JPH035159A - インクジェット記録装置の廃インク容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置の廃インク容器に関
し、詳しくは、回復機構を介して記録ヘッドから排出さ
れたインクを収容するためのインクシェツト記録装置の
廃インク容器に関する。

〔従来の技術〕

記録ヘッドのインク吐出口からインクを吐出させ、飛翔
的液滴となしてこれを被記録材に着弾させることにより
記録を行うインクシェツト記録装置においては、インク
吐出口の目詰りを防止し、また、何着したごみを除去す
るために、吐出口に対してインクを加圧供給して洗浄し
たり、吐出口からインクを吸引する回復機構が一般的に
設けられている。

第６図はこのような回復機構を具えたインクシェツト記
録装置の一例を示ずものて、ここて、１０１はキャリッ
ジ１０２に搭載され、不図示の駆動手段により案内軸１
０３　に沿って移動されなからインクを吐出して記録を
行うインクシェツト記録ヘッド、１０４は記録ヘラ］〜
１０１のインク吐出面対向位置に不図示の被記録材を保
持するためのプラテンである。また、１０５は記録ヘッ
ト１０１　による記録領域外に設りられた回復機構、１
０６は回復機構１０５によりキャップ部４ｙｌ　ｔ　０
７を介して記録ヘッド１０１から回収さねたインクを収
容する廃インク容器である。

なお、廃インク容器１０６は後述する例のように記録ヘ
ラ＋ｒｘｏ＋に供給するインクを収容しているインク袋
（不図示）と一体にしてインクカートリッジに格納され
た形態のものと、インク袋とは別体に設けられたものと
かあるか、いずれの場合も記録装置に対して着脱自在に
装着され、４ＪＩ出されたインクにより容器１０６が満
杯となった場合は取外して交換される。また、廃インク
容器＋０６は第７図に示すように管差込み口１０６Ａを
有しており、その内側に、廃インクμ・１０８か差込ま
れて装着されたときにこれを支持するための支持部イ４
１０９　と、排出されて内部に飛散する廃インク１１０
を吸収し外部に漏らさ７１いようにするためのインク吸
収部材Ｉｌｌとか設りられている。

ここて、支持部４．１１’　１０９は廃インク管１０８
を支持するのみてなく、廃インク容器１０６の交換に際
して廃インク管１０８を取外す際に第８図に示すように
１廃インク管１０８から廃インク１１０が滴下するのを
防止する目的で、これもまたインクを吸収する材料で形
成されている。

〔発明か解決しようとする課題〕

しかしながら、」二連したような従来の廃インク容器で
は廃インクか容器内部に排出される際に周囲に飛散する
ため、廃インク容器の周囲部を液密構造としなければな
らす、接着剤や接着工具を用いた工程か必要でコスト増
を招く。また、廃インクの成分は大男８０＊か水分で、
残りの２０＊か溶剤や染料であり、容器を小型にするに
は水分や溶剤を蒸発させたいのであるが、そのために大
気口を設けると飛散したインクか外部に漏れる。

本発明の目的は、上述した従来の問題点に着目し、その
解決を図るへく、排出されてくる廃インクか飛散しない
ように消勢されてインク吸収部拐に保持され、使用中２
ｔらびに取外しに際しても外部に漏れたりする虞のない
コンバク１〜なインクシェツト記録装置の廃インク容器
を提俵することにある。

〔課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するために、木発明は、廃インクを導
くための廃インク管の端部を着脱自在に装着し、廃イン
ク管を介して導かれた廃インクを収容するインクシェツ
ト記録装置の廃インク容器において、廃インク管の端部
か装着される部位に、廃インク管の端部を把持し、廃イ
ンク容器に排出される廃インクを浸透させてその飛散を
禁止すると共に、廃インクの吸収か可能な部材を設りた
ことを特徴とするものである。

