JP2001071514A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

Info

Publication number
JP2001071514A
JP2001071514A JP25350799A JP25350799A JP2001071514A JP 2001071514 A JP2001071514 A JP 2001071514A JP 25350799 A JP25350799 A JP 25350799A JP 25350799 A JP25350799 A JP 25350799A JP 2001071514 A JP2001071514 A JP 2001071514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
capping
liquid holding
ink jet
holding means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25350799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hara
和彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP25350799A priority Critical patent/JP2001071514A/ja
Priority to DE60031215T priority patent/DE60031215T2/de
Priority to AT00119332T priority patent/ATE342167T1/de
Priority to US09/657,654 priority patent/US6481826B1/en
Priority to EP00119332A priority patent/EP1083052B1/en
Publication of JP2001071514A publication Critical patent/JP2001071514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の休止中における記録ヘッドからのイン
ク溶媒の揮散を抑制し、印字障害の発生を防止し得るよ
うにしたインクジェット式記録装置を提供する。 【解決手段】 キャッピング手段9には、キャップ部材
22により構成される開口部からインク排出口23に向
かって連続的に縮小し、キャッピング手段内のインクを
排出口23に向かって案内する傾斜面24を有するテー
パ状の空間部25が形成されている。また、インク排出
口23から負圧発生手段に連通する管路26a内には、
毛細管作用により液体を保持することができる例えば複
数本の突起リブによる液体保持手段が施されている。し
たがって、フラッシング操作により吐出されたインク
は、この液体保持手段によって保持され、インクに含ま
れる水分によってキャッピング手段の内部空間を高湿度
の状態に維持させることができ、ノズル開口におけるイ
ンクの蒸発を効果的に抑制させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データに基づ
いてノズル開口からインク滴を吐出することで記録用紙
に印字を行う記録ヘッドを備えたインクジェット式記録
装置に関し、特に装置の休止中における記録ヘッドから
のインク溶媒の揮散を抑制し、印字障害の発生を防止し
得るようにしたインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給
を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記
録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備
え、記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移
動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させるこ
とで記録が行われる。
【0003】そして、キャリッジ上にブラックインクお
よびイエロー、シアン、マゼンタの各カラーインクが吐
出可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテ
キスト印刷ばかりではなく、各インクの吐出割合を変え
ることにより、フルカラー印刷を可能としている。
【0004】前記した記録装置に搭載された記録ヘッド
は、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からイン
ク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノ
ズル開口からのインク溶媒の蒸発に起因するインク粘度
の上昇や、インクの固化により、または塵埃の付着、さ
らにはインク流路への気泡の混入などにより、印刷不良
を発生させるという問題を抱えている。
【0005】このために、この種のインクジェット式記
録装置には、非印刷時(休止時)に記録ヘッドのノズル
形成面を封止するためのキャッピング手段と、必要に応
じてノズル形成面を払拭して清掃するワイピング部材が
備えられている。
【0006】このキャッピング手段は、印刷の休止時に
前記したノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋体とし
て機能し、記録ヘッドのノズル開口の乾燥による目詰ま
りを抑制させることで、印字の再開時においての印字動
作の信頼性が確保できるようになされている。さらに、
