JPH02292048A - インクジェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクカートリッジに記録ヘッドを取り付け
、これらを同時に交換し得るように構成されたインクジ
ェット記録装置に関する．〔従来の技術〕 プリンタやファクシミリなどの記録装置は、記録情報に
基づいて、ドットパターンを記録媒体上に形成していく
ように樽成されており、記録ヘッドの型式により、イン
クジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザ二
ビーム式などに分けることができる． これらのうち、インクジェット弐のもの（インクジェッ
ト記録装置）は、インクを記録ヘッドに供給し、該記録
ヘッドの吐出口からインクを吐出させて飛翔的インク滴
を形成し、インク滴を記録媒体に付着させて記録してい
くように構成されている． また、インクジェット記録装置では、一般に、インク供
給源として、交換可能なインクカートリッジ（記録液タ
ンク）が使用されている．従来のこの種の記録装置では
、インクカートリッジのみを交換し、記録ヘッドの方は
寿命がきた時に交換するのが一般的であった． このような構成においては、インクジェット記録ヘッド
に高寿命が要求されている． 第１４図は、そのような従来構成であって、インクカー
トリッジと記録ヘッドが独立しているものを示す部分縦
断面図である． 第１４図において、１はインクカートリッジ、２はキャ
リッジ、３は回復系機構、７は記録ヘッドを、それぞれ
示し、前記インクカートリッジ１はインク袋１０から成
るインクタンクとスポンジ状の吸収体１ｌから成る廃イ
ンクタンクとを備えている． 第１５図は、インクカートリッジと記録ヘッドを一体的
に組付け、キャリッジ上で組付け体ごと交換する従来の
構成を示す側面図である。

第１５図において、１はインクカートリッジ、２はキャ
リッジ、３は回復系機構、７は記録ヘッド、をそれぞれ
示す． この第１５図の構成によれば、インク供給路を省くこと
ができる． 〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、上記従
来のインクカートリッジのみを交換する前者の型式にあ
っては、インクジェット記録ヘッドに高寿命および高信
鎖性が要求させるため、該記録ヘッドの製造工程および
検査工程が復雑になり、製造コストが非常に高くなると
いう課題があった． また、記録ヘッドは、めったに交換しないものであるこ
おから、それを交換する時の作業性はよいものではなか
った。

一方、インクカートリッジと記録ヘッドを一体化し、こ
れをキャリッジ上で交換する型式のものでは、キャリッ
ジ部品の重量小さくするため、および、インク消費によ
るキャリッジ部の負荷変動を小さくするため、インク容
量が少なくなり、使用者が頻繁に交換しなければならな
いという不都合があった． 本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされ
たものであり、記録ヘッドを意識することなしにインク
カートリッジの交換を行うことができ、しかも、記録ヘ
ッドを寿命に見合ったインク容量を設定することができ
、かつ、キャリッジ上の負青を低減して記録速度の向上
を図ることもでき、さらに、適宜記録ヘッドをインクカ
ートリッジ内に収納することにより、検査等を容易にし
、不慮のトラブルに対しても容易に対応できるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とするウ（課題解
決のための手段〕 本発明は、交換式のインクカートリッジのケースの一部
に前記インクカートリッジ内のインクを使用する記録ヘ
ッドが設けられ、前記記録ヘッドが記録装置のキャリッ
ジに対し自動的に着脱可能である構成のインクジェット
記録装置により、上記目的を達成するものである。

