JP2007276290A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 種々の被記録媒体に対して常に高精度な記録を行うことができる記録装置を提供すること。
【解決手段】 被記録媒体の搬送を案内する案内部材214に均一高さの複数のリブ214aを搬送直交方向に形成し、各リブ間の底面214bに第1の吸引孔214cを形成し、更に隔列リブの上面にも第2の吸引孔214dを形成する。これにより、各リブが均一高さであるので、コックリングピッチが比較的小さな被記録媒体であっても各リブと各リブ間に沿わして高精度に記録することができ、コックリングが発生しない被記録媒体であってもそのままの状態が保たれて高精度に記録することができる。また、上面に吸引孔を有しないリブが隔列で存在するので、コックリングピッチが比較的大きな被記録媒体であっても上面に吸引孔を有する隔列のリブに沿わして高精度に記録することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被記録媒体の搬送を案内する案内部材に被記録媒体を吸着しつつ搬送して記録する記録装置に関する。
記録装置の1つである例えばインクジェット式プリンタは、被記録媒体の1つである例えば用紙を搬送しつつ記録ヘッドを走査して記録するシリアル方式のものがある。このようなプリンタにより用紙に多数のインク滴を吐出してベタ画像等を記録する場合、多量のインクが用紙に吸収されることになるので、コックリングと呼ばれる波状に膨らむ現象が用紙に発生することがある。そして、このコックリングが発生して発達した状態の用紙を搬送すると、用紙と記録ヘッドとの間隔が不均一になり、インク滴の飛翔距離がばらつくことにより記録むらが生じ、あるいは、用紙が記録へッドに接触して汚れてしまう不具合がある。
そこで、プラテンに搬送方向に延びる高さが同一の複数のリブを所定間隔で形成すると共に、各リブの上面と各リブ間の底面に複数の吸引孔を穿孔し、用紙を吸引ポンプ等で各吸引孔を介して吸引して各リブと各リブ間に沿って吸着・搬送することにより、発生したコックリングを吸収して発達を抑制するインクジェット式プリンタが提案されている(特許文献1参照)。ところが、厚紙のような腰が強く、コックリングピッチが大きい用紙の場合は、薄紙等に合わせたリブピッチと合わないのでリブに沿わないことになる。このため、コックリング形状が不規則となってある箇所に集中することがあり、上記記録むらや上記用紙汚染が発生するおそれがある。
一方、リブの高さを1つ置きに低くしたインクジェット式プリンタが提案されている(特許文献2参照)。このようなインクジェット式プリンタによれば、高さが高いリブのリブピッチを厚紙で発生するコックリングピッチに合わせて形成することにより、高さが低いリブは厚紙と干渉しないので、厚紙のコックリングを吸収して上記記録むらや上記用紙汚染の発生を防止することができる。
特開2003−246524号公報 特開2005−212425号公報
上述した後者のインクジェット式プリンタでは、薄紙のような腰が弱い用紙の場合は、高低差のあるリブに完全に沿ってしまうため、上記記録むらが発生するおそれがある。また、写真用紙やフィルム等のようなコックリングが発生しないものの場合であっても、無理に高低差のあるリブに沿わされることになるので、上記記録むらが発生するおそれがある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、種々の被記録媒体に対して常に高精度な記録を行うことができる記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の被記録媒体の搬送を案内する案内部材に前記被記録媒体を吸着しつつ搬送して記録する記録装置であって、前記案内部材に均一高さの複数のリブを搬送直交方向に形成し、各リブ間の底面に第1の吸引孔を形成し、更に隔列リブの上面にも第2の吸引孔を形成したことを特徴としている。これにより、各リブが均一高さであるので、コックリングピッチが比較的小さな被記録媒体であっても各リブと各リブ間に沿わして高精度に記録することができ、コックリングが発生しない被記録媒体であってもそのままの状態が保たれて高精度に記録することができる。また、上面に吸引孔を有しないリブが隔列で存在するので、コックリングピッチが比較的大きな被記録媒体であっても上面に吸引孔を有する隔列のリブに沿わして高精度に記録することができる。
