JPH0620610Y2 - インク容器のセツトが容易なインクジエツトプリンタ - Google Patents
インク容器のセツトが容易なインクジエツトプリンタInfo
- Publication number
- JPH0620610Y2 JPH0620610Y2 JP18413784U JP18413784U JPH0620610Y2 JP H0620610 Y2 JPH0620610 Y2 JP H0620610Y2 JP 18413784 U JP18413784 U JP 18413784U JP 18413784 U JP18413784 U JP 18413784U JP H0620610 Y2 JPH0620610 Y2 JP H0620610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink container
- container
- passage
- rotated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、記録用紙に対してその記録用紙の紙面に平行
に相対移動可能なインク噴射ノズルから液体のインクを
噴射して記録用紙に付着させることにより文字,図形等
を記録するインクジェットプリンタに関するものであ
る。
に相対移動可能なインク噴射ノズルから液体のインクを
噴射して記録用紙に付着させることにより文字,図形等
を記録するインクジェットプリンタに関するものであ
る。
従来の技術 この種のインクジェットプリンタには、噴射ノズルから
インクが良好に噴射される状態を維持するために、記録
開始時等にテスト噴射が行われるようにされているもの
がある。テスト噴射されたインクはインク受けに受けら
れ、プリンタに交換可能に取り付けられたインク容器に
収容され、適宜の量溜った時点でインク容器ごと、ある
いはインクのみ捨てられるようになっている。しかし、
インク容器をプリンタから取り外す際にインク受けとイ
ンク容器とをつなぐ通路からインクが溢れ出ることがあ
り、特に、インク容器をインク受けよりも低い位置に設
けて高さの差によってインクがインク容器に流入するよ
うにすれば、インク容器の取外し時にインクが溢れ出る
ことを避け得ないため、上記通路中にバルブ等の切換装
置を設け、インク容器を取り外す前に通路を遮断してイ
ンクの流出を阻止するようにすることが必要である。
インクが良好に噴射される状態を維持するために、記録
開始時等にテスト噴射が行われるようにされているもの
がある。テスト噴射されたインクはインク受けに受けら
れ、プリンタに交換可能に取り付けられたインク容器に
収容され、適宜の量溜った時点でインク容器ごと、ある
いはインクのみ捨てられるようになっている。しかし、
インク容器をプリンタから取り外す際にインク受けとイ
ンク容器とをつなぐ通路からインクが溢れ出ることがあ
り、特に、インク容器をインク受けよりも低い位置に設
けて高さの差によってインクがインク容器に流入するよ
うにすれば、インク容器の取外し時にインクが溢れ出る
ことを避け得ないため、上記通路中にバルブ等の切換装
置を設け、インク容器を取り外す前に通路を遮断してイ
ンクの流出を阻止するようにすることが必要である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このようなバルブ等の切換装置を設けて
インク容器脱着時にインクが溢れ出ることがないように
した場合、新しいインク容器を取り付けた後には通路を
開いてインクがインク容器内に流入するようにすること
が必要であり、面倒であるという問題があった。
インク容器脱着時にインクが溢れ出ることがないように
した場合、新しいインク容器を取り付けた後には通路を
開いてインクがインク容器内に流入するようにすること
が必要であり、面倒であるという問題があった。
問題点を解決するための手段 本考案はこのような問題を解決するために為されたもの
であり、インク容器とそれを取外し可能に支持するイン
ク容器支持部材との間にインク容器がそのインク容器支
持部材上に載せられた後一軸線のまわりに一定角度正方
向に回動させられた状態では係合状態となってインク容
器のインク容器支持部材からの取外しを不能とする第一
の係合機構を設けるとともに、インク容器支持部材に、
上記一軸線のまわりに回動可能に回動部材を設けてその
回動部材とインク容器との間にそのインク容器がインク
容器支持部材に載せられる際係合するとともにインク容
器が前記正方向に回動させられる際回動部材を第一位置
から第二位置へ回動させる第二の係合機構を設け、か
つ、インク容器支持部材と回動部材とにわたって回収さ
れたインクをインク容器に導くためのインク通路を設け
るとともに、そのインク通路は回動部材が第一位置にあ
るとき非作動状態にあり、第二位置へ回動させられたと
き連通状態にあるようにしたものである。
であり、インク容器とそれを取外し可能に支持するイン
ク容器支持部材との間にインク容器がそのインク容器支
持部材上に載せられた後一軸線のまわりに一定角度正方
向に回動させられた状態では係合状態となってインク容
器のインク容器支持部材からの取外しを不能とする第一
の係合機構を設けるとともに、インク容器支持部材に、
上記一軸線のまわりに回動可能に回動部材を設けてその
回動部材とインク容器との間にそのインク容器がインク
容器支持部材に載せられる際係合するとともにインク容
器が前記正方向に回動させられる際回動部材を第一位置
から第二位置へ回動させる第二の係合機構を設け、か
つ、インク容器支持部材と回動部材とにわたって回収さ
れたインクをインク容器に導くためのインク通路を設け
るとともに、そのインク通路は回動部材が第一位置にあ
るとき非作動状態にあり、第二位置へ回動させられたと
き連通状態にあるようにしたものである。
