JP2007144838A - 液体噴射装置 - Google Patents

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照三 ▲桑▼田
Teruzo Kuwata
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Seiko Epson Corp
セイコーエプソン株式会社
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Abstract

【課題】高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】液体を噴射する液体噴射ヘッド30と、液体噴射ヘッド30から液体を噴射してノズル開口をクリーニングするフラッシング動作によって噴射された液体を格納する液体格納手段13と、を備える液体噴射装置10であって、液体格納手段13は、液体を受ける液体受け手段42と、液体受け手段42の下方に配置され、液体を吸収して保持する液体保持手段40と、を有し、液体受け手段42は、液体を受ける際に、液体を噴射するノズル開口から離れる方向に回転する構成となっている板状部材であることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に関する。
ターゲットに対して液体を噴射させる液体噴射装置として、記録ヘッドから記録媒体に対してインク滴を噴射させて印刷を行うインクジェット式記録装置が知られている。
そして、このようなインクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
インクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させることで記録を行う。
インクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着、さらには気泡の混入等によりノズル開口に目詰まりを発生し、印刷不良を起こすという問題を抱えている。
このために、インクジェット式記録装置には、印刷の休止時に記録ヘッドのノズル開口を封止するためのキャッピング手段と、必要に応じてノズルプレートを清掃するクリーニング装置を非印刷領域に備えている。
また、印字中におけるノズル開口の目詰まりを防止又は解消するために、インクジェット式記録ヘッドは、印字中において、印字とは関係なくノズル開口からインクを吐出させてノズル開口の目詰まりを解消するクリーニング動作(以後、フラッシングと呼ぶ)を非印刷領域で行うようになっている。
そして、フラッシング時のインクの跳ね返りやミスト(インクが霧状になった状態)の発生によってノズルプレートや記録媒体が汚れることを防止するために、フラッシングを行う領域には例えば、多孔質の吸収材が配置されている。この吸収材がインクを吸収し、跳ね返りやミストを防止するようになっている。
ここで、上述の吸収材に目詰まりが生じて、吸収材上にインクが堆積すると、フラッシング時にインクを吸収することができなくなる。さらに、吸収材上に堆積したインクがノズルプレートに接触してノズル開口を汚し、印刷不良を生じさせる。
これに対して、吸収材の中央に凹状の部分を設けてインクをその凹状の部分に流れ込むようにし、さらに、傾斜部分の上流に堆積しにくいインクを吐出し、下流に堆積し易いインクを吐出することで、堆積し易いインクを流し落とす技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−86762号公報(図5等)
しかし、高粘度のインクである例えば、顔料インクは、乾燥すると一層高粘度になる。そして、吸収材に吸収されたインクは、いずれ乾燥する。そのため、上述の技術を使用したとしても、増粘したインクが吸収材に目詰まりを生じさせ、さらに、吸収材上に堆積してノズルプレートに接触し、印刷不良を生じさせる場合があるという問題がある。
そこで本発明は上記課題を解消し、高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる液体噴射装置を提供することを目的としている。
上述の目的は、本発明にあっては、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射して前記ノズル開口をクリーニングするフラッシング動作によって噴射された前記液体を格納する液体格納手段と、を備える液体噴射装置であって、前記液体格納手段は、前記液体を受ける液体受け手段と、前記液体受け手段の下方に配置され、前記液体を吸収して保持する液体保持手段と、を有し、前記液体受け手段は、前記液体を受ける際に、前記液体を噴射する前記ノズル開口から離れる方向に回転する構成となっている板状部材であることを特徴とする液体噴射装置によって達成される。
