JP6801451B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドから排出された液体を貯留する廃液貯留部を有する液体吐出装置に関する。
従来、液体吐出装置の一例として、ヘッドの吐出口からインクを吐出し、シートに着弾させることによって、シートに画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。
このようなインクジェット記録装置においては、ヘッドの吐出口や吐出口へ通ずるインク流路にインクが詰まることにより、吐出口からのインクの吐出が妨げられる現象が生じ得る。従って、従来のインクジェット記録装置においては、ヘッドの吐出口内のインクをポンプによって吸引し、吸引したインクを廃液貯留部に貯留するように構成することが行われている。
吸引したインクを貯留する廃液貯留部は、近年、小型化、薄型化が要望されているインクジェット記録装置においては、大容量の廃液貯留部のスペースを確保することが困難であるため、廃液貯留部を交換可能としたインクジェット記録装置が考案されている。
例えば、特許文献1に記載されるインクジェット記録装置は、筐体に固定される固定廃液貯留部と、筐体に対して着脱可能な可動廃液貯留部とを有する廃液貯留部を備えている。固定廃液貯留部は固定廃液箱と、固定廃液箱内に配置されヘッドからの廃液を保持する固定保持体とを有し、可動廃液貯留部は可動廃液箱と、可動廃液箱内に配置され廃液を保持する可動保持体とを有している。
固定保持体と可動保持体とは、可動廃液貯留部が筐体に装着された際に互いに当接するように構成されている。この構成により、固定保持体に保持されている廃液が可動保持体側へ移動して保持されることとなる。
従って、廃液を保持する可動保持体を有した可動廃液貯留部を、筐体に対して着脱して交換することで、廃液貯留部の寿命を延ばすことが可能となっている。
特開2003−11394号公報
しかし、前述の特許文献1に記載のインクジェット記録装置においては、可動保持体の移動方向は固定保持体と可動保持体との当接方向と同じ方向であり、固定保持体及び可動保持体は、共に固定廃液箱及び可動廃液箱から互いの当接方向に突出していない。そのため、可動廃液貯留部が筐体に装着された際に、固定保持体と可動保持体との圧接状態が不十分となって、固定保持体から可動保持体への廃液の移動が円滑に行われないおそれがある。
従って、固定廃液貯留部及び可動廃液貯留部を備えた液体吐出装置においては、可動廃液貯留部が筐体に装着された際に、固定保持体と可動保持体とが確実に当接し、固定廃液貯留部から可動廃液貯留部への廃液の移動を円滑に行うことができる液体吐出装置が望まれている。
上記課題を解決する液体吐出装置は、以下の特徴を有する。
即ち、液体吐出装置は、筐体と、液体を吐出するヘッドと、前記ヘッドから排出された前記液体が流通する流路部材と、前記流路部材と接続される第1廃液箱と、前記第1廃液箱内に配置され前記流路部材から供給された前記液体を保持する第1保持体とを有し、前記筐体内に収容される第1廃液貯留部と、第2廃液箱と、前記第2廃液箱内に配置され前記第1保持体と当接して前記液体を保持する第2保持体とを有し、前記筐体内に収容される第2廃液貯留部とを備え、前記第2廃液貯留部は第1方向へ移動可能であり、前記第1廃液貯留部及び前記第2廃液貯留部の一方は、前記第1方向と交差する第2方向へ移動可能であり、前記第1廃液貯留部及び前記第2廃液貯留部の少なくとも一方は、前記第1保持体と前記第2保持体との当接箇所において、前記第1保持体が前記第1廃液箱から前記第2方向へ突出、または前記第2保持体が前記第2廃液箱から前記第2方向へ突出する。
本発明によれば、第1保持体と第2保持体とが確実に当接し、第1保持体から第2保持体への液体の移動を円滑に行うことができる。
プリンタ部を備えた複合機を示す斜視図である。 プリンタ部を示す側面断面図である。 メンテナンスユニット及び廃液貯留部を示す模式図である。 筐体に収容される廃液貯留部、メンテナンスユニット、及びリフィルユニットを示す斜視図である。 廃液サブユニットを示す斜視図である。 廃液ユニットを示す斜視図である。 廃液ユニットが装着位置にあり、廃液サブユニットが圧接位置に位置する廃液貯留部を示す側面断面図である。 廃液ユニットが装着位置にあり、廃液サブユニットが圧接位置に位置する廃液貯留部を示す正面図である。 廃液ユニットが引き出し位置にあり、廃液サブユニットが離間位置に位置する液貯留部を示す側面断面図である。 廃液サブユニットの上下位置を固定し、廃液ユニットを上下方向へ移動可能に構成した廃液貯留部を示す側面断面図である。 廃液サブユニットの上下位置を固定し、廃液ユニットを上下方向へ移動可能に構成した廃液貯留部の別実施形態を示す側面断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[複合機の概略構成]
図1に示す複合機1は、本発明に係る液体吐出装置を備えた複合機の一実施形態であり、下部に備えられた前記液体吐出装置の一例としてのプリンタ部Pと、プリンタ部Pの上方に配置されたスキャナ部Sとを一体的に備えている。複合機1は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、及びファクシミリ機能等を有しており、プリンタ機能を有するプリンタ部Pは、インクジェット記録方式のプリンタに構成されている。
以下の説明においては、複合機1が使用可能に設置された状態(図1に示す状態)を基準として上方向及び下方向を定義し、給排紙用開口部4が形成される面を前面として前方向及び後方向を定義し、複合機1を前面から後方向に見た状態で右方向及び左方向を定義する。
プリンタ部Pにおいては、複合機1に接続されたコンピュータ、デジタルカメラ及びUSBメモリ等の外部機器、並びに複合機1に装着されたメモリーカード等の各種記憶媒体から入力される画像データ等に基づいて、シート10等の被記録媒体に画像等を記録する。
複合機1の下部に配置されるプリンタ部Pは略直方体状に形成される筐体2を有しており、筐体2の前面11における左右中央部には、給排紙用開口部4が形成されている。給排紙用開口部4内には、シートカセット20及び排出トレイ21が設けられている。シートカセット20は、筐体2に対して前面11から給排紙用開口部4を通じて挿抜可能となっている。給排紙用開口部4は、シートカセット20が挿抜される第2開口部の一例である。また、前面11には、各種操作ボタン及び液晶表示部を備える操作パネル13が設けられている。
図2に示すように、プリンタ部Pは、シートカセット20、給送ローラ25、搬送路23、搬送ローラ対28、記録部24、排出ローラ対29、及び排出トレイ21を備えている。シートカセット20には複数枚のシート10が積載されている。シートカセット20に積載されるシート10のうちの最上位置のシート10は、給送ローラ25により搬送路23へ向けて給送される。