作用および効果 このように本考案に係るインクジェットプリンタにおい
ては、回動部材が第一位置と第二位置とに回動させられ
ることによりインク通路が遮断,連通させられるのであ
るが、この回動部材の回動はインク容器がインク容器支
持部材に載せられるた状態で正方向あるいは逆方向に回
動させられるのに伴って、すなわちインク容器のインク
容器支持部材への着脱と同時に自動的に行われるため、
従来のようにインク通路を遮断,連通させるためにイン
ク容器の着脱に前後してバルブ等の切換装置を操作する
必要がなく、インク容器のセットが簡単となる。
ては、回動部材が第一位置と第二位置とに回動させられ
ることによりインク通路が遮断,連通させられるのであ
るが、この回動部材の回動はインク容器がインク容器支
持部材に載せられるた状態で正方向あるいは逆方向に回
動させられるのに伴って、すなわちインク容器のインク
容器支持部材への着脱と同時に自動的に行われるため、
従来のようにインク通路を遮断,連通させるためにイン
ク容器の着脱に前後してバルブ等の切換装置を操作する
必要がなく、インク容器のセットが簡単となる。
実施例 第8図は、本考案の一実施例であるインクジェットプリ
ンタの機構部を取り出して示す斜視図である。図におい
て10はフレームであり、その両側に配設された一対ず
つの側板12および補助側板13のそれぞれの一方によ
ってプラテン14が回転可能に支持されている。プラテ
ン14の軸16にはギヤ18が固定されており、このギ
ヤ18がピニオン20,ギヤ22,ピニオン24を介し
てプラテン駆動モータ26に連結されており、プラテン
14はプラテン駆動モータ26によって正逆両方向に任
意の角度回転させられるようになっている。28は手動
でプラテン14を回転させるためのホイールである。
ンタの機構部を取り出して示す斜視図である。図におい
て10はフレームであり、その両側に配設された一対ず
つの側板12および補助側板13のそれぞれの一方によ
ってプラテン14が回転可能に支持されている。プラテ
ン14の軸16にはギヤ18が固定されており、このギ
ヤ18がピニオン20,ギヤ22,ピニオン24を介し
てプラテン駆動モータ26に連結されており、プラテン
14はプラテン駆動モータ26によって正逆両方向に任
意の角度回転させられるようになっている。28は手動
でプラテン14を回転させるためのホイールである。
プラテン14に平行にガイドロッド30およびガイドレ
ール32が配設され、キャリッジ34がこれらに案内さ
れてプラテン14に沿って移動可能とされている。キャ
リッジ34はタイミングベルト36,タイミングプーリ
38,ギヤ40およびピニオン42を経てキャリッジ駆
動モータ44により駆動されるようになっている。
ール32が配設され、キャリッジ34がこれらに案内さ
れてプラテン14に沿って移動可能とされている。キャ
リッジ34はタイミングベルト36,タイミングプーリ
38,ギヤ40およびピニオン42を経てキャリッジ駆
動モータ44により駆動されるようになっている。
キャリッジ34上にはインクタンク50が取外し可能に
配設されている。インクタンク50は上端が開口した容
器であり、その開口が薄いゴム製の袋状カバーによって
覆われていて、その袋状カバーを介して錘52の重量に
よりインクタンク50内のインクが加圧され、比較的低
い液圧が発生するようにされている。錘52は錘支持プ
レート54によって上下方向への移動は許容された状態
で位置決めされているが、インクタンク50を交換する
必要が生じた場合には錘支持プレート54を軸56のま
わりに回動させると錘支持プレート54が錘52の上端
に設けられたフランジ58に係合し、錘52を下方から
支持してインクタンク50の上方空間から退避させるよ
うになっている。一方、キャリッジ34の前端部には噴
射ヘッド60が取り付けられており、インクタンク50
から図示しないチューブによって導かれたインクが図示
しないバイブレータ等によって噴射ヘッド60から粒子
状に噴射され、プラテン14に支持された記録用紙に付
着するようになっている。
配設されている。インクタンク50は上端が開口した容
器であり、その開口が薄いゴム製の袋状カバーによって
覆われていて、その袋状カバーを介して錘52の重量に
よりインクタンク50内のインクが加圧され、比較的低
い液圧が発生するようにされている。錘52は錘支持プ
レート54によって上下方向への移動は許容された状態
で位置決めされているが、インクタンク50を交換する
必要が生じた場合には錘支持プレート54を軸56のま
わりに回動させると錘支持プレート54が錘52の上端
に設けられたフランジ58に係合し、錘52を下方から
支持してインクタンク50の上方空間から退避させるよ
うになっている。一方、キャリッジ34の前端部には噴
射ヘッド60が取り付けられており、インクタンク50
から図示しないチューブによって導かれたインクが図示
しないバイブレータ等によって噴射ヘッド60から粒子
状に噴射され、プラテン14に支持された記録用紙に付
着するようになっている。
噴射ヘッド60は第9図に示すようにその前面62の中
央部に形成された浅い有底の凹部64内に噴射ノズル6
6を備えている。噴射ノズル66は極く細いものであ
り、不使用時に大気にさらされていると噴射ノズル66
内のインクが乾燥して目詰まりを生ずる。そのためキャ
リッジ34上の記録領域から右方へ外れた位置に噴射ノ
ズルカバー装置70が配設されている。このカバー装置
70を拡大して第10図および第11図に示す。第10
図から明らかなように、補助側板13から片持ち状に延
び出させられた軸72により操作部材74が回動可能に
支持されている。この操作部材74は下方に延びるアー
ム76を備えており、このアーム76の下端部とフレー
ム10との間にねじりコイルばね78が取り付けられて
