JP2005022320A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Hiromitsu Takeda
裕充 竹田
Shigeyoshi Hirashima
滋義 平島
Toshiki Kagami
俊樹 加々美
Atsushi Oda
淳 小田
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Abstract

【課題】液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜める排液貯留手段を設けることにより、上記プラテン板で受けた排液が該プラテン板から溢れ出るのを防止する。
【解決手段】プリンタ本体部12と、このプリンタ本体部12に着脱可能に保持され、ノズル面に形成された複数のインク吐出ノズルからインクを吐出するプリントヘッド20と、このプリントヘッド20のノズル面に対向するように配置され記録紙51を支持して上記プリントヘッド20との位置関係を規定すると共に該プリントヘッド20から吐出されるインクを受けるプラテン板55と、を有する液体吐出装置であって、上記プリントヘッド20から吐出されてプラテン板55で受けたインクを収容して溜める排インクタンク62を設けたものである。これにより、上記プラテン板55で受けたインクが該プラテン板55から溢れ出るのを防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体吐出ヘッドに形成された各液体吐出ノズルから所定の液体を吐出対象物に吐出してドット列又はドットを形成する液体吐出装置に関し、詳しくは、液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜める排液貯留手段を設けることにより、上記プラテン板で受けた排液が該プラテン板から溢れ出るのを防止する液体吐出装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液体吐出ヘッドの液室内の液体を加熱して液体吐出ノズルから所定の液体を吐出する液体吐出装置として、例えばインクジェット方式のインクジェットプリンタなどの画像形成装置が知られている。このようなインクジェットプリンタは、プリントヘッドの下面のノズル面に配列されたインク吐出ノズルからインクを吐出してプリント画像を形成するもので、プリントヘッドのノズル面に対向する位置に、吐出対象物としての記録紙を支持して上記プリントヘッドとの位置関係を規定すると共に該プリントヘッドから吐出されるインクを受けるプラテン板が配設されている。
【0003】
一方、最近のインクジェットプリンタにおいては、記録紙の上下左右の余白部をゼロにして印画する、いわゆる縁無し印刷を行う機能が付加されているものが多くなってきた。この場合、縁無し印刷を行うときや、用紙サイズの設定を間違えて設定サイズよりも小さい記録紙を使用したときには、記録紙の周辺端部を超えて余分なインクが吐出されるため、プラテン板にインクが付着して汚れることがあり、このプラテン板に付着したインクが印刷時に記録紙の裏面を汚損する可能性があった。これに対処するため、プラテン板のインク受け面にインクを受けるための凹部を設けて、記録紙の裏面を汚損しないように工夫したものがある(例えば、特許文献1又は2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−118058号公報(第3〜4頁、図3及び図4A〜図4C)
【特許文献2】
特開2002−86821号公報(第4〜5頁、図1及び図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1及び2に記載されたインクジェットプリンタにおいては、プラテン板のインク受け面にインクを受けるための凹部が設けられているだけなので、縁無し印刷を行ったり、用紙サイズの設定を間違えて印刷を行って、プラテン板のインク受け面に打ち捨てられるインクの量が多くなった場合、上記プラテン板のインク受け凹部に溜まるインクの量が多くなるものであった。そして、これを放置したまま印刷を続けると、上記インク受け凹部に溜まったインクにより記録紙の裏面を汚損する可能性があった。また、上記インク受け凹部に溜まったインクが振動などによって周囲に飛び散ったり、容量オーバーによりインク受け凹部から溢れ出たりして、その周囲のプラテン板がインクで汚染され、記録紙の裏面を汚損し、またプリンタ内部を汚損する可能性があった。
