JP2007238269A - 媒体搬送装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被搬送媒体を搬送する際の摩擦搬送力を十分に得ることができる媒体搬送装置及びこの媒体搬送装置を備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】搬送ローラ212Aは、剛体材料で形成されたローラ本体21Aの外周に所定幅を有する帯状の摩擦発生部22Aが螺旋状に配設され、当該摩擦発生部が前記ローラ本体に対して突出するように構成されている。これにより、搬送ローラの被搬送媒体に対する摩擦搬送力の増加は、螺旋状の摩擦発生部との面接触によるものとなるため、必要な摩擦搬送力を容易に得ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送ローラとこの搬送ローラに対向配置された従動ローラとにより被搬送媒体を挟持して搬送する媒体搬送装置及びこの媒体搬送装置を備えた記録装置に関する。
記録装置の1つであるシリアル方式のインクジェット式プリンタは、被記録媒体である用紙を紙送りローラと従動ローラにより挟持して搬送しつつ、記録ヘッドから用紙に対してインク滴を吐出して記録するようになっている。従って、用紙の搬送精度を向上させることにより記録精度を高めることができる。そこで、紙送りローラの用紙に対する摩擦搬送力を高めて搬送精度を向上させたインクジェット式プリンタが提案されている(特許文献1参照)。
特許第3492059号公報
上述したインクジェット式プリンタの紙送りローラは、ローラ自体に螺旋状の溝が彫られており、この溝の縁を用紙に喰い込ませることにより見掛け上の摩擦搬送力を高めるようになっている。従って、紙送りローラの用紙に対する摩擦搬送力の増加は、紙送りローラの溝の縁との線接触のみによるため、必要とする摩擦搬送力を得ることができない場合がある。また、ローラ自体に螺旋状の溝が彫られているため、用紙の搬送時に皺が寄るおそれがある。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、被搬送媒体を搬送する際の摩擦搬送力を十分に得ることができる媒体搬送装置及びこの媒体搬送装置を備えた記録装置を提供することにある。また、被搬送媒体の搬送中に当該被搬送媒体に皺が発生しても当該皺を取り除くことができる媒体搬送装置及びこの媒体搬送装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の媒体搬送装置では、搬送ローラとこの搬送ローラに対向配置された従動ローラとにより被搬送媒体を挟持して搬送する媒体搬送装置であって、前記搬送ローラは、剛体材料で形成されたローラ本体の外周に所定幅を有する帯状の摩擦発生部が螺旋状に配設され、当該摩擦発生部が前記ローラ本体に対して突出するように構成されたことを特徴としている。これにより、搬送ローラの被搬送媒体に対する摩擦搬送力の増加は、螺旋状の摩擦発生部との面接触によるものとなるため、必要な摩擦搬送力を容易に得ることができる。
また、前記摩擦発生部は、前記ローラ本体の中央から相反する方向に設けられていることを特徴としている。これにより、被搬送媒体に両側端部方向へ力を掛けることができるので、被搬送媒体に皺が発生しても当該皺を取り除くことができる。また、前記摩擦発生部は、前記ローラ本体に螺旋状の溝を形成した後に設けられることを特徴としている。これにより、例えば塗装等のローラ本体の表面処理を行うのみで、螺旋状の摩擦発生部を容易に形成することができる。
上記目的達成のため、本発明の記録装置では、被記録媒体を搬送しつつ記録する記録装置であって、上記各媒体搬送装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図、図3は、その内部構成のさらに主要部の詳細を示す側面図である。図1及び図2に示すインクジェット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のプリンタであり、給紙部110、本発明の特徴的な部分を含む記録・搬送部(媒体搬送装置)120、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。
即ち、最上部に配置された給紙部110から給紙されるロール紙は、下部にて傾斜して配置された記録・搬送部120及び排紙部130の間を斜め下方に向かって搬送されて、最下部に配置された脚部140の間に配置される図示しない排紙受けに排紙されるようになっている。記録・搬送部120と排紙部130は本体として一体化されており、給紙部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、本体120、130の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、1本のロール紙がセット可能なロール紙ホルダ111が設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。このロール紙カバー112により、ロール紙ホルダ111に保持されているロール紙の汚染を防止することができると共に、ユーザの安全を確保することができる。