いる。このねじりコイルばね78は操作部材74が第1
1図に実線で示されている作用位置にある状態において
は操作部材74を時計方向に付勢し、操作部材74が二
点鎖線で示されている解除位置へ回動操作された状態で
は反時計方向へ付勢するようにされている。
央部に形成された浅い有底の凹部64内に噴射ノズル6
6を備えている。噴射ノズル66は極く細いものであ
り、不使用時に大気にさらされていると噴射ノズル66
内のインクが乾燥して目詰まりを生ずる。そのためキャ
リッジ34上の記録領域から右方へ外れた位置に噴射ノ
ズルカバー装置70が配設されている。このカバー装置
70を拡大して第10図および第11図に示す。第10
図から明らかなように、補助側板13から片持ち状に延
び出させられた軸72により操作部材74が回動可能に
支持されている。この操作部材74は下方に延びるアー
ム76を備えており、このアーム76の下端部とフレー
ム10との間にねじりコイルばね78が取り付けられて
いる。このねじりコイルばね78は操作部材74が第1
1図に実線で示されている作用位置にある状態において
は操作部材74を時計方向に付勢し、操作部材74が二
点鎖線で示されている解除位置へ回動操作された状態で
は反時計方向へ付勢するようにされている。
アーム76はリンク80によってキャリッジロッククラ
ンク82およびヘッドキャップクランク84に連結され
ている。両クランク82および84はリンク80に対す
る連結部から互に反対側へ離れた位置においてそれぞれ
軸86および88によって回動可能に支持されている。
ヘッドキャップクランク84とリンク80とはピン90
によって相対回動のみ可能に連結されているが、キャリ
ッジロッククランク82は長穴92においてピン90と
係合している。そして、この長穴92はキャリッジロッ
ククランク82が第11図において二点鎖線で示されて
いる位置にある状態においてヘッドキャップクランク8
4の回動に伴うピン90の軌跡に沿うように形成された
部分と、ほぼキャリッジロッククランク82の長手方向
に形成された部分とから成っている。したがって、操作
部材74が第11図に二点鎖線で示されている解除位置
から実線で示されている作用位置へ回動操作される際、
その操作の初期においてはキャリッジロッククランク8
2は実質的に回動せず、ヘッドキャップクランク84の
みが回動し、操作の末期においてキャリッジロッククラ
ンク82が急速に回動させられることとなる。
ンク82およびヘッドキャップクランク84に連結され
ている。両クランク82および84はリンク80に対す
る連結部から互に反対側へ離れた位置においてそれぞれ
軸86および88によって回動可能に支持されている。
ヘッドキャップクランク84とリンク80とはピン90
によって相対回動のみ可能に連結されているが、キャリ
ッジロッククランク82は長穴92においてピン90と
係合している。そして、この長穴92はキャリッジロッ
ククランク82が第11図において二点鎖線で示されて
いる位置にある状態においてヘッドキャップクランク8
4の回動に伴うピン90の軌跡に沿うように形成された
部分と、ほぼキャリッジロッククランク82の長手方向
に形成された部分とから成っている。したがって、操作
部材74が第11図に二点鎖線で示されている解除位置
から実線で示されている作用位置へ回動操作される際、
その操作の初期においてはキャリッジロッククランク8
2は実質的に回動せず、ヘッドキャップクランク84の
みが回動し、操作の末期においてキャリッジロッククラ
ンク82が急速に回動させられることとなる。
キャリッジロッククランク82にはその長手方向にほぼ
直角に係合突起94が設けられており、操作部材74が
作用位置へ操作された状態ではこの係合突起94が前記
キャリッジ34に上下方向に延びる状態で形成された溝
である係合凹部96と係合し、キャリッジ34の移動を
阻止するようにされている。また、ヘッドキャップクラ
ンク84のアーム98にはゴム製のヘッドキャップ10
0が固定されており、ヘッドキャップクランク84が第
11図に実線で示されている作用位置にある状態では、
ヘッドキャップ100が前記噴射ヘッド60の前面に密
着して凹部64を密閉すると同時に、噴射ノズル66の
前面に密着して噴射ノズル66内のインクが大気に触れ
ることを防止する状態となる。
直角に係合突起94が設けられており、操作部材74が
作用位置へ操作された状態ではこの係合突起94が前記
キャリッジ34に上下方向に延びる状態で形成された溝
である係合凹部96と係合し、キャリッジ34の移動を
阻止するようにされている。また、ヘッドキャップクラ
ンク84のアーム98にはゴム製のヘッドキャップ10
0が固定されており、ヘッドキャップクランク84が第
11図に実線で示されている作用位置にある状態では、
ヘッドキャップ100が前記噴射ヘッド60の前面に密
着して凹部64を密閉すると同時に、噴射ノズル66の
前面に密着して噴射ノズル66内のインクが大気に触れ
ることを防止する状態となる。
上記のように噴射ヘッド60は不使用時においてはヘッ
ドキャップ100によって覆われて噴射ノズル66内の
インクの乾燥が防止されているが、さらに、記録の開始
に先立って噴射ノズル66から一定量のインクがテスト
噴射され、記録に当たっては定められた量のインクが確
実に記録用紙に向かって噴射されることを保証し得るよ
うになっている。すなわち、第10図に示されているよ
うに、カバー装置70の近傍にガタータンク106が配
設され、このガタータンク106がインク受け108を
備えているのである。インク受け108は噴射ヘッド6
0がカバー装置70にちょうど対向する位置において噴
射ヘッド60に対向するように形成されている。インク
のテスト噴射はヘッドキャップ100が第11図に二点
鎖線で示されている解除位置にある状態で行われ、イン
