JP2006224556A - 廃液貯留装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃液を傾斜流路部から貯留部へスムーズに流し落とすことができるとともに、貯留部の交換作業を効率的に行うことができる廃液貯留装置及びその廃液貯留装置を備えた記録装置と液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】 傾斜流路部222が、装置両側にそれぞれ配設される貯留部221に向かうように設けられている。これにより、傾斜流路部の傾斜角を深くすることができるので、廃液を途中で堆積させずに貯留部へスムーズに全て流し落とすことができる。また、貯留部を複数備えているので貯留部の交換作業を順次行うことができるため、記録処理を停止もしくは中断させずに継続させることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、廃液を貯留する貯留部と、廃液を集めて貯留部へ流す傾斜流路部とを備えた廃液貯留装置及びその廃液貯留装置を備えた記録装置と液体噴射装置に関する。
被記録媒体として例えばJIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型の記録装置の1つであるインクジェット式プリンタがある。このインクジェット式プリンタは、給紙部、記録部、排紙部がこの順で上部から配設された構成となっている。記録部の内部には、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドが配設されている。
そして、一般的に、記録部の前面側には、記録ヘッドへの供給インクを貯留するインクカートリッジが抜き差しされるインクカートリッジホルダが配設されている。また、記録部の一側面側には、記録ヘッドに至るインク供給系に初期充填する際に使用されるインク、あるいは記録ヘッドに至るインク供給系を洗浄する際に使用される洗浄液等の廃液を回収する廃液回収部が配設されている。そして、記録部の下方には、廃液回収手段へ廃液を導く廃液導入手段が配設されている。廃液導入手段は、樋形状に形成されて記録部の他側面側の上方から一側面側の下方に向かって傾斜して配設されており、記録部から流れ落ちる廃液を集めて記録部の一側面側の下方に配設されている廃液回収部に流れ落とすようになっている(特許文献1参照)。
特開2003−266748号公報
上述したインクジェット式プリンタでは、廃液導入手段の傾斜角が浅いため、廃液が廃液回収部まで流れ落ちずに途中で堆積してしまうおそれがある。また、大型のインクジェット式プリンタでは大量の廃液が排出されて廃液回収部が満杯となり易いため、記録処理を停止もしくは中断させて廃液回収部の交換作業を行う必要がある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、廃液を傾斜流路部から貯留部へスムーズに流し落とすことができるとともに、貯留部の交換作業を効率的に行うことができる廃液貯留装置及びその廃液貯留装置を備えた記録装置と液体噴射装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の廃液を集める廃液収集部と、該廃液収集部より下方に配設され、前記廃液を貯留する貯留部と、前記廃液を前記廃液収集部から前記貯留部へ流す傾斜流路部とを備えた廃液貯留装置では、前記貯留部が装置両側にそれぞれ配設され、前記傾斜流路部が前記廃液収集部よりぞれぞれの貯留部へ向かうように向けられて、2経路で廃液を流すように構成されたことを特徴としている。これにより、傾斜流路部の傾斜角を深くすることができるので、廃液を途中で堆積させずに貯留部へスムーズに全て流し落とすことができる。また、貯留部を複数備えているので貯留部の交換作業を順次行うことができるため、記録処理を停止もしくは中断させずに継続させることができる。
前記傾斜流路部は、装置中央から前記各貯留部に向かうように配設されていることを特徴としている。これにより、集めた廃液を各貯留部に均等に振り分けることができる。前記傾斜流路部は、毛細管現象を生じさせる流動部材を備えていることを特徴としている。この流動部材は、丸棒であることを特徴としている。また、前記傾斜流路部は、内表面に被膜が形成されていることを特徴としている。これにより、廃液を乾燥させずに貯留部へスムーズに全て流し落とすことができる。
上記目的達成のため、本発明の被記録媒体に記録する記録装置では、上記各廃液貯留装置が、記録ヘッドの移動経路に対向配置され、打ち捨てられる廃液を貯留することを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する記録装置を提供することができる。また、上記目的達成のため、本発明の被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置では、上記各廃液貯留装置が、噴射ヘッドの移動経路に対向配置され、打ち捨てられる廃液を貯留することを特徴としている。これにより、上記各作用を奏する液体噴射装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるプリンタの構成例を示す斜視図であり、図2は、そのプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。図1及び図2に示すプリンタ100は、例えばJIS規格のA0判やJIS規格のB0判といった比較的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のインクジェット式プリンタであり、給紙部110、記録部120、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。給紙部110は一体化された記録部120と排紙部130に対して分離可能に構成されており、これらはプリンタ本体として構成されている。そして、このプリンタ本体は脚部140に対して分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、記録部120の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、2本のロール紙(記録用紙)がセット可能なロール紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け114、115に装着され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。
記録部120は、図2に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行する為の図示しない制御部とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインクチューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない紙送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。
FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。インクチューブ124は、各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジにつながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。
そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジから記録ヘッド121に送るようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部130の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すように、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホルダ150が配設されている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒(支持柱)143を備えている。そして、支持柱142の上部にプリンタ本体110、120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。
図3は、上記インクジェット式プリンタ100の概略断面側面図、図4は、その主要部を示す平面図である。給紙部110から記録部120を経て排紙部130へ向かう用紙搬送経路は、プリンタ100の上部後面側から下部前面側にかけて傾斜して設けられている。この用紙搬送経路は、給紙部110から記録部120にかけて配設された平坦な給紙ガイド211、対向配置された接触・離間可能な紙送りローラ212及び従動ローラ213、キャリッジ122に搭載された記録ヘッド121と対向配置された平坦な用紙搬送案内部であるプラテン214、記録部120から排紙部130にかけて配設された平坦な紙吸引部215、排紙部130に配設された排紙ガイド131により構成されている。
給紙ガイド211、排紙ガイド131の各表面は、用紙搬送面として作用する。紙吸引部215の表面は、用紙搬送面及び用紙吸引面として作用する。すなわち、図4に示すように、紙吸引部215は、主走査方向に複数並設され、副走査方向に3列配設された吸引口215a、215b、215cを備えており、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が各吸引口215a、215b、215cから吸引されることにより、紙吸引部215上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。
プラテン214の表面は、用紙搬送案内面として作用すると共に用紙吸引面としても作用する。すなわち、図4に示すように、プラテン214は、主走査方向に複数並設された吸引口214aを備えており、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が各吸引口214aから吸引されることにより、プラテン214上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。したがって、記録時において特にロール紙の幅が広くてもロール紙はプラテン214上で全幅にわたって確実に吸引されて平坦になるので、記録精度を高精度に維持することができる。
また、図4に示すように、プラテン214と吸引部215との間に隙間Cを設け、図3に示すように、記録部120の内部に配設されたファン217により外気が隙間Cから吸引されることにより、隙間C上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。したがって、記録時においてプラテン214と吸引部215との間でもロール紙は吸引されてプラテン214でより平坦になるので、記録精度をさらに高精度に維持することができる。なお、プラテン214に吸引口214aを設けてロール紙を吸引し、あるいはプラテン214と吸引部215との間に隙間Cを設けてロール紙を吸引する何れか一方のみを設けても同様の効果を奏する。
さらに、プラテン214は、ロール紙の幅方向のサイズに対応させて分割、例えば4インチの幅で7つに分割され、各分割部には例えばスポンジや不織布等のインク吸収材216が配設されている。このように、プラテン214を分割して各分割部にインク吸収材216を配設することにより、ロール紙全面に記録する縁無し記録の際に、全サイズのロール紙に対してはみ出たインクを吸収して回収することができるため、記録ヘッド121やロール紙の汚染を防止することができる。
ここで、背景技術でも述べたように、従来の大型のプリンタでは、プラテンの下方に配設されている廃液導入手段の傾斜角が浅いため、廃液が廃液回収部まで流れ落ちずに途中で堆積してしまうおそれがある。また、大量の廃液が排出されて廃液回収部が満杯となり易いため、記録処理を停止もしくは中断させて廃液回収部の交換作業を行う必要がある。そこで、本実施形態のプリンタ100では、記録ヘッド121に至るインク供給系に初期充填する際に使用されるインク、あるいは記録ヘッド121に至るインク供給系を洗浄する際に使用される洗浄液等の廃液を回収するために、廃液貯留装置220(図5、6参照)がプラテン214の下方に配設されている。
図5は、上記インクジェット式プリンタ100の背面側を示す斜視図、図6は、その内部構成例を示す斜視図、図7は、その主要部の詳細を示す斜視図である。廃液貯留装置220は、図5〜図7に示す廃液を貯留する貯留部221と、図6〜図7に示す廃液を集めて貯留部221へ流す傾斜流路部(廃液収集部、傾斜流路部)222とを備えている。貯留部221は、図5〜図6に示すように、給紙部110、記録部120、排紙部130を有するプリンタ本体の両側部の下方にそれぞれ1つずつ配設されている。傾斜流路部222は、図6に示すように、プリンタ本体の中央部の上方から各貯留部221に向かうようにそれぞれ1つずつ配設されている。
各貯留部221は、図5〜図7に示すように、箱状に形成されてプリンタ本体の両側部の下方に設けられている各開口部221aに対して挿抜自在に配設されている。この貯留部221は、例えば硬質プラスチック材料で直方体状に形成された外装ケース221b内に、例えばスポンジや不織布等でなるインク吸収材が複数枚収納されている。そして、外装ケース221bの前面側下部には、開口部221aに対し引き出し、押し入れする際にユーザが手を掛ける凹状の把持部221cが形成されている。さらに、図7に示すように、外装ケース221bの上面側中央部には、内部へ廃液を流入させる円筒形状の廃液流入口221dが形成されている。
各傾斜流路部222は、図6〜図7に示すように、直角三角形状の板金の斜辺部分を断面がL字状となるように折り曲げ、その折り曲げ部分がプリンタ本体の中央部の上方から下方の各貯留部221に向かうように傾斜して配置されている。各傾斜流路部222は、平坦面222aがプラテン214のインク吸収材216から流れ落ちるインク等の廃液を受けて集める廃液受けとして機能し、平坦面222aと折り曲げ面222bの境界が集めた廃液を各貯留部221へ向かって流し落とす廃液流路として機能する。そして、平坦面222aと折り曲げ面222bの境界に沿って、毛細管現象を生じさせる丸棒で成る流動部材223が配設されている。
以上のような構成の廃液貯留装置220によれば、2つの貯留部221をプリンタ本体の両側部の下方にそれぞれ配置し、2つの傾斜流路部222をプリンタ本体の中央部の上方から下方の各貯留部221に向かうように傾斜して配置したので、各傾斜流路部222の傾斜角を深くすることができ、廃液を途中で堆積させずに各貯留部221へ均等にスムーズに全て流し落とすことができる。また、プリンタ100の背面を壁面に付けていても、貯留部221を交換することができ、廃液処理に支障をきたすことはない。