他の本発明は、交換式のインクカートリ・冫ジのケース
内にインクを使用する記録ヘッドを設けたインクジェッ
ト記録装置において、前記記録ヘッドをキャリッジに対
し自動的に着脱可能とし、所定の検知出力に基づいて前
記記録ヘッドを前記インクカートリッジ内に収納するこ
とを特徴とするインクジェット記録装置により、上記目
的を達成するものである． 前記構成においては、前記記録ヘッドの着脱はキャリッ
ジの走行動作および回復系の駆動動作により自動的に行
うことができ゛る． また、上記構成においては、前記インクカートリッジか
ら前記記録ヘッドへのインク供給は記録装置内のインク
供給路により，行うことができる．また、上記構成にお
ける検知出力は、インク残量のエンプティー信号、スイ
ッチ操作による信号、あるいは連続した回復操作の検知
信号にすることができる． 〔作用〕 本発明の実施に際しては、インクジェット記録装置内に
大容量のインクカートリッジを設け、該インクカートリ
ッジの一部にインクジェット記録ヘッドを設け、インク
カートリッジ装着時に、回復機構の動作およびキャリッ
ジの走行動作により、インクカートリッジ内の記録ヘッ
ドを自動的にキャリッジ上へ移動させて装着する． さらに、前記記録ヘッドの移動装着と同時に、該記録へ
ッドに対するインク供給路の接続および電気系統のコン
タクトが自動的に行われる．また、インク残量検出と連
動させ、残量無しと判断した場合には、キャリッジの走
行動作と回復機構の動作により、記録ヘッドをインクカ
ートリッジ内へ自動的に収納する． またインク残量検知のエンプティー信号、特定のスイッ
チ操作信号、あるいは、所定回数の連続した回復操作の
検知信号などの所定の検知出力があった時は、該出力に
基づいて、前記記録ヘッドは自動的に前記インクカート
リッジ内に収納される． 〔実施例〕 以下、第１図〜第１３図を参照して本発明を具体的に説
明する． 第１図および第２図は本発明の一実施例によるインクジ
ェット記録装置の要部構成を示す部分斜視図であり、第
１図は記録ヘッドがインクカートリッジ内にある状態を
、第２図は記録ヘッドがインクカートリッジからキャリ
ッジ上へ移動した状態を示す。

第１図において、インクカートリッジ１はキャリッジ２
の一側終端位置の近傍に配置され、該インクカートリッ
ジ１の前記キャリッジ２に対面する側に設けた蓋ｌＡの
内部に記録へッド７が収納されている． キャリッジ２の先端には、前記蓋ＩＡのロック手段（第
４図中のレバー１２）を解除するための突起２Ａが設け
られている． 前記インクカートリッジｌに隣接して回復機構３が設け
られ、該回復機構３のレバ一部３Ａに支持されたギヤ３
Ｂが、前記インクカートリッジ１内に進退可能に設けら
れたラック８に係合している． 回復機構３の駆動力により前記ギヤ３Ｂが一方向に回転
すると、これに噛合った前記ラック８がキャリッジ２側
へ移動し、これによって、記録ヘッド７は牛ヤリッジ２
上へ移動させられキャリッジ溝２Ｂに沿って案内される
． この時、記録ヘッド７がキャリッジ２側へ移動するに従
い、前記１１１Ａが大きく開かれ、このため、キャリッ
ジ２上のヘッド取付け部５の一部が該蓋ＩＡによって押
し上げられ、ロック爪５Ａも上方へ押し上げられる． 前記ヘッド取付け部５には、装着された記録ヘッド７ヘ
インクを供給するためのジツイント５Ｂが設けられてい
る． 第３図はインクカートリッジ１を一部断面してその内部
の記録へッド７駆動部を示す平面図であり、第４図は記
録へッド７をインクカートリッジ１内からキャリッジ２
上へ移動させて装着するための機構を示す縦断面図であ
る． 第３図および第４図において、前記ラック８の先端部に
形成された二股状の押圧部８Ａは、記録ヘッド７に設け
られたヘッドピン７Ｂを軽く挟み込んでいる． 前記ラック８をキャリッジ２へ向けて移動させると、そ
の押圧部８Ａによって記録ヘッド７がキャリッジ２上の
ヘッド取付け部５へ向けて押されるが、この際、前記ラ
ック８がある程度進むと、その先端部に設けられた押上
げ部８Ｄにより、前記ＭＩＡが支点ＩＣ（第４）まわり
回動さ廿られて押上げられるので、前記記録ヘッド７は
該蓋ｌＡの下を通って容易に前進する． さらに前進すると、第５図に示すように、記録ヘッド７
はヘッド取付け部５内にロック爪２Ｃによりロックされ
る． 第５図は前記記録へッド７がヘッド取付け部５内にロッ
クされた直後を示す． その後、回復機構３のギヤ３Ｂが逆回転すると、振子ギ
ヤ伝達機構（図示せず）等により、ラシク８の押圧部８
Ａと記録へッド７のへッドビン７Ｂとの係合が外れ、該
ラック８は戻しばね８Ｃによウて初朋位置に復帰する． この場合、ラック８とギヤ３Ｂが係合したまま逆回転し
て復帰させることもできる． ラック８が復帰した状態では、ロック爪５Ａも復帰し、
記録ヘッド７をヘッド取付け部５内にロックする． このロック状態では、記録ヘッド接点７　Ａ．とフレキ
接点９Ａがコンタクトする． このコンタクト部への通電は一連の動作が終了した後で
行われ、記録ヘッド等の接触不良による誤動作が防止さ
れる． 以上のように記録へッド７をキャリッジ２上へ移動させ
る間、該キャリッジ２はパルスモータ等（不図示）を通
電することにより図示のような所定位置で保持状態に維
持される． なお、第６図に示すように、キャリッジ２のロック状態
を複数位置に設け、例えば、回復機構３を用いて、キャ
ップ状態ロックおよび記録ヘッド着脱ロックの２位置で
キャリッジ２が軸１４方向に移動しないように構成する
ことにより、キャリフジ駆動モータ等への連続通電を無
くすことができる． 第６図において、キャップロック部２Ｄと記録ヘッド着
脱ロック部２Ｅとを設け、回復機構３のキャップホルダ
ー１３を前進させることにより、キャップ１３Ａと記録
ヘッド７が当接し、キャップロック部２Ｄと突起１３Ｂ
が係合するように構成される． また、キャリッジ２をさらに右方へ移動させた後、記録
ヘッド口ツタ部２Ｅと突起１３Ｂとを係合させた場合に
も、キャリッジ２の左右方向の移動が防止される。この
時、キャップ１３Ａはキャリッジ２例の部材には当接し
ないように構成されている． 次ぎに、記録ヘッド７の取り外しについて説明する． 記録へッド７を第４図の状態に進めた後、該記録ヘッド
をさらに押し込んで正規の装着位置にした状態が第５図
の２点鎖線である． 第５図の状態からラック８をさらに前進させると、該ラ
ック８のクリック部８Ｂがヘッドビン７Ｂに食い込むこ
とになり、このクリック力によりラ７ク８で記録ヘッド
７を捕捉することができる．そこでラシク８を戻しばね
８Ｃでインクカートリッジｌ内へ戻せば、記録へッド７
もインクカートリッジ１内へ復帰させることができる。