ク受け108に受けられる。この受けられたインクはガ
タータンク106に一定量貯えられ、さらに第8図に示
すようにチューブ110によって取外し可能な合成樹脂
製のインク容器112へ導かれてそこに貯えられ、イン
ク容器112が一杯になった場合には新しいものと交換
される。すなわち、インク容器112が一杯になった場
合にはそれに対応してガタータンク106内に貯えられ
たインクの液面が上昇するため、ガタータンク106に
取り付けられた液面検知スイッチ115がそれを検知し
て信号を発し、図示しないランプが点燈させられるよう
になっており、作業者はこのランプの点燈を見てインク
容器112を新しいものと交換するのである。
ドキャップ100によって覆われて噴射ノズル66内の
インクの乾燥が防止されているが、さらに、記録の開始
に先立って噴射ノズル66から一定量のインクがテスト
噴射され、記録に当たっては定められた量のインクが確
実に記録用紙に向かって噴射されることを保証し得るよ
うになっている。すなわち、第10図に示されているよ
うに、カバー装置70の近傍にガタータンク106が配
設され、このガタータンク106がインク受け108を
備えているのである。インク受け108は噴射ヘッド6
0がカバー装置70にちょうど対向する位置において噴
射ヘッド60に対向するように形成されている。インク
のテスト噴射はヘッドキャップ100が第11図に二点
鎖線で示されている解除位置にある状態で行われ、イン
ク受け108に受けられる。この受けられたインクはガ
タータンク106に一定量貯えられ、さらに第8図に示
すようにチューブ110によって取外し可能な合成樹脂
製のインク容器112へ導かれてそこに貯えられ、イン
ク容器112が一杯になった場合には新しいものと交換
される。すなわち、インク容器112が一杯になった場
合にはそれに対応してガタータンク106内に貯えられ
たインクの液面が上昇するため、ガタータンク106に
取り付けられた液面検知スイッチ115がそれを検知し
て信号を発し、図示しないランプが点燈させられるよう
になっており、作業者はこのランプの点燈を見てインク
容器112を新しいものと交換するのである。
第8図に示されているように、プリンタのケース113
のガタータンク106に近い部分の内面にはガタータン
ク106よりも低い位置にコの字形のブラケット114
が設けられており、インク容器112はこのブラケット
114に固定されたインク容器支持部材としての合成樹
脂製のホルダ116内に取外し可能に嵌合されている。
そして、ガタータンク106に貯えられたインクは高さ
の差によってインク容器112へ流入させられることと
なる。
のガタータンク106に近い部分の内面にはガタータン
ク106よりも低い位置にコの字形のブラケット114
が設けられており、インク容器112はこのブラケット
114に固定されたインク容器支持部材としての合成樹
脂製のホルダ116内に取外し可能に嵌合されている。
そして、ガタータンク106に貯えられたインクは高さ
の差によってインク容器112へ流入させられることと
なる。
インク容器112は、第1図および第2図に示されてい
るように、大径の容器部118と容器部118の底壁か
ら下方に延び出させられた小径の嵌合部120とを備え
ており、容器部118の開口はゴム製の袋状カバー12
2によって覆われている。また、容器部118の開口周
縁には半径方向外向きに延び出すフランジ124が形成
される一方、その下側の外周面には2個の大小の突起1
26,128が円周方向に離れて形成されている。さら
に、上記嵌合部120は円筒状を成し、その内部にはゴ
ム製のキャップ130が内向きのフランジ部132によ
って上方への移動を阻止された状態で嵌合されている。
るように、大径の容器部118と容器部118の底壁か
ら下方に延び出させられた小径の嵌合部120とを備え
ており、容器部118の開口はゴム製の袋状カバー12
2によって覆われている。また、容器部118の開口周
縁には半径方向外向きに延び出すフランジ124が形成
される一方、その下側の外周面には2個の大小の突起1
26,128が円周方向に離れて形成されている。さら
に、上記嵌合部120は円筒状を成し、その内部にはゴ
ム製のキャップ130が内向きのフランジ部132によ
って上方への移動を阻止された状態で嵌合されている。
また、前記ホルダ116は、第1図および第3図に示さ
れているように、有底円筒状のタンク収容部134と、
タンク収容部134の底壁にその直径方向に延びて設け
られた矩形断面の中空の脚部136とを備えており、脚
部136において前記ブラケット114の底壁上に載せ
られて図示しない小ねじにより固定されるとともに、タ
ンク収容部134内にインク容器112が嵌合されるよ
うになっている。
れているように、有底円筒状のタンク収容部134と、
タンク収容部134の底壁にその直径方向に延びて設け
られた矩形断面の中空の脚部136とを備えており、脚
部136において前記ブラケット114の底壁上に載せ
られて図示しない小ねじにより固定されるとともに、タ
ンク収容部134内にインク容器112が嵌合されるよ
うになっている。
脚部136の底壁の内面にはインク容器112の嵌合部
120が嵌入可能な円筒状の嵌合突起138が形成され
るとともに、この嵌合突起138の内側に嵌合突起13
8よりも低い円形断面の突起140が形成されている。
一方、脚部136の底壁の外面にも円形断面の突起14
2が形成されており、これら突起142,脚部136の
底壁および突起140にわたって形成された段付状の貫
通孔144にはスリーブ146が嵌合されている。この
スリーブ146の突起140に嵌合された側の部分には
内部に通路を備えたニードル148が嵌合固定される一
方、突起142に嵌合された側の部分には、一端がニー
