JP5098785B2 - 廃流体回収体、流体噴射装置、及び廃流体回収体の製造方法 - Google Patents
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また、上記の廃流体回収体は、廃棄される流体である廃流体を収容する容器と、前記容器内に設けられ前記廃流体を吸収する吸収体と、を備える。これにより、回収した廃流体を吸収し、かつ、収容することができる。
廃棄される流体である廃流体を収容する容器と、
前記容器内に設けられ、前記廃流体を吸収する吸収体と、
前記容器の側壁に形成され、流体噴射装置に対して着脱される際に当該流体噴射装置に設けられた挿抜部材が挿抜される開口部であって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部によって塞がれている第1部分、及び、前記対向部によって塞がれていない第2部分を有する開口部と、
を備えることを特徴とする廃流体回収体である。
前記容器内に設けられ、前記廃流体を吸収する吸収体と、
前記容器の側壁に形成され、流体噴射装置に対して着脱される際に当該流体噴射装置に設けられた挿抜部材が挿抜される開口部であって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部によって塞がれている第1部分、及び、前記対向部によって塞がれていない第2部分を有する開口部と、
を備えることを特徴とする廃流体回収体。
かかる廃流体回収体によれば、挿抜部材が、第1部分を塞ぐ吸収体に接触しながら、挿抜されるので、挿抜部材の挿抜をスムーズに行い、かつ、挿抜部材に付着した廃流体を適切に除去することが可能となる。
前記容器内には、複数の吸収体が積層された状態で設けられており、
前記第1部分は、前記複数の吸収体のうちの少なくとも1つの吸収体の前記対向部によって塞がれていることが望ましい。
かかる場合には、挿抜部材が接触可能な吸収体が少なくとも1つあるので、挿抜部材が第1部分を塞ぐ吸収体に接触しやすくなる。
前記複数の吸収体のうちの、前記開口部と同じ位置に位置する一の吸収体の前記対向部には、前記挿抜部材の挿抜の際に当該挿抜部材を案内する案内溝が形成されており、
前記対向部のうちの前記案内溝の周囲の部分が、前記第1部分を塞ぐことが望ましい。
かかる場合には、挿抜部材が、前記一の吸収体の案内溝の周囲の部分(又は、案内溝)に接触しやすくなる。
前記案内溝の周囲の吸収体のうちの、前記案内溝の下に位置する吸収体の上部が、前記第1部分を塞ぎ、
前記上部の上面の位置は、前記上下方向において前記開口部の中心よりも下方に位置することが望ましい。
かかる場合には、前記上部が挿抜部材の挿抜時に抵抗となり難いため、挿抜をスムーズに行い、かつ、挿抜部材の下部に付着して垂れる可能性がある廃流体を適切に除去することができる。
前記案内溝は、前記挿抜部材に設けられ前記開口部に挿抜される軸部の外径よりも、小さいことが望ましい。
かかる場合には、挿抜部材が、前記一の吸収体の案内溝の周囲の部分(又は、案内溝)に、確実に接触できる。
廃棄される流体である廃流体を排出する排出部材と、
前記排出部材から排出された前記廃流体を回収するための、前記流体噴射装置本体に対して着脱可能な廃流体回収体であって、
前記廃流体を収容する容器と、前記容器内に設けられ前記廃流体を吸収する吸収体と、前記容器の側壁に形成され、前記排出部材が挿抜される開口部であって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部によって塞がれている第1部分、及び、前記対向部によって塞がれていない第2部分を有する開口部と、を備える廃流体回収体と、
を具備することを特徴とする流体噴射装置。
かかる流体噴射装置によれば、挿抜部材が、第1部分を塞ぐ吸収体に接触しながら、挿抜されるので、挿抜部材の挿抜をスムーズに行い、かつ、挿抜部材に付着した廃流体を適切に除去することが可能となる。
前記容器内に、前記側壁に対向するように前記吸収体を取り付けるステップであって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部が、前記開口部の第1部分を塞ぎ、かつ前記開口部の第2部分を塞がないように、前記容器内に前記吸収体を取り付けるステップと、
を有することを特徴とする廃流体回収体の製造方法。
かかる廃流体回収体の製造方法によれば、挿抜部材が、製造された廃流体回収体の第1部分を塞ぐ吸収体に接触しながら、挿抜されるので、挿抜部材の挿抜をスムーズに行い、かつ、挿抜部材に付着した廃流体を適切に除去することが可能となる。
図1は、流体噴射装置の一例であるプリンタ1の全体構成のブロック図である。図2Aは、プリンタ1の全体構成の概略図である。図2Bは、プリンタ1の全体構成の断面図である。なお、図2Aには、矢印にて、上下方向、左右方向、及び前後方向が示されている。また、図2B以降の図にて示されるこれら3つの方向は、図2Aに示された方向と一致するものとする。
プリンタ1は、搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40、検出器群50、コントローラ60、及びメンテナンスユニット70等を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20等)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙に画像を印刷する。プリンタ1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。コントローラ60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