【0006】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜める排液貯留手段を設けることにより、上記プラテン板で受けた排液が該プラテン板から溢れ出るのを防止する液体吐出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による液体吐出装置は、装置本体部と、この装置本体部に着脱可能に保持され、ノズル面に形成された複数の液体吐出ノズルから所定の液体を吐出する液体吐出ヘッドと、この液体吐出ヘッドのノズル面に対向するように配置され吐出対象物を支持して上記液体吐出ヘッドとの位置関係を規定すると共に該液体吐出ヘッドから吐出される液体を受けるプラテン板と、を有する液体吐出装置であって、上記液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜める排液貯留手段を設けたものである。
【0008】
このような構成により、排液貯留手段により、液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜めておき、上記プラテン板で受けた排液が該プラテン板から溢れ出るのを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明による液体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンタの実施形態を示す斜視図であり、図1は上蓋を閉じた状態を示し、図2は上蓋を開いて収納部内にヘッドカートリッジを収納する状態を示している。このインクジェットプリンタ11は、吐出対象物である記録紙の所定位置にインク滴を吐出して画像を形成するものであり、プリンタ本体部12と、ヘッドカートリッジ13(図2参照)と、記録紙トレイ14とを備えている。
【0010】
上記プリンタ本体部12は、装置本体部として記録紙に対して適正に印画を行わせるための記録紙搬送機構部や電気回路部を内部に納めたものであり、上面にはヘッドカートリッジ13を収納する収納部15が開口されており、その上端部には該収納部15を開閉する上蓋16が設けられている。また、プリンタ本体部12の前面下部には、後述の記録紙トレイ14を装着するためのトレイ挿入口17が設けられている。なお、このトレイ挿入口17は記録紙の排紙口も兼ねている。また、このプリンタ本体部12の前面上部には、インクジェットプリンタ11の全体動作の状態を表示する表示パネル18が設けられている。
【0011】
上記プリンタ本体部12の収納部15には、ヘッドカートリッジ13が矢印Zのように収納されて、着脱可能な状態に保持されている。このヘッドカートリッジ13は、イエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックKの4色のインクタンク19を備えたプリントヘッド20と、このプリントヘッド20の下面側に装着されたヘッドキャップ21とから構成されている。ここでは、一例として記録紙(例えばA4判)の一辺の幅にわたってノズル部材が長尺に形成されたフルラインタイプのプリントヘッド20を示している。
【0012】
また、上記プリンタ本体部12のトレイ挿入口17には、記録紙トレイ14が着脱可能状態に装着されている。この記録紙トレイ14は、記録紙を重ねて収納するものであり、その上面部にはプリンタ本体部12から排紙される記録紙の排紙受け部14aが設けられている。
【0013】
図3は、上記ヘッドカートリッジ13の構成を示す一部断面側面図である。インクタンク19は、インク(所定の液体)が貯蔵された液体容器となるもので、Y,M,C,Kの4色のインクに対応して四つのタンク19y,19m,19c,19kが着脱可能にセットされている。また、プリントヘッド20は、上記インクタンク19y,19m,19c,19kからインクの供給を受けてインクを吐出する液体吐出ヘッドとなるもので、その下面のノズル面22にはY,M,C,Kの4色のインク吐出ノズル(液体吐出ノズル)23の列が形成されている。
【0014】
また、上記プリントヘッド20の下面側には、ヘッドキャップ21が該プリントヘッド20に対し相対的に移動し且つ着脱可能に装着されている。このヘッドキャップ21は、上記プリントヘッド20のノズル面22を保護するもので、例えば四周に立上り片を有する細長い箱状に形成され、その内側に上記ノズル面22を移動しながら増粘付着したインクかすをワイプするクリーニングローラ24及び上記インク吐出ノズル23から空吐出されたインクを受容する廃液受部25を有している。なお、上記クリーニングローラ24は、弾力性を有すると共に吸湿性を有する部材、例えばスポンジ等から成る。また、上記廃液受部25は、吸湿性を有する部材、例えばスポンジ等から成る。そして、符号26は、上記ヘッドキャップ21内にてプリントヘッド20のノズル面22に近い位置に設けられたノズル封止部材を示している。
【0015】