また、貯留部221を2つ備えているので貯留部221の交換作業を交互に行うことができ、記録処理を停止もしくは中断させずに継続させることができる。また、流動部材223を備えているので、廃液を乾燥させずに貯留部へスムーズに全て流し落とすことができる。なお、流動部材223としては丸棒に限定されるものでは無く、角棒やシート、針金等が使用可能である。さらに、傾斜流路部222の内表面に例えばフッ素樹脂をコーティングしたりグリセリンを塗布することにより被膜を形成して流動性を高めるようにしても良い。
このような構成において、インクジェット式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部110からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル113を取り出し、図8に示すように、スピンドル113に挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から引き抜く。
そして、図9に示すように、スピンドル113の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫通させ、図10に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロール紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これにより、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能となる。
次に、図11に示すように、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェット式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態にする。
ここで、このスピンドル受け114は水平方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル113の端部を受ける各スピンドル受け114、115の窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、図12に示すように、一方のスピンドル受け114を回転させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の角度を付けておく。
その後、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そして、各スピンドル受け114、115の窪み114a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセットすることができる。
次に、図13に示すように、ロール紙Rの先端を下方に引き出して記録部120の搬送経路を通し、さらに図14に示すように、排紙部130の搬送経路まで通す。そして、図15に示すように、ロール紙Rを巻き取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガイド131に形成されているマーカMに位置決めする。その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつ記録ヘッド121を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出させ、ロール紙Rに所定の情報を記録して排紙する。
廃液貯留装置を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの概略断面側面図である。 図3の主要部を示す平面図である。 図1のプリンタの背面側を示す斜視図である。 図5の内部構成例を示す斜視図である。 図6の主要部の詳細を示す斜視図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第1の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第2の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第3の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第4の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第5の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第6の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第7の図である。 図1のプリンタの使用手順を示す第8の図である。
符号の説明
100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、111 ロール紙ホルダ、112 ロール紙カバー、113 スピンドル、114 ロール紙押さえ、115 スピンドル受け、120 記録部、121 記録ヘッド、122 キャリッジ、123 FFC、124 インクチューブ、125 上蓋、126 前蓋、127 レール、128 キャリッジベルト、130 排紙部、131 排紙ガイド、140 脚部、141 コロ、142 支持柱、143 補強棒、150 インクカートリッジホルダ、212 紙送りローラ、213 従動ローラ、214 プラテン、220 廃液貯留装置、221 貯留部、222 傾斜流路部、223 流動部材

Claims (7)

  1. 廃液を集める廃液収集部と、該廃液収集部より下方に配設され、前記廃液を貯留する貯留部と、前記廃液を前記廃液収集部から前記貯留部へ流す傾斜流路部とを備えた廃液貯留装置であって、
    前記貯留部が装置両側にそれぞれ配設され、前記傾斜流路部が前記廃液収集部よりぞれぞれの貯留部へ向かうように向けられて、2経路で廃液を流すように構成されたことを特徴とする廃液貯留装置。
  2. 前記傾斜流路部は、装置中央から前記各貯留部に向かうように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の廃液貯留装置。
  3. 前記傾斜流路部は、毛細管現象を生じさせる流動部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃液貯留装置。
  4. 前記流動部材は、丸棒であることを特徴とする請求項3に記載の廃液貯留装置。
  5. 前記傾斜流路部は、内表面に被膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃液貯留装置。
  6. 被記録媒体に記録する記録装置であって、
    請求項1〜5何れか一項に記載の廃液貯留装置が、記録ヘッドの移動経路に対向配置され、打ち捨てられる廃液を貯留することを特徴とする記録装置。
  7. 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の廃液貯留装置が、噴射ヘッドの移動経路に対向配置され、打ち捨てられる廃液を貯留することを特徴とする液体噴射装置。
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