このキャッピング手段はノズル形成面を封止し、負圧発
生手段としての吸引ポンプからの負圧により、ノズル開
口からインクを吸引排出させてノズル開口のインク固化
による目詰まりや、インク流路内への気泡混入によるイ
ンク吐出不良を解消するクリーニング手段としての機能
をも備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、印刷
動作の休止中においてキャッピング手段がノズル開口に
おけるインクの乾燥を防止する蓋体として有効に機能す
るために、従来の記録装置においてはキャップ動作の直
前に記録ヘッドから所定量のインクをキャッピング手段
内に吐出させる制御シーケンスが採用されている。
【0008】一方、キャッピング手段においては、矩形
状に形成された内底部に、シート状に形成された多孔質
発泡体によるインク吸収材が全面にわたって収納され、
このインク吸収材によってインクを保持し、ノズル形成
面を封止した状態におけるキャッピング手段の内部空間
を湿潤状態に維持させるようになされている。
【0009】ところで、キャッピング手段内を湿潤状態
に保持させる印刷用インクには、水分の他に保湿剤とし
てグリセリンあるいはジエチレングリコールなどの多価
アルコール類が混入されている。これらの多価アルコー
ル類は空気中の水分を吸収する(抱き込む)性質を有し
ており、これをインク溶媒として用いることにより、イ
ンクの増粘および固化を抑制し、主に記録ヘッドにおけ
る微細なノズル開口の目詰まりを防止するように配慮さ
れている。
【0010】しかしながら、前記したように多孔質発泡
体によるインク吸収材がキャッピング手段における内底
部の全面にわたって配置されている状態においては、時
間経過と共にインク吸収材より水分は蒸発するものの、
前記した保湿剤はインク吸収材に残り、この組成比率は
記録装置の使用時間の経過と共に逐次高くなる。
【0011】したがって、前記した保湿剤が組成比率の
高い状態でインク吸収材に残された場合においては、こ
の保湿剤は記録ヘッドのキャッピング状態における内部
空間の水分をむしろ吸収するように作用し、記録ヘッド
のノズル開口におけるインクの乾燥を促進させるという
問題に発展する。
【0012】本発明はかかる技術的な課題を解決するた
めになされたものであり、キャッピング手段の内部空間
に前記したような高濃度の保湿剤を滞積させることな
く、且つインク中に含まれる水分によって湿潤状態を維
持し得るキャッピング手段を備えたインクジェット式記
録装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、印刷データに基づいてノズル開口からインク滴を
吐出することで記録用紙に印字を行うインクジェット式
記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止
し、負圧発生手段からの負圧を受けてノズル開口からイ
ンクを吸引排出させることができるキャッピング手段と
を具備したインクジェット式記録装置であって、前記キ
ャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面を封止
する開口部と、前記開口部からインク排出口に向かって
連続的に縮小し、キャッピング手段内のインクを排出口
に向かって案内する傾斜面を有するテーパ状の空間部が
形成され、且つ前記インク排出口から負圧発生手段に連
通する管路には、毛細管作用により液体を保持すること
ができる液体保持手段を施した構成とされる。
【0014】この場合、好ましくは前記液体保持手段
は、前記管路の中心部に向かって突出する複数条の突起
リブにより構成される。また、前記液体保持手段は、管
路の内面に沿って形成された複数条の溝部により構成さ
れる場合もある。
【0015】さらに、前記液体保持手段は、インク排出
口と管路との連通部に配置された多数の微細空間を有す
る液体吸収部材により構成されていてもよい。さらにま
た、前記液体保持手段として、前記管路に沿って独立し
て形成された複数の細管により構成される場合もある。
【0016】そして、前記したいずれの構成を採用する
にしても、キャッピング手段における開口部からインク
排出口に向かって形成されるキャッピング手段内の傾斜
面には、撥水処理が施されていることが望ましく、ま
た、前記液体保持手段には、親水処理が施されているこ
とが望ましい。
【0017】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、これに搭載されたキャッピング手段
には、記録ヘッドのノズル形成面を封止する開口部から
インク排出口に向かって連続的に縮小する傾斜面を有す
るテーパ状の空間部が形成されているので、ノズル開口
から吐出されたインクは停滞することなく平滑な傾斜面
に沿ってインク排出口に向かって流入する。そして、負
圧発生手段により吸引を行った場合には、インク排出口
から負圧発生手段に連通する管路に施された液体保持手
段によってインクが残ることなく外部へ排出される。
【0018】したがって、インクに含まれる前記した保
湿剤がキャッピング手段の内部空間に高濃度に蓄積され
る問題を解消することができる。そして、インク排出口
に連通する管路に施された液体保持手段には、キャッピ
ング時の直前に記録ヘッドより吐出されたインクが保持
されるので、このインクに含まれる水分がキャッピング
手段の内部空間を高湿度の状態に保持し、ノズル開口に
おけるインクの蒸発を効果的に抑制するように作用す
る。
【0019】この場合、前記したようにキャッピング手
段における開口部からインク排出口に向かって形成され
る傾斜面に撥水処理を施すことにより、ノズル開口から
吐出されたインクを傾斜面からインク排出口に向かって
