JP2017189969A - ノズル板、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、ノズル板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】払拭動作に伴って廃液が飛散しやすい。
【解決手段】液体を吐出するノズル11を有するノズル板1であって、ノズル11を構成するノズル穴21が設けられたノズル基材20を有し、ノズル基材20の吐出側には、表面から内部まで通じる多数の細孔41を有する多孔質膜40が設けられており、多孔質膜40は、ノズル11の近傍領域では、少なくとも、ノズル穴21に通じる穴部の内壁面40a及び吐出側表面40bが液体に対して撥液性を有し、ノズル11の近傍領域の周辺領域では、吐出側表面40b及び細孔41の壁面が液体に対して親液性を有している。
【選択図】図2
【解決手段】液体を吐出するノズル11を有するノズル板1であって、ノズル11を構成するノズル穴21が設けられたノズル基材20を有し、ノズル基材20の吐出側には、表面から内部まで通じる多数の細孔41を有する多孔質膜40が設けられており、多孔質膜40は、ノズル11の近傍領域では、少なくとも、ノズル穴21に通じる穴部の内壁面40a及び吐出側表面40bが液体に対して撥液性を有し、ノズル11の近傍領域の周辺領域では、吐出側表面40b及び細孔41の壁面が液体に対して親液性を有している。
【選択図】図2
Description
本発明はノズル板、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、ノズル板の製造方法に関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドを使用する場合、ノズルの状態を維持回復するため、ノズル面をブレード状の払拭部材(ワイパ部材)で払拭して清浄化することが行われる。この払拭部材による払拭時に集めた液体がノズル内に引き込まれ、あるいは、払拭終了時に払拭部材が形状復元することで付着している液体が飛散することがある。
そこで、従来、ノズル板表層に、撥水処理が施されている撥水領域と、窪みを持った親水部とを設け、発生したインクミストを親水部に保持するものが知られている(特許文献1)。
また、ノズル孔の周囲に払拭動作によりノズル孔付近から遠ざかる方向に溝を設けて、発生したインクミストを払拭動作でノズル孔付近から排除するものが知られている(特許文献2)。
また、ノズル孔の周囲で撥液層から離れた位置に多孔質部を設け、発生したインクミストを払拭動作でノズル孔付近から遠ざけて多孔質部に吸収させるものが知られている(特許文献3)。
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、窪みに保持された廃液がワイパ部材に接触して転移し、払拭終了時にワイパ部材に転移した廃液が飛散しやすくなる。特許文献2に開示の構成にあっても、同様に、溝内に残った廃液がワイパ部材に接触して転移し、払拭終了時にワイパ部材に転移した廃液が飛散しやすくなる。
また、特許文献3に開示の構成にあっては、撥液層と多孔質部との間に段差を生じやすくなり、段差部分にワイパ部材が引っ掛かかり、形状復元によってワイパ部材に付着している廃液が飛散しやすくなる。
このように、従来の構成にあっては、払拭動作に伴って廃液が飛散しやすいという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、払拭動作に伴う廃液の飛散を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るノズル板は、
液体を吐出するノズルを有するノズル板であって、
前記ノズルを構成するノズル穴が設けられたノズル基材を有し、
前記ノズル基材の吐出側には多数の細孔を有する多孔質膜を有し、
前記多孔質膜の細孔は、吐出側表面から内部まで相互に通じ合っており、
前記ノズルの近傍領域では、少なくとも、前記ノズル穴に通じる穴部の壁面及び吐出側表面が前記液体に対して撥液性を有し、
前記ノズルの近傍領域の周辺領域では、吐出側表面及び前記細孔の壁面が前記液体に対して親液性を有している
構成とした。
液体を吐出するノズルを有するノズル板であって、
前記ノズルを構成するノズル穴が設けられたノズル基材を有し、
前記ノズル基材の吐出側には多数の細孔を有する多孔質膜を有し、
前記多孔質膜の細孔は、吐出側表面から内部まで相互に通じ合っており、
前記ノズルの近傍領域では、少なくとも、前記ノズル穴に通じる穴部の壁面及び吐出側表面が前記液体に対して撥液性を有し、
前記ノズルの近傍領域の周辺領域では、吐出側表面及び前記細孔の壁面が前記液体に対して親液性を有している
構成とした。
本発明によれば、払拭動作に伴う廃液の飛散を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係るノズル板について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同ノズル板を払拭部材と共に示す平面説明図、図2は図1のB−B線に沿う1つのノズル部分の拡大断面説明図、図3は同じく図2の要部拡大説明図、図4は多孔質膜の部分模式的説明図である。
ノズル板1は、液体を吐出するノズル11を構成するノズル穴21が形成されたノズル基材20と、ノズル基材20の吐出側表面に形成された多孔質膜40とを有している。
ノズル基材20は、例えば金属製平板状部材である。ノズル基材20としてのステンレス鋼の金属製平板状部材を使用しているが、これに限るものではない。
多孔質膜40は、SiO2などの親液性を有する膜であり、吐出側表面40bに開口する細孔41を含む多数の細孔41を有し、膜内部において細孔41は相互に通じ合っている
