JP5139909B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に係り、特に記録液の液滴を吐出する記録ヘッドと、装置本体に着脱可能に配置され前記記録ヘッドの状態を維持回復するメンテナンス装置と、前記メンテナンス装置に隣接して配置され前記メンテナンス装置で回収した廃液を蓄留する廃液タンクとを備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機等の画像形成装置として、記録液の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド(画像形成手段)を用いて、用紙を搬送しながら、記録液の液滴(以下、インク滴ともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写も同義語で用いる。)を行うインクジェット記録装置が知られている。
液滴吐出ヘッドとしては、圧電素子などの電気機械変換素子を用いるピエゾ型のもの、吐出内に配設した発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いてインクの膜沸騰でバブルを発生させてインク滴を吐出させるサーマル型のもの、吐出室の壁面を形成する振動板を静電力で変形させることでインク滴を吐出させる静電型のものなどが用いられる。
ところで、インクジェット記録装置においては、微細な吐出口からインク滴を吐出させることから、乾燥によるインクの増粘や固着、あるいはインク中に生じる気泡などに起因して、吐出口に目詰まりが発生し、吐出不良になることがある。そこで、このような吐出不良を防止するために、インク吐出機能を正常な状態に維持し、回復するためのメンテナンス装置が設けられている。
このようなメンテナンス装置は、例えば、記録中に吐出口内に発生した気泡などで吐出不良になると、加圧手段などでインクを記録ヘッド内に充填させて吐出口を回復させる機構や、吐出口内でのインクの自然蒸発によるインクの増粘固着に備えて予備吐出(空吐出)を行う機構や、吐出口面に付着したインク滴やほこりなどを拭き取りワイピングする機構や、これらの機構を二つ以上適宜組み合わせたものが用いられている。
特許文献1には、装置本体の背面に外装カバーを取り外し可能に設け、外装カバーの内側に、維持回復機構からの廃液を貯留する廃液タンクを装置本体から取り外し可能に設けて、外装カバーを取り外すことによって廃液タンクを取り出して交換、あるいは再利用することができ廃液タンクやメンテナンス装置を取り出すのに連動して廃液チューブ部を遮蔽するシャッター機構を設けるものが記載されている
また、特許文献2には、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、液体噴射ヘッドから液体を液体経路経由で排出することによって液体噴射ヘッドをクリーニングするクリーニング手段と、液体経路の出口側に配置され、クリーニング手段によって排出された液体を収容する着脱可能な液体収容手段と、を有する液体噴射装置であって、液体収容手段は、液体を吸収する吸収手段と、液体収容手段が液体噴射装置から取り外されるときに、液体経路に残留した液体を強制的に吸収部材の液体受け止め位置に滴下させる強制滴下手段と、を有するものが記載されている。
特開2005−254636公報 特開2007−130998公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のものは、画像形成装置が稼動中においてはインクの飛散を防止することができないという問題がある。
また、前記特許文献2に記載のものは、画像形成装置が稼動中においてはインクの飛散を防止することができない他、維持ユニットを画像形成装置から取り外したとき、メンテナンス装置からのインクこぼれを防止することができないという問題がある。
そこで本発明は、簡単な構成でメンテナンス装置の廃液吐出管部からの廃液の飛散を防止するとともに、メンテナンス装置を取り外したときのメンテナンス装置からのインクこぼれを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、記録液の液滴を吐出する記録ヘッドと、装置本体に着脱可能に配置され前記記録ヘッドの状態を維持回復するメンテナンス装置と、前記メンテナンス装置に隣接して配置され前記メンテナンス装置で回収した廃液を蓄留する廃液タンクとを備える画像形成装置であって、前記メンテナンス装置は、前記廃液タンクに廃液を排出する廃液吐出管部を備え、前記廃液タンクは、前記廃液吐出管部を略囲繞すると共に前記メンテナンス装置が装置本体から取り外されるとき前記廃液吐出管部が通過する切欠部を形成した導入口部を備え、前記メンテナンス装置を前記装置本体に取り付けた状態で前記切欠部の少なくとも一部を塞ぐ壁部材を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