ロール紙ホルダ111は、図2に示すように、ロール紙を保持するスピンドル113及び一対のフランジ状のロール紙押さえ114と、給紙部110の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け115を備えている。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が填め込まれてロール紙押さえ114で挟持された状態で、両端がスピンドル受け115に載置され、回転可能に軸支持されるようになっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、全体が回動可能に支持されており、ユーザが下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。ユーザは、ロール紙カバー112の開閉を容易に行うことができ、ロール紙の交換作業時間等を短縮させることができる。
記録・搬送部120は、図2に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行するための図示しない制御部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入ったインクカートリッジ10とを繋ぐインクチューブ124等を備えている。そして、記録部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、ライトイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。FFC123は、図2に示すように、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。
インクチューブ124は、上記各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジ10につながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。そして、インクチューブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインクカートリッジ10から記録ヘッド121に送るようになっている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ユーザは、前蓋126を開けることにより記録部120を大きく開放することができるので、記録ヘッド121やキャリッジ122等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
さらに、記録・搬送部120は、図3に示すように、給紙部110から延びる平坦な給紙ガイド211、対向配置された接触・離間可能な本発明の特徴的な部分である紙送りローラ212及び従動ローラ213、キャリッジ122に搭載された記録ヘッド121と対向配置された平坦なプラテン214及びこのプラテン214直下の搬送下流側に配置されたペーパーガイド215、プラテン214及びペーパーガイド215上のロール紙を吸着する用紙吸引部216を備えている。尚、キャリッジ122には、記録完了したロール紙を切断するカッタ129が取り付けられている。
紙送りローラ212は、図3に示すように、1本の長尺のローラとして形成されている。この紙送りローラ212は、図示していないが、両端がサイドフレームに軸受を介して軸支持されており、紙送りモータからプーリ及びベルトを介して伝達される駆動力により正逆回転駆動するようになっている。従動ローラ213は、図3に示すように、複数個の短尺のローラとして形成されており、紙送りローラ212の上方で軸方向に複数並設された従動ローラ支持部材213aに回動自在に軸支持されている。この従動ローラ213は、従動ローラ支持部材213aに取り付けられているバネ等の付勢部材213bにより紙送りローラ212に押圧されており、紙送りローラ212の正逆回転駆動に追従して正逆回転するようになっている。これにより、ロール紙を両面からしっかりと押さえ込んで送り出すことができるので、高精度な記録を行うことができる。尚、紙送りローラ212及び従動ローラ213の詳細については後述する。
プラテン214は、図3に示すように、記録可能な最大用紙幅より若干大きい長さの矩形平板状に形成されて紙送りローラ212の搬送下流側の直近に配設されている。ペーパーガイド215は、図3に示すように、記録可能な最大用紙幅より若干大きい長さの矩形平板状に形成されてプラテン214の搬送下流側の直近に配設されている。用紙吸引部216は、図3に示すように、プラテン214及びペーパーガイド215の下部に配設された圧力室216aと、圧力室216aの下部に配設された図示しないファンを備えている。圧力室216aは、上面の一部が開放された箱状に形成されており、上面の開放部にプラテン214及びペーパーガイド215が取り付けられ、底面に装着された管継手216bを介してファンが取り付けられている。