この場合、ヘッド取付け部５のロック爪５Ａは押上げ部
８Ｄで押上げられており、また、押上げ部８Ｄが第５図
の２点鎖線よりさらに矢印方向へ進むため、下方のロッ
ク爪２Ｃも押上げ部８Ｄの下端部で押下げられてロック
解除の状態となり、したがって、記録ヘッド７はインク
カートリッジｌ内に容易に収納される。

ラック８がインクカートリッジ１内へ退避すると、蓋Ｉ
Ａも自重で初期状態に復帰する。

その後、キャリッジ２が記録ボジシッン等へ復帰すれば
、ｌ［ＩＡをロックするためのレバー１２Ａ｛第４図）
もネジリコイルバネ等により復帰され、前記復帰したＩ
ＩＡをロックする．図示のインクカートリッジ１内には
、下段にインク袋ｌＯが設けられ、上段に記録ヘッド７
およびインク吸収体１１等が設けられている．前記イン
ク吸収体１１は回復機構３からの廃インクを吸収するた
めのものである． 第３図においてはＬ字型の廃インク収容部が構成されて
いる。

また、記録ヘッド７の移動を確実に行うため、インクカ
ートリッジｌ内およびキャリッジ２上に溝等から成るガ
イドが設けられ、記録へッド７にも満内を案内される突
起等が設けられている．第７図は本発明によるインクジ
ェット記録装置の制御系のブロック図であり、第８図は
第７図の制御系の動作のフローチャートであり、第９図
は前記インクカートリッジｌに設けられた検出手段、イ
ンクカートリッジロックレバーおよびインク供給針など
を示す斜視図である． インクカートリッジｌを記録装置に装着すると、第９図
のマイクロスイッチ等の検出器１５からの信号をトリガ
ーとして、一連の動作が始まる．キャリッジ２を記録ヘ
ッドポジション（記録ヘッド７を取付け取り外しする第
４図の位Ｎ）に移動させた後、回復機構３により、キャ
リッジ２のロック機構を作動させたり、記録ヘッド７を
キャリッジ２上へ移動させたりする駆動力を伝達する．
記録ヘッド７がキャリッジ２上に装着された後、該キャ
リッジ２は通常のインクジェット記録装置と同様の記録
制御が行われる． 記録状態においてインク残量検出器１６によりインク空
が検出されると、表示器で警報を発しながら、当該頁の
終わりまで記録するなど、一定の記録動作の後、インク
カートリッジ１を排出するためのシーケンスを実行する
． この排出シーケンスでは、キャリッジ２をヘッドオフポ
ジション（記録へッド７を取り外す位置）に移動させた
後、回復機構３により、記録へッド７の取り外しとイン
クカートリッジ１の排出とを行う． 第１０図はインクカートリッジ排出機構を示す側面図で
ある． 第９図および第１０図において、インクカートリッジ１
がない場合は、カートリッジ口ックレバ−ＩＴは自重で
第１０図中に矢印で示す方向に移動する． インクカートリッジ１がガイドで案内されてインク供給
針部１９に挿入されるとともにこの挿入状態が検出器１
５で検知されると、回復機構３のカムｌ８が作動され、
そのロックカム１８Ａの端面により、第１０図に示すご
とく、カートリッジロックレバー１７とインクカートリ
ッジ１の下面の溝との保合が外れない状態（ロック状態
）になる。

