JP2005138472A - 液体容器およびインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができる液体容器およびインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】 大気開放弁は、ケース101に装着され、先端部133aに大気開放穴131を介して空気流路121と連通する大気開放穴133bが形成されたホルダ133と、ホルダ133内に設けられ、大気開放穴133bと空気流路121とを連通する弁座134と、弁座134に当接または離隔するように移動する弁体であるボール135と、ボール135を弁座134に当接するように付勢するコイルスプリング136と、ホルダ133内に設けられるとともに一端部が大気開放穴133bから外方に突出し、他端部がボール135に対向する押圧ピン137とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液体容器およびインクジェット記録装置に関し、例えば、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に用いられ、記録ヘッドにインクを供給する液体容器およびこの液体容器を備えたインクジェット記録装置に関する。
従来、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置として用いられるインクジェット記録装置にあっては、キャリッジ上に小容量のサブタンクを搭載するとともに、大容量のメインカートリッジを装置本体側に設置し、サブタンクに装置本体側のメインカートリッジからインクを補充するようにした装置が知られており、このインクジェット記録装置では小容量のサブタンクを大容量のインクカートリッジと切り離してキャリッジに搭載することにより、キャリッジが大型化するのを防止して、印字速度の向上を図ることができるとともにキャリッジを駆動するモータを小型化して消費電力を低減することができるようにしている。
このようなサブタンクとしては、特許文献1に開示されているものがある。この特許文献1で示すサブタンクは、インクの負圧を維持しながらインク容量に応じて変形するインク室と、インク室の上部に設けられたインク導入部および排気部と、インク室の下部に設けられたインク供給部とを有し、インク導入部は、弾性体で形成され、インク導入路を有する弁座と弁体および弁体を弁座に圧接してインク導入路を遮断する弾性部材からなる補給弁を有し、排気部には、弾性体で形成され、中央に閉じられたスリットが設けられたシール部を有するものが知られている。
ところで、一般的なサブタンクを用いる画像形成装置にあっては、メインタンクからサブタンクへインクを供給する供給チューブや、サブタンク内の圧力変動を抑制するためのダンパーとなる可撓性フィルム状部材が設けられているが、これらは、長期使用によって徐々に空気が透過し、やがてはサブタンク内に空気が蓄積することになり、また、メインタンクの脱着によってもわずかながら空気が入り込み、これがインクとともにサブタンクに供給されることでサブタンク内に空気が入り込む。
これに対して、特許文献1のサブタンクにあっては、インク導入路と排気部とを別にしてサブタンク内の空気を排出するようにしているので、サブタンク内に空気が蓄積するのを防止することができる。
しかしながら、特許文献1で示すサブタンクにあっては、排気部として、弾性体で形成され、中央に閉じられたスリットが設けられたシール部を用いているので、排気部の密閉性を高めることができず、インク室内が負圧状態になったときにスリットからインク室に空気が混入し易い。
このような不具合を解消するために、本出願人は特願2003−180911号に示すような大気開放弁を提案した。この大気開放弁は、ホルダ内に弾性部材からなる弁座、弁体であるボールおよびこのボールを弁座側に付勢するスプリングを収納して構成しているものであり、大気開放ピンをホルダ内に挿通してボールをスプリングの付勢力に抗して開弁方向に移動させることにより、サブタンク内の空気を排気するようにしている。
この大気開放弁にあっては、スプリングによりボールを常時、閉弁方向に付勢することにより、インク室内が大気に連通するのを防止してインク室内に空気が混入するのを防止することができる。
特開2002−86748号公報
しかしながら、このような大気開放弁を備えたインクジェット記録装置にあっては、大気開放ピンをホルダ内に挿通したときに、大気開放ピンに付着した異物がホルダ内に混入してボールと弁座の密着面に付着して隙間を形成してしまい、気密性を完全に維持することができず、未だ改善の余地がある。
具体的には、サブタンク内に異物が混入しないようにホルダをサブタンクに組み付ける作業をクリーンルームで行い、記録ヘッドやサブタンクが組み付けられるキャリッジ、あるいは大気開放ピンを備えた部品は一般環境で組み付けられている。
一方、ホルダ内に組み付けられる弾性部材からなる弁座は、気密性を高める必要があることから、ボールと接触したときのニップ幅が広くなるように硬度を軟らかくする必要がある。ところが、硬度を軟らかくすると、静電気を帯び易く大気開放ピンに付着した異物を吸い付けてしまう。
