JP2003266748A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003266748A
JP2003266748A JP2002077636A JP2002077636A JP2003266748A JP 2003266748 A JP2003266748 A JP 2003266748A JP 2002077636 A JP2002077636 A JP 2002077636A JP 2002077636 A JP2002077636 A JP 2002077636A JP 2003266748 A JP2003266748 A JP 2003266748A
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JP
Japan
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ink
waste liquid
recording
paper
cartridge
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Withdrawn
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JP2002077636A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fujioka
聡 藤岡
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁無し記録時に記録ステージに溜まるインク
を廃液として廃液回収部に回収することができる記録装
置を提供すること。 【解決手段】 記録ヘッド121に対向配置された記録
ステージ214の下方に配設され、かつ装置本体130
に配設されたインク等の廃液を回収する廃液回収部3
0、40に連結され、前記記録ヘッドから吐出され前記
記録ステージに溜まるインクを廃液として受けて前記廃
液回収部へ流し込む廃液導入手段を備える。これによ
り、縁無し記録を行ったときに記録媒体の縁からはみ出
て記録ステージに溜まる多量のインクを速やかに回収す
ることができるので、記録ヘッドや記録媒体のインクに
よる汚染を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドからイ
ンク滴を吐出して記録媒体に記録する記録装置に関し、
特に記録ヘッドから吐出され記録ステージに溜まる多量
のインクを廃液として回収することができる記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体として例えばJIS規格のA1
判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの
記録用紙にまで記録できる大型の記録装置の1つである
インクジェット式プリンタがある。このインクジェット
式プリンタは、給紙部、記録部、排紙部がこの順で上部
から配設された構成となっている。記録部の内部には、
主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録
ヘッドが配設されている。
【0003】そして、一般的に、記録部の前面側には、
記録ヘッドへの供給インクを貯留するインクカートリッ
ジが抜き差しされるインクカートリッジホルダが配設さ
れている。また、記録部の側面側には、記録ヘッドに至
るインク供給系に初期充填する際に使用されるインク、
あるいは記録ヘッドに至るインク供給系を洗浄する際に
使用される洗浄液等の廃液を回収する廃液回収部が配設
されている。
【0004】このような構成において、給紙部にセット
された記録用紙を記録部にて副走査方向に間欠的に設定
量ずつ送りつつ、記録ヘッドを主走査方向に移動させ、
記録ヘッドから記録用紙にインク滴を吐出する。そし
て、記録用紙に所定の情報を記録したら、その記録用紙
を排紙部から排紙するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ロール紙の全面
に記録するいわゆる縁無し記録が可能な小型のインクジ
ェット式プリンタが開発されており、大型のインクジェ
ット式プリンタにも適用させようとしている。ところ
が、大型のインクジェット式プリンタは多量のインクを
使用するため、このインクジェット式プリンタで縁無し
記録を行うと、ロール紙の縁からはみ出てプラテンに付
着するインクの量も多量となり、記録ヘッドやロール紙
を汚染させてしまうおそれがある。
【0006】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、縁無し記録時に記録
ステージに溜まるインクを廃液として廃液回収部に回収
することができる記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る記録装置では、記録ヘッドからイ
ンク滴を吐出して記録媒体に記録する記録装置におい
て、前記記録ヘッドに対向配置された記録ステージの下
方に配設され、かつ装置本体に配設されたインク等の廃
液を回収する廃液回収部に連結され、前記記録ヘッドか
ら吐出され前記記録ステージに溜まるインクを廃液とし
て受けて前記廃液回収部へ流し込む廃液導入手段を備え
たことを特徴としている。これにより、縁無し記録を行
ったときに記録媒体の縁からはみ出て記録ステージに溜
まる多量のインクを速やかに回収することができるの
で、記録ヘッドや記録媒体のインクによる汚染を防止す
