JP2007130998A - 液体噴射装置及び液体噴射装置の液体収容部 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体を噴射する液体噴射ヘッド30と、液体噴射ヘッド30から液体を液体経路25を経て排出することによって液体噴射ヘッド30をクリーニングするクリーニング手段と、液体経路25の出口側に配置され、クリーニング手段によって排出された液体を収容する着脱可能な液体収容手段40と、を有する液体噴射装置10であって、液体収容手段40は、液体を吸収する吸収手段50と、液体収容手段40が液体噴射装置10から取り外されるときに、液体経路25に残留した液体を強制的に吸収部材50の液体受け止め位置に滴下させる強制滴下手段44と、を有する。
【選択図】図2
Description
インクジェット式記録装置は、上記ノズルを封止してノズル内のインクの粘度が上昇することを防止したり、インクを吸引する等によって吐出不良の原因となる増粘インク等を除去するためのクリーニング機構を備えているものがある。
そして、上述のクリーニング機構は、吸引したインク(以後、廃インクと呼ぶ)を、チューブ(以後、ポンプチューブと呼ぶ)を介してインクジェット式記録装置内の廃インクタンクに収容するようになっている。このポンプチューブは、廃インクの廃インクタンクへの経路となっている。
図10(a)に示すように、廃インク300aは、廃インクタンク202の吸収材204に吸収されて保持されるのであるが、ポンプチューブ200の出口部付近に廃インク300bが残留する。そして、廃インクタンク202が取り外し方向U1に移動すると、図10(b)に示すように、ポンプチューブ200内に残留した廃インク300bが落下する。
この結果、インクジェット式記録装置が汚れる場合がある。
これにより、廃液容器が取り外されるときや、廃液容器が取り外された後において、液体経路に残留した廃液の飛び散り及び自然落下を防止することができる。尚、廃液容器は液体収容手段の一例を構成している。
このような構成によれば、前記吸収手段を固定するために必須の構成である前記固定手段を、前記強制滴下手段としても機能させることができる。また、前記固定手段は前記吸収手段と接しているので、前記強制滴下手段に付着した液体は前記吸収手段に吸収されやすくなる。
このような構成によれば、前記強制滴下手段が、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触することによって、前記液体経路内に残留した前記液体を強制的に滴下させることができる。
このような構成によれば、前記外壁と前記液体経路が接しないため前記外壁にインクが付着することがなく、それゆえに前記液体収容手段の取り外し方向である外壁の外側面にインクが付着せず、ユーザーの手にインクが付着することを防止することができる。
このような構成によれば、前記液体経路が複数存在しても、各前記液体経路に残留した前記液体を強制的に滴下させることができる。
前記構成は、前記液体収容手段の内側に配置される前記固定手段とは、前記液体受け止め位置に近接する位置に配置される固定手段であり、前記液体収容手段の外側に配置される前記固定手段とは、前記液体経路を前記吸収手段の前記液体受け止め位置に対応する位置に導く際に前記液体経路が近接してくる方向で、前記液体受け止め位置から離間する方向に配置される固定手段であり、これらの固定手段は前記液体受け止め位置から離間するにつれ高くなるようにしている。
従って、このような構成によれば、前記液体経路は前記液体受け止め位置に対応する位置に導かれるから、液体経路に残留した前記液体を確実に前記液体受け止め位置に強制滴下させることができる。
このような構成によれば、前記除去手段が、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触することによって、前記液体経路の出口近傍の残留した前記液体に由来する気泡等を含む前記液体を確実に除去することができる。
このような構成によれば、前記外壁と前記液体経路が接しないため前記外壁にインクが付着することがなく、それゆえに前記液体収容手段の取り外し方向である外壁の外側面にインクが付着せず、ユーザーの手にインクが付着することを防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態であるインクジェット式記録装置10を示す概略図である。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体を噴射する液体噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。
あり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4及び5が着脱可能に装着できる構成となっている。インクカートリッジ2等には、液体の一例であるインクが格納されている。インクカートリッジ2には黒のインクが格納されており、インクカートリッジ3にはシアンのインクが格納されており、インクカートリッジ4にはイエローのインクが格納されており、インクカートリッジ5にはマゼンタのインクが格納されている。
キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。記録ヘッド30が、用紙29に対面するノズルプレート面30aには、インクを噴射(以後、吐出とも呼ぶ)するためのノズル開口が設けられている。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイパー23が設けられている。このワイパー23は、必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面30aのインクを払拭する。
