JPH08224897A - 二次インクつぼ使用方法及びファクシミリ装置 - Google Patents

二次インクつぼ使用方法及びファクシミリ装置

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JPH08224897A
JPH08224897A JP7323634A JP32363495A JPH08224897A JP H08224897 A JPH08224897 A JP H08224897A JP 7323634 A JP7323634 A JP 7323634A JP 32363495 A JP32363495 A JP 32363495A JP H08224897 A JPH08224897 A JP H08224897A
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spittoon
primary
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overflow
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JP7323634A
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Chan Nguyen
チャン・ニュイェン
Alan Shibata
アラン・シバタ
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • B41J2/16523Waste ink transport from caps or spittoons, e.g. by suction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクつぼから溢れるインクによりプリンタの
内部が汚染されるのを防止する費用効果的手段が必要と
なる。 【解決手段】一次インクつぼ24からの廃インクを集め
るために、開口46が一次インクつぼ24の壁48の中
に設けられる。廃インクのレベルが開口46に達する
と、廃インクは、一次インクつぼ内に蓄積し、結局は抑
制されずに溢れるのではなく、開口を通って一次インク
つぼ24から前に出る。開口46から出る廃インクは、
一次インクつぼ24の下に設けられた二次インクつぼ2
6に集められる。開口46を出るインクは下に二次イン
クつぼ26の中に直接滴らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットエンジン
を使用するファクシミリ装置に関するものであり、更に
詳細には、インクジェットプリントカートリッジを保守
するサービスステーションを備えているファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来技術】1989年10月3日に出願された米国特許第4,8
72,026号に開示され、特許権を請求されている形式のイ
ンクジェットプリンタは普通、使用しない間ペンを格納
し且つ、ペンのノズルのプライミングまたは掃除のよう
な他の動作を行い、非印刷動作中プリントヘッドを封止
し、プリントヘッドを掃除するサービスステーションを
備えている。
【0003】プライミングによりペンから取り出された
インクを処理するのは面倒である。上述の米国特許第4,
872,026号で提示されている解法はインクつぼ(spittoo
n)およびキャップ室の双方を使用している。プリントヘ
ッドのノズルはすべて印刷中インクつぼ内に発射するこ
とにより定期的に綺麗にされ、また、米国特許第4,872,
026号に開示され、特許権を請求されている形式のイン
クジェットプリンタでは、非印刷動作中すべてのノズル
がキャップを噛み合わせてペンのプリントヘッド部分を
覆うたびにキャップ室内に発射される。キャップ室内に
発射すると印刷中プリントヘッドを乾き切らないように
しておく水分源として働く溜めが作られる。キャップ室
の底に蠕動ポンプが取り付けられており、このポンプは
プラスチックチューブ、ローラー、およびポンプ本体か
ら構成されている。チューブの一端はキャップ室の底に
取り付けられているが、他端は吸収体パッド上方の自由
空間で終わっている。吸収体パッドは吸収体パッドに到
達するインクが空気中に蒸発している間保持容器として
使用される。蠕動ポンプはペンをプライムするのに役立
つ。
【0004】上に説明したもののような、インクジェッ
トプリンタに使用されているインクジェットエンジンは
普通紙ファクシミリ装置に具合よく使用されてきた。こ
のようなファクシミリ装置は市場に導入されており、上