また、前記隔列リブの上面における搬送方向上流側端部に媒体導入部が形成されていることを特徴としている。これにより、厚手の被記録媒体であっても均一高さのリブの上面に沿うような癖を付けることができるので、各リブと各リブ間に沿わして高精度に記録することができる。また、前記媒体導入部は、搬送方向上流側端部から搬送方向下流側中途部に向かって上方に傾斜した面を有していることを特徴としている。これにより、被記録媒体を傾斜面に対し斜め上方から侵入するように構成することにより、厚手の被記録媒体であってもリブの上面に沿うような癖を容易に付けることができる。また、前記第2の吸引孔は、前記媒体導入部と当該媒体導入部の搬送方向下流側に形成されていることを特徴としている。これにより、厚手の被記録媒体であってもリブの上面に確実に吸着させることができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。図1及び図2に示すインクジェット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの用紙(被記録媒体)にまで記録できる大型のプリンタであり、給紙部110、記録部120、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。そして、本発明の特徴的な部分を含む搬送部200が、給紙部110から記録部120にかけて配設されている。記録部120と排紙部130と搬送部200は本体として一体化されており、給紙部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、本体120、130の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、1本のロール紙がセット可能なロール紙ホルダ111が設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113及び一対のフランジ状のロール紙押さえ114と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が填め込まれてロール紙押さえ114で挟持された状態で、両端がスピンドル受け115に載置され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、全体が回動可能に支持されており、ユーザが下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。
記録部120は、図2に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行するための図示しない制御部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入ったインクカートリッジ10とを繋ぐインクチューブ124、キャリッジ122に取り付けられて記録完了したロール紙を切断するカッタ129(図3参照)等を備えている。そして、記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、ダークイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。FFC123は、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。
インクチューブ124は、上記各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジ10に繋がれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121に繋がれている。そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジ10から記録ヘッド121に送るようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、前蓋126を開けることにより記録部120を大きく開放することができるので、記録ヘッド121やキャリッジ122等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
カッタ129は、図3に示すように、刃先が下方を向くようにして、上下方向に昇降可能であって主走査方向に移動可能に配設されている。このカッタ129は、例えばソレノイド等により上下方向に昇降され、キャリッジ122とともに主走査方向に移動されるようになっている。従って、カッタ129を移動させるための手段を別途設ける必要は無いので、省スペースを図ることができるとともに、コストを抑えることができる。尚、カッタ129をキャリッジ122から分離して独自のベルト機構やモータ等により主走査方向に移動するように構成しても良い。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。排紙ガイド131は、前面側に突き出た平坦な傾斜面として形成されており、上方から搬送されてくるロール紙を下方へスムーズに導くことができるようになっている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。支持柱142に移動用のコロ141が配設されていることにより、重量のある給紙部110及び本体120、130を所望の位置へスムーズに移動させて設置することができるようになっている。尚、この脚部140の支持柱142の間には、排紙部130から排出されるロール紙を受ける排紙受け装置を設置することができるようになっている。