なお、記録ヘッド30のクリーニングとしては、印字動作とは関係なく、ノズル開口からインクを吐出する方法であるフラッシングもある。この場合、記録ヘッド30がクリーニング手段の一例である。
インク吸引装置20によって吸引されたインクやフラッシングによって吐出された廃インクは、ポンプチューブ25(図3参照)の出口側に配置される後述の廃インクタンク40(図2参照)に収容される。 廃インクタンク40は、液体収容手段および液体収容部の一例である。
図2に示すように、廃インクタンク40は、略立方体の形状をしており、上部が開口していて廃インクタンク40内のインクが蒸発しやすくなっている。
廃インクタンク40は、その内部に吸収材50を有している。吸収材50は、廃インクを吸収する吸収手段の一例である。
また、廃インクタンク40は、吸収材50を固定するための吸収材押さえ部42a,42b及びインク除去用リブ44を有する。吸収材押さえ部42a,42b及びインク除去用リブ44は、固定手段の一例である。
廃インクタンク40は、インクジェット式記録装置10において、吸引ポンプ19の下方に着脱可能に配置されている。廃インクタンク40は、吸収材50の廃インクの吸収力が飽和したときには、矢印W1方向に取り外すことができる。
インク除去用リブ44は、後述のように、廃インクタンク40が取り外されるときに、ポンプチューブ25に残存した廃インクを強制的に吸収材50に滴下させることができるように構成されている。すなわち、インク除去用リブ44は、強制滴下手段の一例でもある。
以下、廃インクタンク40の構成等について、詳細に説明する。
図3(a)は、図2の廃インクタンク40のA−A線概略断面図である。
図3(a)に示すように、吸収材50は、凹状の部分である吸収材凹部50aを有する。ポンプチューブ出口部25aと吸収材凹部50aの相対的位置は、廃インク100aが、ポンプチューブ出口部25aから吸収材凹部50aに滴下する位置として規定されている。
吸収材凹部50aに滴下した廃インク100aは、例えば、矢印P1,P2及びP3に示すように、吸収材50内部に分散して吸収される。ポンプチューブ25は可撓性を有する材料である例えば、シリコーンゴムで形成されており、中空になっている。
そして、ポンプチューブ出口部25aと、吸収材50との距離とは、吸収材凹部50aとポンプチューブ出口部25aから廃インキ100aの滴下される方向の距離、図面上でのZ1方向における距離、が吸収材凹部50a以外の吸収部材との距離より大きくなるように確保されているからである。つまり、後述するように、図3(a)のZ2方向から見た場合において、h5−h2<h5−h1となっている。
図3(b)に示すように、吸収材押さえ部42a、42b及びインク除去用リブ44は、壁部40aと一体に形成されている。
図3(c)は、図2の矢印Z2方向から見た高さを示しており、各高さh1乃至h6は、廃インクタンク底部40b(図3(a)参照)を基準とする。
h1は、廃インクタンク底部40bから吸収材凹部50a表面までの高さである。
h2は、廃インクタンク底部40bから吸収材50の表面(吸収材凹部50a以外の部分の表面)までの高さである。
h3は、廃インクタンク底部40bから後方壁部40a1(図3(a)参照)までの高さ(図2参照)である。
h4は、廃インクタンク底部40bから吸収材押さえ部42a及び42bの上面までの高さである
h5は、廃インクタンク底部40bからポンプチューブ出口部25aまでの高さである。
h6は、廃インクタンク底部40bからインク除去用リブ44の上面までの高さである。
図3(c)に示すように、高さh1等は、h1<h2<h3<h4<h5<h6という式1が成り立つように規定されている。
以下、図4及び図5を使用して、廃インクタンク40がインクジェット式記録装置10から取り外されるときの状態を説明する。
図4及び図5は、廃インクタンク40等を示す概略図である。
まず、図4(a)に示すように、廃インクタンク40が、矢印W1の方向へ移動すると、ポンプチューブ25が、インク除去用リブ44に接触する。これは、上述のように、インク除去用リブ44の高さh6(図3(c)参照)が、ポンプチューブ25の高さh5よりも高く構成されているからである。言い換えると、インク除去用リブ44の高さh6は、廃インクタンク40がインクジェット式記録装置10から取り外されるときに、ポンプチューブ25と接触するように規定されている。
ポンプチューブ25が、インク除去用リブ44に接触することによって、ポンプチューブ25に残留している廃インク100bに力を加えることができ、廃インク100b1として強制的に滴下させることができる。このとき、廃インク100bはインク除去用リブ44に沿って流れ、インク除去用リブ44は吸収材50と接しているので、廃インク100bは吸収材50に吸収される。
しかし、飛び散った廃インク100b2は、吸収材押さえ部42bの壁42baによって受け止められ、後方壁部40a1から外に出ることはない。これは、廃インク100b2が、廃インクタンク40の外へ出ることがないことを意味する。このように、インク除去用リブ44と後方壁部40a1との間に配置される吸収材押さえ部42bは、廃インク100b2の飛び出し防止手段としても機能する。
図5(c)に示すように、廃インクタンク40が、さらに、矢印W1の方向へ移動すると、ポンプチューブ出口部25aは廃インクタンク40に対面しなくなる。ここで、ポンプチューブ25内に残留した廃インク100bは、すでに排出されているから、図5(c)の状態で、廃インクがインクジェット式記録装置10の内部に落下することはない。