円滑に誘導させることができる。また、インク排出口か
ら負圧発生手段に連通する管路に施された液体保持手段
に親水処理を施すことにより、この液体保持手段におけ
る毛細管作用によるインクの保持作用をより増大させる
ことができる。
【0020】すなわち、クリーニング操作において記録
ヘッドよりインクを吸引排出させる場合においては、キ
ャッピング手段内におけるインクを確実に排出させるこ
とができる。また、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆
動信号を印加してインク滴をキャッピング手段内に空吐
出させるフラッシング操作を実行した場合には、フラッ
シング操作により補充されたインクを、前記液体保持手
段により保持させることができ、フラッシング操作によ
り吐出されたインクに含まれる水分によってキャッピン
グ手段の内部空間を高湿度の状態に保持させることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。図1は本発明が適用された記録装置本体の
全体構成を斜視図によって示したものである。図1にお
いて符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキ
ャリッジモータ2により駆動されるタイミングベルト3
を介し、ガイド部材4に案内されてプラテン5の軸方向
に往復移動されるように構成されている。
【0022】キャリッジ1の記録用紙6に対向する下側
面には、後述するインクジェット式記録ヘッドが搭載さ
れ、またその上部には記録ヘッドにインクを供給するブ
ラックインクカートリッジ7、およびカラーインクカー
トリッジ8が着脱可能に装填されている。
【0023】図中符号9は、非印字領域(ホームポジシ
ョン)に配置されたキャッピング手段であって、このキ
ャッピング手段9は記録ヘッドが直上に移動した時に、
上方に進出して記録ヘッドのノズル形成面を封止するこ
とができるように構成されている。そしてキャッピング
手段9の下方には、キャッピング手段9の内部空間に負
圧を与えるための負圧発生手段としての吸引ポンプ10
が配置されている。
【0024】前記キャッピング手段9は、記録装置の休
止期間中において、記録ヘッドのノズル形成面を封止し
てノズル開口からのインク溶媒の蒸発を抑制させる蓋体
として作用すると共に、記録ヘッドに印刷とは関係のな
い駆動信号を印加してインク滴を空吐出させるフラッシ
ング動作時のインク受けとして機能し、さらに前記吸引
ポンプ10からの負圧を記録ヘッドに作用させて、イン
クを吸引排出させるクリーニング機能も兼ね備えてい
る。
【0025】そして、図1に示すようにキャッピング手
段9の印字領域側における近傍には、ゴムなどの弾性板
からなるワイピング部材11が配置されていて、キャリ
ッジ1がキャッピング手段9側に往復移動する際に、記
録ヘッドのノズル形成面を払拭して清掃するワイピング
動作がなされるように構成されている。
【0026】図2は、前記キャリッジ1の移動に伴うキ
ャッピング手段9の昇降機構の例を模式図によって示し
たものである。符号1は前記したキャリッジを示してお
り、このキャリッジ1の下側面には記録ヘッド12が配
置されている。そして、キャリッジ1のホームポジショ
ン側への進行方向の前端部には、係止突起1aが配置さ
れている。
【0027】一方、キャッピング手段9には、基台9a
に対してレバー9bを介して円弧軌跡をもって上下方向
に移動できるスライダ9cが具備されており、このスラ
イダ9cに収納された後述するホルダ部材の上面には、
ゴム素材などによりその端面がほぼ方形状に成形された
キャップ部材9dが配置されている。また、スライダ9
cの上面には、前記キャリッジ1に配置された係合突起
1aによって当接されるフラッグ片9eが配置されてい
る。
【0028】前記レバー9bは基台9a側において支持
軸9fによって軸支されており、またレバー9bの自由
端側において支持軸9gによってスライダ9cを軸支し
ている。さらに、スライダ9cの端部下側面には突起9
hが形成されており、この突起9hは、基台9aに形成
された傾斜面9iに沿って摺動されるように構成されて
いる。
【0029】したがって、キャリッジ1がホームポジシ
ョン側、すなわち矢印A方向に移動した場合には、キャ
リッジ1に配置された係止突起1aが、キャッピング手
段9側に配置されたフラッグ片9eに当接し、キャリッ
ジ1がさらに矢印A方向に進行することにより、スライ
ダ9cを支えるレバー9bは矢印B方向に回動される。
また、スライダ9cの端部下側面に形成された突起9h
は、基台9aに形成された傾斜面9iに沿って摺動す
る。
【0030】よって、スライダ9cは、キャリッジ1の
進行に伴ってほぼ水平状態の姿勢を保持したまま上部に
移動し、これによりスライダ9cに配置されたキャップ
部材9dによって、記録ヘッド12のノズル形成面12
aが封止され、キャッピング状態になされる。
【0031】このキャッピング状態において、図示せぬ
キャリッジロック機構によってキャリッジ1の移動がロ
ックされ、キャッピング状態が維持される。そして、印
字動作に入る場合には、前記したキャリッジロック機構
が解除され、キャリッジモータによってキャリッジ1
は、矢印Aとは逆方向に移動されるため、スライダ9c
は図示せぬ戻しバネの作用によって下降する。
【0032】次に図3乃至図6は、前記した記録装置に
搭載されたキャッピング手段の第1の実施の形態を示し
たものである。なお、図3はキャッピング手段を斜視図
で示しており、図4はこれを縦断面図で示している。ま
た図5はこれを上面方向から視た平面図で示しており、
さらに図6は図4における吸引パイプ部、すなわちC−
C線部分を矢印方向に視た拡大断面図で示している。