次に、上記ヘッドキャップ21の移動構造を、図4及び図5を参照して説明する。図4は、図1に示すプリンタ本体部12の外カバーを外して内部構造を示す説明図であり、図5は、ヘッドキャップ開閉機構を示す説明図である。図4において、プリンタ本体部12に対してヘッドカートリッジ13を矢印Z方向に下ろして収納部15に収納した後、ヘッド着脱機構27を約90度前側に倒して、上記ヘッドカートリッジ13をプリンタ本体部12に固定する。このとき、図2に示すヘッドキャップ21が、図4に示すヘッドキャップ開閉機構28と係合するようになっている。
【0016】
図5は、図4に示すヘッドキャップ開閉機構28の詳細を示す側面図である。まず、図3に示すクリーニングローラ24が取り付けられたヘッドキャップ21は、図5に示すように下辺部に直線状のラック29が形成された移動用ラック板40に連結して支持されている。この移動用ラック板40は、上記ヘッドキャップ21を矢印A,B方向に移動させるもので、該移動用ラック板40の内側側面の上部両端に設けられた2本のガイドピン41a,41bを、図4に示すプリンタ本体部12の一方の外側板42に形成された直線状の移動ガイド溝43に係合させ、下辺部に形成されたラック29を、上記一方の外側板42に取り付けられた移動用モータ44の回転軸上のウォームギア45によって回転されるピニオン30に噛み合わせて、支持されている。
【0017】
また、上記ヘッドキャップ21の一方の外側面には、上記移動用ラック板40側に向けて前後2本のキャップガイドピン46a,46bが突出して設けられている。また、前記プリンタ本体部12の一方の外側板42の中間部には、上記ヘッドキャップ21の移動軌跡を形成するため所定形状に湾曲した2本のキャップガイド溝47,48が形成されている。そして、上記ヘッドキャップ21の前後2本のキャップガイドピン46a,46bは、それぞれ上記プリンタ本体部12の外側板42のキャップガイド溝47,48に係合され、更に前部のキャップガイドピン46aだけは上記移動用ラック板40の前端部に縦長に形成されたガイド溝49に係合されている。
【0018】
このような機構により、上記移動用モータ44の駆動によりウォームギア45を介してピニオン30が矢印F,G方向に回転し、これと噛み合うラック29により移動用ラック板40が矢印A,B方向に移動する。このとき、上記ヘッドキャップ21の前部のキャップガイドピン46aが上記移動用ラック板40の前端部のガイド溝49に係合しているので、該ヘッドキャップ21は上記移動用ラック板40と共に矢印A,B方向に移動する。そして、そのときのヘッドキャップ21の移動軌跡は、前後2本のキャップガイドピン46a,46bが係合するキャップガイド溝47,48の形状によって決められる。
【0019】
次に、上記のように構成されたヘッドキャップ開閉機構28によりヘッドキャップ21が移動するときのクリーニング動作について、図6を参照して説明する。まず、図6(a)は、初期状態において、ヘッドキャップ21がプリントヘッド20のノズル面22に対して閉じた位置にあり、ノズル面22のY,M,C,Kの4色のインク吐出ノズル23がノズル封止部材26によって保護されている状態を示している。
【0020】
この状態から、プリンタ起動時又は印画開始時又は使用者の指示等により、プリンタ本体部12にキャップ開トリガー信号が入力されると、図5に示す移動用モータ44が回転駆動されて、図6(b)に示すように、ヘッドキャップ21が矢印A方向に移動し始める。このとき、ヘッドキャップ21の移動に伴って、例えばスポンジ製のクリーニングローラ24がノズル面22を擦りつつ順次回転移動する。そして、この回転移動時に、Y,M,C,Kの4色のインク吐出ノズル23内に固化して増粘したインクのかすが、クリーニングローラ24で拭い取られる。
【0021】
さらに、図示省略の光学式又は機械式等のセンサにより、例えばスポンジ製の廃液受部25がクリーニングローラ24でインクのかすを拭い取った後でインク吐出ノズル23の直下に達したのを検知すると、そのインク吐出ノズル23の目詰まりを防止するためのインクの空吐出が行われる。図6(b)では、Y色のインク吐出ノズル23についてクリーニングローラ24でインクのかすを拭い取った後に、そのY色のインク吐出ノズル23の直下に達した廃液受部25に対してインクを空吐出している状態を示している。また、図6(c)では、K色のインク吐出ノズル23についてクリーニングローラ24でインクのかすを拭い取った後に、そのK色のインク吐出ノズル23の直下に達した廃液受部25に対してインクを空吐出している状態を示している。
【0022】
このようにして、Y,M,C,Kの4色のインク吐出ノズル23の全部について、クリーニングローラ24によるワイプとインクの空吐出が終了した状態で、図6(d)に示すように、ヘッドキャップ21は矢印A方向に一杯に移動してヘッドキャップ退避位置に係留される。この状態で、プリンタ本体部12及びヘッドカートリッジ13は印画可能となる。
【0023】