ドル148の通路に開口し、他端がスリーブ146の外
周面に開口するL字形の通路150が形成されている。
また、突起142とスリーブ146との間にも通路15
2が形成され、その通路152が一端において通路15
0に連通し、他端において突起142の先端面に開口し
ている。
120が嵌入可能な円筒状の嵌合突起138が形成され
るとともに、この嵌合突起138の内側に嵌合突起13
8よりも低い円形断面の突起140が形成されている。
一方、脚部136の底壁の外面にも円形断面の突起14
2が形成されており、これら突起142,脚部136の
底壁および突起140にわたって形成された段付状の貫
通孔144にはスリーブ146が嵌合されている。この
スリーブ146の突起140に嵌合された側の部分には
内部に通路を備えたニードル148が嵌合固定される一
方、突起142に嵌合された側の部分には、一端がニー
ドル148の通路に開口し、他端がスリーブ146の外
周面に開口するL字形の通路150が形成されている。
また、突起142とスリーブ146との間にも通路15
2が形成され、その通路152が一端において通路15
0に連通し、他端において突起142の先端面に開口し
ている。
また、タンク収容部134の側壁内周面には、第3図に
示されているように、タンク収容部134の上端から下
方に延びる溝154,156が形成され、それぞれ前記
突起126,128と係合可能とされている。タンク収
容部134の側壁には更にこれら溝154,156の下
端から円周方向において同じ向きに延びる切欠158,
160が形成されている。インク容器112のホルダ1
16への取付け時には、突起126,128をそれぞれ
溝154,156に係合させてインク容器112をタン
ク収容部134内に挿入するのであるが、嵌合部120
の下端面が脚部136の底壁上面に当接してインク容器
112がホルダ116に載せられた状態では、突起12
6,128が切欠158,160の溝154,156に
連通する部分に嵌入した状態となり、この状態からイン
ク容器112をその軸心まわりに正方向、すなわち第3
図および第5図において時計方向に回せば、突起12
6,128が切欠158,160と係合することにより
インク容器112はホルダ116に抜け出し不能に取り
付けられることとなる。すなわち、本実施例においては
突起126,128および切欠158,160等がイン
ク容器112のインク容器支持部材からの取外しを不能
とする第一の係合機構を構成しているのであり、このよ
うにしてインク容器112がタンク収容部134内に挿
入される際、インク容器112の嵌合部120は脚部1
36の底壁に立設された嵌合突起138内に嵌入させら
れるとともに、ニードル148がキャップ130を貫通
し、インク容器112がホルダ116に取り付けられた
状態ではニードル148の先端部が容器部118内に突
出した状態となる。
示されているように、タンク収容部134の上端から下
方に延びる溝154,156が形成され、それぞれ前記
突起126,128と係合可能とされている。タンク収
容部134の側壁には更にこれら溝154,156の下
端から円周方向において同じ向きに延びる切欠158,
160が形成されている。インク容器112のホルダ1
16への取付け時には、突起126,128をそれぞれ
溝154,156に係合させてインク容器112をタン
ク収容部134内に挿入するのであるが、嵌合部120
の下端面が脚部136の底壁上面に当接してインク容器
112がホルダ116に載せられた状態では、突起12
6,128が切欠158,160の溝154,156に
連通する部分に嵌入した状態となり、この状態からイン
ク容器112をその軸心まわりに正方向、すなわち第3
図および第5図において時計方向に回せば、突起12
6,128が切欠158,160と係合することにより
インク容器112はホルダ116に抜け出し不能に取り
付けられることとなる。すなわち、本実施例においては
突起126,128および切欠158,160等がイン
ク容器112のインク容器支持部材からの取外しを不能
とする第一の係合機構を構成しているのであり、このよ
うにしてインク容器112がタンク収容部134内に挿
入される際、インク容器112の嵌合部120は脚部1
36の底壁に立設された嵌合突起138内に嵌入させら
れるとともに、ニードル148がキャップ130を貫通
し、インク容器112がホルダ116に取り付けられた
状態ではニードル148の先端部が容器部118内に突
出した状態となる。
上記ホルダ116には更に回動部材としてのL字形のレ
バー164が取り付けられている。レバー164は、そ
の一方のアーム部166の先端に形成された有底円筒状
の嵌合部168においてホルダ116に形成された突起
142に回動可能かつ軸方向に移動不能に嵌合されてい
る。このアーム部166内にはその長手方向に延びる通
路170が形成されている。通路170の一端は、嵌合
部168の底面の、前記通路152の突起142の中心
からの距離を半径とする円周上の部分に開口させられる
一方、他端はレバー164の外側に突設されたチューブ
連結部172の突出端に開口させられており、通路17
0が通路152と連通した状態では、前記ガタータンク
106からチューブ110によって送られて来たインク
は通路170,152,150を通ってニードル148
に導かれ、ニードル148の先端部に形成された開口1
74からインク容器112内へ流入するようにされてい
る。すなわち、本実施例においてはこれら通路170,
152,150がインク通路を構成しているのである。
バー164が取り付けられている。レバー164は、そ
の一方のアーム部166の先端に形成された有底円筒状
の嵌合部168においてホルダ116に形成された突起
142に回動可能かつ軸方向に移動不能に嵌合されてい