メンテナンスユニット70は、キャリッジユニット30のホームポジションHP(図2A参照)の下方に設けられている。ここで、ホームポジションHPとは、プリンタ1の電源オフ時やヘッド41をメンテナンスする場合に、キャリッジユニット30が位置する位置(図2Aの右端部)を言う。
インク吸引機構71は、ヘッド41から噴射されたインクを吸引するためのものである。インク吸引機構71は、図3に示すように、キャップ72と、チューブ73と、吸引ポンプ74とを有する。
図4は、チューブ支持機構79の分解斜視図である。図5Aは、支持部材90が通常状態を示すチューブ支持機構79の破断正面図である。図5Bは、支持部材90が後退した状態を示すチューブ支持機構79の破断正面図である。図6Aは、支持部材90が上方に揺動した状態を示すチューブ支持機構79の破断正面図である。図6Bは、支持部材90が下方に揺動した状態を示すチューブ支持機構79の破断正面図である。
基体部80は、直方体状を成している。この基体部80には、水平板部81と、貫通孔82と、チューブ止め部83とが形成されている。
水平板部81は、矩形板状を成しており、基体部80の前壁下部から前方へ向かって延出している。この水平板部81には、左右一対のねじ孔81aが形成されている。そして、各ねじ孔81aには、止めねじ87がねじ止めされる。
貫通孔82として、本実施形態では、3つ設けられている。3つの貫通孔(上側貫通孔82a、中央貫通孔82b、下側貫通孔82c)は、上下方向に並ぶように形成されている。また、図5A及び図5Bに示すように、3つの貫通穴のうちの上側貫通孔82aと下側貫通孔82cの内周面(より具体的には、軸方向中途位置)には、それぞれ内向きのフランジ部82dが形成されている。
チューブ止め部83は、略U字状の形状を成しており、チューブ73を挟み込んで支持する。このチューブ止め部83は、基体部80の前壁の上端部に形成されている。
支持部材90は、剛性を有する樹脂成型品であり、チューブ73を直線状に支持するためのものである。この支持部材90は、基体部80の前面側に位置する。そして、支持部材90は、図4に示すように、軸部の一例である筒状体91と、鍔部92と、円筒部93と、円柱部94と、位置合わせピン97と、垂直板部98とを有している。
垂直板部98は、矩形板状を成しており、鍔部92の前面において位置合わせピン97よりも下方となる位置から前方へ向かって突出している。この垂直板部98の右側面には、接続端子99が取り付けられている。この接続端子99は、図示しないハーネスを介してコントローラ60に接続されている。
組み付け板84は、基体部80の後面側に設けられており、支持部材90を基体部80に組み付けるためのものである。この組み付け板84の中央部には、基体部80の中央貫通孔82bに対応した貫通孔85aが形成されている。また、組み付け板84の貫通孔85aの上側と下側には、それぞれ、ねじ挿通孔85bが形成されている。
そして、基体部80の貫通孔82a、82cから後方に向かって突出した、支持部材90の2つの円柱部94(具体的には、ねじ穴)に対して、ねじ挿通孔85bに挿通させた止めねじ88をねじ止め固定することにより、支持部材90が基体部80に取り付けられることとなる。
本実施形態の支持部材90は、押圧力(外力)が加えられると、移動(揺動)する構成となっている。以下においては、支持部材90が移動(揺動)するメカニズムについて、図5A、図5B、図6A、図6Bを用いて説明する。
プリンタ1には、メンテナンス等の際に、支持部材90に支持されたチューブ73から排出された廃インクを回収するための廃インクタンク200が設けられている。この廃インクタンク200は、流体噴射装置本体であるプリンタ本体(このプリンタ本体は、プリンタ1の中から、メンテナンスユニット70と廃インクタンク200を除いた部分を意味する)に対して着脱可能な構成となっている。そして、プリンタ1には、プリンタ本体に装着された廃インクタンク200を収容するためのタンク収容部11が、設けられている。そこで、以下においては、タンク収容部11の構成について説明した後に、廃インクタンク200の構成について説明する。
タンク収容部11は、図3に示すように、プリンタ本体のフレーム10内の一端部(図2Aでは右端部)において、ホームポジションHPの下方に位置する。このタンク収容部11は、前後方向に沿った直方体状を成している。そして、タンク収容部11は、収容室12と、着脱口14と、開閉扉16とを有する。
図7は、廃インクタンク200の分解斜視図である。図8は、後側壁212に垂直な方向から開口部217を見たときの、廃インクタンク200の正面図である。図9は、筒状体91と4つのインク吸収体との位置関係を示した廃インクタンク200の要部断面図である。図10は、筒状体91とインク吸収体230との関係を示した廃インクタンク200の平面図である。なお、図10では、説明の都合上、インク吸収体250及びフィルム部材260が省略されている。