【0033】このキャッピング手段9は、図3に斜視図
で示したように、ほぼ直方体状に形成されたホルダ部材
21と、このホルダ部材21の上面部に配置され、ゴム
素材などによりその端面がほぼ方形状に成形されたキャ
ップ部材22とにより構成されている。そして、このキ
ャップ部材22は、図4に示すようにホルダ部材21の
上面部の周縁に沿って埋め込まれた状態でホルダ部材2
1に取付けられている。
【0034】なお、このキャップ部材22は図2におい
て説明したキャップ部材9dと同一のものである。そし
て、このキャップ部材22は前記した記録ヘッド12の
ノズル形成面12aを封止する開口部を構成している。
【0035】一方、ホルダ部材21は例えば合成樹脂に
より成形されており、このホルダ部材21にはキャップ
部材22により形成された開口部からインク排出口23
に向かって連続的に縮小し、キャッピング手段内のイン
クを排出口に向かって案内する傾斜面24を有するテー
パ状の空間部25が形成されている。
【0036】そして、前記インク排出口23が形成され
たホルダ部材21の下側面には、吸引パイプ26がホル
ダ部材21と一体に成形されており、前記インク排出口
23は吸引パイプ26に形成された管路26aに連通さ
れている。吸引パイプ26の下端部にはチューブ27が
接続されており、このチューブ27は負圧発生手段とし
ての前記した吸引ポンプ10に接続されている。
【0037】前記吸引パイプ26に形成された管路26
aには、図6に拡大断面図で示したように毛細管作用に
より液体(インク)を保持することができる液体保持手
段28が施されている。図6に示した実施の形態におい
ては、液体保持手段28は、管路26aの中心部に向か
って突出する複数条の突起リブ28aにより構成されて
いる。この複数条の突起リブ28aの存在により、図6
に模式的に示したように互いに隣接するリブ28aの間
に、毛細管作用によりインクIKが保持される。
【0038】なお、図6に示した実施の形態において
は、ほぼ等間隔をもって同一形状の8本の突起リブ28
aが管路の長手方向に沿って形成されているが、この突
起リブ28aの数は管路26aの内径や突起リブ28a
の高さなどの要件に応じて適宜設定される。
【0039】ここで、キャッピング手段9における開口
部からインク排出口23に向かって形成された傾斜面2
4の表面には、撥水処理が施されていることが望まし
い。この傾斜面24に撥水処理を施すことにより、後述
するようにキャッピング手段内に記録ヘッドよりインク
を吐出させた場合、当該インクは撥水処理が施された傾
斜面24に張り付くことなく、その表面張力により球状
となってインク排出口に向かって円滑に移動する。
【0040】前記した撥水処理を施す手段としては、ホ
ルダ部材21を構成する素材に撥水性の高い材料を用い
る手段、またはホルダ部材21の特に前記した傾斜面2
4に、例えば含フッ素重合体により後処理を行う手段を
挙げることができる。前者のように撥水性の高い材料を
用いる場合においては、ポリプロピレン、ポリアセター
ルなどの高分子樹脂を用いることにより、撥水性を良好
に維持させることができる。
【0041】また、後者のように含フッ素重合体により
後処理を行う場合においては、ポリジパーフルオロアル
キルフマレート、テフロンAF(Du Pont社商
標)、サイトップ(旭硝子株式会社商標)のような含フ
ッ素重合体、あるいは、ジパーフルオロアルキルフマレ
ートとスチレンの交互共重合体、三フッ化塩化エチレン
とビニールエーテルとの交互共重合体、四フッ化塩化エ
チレンとビニルエステルとの交互共重合体などの含フッ
素エチレンと炭化水素系エチレンとの交互共重合体もし
くはその類似体ないし誘導体、フマライト(日本油脂株
式会社商標)が好ましく用いられる。
【0042】具体的な一例として、前記サイトップを用
いる場合には、サイトップCTX−100Aの3%溶液
に、前記ホルダ部材21における傾斜面24を浸漬して
引き上げた後、例えば90℃の雰囲気で1時間程度乾燥
させることで、その表面に撥水層を形成させることがで
きる。
【0043】また、前記キャップ部材22においても、
撥水処理を施すことが有効である。この場合のキャップ
部材22を構成する素材としては、シリコンゴム、フッ
素ゴム、エラストマ材料、あるいはフッ素系やシリコン
系の撥水剤微粉末をベースのゴム材料に内添して成形す
ることで実現させることができる。
【0044】さらに、前記した含フッ素重合体を適宜選
択し、ゴム材料により形成された前記キャップ部材22
を、同様にデップコート(浸漬引き上げ)を行った後
に、所定の温度の雰囲気中で乾燥させることで、撥水処
理を施すことができる。
【0045】一方、複数条の突起リブ28aにより形成
された液体保持手段28、すなわち吸引パイプ26の管
路26a内の表面には、親水処理が施されていることが
望ましい。この液体保持手段28に親水処理を施すこと
により、図6に示したように当該箇所に積極的にインク
が張り付く現象が発生し、毛細管作用によるインクの保
持作用をより増大させることができる。
【0046】前記した親水処理を施す場合の一例として
は、UV照射、プラズマ照射によって表面を活性化し、
濡れ性の高い染料液で高温エージングすることにより、
液体保持手段を構成する表面に濡れ成分を吸着させるこ
とができ、これにより親水性を付与することができる。
【0047】以上の構成において、負圧発生手段により
吸引を行った場合、キャッピング手段を記録ヘッドに対
して開放した状態で吸引する動作を実施することで、キ
ャッピング手段内のインクは、傾斜面24からインク排
出口23に移動する。さらに吸引動作を継続すること
で、液体保持手段28にもインクをあまり残すことなく
外部へ排出される。これにより、インク中に含まれる前