記の米国特許第4,872,026号およびインクジェットプリ
ンタにに関係する他の特許に開示されている多数の特徴
を取り入れている。
【0005】熱インクジェットペンの正常動作中、印刷
前にノズルを部分的に蒸発したインクから綺麗にするの
にスピッティング(吐き出し)が必要である。インクを
取り除くスピッティングの他に、ペンをインク無しの状
態について試験する際噛み合わせるとき、ノズルも激し
く(約300,000滴)吐き出す。ノズル吐き出しの理由が
何であれ、そのように発生した廃インクは溜めまたは
「インクつぼ」に入れられる。インクつぼ内のインクの
揮発部分、たとえば、ビークル、は始終蒸発することに
なる。蒸発の速さを上げるために、吸収体材料をインク
つぼ内に設置してインクを広げ、その露出表面積を大き
くする。吸収体材料を湿らせるのに特に設計された吸収
体加湿剤は、本発明の共同発明人の一人であるChan Ngu
yenの名で1994年5月12日に米国出願された、“Spittoon
Absorber Wetting Agent”という名称の係属中の米国
出願第08/241,813号に記されている。その出願の吸収体
加湿剤はインクを広げる際に吸収体の有効性を増大し、
その結果、インクつぼ内に乾燥インクの「石筍」が形成
されるのを防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インクの揮発部分の蒸
発を促進するのに有効な吸収体材料を用いてさえ、蒸発
の速さはインクつぼに流入するインクの速さより遅れる
ことがある。これは熱インクジェットペンを広範囲に使
用する場合特有の関心事である。このような用法ではノ
ズルを頻繁に綺麗にする必要があり、その結果、インク
つぼへのインクの流入が増加するからである。インク流
入の体積速度が蒸発の体積速度より大きければ、インク
がインクつぼから溢れ、プリンタの内部を汚染する。
【0007】したがって、インクつぼから溢れるインク
によりプリンタの内部が汚染されるのを防止する費用効
果的手段の必要性が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インク
ジェット装置のサービスステーションに使用される、今
後「一次インクつぼ」と呼ぶ、インクつぼからのインク
の溢れを防止する装置および方法が提供される。更に詳
細に述べれば、本発明の実施にあたっては一次インクつ
ぼの壁にある開口を通してインクを集めるのに二次イン
クつぼを使用している。それ故本発明の方法は(a)底
および壁があり、壁の各々には頂部およびそれを通して
廃インクを一次インクつぼから出し、それにより溢れ出
しインクを形成する開口を備えた少なくとも一つの壁が
ある容器から構成される、その中にプリントカートリッ
ジから廃インクを放出する一次インクつぼを設けるステ
ップ、および(b)一次インクつぼから出る溢れ出しイ
ンクを底および壁のある容器から成る二次インクつぼに
集めるステップ、から構成されている。
【0009】本発明の装置は特に、インクジェットプリ
ントカートリッジおよび受け取ったメッセーシを印刷す
る手段を備えているファクシミリ装置を目指している。
ファクシミリ装置は更に前記プリントカートリッジを保
守するサービスステーションを備えている。サービスス
テーションは(a)一次インクつぼ、および(b)その
中に溢れ出しインクを集める二次インクつぼ、を備えて
いる。
【0010】本発明の二次インクつぼを採用することに
より、一次インクつぼからのインクの抑制されない溢れ
により生ずるプリンタの内部作業域の起こり得る汚染が
回避される。本発明の方法および装置は一次インクつぼ
から溢れると脅す廃インクを集める制御された手段を提
供する。有利にも、本発明は実施しやすく、二次インク
つぼ、および開口と二次インクつぼの間に随意ではある
が推奨される構成要素である通路を付けて、一次インク
つぼの壁に開口を設けるだけでよい。本発明の廃インク
を集めるシステムは簡単なので溢れる廃インクの問題に
対する費用効果的解決法である。
【0011】
【実施例】図1は、印刷しようとする紙または他の印刷
媒体14の供給品を貯蔵する紙送りトレイ12、印刷済みの
紙を集める紙集めトレイ16、およびプリントカートリッ
ジ、またはペン18から成るファクシミリ装置10を示して
いる。図1に示したファクシミリ装置では、このような
カートリッジの一つ、普通は黒インクが入っているも
の、を示している。しかし、他の原色(シアン、黄、マ
ゼンタ)のプリントカートリッジを効果をねらって置き
換えることができる。更に、複数のこのようなプリント
カートリッジ、すなわち黒インクが入っている一つに加