給送ローラ25は、給送アーム26により回転自在に支持されており、給送アーム26内に配置されるギア列等の駆動伝達機構27を通じて伝達されるモータ(不図示)の駆動力により駆動される。
搬送路23は、シートカセット20の後端部から上方へ向かって湾曲した後、筐体2の前方へ向かって直線状に延出している。搬送路23は筐体2の左右方向における略中央に位置している。搬送路23には搬送ローラ対28が設けられており、給送ローラ25により搬送路23へ向けて給送されたシート10が、搬送路23内を搬送ローラ対28により搬送される。
搬送路23における搬送ローラ対28よりも搬送方向下流側には記録部24が配置されており、搬送ローラ対28により搬送されるシート10が記録部24に到達すると、記録部24によりシート10に対して画像等の記録が行われる。
画像等の記録が行われたシート10は、搬送路23における記録部24よりも搬送方向下流側に配置される排出ローラ対29により搬送されて、排出トレイ21に排出される。
記録部24は、記録ヘッド31、キャリッジ32、及びプラテン33を備えている。記録ヘッド31はインクを吐出するヘッドの一例であり、インクは液体の一例である。
記録ヘッド31はキャリッジ32に搭載されており、キャリッジ32は搬送路23の上方に配置されている。キャリッジ32は、前記モータにより駆動されるベルト駆動機構(不図示)によって、左右方向へ延びるガイドレール(不図示)に沿って移動する。記録ヘッド31の下方にはプラテン33が配置されている。
プラテン33はキャリッジ32の左右方向における移動領域の全域にわたって延設されており、搬送路23内を搬送されるシート10がプラテン33によって下方から支持されている。記録ヘッド31とプラテン33とは対向しており、キャリッジ32が左右方向へ移動する際に、記録ヘッド31からプラテン33に支持されたシート10に対して選択的にインクを吐出する。そして、吐出されたインクがシート10に着弾することにより、シート10に画像等が記録される。
図3に示すように、記録ヘッド31の下面には、複数のノズル35が開口している。記録ヘッド31の下面においては、複数のノズル35がシート10の搬送方向に沿って列をなすように配置されている。ノズル35の前記列は、例えばシアン、マゼンダ、イエロー、及びブラックのインク色に対応した4列が記録ヘッド31の移動方向に沿って配置されている。
複合機1は、各色のインクを貯留したインクカートリッジを有するリフィルユニット40を備えており、各色のインクカートリッジと記録ヘッド31とが、インクが流通可能に接続されている。
複合機1は、記録ヘッド31の各ノズル35からインクを吸引するメンテナンスユニット50を備えている。メンテナンスユニット50は、可動部51と、可動部51を上下方向へ移動させるカム機構52と、ポンプ53と、可動部51に設けられるキャップ54、55と、チューブ56とを備えている。チューブ56は、記録ヘッド31から排出されたインクが流通する流路部材の一例である。
キャップ54、55はゴム等の弾性材料からなり、キャリッジ32が可動部51の上方に位置しているときに、上下方向において記録ヘッド31の下面と対向する位置に配置されている。
カム機構52は前記モータからの駆動力が伝達されることで可動部51を上下方向に移動させる。キャップ54、55は、可動部51が上方へ移動すると記録ヘッド31の下面に当接し、可動部51が下方へ移動すると記録ヘッド31の下面から離間する。
キャップ54、55が記録ヘッド31の下面に当接した際、キャップ54がブラックのインクを吐出するノズル35の列を覆い、キャップ55がシアン、マゼンタ、及びイエローのインクを吐出するノズル35の列を覆うように構成されている。キャップ54、55が記録ヘッド31の下面に当接しているときには、キャップ54、55と記録ヘッド31の下面とで囲まれた空間は密閉空間となっている。
キャップ54、55には、チューブ56の一端が接続されている。チューブ56は、例えば可撓性を有する樹脂部材にて構成されている。
ポンプ53は、不図示のモータからの駆動力により動作するロータリー式のチューブポンプである。ポンプ53は、チューブ56を通じて、キャップ54、55が記録ヘッド31の下面に当接した際の、キャップ54、55と記録ヘッド31の下面とで囲まれた密閉空間に連通している。
キャップ54、55が記録ヘッド31の下面に当接してノズル35を覆った状態においてポンプ53が駆動されると、キャップ54、55内の前記密閉空間が負圧となり、各ノズル35からインクが排出される。各ノズル35から排出されたインクはキャップ54、55に受容される。キャップ54、55に受容されたインクはポンプ53の動作により、チューブ56内を流通し、チューブ56の他端部が接続される廃液貯留部60に流れ込む。
図4に示すように、メンテナンスユニット50は、筐体2の右端部における後部側に配置されており、廃液貯留部60はメンテナンスユニット50の前方に配置されている。つまり、廃液貯留部60は、筐体2の右端部における前部側に配置されている。
液体カートリッジの一例であるインクカートリッジが収容されるリフィルユニット40は、廃液貯留部60の上方に配置されている。
筐体2の前面11における右端部には交換用開口部5が開口しており、筐体2は、交換用開口部5を開閉可能なカバー22を有している。
カバー22は、下端部の回動軸22aを中心として回動可能に構成されており、回動軸22aを中心として回動することにより、交換用開口部5を閉塞する閉塞位置と、交換用開口部5を開放する開放位置との間で変位可能に構成されている。
カバー22は、閉塞位置に変位しているときに交換用開口部5を閉塞する開閉板22bと、閉塞位置に変位した状態の開閉板22bの左右両端部から後方へ延出する延出部22cとを有している。延出部22cは、カバー22が開放位置に変位しているときには、開閉板22bから上方へ向けて延出する。
リフィルユニット40に収容されるインクカートリッジは、カバー22が開放位置に変位している際に、交換用開口部5を通じて筐体2に対する挿抜を行うことが可能となっている。交換用開口部5は、インクカートリッジが挿抜される第1開口部の一例である。
[廃液貯留部の第1実施形態]
次に、廃液貯留部60の第1実施形態について詳しく説明する。
図4に示すように、廃液貯留部60は、筐体2内に配置される筐体ケース61と、第1廃液貯留部の一例である廃液サブユニット70と、第2廃液貯留部の一例である廃液ユニット80とを備えている。
廃液サブユニット70及び廃液ユニット80は筐体ケース61内に収容されており、廃液サブユニット70は廃液ユニット80の上方に配置されている。
廃液ユニット80は、筐体ケース61に装着された装着位置と、前記装着位置から第1方向の一例である前後方向の前側に移動した移動位置とに移動可能に構成されている。
廃液ユニット80は、カバー22が開放位置に変位している際に、交換用開口部5を通じて筐体ケース61に対する挿抜を行うことが可能となっている。交換用開口部5は、廃液ユニット80が挿抜可能な廃液開口部の一例である。つまり、本実施形態では、リフィルユニット40に収容されるインクカートリッジが挿抜される開口部と、廃液ユニット80が挿抜される開口部とが、共通の交換用開口部5として構成されている。