ることができる。
【0008】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
の記録装置において、前記廃液導入手段は、樋形状に形
成されて傾斜配置されていることを特徴としている。こ
れにより、廃液導入手段を簡易な構成とすることができ
るので、装置のコスト上昇を抑えることができる。
【0009】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に記載の記録装置において、前記記録ステージ上のイ
ンク吸収材で吸収されるインクを廃液として受けて前記
廃液導入手段へ滴下させるインク受け手段を備えたこと
を特徴としている。これにより、廃液となるインクを全
て回収することができるので、後処理の手間を軽減する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態に係る記録装
置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示
す斜視図であり、図2は、そのインクジェット式プリン
タの主要部の内部構成例を示す斜視図である。図1及び
図2に示すインクジェット式プリンタ100は、例えば
JIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較
的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のプリ
ンタであり、給紙部110、記録部120、排紙部13
0、脚部140がこの順で上部から配設された構成とな
っている。記録部120と排紙部130は本体として一
体化されており、給紙部110及び脚部140とそれぞ
れ分離可能に構成されている。
【0012】給紙部110は、図1に示すように、本体
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、1本のロール状の記録用紙(以下、ロール紙とい
う)がセット可能なロール紙ホルダ111が設けられ、
給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、
跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール
紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。
【0013】ロール紙ホルダ111は、図2に示すよう
に、ロール紙を保持するスピンドル113及び一対のフ
ランジ状のロール紙押さえ114と、給紙部110の両
側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及
び懸架が可能な一対のスピンドル受け115を備えてい
る。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が填
め込まれてロール紙押さえ114で挟持された状態で、
両端がスピンドル受け115に載置され、回転可能に軸
支持されるようになっている。ロール紙カバー112
は、図1及び図2に示すように、全体が回動可能に支持
されており、ユーザが下部を持って持ち上げ、あるいは
押し下げることにより開閉するようになっている。
【0014】記録部120は、図2に示すように、記録
ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド
121と記録を実行するための図示しない制御部とを電
気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、
FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入
ったインクカートリッジ10とをつなぐインクチューブ
124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない紙
送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しな
い紙吸引手段等を備えている。そして、記録部120の
上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋1
25及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ1
22等を覆うように取り付けられている。
【0015】記録ヘッド121は、ブラックインクを吐
出するブラックインク用記録ヘッドと、ライトイエロ
ー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼン
タ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラー
インク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッ
ド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設
けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧
で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向け
てコントロールされた大きさのインク滴を吐出するよう
になっている。
【0016】キャリッジ122は、図2に示すように、
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