このような不具合を解消するために、大気開放ピンを備えた部品の組み立てもクリーンルームで行えば良いのであるが、クリーンルームで組み付けを行った場合でも、クリーンルームから一般環境に移送したときや一般環境で使用したときに大気開放ピンに付着した異物が弁座に付着するのを確実に防止することができない。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができる液体容器およびインクジェット記録装置を提供するものである。
本発明の液体容器は、上記課題を解決するために、キャリッジに搭載され、インクカートリッジから補充されるインクを記録ヘッドに供給する液体容器において、前記インクカートリッジから補充されるインクを収納する液体収容部を有する容器本体と、前記容器本体に形成され、前記液体収容部から空気を排気する空気流路と、前記空気流路を開放および閉塞する大気開放弁と、前記大気開放弁を開弁する大気開放手段とを備え、前記大気開放弁は、前記容器本体に装着され、前記空気流路と連通する大気開放穴が形成されたホルダと、前記ホルダ内に設けられ、前記大気開放穴と空気流路とを連通する弁座と、前記ホルダ内に設けられ、前記弁座に当接または離隔するように移動する弁体と、前記弁体を前記弁座に当接するように付勢する付勢部材と、前記ホルダ内に設けられるとともに一端部が前記大気開放穴から外方に突出し、他端部が前記弁体に対向する開弁部材とを備え、前記大気開放手段が前記開弁部材を押圧すると、前記弁体が前記弁座を開放するものから構成される。
この構成により、開弁部材をホルダに内蔵するとともに開弁部材の先端部をホルダから外方に突出し、この突出部分に大気開放手段を接触させるようにしたので、大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができる。
また、本発明の液体容器は、上記課題を解決するために、前記開弁部材および弁体が一体的に設けられたものから構成される。
この構成により、大気開放弁に組み付けられる部品点数を少なくすることができ、大気開放弁の組み立て作業の作業性を向上させることができる。
また、本発明の液体容器は、上記課題を解決するために、前記付勢部材がコイルスプリングから構成される。
この構成により、安価で、安定した付勢力を維持することができるコイルスプリングを用いることにより、液体容器の製造コストが増大するのを防止することができるとともに安定した空気流路の大気開放および密閉を行うことができる。
また、本発明の液体容器は、上記課題を解決するために、前記開弁部材を弾性部材から構成するとともに、前記付勢部材を前記開弁部材と一体的に設けられた羽根状部材から構成し、前記羽根状部材を前記ホルダの内壁に係合させたものから構成される。
この構成により、付勢部材と開弁部材を一体化したので、大気開放弁に組み付けられる部品点数をより一層少なくすることができ、大気開放弁の組み立て作業の作業性をより一層向上させることができる。
また、本発明のインクジェット記録装置は、上記課題を解決するために、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の液体容器からインクが供給される記録ヘッドと、前記液体容器にインクを補充するインクカートリッジとを備えたものから構成される。
この構成により、大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができるので、安定したインクの噴射を行うインクジェット記録装置を提供することができる。
以上説明したように、本発明は、大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができる液体容器およびインクジェット記録装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図9は、本発明に液体容器およびインクジェット記録装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。インクジェット記録装置は、装置本体1と、装置本体1に装着した用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に装着され画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備え、さらに、装置本体1の前面4の一端部側には、前面4から前方側に突き出し、上面5よりも低くなったカートリッジ装填部6を有し、このカートリッジ装填部6の上面に操作キーや表示器などの操作部7を配置している。カートリッジ装填部6には液体補充手段としての液体保管用タンク(メインタンク)であるインクカートリッジ10の脱着を行うための開閉可能な前カバー8を有している。
次に、このインクジェット記録装置の機構部について図2および図3を参照して説明する。なお、図2は同機構部の全体構成を説明する概略構成図、図3は同機構部の要部平面説明図である。