記した保湿剤がキャッピング手段内に時間経過と共に高
濃度で蓄積されるという問題を解決することができる。
【0048】一方、記録装置は休止状態となるキャップ
動作の直前に、記録ヘッドから所定量のインクをキャッ
ピング手段内に吐出させるフラッシング操作が実行され
る。この場合、図3乃至図6に示したキャッピング手段
を採用した構成によると、記録ヘッドから吐出されたイ
ンク滴は、キャッピング手段内の傾斜面24に向かって
飛翔し、ここで受け止められる。
【0049】傾斜面24には、前記したように撥水処理
が施され、且つ傾斜面24はインク排出口23に向かっ
て連続的に縮小するように形成されているので、インク
滴はその表面張力によって球状となって重力方向に配置
されたインク排出口23に移動する。
【0050】インク排出口23に誘導されたインクは、
複数条の突起リブ28aにより形成された液体保持手段
28において保持される。この場合、前記したように液
体保持手段28に親水処理を施すことにより、インクの
保持能力をより向上させることができる。そして、記録
ヘッドから吐出された比較的水分量の多いインクが液体
保持手段28によって保持されるため、このインク中の
水分がキャッピング手段の内部空間を高湿度に保ち、し
たがってノズル開口におけるインクの増粘または固化に
至る度合いを効果的に低減させることができる。
【0051】次に図7は、前記した記録装置に搭載され
たキャッピング手段の第2の実施の形態を示したもので
ある。なお、この図7は吸引パイプ26を拡大断面図で
示したものであり、前記した第1の実施の形態における
図6に対応するものである。この第2の実施の形態にお
けるホルダ部材21、キャップ部材22、およびホルダ
部材21内に形成された傾斜面24の形状等は図3乃至
図5に示した第1の実施の形態と同様に構成されてい
る。
【0052】図7に示したように、吸引パイプ26に形
成された管路26aには、毛細管作用により液体(イン
ク)を保持することができる液体保持手段28が施され
ている。この図7に示した実施の形態においては、液体
保持手段28は、管路26aの内面に沿って形成された
複数条の溝部28bにより構成されている。この複数条
の溝部28bの存在により、図7に模式的に示したよう
に各溝部28bにおいて毛細管作用によりインクIKが
保持される。
【0053】なお、図7に示した実施の形態において
は、ほぼ等間隔をもって同一形状の8本の溝部28bが
管路の長手方向に沿って形成されているが、この溝部2
8bの数は管路26aの内径や溝部28bの深さなどの
要件に応じて適宜設定される。
【0054】そして、この溝部28bが形成された管路
内に、前記と同様に親水処理を施すことにより、インク
の保持能力をより向上させることができるので、このイ
ンク中の水分がキャッピング手段の内部空間を高湿度に
保ち、ノズル開口におけるインクの増粘または固化に至
る度合いを効果的に低減させることができる。
【0055】次に図8は、前記した記録装置に搭載され
たキャッピング手段の第3の実施の形態を示したもので
ある。なお、図8はキャッピング手段9を縦断面図で示
したものであり、前記した第1の実施の形態における図
4に対応するものである。そして、この第3の実施の形
態におけるホルダ部材21、キャップ部材22、および
ホルダ部材21内に形成された傾斜面24の形状等は図
3乃至図5に示した第1の実施の形態と同様に構成され
ており、これらの構成に相当する部分は同一符号で示し
ている。
【0056】この図8に示された実施の形態において
は、液体保持手段28としての液体吸収部材28cが、
インク排出口23と管路26aとの連通部に配置されて
いる。前記液体吸収部材28cは、多数の微細孔を有す
る素材がシート状に形成されており、この微細孔におい
て液体(インク)が吸収保持される。なお、前記液体吸
収部材28cは好ましくは多孔質発泡体により形成され
るが、例えばレーヨンまたはポリエステルなどの長繊維
を集積して不織布としたものも使用することができる。
また、金属繊維を微細に織り上げた金属フィルタでもよ
い。
【0057】前記したシート状の液体吸収部材28c
は、多孔質発泡体、不織布、または金属フィルタであっ
ても、前記と同様な親水処理を施すことが好ましく、こ
の親水処理によって微細孔または繊維間に形成される微
小空間においての液体(インク)の保持能力を向上させ
ることができる。
【0058】そして、前記ホルダ部材21に形成された
傾斜面24には同様に撥水処理が施されており、したが
って傾斜面24にインクを残すことなく、インク排出口
23に向かって誘導することができる。そして、フラッ
シング操作により記録ヘッドから吐出された比較的水分
量の多いインクが液体保持手段28を構成するシート状
の液体吸収部材28cに保持されるため、このインク中
の水分によってキャッピング手段の内部空間を高湿度に
保つことができる。
【0059】次に図9および図10は前記した記録装置
に搭載されたキャッピング手段の第4の実施の形態を示
したものである。なお、図9はキャッピング手段9を縦
断面図で示したものであり、前記した第1の実施の形態
における図4に対応するものである。また図10は図9
におけるD−D線部分を矢印方向に視た拡大断面図で示
している。そして、この第4の実施の形態におけるホル
ダ部材21、キャップ部材22、およびホルダ部材21
内に形成された傾斜面24の形状等は図3乃至図5に示
した第1の実施の形態と同様に構成されており、これら
の構成に相当する部分は同一符号で示している。
【0060】この図9および図10に示された実施の形
態においては、液体保持手段28は管路に沿って独立し
て形成された複数の細管28dにより構成されており、
これら各細管28dにおける毛細管作用により液体(イ