る。このアーム部166内にはその長手方向に延びる通
路170が形成されている。通路170の一端は、嵌合
部168の底面の、前記通路152の突起142の中心
からの距離を半径とする円周上の部分に開口させられる
一方、他端はレバー164の外側に突設されたチューブ
連結部172の突出端に開口させられており、通路17
0が通路152と連通した状態では、前記ガタータンク
106からチューブ110によって送られて来たインク
は通路170,152,150を通ってニードル148
に導かれ、ニードル148の先端部に形成された開口1
74からインク容器112内へ流入するようにされてい
る。すなわち、本実施例においてはこれら通路170,
152,150がインク通路を構成しているのである。
また、レバー164の他方のアーム部176は、その先
端部にホルダ116側に延び出すヨーク部178を備え
ており、このヨーク部178においてホルダ116に形
成された切欠158に係合させられている。したがっ
て、レバー164の回動はヨーク部178と切欠158
の両端部との係合によって規定され、第5図に実線で示
されるように、ヨーク部178が切欠158の溝154
に連通する側の端部にあって溝154とヨーク部178
の両側壁間の空間とが連なった状態となる第一位置と、
同図におて二点鎖線で示されるようにヨーク部178が
切欠158の他端部に係合する第二位置との間で回動さ
せられることとなるのであるが、レバー164のこの回
動はインク容器112の回動に伴って為される。
端部にホルダ116側に延び出すヨーク部178を備え
ており、このヨーク部178においてホルダ116に形
成された切欠158に係合させられている。したがっ
て、レバー164の回動はヨーク部178と切欠158
の両端部との係合によって規定され、第5図に実線で示
されるように、ヨーク部178が切欠158の溝154
に連通する側の端部にあって溝154とヨーク部178
の両側壁間の空間とが連なった状態となる第一位置と、
同図におて二点鎖線で示されるようにヨーク部178が
切欠158の他端部に係合する第二位置との間で回動さ
せられることとなるのであるが、レバー164のこの回
動はインク容器112の回動に伴って為される。
すなわち、レバー164はインク容器112がホルダ1
16から取り外された状態では第一位置にあり、インク
容器112のホルダ116への取付け時に突起126が
溝154の切欠158と連通する位置まで移動させられ
たとき、突起126はヨーク部178の両側壁間に嵌入
し、この状態からインク容器112を正方向、すなわち
第5図において時計方向へ回せば突起126とヨーク部
178との係合によってレバー164が第二位置へ回動
させられることとなる。このように本実施例においては
突起126およびヨーク部178がインク容器112が
ホルダ116と係合する正方向に回動させられる際にレ
バー164を第一位置から第二位置へ回動させる第二の
係合機構を構成しているのであり、前記ホルダ116の
突起142に形成された通路152は、レバー164が
第一位置にあるときには第6図に示されるように通路1
70の開口周辺に配設されたOリング180の外側に位
置して通路170とは連通せず、レバー164が時計方
向へ、すなわち第二位置へ回動させられたとき、第7図
に示されるようにOリング180の中心に位置して通路
170に連通し、インク通路が連通した状態となるよう
にされている。なお、スリーブ146に形成される通路
150は上記のように形成された通路152に合わせて
これと連通する向きに形成されることとなるのであり、
また、レバー164が突起126との係合によって回動
させられる際、インク容器112に形成された他方の突
起128は切欠160内を回動させられるのであるが、
切欠160は、インク容器112の回動量がレバー16
4の回動量によって規定されるように、すなわちレバー
164の前記第一位置と第二位置との間の回動を妨げな
い長さに形成されている。
16から取り外された状態では第一位置にあり、インク
容器112のホルダ116への取付け時に突起126が
溝154の切欠158と連通する位置まで移動させられ
たとき、突起126はヨーク部178の両側壁間に嵌入
し、この状態からインク容器112を正方向、すなわち
第5図において時計方向へ回せば突起126とヨーク部
178との係合によってレバー164が第二位置へ回動
させられることとなる。このように本実施例においては
突起126およびヨーク部178がインク容器112が
ホルダ116と係合する正方向に回動させられる際にレ
バー164を第一位置から第二位置へ回動させる第二の
係合機構を構成しているのであり、前記ホルダ116の
突起142に形成された通路152は、レバー164が
第一位置にあるときには第6図に示されるように通路1
70の開口周辺に配設されたOリング180の外側に位
置して通路170とは連通せず、レバー164が時計方
向へ、すなわち第二位置へ回動させられたとき、第7図
に示されるようにOリング180の中心に位置して通路
170に連通し、インク通路が連通した状態となるよう
にされている。なお、スリーブ146に形成される通路
150は上記のように形成された通路152に合わせて
これと連通する向きに形成されることとなるのであり、
また、レバー164が突起126との係合によって回動
させられる際、インク容器112に形成された他方の突
起128は切欠160内を回動させられるのであるが、
切欠160は、インク容器112の回動量がレバー16
4の回動量によって規定されるように、すなわちレバー
164の前記第一位置と第二位置との間の回動を妨げな
い長さに形成されている。
以上のように構成されたインク容器112がホルダ11
6に取り付けられた状態では、レバー164が第二位置
にあってインク通路が連通した状態にある。