図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド11とステー12とでキャリッジ13を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによって図3で矢示方向に移動走査する。
このキャリッジ13には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド14を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できるが、ここでは圧電アクチュエータ(圧電素子)をエネルギー発生手段に用いたヘッドを搭載している。
また、キャリッジ13には、記録ヘッド14に各色のインクを供給するための各色の本発明に係る液体容器であるサブタンク15を搭載している。このサブタンク15にはインク供給チューブ16を介して前述したメインタンク(インクカートリッジ)10からインクが補充供給される。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)21上に積載した用紙22を給紙するための給紙部として、用紙積載部21から用紙22を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)23および給紙コロ23に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド24を備え、この分離パッド24は給紙コロ23側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙22を記録ヘッド14の下方側で搬送するための搬送部として、用紙22を静電吸着して搬送するための搬送ベルト31と、給紙部からガイド25を介して送られる用紙22を搬送ベルト31との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ32と、略鉛直上方に送られる用紙22を略90°方向転換させて搬送ベルト31上に倣わせるための搬送ガイド33と、押さえ部材34で搬送ベルト31側に付勢された先端加圧コロ35とを備えている。また、搬送ベルト31表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ36を備えている。
ここで、搬送ベルト31は、無端状ベルトであり、搬送ローラ37とテンションローラ38との間に掛け渡されて、図3のベルト搬送方向に周回するように構成している。帯電ローラ36は、搬送ベルト31の表層に接触し、搬送ベルト31の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。
また、搬送ベルト31の裏側には、記録ヘッド14による印写領域に対応してガイド部材41を配置している。このガイド部材41は、上面が搬送ベルト31を支持する2つのローラ(搬送ローラ37とテンションローラ38)の接線よりも記録ヘッド14側に突出している。これにより、搬送ベルト31は印写領域ではガイド部材41の上面にて押し上げられてガイドされるので、高精度な平面性を維持される。
さらに、このガイド部材41の搬送ベルト31の裏面と接触する面側には、主走査方向、すなわち搬送方向と直交する方向に複数の溝を形成して、搬送ベルト31との接触面積を少なくし、搬送ベルト31がスムーズにガイド部材41表面に沿って移動できるようにしている。
さらに、記録ヘッド14で記録された用紙22を排紙するための排紙部として、搬送ベルト31から用紙22を分離するための分離爪51と、排紙ローラ52および排紙コロ53とを備え、排紙ローラ52の下方に排紙トレイ3を備えている。ここで、排紙ローラ52と排紙コロ53との間から排紙トレイ3までの高さは排紙トレイ3にストックできる量を多くするためにある程度高くしている。
また、装置本体1の背面部には両面給紙ユニット61が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット61は搬送ベルト31の逆方向回転で戻される用紙22を取り込んで反転させて再度カウンタローラ32と搬送ベルト31との間に給紙する。また、この両面給紙ユニット61の上面には手差し給紙部62を設けている。
さらに、図3に示すように、キャリッジ13の走査方向両側の非印字領域には、記録ヘッド14のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構(以下「サブシステム」という。)71、72を配置している。このサブシステム71、72には、記録ヘッド14のノズル面をキャピングするためのキャップ部材72a、72b、72c、72dと、ノズル面をワイピングするためのワイパーブレード73等とを備えている。
ここで、印字領域に最も近い側のキャップ72aには図示しない吸引手段であるチューブポンプ(吸引ポンプ)を接続し、その他のキャップ72b、72c、72dはチューブポンプを接続せず、キャップ72aのみを回復および保湿用キャップとし、その他のキャップはいずれも単なる保湿用キャップとしている。したがって、記録ヘッド14の回復動作を行うときには、回復動作を行う記録ヘッド14をキャップ72aによってキャッピング可能な位置に選択的に移動する。