用紙吸引部216のファンを回転させることにより、プラテン214及びペーパーガイド215に穿設されている図示しない吸引孔から圧力室216a内に吸気され、ファンを通って外部に排気される。従って、プラテン214及びペーパーガイド215の上面にロール紙が供給されると、ロール紙の下面側に負圧が発生するので、ロール紙をプラテン214及びペーパーガイド215の上面に吸着させてロール紙の浮き上がりを完全に防止して紙姿勢を安定化することができ、記録精度を高精度に確実に維持することができる。
カッタ129は、図3に示すように、刃先が下方を向くようにして、上下方向に昇降可能であって主走査方向に移動可能に配設されている。このカッタ129は、例えばソレノイド等により上下方向に昇降され、キャリッジ122とともに主走査方向に移動されるようになっている。従って、カッタ129を移動させるための手段を別途設ける必要は無いので、省スペースを図ることができるとともに、コストを抑えることができる。尚、カッタ129をキャリッジ122から分離して独自のベルト機構やモータ等により主走査方向に移動するように構成しても良い。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。排紙ガイド131は、図1及び図2に示すように、前面側に突き出た平坦な傾斜面として形成されており、上方から搬送されてくるロール紙を下方へスムーズに導くことができるようになっている。
脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。支持柱142に移動用のコロ141が配設されていることにより、重量のある給紙部110及び本体120、130を所望の位置へスムーズに移動させて設置することができるようになっている。尚、この脚部140の支持柱142の間には、排紙部130から排出されるロール紙を受ける排紙受け装置を設置することができるようになっている。
さらに、本体120、130の前面側から見て左側には、図1及び図2に示すように、各色のインクカートリッジ10を収納保持するホルダ本体151とその前面を覆うカバー152を有するインクカートリッジホルダ150が配設されている。このインクカートリッジホルダ150は、ホルダ本体151に対しカバー152の下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。ホルダ本体151内に設けられている収納部は、図示左側から順にブラック、ライトイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタの計7色のインクカートリッジ10が個々に引き出し、押し入れ可能なように仕切られている。また、本体120、130の前面側から見て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが記録制御等を操作するための操作パネル160が配設されている。この操作パネル160は、図示しない制御部と電気的に接続された液晶画面と各種ボタンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認しながらボタン操作できるようになっている。
図4は、上記紙送りローラ212の一例の詳細を示す平面図である。この紙送りローラ212Aは、ローラ本体21Aと摩擦発生部22Aを備えている。ローラ本体21Aは、例えばステンレス等の剛体材料で円筒棒状に形成されている。摩擦発生部22Aは、例えばセラミック粉、金属粉もしくはこれらが混合された塗料等の高摩擦材料を、ローラ本体21Aの周面の中央から相反する方向に向かって螺旋状に、接着、蒸着、溶着、塗装等によりコーティングすることにより形成されている。
このような構成の紙送りローラ212Aによれば、摩擦発生部22Aはローラ本体21Aの外周に突設されることになるので、紙送りローラ212Aの用紙に対する摩擦搬送力の増加は、螺旋状の摩擦発生部22Aとの面接触によるものとなり、必要な摩擦搬送力を容易に得ることができる。尚、摩擦発生部22Aは、ローラ本体21Aの周面に螺旋状の溝を切削加工等により予め形成した後に、当該周面全面に対し上記高摩擦材料をコーティングすることによっても形成することができる。これにより、上記高摩擦材料は螺旋状の溝を有するローラ本体21Aの周面に倣ってコーティングされることになるので、螺旋状の摩擦発生部22Aを容易に形成することができる。従って、上記高摩擦材料の螺旋状のコーティング工程を省略することができ、紙送りローラ212Aの製造コストを低く抑えることができる。