このような構成によれば、前記液体受け手段は、前記液体を噴射する前記ノズル開口から離れる方向に回転することができるから、前記フラッシング動作によって噴射された前記液体を、前記液体受け手段の下方に配置される前記液体保持手段に対して落下させることができる。
すなわち、前記液体受け手段は、前記液体を受けるが、前記液体を保持せずに前記液体保持手段に落下させる。
これにより、前記液体噴射装置は、高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる。
この場合、前記液体受け手段が前記液体を受ける際の前記液体噴射ヘッドとの基本距離を、前記液体受け手段上における前記液体の堆積が多くなるほど、大きくする構成となっていることが望ましい。
前記液体が前記液体受け手段上をすべり落ちていく間に溶媒が蒸発し、前記液体の溶質が前記液体受け手段上にわずかながら残存する場合がある。そして、残存した前記液体の溶質が堆積する場合がある。
この点、前記液体噴射装置においては、前記基本距離を、前記液体受け手段上における前記液体の堆積が多くなるほど、大きくする構成となっているから、堆積した前記液体が前記液体噴射ヘッドに接触して印刷不良の原因となることを防止することができる。
この場合、前記液体受け手段は、予め規定した堆積防止時間間隔において回転する構成となっていることが望ましい。
前記液体受け手段上に受け止めた前記液体は、直ちにその溶媒が蒸発して粘度が上昇するわけではない。
このため、前記液体受け手段を予め規定した堆積防止時間間隔において回転する構成とすることで、必要最小限度の前記液体受け手段の動作によって、高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる。
この場合、前記液体受け手段は、前記液体の重量によって回転する構成となっていることが望ましい。
前記液体受け手段が前記液体の重量によって回転する構成となっていることによって、特別な駆動手段を要することなく、前記液体受け手段が前記液体を受ける際に回転することができる。
この場合、前記液体受け手段は、外部駆動手段によって回転する構成となっていることが望ましい。
前記液体受け手段が、前記外部駆動手段によって回転する構成となっていることによって、例えば、前記液体受け手段が前記液体を受ける直前に前記液体受け手段を回転させ、前記液体受け手段からの前記液体の跳ね返りを効果的に防止することができる。
この場合、前記液体受け手段は、前記フラッシング動作の期間において、連続的に回転することによって、前記液体の落下方向の気流を発生させる構成となっていることが望ましい。
このような構成によれば、仮に、前記液体噴射ヘッドから前記液体が噴射された後に、前記液体がミストになったとしても、そのミストを前記気流に乗せて前記液体保持手段に導くことができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のインクジェット式記録装置10等を示している。
図1に示すインクジェット式記録装置10(以下、記録装置10と呼ぶ)は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。記録装置10は、例えば、A3サイズ以上の大型の用紙29に対して、印刷をする大型の記録装置である。この記録装置10は液体噴射装置の一例である。
記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。
このインクジェット式記録装置10は、いわゆるオンキャリッジ形の記録装置であり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4,5が着脱可能に装着できる。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。キャリッジ14は、ベルト15を介してモータ16に接続されている。モータ16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。
本体部1のホームポジション18は、ガイドレール17の一方の端部に位置している。このホームポジション18は、キャリッジ14の走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にインク吸引装置20が配置されている。
インク吸引装置20は、以下の2つの機能を有する。すなわち、インク吸引装置20は、長時間放置された時に記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する保湿機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる吸引機能を備える。この吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。各インクカートリッジ2,3,4,5の各インクは液体の一例である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイピング部材400が設けられている。このワイピング部材400は、必要に応じて記録ヘッド30の後述のノズルプレート面61(図3参照)のインクを払拭する。