【0017】FFC123は、一端が制御部のコネクタ
に接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続
されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に
送るようになっている。インクチューブ124は、上記
各色のインク用が配設されており、図示しないインク加
圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカー
トリッジ10につながれ、各他端が対応する各色の記録
ヘッド121につながれている。そして、インクチュー
ブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各
色のインクをインクカートリッジ10から記録ヘッド1
21に送るようになっている。
【0018】前蓋126は、図1及び図2に示すよう
に、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を
持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉す
るようになっている。ユーザは、前蓋126を開けるこ
とにより記録部120を大きく開放することができるの
で、記録ヘッド121やキャリッジ122等のメンテナ
ンス作業を容易に行うことができる。
【0019】排紙部130は、図1及び図2に示すよう
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。排紙ガイド131
は、前面側に突き出た平坦な傾斜面として形成されてお
り、上方から搬送されてくるロール紙を下方へスムーズ
に導くことができるようになっている。
【0020】脚部140は、図1及び図2に示すよう
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。支持柱142に移動用
のコロ141が配設されていることにより、重量のある
給紙部110及び本体120、130を所望の位置へス
ムーズに移動させて設置することができるようになって
いる。なお、この脚部140の支持柱142の間には、
排紙部130から排出されるロール紙を受ける排紙受け
装置を設置することができるようになっている。
【0021】さらに、本体120、130の前面側から
見て左側には、図1及び図2に示すように、各色のイン
クカートリッジ10を収納保持するホルダ本体151と
その前面を覆うカバー152を有するインクカートリッ
ジホルダ150が配設されている。このインクカートリ
ッジホルダ150は、ホルダ本体151に対しカバー1
52の下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部
を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉
するようになっている。
【0022】また、本体120、130の前面側から見
て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが
記録制御等を操作するための操作パネル160が配設さ
れている。この操作パネル160は、液晶画面と各種ボ
タンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認し
ながらボタン操作できるようになっている。
【0023】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されている一方のロール紙押さえ114をスピンド
ル113の一端から引き抜く。
【0024】そして、図4に示すように、スピンドル1
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されている他方
のロール紙押さえ114にはめ込んで当接させる。続い
て、一方のロール紙押さえ114をスピンドル113の
一端から挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端に填め込
む。これにより、ロール紙Rはスピンドル113と共に
回転可能となる。
【0025】次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113の両端を持って給紙部110
まで持ち上げる。ここで、図7に示すように、スピンド
ル受け115には、スピンドル113の端部を一時的に
載置するための比較的浅い窪み115aと、スピンドル
113の端部を回転可能に軸支するための比較的深い窪
み115bが前後に並設されている。手前の窪み115
aは、重量のあるロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13を正規の窪み115bに一時に填め込む作業は困難
性が伴うために、仮置きをするために設けられている。
【0026】そこで、図7に示すように、ロール紙Rが
挿入されたスピンドル113の両端部をスピンドル受け
115の仮置きの窪み115aに一旦載置し、その後、
図8に示すように、先ず、ロール紙Rが挿入されたスピ
ンドル113の一端部を対応するスピンドル受け114
の正規の窪み115bに掛け、次に、ロール紙Rが挿入
されたスピンドル113の他端部を対応するスピンドル
受け115の正規の窪み115bに掛ける。これによ
り、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113を給紙部