所定の印画が終了すると、プリンタ本体部12にキャップ閉トリガー信号が入力され、図5に示す移動用モータ44が逆回転されて、図6(e)に示すように、ヘッドキャップ21が上記ヘッドキャップ退避位置から矢印B方向に移動し、往路と同じ軌跡を通って元の位置に復帰動作する。この復路においては、クリーニングローラ24はインク吐出ノズル23のワイプをせず、インクの空吐出もしない。クリーニングローラ24の寿命を長くして、部品交換時期を遅らせるためである。そして、ヘッドキャップ21が矢印B方向に一杯に移動したところで、図6(a)に示す初期状態に戻る。
【0024】
図7は、上記インクジェットプリンタ11の内部構造の具体的な一例を示す断面図であり、ヘッドカートリッジ13が動作を開始する前の停止状態を示す。図8は、プリントヘッド20のノズル面22を密閉保護していたヘッドキャップ21がヘッドキャップ退避位置まで退避し、印画動作が可能となった状態を示す。このインクジェットプリンタ11は、図7に示すように、プリンタ本体部12の前面下部に設けられたトレイ挿入口17に装着された記録紙トレイ14の挿入方向先端部の上部には、ローラから成る給紙手段50が設けられており、記録紙トレイ14に収納された記録紙51が随時供給できるようになっている。また、記録紙51の供給方向には、対向する二つのローラから成る分離手段52が設けられており、重ねて収納された記録紙51を1枚ずつ分離して給紙できるようになっている。さらに、この分離手段52により分離された記録紙51の搬送方向の前方でプリンタ本体部12の上方部位には、記録紙51の搬送方向を反転する反転ローラ53が設けられている。
【0025】
そして、この反転ローラ53で反転された記録紙51の搬送方向の前方には、ベルト搬送手段54及びプラテン板55が設けられている。このベルト搬送手段54は、上記プリントヘッド20に対する記録紙51の供給側から排出側へ記録紙51を搬送するもので、所定の経路上に搬送ベルトが配置されている。また、プラテン板55は、上記プリントヘッド20のノズル面22(図3参照)に対向するように配置され記録紙51を支持してプリントヘッド20との位置関係を規定すると共に、該プリントヘッド20から吐出されるインクを受けるインクリザーバともなるもので、上記ベルト搬送手段54を支持する架台を利用して取り付けられ、該ベルト搬送手段54と共にプリントヘッド20に対して下降、又は上昇可能とされている。なお、上記プラテン板55は、図10に示すように、記録紙51の紙幅(A4判)と同等又はそれより大きい長手方向の幅を有し、周囲に立上り片を有する細長い箱状に形成されている。
【0026】
この場合、図7に示すように、印画停止状態においては、ベルト搬送手段54の先端部が矢印H方向に下がって、プリントヘッド20の下面との間に大きなギャップを形成している。また、図8に示す印画動作状態においては、ベルト搬送手段54の先端部が矢印I方向に上昇して水平状態にされ、プリントヘッド20の下面との間に所定の小さなギャップの記録紙通路を形成するようにされている。
【0027】
また、印画停止状態において、図7に示すように、プリントヘッド20の下面はヘッドキャップ21で閉じられており、インク吐出ノズル23のインクが乾燥して目詰まりするのを防いでいる。なお、ヘッドキャップ21には、クリーニングローラ24が設けられており、印画動作開始前にヘッドキャップ21が所定のヘッドキャップ退避位置(図8参照)に退避する動作に伴って、インク吐出ノズル23をクリーニングするようになっている。
【0028】
また、図9において、ベルト搬送手段54は、2個のメインプーリ56a,56bの間に搬送ベルト57が掛け回されており、途中に該搬送ベルト57の張り具合を調整するテンションローラ58が配置され、またプリントヘッド20に対する記録紙51の供給側に案内板とピンチローラ60が対向して配置され、さらに記録紙51の排出側にはハクシャローラ61が配置されて、所定の搬送経路を構成している。そして、このように構成されたインクジェットプリンタ11は、図9に示すように、メインテナンス時にプリンタ本体部12を開口させる機構を備えており、用紙詰まりなどに対処できる構造となっている。
【0029】
ここで、本発明においては、図1及び図2に示すように、プリンタ本体部12の側面に排インクタンク62が設けられている。この排インクタンク62は、図3に示すプリントヘッド20のインク吐出ノズル23から吐出されたインクをプラテン板55で受けたものを、排インクとして収容して溜める排液貯留手段となるもので、図10に示すように、プリンタ本体部12の内側下部にてプラテン板55の下方に配置されている。
【0030】