記壁部材は、前記メンテナンス装置を前記装置本体装着しているとき、前記廃液タンクにおいて前記切欠部の少なくとも一部を覆う位置に配置され、前記メンテナンス装置が前記装置本体から外れされた状態において前記メンテナンス装置の前記廃液吐出管部の下方向を遮蔽する位置に配置されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記壁部材は前記装置本体に配置され、前記メンテナンス装置の前記装置本体への装着に連動して前記廃液タンクの切欠部の少なくとも一部を覆うよう構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の画像形成装置において、前記壁部材の移動経路中には、前記壁部材が停止するときの衝撃を吸収するダンパ部材が配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載の画像形成装置において、前記壁部材は前記メンテナンス装置に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、記録液の液滴を吐出する記録ヘッドと、装置本体に着脱可能に配置され前記記録ヘッドの状態を維持回復するメンテナンス装置と、前記メンテナンス装置に隣接して配置され前記メンテナンス装置で回収した廃液を蓄留する廃液タンクとを備え、前記メンテナンス装置には前記廃液タンクに廃液を排出する廃液吐出管部を備え、前記廃液タンクには前記廃液吐出管部を略囲繞する導入口部を備えた画像形成装置において、前記導入口部の少なくとも一部は、弾性部材で形成され、前記メンテナンス装置の廃液吐出管部が接触することにより変形して、前記廃液吐出管部が前記導入口部を通過できるよう構成されていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明に係る画像形成装置によれば、メンテナンス装置を前記装置本体に取り付けた状態で前記切欠部の少なくとも一部を塞ぐ壁部材を備えるので、廃液吐出管部から飛散した廃液は導入口部及び壁部材で遮断され廃液の飛散を簡単な構成で防止することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下本発明に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置について説明する。図1は実施例に係るインクジェット記録装置を模式的に示す側面図である。インクジェット記録装置100は、装置本体110内部に画像を形成するための記録装置エンジン120を有している。記録装置エンジン120には、記録ヘッド150を備えたキャリッジ160が配置され、この記録ヘッド150はロッド190に沿って主走査方向に移動される。
インクジェット記録装置100は、装置本体110の底部に記録媒体Pを配置した給紙部130を備え、給紙部130から給紙された記録媒体Pは副走査搬送手段であるベルト140で副走査方向に搬送される。
記録媒体Pは、主走査方向に駆動されるキャリッジ160の記録ヘッド150からインクが吐出されつつベルト140で主走査方向に移動され画像が形成される。
また、記録装置エンジン120にはインクカートリッジ170、インク回収容器180が配置される他、メンテナンス装置200が配置されている。メンテナンス装置200は、記録ヘッド150からインクが正常に吐出できないとき、ポンプ210を用いて記録ヘッド150から吸引キャップ240を介してインクを吸引し記録ヘッド150の機能回復処理を行う。この吸引した廃液はメンテナンス装置200の本体270の下部に垂下されて配置された廃液吐出管部220から導入口部310を備えた廃液タンク300に収容される。なお、メンテナンス装置200には、記録ヘッド150の乾燥を防止する保湿キャップ230が配置されている他、記録ヘッド150の吐出口を清掃するワイパーブレード250、ワイパーブレード250で除去したインクを回収するインク回収口260が備えられている。
次にメンテナンス装置200のインクジェット記録装置100への配置状態について説明する。図2は画像形成装置本体からメンテナンス装置を取り外した状態を示す斜視図である。メンテナンス装置200は、記録ヘッド150から吸引したインクや記録ヘッド150の状態を維持するために印字に使用しないインクを吐出する動作(空吐出)によるインクを受け、このインクがメンテナンス装置内で固着堆積する。このため、メンテナンス装置200の寿命は装置本体110の寿命よりも短く設定されることが多い。よって、メンテナンス装置200を装置本体110から容易に取り外しができる構成が採用される。即ち、メンテナンス装置200は、装置本体110の側面部111に開設された開口部112から外側に向けスライドして取り外すことができるように構成されている。
図3はメンテナンス装置と廃液タンクとを示すものであり、(a)はメンテナンス装置と廃液タンクを模式的に示す正面図、(b)は廃液タンクのダクト部を示す斜視図である。