図5は、上記紙送りローラ212の別例の詳細を示す平面図である。この紙送りローラ212Bも、紙送りローラ212Aと同様の材料及び製法のローラ本体21Bと摩擦発生部22Bを備えている。従って、同様に摩擦発生部22Bはローラ本体21Bの外周に突設されることになるので、紙送りローラ212Bの用紙に対する摩擦搬送力の増加は、螺旋状の摩擦発生部22Bとの面接触によるものとなり、必要な摩擦搬送力を容易に得ることができる。但し、図4に示す摩擦発生部22Aはローラ本体21Aの中央から相反する方向に比較的広い間隔の螺旋形状に形成されているのに対し、図5に示す摩擦発生部22Bはローラ本体21Bの中央から相反する方向に比較的狭い間隔の螺旋形状に形成されている点で異なる構成となっており、以下で説明する異なる効果を奏する。
図6は、上記紙送りローラ212A(212B)と従動ローラ213の作用について示す図である。図6(a)に示すように、用紙Rが紙送りローラ212A(212B)と従動ローラ213の間に給紙されたときに、摩擦発生部22A(22B)間で用紙Rに皺RRが発生した場合の作用について説明する。用紙Rは紙送りローラ212A(212B)と従動ローラ213の間に挟持されているため、用紙Rには螺旋状の摩擦発生部22A(22B)の回転により両側端部方向へ向かう力が掛かることになる。
このため、図6(a)に示す状態から紙送りローラ212A(212B)が1回転すると、用紙Rに発生した皺RRは図6(a)に示す摩擦発生部22A(22B)間から1つ外側の図6(b)に示す摩擦発生部22A(22B)間に移動させられることになる。更に、図6(b)に示す状態から紙送りローラ212A(212B)が1回転すると、用紙Rに発生した皺RRは図6(b)に示す摩擦発生部22A(22B)間から1つ外側の図6(c)に示す摩擦発生部22A(22B)間、即ち用紙Rの側端部に移動させられることになる。これにより、用紙Rに発生した皺RRを取り除くことができる。
そして、図4に示す摩擦発生部22Aはローラ本体21Aの中央から相反する方向に比較的広い間隔の螺旋形状に形成されているので、紙送りローラ212Aは比較的厚手の用紙で発生し易い大きなピッチの皺を取り除く際に有効である。一方、図5に示す摩擦発生部22Bはローラ本体21Bの中央から相反する方向に比較的狭い間隔の螺旋形状に形成されているので、紙送りローラ212Bは比較的薄手の用紙で発生し易い小さなピッチの皺を取り除く際に有効である。
尚、本実施形態の紙送りローラ212及び従動ローラ213によれば、ロール紙、カット紙のどちらの用紙に発生した皺も取り除くことができるが、ロール紙の場合はバックテンションが掛かるので、紙送りローラ212の端斜面によりロール紙を張る方向に力が作用するように付加され、皺取り効果をより発揮させることができる。また、用紙の搬送時にスキューし難くなる効果も発揮する。
媒体搬送装置を備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜視図である。 図1のプリンタの内部構成のさらに主要部の詳細を示す側面図である。 図1のプリンタの紙送りローラの一例の詳細を示す平面図である。 図1のプリンタの紙送りローラの別例の詳細を示す平面図である。 図4及び図5の紙送りローラと従動ローラの作用について示す図である。
符号の説明
100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、120 記録・搬送部、130 排紙部、140 脚部、150 インクカートリッジホルダ、212、212A、212B 紙送りローラ、213、213A、213B 従動ローラ、21A、21B ローラ本体、22A、22B 摩擦発生部

Claims (4)

  1. 搬送ローラとこの搬送ローラに対向配置された従動ローラとにより被搬送媒体を挟持して搬送する媒体搬送装置であって、
    前記搬送ローラは、剛体材料で形成されたローラ本体の外周に所定幅を有する帯状の摩擦発生部が螺旋状に配設され、当該摩擦発生部が前記ローラ本体に対して突出するように構成されたことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 前記摩擦発生部は、前記ローラ本体の中央から相反する方向に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 前記摩擦発生部は、前記ローラ本体に螺旋状の溝を形成した後に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の媒体搬送装置。
  4. 被記録媒体を搬送しつつ記録する記録装置であって、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の媒体搬送装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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