〔作　用〕

木発明によれは、廃インクを侵透させてその飛散を禁止
すると共に廃インクの吸収が可能７７部材により廃イン
ク管の端部か把持されるのて、容器にｔ−１１出される
廃インクか飛散って外部に茹れたり、廃インク管を容器
から外す際に、その端部から廃インクが滴下したりする
のを防止することかでき、また、水分を蒸発させるため
の開口の設置が可能となり、コンパクト化を図ることが
てきる。

〔実施例］ 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明するが、その説明に先立ち、本発明を適用した
インクジェット記録装置の回復系について、第３図によ
り詳述する。ここで、１は廃インク容器を兼ね、内部に
不図示のインクタンクか合せて収容されているインクカ
ートリッジ、２はそのインクタンクからキャリッジ搭載
の記録ヘットにインクを供給するためのインク供給管、
３　Ｌｌ吸引ポンプ４により吸引さ、ｌ′Ｖだ廃インク
を廃インク容器１に導くための１３ｅインクヂユーフ、
５は回復機構１０５のキ〜・ツブ部側１０７からインク
を吸引するための吸引チューブである。

方、回復機構１０５の方にはキャップ部材１０７から上
部に突設したピン６か天板の案内？１ｌｌｉ　７に摺動
自在に嵌合されており、更に位置決めレバー８かキャリ
ッジ１０２の移動通路に向りて突設されていて、キャリ
ッジ１０２か回復機構１０５の設置位置に導かれてくる
と、キャリッジ１０２　に設Ｇりられている不図示の係
合ビンが位置決めレバー８ど係合することにより、キャ
ップ部材１０７を記録ヘット１０１　に向けて押出し、
キャッピングか行われる（以上第６図を参照のこと）。

９６Ｊ戻しはねてあり、キャリッジ１０２か回復機構１
０５から解放されて記録動作にうつる際に、キ＼・ツブ
部材１０７を後退させ、元の位置に戻す役割をする。

ｌＯは吸引ポンプ４の一方向弁つきピストン、１１はピ
ストン１０を往復動さぜるためのポンプ駆動カム、１２
は一方向りラッヂを具えたギヤ列、１３はシート送り用
ローラ輔てあり、不図示の駆動モタによって駆動される
シート送り用ローラ軸１３のシー１〜送り時とは逆方向
の回転により、ギヤ列１２を介してカム１１が駆動され
、吸引ポンプ４により廃インク吸引動作が行われる。な
おこのような吸引動作により、例えば０．Ｏ１〜１秒程
度の間に０．０５〜０．３ｃｃ程度の廃インクが廃イン
ク客器】に排出される。

第１図、第２Ａ図および第２Ｂ図は本発明による廃イン
ク容器の構成を示す。本例の場合、廃インク容器１は第
２八図に示すように供給用インクを収容したインク袋２
１かその内部に格納されていて、交換可能なインクカー
トリッジとして機能する。３１は廃インクを収容するた
めの空間として設けられた廃インク部であり、３２は廃
インク部３１の底部に配設された廃インク吸収部材であ
る。しかして更に本例では廃インク部３１の廃インク管
差込み口３１Ａに対応する部位に十分の厚さを有する廃
インク管端部把持部材３３を立設し、この把持部材３３
の下端か廃インク吸収部材３２と接触を保つようにず管
端部把持部材３３はインクを十分に浸透させる羽村、例
えは非独立気泡か連続して形成された樹脂系材料等によ
って構成されるのか好ましく、かつ、廃インク管３４が
容易に着脱自在であることか望ましい。そこで、このよ
うに構成した廃インク容器（兼インクカートリッジ）１
を装着するにあたっては、第２八図に示すように、記録
装置のヘス側に設りられ、廃インク管支持部材３５によ
って支持される廃インク管３４の端末と、供給管支持部
材３６によって支持されるインク釧３７どを廃インク容
器１側の対応する装着部にそれぞれ向りるｊ：うになし
て接合し、第２Ｂ図に示すような状態に保つことができ
る。