この場合、上記プラテン板55は、プリントヘッド20から吐出されるインクを受ける凹状に形成されている。すなわち、プリントヘッド20の下方にて記録紙51の紙幅(A4判)と同等又はそれより大きい長手方向の幅を有し、周囲に立上り片を有する細長い箱状に形成されている。また、この箱状の一端部(図10においては右側端部)には、排インクタンク62への排液排出口63が形成されている。この排液排出口63は、切欠き又は孔部であってもよいし、所定の長さで突出する口金であってもよい。
【0031】
そして、上記排液排出口63には、排液パイプ64が接続されている。この排液パイプ64は、プラテン板55内のインクが排インクタンク62に流れ込むように導く排液誘導路となるもので、例えば柔軟な樹脂チューブから成る。このように排液パイプ64を柔軟な樹脂チューブで形成した場合は、その引き回しが容易となり、上記プラテン板55と排インクタンク62との距離が離れている場合に、設定がし易くなる。
【0032】
また、上記プラテン板55の底板65は、図10に示すように、排液排出口63が形成された端部の反対側から上記排液排出口63が形成された端部側に向けて(すなわち図10の左側端部から右側端部に向けて)、下り傾斜となるように形成されると共に、図11に示すように、その断面形状において底板65の中央部分66が最も低くなるように傾斜して形成されている。すなわち、上記プラテン板55は、箱状の内部に受けたインクが排液排出口63に向けて自然に流れる形状に形成されている。これにより、プリントヘッド20から打ち捨てられた排インクをプラテン板55で受けたものが、その底板65の傾斜形状によって重力の作用で自然に排液排出口63に向けて流れて行き、排液パイプ64を通って排インクタンク62へ滴下してその内部に収容される。
【0033】
なお、図12に示すように、上記プラテン板55の箱状内部には、インク吸収材67が備えられている。このインク吸収材67は、プリントヘッド20から打ち捨てられた排インクを吸収する液体吸収材となるもので、スポンジなどでできている。これにより、各インク吐出ノズル23から勢いよく吐出されたインクの跳ね返り飛沫を減じることができ、記録紙51の裏面の汚損防止に役立つ。また、インク吸収材67を備えたことで、プラテン板55自体が排インクの一次貯留タンクとなり、排インクタンク62が二次貯留タンクの役目を果たすこととなるので、貯留できる排インク量を増大することができる。
【0034】
一方、上記排インクタンク62は、図10に示すように、プラテン板55から流れ込む排インクを受ける箱状に形成されている。すなわち、プラテン板55の排液排出口63が設けられた側の下方にて、排液パイプ64の下端部が位置する上面箇所に排液受入れ部を有して例えば矩形の箱状に形成されている。この排インクタンク62の容量は、設計的に許される範囲においてできるだけ大きいほうが望ましい。
【0035】
また、上記排インクタンク62は、図10に示すように、プリンタ本体部12の側面において引出しのように収納されており、矢印D,E方向に引き出したり、押し込んで上記プリンタ本体部12に着脱可能とされている。この場合、プラテン板55から流れ込んで溜まった排インクが一杯になると、排インクタンク62を矢印Dのように引き出して、内部に溜まった排インクだけを廃棄したり、或いは排インクを収容した状態の排インクタンク62そのものを廃棄することができる。したがって、プリンタのメインテナンス性を高めることができる。
【0036】
なお、上記排インクタンク62の着脱構造は、プリンタ本体部12の側面と排インクタンク62の前面縁部との間に、例えば樹脂製の掛止片(ツメなど)を設けて引っ掛けたり外してもよいし、排インクタンク62の前面縁部に止めネジを螺合して止めたり外してもよい。その他、従来公知の適宜の着脱構造を用いてもよい。なお、排インクタンク62の着脱は、図10に示すプリンタ本体部12の側面ではなく、図9に示すように、メインテナンス時にプリンタ本体部12を開口した状態でプラテン板55の下方から取り外せるように配置してもよい。
【0037】
また、上記排インクタンク62の箱状内部には、図12に示すインク吸収材67と同様に、プラテン板55から流れ込んだ排インクを吸収するインク吸収材を備えてもよい。この排インクタンク62の内部にインク吸収材を充填した場合は、プリンタ本体部12を傾けたとしても、その内部に溜まった排インクがこぼれるのを防止することができる。
【0038】
次に、このように構成されたインクジェットプリンタ11の動作について説明する。まず、図2に示すように、プリンタ本体部12の上面の上蓋16を開いてプリントヘッド20を収納部15内に矢印Zのように収納する。また、プリンタ本体部12の前面下部に設けられたトレイ挿入口17に記録紙トレイ14を挿入して装着する。このとき、図7に示すように、プリンタ本体部12の内部は、ベルト搬送手段54の先端部が矢印H方向に下がっており、プリントヘッド20の下面がヘッドキャップ21で閉じられて印画停止状態となっている。
【0039】