廃液サブユニット70は、第2方向の一例である上下方向へ移動可能なように筐体ケース61に支持されている。
図5に示すように、廃液サブユニット70は、廃液サブケース71と、平板状フォーム73と、突出フォーム74と、ケース蓋75とを備えている。廃液サブケース71は第1廃液箱の一例であり、平板状フォーム73及び突出フォーム74は第1保持体の一例である。
廃液サブケース71は、上面が開放された箱形状に形成されており、下面の中央部に開口部71aが開口している。廃液サブケース71の左側面における前端部及び後端部、並びに右側面の前端部及び後端部の4箇所からは、それぞれ突出片71bが下方へ突出している。各突出片71bの左右方向における内側面からは、左右内側方向へ向けてボス72が突出している。ボス72は、廃液サブケース71に形成される突起部の一例である。
平板状フォーム73は、廃液サブケース71の内部空間と同様の形状に形成された平板状のフォーム部材であり、廃液サブケース71内に配置されている。平板状フォーム73の中央部には上下方向に貫通する孔部73aが形成されている。
突出フォーム74は、孔部73aの形状に応じた形状に形成され孔部73aに嵌装される嵌装部74aと、嵌装部74aの下面から下方へ突出する突出部74bとを有するフォーム部材である。突出部74bの前後方向の寸法は嵌装部74aの前後方向の寸法よりも小さく形成されている。突出部74bは開口部71aの形状に応じた形状に形成されており、廃液サブケース71内に配置した平板状フォーム73の孔部73aに嵌装部74aを嵌装した状態では、突出部74bは開口部71aから廃液サブケース71の下面よりも下方へ突出する。
ケース蓋75は廃液サブケース71の上面を閉塞する蓋部材であり、廃液サブケース71に溶着等によって取り付けられている。ケース蓋75には、廃液サブケース71の内部と外部とを連通する連通孔75aが形成されており、連通孔75aにはチューブ56の他端が接続されている。
廃液サブケース71内には、記録ヘッド31から排出されたインクがチューブ56を通じて流入し、廃液サブケース71内に流入したインクは、平板状フォーム73及び突出フォーム74に吸収されて保持される。
図6に示すように、廃液ユニット80は、廃液ケース81と、廃液フォーム84と、封止フィルム85とを備えている。廃液ケース81は第2廃液箱の一例であり、廃液フォーム84は第2保持体の一例であり、封止フィルム85は蓋体の一例である。
廃液ケース81は、上面が開放された箱形状に形成されている。廃液ケース81の前面には把手部82が形成されており、ユーザーが把手部82に指をかけて、廃液ユニット80を筐体ケース61から引き出すことができるようになっている。
廃液フォーム84は薄板状のフォーム部材からなり、複数枚の廃液フォーム84が積層された状態で廃液ケース81内に配置されている。
廃液ケース81の左右側面には、左右外側へ突出するカム部83が形成されている。
カム部83は、前後方向に沿って延出し、前後方向への延出位置に応じて上下方向へ変位している。カム部83の前端部83aと後端部83cとは同じ高さ位置に形成されており、中央部83bは、前端部83a及び後端部83cよりも高位置に形成されている。前端部83aと中央部83bとは、後方へ向かうに従って上昇する傾斜面により接続されており、中央部83bと後端部83cとは、後方へ向かうに従って下降する傾斜面により接続されている。
封止フィルム85は、廃液ケース81の上面を覆うフィルム部材であり、廃液ケース81に溶着等により取り付けられている。
封止フィルム85の中央部には、開口部85aが開口している。開口部85aは、突出部74bの形状に応じた形状に形成されており、突出部74bが開口部85aを通じて廃液ケース81の内部に侵入可能となっている。
廃液サブユニット70の下面と廃液ユニット80の上面とが近接して、突出フォーム74の突出部74bが開口部85aから廃液ケース81内に侵入すると、突出部74bと廃液フォーム84とが当接する。
突出部74bと廃液フォーム84とが当接すると、平板状フォーム73及び突出フォーム74に保持されているインクが当該当接部を通じて廃液フォーム84に移行し、廃液フォーム84によって保持される。
廃液ユニット80においては、突出フォーム74の突出部74bと廃液フォーム84とが当接する箇所が開口部85aとして開口し、廃液ケース81の上面を覆う封止フィルム85が設けられている。これにより、廃液ケース81における上面の開口面積が小さくなっており、廃液フォーム84に保持されているインクが廃液ケース81の上面から溢れて漏れ出すことを抑制することが可能となっている。
図7、図8に示すように、廃液ユニット80が筐体ケース61内に収容されている状態では、廃液サブユニット70と廃液ユニット80とが上下方向に重なる位置に位置しており、廃液ケース81のカム部83に、廃液サブユニット70のボス72が上方から係合している。具体的には、廃液サブケース71の前端部に位置するボス72はカム部83の前端部83aに係合し、廃液サブケース71の後端部に位置するボス72はカム部83の後端部83cに係合している。
廃液サブケース71のボス72がカム部83の前端部83a及び後端部83cに係合している状態では、廃液サブユニット70と廃液ユニット80とが近接して、突出フォーム74と廃液フォーム84とが当接している。この場合、突出フォーム74の突出部74bが廃液サブケース71から下方へ突出して廃液ケース81内に侵入しており、突出部74bと廃液フォーム84とが圧接状態で当接している。
このように、突出フォーム74が廃液サブケース71から廃液フォーム84側へ突出しているため、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接状態で確実に当接することができ、平板状フォーム73及び突出フォーム74から廃液フォーム84へのインクの移動を円滑に行うことが可能となっている。
なお、廃液フォーム84が廃液ケース81から突出フォーム74側へ突出するように構成したり、突出フォーム74が廃液サブケース71から廃液フォーム84側へ突出するとともに、廃液フォーム84が廃液ケース81から突出フォーム74側へ突出するように構成したりすることもできる。この場合も、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接状態で確実に当接することが可能となる。
また、本実施形態においては、ボス72が廃液サブケース71に設けられ、カム部83が廃液ケース81に設けられているが、ボス72を廃液ケース81に設けるとともに、カム部83を廃液サブケース71に設けることも可能である。
また、廃液サブユニット70と筐体ケース61の上面との間には、廃液サブユニット70を下方に付勢する圧縮バネ62が介装されており、ボス72がカム部83に押圧された状態となっている。つまり、圧縮バネ62は、廃液サブユニット70を、上下方向における突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側へ押圧する第1押圧部材の一例である。