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙トレイ2から用紙22が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙22はガイド25で案内され、搬送ベルト31とカウンタローラ32との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド33で案内されて先端加圧コロ35で搬送ベルト31に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しない制御回路によって高圧電源から帯電ローラ36に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト31が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト31上に用紙22が給送されると、用紙22が搬送ベルト31に吸着され、搬送ベルト31の周回移動によって用紙22が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ13を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動することにより、停止している用紙22にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙22を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号または用紙22の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙22を排紙トレイ3に排紙する。
また、印字(記録)待機中にはキャリッジ13はサブシステム71側に移動されて、キャップ72a〜72dで記録ヘッド14をキャッピングされ、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止し、また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する回復動作を行って安定した吐出性能を維持する。
次に、この記録装置における液体供給装置であるインク供給装置の詳細について図4ないし図8をも参照して説明する。なお、図4は同インク供給装置に係る部分の分解斜視説明図、図5はサブタンクの分解斜視説明図、図6は同サブタンクの模式的側面説明図、図7は図6のA−A線に沿う概略断面説明図、図8は図6の空気流路部分の拡大説明図である。なお、図6および図8のハッチングは空気流路等を見易くするためのもので断面を示すものではない。
このインク供給装置は、前述したようにキャリッジ13に搭載されて記録ヘッド14にインクを供給する液体容器であるサブタンク15と、このサブタンク15にインク供給チューブ16を介してインクを供給補充するためのメインタンク(インクカートリッジ)10とによって構成される。
サブタンク15は、インクを収容するインク収容部100を形成する容器本体(ケース)101に、インク収容部100の開口を封止する可撓性を有するフィルム状部材102を接着または溶着などで貼り付けたものであり、容器本体101とフィルム状部材102との間にはフィルム状部材102を外方に付勢するためのバネ103を介装している。また、フィルム状部材102にはバネ103に対応して膨らみ部102aを形成してその外面に補強部材104を貼り付けている。
そして、フィルム状部材102をバネ103に抗して押圧するための負圧レバー106をフィルム状部材102に対して進退できるようにケース101の側部に設けた支持部107に揺動可能に取り付けている。
また、ケース101にはインク収容部100にインクを補充するためのインク導入路部111を設け、このインク導入路部111とインクカートリッジ10に接続されたインク供給チューブ16とを接続するための連結手段112を着脱自在に装着できるようにしている。
さらに、ケース101の下部にはインク収容部100から記録ヘッド14にインクを供給するための連結部材113を取り付け、この連結部材113には記録ヘッド14のインク供給路114を形成し、インク収容部100との間にはフィルタ115を介装している。
そして、ケース101の上部分にはインク収容部100から空気を出すための空気流路121を形成している。この空気流路121は、インク収容部100に開口が臨む入口流路部分122と、この入口流路部分122に続く流路部分(これを「直交流路部分」という。)123とを含み、下流側でケース101に設けた大気開放穴131に連通し、更に大気開放穴131よりも使用状態で下側になる部分に蓄積部125を連続して形成している。
この大気開放穴131にケース101に取付けられた筒状部材130に連通しており、この筒状部材130には大気開放穴131を大気開放および密閉する大気開放弁132が設けられている。