プラテン12には、インク吸引装置20とは反対側の端部にフラッシングボックス13(以下、FLボックス13と呼ぶ)が配置されている。FLボックス13は、液体格納手段の一例である。
記録装置10は、印字中に記録ヘッド30からインクを噴射してノズル開口をクリーニングするフラッシング動作を行う。このフラッシング動作は、印字とは無関係に行うインクの吐出である。フラッシング動作によって、ノズル開口の目詰まりを防止又は解消する。
記録ヘッド30は、インク吸引装置20に対面する位置、又は、FLボックス13に対面する位置のいずれかにおいてフラッシング動作を行うようになっている。
FLボックス13は、記録ヘッド30がFLボックス13に対面する位置においてインクを吐出した場合に、そのインクを格納するための構成である。
図2は、図1に示す記録装置10の電気的な接続例を示している。インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ40のプリンタドライバ41に接続されている。プリンタドライバ41は、記録装置10の各構成要素に対して印刷やインク吸引動作あるいはフラッシング動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図2に示す記録装置10は、制御装置7の他に、センサー8、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4,5、記録ヘッド30、キャリッジ14、用紙搬送機構15Aを含んでいる。
図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2ないし5が、キャリッジ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2ないし5をキャリッジとは別の位置に搭載している、いわゆるオフキャリッジ形のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図2の用紙搬送機構15Aは、図1の用紙29をプラテン12上を搬送するようになっている。用紙29は記録媒体の一種である。
図3は、図1に示す記録ヘッド30の構造例を示す断面図である。
記録装置10は、特にカラープリンタとして用いられる場合には、この記録ヘッド30は、互いに種類の異なる複数種類のインクを吐出するために、インクの種類ごとに独立したインク経路50を有している。
各インクカートリッジ2ないし5からのインクは、インク供給針50Aを介してインク経路50に流入する。インクの種類ごとに独立したインク経路50は、それぞれ複数の圧力室51に接続されている。各圧力室51には、各ノズル開口列54A,54B,54C,54Dが接続されている。
ノズルプレート62はノズルプレート面61を有していて、このノズルプレート面61には複数のノズル開口列54が設けられている。圧力室51から押し出されたインク滴が、ノズル開口列54A〜54Dのノズル開口55A〜55Dから吐出される。
フラッシング動作においては、ノズル開口55A及び55Bからインクを吐出する場合には、ノズル開口55C及び55Dからはインクを吐出しないようになっている。一方、フラッシング動作において、ノズル開口55C及び55Dからインクを吐出する場合には、ノズル開口55A及び55Bからはインクを吐出しないようになっている。
図4は、ノズルプレート面61におけるノズル開口列54A〜54Dの配列例を示している。異なるインクの種類とは、見かけ上の色の違いにとどまらず、インクの構成成分の種類や比率が異なることを意味する。各ノズル開口列54A〜54Dは、例えば数10から数1000のノズル開口55A〜55Dから構成されている。
図5は、FLボックス13等を示す概略図である。
図5(a)に示すように、FLボックス13は、プラテン12に配置されている。FLボックス13は、FLインク受け部材42を有する。FLインク受け部材42は、フラッシング動作によって吐出されたインクを受けるための板状部材であり、液体受け手段の一例である。
FLボックス13は、また、吸収材40を有する。この吸収材40は、液体保持手段の一例である。吸収材40は、FLインク受け部材42の下方に配置されており、インクを吸収して保持することができる。
図5(b)は、図5(a)のA−A線概略断面図である。
図5(c)は、FLインク受け部材42の概略斜視図である。
図5(b)及び図5(c)に示すように、FLインク受け部材42は、回転軸44、羽根46A及び46Bを有する。