110に安全かつ容易にセットすることができる。
【0027】次に、図9に示すように、ロール紙Rの先
端を下方に引き出して記録部120の搬送経路を通し、
さらに図10に示すように、排紙部130の搬送経路ま
で通す。そして、図11に示すように、ロール紙Rを巻
き取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙
ガイド131に形成されているマーカMに位置決めす
る。その後、インクジェット式プリンタ100を起動し
て、ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつ記録ヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を記録して排紙する。
【0028】図12は、インクカートリッジホルダ15
0の詳細を示す斜視図である。このインクカートリッジ
ホルダ150は、インクジェット式プリンタ100の本
体120の前面左側に取り付けられたホルダ本体151
と、このホルダ本体151の前面側に取り付けられたカ
バー152を備えている。ホルダ本体151内は、イン
クカートリッジ10を収納する収納部153と、上下方
向に移動可能な制御レバー154が並設されている。カ
バー152は、下部がホルダ本体151の下部に回転自
在に支持されており、下方に旋回してホルダ本体151
の前面を開放し、上方に旋回してホルダ本体151の前
面を閉塞するようになっている。
【0029】ホルダ本体151内に設けられている収納
部153は、図示左側から順にブラック、ライトイエロ
ー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼン
タ、マゼンタの計7色のインクカートリッジ10B、1
0LY、10Y、10LC、10C、10LM、10M
が個々に引き出し、押し入れ可能なように仕切られてい
る。
【0030】ここで、図13は、インクカートリッジ1
0を後面側から見た斜視図である。このインクカートリ
ッジ10は、例えば硬質プラスチック材料で直方体状に
形成された外装ケース11内に、例えば可撓性材料で袋
状に形成されて内部にインクが充填されたインクタンク
が密閉されている。外装ケース11の片側面の前面側に
は、インクカートリッジ10を収納部153に対し引き
出し、押し入れする際にユーザが手を掛ける凹状の把持
部12が形成されている。
【0031】従来のインクカートリッジホルダのホルダ
本体内には、例えば6色のインクカートリッジのみが収
納されており、スペースは比較的余裕があったため、イ
ンクカートリッジを収納部に対し引き出し、押し入れす
る際にユーザがホルダ本体内に手を入れて作業をするこ
とができた。ところが、本実施形態では、従来と同一サ
イズのインクカートリッジホルダ150のホルダ本体1
51内に、7色のインクカートリッジ10を収納する収
納部153と制御レバー154を並設する必要があるた
め、スペースに余裕が無くなっている。そこで、上記凹
状の把持部12をインクカートリッジ10に形成するこ
とにより、インクカートリッジ10を収納部153に対
し引き出し、押し入れする作業を容易に行うことができ
る。
【0032】外装ケース11の後面中央部には、内部の
インクタンクに接続されたゴムパッキングで覆われたイ
ンク供給口13が形成され、その上下両側には、このイ
ンクカートリッジ10を収納部153に対し押し入れる
ときに位置決めするための位置決め穴14が形成されて
いる。さらに、外装ケース11の後面上部には、窪み1
5が形成され、その内部にはこのインクカートリッジ1
0のインク情報、例えば製造番号、インクの色や残量等
が読み書きされるIC16が貼付されている。さらに、
外装ケース11の上面中央部には、このインクカートリ
ッジ10を収納部153に収納したときに係止するため
の係止突起17が形成されている。
【0033】図14は、ホルダ本体151における1色
分のインクカートリッジ10の収納部153の内部構造
を示す斜視図である。収納部153の内側後面には、イ
ンクカートリッジ10のインク供給口13内に挿入され
るインク供給針21と、インクカートリッジ10の位置
決め穴14内に挿入される位置決め針22が、インクカ
ートリッジ10の引き出し、押し入れ方向に突き出るよ
うに配設されている。
【0034】ここで、図15(A)は、インク供給針2
1の詳細を示す平面図である。このインク供給針21
は、先端側面に供給口21aが穿孔され、後端がインク
チューブ124に接続されている。そして、インク供給
針21には、後端側に挿入されている圧縮バネ23によ
り軸方向に付勢されてインク供給針21の先端側面に穿
孔されている供給口を塞いでいる円筒状のゴム製のバル
ブ24が填め込まれている。これにより、インクジェッ
ト式プリンタ100内のインク供給系は閉じた状態を維
持することができる。
【0035】このような構成において、図15(A)に
示すように、ユーザがインクカートリッジ10を収納部
153内へ押し入れると、図15(B)に示すように、
インク供給針21がインク供給口13内に挿入されると
ともに、バルブ24がインク供給口13のゴムパッキン
グに押されてインク供給針21の後端側に押し込まれ
る。これにより、バルブ24で覆われていた供給口21
aが露出するので、インクカートリッジ10のインクタ
ンク内のインクは、インク供給口13からインク供給針
21の供給口21aを通ってインクチューブ124へ供
給される。
【0036】一方、ユーザがインクカートリッジ10を