そこで、このように廃インク容器１を記録装置に装着し
た状態で吸引ポンプ４による回復動作を行うと、第１図
に示すように、廃インク１１０が廃インク部３１に排出
されるが、このとき、廃インク管３４の端末か把持部詞
３３内に差込まれた状態に保たれているので、廃インク
１１０は周囲に飛散すること７２　＜消勢されて、把持
部材３３を浸透しつつ、廃インク吸収部材３２に向りて
降下し、部材３２に吸収された状態に保たれる。また、
インク袋２１内のインクが空になったり、廃インク１１
０が廃インク部３１において、吸収部材３２に十分吸収
され、飽和状態に達したようなときには、廃インク容器
（インクカートリッジ）１を取外して新品と交換するこ
とかてき、このときも把持部材３３によって廃インク管
３４の端部からインクか拭い去られるので端末から廃イ
ンク吸引動作するようなことはない。

第４図は本発明の第２の実施例を示す。本例は廃インク
容器兼用のインクカートリッジ１において、インク袋２
１が占有していない空間を廃インク部４１に引当て、こ
こに廃インクの浸透吸収が可能でかつ、廃インク管３４
の端末を把持可能な廃インク吸収部旧４２を装填したも
ので、廃インク管３４から排出される廃インクを消勢し
た上て収容することがてきる。

第５図は本発明の第３の実施例を示す。本例は第１図に
示した廃インク吸収部旧３２と廃インク管端末把持部材
３３とを一体化して、１つの廃インク処理部材４３どし
て構成したもので、その作用については第１の実施例と
変わらず、ただ、第２の実施例および第３の実施例にお
いては第１の実ＩＪ１ξ例に比して部品点数の削減を図
ることかできる。

（発明の効果〕 以上説明してきたように、木発明によれは、廃インク容
器の廃インクＶ端部か差込まれる部位に、廃インク管端
部を把持し、１ノ１出される廃インクを消勢すると共に
廃インクの吸収か可能な部材を設けたので、廃インクが
容器内で飛散して開口部等から外部に洩れる虞がないと
共に、廃インク容器を記録装置から取外すときに廃イン
ク管端部から廃インクが洩れたりすることかなく、廃イ
ンク容器に開口を設りて、水分や溶剤を蒸発させるよう
に構成することかてきるのて、廃インク容器の小型化に
伴って記録装置全体のコンバク］・化を図ることかてぎ
るようになった。

４　図面の↑’ｉｉ’ｉ単な説明 第１図は未発明による廃インク容器の一例を示す断面図
、 第２Δ図および第２Ｂ図４ｊ木発明による廃インク容器
の着脱状態を示すそれぞれ説明図、 第３図は木発明にかかる回復機構の説明図、第４図およ
び第５図は木発明の第２および第３の実施例を示すそれ
ぞれ断面図、 第６図は木発明の適用か可能なインクシェラｌ−記録装
置の構成を示す斜視図、 第７図は従来の廃インク容器によるインク排出状態を示
す断面図、 第８図は従来の廃インク容器で廃インク管を取外した時
の状態を示す断面図である。

１・・・廃インク容器、 ３１．４１・・・廃インク部、 ３２．４２・・・廃インク吸収部材、 ３３・・・把持卯月、 ３４・・・廃インク管、 １ ４３・・・廃インク処理部利、 ２ １１０・・・廃インク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）廃インクを導くための廃インク管の端部を着脱自在
   に装着し、該廃インク管を介して導かれた前記廃インク
   を収容するインクジェット記録装置の廃インク容器にお
   いて、 前記廃インク管の端部が装着される部位に、該廃インク
   管の端部を把持し、前記廃インク容器に排出される前記
   廃インクを浸透させてその飛散を禁止すると共に、当該
   廃インクの吸収が可能な部材を設けたことを特徴とする
   インクジェット記録装置の廃インク容器。