羽根46Aの上面46Aa又は羽根46Bの上面46Baにおいてインクを受ける際に、FLインク受け部材42は、インクの重量によって、インクを噴射するノズル開口から離れる方向に回転軸44を中心に回転するように構成されている。
図6は、FLインク受け部材42等を示す概略図である。
図6(a)に示すように、ノズル開口55A及び55Bからインクを吐出してフラッシング動作を行う場合には、FLインク受け部材42は、インクの重量によって、インクを吐出するノズル開口55A及び55Bから離れる方向に回転する。すなわち、FLインク受け部材42は、矢印A1方向に回転する。
これにより、ノズル開口55A及び55Bから吐出されたインク滴Pを上面46Aaにおいて受け、インク滴Pを上面46Aa上を重力によって滑らせ、側面46Abと内壁13aとの間の空間を経て吸収材40へ落下させることができる。
このとき、FLインク受け部材42の回転角度は、上面46Aaの最下部とノズルプレート面61との距離が、予め規定した距離d1以上に離れない範囲に規制されている。この距離d1は、インク滴Pが上面46Aaに到達するまでの間にミストになることを防止することができる距離として規定されており、例えば、2.3ミリメートル(mm)である。距離d1は、基本距離の一例である。
また、上面46Aaの最上部とノズルプレート面61との距離d2は、インク滴Pが上面Aaから跳ね返ったとしてもノズルプレート面61に達しない距離として設定されており、例えば、1.0ミリメートル(mm)である。
図6(b)に示すように、ノズル開口55C及び55Dからインクを吐出してフラッシング動作を行う場合には、FLインク受け部材42は、インクの重量によって、インクを吐出するノズル開口55C及び55Dから離れる方向に回転する。すなわち、FLインク受け部材42は、矢印A2方向に回転する。
これにより、ノズル開口55C及び55Dから吐出されたインク滴Pを上面46Baにおいて受け、インクPを上面46Ba上を重力によって滑らせ、側面46Bbと内壁13bとの間の空間を経て吸収材40へ落下させることができる。
ここで、インク滴Pを受ける際の、インク受け部材42の上面46Baの最下部とノズルプレート面61との距離と、上面46Baの最上部とノズルプレート面61との距離は、上述の距離d1及びd2と同様に規定されている。
上述のように、FLインク受け部材42は、インクを噴射するノズル開口から離れる方向に回転することができるから、フラッシング動作によって噴射されたインクを、FLインク受け部材42の下方に配置される吸収材40に対して落下させることができる。
すなわち、FLインク受け部材42は、インクを受けるが、そのインクを保持せずに吸収材40に落下させる。
これにより、記録装置10は、高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる。
また、FLインク受け部材42がインクの重量によって回転する構成となっていることによって、特別な駆動手段を要することなく、FLインク受け部材42がインクを受ける際に回転することができる。
(第1の実施の形態の変形例)
図7は、第1の実施の形態の変形例(以下「変形例」と呼ぶ)を示す概略図である。
図7に示すように、変形例のFLインク受け部材42の回転軸44は、モーター軸48aに接続されている。モーター軸48aは、モーター48の回転軸(図示せず)と連動して回転するようになっている。モーター48の回転は、制御装置7(図2参照)によって制御される。モーター48は、外部駆動手段の一例である。
モーター48の回転軸を回転させることによって、FLインク受け部材42を矢印A1方向又は矢印A2方向に回転させることができる。
FLインク受け部材42が、モーター48によって回転する構成となっていることによって、例えば、FLインク受け部材42がインクを受ける直前にFLインク受け部材42を回転させ、FLインク受け部材42からのインクの跳ね返りを効果的に防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8は、第2の実施の形態のインクジェット式記録装置10A(図1参照)のFLインク受け部材42A等を示す図である。
図8(a)は、FLインク受け部材42Aを示す概略斜視図である。
図8(a)に示すように、FLインク受け部材42Aは、回転軸44Aと羽根46Eを有し、羽根46Eによってインクを受け、さらに、吸収材40側へ落下させるようになっている。
図8(b)に示すように、FLインク受け部材42Aの回転軸44Aは、FLボックス13において、例えば、内壁13a側に配置されている。フラッシング動作においては、記録ヘッド30のすべてのノズル開口55A乃至55Dからのインクが吐出される。そして、羽根46Eは、すべてのノズル開口55A乃至55Dからのインクを受けるようになっている。
FLインク受け部材42Aの回転軸44Aは、モーター軸48Aaと接続されている。モーター軸48Aaは、モーター48Aの回転軸と接続されている。このため、FLインク受け部材42Aは、モーター48Aの回転によって、矢印A3方向に回転することができる。