このように、廃液サブユニット70は、圧縮バネ62により突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側へ押圧されているので、突出フォーム74と廃液フォーム84との当接状態をより確実に保持することが可能となっている。
また、廃液サブユニット70は廃液ユニット80の上方に配置されているため、チューブ56からのインクが廃液サブケース71内に流入して、廃液サブユニット70の重量が増大すると、廃液サブユニット70における突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側へ向かう荷重が増大することとなる。これにより、突出フォーム74と廃液フォーム84とを、より確実に圧接させることが可能となっている。
図7に示す廃液ユニット80が筐体ケース61内に装着されている状態から、筐体ケース61に沿って廃液ユニット80を水平かつ前方へ引き出して移動させると、図9に示すように、廃液サブケース71の前端部に位置するボス72がカム部83の前端部83aに係合している状態から、中央部83bに係合する状態へと移行する。
中央部83bは前端部83aよりも上方に位置しているため、前端部のボス72が中央部83bに係合するようになると、廃液サブユニット70が圧縮バネ62の付勢力に抗して上方へ移動する。
なお、この場合、後端部に位置するボス72は、カム部83の後端部83cとの係合が解除された状態となっている。
また、前端部のボス72が中央部83bに係合して廃液サブユニット70が上方へ移動する際には、廃液サブユニット70は水平面に対して傾斜することなく、上方へ向けて平行移動する。
前端部のボス72が中央部83bに係合して廃液サブユニット70が上方へ移動した状態では、突出フォーム74における突出部74bの下端が廃液ケース81の上端よりも上方に位置して、突出フォーム74と廃液フォーム84とが離間した状態となる。
ボス72が中央部83bに係合した状態では、突出フォーム74と廃液フォーム84とが離間した状態となるため、廃液ユニット80を前方へ移動させる際に突出フォーム74と廃液フォーム84とが擦れることがなく、突出フォーム74及び廃液フォーム84が毛羽立ったり、劣化したりすることがない。さらに、カム部83の前端部83aと中央部83bとの間の上下方向におけるズレ量は、廃液ケース81内に進入している突出部74bの部分の上下方向の長さよりも大きい。したがって、廃液ユニット80の挿抜において、封止フィルム85と突出部74bとが接触することを防止できる。
このように、廃液サブユニット70は、突出フォーム74の突出部74bと廃液フォーム84とが圧接する圧接位置と、突出部74bと廃液フォーム84とが離間する離間位置との間で上下方向へ移動可能に構成されている。
また、廃液ユニット80は、筐体ケース61に装着された装着位置と、装着位置から前方へ移動した移動位置とに移動可能に構成されている。
この場合、廃液サブユニット70の上下方向の位置については、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の前端部83aに係合するとともに、廃液サブケース71の後端部のボス72がカム部83の後端部83cに係合する状態の位置が圧接位置であり、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の中央部83bに係合する状態の位置が離間位置である。
また、廃液ユニット80の前後方向の位置については、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の前端部83aに係合するとともに、廃液サブケース71の後端部のボス72がカム部83の後端部83cに係合する状態の位置が装着位置であり、廃液ユニット80が装着位置から前方に移動して、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の中央部83bに係合する状態の位置が移動位置である。
そして、廃液貯留部60においては、廃液ユニット80が装着位置にあるときに廃液サブユニット70が圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに、廃液サブユニット70が離間位置に位置するように構成されている。
前端部のボス72が中央部83bに係合した状態から廃液ユニット80をさらに前方へ移動させると、前端部のボス72が後端部83cと係合した状態となった後に、廃液ユニット80が筐体ケース61から完全に抜き出された状態となる。
前端部のボス72が中央部83bに係合している状態から後端部83cと係合する状態になると、廃液サブユニット70は下方へ向けて平行移動する。
一方、廃液ユニット80が、外部から筐体ケース61内に挿入されはじめると、まず前端部のボス72が後端部83cと係合し、廃液サブユニット70は上方へ向けて平行移動する。さらに図9に示すように後方へ移動した位置から、図7に示すように筐体ケース61内に装着される位置まで移動させると、廃液サブケース71の前端部に位置するボス72がカム部83の中央部83bに係合している状態から、前端部83aに係合する状態に移行する。この場合、圧縮バネ62の付勢力に抗して上方へ移動していた廃液サブユニット70は、圧縮バネ62の付勢力により下方へ移動し、突出部74bと廃液フォーム84とが圧接状態で当接する。
前述のように、廃液ユニット80を装着位置と移動位置との間で前後方向へ移動させる際、廃液サブユニット70が圧接位置と離間位置との間で上下方向へ変位し、廃液ユニット80は上下方向へ変位することがないため、廃液ユニット80を前後方向へ変位させる際の操作が行い易く、ユーザーに違和感を生じさせることもない。
また、廃液サブユニット70は、上下移動する際に水平方向に対して傾斜することなく平行移動するので、廃液サブケース71内において平板状フォーム73及び突出フォーム74に保持されているインクの液面高さが変動することがなく、突出フォーム74の突出部74bからのインクの漏れを抑制することが可能となっている。
また、廃液ユニット80は、カバー22を開放位置に変位させた状態で、交換用開口部5を通じて装着位置から前方へ引き出されるが、この場合、廃液ユニット80をカバー22の開閉板22bに載置させながら移動させることができる(図9参照)。
廃液ユニット80を開閉板22bに載置させながら前方へ移動させると、廃液ユニット80は開閉板22bにより上下方向の移動が規制されるとともに、左右の延出部22cにより左右方向への移動が規制されるため、前方向へ真っ直ぐに移動させることができる。逆に、廃液ユニット80を筐体ケース61に挿入するときには、後方向へ真っ直ぐに移動させることができる。