次に、印画開始の制御信号が入力されると、ヘッドキャップ21が図7の矢印J方向に移動して所定のヘッドキャップ退避位置に退避する。このとき、図6に示すように、ヘッドキャップ21の退避動作に伴って、クリーニングローラ24がプリントヘッド20のノズル面22の表面を摺動してインク吐出ノズル23をクリーニングする。そして、このヘッドキャップ21が所定のヘッドキャップ退避位置に退避すると、ベルト搬送手段54の先端部が図7中の矢印I方向に上昇し、水平状態にてベルト搬送手段54とプリントヘッド20間に所定の小さなギャップの記録紙通路を形成して停止する(図8参照)。
【0040】
図8に示す印画動作状態において、給紙手段50が駆動し、記録紙トレイ14に重ねて収納された記録紙51が矢印K方向に供給される。この際、分離手段52によって記録紙51は1枚ずつに分離されて矢印L方向に随時給紙される。この給紙された記録紙51は、反転ローラ53により搬送方向が反転されてベルト搬送手段54まで送られる。そして、記録紙51は、ベルト搬送手段54によってプリントヘッド20の下方位置まで搬送される。
【0041】
さらに、記録紙51が、プリントヘッド20の下方位置に達すると、印画信号が入力され、該印画信号に応じてプリントヘッド20の所定の発熱抵抗素子が駆動される。そして、一定速度で送られる記録紙51に対して、4色のインクに対応するインク吐出ノズル23の列からインク滴が吐出され、記録紙51上にカラーのプリント画像が形成される。
【0042】
この場合、記録紙51の上下左右の余白部をゼロにして印画する、いわゆる縁無し印刷を行うときや、用紙サイズの設定を間違えて設定サイズよりも小さい記録紙51を使用したときには、その記録紙51の周辺端部を超えて余分なインクが吐出されるが、図10に示すように、プリントヘッド20から吐出されたインクは、その下方に配置されたプラテン板55で受け止められる。そして、このプラテン板55の底板65の傾斜形状によって、排インクは自然に排液排出口63に向けて流れて行き、排液パイプ64を通って排インクタンク62へ滴下してその内部に収容される。
【0043】
そして、インクジェットプリンタ11の使用期間の経過によって、上記排インクタンク62内にプラテン板55から流れ込んで溜まった排インクが一杯になると、排インクタンク62を矢印Dのように引き出して、内部に溜まった排インクだけを廃棄したり、或いは排インクを収容した状態の排インクタンク62そのものを廃棄する。その後、再びプリンタ本体部12の側面に排インクタンク62を装着して、使用状態とする。この場合、図10に示す状態で、プラテン板55で受けた排インクは総て排インクタンク62内に収容して溜められるので、上記プラテン板55で受けた排インクがプラテン板55から溢れ出るのを防止できる。これにより、記録紙51の裏面の汚損を防止することができる。
【0044】
このようにして記録紙51への印画が全て終了すると、図8に示すように、記録紙51はプリントヘッド20の下方位置から矢印N方向に搬送され、排紙口を兼ねたトレイ挿入口17から記録紙トレイ14の上面の排紙受け部14aに排紙される。そして、図7に示すように、ベルト搬送手段54の先端部が矢印H方向に下がり、ヘッドキャップ21がプリントヘッド20の下面を閉じて印画停止状態に復帰し、インクジェットプリンタ11の動作が停止する。
【0045】
図13は、他の実施形態におけるプラテン板55及び排液パイプ64の構造を示す要部拡大説明図である。この実施形態は、プラテン板55の排液排出口63に排液パイプ64′を一体構造に形成したものである。すなわち、図10に示すような別体の排液パイプ64を排液排出口63に接続するのではなく、例えばプラテン板55を製造する際に、成型品としてプラテン板55に排液パイプ64′を一体化して成形した例である。この場合は、部品点数が減少して構造が簡単となると共に、コスト低下を図ることができる。
【0046】
図14は、更に他の実施形態におけるプラテン板55及び排液パイプ64の構造を示す要部拡大説明図である。この実施形態は、排液パイプ64上に、プラテン板55内の排インクを吸引して排インクタンク62に送るための液送り手段としてのポンプ68を備えたものである。この場合は、プラテン板55内の排インクを強制的に排インクタンク62内に送ることができる。なお、本発明では、図10及び図11に示すプラテン板55において、底板65を傾斜形状に形成することなく、水平状態に形成してもよいが、このように底板65を水平状態に形成した場合に、排液パイプ64上に図14に示すポンプ68を設ける意義がある。また、図14においては、図10に示す排液パイプ64上にポンプ68を設けた例を示したが、図13に示す一体構造の排液パイプ64′上にポンプ68を設けてもよい。
【0047】