ンク)を保持するように構成されている。なお、これら
の各細管28dの数および内径は図10に示された例に
囚われることなく適宜選択することができる。
【0061】そして、各細管28dの内面には前記した
親水処理が施され、これにより各細管によるインクの保
持能力を向上させており、前記した第1乃至第3に示し
た実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、キャッピ
ング手段には開口部からインク排出口に向かって連続的
に縮小し、キャッピング手段内のインクを排出口に向か
って案内する傾斜面を有するテーパ状の空間部が形成さ
れ、且つインク排出口から負圧発生手段に連通する管路
には、毛細管作用により液体を保持することができる液
体保持手段を配置した構成とされるので、吸引動作時に
は確実にインクを排出し、フラッシング動作によりキャ
ッピング手段内にインクを補充した際には、当該インク
はキャッピング手段の内面に停滞することなく傾斜面に
沿ってインク排出口に誘導される。そして、インク排出
口から負圧発生手段に連通する管路に施された液体保持
手段によってインクが保持されるように作用する。
【0063】したがって、インクに含まれる保湿剤がキ
ャッピング手段の内部空間に高濃度に蓄積される問題を
解消することができる。また、管路に施された液体保持
手段によって保持されたインクに含まれる水分によっ
て、キャッピング手段の内部空間を高湿度の状態に維持
させることができ、ノズル開口におけるインクの蒸発を
効果的に抑制させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された記録装置本体の全体構成を
示した斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に搭載されたキャッピング
手段における昇降手段の概略構成を示した模式図であ
る。
【図3】キャッピング手段の第1の実施の形態を示した
斜視図である。
【図4】キャッピング手段の第1の実施の形態を示した
縦断面図である。
【図5】キャッピング手段の第1の実施の形態を示した
平面図である。
【図6】図4におけるC−C線部分を矢印方向に視た拡
大断面図である。
【図7】キャッピング手段の第2の実施の形態を示した
部分拡大断面図である。
【図8】キャッピング手段の第3の実施の形態を示した
縦断面図である。
【図9】キャッピング手段の第4の実施の形態を示した
縦断面図である。
【図10】図9におけるD−D線部分を矢印方向に視た
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録用紙 7 ブラックインクカートリッジ 8 カラーインクカートリッジ 9 キャッピング手段 10 吸引ポンプ(負圧発生手段) 11 ワイピング部材 12 記録ヘッド 12a ノズル形成面 21 ホルダ部材 22 キャップ部材(開口部) 23 インク排出口 24 傾斜面 25 テーパ状空間部 26 吸引パイプ 26a 管路 27 チューブ 28 液体保持手段 28a 突起リブ 28b 溝部 28c 液体吸収部材 28d 細管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データに基づいてノズル開口からイ
    ンク滴を吐出することで記録用紙に印字を行うインクジ
    ェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面
    を封止し、負圧発生手段からの負圧を受けてノズル開口
    からインクを吸引排出させることができるキャッピング
    手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、 前記キャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面
    を封止する開口部と、前記開口部からインク排出口に向
    かって連続的に縮小し、キャッピング手段内のインクを
    排出口に向かって案内する傾斜面を有するテーパ状の空
    間部が形成され、且つ前記インク排出口から負圧発生手
    段に連通する管路には、毛細管作用により液体を保持す
    ることができる液体保持手段を施したことを特徴とする
    インクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記液体保持手段は、前記管路の中心部
    に向かって突出する複数条の突起リブにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記液体保持手段は、前記管路の内面に
    沿って形成された複数条の溝部により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記液体保持手段は、前記インク排出口
    と管路との連通部に配置された多数の微細空間を有する
    液体吸収部材により構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記液体保持手段は、前記管路に沿って
    独立して形成された複数の細管により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記キャッピング手段における開口部か
    らインク排出口に向かって形成されるキャッピング手段
    内の傾斜面には、撥水処理が施されていること特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェ
    ット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記液体保持手段には、親水処理が施さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず
    れかに記載のインクジェット式記録装置。
JP25350799A 1999-09-07 1999-09-07 インクジェット式記録装置 Pending JP2001071514A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25350799A JP2001071514A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 インクジェット式記録装置
DE60031215T DE60031215T2 (de) 1999-09-07 2000-09-07 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät, Verfahren zur Tintenabfuhr aus der im Gerät eingebauten Verschliessvorrichtung und für das Gerät verwendete Tintenzusammenstellung
AT00119332T ATE342167T1 (de) 1999-09-07 2000-09-07 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät, verfahren zur tintenabfuhr aus der im gerät eingebauten verschliessvorrichtung und für das gerät verwendete tintenzusammenstellung
US09/657,654 US6481826B1 (en) 1999-09-07 2000-09-07 Ink jet recording apparatus, method of discharging ink from capping unit incorporated in the apparatus, and ink composition used with the apparatus
EP00119332A EP1083052B1 (en) 1999-09-07 2000-09-07 Ink jet recording apparatus, method of discharging ink from capping unit incorporated in the apparatus, and ink composition used with the apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25350799A JP2001071514A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 インクジェット式記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001071514A true JP2001071514A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17252348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25350799A Pending JP2001071514A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 インクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001071514A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005022320A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Sony Corp 液体吐出装置
WO2005092627A1 (en) * 2004-03-25 2005-10-06 Ricoh Company, Ltd. Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
WO2006001535A1 (en) 2004-06-29 2006-01-05 Ricoh Company, Ltd. Maintenance/recovery device for liquid discharge device, and image forming device
JP2007021907A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置
JP2012161988A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Seiko Epson Corp メンテナンス装置、メンテナンス方法及び液体噴射装置
JP2012196883A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp メンテナンス装置および液体噴射装置
CN110293755A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 京瓷办公信息系统株式会社 盖体部件以及具备盖体部件的喷墨记录装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005022320A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Sony Corp 液体吐出装置