圧力スイッチ等の残量検出器１６によりインク無しが検
知されると、一連の動作が実行された後、カム１日の押
出し部１８Ｂの偏心量によって、インクカートリッジ１
は第１０図中２点鎖線で示すように突き出されることに
なる。

この突き出し時には、ロックカム１８Ａも回転し、カー
トリッジロックレバー１７がフリーになっている． この状態では、インクカートリッジｌは自由に取り出す
ことができる． 回復機構３の駆動力はモータ等により得ることができ、
この駆動力により、クラッチ、カム、振子ギヤ等を介し
て一連の動作を実行するように構成することができる． 上記一連の動作は第７図の制御系によって実行される． 第７図において、記録装置の制御回路３１に対しては、
インクカートリッジ１の装着の脊無の信号が検出スイッ
チｌ５から入力され、インクカートリッジ１内のインク
残量が一定以下になった時の信号が圧力スイッチ１６か
ら入力される。

前記制御回路３１は操作パネル３２等からスイッチ操作
され、また、制御回路３１は記録装置の作動状態を表示
器３３で表示する． さらに、前記制御回路３１は、回復機ＦＲ３の駆動系３
４を介して、該回復機構３の動作の他に、前述のインク
カートリッジ１０着脱機構および記録ヘッド７の着脱機
構を制御する． また、キャリンジ２の駆動系（キャリッジ駆動モータな
ど）３５および記録ヘッド７の駆動系（インク吐出口な
ど）３６も前記制御回路３ｌによって制御される． なお、記録ヘッド７の駆動系３６には、回復機構３によ
る回復動作の要否を決定するため、各インク吐出口の吐
出回数をカウントするカウンタが併設されている． 次ぎに、本発明によるインクジェット記録装置の上記一
連の動作を、第８図のフローチャートに沿って説明する
。

第８図において、ステップＳ１でインクカートリッジｌ
を装着し、ステップＳ２でインクカートリンジ１が所定
位置に装着されたことを確認すると、ステップＳ３でキ
ャリッジ２を記録ヘッド装着位置にセットし、次いで、
ステップＳ４において、回復機構３を駆動して記録ヘッ
ド７をキャリッジ２上にセットする． 記録ヘッド７がセットされると、ステップＳ５へ進んで
キャリッジ２および回復機構３を通常記録状態にし、ス
テップＳ６で記録動作を実行する．ステップＳ７におけ
る記録中のインク残量検出で、インク脊りの時はステッ
プＳ５へ戻って上記通常記録を繰返し実行する． ステップＳ７でインク無しが検出されると、スチップＳ
８へ進んで、キャリッジ２を記録ヘッド取り外し位置に
セットし、ステップＳ９において、回復機横３の駆動系
を作動させて記録へッド７をキャリッジ２からインクカ
ートリッジ１内へ移動させる． 次いで、ステップＳＩＯで回復機構３の駆動系を作動さ
せてインクカートリッジｌを記録装置から取り外す． インクカートリッジ１を交換して、再びステップＳ１か
ら前述の動作を繰り返す。

第１１図は本発明の別の実施例によるインクジェット記
録装置の要部を示す斜視図であり、同図において、イン
クカートリッジｌを偏平な形状とし、該インクカートリ
ッジｌ内の同一平面上に、インク袋１０、記録ヘッド７
および廃インクタンク１ｌが収納されている． 回復機構３のギヤ３Ｂおよび廃インクチューブ３Ｃは、
インクカートリッジ１に係合するため、側面から前進後
退可能になっている，したがって、これらを後退させる
ことにより、インクカートリッジｌは、回復機横３に対
し、矢印で示すように、横方向および上下方向など各種
の方向から着脱することが可能になる． このようなインクカートリッジ１を使用することにより
、記録装置の薄型化を図ることができる。