廃インクタンク200は、図7に示すように、容器210と、4つのインク吸収体220、230、240、250と、フィルム部材260と、CSIC270とを有する。以下においては、部品毎に構成を説明する。
容器210は、廃インクを収容するためのものである。この容器210は、上部が開口した有底箱状を成している。そして、容器210の後側壁212及び左右側壁213、214の各内面の複数箇所には、薄板状を成すリブ215が上下方向に沿って形成されている。また、容器210の内底面の中央よりもやや前側寄りの位置には、円柱状の柱211が設けられている。
4つのインク吸収体220、230、240、250は、容器210内に積層された状態で設けられ、支持部材90に支持されたチューブ73から排出された廃インクを吸収する。また、4つのインク吸収体は、廃インクを吸収するだけで無く、廃インクを浸透させる機能も有している。このため、廃インクが特定のインク吸収体のみに吸収されることを抑制できる。
フィルム部材260は、容器210の上部開口210aの形状に対応した形状に、形成されている。そして、このフィルム部材260は、各インク吸収体が上下方向において積層された状態にある容器210の上部開口210aを覆うように、容器210に接着剤等を介して貼り付けられている。
CSIC270は、廃インクタンク200に関する各種の情報を記憶した素子である。このCSIC270は、左側壁213の副左側壁213bの外面に取り付けられている。そして、廃インクタンク200がプリンタ本体に装着された時には、CSIC270が、支持部材90の接続端子99(図4)と接続される。これにより、コントローラ60は、CSIC270の記憶された前記情報を読み取ることができる。
開口部217は、後側壁212の主後側壁212aを貫通するように形成された円形状の穴(以下、円形穴とも呼ぶ)である接続口217aを、有する。そして、廃インクタンク200の着脱の際に、接続口217aに対して、支持部材90の筒状体91が挿抜される。
上述したように、廃インクタンク200はプリンタ本体に対して着脱される。そして、廃インクタンク200の着脱が実際に行われるタイミングとしては、例えば、インク吸収体のインク吸収量が飽和した状態となった(別言すれば、CSIC270に格納された廃インク容量に達した)ために、廃インクタンク200を交換する時である。以下においては、説明の都合上、廃インクタンク200の装着手順について説明した後に、廃インクタンク200の取り外し手順について説明する。
図11A〜図11Dは、廃インクタンク200の装着時の、廃インクタンク200と支持部材90の位置関係を説明するための模式図である。なお、図11A〜図11Dにおいては、説明の都合上、タンク収容部11が示されていない(後述する図12A〜図12Dにおいても、同様である)。また、支持部材90は、簡略化して図示されている。
図12A〜図12Dは、廃インクタンク200の取り外し時の、廃インクタンク200と支持部材90の位置関係を説明するための模式図である。なお、廃インクタンク200の取り外しは、大まかには、前述した廃インクタンク200の装着手順の逆の手順で行われる。
上述したように、廃インクタンク200は、図7に示すように、(a)廃棄されるインクである廃インクを収容する容器210と、(b)容器210内に設けられ、廃インクを吸収するインク吸収体230、240、250と、(c)容器210の主後側壁212aに形成され、支持部材90(挿抜部材の一例)が挿抜される開口部217であって、主後側壁212aに垂直な方向から開口部217を見たときに、インク吸収体230、240、250の主後側壁212aに対向する対向部によって塞がれている第1部分217b、及び、前記対向部によって塞がれていない第2部分217cを有する開口部217(図8参照)と、を備える。
次に、上述した構成を有する廃インクタンク200の製造方法(組立方法)について、説明する。図13は、廃インクタンク200の組立方法を説明するためのフローチャートである。
こうして、廃インクタンク200の組立が完了する。そして、組立が完了した廃インクタンク200は、プリンタ本体に装着される。
上述したように、古い廃インクタンク200が取り外された後に、新しい廃インクタンク200が装着される(すなわち、廃インクタンク200が交換される)。そして、資源の節約や環境保護やコストの低減化等の観点から、以下に説明するように、交換された廃インクタンク200のリサイクルを行うことにしている。
廃インクタンク200の分解後に、廃インクが付着して汚れた容器210を、洗浄する(ステップS14)。ここで、容器210の洗浄は、例えば溶媒等に容器210を漬けて行われる。ただし、容器210の洗浄方法は、これに限られるものではない。
次に、新しいインク吸収体220、230、240、250を取り付ける(ステップS16)。すなわち、容器210内にインク吸収体が再充填(リフィル)される。
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る流体噴射装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
13a 底壁、13b 上壁、14 着脱口、15 軸部、16 開閉扉、
16a 掴み部、16b 係合凸部、17a 前段面、17b 中段面、
17c 後段面、18a 係止段部、18b 段差部、20 搬送ユニット、