つまり、開放位置に変位しているカバー22の開閉板22b及び延出部22cは、廃液ユニット80を筐体ケース61に対して挿抜する際に、廃液ユニット80を前後方向へ案内するガイド部として機能している。
また、廃液ユニット80を挿抜するための交換用開口部5は、リフィルユニット40に収容されるインクカートリッジを挿抜するための開口部を兼ねているとともに、シートカセット20が挿抜される給排紙用開口部4が開口する筐体2の前面11に形成されているため、廃液ユニット80を挿抜して交換する作業が行い易くなっている。
[廃液貯留部の第2実施形態]
第1実施形態に係る廃液貯留部60においては、廃液サブユニット70を上下方向へ移動可能に構成していたが、廃液貯留部60においては、廃液サブユニット70の上下位置を固定するとともに、廃液ユニット80を上下方向へ移動可能に構成することもできる。
図10に示す廃液貯留部60は、筐体ケース61内に配置され上下方向へ移動可能な支持板64と、筐体ケース61の底面と支持板64との間に介装される圧縮バネ63とを有している。圧縮バネ63は第2押圧部材の一例である。
支持板64の上面は、廃液ユニット80が載置されていない状態で、開放位置に変位しているカバー22の開閉板22bの高さ位置よりも高い位置に位置している(図10(a)に示す状態)。支持板64の前端部は、前方へ行くに従って下降する傾斜面64aに形成されており、傾斜面64aの前端の高さ位置は、開閉板22bの高さ位置と同等の高さ位置となっている。
廃液サブユニット70は、上下位置が固定された状態で筐体ケース61に支持されている。廃液ユニット80は、交換用開口部5を通じて筐体ケース61に挿抜可能に構成されている。
なお、廃液サブユニット70自体の構成、及び廃液ユニット80自体の構成は、上述の第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図10(a)に示すように、筐体ケース61から抜き出された状態の廃液ユニット80を筐体ケース61へ挿入する場合、廃液ユニット80の後端部を交換用開口部5から筐体ケース61内へ挿入すると、図10(b)に示すように、廃液ユニット80の後端部が支持板64の前端部に載置された状態となり、廃液ユニット80が圧縮バネ63により上方へ付勢される。図10(b)に示す状態では、上方へ付勢された廃液ユニット80におけるカム部83の後端部83cが、廃液サブユニット70における前端部のボス72と当接して、上下方向において廃液ユニット80と廃液サブユニット70とが近接した状態となっている。
この状態から廃液ユニット80を筐体ケース61内に挿入していくと、図10(c)に示すように、廃液ユニット80におけるカム部83のボス72に対する当接箇所が後端部83cから中央部83bに移り変わり、廃液ユニット80が圧縮バネ63の付勢力に抗して下方へ押し下げられる。
ボス72とカム部83の中央部83bとが当接して廃液ユニット80が下方へ押し下げられた状態では、廃液ユニット80と廃液サブユニット70とが図10(b)に示した状態よりも上下方向において離間した状態となる。この場合、突出フォーム74における突出部74bの下端は廃液ケース81の上端よりも上方に位置しており、突出フォーム74と廃液フォーム84とが上下方向に離間した状態となっている。
従って、廃液ユニット80を筐体ケース61内に挿入していく際に突出フォーム74と廃液フォーム84とが擦れることがなく、突出フォーム74及び廃液フォーム84が毛羽立ったり、劣化したりすることがない。
図10(c)に示す状態から廃液ユニット80をさらに筐体ケース61内に挿入すると、図10(d)に示すように、廃液サブユニット70における前端部のボス72に対する、廃液ユニット80におけるカム部83の当接箇所が、中央部83bから前端部83aに移り変わり、廃液ユニット80が圧縮バネ63の付勢力により上方に移動する。廃液ユニット80が上方へ移動すると、廃液ユニット80と廃液サブユニット70とが近接して、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する。
なお、図10(d)に示す状態においては、廃液サブユニット70における後端部のボス72は、廃液ユニット80におけるカム部83の後端部83cに当接している。
一方、廃液ユニット80を、図10(d)に示すように筐体ケース61内に装着された状態から、図10(c)に示す位置まで前方へ移動させると、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の前端部83aに係合するとともに、廃液サブケース71の後端部のボス72がカム部83の後端部83cに係合している状態から、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の中央部83bに係合する状態に移行する。この場合、圧縮バネ62の付勢力により上方へ移動していた廃液ユニット80は、圧縮バネ62の付勢力に抗して下方へ移動し、突出部74bと廃液フォーム84とが離間する。さらに、前方へ移動すると、図10(b)に示すように、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の後端部83cと係合する。これに伴って廃液ユニット80は上方へ移動し、さらに前方へ移動すると、図10(a)に示すように筐体ケース61から完全に抜き出された状態となる。
このように、本実施形態における廃液ユニット80は、突出フォーム74の突出部74bと廃液フォーム84とが圧接する圧接位置と、突出部74bと廃液フォーム84とが離間する離間位置との間で上下方向へ移動可能に構成されている。
また、廃液ユニット80は、本実施形態においても、筐体ケース61に装着された装着位置と、装着位置から前方へ移動した移動位置とに移動可能に構成されている。
この場合、廃液ユニット80の上下方向の位置については、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の前端部83aに係合するとともに、廃液サブケース71の後端部のボス72がカム部83の後端部83cに係合する位置が圧接位置となり、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の中央部83bに係合する位置が離間位置となる。
また、廃液ユニット80の前後方向の位置については、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の前端部83aに係合するとともに、廃液サブケース71の後端部のボス72がカム部83の後端部83cに係合する状態の位置が装着位置となり、廃液ユニット80が装着位置から前方に移動して、廃液サブケース71の前端部のボス72がカム部83の中央部83bに係合する状態の位置が移動位置となる。
そして、本実施形態の廃液貯留部60においては、廃液ユニット80は、装着位置にあるときに圧接位置に位置し、移動位置にあるときに離間位置に位置するように構成されている。
[廃液貯留部の第3実施形態]