第１２図は、記録ヘッド７の構造例を示す正面図であり
、同図において、記録ヘッド７のインク吐出口７Ｄに連
通ずるインク供給孔７Ｃの先端は、切れ込みを入れた形
状になっている． したがって、第５図中に２点鎖線で示すように記録ヘッ
ド７が挿入された時、前記インク供給孔７Ｃの先端によ
って、弾性部材のジョイント５Ｂ内の栓１２Ｂがぱね１
２Ｃに抗して押し出され、インク供給路に通じるジョイ
ント５Ｂ内の槙孔が前記インク供給孔７Ｃの先端切れ込
み部と一敗し、記録ヘッド７の内部が前記インク供給針
部ｌ９、さらにはインク袋１０内へと連通ずることにな
る。

記録へッド７が取り外されると、栓１２Ｂかばね１２Ｃ
のばね力で復帰し、ジツイント５Ｂ内が密閉される， 二のような構成により、記録ヘッド７の着脱によるイン
ク供給路内のインクの移動を防止することができる． インクジェット記録装置では、記録へッド７のインク吐
出不良を解消するための回復スイッチ等が設けられてい
るが、本発明のインクジェット記録装ｌにおいても、特
殊スイッチによる記録ヘッド７の取り外し操作または回
復操作を所定回数行った時に、依然としてインク吐出不
良が解消しない場合には、一連の動作の後にインクカー
トリッジｌを排出するシーケンスを採用することができ
る． この場合、インクが無くなるまで、若干のインク吐出口
の吐出不良のまま記録を続けることは可能である． 本発明によるインクジェット記録装置の一連の動作は、
前述の第８図のフローチャートの他に、種々の態様で実
行することができる． 第１３図はインクカートリッジｌの交換および記録ヘッ
ド７の着説の他の動作手順を示すフローチャートである
． 第１３図において、ステップ３１０１でインクカートリ
ッジｌを装着し、ステップＳ１０２でインクカートリッ
ジｌが所定位置に装着されたことを確認すると、ステッ
プＳ１０３でインク残量を検出し、インク無しの時はス
テップＳｌｏｔへ戻り、インク有りの時はステップ３１
０４へ進んで、キャリッジ２を記録ヘッド７の取付け取
り外し可能位置へ移動させてセットし、ステップＳ１０
５において、回復機構３の駆動系を作動させて記録へッ
ド７をキャリッジ２上にセットする．次いで、ステ・冫
ブ１０６でキャリンジ７および回復機構３を通常の記録
可能状態に設定し、ステップ３１０７において、通常の
記録動作を実行する． 次いで、ステップＳ１０８で特殊スイッチ操作の有無を
判別し、有りの場合はステップＳｉｌｌヘジャンプする
が、無しの場合はステップＳＩＯ９で連続回復操作の有
無を判別し、無しの場合はステップＳ１１１ヘジャンプ
するが、有りの場合は次のステップＳｉｌｏでインク残
量の有無を判別する． インク残量が有れば、ステップＳ１０６へ戻って前述の
通常記録動作を繰り返す。

一方、ステップＳ１１０でインク残量無しの場合は、ス
テップＳｉｌｌへ進む． ステップＳｉｌｌにおいては、キャリッジ２を記録ヘッ
ド取り外し位置にセットする．ステップＳ１１２におい
て、回復機構３の駆動系を作動させて、記録ヘッド７を
キャリッジ２がらインクカートリッジｌ内へ収納する。