更に、本体120、130の前面側から見て左側には、図1及び図2に示すように、各色のインクカートリッジ10を収納保持するホルダ本体151とその前面を覆うカバー152を有するインクカートリッジホルダ150が配設されている。このインクカートリッジホルダ150は、ホルダ本体151に対しカバー152の下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ホルダ本体151内に設けられている収納部は、図示左側から順にブラック、ダークイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタの計7色のインクカートリッジ10が個々に引き出し、押し入れ可能なように仕切られている。また、本体120、130の前面側から見て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが記録制御等を操作するための操作パネル160が配設されている。この操作パネル160は、液晶画面と各種ボタンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認しながらボタン操作できるようになっている。
図3は、上記搬送部200の詳細を示す側面図である。搬送部200は、給紙部110から記録部120にかけて配設された平坦な給紙ガイド211、対向配置された接触・離間可能な紙送りローラ212及び従動ローラ213、記録ヘッド121と対向配置された平坦な本発明の特徴的な部分であるプラテン(案内部材)214及びこのプラテン214直下の搬送方向下流側に配置されたペーパーガイド215、プラテン214上のロール紙を吸着する用紙吸引部216を備えている。
紙送りローラ212は、1本の長尺のローラとして形成されており、記録可能な最大用紙幅より若干大きい周面部分にはセラミック粉等がコーティングされている。これにより、紙送りの際の滑りを防止することができるので、ロール紙を高精度に送り出すことができる。この紙送りローラ212は、図示していないが、両端がサイドフレームに軸受を介して軸支持されており、紙送りモータからプーリ及びベルトを介して伝達される駆動力により正逆回転駆動するようになっている。
従動ローラ213は、複数個の短尺のローラとして形成されており、紙送りローラ212の上方で軸方向に複数並設された従動ローラ支持部材213aに回動自在に軸支持されている。この従動ローラ213は、従動ローラ支持部材213aに取り付けられているバネ等の付勢部材213bにより紙送りローラ212に押圧されており、紙送りローラ212の正逆回転駆動に追従して正逆回転するようになっている。これにより、ロール紙を両面からしっかりと押さえ込んで送り出すことができるので、高精度な記録を行うことができる。
プラテン214は、記録可能な最大用紙幅より若干大きい長さの矩形平板状に形成されて紙送りローラ212の搬送方向下流側の直近に配設されている。ペーパーガイド215も、記録可能な最大用紙幅より若干大きい長さの矩形平板状に形成されてプラテン214の搬送方向下流側の直近に配設されている。尚、プラテン214の詳細は後述する。用紙吸引部216は、プラテン214の下部に配設された圧力室216aと、圧力室216aの底面に配設されたファン216bを備えている。圧力室216aは、上面の一部が開放された箱状に形成されており、上面の開放部にプラテン214が取り付けられている。
図4は、上記プラテン214の詳細を示す斜視図である。このプラテン214は、副走査方向(搬送方向)搬送方向に延びる均一高さの複数のリブ214aが主走査方向(搬送直交方向)に所定間隔を空けて配設されている。そして、各リブ214a間の底面214bには、複数(この例では搬送方向に2個)の貫通した吸引孔(第1の吸引孔)214cが穿設され、更に隔列、即ち1つ置きの各リブ214aの上面には、複数(この例では搬送方向に2個)の貫通した吸引孔(第2の吸引孔)214dが穿設されている。
また、プラテン214におけるロール紙の側縁部に対応する位置には、用紙吸引部160に通じる矩形状の開口部214eが穿設されている。この開口部214eには、図示しない吸収部材が嵌め込まれ、ロール紙を縁無し記録する際にロール紙の縁から外れたインク粒を回収するようになっている。この吸収部材としては、適度な通気性を有していれば良く、例えばスポンジ、吸水性のポリマ、フェルト状の繊維質材、不織布等が使用される。
以上のような構成において、紙送りローラ212と従動ローラ213に挟持されて搬送されてくる用紙は、プラテン214に達すると吸引孔214c、214dに吸引されると共に、記録ヘッド121から吐出されるインク滴により記録が開始される。ここで、従来のプラテン上での用紙の状態と本実施形態のプラテン214上での用紙の状態を図5を参照して説明する。
図5(A)は、プラテン1に搬送方向に延びる高さが同一の複数のリブ2を所定間隔で形成すると共に、各リブ2の上面と各リブ2間の底面に複数の吸引孔3を穿孔した従来のプリンタを示す。この場合は、図示実線で示す厚紙のような腰が強く、コックリングピッチが大きい用紙P1の場合は、薄紙等に合わせたリブ2のピッチと合わないのでリブ2に沿わないことになる。このため、コックリング形状が不規則となってある箇所に集中することがあり、背景技術で述べた記録むらや用紙汚染が発生するおそれがある。