本例では、メンテナンス装置200は、画像形成装置の装置本体にスライドして取り付け取り外し可能に配置されている。また、メンテナンス装置200の下方からは上述した廃液吐出管部220が垂下されている。また、廃液タンク300は装置本体110において前記メンテナンス装置200の下方に位置し、廃液タンク300の上部には前記廃液吐出管部220を囲繞する導入口部310が配置されている。そして前記メンテナンス装置200の廃液吐出管部220からの廃液は導入口部310に排出され、廃液タンク300内に移送される。この導入口部310は前記廃液吐出管部220の周囲を取り略囲繞する周壁部320を備えている。そして、そして、本例では前記周壁部320の一方側には、前記メンテナンス装置200を矢印A方向(図2、図3)に沿ってスライドさせて装置本体から取り外すとき、廃液吐出管部220を通過させるための切欠部330が形成されている。
このように切欠部330を形成しただけの画像形成装置には以下の不具合が生じる。図4は画像形成装置の不具合を示す模式図である。即ち、廃液吐出管部220の先端にインク付着していないときは、図4(a)に示すように、廃液吐出管部220から排出されたインク280はまっすぐに垂れて廃液タンク300の導入口部310に入り込んでいく。しかし、廃液吐出管部220の先端にインク固化物290等が付着しているとき(図4(c))、廃液吐出管部220の先端開口221がインク固化物290によって閉塞されて廃液吐出管部220の先端開口221が非常に狭くかつその方向が横方向に向くことがある。この先端開口221が図3に示した周壁部320の切欠部330の開設方向と一致すると、切欠部330からインク280が勢いよく飛び出し画像形成装置内部を汚すことになる。
また、メンテナンス装置200の廃液吐出管部220には、廃液が完全に除去されずに廃液吐出管部220内に残っていることがある。この状態で画像形成装置体からメンテナンス装置200を取り出すと、取り出したときの衝撃でメンテナンス装置の廃液吐出管部220に残存していたインクが落下し、画像形成装置内又は画像形成装置を設置している床を汚すことがある。
そこで、本例では、メンテナンス装置200に前記廃液タンク300の切欠部330を覆う壁部材を配置している。壁部材としては様々な構成を採用することができる。まず第1の実施例に係る液滴吐出装置について説明する。図5は第1の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図、図6は実施例に係る液滴吐出装置を示す斜視図である。本例では、図5(a)に示すように、メンテナンス装置200には壁部材400を配置している。壁部材400はメンテナンス装置200の本体270下側に垂下されたマイラー製の板材410を備えて構成されている。本例では、200ンクジェット記録装置100の装置本体110に組み付けたとき、壁部材400の板材410は、図5(b)及び図6に示すように、廃液タンク300の周壁部320に形成した切欠部330の周囲に接触して切欠部330を覆う。本例に係る液滴吐出装置によれば、従ってメンテナンス装置200をインクジェット記録装置100に装着したとき、板材510が周壁部320の切欠部330を覆うように配置され、廃液吐出管部220から飛散する廃液(インク)の切欠部330からの飛び出しを防止することができる。
次に第2の実施例に係る液滴吐出装置の変形例について説明する。図7は第2の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図である。壁部材500は、板材510を本体270に配置した軸520に揺動可能に配置したものであり、板材510とメンテナンス装置200の本体270との間には引張りコイルスプリング530が板材510を本体270側に付勢するように配置されている。このような構成により、コイルスプリング530はメンテナンス装置が装置本体110に装着されない状態で、図7(a)に示すように、板材510が廃液吐出管部220の下方に位置するように配置され、廃液吐出管部220から落下する廃液を受け止めることができる。一方メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100に装着したときには、図7(b)に示すように、板材510が廃液タンク300の導入口部310に接触して回転し、周壁部320の切欠部330を覆うように配置され、廃液吐出管部220から飛散する廃液(インク)の切欠部330からの飛び出しを防止することができる。
従って本実施例によれば、メンテナンス装置200に壁部材500を配置したので、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100に装着した状態で廃液吐出管部220からの廃液の飛散による汚染を防止することができる他、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100から取り外した状態でメンテナンス装置200の保湿キャップ230からのインクの落下を受けることができインク落下による汚染を防止することができる。