この大気開放弁132は、図9に示すように、ケース101の筒状部材130に装着され、先端部133aに大気開放穴131を介して空気流路121と連通する大気開放穴133bが形成されたホルダ133と、ホルダ133内に設けられ、大気開放穴133bと空気流路121とを連通するゴム等の弾性部材からなる弁座134と、ホルダ133内に設けられ、弁座134に当接または離隔するように移動する弁体であるボール135と、ボール135を弁座134に当接するように付勢する付勢部材としてのコイルスプリング136と、ホルダ133内に設けられるとともに一端部が大気開放穴133bから外方に突出し、他端部がボール135に対向する開弁部材としての押圧ピン137とを備えている。
この大気開放弁132は、コイルスプリング136によってボール135を押圧することにより、ボール135が弁座134に密着して大気開放穴131を閉塞するようになっている。このとき、押圧ピン137のフランジ137aはホルダ133の先端部133a内周に当接することにより、ホルダ133から外れることがない。
また、大気開放ピン153が押圧ピン137を押圧すると、押圧ピン137がコイルスプリング136の付勢力に抗してボール135を弁座134から離隔させることにより、大気開放穴131を開口することができ、インク収容部100内から空気を空気流路121を通じて大気開放穴131によって外部に排出することができる。
また、ケース101の上部にはインクエンドまたはニアーエンドを検知するための2本の検知電極141、142が装着されており、この検知電極141、142はインクと空気と電位差を検知することにより、インクエンドまたはニアーエンドを検知するようになっている。
さらに、図4に示すように、サブタンク15の負圧レバー106の作動部106aを押圧して負圧レバー106を作動させるための弾性部材(スプリング)で非作動状態に付勢した負圧ピン151、大気開放弁132のボール135をコイルスプリング136に抗して押圧して大気開放するための大気開放手段としての大気開放ピン153を進退可能に配設している。そして、装置本体側には、これらの負圧ピン151、大気開放ピン153を作動させるためのレバー161を備えた駆動ユニット162を配置している。
このように構成したインク供給装置においては、サブタンク15の負圧レバー106を負圧ピン151でバネ103に抗して作動させた後に復帰させることで、インク収容部100内に負圧を発生させることができる。
ここで、サブタンク15の空気流路121の構成の詳細について図8を参照して説明する。
この空気流路121は、図8に示すように、インク収容部100にインクを収容したときの静止状態における液面(インク面)を基準面RFとしたとき、入口流路部分122は基準面RFに対して略垂直(θ1が約90°)に形成し、さらにこの入口流路部分122に続く直交流路部分123は、基準面RFに対して斜め上方に向かう方向に形成している(図8で基準面RFを平行移動した面と直交流路部分123の底面がなす角度θ2が0°より大きくなる)。
この場合、入口流路部分122は、インク液面(基準面RF)に対して略垂直に設けることで、表面張力が働き、インクが侵入しにくくなり、これに対し、インク液面に対して斜めになるほど表面張力が効かなくなってインクが侵入し易くなる。ただし、キャリッジ13の走査によってインク液面に揺れが生じるときのインク液面はかなりの幅で変動するので、入口流路部分122を略垂直に設けてもインク侵入を完全に防止することはできないが、より垂直であることが好ましい。
そして、このサブタンク15のように入口流路部分122に続く直交流路部分123を基準面RFに対して斜め上方に向かう方向に形成することで、サブタンク15の振動等によるインク液面の揺れや毛管力によって入口流路部分122にインクが侵入した場合でも、直交流路部分123が傾斜しているので、さらに直交流路部分123にインクが侵入しにくくなり、更にインクが侵入した場合でも入口流路部分122側に自然(自重で)移動し易くなる。
これにより、空気流路121内へのインクの侵入が低減されて、空気流路121に侵入するインクが大気開放弁132にまで至り、インクがボール135や弁座134に付着して増粘等によってシール不能にすることを防止ないし低減することができる。
なお、入口流路部分122と直交流路部分123との関係で見た場合、入口流路部分122の基準面RFに対する角度θ1が90°のときには、直交流路部分123が入口流路部分122に対してなす角度をθ3とすると、90°<θ3≦180°の範囲内に、また、入口流路部分122の基準面RFに対する角度θ1が90°未満(90°−α°)のときには、(90°+α°)<θ3≦(180°+α°)の範囲内に、入口流路部分122の基準面RFに対する角度θ1が90°を越える(90°+β°)のときには、(90°−β°)<θ3≦(180°−β°)の範囲内となる。
この場合、直交流路部分123に代えて入口流路部分122をそのまま上方へ延ばして形成することもできるが、そうすると、サブタンク15の上部に大気開放機構を配置しなければならなくなり、サブタンク15および大気開放を行うための機構などの小型化を図り難くなる。したがって、直交流路部分123は入口流路部分122に対してできるだけ90°に近い方が、インク補充経路(インク供給チューブ16を接続する部分)と大気開放機構とを異なる面に配置することができ、サブタンク15の本体サイズの縮小化を図れる。