WO2005092627A1 (en) * 2004-03-25 2005-10-06 Ricoh Company, Ltd. Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
KR100801673B1 (ko) * 2004-03-25 2008-02-11 가부시키가이샤 리코 액체토출장치의 유지 회복장치 및 이를 구비한 화상형성장치
US7404615B2 (en) 2004-03-25 2008-07-29 Ricoh Company, Ltd. Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
CN100460213C (zh) * 2004-03-25 2009-02-11 株式会社理光 液体喷出装置的维护和恢复装置以及成像装置
WO2006001535A1 (en) 2004-06-29 2006-01-05 Ricoh Company, Ltd. Maintenance/recovery device for liquid discharge device, and image forming device
US7494205B2 (en) 2004-06-29 2009-02-24 Ricoh Company, Ltd Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device
JP2007021907A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置
JP4701889B2 (ja) * 2005-07-15 2011-06-15 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出ヘッド用のキャップ部材、メンテナンスユニット、及び、液滴吐出装置
JP2012161988A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Seiko Epson Corp メンテナンス装置、メンテナンス方法及び液体噴射装置
JP2012196883A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp メンテナンス装置および液体噴射装置
CN110293755A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 京瓷办公信息系统株式会社 盖体部件以及具备盖体部件的喷墨记录装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6481826B1 (en) Ink jet recording apparatus, method of discharging ink from capping unit incorporated in the apparatus, and ink composition used with the apparatus
US10000062B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP2007519547A (ja) プリントヘッドから気体を除去する方法
US9796184B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JPH08224897A (ja) 二次インクつぼ使用方法及びファクシミリ装置
JP2001315346A (ja) インク乾燥防止装置、それを備えたインクジェット記録ヘッド保管容器およびインクジェット記録装置、ならびにインク乾燥防止方法
JP2005131969A (ja) インクジェットプリンタ用ヘッド清掃装置及び該清掃装置を備えたプリンタ
JP2001071514A (ja) インクジェット式記録装置
JP2002052742A (ja) インクジェット式記録装置
JP3843651B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2008179118A (ja) 液体噴射装置及び廃インクタンク
JP4178727B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2001026112A (ja) インクジェット式記録装置
JP3707274B2 (ja) インクジェット式記録装置
CN109955595B (zh) 液体喷射装置以及盖
JP4069643B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP6368565B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2010274599A (ja) メンテナンス装置及び液体噴射装置
JPS60262656A (ja) インクジエツト記録装置
JP2002103650A (ja) インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法
JP4736765B2 (ja) 液体噴射装置
JP2019104209A (ja) 液体噴射装置及びキャップ
JP7056128B2 (ja) 液体噴射装置
JP4048710B2 (ja) インク乾燥防止装置、インクジェット記録ヘッド保管容器、インクジェット記録ヘッド保管構造系及びインクジェット記録装置
JP2004284171A (ja) 液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906