JP2006297659A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録ヘッド19と、その記録ヘッド19から廃インクが排出される際に当該廃インクを受け入れるキャップ23と、廃インクを吸収可能な廃インク吸収体31が収納された廃インクタンク25と、キャップ23と廃インクタンク25との間に設けられる排出チューブ24と、この排出チューブ24を通じて、キャップ23側から廃インクを吸引し、当該廃インクを廃インクタンク25側に送出するチューブポンプ26とを備え、前記排出チューブ24の排出口24aと前記廃インク吸収体31との間には、廃インクタンク25内において排出チューブ24の内外間を非連通状態とする密封構造が形成されている。
【選択図】 図2
Description
この構成によれば、廃液排出路の排出口が吸収体に密着しているため、廃液排出路の排出口から吸収体に向けて排出される廃液を、廃液排出路外の雰囲気中に排出圧力を放圧させことなく、排出圧力が高い状態のまま吸収体に向けて排出することができる。
この構成によれば、廃液排出路の排出口から排出された廃液が、吸収体に形成された凹部内に受け入れられ、その凹部の内面全域から吸収体全体に吸収されるように効率的に拡散浸透させることができる。
この構成によれば、廃液排出路から排出される廃液が吸収体に対して複数の排出口から分散して排出されるため、吸収体全体で平均的に廃液を吸収することができる。
この構成によれば、廃液タンク内に吸収体が複数積層されることで、排出された廃液の吸収能力を十分確保することができる。
以下、本発明の液体噴射装置をインクジェット式プリンタに具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
さて、記録ヘッド19内のインクを吸引するクリーニングを行う場合には、記録ヘッド19の各ノズル20(ノズル形成面)をキャップ23で封止し、該キャップ23に排出チューブ24を介して接続されたチューブポンプ26の駆動によりキャップ23内に負圧を発生させる。すると、この負圧により記録ヘッド19のノズル20内のインクが廃インクとして吸引され、この吸引された廃インクは、排出チューブ24内を流通して廃インクタンク25内に回収される。なお、本実施形態では、チューブポンプ26の駆動に伴い排出チューブ24内を廃インクタンク25内に向けて流通する廃インクには、およそ80kPa〜100kPa程度の排出圧力がかかる。
(1)上記実施形態では、排出チューブ24の排出口24aと廃インク吸収体31との間が間詰め部材32により密封され、排出口24aから間詰め部材32の通孔35を介して廃インクが廃インク吸収体31に向けて直接排出される。そのため、チューブポンプ26のポンプ作用によって排出される廃インクは、その排出圧力が減衰することなく、排出圧力が高い状態(80kPa程度)で廃インク吸収体31に向けて排出されるため、廃インク吸収体31の全体に速やかに拡散浸透する。従って、廃インク吸収体31では、廃インクが廃インク吸収体31全体に拡散浸透する前にインク溶媒が揮発して排出チューブ24の排出口24a付近で固化してしまうことがなく、排出口24a付近の廃インク吸収体31が目詰まりすることもない。このように、廃インクの吸収が妨げられることなく廃インクが効率的に吸収される結果、廃インク吸収体31に吸収されなかった廃インクが廃インクタンク25の上面開口部(例えば、蒸発用開口)から漏出するという問題を回避できる。
次に、本発明の第2実施形態について、図4を参照して説明する。なお、本実施形態におけるプリンタ11の構成は第1実施形態の場合と同様であるため、その重複説明は省略し、第1実施形態と異なる構成部分についてのみ説明する。
(5)上記実施形態では、排出口24aから排出された廃インクが、廃インク吸収体31に形成された凹部43内に排出され、その凹部43の表面積が大きな内面全域から、廃インク吸収体31内に吸収されるため、廃インクを更に効率的に廃インク吸収体31の内部全体に拡散浸透させることができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図5を参照して説明する。なお、本実施形態においても、第2実施形態の場合と同様に、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
(6)上記実施形態では、排出チューブ24の排出口24aから廃インク吸収体31Aに向けて排出された廃インクを、その廃インクの排出圧力が高いことから、上層側の他の廃インク吸収体31にも拡散浸透させることができる。
・ 上記各実施形態では、廃インク吸収体31,31Aに対して単数の排出口24aが臨む構成としたが、複数の排出口を臨ませる構成としてもよい。例えば、複数本の排出チューブ24を設けた場合には、各排出チューブ24の本数に対応させた数の排出口とでき、また、1本の排出チューブから下流端を分岐して複数の排出口を有する構成とすることもできる。このように、廃インク吸収体31,31Aに臨む排出口を,廃インク吸収体31,31Aにおける複数の異なる位置に臨むように複数形成すれば、排出チューブ24から排出される廃インクが複数の排出口から分散して排出されるため、廃インク吸収体31,31Aの全体で平均的に廃インクを吸収することができる。
Claims (6)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
当該液体噴射ヘッドから前記液体が廃液として排出される際に当該廃液を受け入れるキャップと、
前記廃液を吸収可能な吸収体が収納された廃液タンクと、
前記キャップと前記廃液タンクとの間に設けられる廃液排出路と、
当該廃液排出路を通じて、前記キャップ側から前記廃液を吸引し、当該廃液を前記廃液タンク側に送出するポンプとを備え、
前記廃液排出路の排出口と前記吸収体との間には、前記廃液タンク内において前記廃液排出路の内外間を非連通状態とする密封構造が形成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記密封構造は、前記廃液排出路の排出口を前記吸収体に密着するように配置することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記密封構造は、前記廃液排出路の排出口と前記吸収体との間に、通孔が貫通形成された間詰め部材を前記通孔が前記排出口から排出された廃液を前記吸収体に導くようにして介装することにより形成されているとともに、前記間詰め部材は前記排出口よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記吸収体において前記廃液排出路の排出口と対応する部位には、前記排出口から排出された廃液を受け入れる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記廃液排出路の排出口は、前記吸収体における複数の異なる位置に臨むように配置された複数の排出口にて構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記廃液タンク内には前記吸収体が複数積層して収納されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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