図5(B)は、プラテン11に搬送方向に延びる高さを1つ置きに低くした複数のリブ12を所定間隔で形成すると共に、各リブ12の上面と各リブ12間の底面に複数の吸引孔13を穿孔した従来のプリンタを示す。この場合は、図示点線で示す薄紙のような腰が弱い用紙P2の場合は、高低差のあるリブ12に完全に沿ってしまうため、背景技術で述べた記録むらが発生するおそれがある。また、図示一点鎖線で示す写真用紙やフィルム等のようなコックリングが発生しないものP3の場合であっても、無理に高低差のあるリブ12に沿わされることになるので、背景技術で述べた記録むらが発生するおそれがある。
これらに対し、図5(C)に示すように、本実施形態のプリンタ100は、図示点線で示す薄紙のような腰が弱く、コックリングピッチが小さい用紙P2であっても、均一高さの各リブ214aと各リブ214a間に沿わすことができるので、コックリングの発達は抑制されて高精度に記録することができる。更に、図示一点鎖線で示す写真用紙やフィルム等のようなコックリングが発生しないものP3であっても、均一高さの各リブ214aによりそのままの平坦な状態を保つことができるので、高精度に記録することができる。また、図示実線で示す厚紙のような腰が強く、コックリングピッチが大きい用紙P1であっても、上面に吸引孔214dを有しないリブ214aが隔列で存在するので、上面に吸引孔214dを有するリブ214aに沿わすことができ、コックリングの発達は抑制されて高精度に記録することができる。
図6は、上記プラテン214の別例の詳細を図4に対応させて示す斜視図であり、同一構成箇所は同一番号を付して当該説明を省略する。このプラテン214は、吸引孔(第2の吸引孔)214dが穿設されているリブ214aの上面における搬送方向上流側端部に用紙導入部(媒体導入部)214fが形成されている。この用紙導入部214fは、搬送方向上流側端部から搬送方向下流側中途部であるリブ214aの略中央部に向かって上方に傾斜した面を有している。そして、用紙導入部214fの傾斜面とそれに続く搬送方向下流側のリブ214aの上面には、それぞれ1個の貫通した吸引孔(第2の吸引孔)214dが穿設されている。
以上のような構成において、図7に示すように、紙送りローラ212と従動ローラ213に挟持され搬送されて、用紙導入部214fの傾斜面に対し斜め上方からプラテン214に侵入する図示一点鎖線で示す用紙Rは、用紙導入部214fが形成されていないリブ214aの上面に突き当たって反り返る部分と、用紙導入部214fの傾斜面に突き当たって反り返る部分に分かれる。従って、特に厚紙のような腰が強く、コックリングピッチが大きい用紙Rであっても、コックリングの発生を誘発させて均一高さのリブ214aと各リブ214a間に沿うような癖を容易に付けることができる。更に、用紙導入部214fの傾斜面とそれに続く搬送方向下流側のリブ214aの上面に穿設されている吸引孔214dに順次吸引されるので、各リブ214aと各リブ214a間に沿わすことができ、コックリングの発達は抑制されて高精度に記録することができる。
被記録媒体を吸着しつつ搬送して記録する記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの搬送部の詳細を示す側面図である。 図3の搬送部のプラテンの詳細を示す斜視図である。 従来のプラテン上での用紙の状態と本実施形態のプラテン上での用紙の状態を示す図である。 図3の搬送部のプラテンの別例の詳細を示す斜視図である。 図6のプラテン上での用紙の状態を示す図である。
符号の説明
10 インクカートリッジ、100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、120 記録部、130 排紙部、140 脚部、150 インクカートリッジホルダ、200 搬送部、211 給紙ガイド、212 紙送りローラ、213 従動ローラ、214 プラテン、214a リブ、214b リブ間底面、214c、214d 吸引孔、214f 用紙導入部、215 ペーパーガイド

Claims (4)

  1. 被記録媒体の搬送を案内する案内部材に前記被記録媒体を吸着しつつ搬送して記録する記録装置であって、
    前記案内部材に均一高さの複数のリブを搬送直交方向に形成し、各リブ間の底面に第1の吸引孔を形成し、更に隔列リブの上面にも第2の吸引孔を形成したことを特徴とする記録装置。
  2. 前記隔列リブの上面における搬送方向上流側端部に媒体導入部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記媒体導入部は、搬送方向上流側端部から搬送方向下流側中途部に向かって上方に傾斜した面を有していることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の吸引孔は、前記媒体導入部と当該媒体導入部の搬送方向下流側に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の記録装置。
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Cited By (4)

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