えて原色が入っているプリントカートリッジを採用する
ことができる。
【0012】プリントカートリッジ18はサービスステー
ション20にあるように示してあり、これを下に更に詳細
に説明する。図1で、ファクシミリ装置10の一部を取り
外してサービスステーション20を露出するように示して
ある。
【0013】ファクシミリ装置10の説明を完成するに
は、印刷済み材料を表面22に沿って送ることにより遠い
場所までファックスする。プラテン、紙送り機構、プリ
ンタの電子装置、ファクシミリ伝送電子装置などのよう
な、ファクシミリ装置10の他の特徴は、本発明のインク
つぼ組立体にとっては重要ではないので、描いてない。
このような他の特徴はファクシミリ伝送インクジェット
印刷の当業者には周知である。たとえば、上に引用した
米国特許第4,872,026号はインクジェットエンジンおよ
びサービスステーションを使用しているプリンタの模範
である。
【0014】図2は、本発明の一次インクつぼ24および
二次インクつぼ26を備えているサービスステーション20
の詳細を示す。サービスステーション20はキャリッジ28
に取り付けられたプリントカートリッジ、またはペン、
18に関連する多様な機能を行なう。それらにはそれを通
してインクを印刷媒体(図2には示してない)上に放出
するペンオリフィス板30をキャップで覆うこと(キャッ
ピング)、ペンオリフィス板を拭いて乾燥インクが板の
上に体積しないようにすること、およびインクをインク
つぼ24内に放出することによりペンオリフィス板のノズ
ル(図示せず)を綺麗にすることが含まれる。
【0015】キャッピングはペン18をノズルを封止して
中のインクが乾燥しないようにするキャップ32の上に設
置することにより行なわれる。カム(図示せず)がその
上にキャップ32が設置されているサービスステーション
の基台34を上に動かす。
【0016】拭き取りは最初キャリッジ28がワイパーを
左の位置に動かすにつれてサービスステーションの基台
34を下に動かすことにより行なわれる。ペン18は所定回
数前後に移動してペンオリフィス板30をワイパー36で拭
く。
【0017】ノズルを綺麗にするのはペン18を、その底
に吸収体パッド(図示せず)が設置されている深いイン
ク受け室38から成る一次インクつぼ24の上方を移動させ
ることにより行なわれる。吸収体パッドの使用は上述の
米国出願第08/241,813号に開示され、特許請求されてい
る。一次インクつぼ24の大きさは特定のファクシミリ型
式によって異なる。ファクシミリ型式の一つでは、一次
インクつぼの大きさはほぼ5cm3の体積に対して12mm×12
mm×35mmである。他のファクシミリでは一次インクつぼ
の大きさはほぼ3cm3の体積に対して5mm×20mm×30mmで
ある。
【0018】本発明の方法は一次インクつぼ24の領域か
ら溢れ、プリンタ自身の内部作業域を汚染する廃インク
の問題に対する回答を与える。インクの溢れは廃インク
の一次インクつぼ内への流入の体積速度が一次インクつ
ぼからの蒸発の体積速度より大きく、一次インクつぼへ
の正味の流入が生ずるとき発生する。一次インクつぼ内
に噴射される廃インクの量の増大はプリンタの広範囲の
使用のような環境で生ずることがある。逆に、蒸発速度
の減少は、とりわけ、効果のない吸収体の使用または高
湿度の存在により生ずることがある。どんな速度でも、
一次インクつぼへの正味の流入が持続すれば、廃インク
は結局一次インクつぼから溢れることになる。
【0019】本発明の実施にあたっては、一次インクつ
ぼ24への正味の流入がインクの溢れを生ずると脅かすと
き廃インクを集めるのに二次インクつぼ26を採用してい
る。図3は一次インクつぼ14と二次インクつぼ26との間
の空間的関係を示す。二次インクつぼ26は深いインク受
け室44から構成されている。二次インクつぼ26の形状は
特定のファクシミリ型式およびそれに使用されている特
定の一次インクつぼ24によって決まるが、直線的形状が
好適である。二次インクつぼ26の容量は一次インクつぼ
24の容量を超えるべきであり、好適には二次インクつぼ
の容量は少なくともその関連インクつぼの容量の2倍で
ある。二次インクつぼ26は約10と20cm3との間の容量を
もつべきであると考えられている。
【0020】二次インクつぼ26は一次インクつぼ24の構
成に使用されている材料のような、インクを集めるのに
適切などんな材料からも構成することができる。更に詳
細に述べれば、材料はインクと接触したとき膨れたり、
漏れたり、または変形したりしないようにインクに適合
しているべきである。最後に、二次インクつぼ26は一次
インクつぼ24に使用されている、上に述べたものと同様