6に取り付けられた状態では、レバー164が第二位置
にあってインク通路が連通した状態にある。
そして、インク容器112をホルダ116から取り外す
場合には、作業者がフランジ124に手を掛けてインク
容器112を正方向とは逆の方向(第5図において反時
計方向)へ、すなわち突起126,128が切欠15
8,160の溝154,156に連通する側の端部へ移
動する方向に回せば、突起126,128と切欠15
8,160の係合が解かれ、そのままインク容器112
を上方へ引き上げてホルダ116から取り外すことがで
きる。この際、インク容器112が回動させられるのに
伴って突起126とヨーク部178との係合によってレ
バー164が第一位置へ回動させられ、レバー164の
この回動によって通路170はその開口が通路152の
開口から外れた位置へ移動させられる。それによってイ
ンク通路の連通が断たれるため、インク容器取外し時あ
るいは取外し後にチューブ110や通路170内のイン
クがニードル148から溢れ出る恐れはない。
場合には、作業者がフランジ124に手を掛けてインク
容器112を正方向とは逆の方向(第5図において反時
計方向)へ、すなわち突起126,128が切欠15
8,160の溝154,156に連通する側の端部へ移
動する方向に回せば、突起126,128と切欠15
8,160の係合が解かれ、そのままインク容器112
を上方へ引き上げてホルダ116から取り外すことがで
きる。この際、インク容器112が回動させられるのに
伴って突起126とヨーク部178との係合によってレ
バー164が第一位置へ回動させられ、レバー164の
この回動によって通路170はその開口が通路152の
開口から外れた位置へ移動させられる。それによってイ
ンク通路の連通が断たれるため、インク容器取外し時あ
るいは取外し後にチューブ110や通路170内のイン
クがニードル148から溢れ出る恐れはない。
これに対してインク容器112をホルダ116に取り付
ける場合には、突起126,128をそれぞれ溝15
4,156に係合させ、これら溝154,156に沿っ
て挿入し、第4図および第5図に示されるように突起1
26,128が切欠158,160の溝154,156
に連通する位置まで挿入した状態でインク容器112を
正方向(第5図において時計方向)に回せば、突起12
6,128と切欠158,160との係合によってイン
ク容器112がホルダ116に抜け出し不能に取り付け
られると同時に、インク容器112の回動に伴うレバー
164の第二位置への回動により通路170が通路15
2に連通させられるため、インク通路が連通状態となっ
てガタータンク106から送られて来るインクがインク
容器112に送られ得ることとなる。
ける場合には、突起126,128をそれぞれ溝15
4,156に係合させ、これら溝154,156に沿っ
て挿入し、第4図および第5図に示されるように突起1
26,128が切欠158,160の溝154,156
に連通する位置まで挿入した状態でインク容器112を
正方向(第5図において時計方向)に回せば、突起12
6,128と切欠158,160との係合によってイン
ク容器112がホルダ116に抜け出し不能に取り付け
られると同時に、インク容器112の回動に伴うレバー
164の第二位置への回動により通路170が通路15
2に連通させられるため、インク通路が連通状態となっ
てガタータンク106から送られて来るインクがインク
容器112に送られ得ることとなる。
このように本実施例のインクジェットプリンタにおいて
は、インク容器112のホルダ116への脱着と同時に
自動的にインク通路を遮断,連通させることができるた
め、従来のようにインク容器112の脱着に前後してイ
ンクタンクとガタータンクとの間に設けられたバルブ等
の切換装置を操作し、インク通路を遮断,連通させなけ
ればならなかった場合に比較して、インク容器112の
着脱が簡単となる。
は、インク容器112のホルダ116への脱着と同時に
自動的にインク通路を遮断,連通させることができるた
め、従来のようにインク容器112の脱着に前後してイ
ンクタンクとガタータンクとの間に設けられたバルブ等
の切換装置を操作し、インク通路を遮断,連通させなけ
ればならなかった場合に比較して、インク容器112の
着脱が簡単となる。
なお、上記実施例において、噴射ヘッド60にインクを
供給するインクタンク50の構造をインク容器112と
同じものとし、空になったインクタンク50をテスト噴
射されたインクを回収するインク容器として使用するよ
うにしてもよい。
供給するインクタンク50の構造をインク容器112と
同じものとし、空になったインクタンク50をテスト噴
射されたインクを回収するインク容器として使用するよ
うにしてもよい。
以上本考案の一実施例を説明したが、これは文字通り例
示であって、本考案はインク容器とインク容器支持部材
とを係合させる第一の係合機構、および回動部材をイン
ク容器に係合させてそれと共に回動させる第二の係合機
構を始めとする各部に当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で実施することができる。
示であって、本考案はインク容器とインク容器支持部材
とを係合させる第一の係合機構、および回動部材をイン
ク容器に係合させてそれと共に回動させる第二の係合機
構を始めとする各部に当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で実施することができる。
第1図は本考案の一実施例であるインクジェットプリン
タに取り付けられるインク容器がホルダに取り付けられ
た状態を示す正面断面図である。第2図は上記インク容
器を取り出して示す平面図であり、第3図はホルダを取
り出して示す平面図である。第4図および第5図はイン