第1実施形態及び第2実施形態に係る廃液貯留部60においては、廃液ユニット80を筐体2の前面11から前後方向に挿抜するように構成していたが、廃液ユニット80を上下方向に挿抜するように構成することもできる。
例えば、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80を筐体ケース61内において左右方向に並設するとともに、廃液サブユニット70を左右方向へ移動可能とし、廃液ユニット80を上下方向へ移動可能として、廃液ユニット80を筐体2の下面又は上面から上下方向に挿抜するように構成することもできる。
この場合、廃液サブユニット70は、突出フォーム74の突出部74bと廃液フォーム84とが圧接する圧接位置と、突出部74bと廃液フォーム84とが離間する離間位置との間で左右方向へ移動可能に構成され、廃液ユニット80は、筐体ケース61に装着された装着位置と、装着位置から上方向又は下方向へ移動した移動位置とに移動可能に構成される。そして、廃液ユニット80が装着位置にあるときに廃液サブユニット70が圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに、廃液サブユニット70が離間位置に位置するように構成される。
また、廃液ユニット80を上下方向へ挿抜するように構成した場合も、廃液サブユニット70の左右方向の位置を固定し、廃液ユニット80を上下方向かつ左右方向へ移動可能として、廃液ユニット80が装着位置にあるときに圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに離間位置に位置するように構成することができる。
[廃液貯留部の第4実施形態]
さらに、廃液貯留部60を、廃液ユニット80を筐体2の左側面又は右側面から左右方向に挿抜するように構成することもできる。
この場合、例えば、廃液サブユニット70は、突出フォーム74の突出部74bと廃液フォーム84とが圧接する圧接位置と、突出部74bと廃液フォーム84とが離間する離間位置との間で上下方向へ移動可能に構成され、廃液ユニット80は、筐体ケース61に装着された装着位置と、装着位置から左方向又は右方向へ移動した移動位置とに移動可能に構成される。そして、廃液ユニット80が装着位置にあるときに廃液サブユニット70が圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに、廃液サブユニット70が離間位置に位置するように構成される。
また、廃液ユニット80を左右方向へ挿抜するように構成した場合も、廃液サブユニット70の上下方向の位置を固定し、廃液ユニット80を左右方向かつ上下方向へ移動可能として、廃液ユニット80が装着位置にあるときに圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに離間位置に位置するように構成することができる。
[廃液貯留部の第5実施形態]
廃液貯留部60においては、廃液サブユニット70の上下位置を固定するとともに、前後方向へ挿抜される廃液ユニット80を上下方向へ移動可能とする構成として、図11に示すような構成をとることもできる。
図11に示す廃液貯留部60においては、廃液サブユニット70が筐体ケース61の上面65に固定されており、突出フォーム74の突出部74bが上面65から筐体ケース61内に突出している。前後方向における突出部74bの突出位置は、筐体ケース61の後部である。
なお、本実施形態における廃液サブユニット70は、突出片71b及びボス72を有しておらず、本実施形態における廃液ユニット80はカム部83を有していない。
本実施形態における筐体ケース61の下面66は、筐体ケース61の前端から後方へ向かって形成され後方へ向かうにつれて下降する第1傾斜面66aと、第1傾斜面66aの後端から後方へ向かって形成され後方へ向かうにつれて上昇する第2傾斜面66bと、第2傾斜面66bの後端から筐体ケース61の後端まで形成される水平面66cとを有している。
第1傾斜面66aの前端の高さ位置と、水平面66cの高さ位置とは同じ高さ位置に位置している。第1傾斜面66aの前端及び水平面66cと、突出フォーム74における突出部74bの下端までの上下寸法h2は、廃液ユニット80の上下寸法h1よりも小さく設定されている。
第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部の高さ位置は、第1傾斜面66aの前端及び水平面66cの高さ位置よりも低位置に位置している。第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部と、突出フォーム74における突出部74bの下端までの上下寸法h3は、廃液ユニット80の上下寸法h1よりも大きく設定されている。
このように構成された廃液貯留部60において、図11(a)に示すように、筐体ケース61から引き出された状態の廃液ユニット80を後方へ移動させて、廃液ユニット80の後端部を交換用開口部5から筐体ケース61内へ挿入すると、廃液ユニット80は第1傾斜面66aに沿って斜め下方へ向かって移動する。
図11(b)に示すように、後方へ移動する廃液ユニット80の後端部が、第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部に達した状態では、上下寸法h3が上下寸法h1よりも大きく設定されているため、上下方向において廃液ユニット80の後端部と突出部74bの下端とは上下方向に離間しており、両者の間には隙間が存在している。
従って、後方へ移動する廃液ユニット80の後端部と突出フォーム74とが擦れることがなく、突出フォーム74が毛羽立ったり、劣化したりすることがない。
図11(b)に示す状態から、廃液ユニット80を更に後方へ移動させると、廃液ユニット80の後端部は第2傾斜面66bに沿って上昇しながら後方へ移動し、廃液ユニット80の後端部が筐体ケース61の後端部に達すると、図11(c)に示すように、廃液ユニット80の後端部が水平面66cに乗り上げ、廃液ユニット80が装着位置に変位した状態となる。
廃液ユニット80の後端部が水平面66cに乗り上げた状態では、上下寸法h2が上下寸法h1よりも小さく設定されているため、突出フォーム74の突出部74bが廃液ケース81内に侵入し、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接することとなる。
一方、廃液ユニット80を、図11(c)に示すように装着位置に変位した状態から、図11(b)に示す位置まで前方へ移動させると、廃液ユニット80の後端部が水平面66cに乗り上げた状態から、第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部に位置する状態に移行する。この場合、突出フォーム74と廃液フォーム84とは、圧接した状態から離間した状態に変化する。さらに、廃液ユニット80を前方へ移動させると、廃液ユニット80は第1傾斜面66aに沿って斜め上方へ向かって移動した後、筐体ケース61から引き出される。