収納部153から引き出すと、インク供給針21もイン
ク供給口13から引き出されるので、インク供給口13
のゴムパッキングに押されていたバルブ24は圧縮バネ
23の復元力によりインク供給針21の先端側に押し出
される。これにより、露出していた供給口21aは再び
バルブ24で覆われる。
【0037】図14に示すように、収納部153の内側
後面の上部には、インクカートリッジ10のIC16と
電気的に接続されるコネクタ25が貼付されている。こ
のコネクタ25は上記FFC123に接続されており、
インクジェット式プリンタ100の制御部はインクカー
トリッジ10のIC16に対しインク情報を読み書きす
ることができる。さらに、収納部153の上面中央部に
は、カム159に連動してインクカートリッジ10の係
止突起17に対し係止し、あるいは係止解除する係止爪
153bが形成されている。
【0038】図12に示すように、ホルダ本体151内
に設けられている制御レバー154は、ホルダ本体15
1に縦方向に設けられたガイド溝151aに沿って上下
に揺動自在に配設されている。この制御レバー154
は、上下に揺動することにより、インクカートリッジ1
0に配設されているIC16に対するインク情報の書き
込みを電気的に制御するとともに、インクカートリッジ
10の収納部153への出し入れを機械的に制御するよ
うになっている。
【0039】すなわち、制御レバー154が最上端に位
置決めされているときは、インクカートリッジ10に配
設されているIC16に対するインク情報の書き込みは
禁止されているとともに、インクカートリッジ10の収
納部153への出し入れは可能となっている。一方、制
御レバー154が最下端に位置決めされているときは、
インクカートリッジ10に配設されているIC16に対
するインク情報の書き込みは許可されているとともに、
インクカートリッジ10の収納部153への出し入れは
不可能となっている。
【0040】このような機能を有する制御レバー154
を設けることにより、大型のインクカートリッジを使用
することができるようになる。すなわち、従来は、イン
クカートリッジに配設されているICに対するインク情
報の書き込みは、インクカートリッジホルダのカバーの
開閉動作で制御されていた。ところが、大型のインクカ
ートリッジはホルダ本体にセットしたときに前面側に突
き出てしまい、カバーを閉じることができないため、イ
ンクカートリッジに配設されているICに対するインク
情報の書き込みを制御することができなかった。
【0041】これに対し、本実施形態のインクカートリ
ッジ10に配設されているIC16に対するインク情報
の書き込みは、上述したようにインクカートリッジホル
ダ150の制御レバー154の揺動で制御されている。
このため、大型のインクカートリッジをホルダ本体15
1にセットしたときに前面側に突き出てカバー152を
閉じることができなくても、大型のインクカートリッジ
に配設されているICに対するインク情報の書き込みを
制御することができる。
【0042】ところで、前述したように、このインクカ
ートリッジホルダ150に収納されている各色のインク
カートリッジ10内のインクは、インク加圧供給手段に
よって加圧されて記録ヘッド121に送られるようにな
っている。このため、従来のインクジェット式プリンタ
のように水頭差を利用したインク供給手段の場合は、イ
ンクカートリッジホルダはキャリッジよりも上部に配設
する必要があったが、このインクカートリッジホルダ1
50は何処に配設されてもインクを供給することができ
るので、配設場所を自由に設定することができる。
【0043】図16は、インクジェット式プリンタ10
0の用紙搬送案内部を含むロール紙の搬送面を示す概略
断面側面図、図17は、その用紙搬送案内部の周辺を示
す平面図である。給紙部110から記録部120を経て
排紙部130へ向かう用紙搬送経路は、インクジェット
式プリンタ100の上部後面側から下部前面側にかけて
傾斜して設けられている。
【0044】この用紙搬送経路は、給紙部110から記
録部120にかけて配設された平坦な給紙ガイド21
1、対向配置された接触・離間可能な紙送りローラ21
2及び従動ローラ213、キャリッジ122に搭載され
た記録ヘッド121と対向配置された平坦な用紙搬送案
内部であるプラテン214、印刷部120から排紙部1
30にかけて配設された平坦な紙吸引部215、排紙部
130に配設された排紙ガイド131により構成されて
いる。
【0045】給紙ガイド211、排紙ガイド131の各
表面は、用紙搬送面として作用する。紙吸引部215の
表面は、用紙搬送面及び用紙吸引面として作用する。す
なわち、図17に示すように、紙吸引部215は、主走
査方向に複数並設され、副走査方向に3列配設された吸
引口215a、215b、215cを備えており、図1
6に示すように、記録部120の内部に配設されたファ
ン217により外気が各吸引口215a、215b、2
15cから吸引されることにより、紙吸引部215上を
搬送されるロール紙を吸着するようになっている。
【0046】プラテン214の表面は、用紙搬送案内面
として作用すると共に用紙吸引面としても作用する。す
なわち、図17に示すように、プラテン214は、主走
査方向に複数並設された吸引口214aを備えており、
図16に示すように、記録部120の内部に配設された
ファン217により外気が各吸引口214aから吸引さ
れることにより、プラテン214上を搬送されるロール
紙を吸着するようになっている。したがって、記録時に
おいて特にロール紙の幅が広くてもロール紙はプラテン