ク容器がホルダに挿入され、かつ、レバーが第一位置に
ある状態を示す正面図および平面図である。第6図およ
び第7図はレバーが第一位置および第二位置にあるとき
のそれぞれのインク通路の状態を示す平面図である。第
8図は本考案の一実施例であるインクジェットプリンタ
の機構部全体を示す斜視図である。第9図は同プリンタ
における噴射ヘッドを取り出して示す斜視図である。第
10図および第11図は同プリンタにおける噴射ノズル
カバー装置およびその周辺を示す斜視図および側面図で
ある。 66:噴射ノズル、106:ガタータンク 112:インク容器 116:ホルダ(インク容器支持部材) 126:突起(第二の係合機構) 178:ヨーク部(第二の係合機構) 150,152,170:通路(インク通路) 154,156:溝(第一の係合機構) 158,160:切欠(第一の係合機構) 164:レバー(回動部材)
タに取り付けられるインク容器がホルダに取り付けられ
た状態を示す正面断面図である。第2図は上記インク容
器を取り出して示す平面図であり、第3図はホルダを取
り出して示す平面図である。第4図および第5図はイン
ク容器がホルダに挿入され、かつ、レバーが第一位置に
ある状態を示す正面図および平面図である。第6図およ
び第7図はレバーが第一位置および第二位置にあるとき
のそれぞれのインク通路の状態を示す平面図である。第
8図は本考案の一実施例であるインクジェットプリンタ
の機構部全体を示す斜視図である。第9図は同プリンタ
における噴射ヘッドを取り出して示す斜視図である。第
10図および第11図は同プリンタにおける噴射ノズル
カバー装置およびその周辺を示す斜視図および側面図で
ある。 66:噴射ノズル、106:ガタータンク 112:インク容器 116:ホルダ(インク容器支持部材) 126:突起(第二の係合機構) 178:ヨーク部(第二の係合機構) 150,152,170:通路(インク通路) 154,156:溝(第一の係合機構) 158,160:切欠(第一の係合機構) 164:レバー(回動部材)
Claims (1)
- 【請求項1】記録用紙に対してその記録用紙の紙面に平
行に相対移動可能なインク噴射ノズルから液体のインク
を噴射して前記記録用紙に付着させることにより文字,
図形等を記録するとともに、そのインク噴射ノズルから
テスト噴射されて回収されたインクを収容するインク容
器を備えたインクジェットプリンタにおいて、 前記インク容器とそれを取外し可能に支持するインク容
器支持部材との間にインク容器がそのインク容器支持部
材上に載せられた後一軸線のまわりに一定角度正方向に
回動させられた状態では係合状態となってインク容器の
インク容器支持部材からの取外しを不能とする第一の係
合機構を設けるとともに、前記インク容器支持部材に、
前記一軸線のまわりに回動可能に回動部材を設けてその
回動部材と前記インク容器との間にそのインク容器が前
記インク容器支持部材に載せられる際係合するとともに
インク容器が前記正方向に回動させられる際回動部材を
第一位置から第二位置へ回動させる第二の係合機構を設
け、かつ、前記インク容器支持部材と回動部材とにわた
って前記回収されたインクを前記インク容器に導くため
のインク通路を設けるとともに、そのインク通路は前記
回動部材が前記第一位置にあるとき非連通状態にあり、
前記第二位置へ回動させられたとき連通状態にあるよう
に構成したことを特徴とするインク容器のセットが容易
なインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413784U JPH0620610Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | インク容器のセツトが容易なインクジエツトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413784U JPH0620610Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | インク容器のセツトが容易なインクジエツトプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198038U JPS6198038U (ja) | 1986-06-23 |
JPH0620610Y2 true JPH0620610Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=30741623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18413784U Expired - Lifetime JPH0620610Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | インク容器のセツトが容易なインクジエツトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620610Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4517637B2 (ja) * | 2003-12-08 | 2010-08-04 | ブラザー工業株式会社 | インクカートリッジ及びインクカートリッジの包装体 |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP18413784U patent/JPH0620610Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6198038U (ja) | 1986-06-23 |
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