本実施形態の場合、廃液ユニット80の前後方向の位置については、廃液ユニット80の後端部が水平面66cに乗り上げた状態の位置が装着位置となり、廃液ユニット80の後端部が第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部にある状態の位置が移動位置となる。
また、廃液ユニット80の上下方向の位置については、廃液ユニット80の後端部が水平面66cに乗り上げた状態の位置が圧接位置となり、廃液ユニット80の後端部が第1傾斜面66aと第2傾斜面66bとの接続部にある状態の位置が離間位置となる。
[本実施形態おける効果]
本実施形態においては、複合機1に備えられる液体吐出装置の一例であるプリンタ部Pは上述のように構成されている。
つまり、プリンタ部Pにおいては、筐体2と、インクを吐出するヘッド31と、ヘッド31から排出されたインクが流通するチューブ56と、チューブ56と接続される廃液サブケース71と、廃液サブユニット70内に配置されチューブ56から供給されたインクを保持する平板状フォーム73及び突出フォーム74とを有し、筐体2内に収容される廃液サブユニット70と、廃液ケース81と、廃液ケース81内に配置され突出フォーム74と当接してインクを保持する廃液フォーム84とを有し、筐体2内に収容される廃液ユニット80とを備え、廃液ユニット80は前後方向へ移動可能であり、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の一方は、前後方向と交差する上下方向へ移動可能であり、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の少なくとも一方は、突出フォーム74と廃液フォーム84との当接箇所において、突出フォーム74が廃液サブケース71から上下方向へ突出、または廃液フォーム84が廃液ケース81から上下方向へ突出する。
このような構成により、突出フォーム74と廃液フォーム84とが確実に当接し、突出フォーム74から廃液フォーム84へのインクの移動を円滑に行うことができる。
また、廃液ユニット80は、筐体2に装着された装着位置と、装着位置から前後方向等の第1方向に移動した移動位置と、に移動可能であり、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の一方は、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する圧接位置と、突出フォーム74と廃液フォーム84とが離間する離間位置との間で、上下方向等の第2方向へ移動可能であり、廃液ユニット80が装着位置にあるときに、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の一方は圧接位置に位置し、廃液ユニット80が移動位置にあるときに、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の一方は離間位置に位置する。
このような構成により、廃液ユニット80が装着位置に位置しているときには突出フォーム74と廃液フォーム84とが確実に当接する一方で、廃液ユニット80を前後方向へ移動させるときには突出フォーム74と廃液フォーム84とが離間して擦れることがないため、突出フォーム74及び廃液フォーム84の品質が低下することを防止でき、廃液サブユニット70及び廃液ユニット80の寿命を延ばすことができる。
また、廃液サブユニット70が上下方向へ移動可能であり、廃液サブユニット70を、上下方向における突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側へ押圧する圧縮バネ62第1押圧部材を備える。
このような構成により、前後方向へ移動する廃液ユニット80が上下方向へ移動することがないため、廃液ユニット80を前後方向へ移動させる際の操作が行い易い。
また、廃液サブユニット70が、廃液ユニット80の上方に配置される。
このような構成により、廃液サブユニット70に液体が供給されて廃液サブユニット70の重量が増大すると、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側の荷重が増大することとなり、突出フォーム74と廃液フォーム84とを確実に圧接させることができる。
また、廃液サブユニット70は、上下方向へ平行移動する。
廃液サブユニット70が上下方向へ移動する際に傾くと、突出フォーム74に保持されるインクの液面が変動して、突出フォーム74における廃液フォーム84と当接する部分からインクが漏れるおそれがある。しかし、廃液サブユニット70が上下方向へ平行移動すると、突出フォーム74に保持されるインクの液面が変動することがなく、突出フォーム74における廃液フォーム84と当接する部分からインクが漏れることを抑制できる。
また、廃液ユニット80が上下方向へ移動可能であり、
廃液ユニット80を、上下方向における突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する側へ押圧する圧縮バネ63を備える。
このような構成においては、廃液サブユニット70は上下方向へ移動しないため、廃液サブケース71とチューブ56との接続部が動くことがなく、チューブ56が廃液サブケース71から外れたり、廃液サブケース71とチューブ56との接続部からインクが漏れたりすることを防止できる。
また、廃液サブケース71及び廃液ケース81の一方には、前後方向に沿って延出し、前後方向への延出位置に応じて上下方向へ変位するカム部83が形成され、廃液サブケース71及び廃液ケース81の他方には、カム部83に係合するボス72が形成される。
このような構成により、上下方向へ移動する廃液サブケース71及び廃液ケース81の一方の、圧接位置と離間位置との設定が行い易く、突出フォーム74と廃液フォーム84との圧接状態と離間状態を確実に切り替えることが可能となる。
また、廃液ケース81における廃液サブケース71と対向する上面には、突出フォーム74と廃液フォーム84とが圧接する箇所が開口部85aとして開口した封止フィルム85を有する。
このような構成により、廃液ケース81の開口部85aを最小限の面積として、廃液ケース81からのインクの漏れを抑制することができる。
また、筐体2は、記録ヘッド31に供給するインクを貯留するインクカートリッジを収容するとともに、インクカートリッジが挿抜される交換用開口部5を有し、前後方向はインクカートリッジの挿抜方向であり、廃液ユニット80は、交換用開口部5を通じて筐体2に挿抜可能である。
このような構成においては、廃液ユニット80を挿抜する交換用開口部5が、インクカートリッジを挿抜する交換用開口部5と共通であるため、廃液ユニット80を挿抜して交換する操作が行い易い。