次に第2の実施例の変形例について説明する。図8は第2の実施例の変形例に係る液滴吐出装置を示す模式図である。本例では、メンテナンス装置200の本体270に板材510がメンテナンス装置200の本体270に接触するときの衝撃を吸収するダンパ装置540を配置したものである。ダンパ装置540は例えばゴム製の部材であり、本体270の下部に配置され、板材510がコイルスプリング530で付勢されて回動するときの軌道上に当たる本体270の下部に配置されている。本例によれば、メンテナンス装置をインクジェット記録装置100の装置本体110から取り外したとき、板材510がメンテナンス装置200に衝突して板材510に付着していた廃液が周囲に飛び散ってしまうのを防止することができる。
次に第2の実施例の他の変形例について説明する。図9は第2の実施例の他の変形例に係る液滴吐出装置を示す模式図である。本例は、壁部材500の板材510と軸520とを一体に形成し、メンテナンス装置200の本体270に形成した穴部271に取り外し可能に配置したものである。メンテナンス装置200の本体270を弾性変形する合成樹脂で形成し、穴部271は、本体270に下側に向開口部を備えて形成されている。
次に第3の実施例について説明する。図10は第3の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図である。本例は、インクジェット記録装置100の装置本体110内に配置された廃液タンク300に壁部材600を配置したものである。
本例では、壁部材600は板材610を廃液タンク300に設けた軸620に回動自在に配置する他、板材610にはコイルスプリング630と接触板640とが配置されている。コイルスプリング630は板材610を切欠部330が開方される方向に付勢しており、接触板640は板材610に板材610と略直角をなすよう固着されており、メンテナンス装置200のポンプ210が接触したとき、板材610が切欠部330を塞ぐ位置まで板材610を回転させる。
本例では、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100の装置本体110に取り付けるに際して、図8(a)、(b)に示すように、接触板640がポンプ210に押され、板材610が立ち上がり、周壁部320の切欠部330を覆うことができる。
従って本例によれば、メンテナンス装置200に壁部材600を配置したので、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100に装着した状態で廃液吐出管部220からの廃液の飛散による汚染を防止することができる。
次に第4の実施例について説明する。図11は第4の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置がインクジェット記録装置の本体内に配置された状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置の本体内から取り外す状態を示す模式図である。
本例では、廃液タンク300の周壁部320には切欠部330に相当する位置に切欠部330を覆うように弾性体であるゴム製の板状部材710が配置されている。本例では、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100に取り付けるときには、図11(b)に示すように、メンテナンス装置200の保湿キャップ230が板状部材710に接触して板状部材710を弾性的に変形させ、メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100内に容易に配置することができる。メンテナンス装置200をインクジェット記録装置100内に配置した状態では、図11(a)に示すように、板状部材710は元の形状に復帰して、廃液吐出管部220から飛散する廃液が周壁部320の外部に飛び散るのを防止することができる。また、メンテナンス装置200を装置本体110から取り外すときにも、板状部材710がメンテナンス装置200を取り付けたときと反対の方向に変形して200をインクジェット記録装置100から容易に取り外すことができる。
従って本例によれば、廃液タンクに板状部材を取り付けるだけという簡易な構成でメンテナンス装置の取り付け、取り外しを容易なものとしつつ廃液の飛散による汚染を防止することができる。