な、インクの蒸発を高める吸収体材料を使用することも
できる。
【0021】一次インクつぼ24からの廃インクを集める
ために、開口46が一次インクつぼ24の壁48の中に形成さ
れている。好適には、開口46は壁48から切り出すのとは
反対に一次インクつぼの壁の中にモールドされる。この
開口46は、廃インクが一次インクつぼ24の中に開口を設
けるレベルまで蓄積したとき溢れの脅威が切迫しないよ
うに壁48の頂部50より十分低く離して設置すべきであ
る。好適には、開口46を一次インクつぼ24の底52から壁
48の頂部50までの道程の中間から四分の三までの範囲に
設置する。壁の三分の二上がもっとも好適である。
【0022】したがって、廃インクのレベルが開口46に
達すると、廃インクは、一次インクつぼ内に蓄積し、結
局は抑制されずに溢れるのではなく、開口を通って一次
インクつぼ24から前に出る。開口46はどんな形状をも取
ることができるが、インクの流れに良く適応するには好
適には円形である。開口46の直径は好適には約4から8
mmの範囲である。
【0023】開口46から出る廃インクは究極的に、図3
に示したように、一次インクつぼ24の下に設けられた二
次インクつぼ26に集められる。更に詳細に述べれば、二
次インクつぼ26は好適には一次インクつぼ24の下および
後のプリンタシャーシの空洞内に設置されている。開口
46を出るインクは下に二次インクつぼ26の中に直接滴ら
せることができる。しかし、廃インクは好適に或る種の
通路54により二次インクつぼ26の溜りの方に導かれるの
で、廃インク流の方向を通じて一層の制御が持続され
る。
【0024】通路54はその中に廃インクが開口46から
出、囲まれた通路から二次インクつぼ26に流出する、囲
まれたチューブまたはトンネルの形を取ることができ
る。しかし、このような実施例は乾燥インクにより妨害
を受けると思われ、頻繁な掃除が必要である。他の実施
例では、通路は一次インクつぼ24の壁に沿う開いた溝の
形を取ることができ、溝の直径は約2から4mmである。
更に他の、最も好適な実施例として図3に図示されてい
る実施例では、通路54は壁48の外部に形成されたリブか
ら成り、リブの端は開口46の直下の位置にあり、実質上
直線的に一次インクつぼ24の底52を越え、二次インクつ
ぼ26の底56の上の点まで延長している。リブ54はしたが
って廃インクを開口46を出るとインク滴が自然発生重力
の力によりリブを離れて二次インクつぼ26の中に入るま
で導く。インクはインクの表面をリブの周りに収縮さ
せ、それに沿って移動させるその表面張力および毛管作
用特性から得られる力の結果としてリブ54に沿って進行
する。
【0025】採用すれば、リブ54をインクとの接触に適
するどんな材料からでも構成することができる。好適に
は、リブ54を構成する材料は一次インクつぼ24を形成す
るのに使用される材料と同じである。リブ54を別々に形
成し、一次インクつぼ24に接着してもよいが、好適に
は、リブを一次インクつぼの壁48の上に一次インクつぼ
自身の構造の一部としてモールドする。リブ54の長さは
一次インクつぼ24の大きさ、開口46の設置、および一次
インクつぼの底52を越えて突出するリブの長さ、すなわ
ち好適には約3から5mmの範囲にあるリブの延長、のよ
うな因子によって変わる。リブ54の厚さも開口46の直径
の他に表面張力および粘度のようなインクの特性のよう
な因子によって変わる。好適実施例では、リブの厚さは
約1から2mmの範囲にある。
【0026】このようにして、本発明の実施は一次イン
クつぼからの廃インクの抑制されない溢れを回避してい
る。ファクシミリ装置10の内部の汚染は開口46を一次イ
ンクつぼ24に単に戦略的に設けて開口を通してこぼれる
インクが二次インクつぼ26の中に落下するようにするこ
とにより避けられる。インクを開口46から二次インクつ
ぼまで導く、好適には壁48の外部に形成されたリブ54に
より提供される通路を採用することにより廃インク流の
更に一層の制御さえ得られる。現在まで、採用された既
知の二次インクつぼは存在しない。
【0027】一次サービスステーションインクつぼから
のインクの溢れを防止する方法はファクシミリ装置よう
な熱インクジェット装置に使用されることが期待され
る。
【0028】このように、一次インクつぼから溢れたイ
ンクによりプリンタの内部が汚染されるのを防ぐ装置お
よび方法を開示してきた。当業者には明らかな性格の各
種変更および修正を行なうことができ、そのような変更
および修正は、付記した「特許請求の範囲」により規定
される本発明の範囲から逸脱することなく行なうことが
できることが容易に明らかであろう。