214上で全幅にわたって確実に吸引されて平坦になる
ので、記録精度を高精度に維持することができる。
【0047】また、図17に示すように、プラテン21
4と吸引部215との間に隙間Cを設け、図16に示す
ように、記録部120の内部に配設されたファン217
により外気が隙間Cから吸引されることにより、隙間C
上を搬送されるロール紙を吸着するようになっている。
したがって、記録時においてプラテン214と吸引部2
15との間でもロール紙は吸引されてプラテン214で
より平坦になるので、記録精度をさらに高精度に維持す
ることができる。なお、プラテン214に吸引口214
aを設けてロール紙を吸引し、あるいはプラテン214
と吸引部215との間に隙間Cを設けてロール紙を吸引
する何れか一方のみを設けても同様の効果を奏する。
【0048】さらに、プラテン214は、ロール紙の幅
方向のサイズに対応させて分割、例えば4インチの幅で
7つに分割され、各分割部には例えばスポンジや不織布
等のインク吸収材216が配設されている。このよう
に、プラテン214を分割して各分割部にインク吸収材
216を配設することにより、ロール紙全面に記録する
縁無し記録の際に、全サイズのロール紙に対してはみ出
たインクを吸収して回収することができるため、記録ヘ
ッド121やロール紙の汚染を防止することができる。
【0049】ここで、従来技術でも述べたように、大型
のインクジェット式プリンタ100は多量のインクを使
用するため、このインクジェット式プリンタ100で長
時間連続で縁無し記録を行うと、インク吸収材216で
吸収しきれずに溢れたインクにより記録ヘッド121や
ロール紙を汚染させてしまうおそれがある。そこで、こ
のインクジェット式プリンタ100では、記録ヘッド1
21に至るインク供給系に初期充填する際に使用される
インク、あるいは記録ヘッド121に至るインク供給系
を洗浄する際に使用される洗浄液等の廃液を回収する部
位に、インク吸収材216で吸収したインクを廃液とし
て流し込むようにしている。
【0050】図18は、インクジェット式プリンタ10
0における廃液を回収する部位を示す斜視図である。廃
液回収部30は、箱状に形成されており、本体130の
右側面に開口部31が来るように、本体130の右側に
内蔵されている。そして、廃液カートリッジ40が、開
口部31から差し込まれている。すなわち、廃液カート
リッジ40は、廃液回収部30に対して着脱自在に構成
されている。
【0051】図19は、廃液カートリッジ40の詳細を
示す斜視図である。この廃液カートリッジ40は、例え
ば硬質プラスチック材料で直方体状に形成された外装ケ
ース41内に、例えばスポンジや不織布等でなるインク
吸収材が複数枚収納されている。外装ケース41の前面
側下部には、廃液カートリッジ40を廃液回収部30の
開口部31に対し引き出し、押し入れする際にユーザが
手を掛ける凹状の把持部42が形成されている。
【0052】さらに、外装ケース41の上面側中央部に
は、廃液カートリッジ40内へ廃液を流入させる円筒形
状の廃液流入口43が形成されている。この廃液流入口
43は、円筒面が上部にせり出すように形成されている
ので、廃液流入時に発生する泡を廃液カートリッジ40
の抜き取り動作時に円筒内に掻き落とすことができ、廃
液が廃液カートリッジ40上部へ転写してしまう不具合
を最小限に抑えることができる。
【0053】また、外装ケース41の右側面側前部に
は、廃液カートリッジ40を廃液回収部30に装着した
ときに位置決めする位置決め用リブ44と、廃液の貯留
量等の情報を記憶するCSICが搭載された基板が装着
される基板装着部45と、後述するシャッタ50を開放
するシャッタ開放用リブ46、47が形成されている。
【0054】位置決め用リブ44は、図示右端の垂直面
44aが廃液カートリッジ40の挿入方向の度当たりと
して機能し、図示上下の水平面44b、44cが廃液カ
ートリッジ40の挿入時のガイドとして機能する。上側
のシャッタ開放用リブ46は、図示右端の垂直面46a
がシャッタ50のスライド部51を直接押圧する押圧部
として機能し、下側のシャッタ開放用リブ47は、図示
右端の斜面47aがシャッタ50のロック爪53を押し
下げる押下部として機能する。
【0055】図20は、廃液回収部30の開口部31近
傍の右内側面を示す斜視図である。廃液回収部30の開
口部31近傍の右内側面には、廃液カートリッジ40に
装着された基板のCSICと接続するCSICコネクタ
32が取り付けられている。そして、このCSICコネ
クタ32は、廃液による汚染から保護するために、開閉
自在なシャッタ50に覆われている。
【0056】このシャッタ50は、スライド部51、ホ
ルダ部52及びロック爪53を備えており、CSICコ
ネクタ32とCSICを接続するために、廃液カートリ
ッジ40を廃液回収部30に装着する際に開放されるよ
うになっている。スライド部51は、ホルダ部52に配
設されたガイド軸52aに沿って廃液カートリッジ40
の挿入方向、すなわち閉方向である手前側と開方向であ
る奥側にスライドするようになっている。そして、廃液
カートリッジ40が装着されていないときは、ガイド軸
52aに配設された圧縮バネ52bにより常時閉方向に
付勢されている。
【0057】ロック爪53は、ホルダ部52の下部に片
持ち梁状に形成されており、上下に撓むようになってい
る。そして、廃液カートリッジ40が装着されていない
ときは、先端の突起部53aが、スライド部51の下部
に形成されている突起部51aに係止され、廃液カート
リッジ40が装着されるときは、先端の突起部53a
