置を上昇させてノズルヘッドに対して近接させた際に、隙間を0.1mm以下に保つことで、省スペース化が図れる
・周囲からの大気流入により、薬液の飛散防止、薬液との衝突により気泡ができ、洗浄効果が増大するとともに、ノズル面の乾燥もいっそう容易にできるようになる。
本発明は、ノズルヘッドを、雁形状や直線状に並べたインクジェット塗布装置のラインヘッド面に、洗浄用のノズルを近接させ、そこに刻まれた溝に真空吸引を利用し、薬液、空気、気泡を流入させ、ノズルヘッド面をワイピングし乾燥させるようにしたインクジェットヘッドワイピング装置であり、洗浄用のヘッドをノズルヘッドに適度な間隔をおいて配置し、自動昇降により平行に近接させて洗浄のためのワイピング姿勢と、ノズルヘッドから離れて位置する待機姿勢とに自動的に移動可能にしたものである。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。なお本発明は以下に説明し、図示する実施例に限定されるものではなく、本明細書において開示したものと均等な部材、装置、手段等々を用いたものをも含み、また洗浄対象もインクジェット塗布装置のラインヘッドに限定されず、類似のものをも対象とするものである。
図1は本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置の実施例1を示す斜視図(A)と、洗浄対象であるノズルヘッドのノズル面を示す図(B)である。図中1はノズルヘッド、2はそのノズル面、3はノズル孔(例えばΦ0.04mm、256個x2列:本来のサイズで図示できないので、図の左側に数個だけ拡大表示してある)、4はノズル孔3を設けた部位(本発明で洗浄対象となる部位:例えば長さL=45mm、幅W=3.7mm)である。このノズルヘッド1の構造、機構等は周知であるので説明を省略する。なおノズル孔3を構成する素材については後述する洗浄で使用する薬液による影響を避け得る素材を用い、あるいは薬液の影響から保護できる構造を有するものとすることが望ましい。
また図中10はノズルヘッド洗浄装置で、ベース台11上に、装着溝12を備え、ノズルヘッド1のノズル面2と洗浄ヘッド20の上面との間にスペースを形成するスペース板13を取り付け、スペース板13の下部に洗浄ヘッド20を取り付けて構成してある。
スペース板13の装着溝12は、ノズルヘッド1のノズル面2とその上方の部位が若干入り込むようにして嵌め、ノズル孔3を設けた部位4が洗浄ヘッド20に設けた洗浄溝21に対向するよう、図示の例では細長い凹状のものになっている。もちろん、この装着溝12の形状は主としてノズルヘッド1のノズル面2の形状に対応させるものである。
なお詳細は後述するが、本実施例装置の洗浄ヘッド20内には薬液等の流路が形成してあり、洗浄用の薬液を供給するための薬液洗浄電磁弁22と薬液収納部23、小流量の薬液を供給して捨て撃ちしたインクを予備的に洗浄をするための小流量薬液電磁弁24と薬液収納部25、流路内の薬液等を吸引して排出するための真空吸引用の電磁弁26と吸引した薬液を入れる薬液収納部27を備えている。図中28・・はそれぞれ薬液配管である。なお、小流量薬液電磁弁24と薬液収納部25とを備えない形態の洗浄ヘッドでもかまわないが、本実施例では備える構成のものとして実施例を説明する。
図2は洗浄ヘッド20の一例を示す斜視図(A)と、捨て撃ちインク洗浄用の部分を示す側面図(B)である。この例の洗浄ヘッド20は、図示のように、ほぼ直方体形状を有し、内部には薬液等の流路29、30、31が形成してあり、上面中央には薬液の流路となる洗浄溝21(例えば深さ0.5mm)を設け、その両端に流路29に連なって開口する薬液供給口33(例えばΦ4mm)と、流路31に連なって開口する真空吸引口34(例えばΦ4mm)を備えている。なお、薬液供給口33と真空吸引口34とは必ずしも同径である必要はない。なお図中35、36は、薬液配管28の洗浄ヘッド20本体への接続端部である。また捨て撃ちインク洗浄用の薬液を流すための流路30は、流路29への接続部分が図2(B)に詳細に示すように細く絞って(例えばΦ0.5mm)あり、注入する薬液の流速を上げ得るようにしてある。
図3は洗浄ヘッド20の上面の洗浄溝21を示す斜視図(A)と、洗浄溝21の一部を拡大して示す平面図(B)である。洗浄溝21には、薬液を流す方向と直交する方向に縦溝37(例えば幅W=9mmに、例えば間隔w=1mmおきに溝幅一杯まで、例えば深さは0.3mmで形成する)を設けて凹凸形状を構成し、洗浄溝21内における薬液の流れを乱流化し、洗浄溝21の乱流化した薬液が溝幅一面に広がるようにするとともに、ノズルヘッド1のノズル面2のノズル孔3を設けた部位4全面に薬液が接触し得るようにしてある。
本実施例での洗浄は、薬液の溶解性(液浸等)、流速による衝撃、空気流入による気泡、空気等の要素が一体となり、例えば1秒以下の時間で洗浄、乾燥を完了させるというものである。この種の洗浄は、ワイピング等と称されるが、どのようなものであっても、ノズルヘッド1のノズル面2の洗浄に適するものであれば採用可能である。