また、空気流路121の入口流路部分122近傍のインクの液面は、キャリッジ13の移動に伴って大きく揺れて、入口流路部分122に侵入し易い。そこで、入口流路部分122の流路長さは、キャリッジ13の液面の揺れによって侵入したインクが更に直交流路部分123にまで侵入しない程度の長さに設定することで、キャリッジ13の移動に伴うインク液面の揺れによって直交流路部分123にインクが到達することを抑制することができる。
実験によると、入口流路部分122の流路長さを2.5mm以上にすることでキャリッジの走査による液面の揺れによってインクが直交流路部分123に侵入することを防止できることが確認できた。
さらに、毛管力はその径が小さいほど吸い上げる力は大きく、一度進入した液体は表面張力が発生し出にくい性質がある。そのため、入口流路部分122のインク収容部100側開口の径が狭いと、インク液面の揺れが少ない場合でも、インクが入口流路部分122の開口に触れるだけでインクが吸い上げられてしまうことになる。このような場合や、揺れにより完全に侵入してしまった場合は、侵入したインクが落ちなくなる。
ここで、流路幅を狭くすることはケース本体サイズの縮小化に直結するが、樹脂部品においては金型劣化等により0.5nm〜1mm程度が限界である。そこで、このサブタンク15においては、一番狭い流路幅を1mmに設定し、入口流路部分122の入口開口の幅をそれ以上に広くしている。実験によると、毛管力および表面張力の発生しない限界点は3mmであったので、入口流路部分122の入口開口の幅を3.5mmに設定している。
以上のように構成された本実施の形態では、検知電極141、142がケース101の上部に多量の空気が混入したことを検知すると、駆動ユニット162を作動させることにより負圧レバー106を操作して大気開放ピン153により、押圧ピン137を押圧する。このとき、押圧ピン137がコイルスプリング136の付勢力に抗してボール135を弁座134から離隔させることにより、大気開放穴131を開口し、インク収容部100内から空気を空気流路121を通じて大気開放穴131によって外部に排出する。
このように本実施の形態では、押圧ピン137をホルダ133に内蔵するとともに押圧ピン137の先端部をホルダ133から外方に突出し、この突出部分に大気開放ピン153を接触させるようにしたので、大気開放ピン153に付着した異物がホルダ133内に混入して弁座134に付着するのを防止して、空気流路121の気密性を高めることができる。
また、本実施の形態では、付勢部材として安価で、安定した付勢力を維持することができるコイルスプリング136から構成したので、サブタンク15の製造コストが増大するのを防止することができるとともに安定した空気流路121の大気開放および密閉を行うことができる。
図10は、本発明に液体容器およびインクジェット記録装置の第2の実施の形態を示す図である。本実施の形態では、第1の実施の形態のボールと押圧ピンを一体化した点に特徴があり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図10において、ホルダ133に弁体と押圧ピン(開弁部材)を一体化した弁体172が内蔵されており、弁体172の先端は大気開放穴133bから外部に突出している。また、ゴム等からなる弁座171にはテーパ171aが設けられており、弁体172にはテーパ171aに当接するテーパ172aが形成されている。
本実施の形態の大気開放弁は、コイルスプリング136によって弁体172を押圧することにより、弁体172のテーパ172aが弁座171のテーパ171aに密着して大気開放穴131を閉塞するようになっている。
また、大気開放ピン153が弁体172を押圧すると、弁体172がコイルスプリング136の付勢力に抗して移動してテーパ172aとテーパ171aに隙間を形成することにより、大気開放穴131を開口することができ、インク収容部100内から空気を空気流路121を通じて大気開放穴131によって外部に排出することができる。
本実施の形態では、押圧ピンと弁体を一体化することにより、大気開放弁に組み付けられる部品点数を少なくすることができ、大気開放弁の組み立て作業の作業性を向上させることができる。
図11は、本発明に液体容器およびインクジェット記録装置の第3の実施の形態を示す図である。本実施の形態では、コイルスプリングを廃止した点に特徴があり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図11において、ボールと弁体が一体化された弁体181は全体的にゴム等の弾性部材から構成されており、この弁体181の先端は大気開放穴133bから外部に突出している。この弁体181の長尺部には羽根状部材181aが設けられており、この羽根状部材181aはホルダ133の先端部133a内壁に嵌合され、弁体181を常時、閉弁方向に付勢している。