が、スライド部51の突起部51aから離間するように
なっている。
【0058】このような構成において、廃液カートリッ
ジ40を廃液回収部30の開口部31内に押し入れる
と、先ず、廃液カートリッジ40のシャッタ開放用リブ
47の斜面47aが、シャッタ50のロック爪53を押
し下げて突起部53aをスライド部51の突起部51a
から離間させる。
【0059】続いて、廃液カートリッジ40のシャッタ
開放用リブ46の垂直面46aが、シャッタ50のスラ
イド部51を直接押圧して開方向へスライドさせる。こ
れにより、図21に示すように、シャッタ50は開放さ
れるので、廃液カートリッジ40の基板装着部45に装
着されている基板に搭載されたCSICは、CSICコ
ネクタ32と接続される。
【0060】一方、廃液カートリッジ40を廃液回収部
30の開口部31から引き出すと、先ず、廃液カートリ
ッジ40のシャッタ開放用リブ46の垂直面46aが、
シャッタ50のスライド部51から離れるので、シャッ
タ50のスライド部51が、ホルダ部52のガイド軸5
2aに配設された圧縮バネ52bの復元力により閉方向
に付勢される。
【0061】続いて、廃液カートリッジ40のシャッタ
開放用リブ47の斜面47aが、シャッタ50のロック
爪53から離れるので、ロック爪53の突起部53a
が、片持ち梁の弾性力により復元してスライド部51の
突起部51aに係止する。これにより、図20に示すよ
うに、廃液カートリッジ40の基板装着部45に装着さ
れている基板に搭載されたCSICは、CSICコネク
タ32から切り離され、シャッタ50は閉じられる。
【0062】以上のような構成によれば、ユーザは、シ
ャッタ50に対して特別な操作をしなくても、廃液カー
トリッジ40を廃液回収部30へ差し込むのみで、CS
ICをCSICコネクタ32に容易に接続することがで
きるとともにシャッタ50を開けることができ、また廃
液カートリッジを廃液回収部から引き出すのみで、CS
ICをCSICコネクタ32から切り離すことができる
とともにシャッタを閉じることができる。また、ユーザ
は、CSICから廃液カートリッジ40内の廃液の状態
を随時得ることができるので、廃液カートリッジ40が
満杯になったときは、即座に廃液カートリッジ40を廃
液回収部30から引き出して廃液を処理し、廃液カート
リッジ40を廃液回収部30へ差し戻すことができる。
【0063】図22は、プラテン214のインク吸収材
216で吸収したインクを廃液として受けて上記廃液回
収部30に装着された廃液カートリッジ40へ流し込む
廃液導入手段を示す斜視図である。この廃液導入手段3
3は、樋形状に形成されており、記録部120のプラテ
ン214の下方の排紙部130内に廃液カートリッジ4
0側が下方になるように傾斜して配置されている。
【0064】すなわち、廃液導入手段33は、一端が排
紙部130の左端上部に来るように、また他端が排紙部
130の右端下部に来るように配設され、かつ他端が廃
液回収部30の廃液カートリッジ40上部に連結されて
いる。そして、廃液導入手段33とプラテン214の間
には、プラテン214のインク吸収材216から流れ落
ちるインクを受けるインク受け34が配設されている。
【0065】このような構成によれば、長時間連続で縁
無し記録を行う際、ロール紙の縁からはみ出てインク吸
収材216で吸収されたインクは、下方に流れ落ちてイ
ンク受け34で受けられ、さらにインク受け34の下部
に設けられている排出口34aから流れ落ちて廃液導入
手段33で受けられて廃液カートリッジ40へ流れ込む
ことになる。したがって、プラテン214に溜まる多量
のインクを速やかに回収することができるので、記録ヘ
ッド121やロール紙のインクによる汚染を防止するこ
とができる。
【0066】以上、本発明を種々の実施形態に関して述
べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の
実施形態についても適用されるのは勿論である。例え
ば、上述した実施形態では、記録装置としてインクジェ
ット式プリンタを例に説明したが、これに限定されるも
のではなく、廃液回収部を有する記録装置であれば、例
えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可
能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
装置によれば、縁無し記録を行ったときに記録媒体の縁
からはみ出て記録ステージに溜まる多量のインクを速や
かに回収することができるので、記録ヘッドや記録媒体
のインクによる汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであ
るインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のインクジェット式プリンタの主要部の内
部構成例を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第1の図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第2の図である。
【図5】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第3の図である。
【図6】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第4の図である。
【図7】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第5の図である。