また、インク除去用リブ44によって除去しきれない廃インク100bが存在したとしても、ポンプチューブ25は後方壁部40a1に接触することはなく、後方壁部40a1
に接触して撓むことはないから、その撓みが戻ることによって廃インク100bの飛び散ることもない。
これにより、廃インクタンク40が取り外されるときや、廃インクタンク40が取り外された後において、液体経路であるポンプチューブ25に残留した廃インクの飛び散り及び自然落下を防止することができる。
しかも、インク除去用リブ44は、吸収材50を廃インクタンク40に固定するために必要な固定手段でもある。このため、吸収材50を廃インクタンク40に固定するために必要な固定手段を、廃インク100bを強制滴下させるための手段としても機能させることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、廃インクタンク40Aは、円筒リブ46を有している。この円筒リブ46は、固定部材の一例であり、強制滴下手段の一例でもある。
図7(a)は、図6の廃インクタンク40AのB−B線概略断面図である。
図7(a)に示すように、ポンプチューブ出口部25aは、円筒リブ46の内部に位置している。ポンプチューブ25は、廃インクタンク40Aが矢印W1方向へ移動すると、円筒リブ46に接触し、さらに円筒リブ46によって撓む。これにより、ポンプチューブ25に残留した廃インク100bは、強制的に排出され、除去される。
図7(b)に示すように、円筒リブ46は、廃インクタンク40の壁部40aと一体に形成されている。
インク除去用リブ44A、導入リブ48A及び48Bは、FLチューブ60を保持している。
図7(c)に示すように、FLチューブ60は、プラテン12のフラッシングポジション12aからの廃インクを廃インクタンク40Aへ導くための経路である。FLチューブ60もまた、液体経路の一例である。フラッシングポジション12aは、記録ヘッド30からインクを吐出するフラッシングを行う位置である。
FLチューブ60は、ポンプチューブ25と同様に、可撓性の材料である例えば、シリコーンゴムで形成されている。
ここで、FLチューブ60の出口部60aを、円筒リブ46内に配置することは困難である。これは、インク吸引装置20が障害となって、FLチューブ60を自由に引き回すことができないからである。また、フラッシングにおいては、FLチューブ60内の廃インクを吸引することはなく、廃インクは重力によって廃インクタンク40Aに達する。このため、FLチューブ60はできるだけ直線的に引き回し、FLチューブ60内において廃インクが滞留することを防止する必要があるからである。
図8は、図7(a)の矢印Z2方向から見た高さを示しており、各高さh1乃至h9は、廃インクタンク底部40b(図7(a)参照)を基準とする。
h1乃至h6は、第1の実施の形態と同様であるから、説明を省略する。
h7は、廃インクタンク底部40bから円筒リブ46の上面までの高さである。
h8は、廃インクタンク底部40bから導入リブ48Aの上面までの高さである。
h9は、廃インクタンク底部40bから導入リブ48Bの上面までの高さである。
図8に示すように、高さh1等は、h1<h2<h3<h4<h5<h6=h7<H8<h9という式2が成り立つように規定されている。
すなわち、導入リブ48A及び48Bは、FLチューブ60を吸収材凹部50aに対応する位置に導く液体経路案内手段として機能する。
また、廃インクタンク40Aが矢印W1に移動すると、インク除去用リブ44AはFLチューブ60に接した状態で移動するから、FLチューブ60に残留した廃インク100cに振動を与え、排出することができる。
このような構成によれば、ポンプチューブ25等が複数存在しても、各ポンプチューブ25等に残留した廃インクを強制的に滴下させることができる。
これにより、FLチューブ60を吸収材凹部50aに対応する位置に導かれるから、FLチューブ60に残留した廃インクを確実に吸収材凹部50aに強制滴下させることができる。
次に第3実施の形態について図9に基づいて、説明する。そして、第1実施の形態と共通する構成は、共通の符号を付し、重複する説明は省略する。
図9(a)は図9(b)の廃インクタンク40BのA−A概略断面図であり、ポンプ19とポンプチューブ25等との位置関係の概略を示している。尚、これらの図は主要な構成を図示し、それ以外は省略してある。図9に示すように、インク除去用リブ44は、吸収材50と一体のものとして設けたものを示している。また、図9(b)は、廃インクタンク40Bを図9(a)のZ1方向から見た正面概略図である。また、図9(c)は、廃インクタンク40の概略斜視図を示している。
また、ポンプチューブ25内の廃インク100bに気泡が混入している場合であっても、インク除去用リブ44が吸収材50としての機能も発揮するので、インク除去用リブ44に接触した際に、廃インク100bを吸収して、除去することができる。
図3(c)に示すと同様、廃インクタンク40B等の各部の高さh1等は、h1<h2<h3<h4<h5<h6という式1が成り立つように規定されている。
その場合、インク除去用リブ44の硬さや、厚み等は、廃インクの粘度や、ポンプチューブ25の硬さや、径の大きさなどにより、適宜、選択して異なるものとして形成しても良い。
なお、上記各実施の形態における、廃インクタンク40,40A,40Bは本発明における液体収容手段および液体収容部の一例である。