また、以上の説明では、プラテン板55に1個の排液排出口63を備え、これに1本の排液パイプ64を設けたものとしたが、本発明はこれに限られず、プラテン板55の一方の側面又は両側面に合計で複数本の排液排出口63及び排液パイプ64を設けてもよい。さらに、排インクタンク62も、プリンタ本体部12の一方の側面又は両側面に合計で複数個設けてもよい。
【0048】
なお、以上の説明においては、インクジェットプリンタに適用された例について述べたが、本発明はこれに限らず、ノズル面に形成された複数の液体吐出ノズルから所定の液体を吐出するものであればどのようなものでもよい。例えば、記録方式がインクジェット方式のファクシミリ装置や複写機等の画像形成装置についても適用可能である。
【0049】
また、液体吐出ノズルから吐出される液体はインクに限られず、所定の液体を吐出しドット列又はドットを形成するものであるならば、他の液体の吐出装置にも適用することができる。例えば、DNA鑑定などにおいてDNA含有溶液をパレット上に吐出するための液体吐出装置にも適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、排液貯留手段により、液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜めておき、上記プラテン板で受けた排液が該プラテン板から溢れ出るのを防止することができる。したがって、プラテン板上で支持される吐出対象物を排液で汚損するのを防止できる。また、液体吐出装置の内部を排液で汚損するのも防止できる。
【0051】
また、請求項2に係る発明によれば、上記プラテン板は、液体吐出ヘッドから吐出される液体を受ける凹状に形成され、その一箇所又は複数箇所に排液貯留手段への排液排出口を有することにより、該プラテン板で受けた液体を内部に溜めておき、排液排出口から排液貯留手段へ排出することができる。ここで、排液排出口が複数箇所に有る場合は、速やかに排液を排液貯留手段へ排出することができる。
【0052】
さらに、請求項3に係る発明によれば、上記プラテン板は、凹状の内部に受けた液体が排液排出口に向けて自然に流れる形状に形成されたことにより、特別な液送り手段を備えなくても、排液を排液排出口から排液貯留手段へ排出することができる。
【0053】
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、上記プラテン板の排液排出口に、プラテン板内の排液が排液貯留手段に流れ込むように導く排液誘導路を接続したことにより、プラテン板と排液貯留手段とが離れていても上記排液誘導路を引き回して接続することができる。
【0054】
また、請求項5に係る発明によれば、上記プラテン板の排液排出口に、プラテン板内の排液が排液貯留手段に流れ込むように導く排液誘導路を一体構造に形成したことにより、部品点数が減少して構造が簡単となると共に、コスト低下を図ることができる。
【0055】
さらに、請求項6に係る発明によれば、上記排液誘導路上に、プラテン板内の排液を強制的に排液貯留手段に送るための液送り手段を備えたことにより、プラテン板内の排液を強制的に排液貯留手段内に送ることができる。特に、プラテン板の底板が水平状態に形成されている場合であっても、排液を強制的に排液貯留手段内に送ることができる。
【0056】
さらにまた、請求項7に係る発明によれば、上記プラテン板の凹状内部に、液体吐出ヘッドから吐出された液体を吸収する液体吸収材を備えたことにより、液体吐出ヘッドから勢いよく吐出された液体の跳ね返り飛沫を減じることができ、吐出対象物の裏面の汚損防止に役立つ。また、液体吸収材を備えたことで、プラテン板自体が排液の一次貯留手段となり、排液貯留手段が二次貯留手段の役目を果たすこととなるので、全体として貯留できる排液量を増大することができる。
【0057】
また、請求項8に係る発明によれば、上記排液貯留手段は、プラテン板から流れ込む排液を受ける箱状に形成されたことにより、該排液貯留手段で受けた液体を所定の容量で内部に溜めておくことができる。
【0058】
さらに、請求項9に係る発明によれば、上記排液貯留手段は、装置本体部に着脱可能とされていることにより、プラテン板から流れ込んだ液体で排液貯留手段が一杯になった際は、排液貯留手段を引き出して、内部に溜まった排液だけを廃棄したり、或いは排液を収容した状態の排液貯留手段そのものを廃棄することができる。また、取り外した排液貯留手段を水洗いするなどにより、簡単に清掃することができる。したがって、装置のメインテナンス性を高めることができる。
【0059】
さらにまた、請求項10に係る発明によれば、上記排液貯留手段の箱状内部に、プラテン板から流れ込んだ液体を吸収する液体吸収材を備えたことにより、装置本体部を傾けたとしても、その内部に溜まった排液がこぼれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンタの実施形態を示す斜視図であり、上蓋を閉じた状態を示す図である。