【図8】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第6の図である。
【図9】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第7の図である。
【図10】図1のインクジェット式プリンタの使用手順
を示す第8の図である。
【図11】図1のインクジェット式プリンタの使用手順
を示す第9の図である。
【図12】図1のインクジェット式プリンタのインクカ
ートリッジホルダの詳細を示す斜視図である。
【図13】図12のインクカートリッジホルダに装填さ
れるインクカートリッジを後面側から見た斜視図であ
る。
【図14】図12のインクカートリッジホルダのホルダ
本体における1色分のインクカートリッジの収納部の内
部構造を示す斜視図である。
【図15】図14のインクカートリッジの収納部のイン
ク供給針の詳細を示す平面図である。
【図16】図1のインクジェット式プリンタの用紙搬送
案内部を含むロール紙の搬送面を示す概略断面側面図で
ある。
【図17】図16の用紙搬送案内部の周辺を示す平面図
である。
【図18】図1のインクジェット式プリンタにおける廃
液を回収する部位を示す斜視図である。
【図19】図18の廃液カートリッジの詳細を示す斜視
図である。
【図20】図18の廃液回収部の開口部近傍の右内側面
を示す第1の斜視図である。
【図21】図18の廃液回収部の開口部近傍の右内側面
を示す第2の斜視図である。
【図22】図1のインクジェット式プリンタにおけるプ
ラテンのインク吸収材で吸収したインクを廃液として受
けて廃液回収部に装着された廃液カートリッジへ流し込
む廃液導入手段を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ 11 外装ケース 12 把持部 13 インク供給口 14 位置決め穴 15 窪み 16 IC 17 係止突起 21 インク供給針 21a 供給口 22 位置決め針 23 圧縮バネ 24 バルブ 25 コネクタ 30 廃液回収部 31 開口部 32 CSICコネクタ 33 廃液導入手段 34 インク受け 40 廃液カートリッジ 41 外装ケース 42 把持部 43 廃液流入口 44 位置決め用リブ 45 基板装着部 46、47 シャッタ開放用リブ 50 シャッタ 51 スライド部 52 ホルダ部 53 ロック爪 100 インクジェット式プリンタ 110 給紙部 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙カバー 113 スピンドル 114 ロール紙押さえ 115 スピンドル受け 120 記録部 121 記録ヘッド 122 キャリッジ 123 FFC 124 インクチューブ 125 上蓋 126 前蓋 127 レール 128 キャリッジベルト 130 排紙部 131 排紙ガイド 140 脚部 141 コロ 142 支持柱 143 補強棒 150 インクカートリッジホルダ 151 ホルダ本体 151a ガイド溝 152 カバー 153 収納部 153b 係止爪 154 制御レバー 159 カム 211 給紙ガイド 212 紙送りローラ 213 従動ローラ 214 プラテン 215 紙吸引部 216 インク吸収材 217 ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドからインク滴を吐出して記録
    媒体に記録する記録装置において、 前記記録ヘッドに対向配置された記録ステージの下方に
    配設され、かつ装置本体に配設されたインク等の廃液を
    回収する廃液回収部に連結され、前記記録ヘッドから吐
    出され前記記録ステージに溜まるインクを廃液として受
    けて前記廃液回収部へ流し込む廃液導入手段を備えたこ
    とを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記廃液導入手段は、樋形状に形成され
    て傾斜配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ステージ上のインク吸収材で吸
    収されるインクを廃液として受けて前記廃液導入手段へ
    滴下させるインク受け手段を備えたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の記録装置。
JP2002077636A 2002-03-20 2002-03-20 記録装置 Withdrawn JP2003266748A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224556A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Seiko Epson Corp 廃液貯留装置及び記録装置
JP2015009421A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンター
CN115214235A (zh) * 2021-04-15 2022-10-21 精工爱普生株式会社 记录装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115214235B (zh) * 2021-04-15 2023-12-05 精工爱普生株式会社 记录装置

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