21 給紙ローラ、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、24 プラテン、
25 排紙ローラ、30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモータ、40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 検出器群、51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、60 コントローラ、
61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、70 メンテナンスユニット、
71 インク吸引機構、72 キャップ、73 チューブ、
74 吸引ポンプ、79 チューブ支持機構、80 基体部、
81 水平板部、82a 上側貫通孔、82b 中央貫通孔、
82c 下側貫通孔、82d フランジ部、83 チューブ止め部、
84 組み付け板、85a 貫通孔、85b ねじ挿通孔、
86 コイルスプリング、88 止めねじ、90 支持部材、
91 筒状体、91a 先端側筒状部、91b 非筒状部、
91c 挟み爪、91d 大径部、92 鍔部、93 円筒部、
94 円柱部、97 位置合わせピン、98 垂直板部、
99 接続端子、110 コンピュータ、200 廃インクタンク、
210 容器、210a 上部開口、211 柱、
212a 主後側壁、212b 副後側壁、213a 主左側壁、
213b 副左側壁、214 右側壁、215 リブ、216 凹み部、
217 開口部、217a 接続口、218 筒部、219 被係止段部、
220、230、240、250 インク吸収体、
221、231、241、251 切り込み、
222、232、242、252 円形貫通孔、
233、243 矩形貫通孔、
225、235、245、255 対向部、
244 案内溝、244a 周囲の部分、
246 逃げ溝、260 フィルム部材、
270 CSIC
Claims (8)
- 廃棄される流体である廃流体を収容する容器と、
前記容器内に設けられ、前記廃流体を吸収する吸収体と、
前記容器の側壁に形成され、流体噴射装置に対して着脱される際に当該流体噴射装置に設けられた挿抜部材が挿抜される開口部であって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部によって塞がれている第1部分と、
前記対向部によって塞がれていない第2部分を有する開口部と、を備え、
前記第2部分が前記第1部分で囲われていることを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項1に記載の廃流体回収体であって、
前記第2部分を前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記第2部分が、円形又は、四角形であることを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項1又は請求項2に記載の廃流体回収体であって、
前記容器内には、複数の吸収体が積層された状態で設けられており、
前記第1部分は、前記複数の吸収体のうちの少なくとも1つの吸収体の前記対向部によって塞がれていることを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の廃流体回収体であって、
前記吸収体に貫通孔が形成されていることを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項3又は請求項4に記載の廃流体回収体であって、
前記複数の吸収体のうちの、前記開口部と同じ位置に位置する一の吸収体の前記対向部には、前記挿抜部材の挿抜の際に当該挿抜部材を案内する案内溝が形成されており、
前記対向部のうちの前記案内溝の周囲の部分が、前記第1部分を塞ぐことを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項3〜5のいずれか一項に記載の廃流体回収体であって、
前記案内溝の周囲の吸収体のうちの、前記案内溝の下に位置する吸収体の上部が、前記第1部分を塞ぎ、
前記上部の上面の位置は、前記上下方向において前記開口部の中心よりも下方に位置することを特徴とする廃流体回収体。 - 請求項5又は請求項6に記載の廃流体回収体であって、
前記案内溝は、前記挿抜部材に設けられ前記開口部に挿抜される軸部の外径よりも、小さいことを特徴とする廃流体回収体。 - 流体噴射装置本体と、
廃棄される流体である廃流体を排出する排出部材と、
前記排出部材から排出された前記廃流体を回収するための、前記流体噴射装置本体に対して着脱可能な廃流体回収体であって、
前記廃流体を収容する容器と、前記容器内に設けられ前記廃流体を吸収する吸収体と、
前記容器の側壁に形成され、前記排出部材が挿抜される開口部であって、前記側壁に垂直な方向から前記開口部を見たときに、前記吸収体の前記側壁に対向する対向部によって塞がれている第1部分、及び、前記対向部によって塞がれていない第2部分を有する開口部と、を備え、
前記第2部分が前記第1部分で囲われている廃流体回収体と、
を具備することを特徴とする流体噴射装置
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