図4は、ノズルヘッド1のノズル孔3からインクを吐出した後の状態の一例を示す拡大底面図である。ノズル孔3を設けた部位4のあちらこちらにインク滴39が残存している状態を示す。このような状態が本発明に係る装置での洗浄対象状態である。
図5は、ノズルヘッド1のノズル孔3からインク40を捨て撃ちするのと同時に、小流量薬液電磁弁24を作動させて薬液収納部25から少量の薬液41を流路30から流路29、開口33を経てノズルヘッド1のノズル面2と洗浄ヘッド20の上面と洗浄溝21の間のスペースS(例えば0.05mm)へ注入して捨て撃ちで残ったインク滴39を洗浄する状態を模式的に示す概念的断面図である。一例としては、流路30から注入する薬液41は断続的に0.4cc、あるいは一気に0.4ccとする。なおこのテストでは流路29を大気に開放し薬液41の注入とともに大気が吸入されるようにして行ったが、これ以外の方式、例えば薬液配管28に切換弁を設け、大気開放と薬液収納部23への接続とを切り替える方式や、同じく切換弁を設け、エアの注入手段と薬液収納部23への接続とを切り替える方式等、種々採用できる。また、スペースSの値を種々変更することでスペースSの内圧を調整し、洗浄効果を種々変更できる。
図6は、図5に示し、上述した捨て撃ち洗浄テストのテスト前のノズルヘッド1の拡大底面図(A)と、テスト後の拡大底面図(B)である。なお図6(A)は、図4の状態といわば同じ状態である。この形態で洗浄テストを行ったところ、図6(B)のようにノズル孔3を設けた部位4に残存、付着していたインク滴39をきれいに洗浄、除去できた。なお、詳細な図示、説明は省略するが、本願発明者の行った実験では、ノズル孔3の出口近傍に残存したインクについても同様の洗浄を行えた。
すなわち本実施例では、流路30から注入されたごく少量の薬液41が先端のノズル状部分からΦ0.5mmよりも小粒子化されて注入のために生じる気流42によって加速され、微粒小化し、微粒子が衝撃を持って残留しているインクに衝突し、インクも微粒子化させるために、小流量でも十分な洗浄、乾燥効果を奏するものと考えられる。
なお、上述した小流量薬液電磁弁24、薬液収納部25を何らかの理由で使用できない場合は、もともとそれらを持たない洗浄ヘッドの場合、図7に示すように、薬液洗浄電磁弁22と薬液収納部23とを用いてやはり0.4ccの薬液を流路29から注入し、洗浄する。これによっても上述の場合と同等の洗浄効果を得られる。ただし、気流による加速効果があまり得られないことが考えられるので、薬液は一気に注入し、それによって薬液の移動速度を上げるようにすることが好ましいと考えられる。
図8は、本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置の一実施例を示す斜視図である。本実施例は、複数のノズルヘッド1を雁形状(図示しないが他には例えば直線状)に並べたインクジェット塗布装置のラインヘッド50を、ベルト・移動テーブル51を用いて搬送し、ノズルヘッド1の配置形態に対応させて洗浄ノズル20を配置した洗浄装置52を昇降装置53により上昇させて近接させ、上述の実施例1と同様にしてノズルヘッド1のノズル面2を洗浄しようというものである。
図9は、図8に示した昇降装置53とその上に搭載した洗浄装置52とを詳細に示した斜視図である。昇降装置53は、モータ54により洗浄装置52のテーブル55を昇降駆動するもので、周知の昇降装置であってかまわない。図示の例では、複数のリニアウェイ56・・・、くさび57、ボールネジ58、センサ59、ベース60、モータブラケット61、手動用ノブ62等を備えている。そして、洗浄ノズル20を複数個搭載した洗浄装置52のノズル搭載テーブル63をノズルヘッド1に対して自動昇降により平行に近接させて洗浄するためのワイピング姿勢と、ノズルヘッド1から離れて位置する待機姿勢とに自動的に移動可能にしてある。
図10は本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置の他の実施例を示す斜視図である。本実施例は、インクジェット塗布装置のラインヘッド50と、昇降装置53に搭載した洗浄装置52の周囲環境の温湿度管理、インク飛散防止、安全対策を考慮し、恒温、恒湿、クリーンエアーの注入用のフード65でラインヘッド50と昇降装置53を覆ったものである。なお、例えばフード65を昇降させるようにするなどして、図8の実施例と同様に搬送装置と組み合わせることも可能である。