【0029】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明を各実施態様毎に列挙する。 (1). その中にプリントカートリッジのインクジェ
ットプリントヘッドのノズルからインクを放出する、イ
ンクジェット装置のサービスステーションに使用する一
次インクつぼからのインクの溢れを防止する方法であっ
て、(a)底および壁があり、前記壁の各々には頂部お
よびそれを通して前記廃インクを一次インクつぼから出
し、それにより溢れ出しインクを形成する開口を備えた
少なくとも一つの前記壁がある容器から構成される、そ
の中に廃インクを放出する一次インクつぼを設けるステ
ップ、および(b)前記一次インクつぼから出る前記溢
れ出しインクを底および壁のある容器から成る二次イン
クつぼに集めるステップ、を有する前記方法。 (2). 前記開口は前記一次インクつぼの前記底から
前記少なくとも一つの前記壁までの道程のほぼ中間から
四分の三までの範囲の位置にある(1)に記載の方法。 (3). 前記開口はその形状がほぼ円形であり、その
直径は約4から8mmまでの範囲にある(1)に記載の方
法。 (4). 更に前記開口から出た前記溢れ出しインクを
前記二次インクつぼに導く通路を設けるステップを有す
る(1)に記載の方法。 (5). 前記通路は前記少なくとも一つの前記壁の外
部に形成されたリブを有し、該リブには第1の端および
第2の端があり、それにより前記リブの前記第1の端
は、リブが前記一次インクつぼの前記底を越えて突出し
ている状態で前記開口の直下の位置にあり、前記リブの
前記第2の端はそれにより前記一次インクつぼの前記底
より低く、前記二次インクつぼの上に位置している
(4)に記載の方法。 (6). 前記通路は囲まれた通路を有し、該囲まれた
通路には第1の開放端および第2の開放端があり、前記
第1の開放端は前記溢れ出しインクを前記囲まれた通路
の中に受け取り、前記溢れ出しインクはその後前記囲ま
れた通路の前記第2の開放端から出る(4)に記載の方
法。 (7). 前記通路は前記少なくとも一つの前記壁に形
成された溝を有し、該溝には第1の端および第2の端が
あり、溝の厚さは約2から4mmまでの範囲内にあり、前
記第1の端は前記溢れ出しインクを前記溝の中に受け、
前記溢れ出しイクはその後前記溝の前記第2の端から出
る(4)に記載の方法。 (8). 前記二次インクつぼは前記通路の下に位置
し、前記通路により導かれた前記溢れ出しインクが前記
通路から自然発生重力の力により前記二次インクつぼの
中に出るようになっている(4)に記載の方法。 (9). 前記二次インクつぼの体積は約10から20cm3
までの範囲にある(1)に記載の方法。 (10). (1)に記載の前記インクジェットプリン
トカートリジおよび受け取ったメッセージを印刷する手
段を備え、更に前記プリントカートリッジを保守する前
記サービスステーションを備えており、該サービスステ
ーションは(a)その中に前記プリントカートリジから
のインクを前記プリントカートリジのノズルにより定期
的に吐き出す前記一次インクつぼ、および(b)その中
に前記溢れ出しインクを集める前記二次インクつぼ、を
備えているファクシミリ装置。
【0030】
【発明の効果】このようにして、本発明の実施は一次イ
ンクつぼからの廃インクの抑制されない溢れを回避して
いる。ファクシミリ装置10の内部の汚染は開口46を一次
インクつぼ24に単に戦略的に設けて開口を通してこぼれ
るインクが二次インクつぼ26の中に落下するようにする
ことにより避けられる。インクを開口46から二次インク
つぼまで導く、好適には壁48の外部に形成されたリブ54
により提供される通路を採用することにより廃インク流
の更に一層の制御さえ得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットエンジンおよび一次インクつぼ
の他に本発明の二次インクつぼをも採用したサービスス
テーションを使用している普通紙ファクシミリ装置の斜
視図である。
【図2】図1に示すインクジェットファクシミリ装置の
一部の、部分断面図で表した、前面立面図であり、本発
明の二次インクつぼの、少なくとも一つのインクジェッ
トペン(黒)および三つまでの別のペン(カラー用)を
格納し保守する機械サービスステーションに対する関係
を描いている。
【図3】本発明の二次インクつぼと一次インクつぼとの
間の好適な関係を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 インクジェット装置 18 プリントカートリッジ 20 サービスステーション 24 一次インクつぼ 26 二次インクつぼ 46 開口 48 容器の壁 50 容器の頂部 52 容器の底