次いで、ステップＳ１１３で、回復機構３の駆動系を作
動させてインクカートリッジ１を記録装置から取り外す
． さらに、一連の動作の他の実施態様として、第７図中の
ヘッド制御系３６に併設したカウンタで、各インク吐出
口の吐出回数をカウントしてこれを記憶してお《ことに
より、インクカートリッジｌの交換時期を決めるシーケ
ンスを実行することもできる． 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明のインクジェッ
ト記録装置によれば、交換式のインクカートリッジのケ
ースの一部に前記インクカートリッジ内のインクを使用
する記録ヘッドが設けられ、前記記録ヘッドが記録装置
のキャリッジに対し自動的に着脱可能である構成にした
ので、使用者は記録ヘッドを意識することなしにインク
カートリッジの交換を行うことができ、さらに、インク
カートリッジの容量を記録へ冫ド寿命に見合った大きい
容量にも自由に設定することができ、かつ、キャリッジ
上の負荷を低減して容易に記録速度の向上を図ることが
できるインクジェット記録装置が得られる． 上記本発明のインクジェット記録装置においては、前記
記録ヘッドの着脱はキャリッジの走行動作および回復系
の駆動動作を利用して行うことができる． また、上記本発明のインクジェット記録装置においては
、前記インクカートリッジから前記記録ヘッドへのイン
クの供給は記録装置内のインク供給路によって行うこと
ができる． 本発明によれば、交換式のインクカートリッジのケース
内にインクを使用する記録ヘッドを設けたインクジェッ
ト記録装置において、前記記録ヘッドをキャリッジに対
し自動的に着脱可能とし、所定の検知出力に基づいて前
記記録ヘッドを前記インクカートリッジ内に収納する構
成にしたので、使用者は記録ヘッドを意識することなし
に、自動的に容易にインクカートリッジの交換を行うこ
とができ、さらに、さらに、必要に応じてスイッチ操作
等により任意にも記録ヘッドをインクカートリッジ内に
収納して、不慮のトラブルに対しても容易に対応するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるインクジェット記録装
置の要部であって記録ヘッドがインクカートリッジ内に
ある状態を示す部分斜視図、第２図は第１図と同じ部分
であって記録ヘッドがキャツツジ上へ移動した状態を示
す部分斜視図、第３図はインクカートリッジ内でラック
が記録ヘッドを押圧している状態を示す一部破断平面図
、第４図は記録ヘッドがインクカートリッジからキャリ
ッジ上へ移動する状態を示す部分縦断面図、第５図は第
４図から記録ヘッドがさらに押し進められ装着位置にロ
ックされた状態を示す部分縦断面図、第６図はキャリッ
ジを回復機構に対し複数位置で保持する構造を示す部分
平面図、第７図は本発明によるインクジェット記録装置
の制ｍ系の構成を示すブロック図、第８図は本発明によ
るインクジェット記録装置の動作手順を示すフローチャ
ート、第９図は第１図中のインクカートリッジの取付け
取り外し機構を示す斜視図、第１０図はインクカートリ
ッジの排出機構を示す一部破断部分側面図、第１１図は
本発明の他の実施例によるインクジェット記録装置の要
部を示す斜視図、第１２図は第１図中の記録ヘッドの横
造例を示す正面図、第１３図は本発明によるインクジェ
ット記録装置の他の動作手順を示すフローチャート、第
１４図は従来のインクジェット記録装置の記録ヘッドお
よびインクカートリッジの一例を示す一部破断部分側面
図、第１５図は従来のインクジェット記録装置の記録ヘ
ッドおよびインクカートリッジの別の例を示す側面図で
ある． １・・・・・・・インクカートリッジ、２・・・・・・
キャリッジ、３・・・−・・・回復機構、７・・・・・
・・記録ヘッド、８・・・−・ラソク、ｌ９・・・・・
・・インク供給用の針部．（７８８４）弁理士　大　音
　唐　毅 第５図 第６ 図 第１２図

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）交換式のインクカートリッジのケースの一部に前
   記インクカートリッジ内のインクを使用する記録ヘッド
   が設けられ、前記記録ヘッドが記録装置のキャリッジに
   対し自動的に着脱可能であることを特徴とするインクジ
   ェット記録装置。
2. （２）前記記録ヘッドの前記キャリッジへの着脱をキャ
   リッジ走行および回復系駆動の動作により行うことを特
   徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. （３）前記インクカートリッジから前記記録ヘッドへの
   インク供給を記録装置内のインク供給路によって行うこ
   とを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装
   置。
4. （４）交換式のインクカートリッジのケース内にインク
   を使用する記録ヘッドを設けたインクジェット記録装置
   において、前記記録ヘッドをキャリッジに対し自動的に
   着脱可能とし、所定の検知出力に基づいて前記記録ヘッ
   ドを前記インクカートリッジ内に収納することを特徴と
   するインクジェット記録装置。
5. （５）前記検知出力がインク残量のエンプティー信号で
   あることを特徴とする請求項４に記載のインクジェット
   記録装置。
6. （６）前記検知出力がスイッチ操作によることを特徴と
   する請求項４に記載のインクジェット記録装置。
7. （７）前記検知出力が連続した回復操作であることを特
   徴とする請求項４に記載のインクジェット記録装置。
8. （８）前記検知出力に基づいて表示器により警報を出力
   し、一定の動作が終了した後前記記録ヘッドを前記イン
   クカートリッジ内に収納したことを表示あるいは警告す
   ることを特徴とする請求項４〜請求項７のいずれかに記
   載のインクジェット記録装置。