図9は、FLインク受け部材42A等を示す概略図である。
図9(a)に示すように、FLインク受け部材42Aは、ノズル開口55A等からのインクを受ける直前に、矢印A3方向に回転する。このとき、FLインク受け部材42Aは、上面46Eaの最下部とノズルプレート面61との距離d3が、予め規定した距離になるまで回転する。この距離d3は、ノズル開口55A等から吐出されるインクがミストにならない距離として規定されており、例えば、2.3ミリメートル(mm)である。距離d3は、FLインク受け部材42Aが記録ヘッド30からのインクを受ける際の基本距離である。この距離d3もまた、基本距離の一例である。
また、上面46Eaの最上部とノズルプレート面61との距離d4は、インク滴Pが上面46Eaから跳ね返ったとしてもノズルプレート面61に達しない距離として設定されており、例えば、1.0ミリメートル(mm)である。
上面46Ea上に落下したインクは、重力によって上面46Ea上を滑り、側面46Ebと内壁13bとの間の空間を経て吸収材40側へ落下するようになっている。
ここで、インクが上面46Ea上をすべる間に、その溶媒が蒸発して粘度が増加し、溶質の一部が上面46Ea上に堆積する場合がある。この場合、基本距離d3を維持すると、堆積したインクがノズルプレート面61に接し、印字不良の原因となる場合がある。
そこで、インクジェット式記録装置10A(以下「記録装置10A」と呼ぶ)においては、FLインク受け部材42A上に堆積するインクが多くなるほど、距離d3を大きくするようになっている。
このため、図9(b)に示すように、記録装置10Aは、上面46Eaにインクが堆積した状態においては、基本距離d3aを上面46Eaにインクが堆積していない状態(図9(a)参照)における基本距離d3よりも大きくする。このとき、堆積したインクの上面Hとノズルプレート面61との間の距離d5が、上面46Eaにインクの堆積がない場合の基本距離d3とほぼ等しくなるように、基本距離d3aを設定する。
このように、記録装置10Aは、基本距離d3を、FLインク受け部材42A上におけるインクの堆積が多くなるほど、大きくする構成となっているから、堆積したインクが記録ヘッド30に接触して印刷不良の原因となることを防止することができる。
なお、本実施の形態とは異なり、FLインク受け部材42Aは、フラッシング動作によるインクを受ける直前に回転するのではなくて、一定の待機時間の間インクを受け、その後回転するようにしてもよい。すなわち、FLインク受け部材42Aを、待機時間間隔において回転する構成としてもよい。この待機時間は、上面46Ea上においてインクの溶媒が蒸発してインクの堆積が生じない程度の時間として予め規定されている。この待機時間は、堆積防止時間間隔の一例である。
FLインク受け部材42A上に受け止めたインクは、直ちにその溶媒が蒸発して粘度が上昇するわけではない。
このため、FLインク受け部材42Aを予め規定した待機時間間隔において回転する構成とすることで、必要最小限度のFLインク受け部材42Aの動作によって、高粘度の液体を使用する場合においても、フラッシングのために吐出される液体の堆積による印刷不良を防止することができる。
また、非フラッシング時(フラッシングを実施していないとき)は、FLインク受け部材42Aを垂直に近い角度まで回転させ、上面46Ea上のインクを流れやすくしてもよい。そして、フラッシングの直前や印字時に、上面42Eaの最下部とノズルプレート面61との距離d3が予め規定した距離となるように、ほぼ水平状態にしてフラッシングによるインクを受けるようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、第1の実施の形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図10は、第3の実施の形態のインクジェット式記録装置10B(図1参照)のFLインク受け部材42B等を示す図である。
図10(a)は、FLインク受け部材42Bを示す概略斜視図である。
図10(a)に示すように、FLインク受け部材42Bは、回転軸44Bと、羽根46A,46B,46C及び46Dを有する。
図10(b)に示すように、回転軸44Bは、モーター軸48Baと接続されている。モーター軸48Baは、モーター48Bの回転軸と接続されている。このため、モーター48Bの回転によって、FLインク受け部材42Bが回転するようになっている。
FLインク受け部材42Bは、フラッシング動作の期間において、連続的に回転することによって、後述のようにインクの落下方向の気流を発生させることができる。第1の実施の形態とは異なり、FLインク受け部材42Bは、インクが羽根46A等上を滑り落ちる程度に回転するのではなくて、気流を発生させるために、角度の制限を設けずに連続的に回転する。