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その中にプリントカートリッジのインクジ
    ェットプリントヘッドのノズルからインクを放出する、
    インクジェット装置のサービスステーションに使用する
    一次インクつぼからのインクの溢れを防止する方法であ
    って、 (a)底および壁があり、前記壁の各々には頂部および
    それを通して前記廃インクを一次インクつぼから出し、
    それにより溢れ出しインクを形成する開口を備えた少な
    くとも一つの前記壁がある容器から構成される、その中
    に廃インクを放出する一次インクつぼを設けるステッ
    プ、および(b)前記一次インクつぼから出る前記溢れ
    出しインクを底および壁のある容器から成る二次インク
    つぼに集めるステップ、を有する前記方法。
  2. 【請求項2】前記開口は前記一次インクつぼの前記底か
    ら前記少なくとも一つの前記壁までの道程のほぼ中間か
    ら四分の三までの範囲の位置にある請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記開口はその形状がほぼ円形であり、そ
    の直径は約4から8mmまでの範囲にある請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】更に前記開口から出た前記溢れ出しインク
    を前記二次インクつぼに導く通路を設けるステップを有
    する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記通路は前記少なくとも一つの前記壁の
    外部に形成されたリブを有し、該リブには第1の端およ
    び第2の端があり、それにより前記リブの前記第1の端
    は、リブが前記一次インクつぼの前記底を越えて突出し
    ている状態で前記開口の直下の位置にあり、前記リブの
    前記第2の端はそれにより前記一次インクつぼの前記底
    より低く、前記二次インクつぼの上に位置している請求
    項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記通路は囲まれた通路を有し、該囲まれ
    た通路には第1の開放端および第2の開放端があり、前
    記第1の開放端は前記溢れ出しインクを前記囲まれた通
    路の中に受け取り、前記溢れ出しインクはその後前記囲
    まれた通路の前記第2の開放端から出る請求項4に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】前記通路は前記少なくとも一つの前記壁に
    形成された溝を有し、該溝には第1の端および第2の端
    があり、溝の厚さは約2から4mmまでの範囲内にあり、
    前記第1の端は前記溢れ出しインクを前記溝の中に受
    け、前記溢れ出しイクはその後前記溝の前記第2の端か
    ら出る請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記二次インクつぼは前記通路の下に位置
    し、前記通路により導かれた前記溢れ出しインクが前記
    通路から自然発生重力の力により前記二次インクつぼの
    中に出るようになっている請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記二次インクつぼの体積は約10から20cm
    3までの範囲にある請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の前記インクジェットプ
    リントカートリジおよび受け取ったメッセージを印刷す
    る手段を備え、更に前記プリントカートリッジを保守す
    る前記サービスステーションを備えており、該サービス
    ステーションは(a)その中に前記プリントカートリジ
    からのインクを前記プリントカートリジのノズルにより
    定期的に吐き出す前記一次インクつぼ、および(b)そ
    の中に前記溢れ出しインクを集める前記二次インクつ
    ぼ、を備えているファクシミリ装置。
JP7323634A 1994-11-18 1995-11-17 二次インクつぼ使用方法及びファクシミリ装置 Withdrawn JPH08224897A (ja)

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