また、筐体2は、記録ヘッド31から吐出されたインクが着弾するシート10が積載されるシートカセット20を収容するとともに、シートカセット20が挿抜される給排紙用開口部4を有し、前後方向はシートカセット20の挿抜方向であり、廃液ユニット80は、筐体2の給排紙用開口部4が開口する前面11に形成される交換用開口部5を通じて筐体2に挿抜可能である。
このような構成においては、廃液ユニット80を挿抜する交換用開口部5が、シートカセット20を挿抜する給排紙用開口部4と同じ前面11に形成されているため、廃液ユニット80を挿抜して交換する操作が行い易い。
また、筐体2は交換用開口部5と、交換用開口部5を開閉可能なカバー22を有し、前後方向は水平方向であり、カバー22は、下端部を中心として回動することにより、交換用開口部5を閉塞する閉塞位置と、交換用開口部5を開放する開放位置との間で変位可能であり、開放位置に変位しているときに廃液ユニット80を前後方向へ案内するガイド部22bを有する。
このような構成により、廃液ユニット80を筐体ケース61に挿抜する際に、廃液ユニット80がカバー22のガイド部22bにより前後方向へ案内されるため、廃液ユニット80の筐体ケース61に対する挿抜が行い易い。
1 複合機
2 筐体
4 給排紙用開口部
5 交換用開口部
10 シート
11 前面
20 シートカセット
22 カバー
22b 開閉板
22c 延出部
31 記録ヘッド
40 リフィルユニット
50 メンテナンスユニット
56 チューブ
60 廃液貯留部
61 筐体ケース
62、63 圧縮バネ
70 廃液サブユニット
71 廃液サブケース
72 ボス
73 平板状フォーム
74 突出フォーム
75 ケース蓋
80 廃液ユニット
81 廃液ケース
83 カム部
83a 前端部
83b 中央部
83c 後端部
84 廃液フォーム
85 封止フィルム
85a 開口部
P プリンタ部

Claims (11)

  1. 筐体と、
    液体を吐出するヘッドと、
    前記ヘッドから排出された前記液体が流通する流路部材と、
    前記流路部材と接続される第1廃液箱と、前記第1廃液箱内に配置され前記流路部材から供給された前記液体を保持する第1保持体とを有し、前記筐体内に収容される第1廃液貯留部と、
    第2廃液箱と、前記第2廃液箱内に配置され前記第1保持体と当接して前記液体を保持する第2保持体とを有し、前記筐体内に収容される第2廃液貯留部とを備え、
    前記第2廃液貯留部は第1方向へ移動可能であり、
    前記第1廃液貯留部及び前記第2廃液貯留部の一方は、前記第1方向と交差する第2方向へ移動可能であり、
    前記第1廃液貯留部及び前記第2廃液貯留部の少なくとも一方は、前記第1保持体と前記第2保持体との当接箇所において、前記第1保持体が前記第1廃液箱から前記第2方向へ突出、または前記第2保持体が前記第2廃液箱から前記第2方向へ突出する、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第2廃液貯留部は、前記筐体に装着された装着位置と、前記装着位置から第1方向に移動した移動位置と、に移動可能であり、
    前記第1廃液貯留部及び前記第2廃液貯留部の一方は、前記第1保持体と前記第2保持体とが圧接する圧接位置と、前記前記第1保持体と前記第2保持体とが離間する離間位置との間で、前記第2方向へ移動可能であり、
    前記第2廃液貯留部が前記装着位置にあるときに、前記第1廃液貯留部及び第2廃液貯留部の一方は前記圧接位置に位置し、
    前記第2廃液貯留部が前記移動位置にあるときに、前記第1廃液貯留部及び第2廃液貯留部の一方は前記離間位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記第1廃液貯留部が前記第2方向へ移動可能であり、
    前記第1廃液貯留部を、前記第2方向における前記第1保持体と前記第2保持体とが圧接する側へ押圧する第1押圧部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記第1廃液貯留部が、前記第2廃液貯留部の上方に配置される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1廃液貯留部は、前記第2方向へ平行移動する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記第2廃液貯留部が前記第2方向へ移動可能であり、
    前記第2廃液貯留部を、前記第2方向における前記第1保持体と前記第2保持体とが圧接する側へ押圧する第2押圧部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体吐出装置。
  7. 前記第1廃液箱及び前記第2廃液箱の一方には、前記第1方向に沿って延出し、前記第1方向への延出位置に応じて前記第2方向へ変位するカム部が形成され、
    前記第1廃液箱及び前記第2廃液箱の他方には、前記カム部に係合する突起部が形成される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  8. 前記第2廃液箱における前記第1廃液箱と対向する面には、前記第1保持体と前記第2保持体とが圧接する箇所が開口した蓋体を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  9. 前記筐体は、前記ヘッドに供給する液体を貯留する液体カートリッジを収容するとともに、前記液体カートリッジが挿抜される第1開口部を有し、
    前記第1方向は前記液体カートリッジの挿抜方向であり、
    前記第2廃液貯留部は、前記筐体の前記第1開口部が開口する面に形成される廃液開口部を通じて前記筐体に挿抜可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  10. 前記筐体は、前記ヘッドから吐出された液体が着弾するシートが積載されるシートカセットを収容するとともに、前記シートカセットが挿抜される第2開口部を有し、
    前記第1方向は前記シートカセットの挿抜方向であり、
    前記第2廃液貯留部は、前記筐体の前記第2開口部が開口する面に形成される廃液開口部を通じて前記筐体に挿抜可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  11. 前記筐体は廃液開口部と、廃液開口部を開閉可能なカバーを有し、
    前記第1方向は水平方向であり、
    前記カバーは、
    下端部を中心として回動することにより、前記廃液開口部を閉塞する閉塞位置と、前記廃液開口部を開放する開放位置との間で変位可能であり、
    前記開放位置に変位しているときに前記第2廃液貯留部を前記第1方向へ案内するガイド部を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか一項に記載の液体吐出装置。
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