図11は、インク受け部材42B等を示す概略図である。
図11(a)に示すように、ノズル開口55A及び55Bからインクが吐出される場合には、インク受け部材42Bは、矢印A4方向に連続的に回転する。これにより、インクの落下方向の気流S1を発生させることができる。
そして、インク受け部材42Bは、羽根46A,46B,46C及び46D上をインク滴Pを滑らせることによって、吸収材40側へ落下させることができるとともに、インク滴Pを気流S1に乗せて、吸収材40側へ落下させることができる。
また、インク滴PがミストQになった場合には、インク受け部材42Bは、そのミストQを気流S1に乗せて、吸収材40側へ導くことができる。
図11(b)に示すように、ノズル開口55C及び55Dからインクが吐出される場合には、インク受け部材42Bは、矢印A5方向に連続的に回転する。これにより、インクの落下方向の気流S2を発生させることができる。
そして、インク受け部材42Bは、インク滴Pを気流S2に乗せて、吸収材40側へ落下させることができる。
また、インク滴PがミストQになった場合には、インク受け部材42Bは、そのミストQを気流S2に乗せて、吸収材40側へ導くことができる。
上述のように、FLインク受け部材42Bは、仮に、記録ヘッド30からインクが噴射された後に、そのインクがミストになったとしても、そのミストを気流S1又はS2に乗せて吸収材40に導くことができる。
本発明は、インクジェット式記録装置としての上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
本発明の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置を示す斜視図である。 図1のインクジェット式記録装置の電気的接続例を示す図である。 インクジェット式記録装置の記録ヘッドの構造例を示す断面図である。 記録ヘッドのノズルプレート面の形状例を示す図である。 FLボックス等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。 FLインク受け部材等を示す概略図である。
符号の説明
2,3,4,5・・・インクカートリッジ、10・・・インクジェット式記録装置、13・・・フラッシングボックス、19・・・吸引ポンプ、20・・・インク吸引装置、30・・・記録ヘッド、40・・・吸収材、42,42A,42B・・・FLインク受け部材、44,44A,44B・・・回転軸,46A,46B,46C,46D、46E・・・羽根、54A,54B,54C,54D・・・ノズル開口列、55A,55B,55C,55D・・・ノズル開口、61・・・ノズルプレート面

Claims (6)

  1. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射して前記ノズル開口をクリーニングするフラッシング動作によって噴射された前記液体を格納する液体格納手段と、
    を備える液体噴射装置であって、
    前記液体格納手段は、
    前記液体を受ける液体受け手段と、
    前記液体受け手段の下方に配置され、前記液体を吸収して保持する液体保持手段と、
    を有し、
    前記液体受け手段は、
    前記液体を受ける際に、前記液体を噴射する前記ノズル開口から離れる方向に回転する構成となっている板状部材であることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記液体受け手段が前記液体を受ける際の前記液体噴射ヘッドとの基本距離を、前記液体受け手段上における前記液体の堆積が多くなるほど、大きくする構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体受け手段は、予め規定した堆積防止時間間隔において回転する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体受け手段は、前記液体の重量によって回転する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体受け手段は、外部駆動手段によって回転する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体噴射装置。
  6. 前記液体受け手段は、前記フラッシング動作の期間において、連続的に回転することによって、前記液体の落下方向の気流を発生させる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011083947A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Canon Inc インクジェット記録装置
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