本実施の形態の大気開放弁は、羽根状部材181aによって弁体181を閉弁方向に付勢することにより、弁体181が弁座134に密着して大気開放穴131を閉塞するようになっている。
また、大気開放ピン153が弁体181を押圧すると、弁体181が羽根状部材181aの付勢力に抗して開弁方向に移動することにより、大気開放穴131を開口することができ、インク収容部100内から空気を空気流路121を通じて大気開放穴131によって外部に排出することができる。
このように本実施の形態では、コイルスプリングを廃止して付勢部材としての羽根状部材181aと弁体181を一体化したので、大気開放弁に組み付けられる部品点数をより一層少なくすることができ、大気開放弁の組み立て作業の作業性をより一層向上させることができる。
なお、上記各実施の形態においては、本発明をインクジェット記録装置に適用した例で説明したが、インクジェット記録装置以外にも、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ/ファクシミリ/コピア複合機等にも適用することができ、また、インク以外の液体を用いた画像形成装置、それに用いる液体供給装置、この液体供給装置を構成する液体容器などにも適用することができる。
以上のように、本発明に係る液体容器およびインクジェット記録装置は、大気開放手段に付着した異物がホルダ内に混入して弁座に付着するのを防止して、空気流路の気密性を高めることができるという効果を有し、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複合機等に用いられて記録ヘッドにインクを供給する液体容器およびこの液体容器を備えたインクジェット記録装置等として有用である。
本発明に係る液体容器およびインクジェット記録装置の第1の実施の形態を示す図であり、そのインクジェット記録装置を前方側から見た斜視説明図 第1の実施の形態のインクジェット記録装置の機構部の概略を示す構成図 第1の実施の形態のインクジェット記録装置の機構部の要部平面説明図 第1の実施の形態のインク供給装置に係る部分の分解斜視説明図 第1の実施の形態のサブタンクの分解斜視説明図 第1の実施の形態のサブタンクの模式的側面説明図 図6のA−A線に沿う概略断面説明図 図6の空気流路部分の拡大説明図 第1の実施の形態の大気開放弁の断面図 本発明に係る液体容器およびインクジェット記録装置の第2の実施の形態を示す図であり、その大気開放弁の断面図 本発明に係る液体容器およびインクジェット記録装置の第3の実施の形態を示す図であり、その大気開放弁の断面図
符号の説明
1 装置本体
10 インクカートリッジ
13 キャリッジ
14 記録ヘッド
15 サブタンク(液体容器)
100 インク収容部
101 ケース(容器本体)
121 空気流路
131 大気開放穴
132 大気開放弁
133 ホルダ
133a 先端部
133b 大気開放穴
134 弁座
135 ボール(弁体)
136 コイルスプリング(付勢部材)
137 押圧ピン(開弁部材)
153 大気開放ピン(大気開放手段)
172、181 弁体
181a 羽根状部材

Claims (5)

  1. キャリッジに搭載され、インクカートリッジから補充されるインクを記録ヘッドに供給する液体容器において、
    前記インクカートリッジから補充されるインクを収納する液体収容部を有する容器本体と、前記容器本体に形成され、前記液体収容部から空気を排気する空気流路と、前記空気流路を開放および閉塞する大気開放弁と、前記大気開放弁を開弁する大気開放手段とを備え、
    前記大気開放弁は、前記容器本体に装着され、前記空気流路と連通する大気開放穴が形成されたホルダと、前記ホルダ内に設けられ、前記大気開放穴と空気流路とを連通する弁座と、前記ホルダ内に設けられ、前記弁座に当接または離隔するように移動する弁体と、前記弁体を前記弁座に当接するように付勢する付勢部材と、前記ホルダ内に設けられるとともに一端部が前記大気開放穴から外方に突出し、他端部が前記弁体に対向する開弁部材とを備え、
    前記大気開放手段が前記開弁部材を押圧すると、前記弁体が前記弁座を開放することを特徴とする液体容器。
  2. 前記開弁部材および弁体が一体的に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記付勢部材がコイルスプリングからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体容器。
  4. 前記開弁部材を弾性部材から構成するとともに、前記付勢部材を前記開弁部材と一体的に設けられた羽根状部材から構成し、前記羽根状部材を前記ホルダの内壁に係合させたことを特徴とする請求項2に記載の液体容器。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の液体容器からインクが供給される記録ヘッドと、前記液体容器にインクを補充するインクカートリッジとを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
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