実施例に係るインクジェット記録装置を模式的に示す側面図である。 画像形成装置本体からメンテナンス装置を取り外した状態を示す斜視図である。 メンテナンス装置と廃液タンクとを示すものであり、(a)はメンテナンス装置と廃液タンクを模式的に示す正面図、(b)は廃液タンクのダクト部を示す斜視図である。 画像形成装置の不具合を示す模式図である。 第1の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図である。 第2の実施例に係る液滴吐出装置を示す斜視図である。 第2の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図である。 第2の実施例の変形例に係る液滴吐出装置を示す模式図である。 第2の実施例の他の変形例に係る液滴吐出装置を示す模式図である。 第3の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置から取り外した状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置に取り付けた状態を示す模式図である。 第4の実施例に係る液滴吐出装置を示すものであり、(a)はメンテナンス装置がインクジェット記録装置の本体内に配置された状態を示す模式図、(b)はメンテナンス装置をインクジェット記録装置の本体内から取り外す状態を示す模式図である。
符号の説明
100 インクジェット記録装置
110 装置本体
111 側面部
112 開口部
120 記録装置エンジン
130 給紙部
140 ベルト
150 記録ヘッド
160 キャリッジ
170 インクカートリッジ
180 インク回収容器
190 ロッド
200 メンテナンス装置
210 ポンプ
220 廃液吐出管部
221 先端開口
230 保湿キャップ
240 吸引キャップ
250 ワイパーブレード
260 インク回収口
270 本体
271 穴部
300 廃液タンク
310 導入口部
320 周壁部
330 切欠部
410 インク
420 インク固化物
500 壁部材
510 板材
520 軸
530 コイルスプリング
540 ダンパ装置
600 板部材
610 板材
620 軸
630 コイルスプリング
640 接触板
710 板状部材
P 記録媒体

Claims (6)

  1. 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドと、装置本体に着脱可能に配置され前記記録ヘッドの状態を維持回復するメンテナンス装置と、前記メンテナンス装置に隣接して配置され前記メンテナンス装置で回収した廃液を蓄留する廃液タンクとを備える画像形成装置であって、
    前記メンテナンス装置は、前記廃液タンクに廃液を排出する廃液吐出管部を備え、
    前記廃液タンクは、前記廃液吐出管部を略囲繞すると共に前記メンテナンス装置が装置本体から取り外されるとき前記廃液吐出管部が通過する切欠部を形成した導入口部を備え、
    前記メンテナンス装置を前記装置本体に取り付けた状態で前記切欠部の少なくとも一部を塞ぐ壁部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記壁部材は、前記メンテナンス装置を前記装置本体装着しているとき、前記廃液タンクにおいて前記切欠部の少なくとも一部を覆う位置に配置され、前記メンテナンス装置が前記装置本体から外れされた状態において前記メンテナンス装置の前記廃液吐出管部の下方向を遮蔽する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記壁部材は前記装置本体に配置され、前記メンテナンス装置の前記装置本体への装着に連動して前記廃液タンクの切欠部の少なくとも一部を覆うよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記壁部材の移動経路中には、前記壁部が停止するときの衝撃を吸収するダンパ部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記壁部材は前記メンテナンス装置に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の画像形成装置。
  6. 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドと、装置本体に着脱可能に配置され前記記録ヘッドの状態を維持回復するメンテナンス装置と、前記メンテナンス装置に隣接して配置され前記メンテナンス装置で回収した廃液を蓄留する廃液タンクとを備え、
    前記メンテナンス装置には前記廃液タンクに廃液を排出する廃液吐出管部を備え、
    前記廃液タンクには前記廃液吐出管部を略囲繞する導入口部を備えた画像形成装置において、
    前記導入口部の少なくとも一部は、弾性部材で形成され、前記メンテナンス装置の廃液吐出管部が接触することにより変形して、前記廃液吐出管部が前記導入口部を通過できるよう構成されていることを特徴とする画像形成装置。


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