【図2】同じく液体吐出装置の一例としてのインクジェットプリンタの実施形態を示す斜視図であり、上蓋を開いて収納部内にヘッドカートリッジを収納する状態を示す図である。
【図3】上記液体吐出装置におけるヘッドカートリッジの構成を示す一部断面側面図である。
【図4】図1に示すプリンタ本体部の外カバーを外して内部構造を示す説明図である。
【図5】図4に示すヘッドキャップ開閉機構を示す説明図である。
【図6】上記ヘッドキャップ開閉機構によりヘッドキャップが移動するときのクリーニング動作を示す説明図である。
【図7】図1に示すインクジェットプリンタの内部構造を示す断面図であり、ヘッドカートリッジが動作を開始する前の停止状態を示す図である。
【図8】上記ヘッドカートリッジのノズル面を密閉保護していたヘッドキャップがヘッドキャップ退避位置まで退避して印画動作が可能となった状態を示す図である。
【図9】上記インクジェットプリンタのメインテナンス時にプリンタ本体部を開口させた状態を示す図である。
【図10】プラテン板及び排インクタンクの配置関係を示す要部拡大説明図である。
【図11】図10のC−C線断面図である。
【図12】プラテン板の他の実施形態を示す図10のC−C線断面図である。
【図13】他の実施形態におけるプラテン板及び排液パイプの構造を示す要部拡大説明図である。
【図14】更に他の実施形態におけるプラテン板及び排液パイプの構造を示す要部拡大説明図である。
【符号の説明】
11…インクジェットプリンタ
12…プリンタ本体部(装置本体部)
13…ヘッドカートリッジ
14…記録紙トレイ
18…表示パネル
19…インクタンク
20…プリントヘッド(液体吐出ヘッド)
21…ヘッドキャップ
22…ノズル面
23…インク吐出ノズル
24…クリーニングローラ
51…記録紙(吐出対象物)
54…ベルト搬送手段
55…プラテン板
62…排インクタンク(排液貯留手段)
63…排液排出口
64,64′…排液パイプ(排液誘導路)
65…底板
67…インク吸収材(液体吸収材)
68…ポンプ(液送り手段)

Claims (10)

  1. 装置本体部と、
    この装置本体部に着脱可能に保持され、ノズル面に形成された複数の液体吐出ノズルから所定の液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    この液体吐出ヘッドのノズル面に対向するように配置され吐出対象物を支持して上記液体吐出ヘッドとの位置関係を規定すると共に該液体吐出ヘッドから吐出される液体を受けるプラテン板と、
    を有する液体吐出装置であって、
    上記液体吐出ヘッドから吐出されてプラテン板で受けた液体を収容して溜める排液貯留手段を設けたことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 上記プラテン板は、液体吐出ヘッドから吐出される液体を受ける凹状に形成され、その一箇所又は複数箇所に排液貯留手段への排液排出口を有することを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
  3. 上記プラテン板は、凹状の内部に受けた液体が排液排出口に向けて自然に流れる形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の液体吐出装置。
  4. 上記プラテン板の排液排出口には、プラテン板内の排液が排液貯留手段に流れ込むように導く排液誘導路を接続したことを特徴とする請求項2記載の液体吐出装置。
  5. 上記プラテン板の排液排出口には、プラテン板内の排液が排液貯留手段に流れ込むように導く排液誘導路を一体構造に形成したことを特徴とする請求項2記載の液体吐出装置。
  6. 上記排液誘導路上には、プラテン板内の排液を強制的に排液貯留手段に送るための液送り手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の液体吐出装置。
  7. 上記プラテン板の凹状内部には、液体吐出ヘッドから吐出された液体を吸収する液体吸収材を備えたことを特徴とする請求項2記載の液体吐出装置。
  8. 上記排液貯留手段は、プラテン板から流れ込む排液を受ける箱状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
  9. 上記排液貯留手段は、装置本体部に着脱可能とされていることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
  10. 上記排液貯留手段の箱状内部には、プラテン板から流れ込んだ液体を吸収する液体吸収材を備えたことを特徴とする請求項8記載の液体吐出装置。
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