本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置の実施例1を示す斜視図(A)と、洗浄対象であるノズルヘッドのノズル面を示す図(B) 洗浄ヘッドの一例を示す斜視図(A)と、捨て撃ちインク洗浄用の部分を示す側面図(B) 洗浄ヘッドの上面の薬液流路溝を示す斜視図(A)と、薬液流路溝の一部を拡大して示す平面図(B) ノズルヘッドのノズル孔からインクを吐出した後の状態の一例を示す拡大底面図 図1の実施例装置によって、捨て撃ちで残ったインク滴を洗浄する状態を模式的に示す概念的断面図 捨て撃ち洗浄テストのテスト前のノズルヘッド1の拡大底面図(A)と、テスト後の拡大底面図(B) 捨て撃ち洗浄テストの他の形態を模式的に示す概念的断面図 本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置の一実施例を示す斜視図 図8に示した昇降装置とその上に搭載した洗浄装置とを詳細に示した斜視図 本発明に係るインクジェット塗布装置のノズルワイピング装置の他の実施例を示す斜視図
符号の説明
1:ノズルヘッド
2:ノズルヘッドのノズル面
3:ノズル孔
4:ノズル孔を設けた部位
10:ノズルヘッド洗浄装置
11:ベース台
12:装着溝
13:スペース板
20:洗浄ヘッド
21:洗浄溝
22:薬液洗浄電磁弁
23:薬液収納部
24:小流量薬液電磁弁
25:薬液収納部
26:真空吸引用の電磁弁
27:薬液収納部
28:薬液配管
29、30、31:薬液等の流路
33:薬液供給口
34:真空吸引口
35、36:接続端部
37:縦溝
39:インク滴
40:インク
41:薬液
50:インクジェット塗布装置のラインヘッド
51:ベルト・移動テーブル
52:洗浄装置
53:昇降装置
54:モータ
55:テーブル
56:リニアウェイ
57:くさび
58:ボールネジ
59:センサ
60:ベース
61:モータブラケット
62:手動用ノブ
63:ノズル搭載テーブル
65:恒温、恒湿、クリーンエアーの注入用のフード
S:スペース

Claims (5)

  1. インクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置であって、
    洗浄ヘッドが、
    前記インクジェット塗布装置のノズルヘッドが直線状に備えるインク吐出ヘッドが外部へ臨む面を装入可能な洗浄溝と、
    該洗浄溝内で前記インク吐出ヘッド面を洗浄するための薬液や、前記インク吐出ヘッド面を乾燥させるための空気や気泡を前記洗浄溝の一方側から該洗浄溝内へ注入させる供給口及び供給手段と、
    前記供給口から注入された前記薬液や空気、気泡を前記洗浄溝外へ排出する排出口及び排出手段と、
    を備え、
    前記洗浄ヘッドの前記供給口が、
    少なくとも薬液を多量に注入可能な第1の注入経路と、
    該第1の注入経路の途中から又は前記第1の注入経路とは別途に、前記洗浄溝内へ少 なくとも薬液を少量注入可能な第2の注入経路と、
    該第2の注入経路に接続して前記洗浄溝内へ薬液、空気、気泡のいずれかを注入する 第2の供給手段と、
    を備えてなることを特徴とするインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置。
  2. 請求項1のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、
    記第1の注入経路、第2の注入経路の順に、あるいはその逆の順に、または両経路か ら同時に前記洗浄溝内へ薬液、空気、気泡のいずれかを注入可能としてなることを特徴とするインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置。
  3. 請求項1または2のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、
    前記洗浄溝の底面に、前記薬液、空気、気泡の流れる方向と角度をなす凹凸部を設け、 前記洗浄溝内で前記薬液、空気、気泡の流れを乱すようにしてなることを特徴とするインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置。
  4. 請求項3のインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置において、
    前記凹凸部が薬液、空気、気泡の流れる方向と直角あるいは略直角をなすように配してなることを特徴とするインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置。
  5. 請求項1からのいずれかのインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置であって、
    前記インク吐出ヘッドが外部へ臨む面と前記洗浄ヘッドの上面との間に所要のスペース を形成するためのスペーサを備え、
    該スペーサが前記洗浄ヘッドの前記洗浄溝に対応する部位を開口させてなることを特徴とするインクジェット塗布装置のノズルヘッド洗浄装置。
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