また、上記第1実施の形態、第2の実施の形態において、インク除去用リブ44は、吸収材50と接していないものであってもよい。この場合、インク除去用リブ44に接触して、滴下された廃インクは、インク除去用リブ44を伝わり、吸収材50に導かれて吸収される。
Claims (12)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドから前記液体を液体経路を経て排出することによって前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
前記液体経路の出口側に配置され、前記クリーニング手段によって排出された前記液体を収容する着脱可能な液体収容手段と、
を有する液体噴射装置であって、
前記液体収容手段は、
前記液体を吸収する吸収手段と、
前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路近傍に残留した前記液体を強制的に前記吸収手段に滴下させる強制滴下手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置。 - 前記強制滴下手段は、前記液体収容手段に前記吸収手段を固定するための固定手段であることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記強制滴下手段の高さは、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触するように規定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
- 前記液体収容手段の外壁の高さは、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触しないように規定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記強制滴下手段は、複数の前記クリーニング手段に接続される前記液体経路に対応して、複数配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記液体収容手段の内側に配置される前記固定手段の高さは、前記液体収容手段の外側に配置される前記固定手段の高さよりも低く規定されており、前記液体収容手段が前記液体噴射装置に取り付けられるときに、前記液体経路を前記吸収手段の前記液体受け止め位置に対応する位置に導く液体経路案内手段として機能する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドから前記液体を液体経路を経て排出することによって前記液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、
前記液体経路の出口側に配置され、前記クリーニング手段によって排出された前記液体を収容する着脱可能な液体収容手段と、
を有する液体噴射装置であって、
前記液体収容手段は、
前記液体を吸収する吸収手段と、
前記液体収容手段を前記液体噴射装置から取り外すときに、前記液体経路の出口近傍の前記液体を除去する除去手段と、を有し、前記除去手段を前記吸収手段により形成していること
を特徴とする液体噴射装置。 - 前記除去手段の高さは、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触するように規定されていることを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置。
- 前記液体収容手段の外壁の高さは、前記液体収容手段が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触しないように規定されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の液体噴射装置。
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドをクリーニングする際に、前記液体噴射ヘッドの液体経路を経て排出される前記液体を収容する着脱可能な液体噴射装置の液体収容部であって、
前記液体収容部は、
前記液体を吸収する吸収部材と、
前記液体収容部が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記噴射ヘッドの液体経路を経て排出された前記液体の前記液体経路近傍に残留した前記液体を強制的に前記吸収部材に滴下させる強制滴下部と、
を有することを特徴とする液体噴射装置の液体収容部。 - 液体を噴射する液体噴射ヘッドをクリーニングする際に、前記液体噴射ヘッドの液体経路を経て排出される前記液体を収容する着脱可能な液体噴射装置の液体収容部であって、
前記液体収容部は、
前記液体を吸収する吸収部材と、
前記液体収容部が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記噴射ヘッドの液体経路を経て排出された前記液体の前記液体経路の出口近傍に残留した前記液体を除去する除去部材と、を有し、前記除去部材を前記吸収部材により形成していること
を特徴とする液体噴射装置の液体収容部。 - 前記液体収容部は、
前記吸収部材を収容する容器本体を有しており、前記容器本体の外壁の高さは、前記液体収容部が前記液体噴射装置から取り外されるときに、前記液体経路と接触しないように規定されていることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の液体噴射装置の液体収容部。
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