この多孔質膜40のノズル11の近傍領域は、図4にも拡大して示すように、ノズル穴21に通じる穴部の壁面40a及び吐出側表面40b並びに細孔41の壁面に、液体に対して撥液性を有する撥液膜43aが形成されている。これにより、吐出面表面40bのノズル11の近傍領域は撥液部43となっている。
一方、多孔質膜40のノズル11の近傍領域の周辺領域では、親液性を有する多孔質膜40のままであるので、吐出側表面40b及び細孔41の壁面が液体に対して親液性を有する親液部44となっている。
また、撥液膜43aは、例えばCF2、CF3を持ったPFPE、CH3基を持ったシリコーンのように、表面自由エネルギーの低い有機化合物の膜で構成できる。
このような構造の有機膜(撥液膜43a)を形成することで、撥液部43の表面自由エネルギーが小さくなるため、液濡れ性、すべり性を高めることができる。
また、PFPEのように片側にしか結合用の官能基を持たない材料を用いた場合、撥液部43を単分子膜で形成することができ、膜厚を10nm以下に管理することが可能となる。これにより、凹凸の少ない吐出面を形成することができる。
次に、本実施形態の作用効果について図5及び図6も参照して説明する。図5及び図6は同説明に供する撥液部及び親液部の模式的断面説明図である。
払拭部材(ワイパ部材)5は、図1に示すように、ノズル配列方向と直交する矢印A方向をワイピング方向としてノズル面(撥液部43及び親液部44の表面:吐出側表面40b)を払拭する。
このとき、図5(a)に示すように、ワイパ部材5によって撥液部43の表面にとどまっている廃液300が拭き取られて、払拭方向下流側の親液部44側に移送される。
このワイパ部材5で払拭される廃液300は、撥液部43と親液部44の境界部に位置したときに、その表面自由エネルギーの差から、安定するために、表面自由エネルギーの高い撥液膜43aが形成されていない親液部44へ積極的に移動する。
そして、親液部44に移送される廃液300は、図5(b)に示すように、吐出側表面40bに開口する細孔41に入り込む。ここで、吐出側表面に開口する細孔41及び内部の細孔41が相互に通じ合い、細孔41の壁面が親液性を有しているので、吐出側表面に開口する細孔41に入り込んだ廃液300は内部の細孔41に移動して、多孔質膜40の内部に保持される。
ここで、本実施形態のように、親液性を有する多孔質膜40の表面に撥液膜43aを設けることで、撥液膜の表面に多孔質膜を設けるよりも、撥液部と親液部との間の段差を十分小さくすることができる。
つまり、多孔質膜40は液体を保持するためにはある程度の膜厚が必要であるが、撥液膜43aはnmオーダの膜厚でよく、ワイパ部材5が撥液膜43aを通過して親液部44へ移動するときに無視できる程度の段差とすることができる。
これにより、ワイパ部材5が撥液部43と親液部44との間で跳ね上がることがなく、撥液部43と親液部44との境界をワイパ部材5が通過するときに、ワイパ部材5に付着している廃液300が飛散することが抑制される。
また、上述したように、多孔質膜40の親液部44の吐出側表面40bに開口した細孔41及び内部の細孔41は相互に通じていることで、親液部44の吐出面側の細孔41に入り込んだ廃液300は内部の細孔41に移動して保持される。
これにより、多孔質膜40の親液部44ではワイパ部材5によって払拭除去される廃液が内部に吸収保持され、吐出側表面40bに開口している細孔41には液面が形成されにくくなる。
一方、上述したように撥液膜43aの膜厚は十分薄いので、多孔質膜40の撥液部43と親液部44との間の段差はほとんど生じない。したがって、ワイパ部材5が多孔質膜40の撥液部43から親水部44へ移行するときに、ワイパ部材5の引っ掛かりと復元による廃液300の飛散を抑制できる。
また、図6に示すように、親液部44の吐出面側に開口する細孔41には液面が形成されないことで、ワイパ部材5が廃液300を保持している親液部44を払拭している間、親液部44で保持されている廃液300がワイパ部材5に再付着することが防止される。
これにより、払拭終了時のワイパ部材5の形状復元によるワイパ部材5に付着した廃液300の飛散が低減される。
なお、多孔質膜40の親液部44は、ノズル11から遠ざかるに従って親液性が高くなる構成とすることもできる。
これにより、ノズル板1の吐出面側の表面自由エネルギーはノズル11から遠ざかるにつれて次第に高くなり、一方、廃液300は安定位置を保つため表面自由エネルギーの低い側に移動する。
したがって、廃液300は、よりスムーズに、より積極的にノズル11から遠ざかるように移動する。
次に、本発明の第2実施形態に係るノズル板について図7を参照して説明する。図7は同実施形態に係るノズル板の撥液部と親液部との境界部分の模式的断面説明図である。
本実施形態では、撥液部43は最表面に撥液膜43aが形成され、細孔41内には撥液膜43aが形成されていない。なお、一部の細孔41内には撥液膜43aが形成されている構成でもよい。
この構成にあっては、撥液部43の内部の細孔41は親液性を示すので、撥液部43の内部にも廃液300を保持することができ、保持可能な液体量を増加することができる。
その他の作用効果は、前記第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第3実施形態に係るノズル板について図8を参照して説明する。図8は同実施形態に係るノズル板の多孔質膜の模式的断面説明図である。
本実施形態では、多孔質膜40は、吐出側表面40bからノズル基材20側に向かって細孔41の径が漸次又は段階的に小さくなっている。
これにより、多孔質膜40の親液部44において、毛管力によって吐出側表面40bに開口する細孔41から内部の細孔41に向かってより積極的に廃液を移動させて吸収させることができる。
この場合、多孔質膜40の内部ではノズル基材20側における細孔41の数を吐出側表面40bよりも多くすることが好ましい。これにより、多孔質膜40の内部における廃液吸収容積が増加し、保持でき廃液量を多くできる。
次に、本発明の第4実施形態に係るノズル板について図9及び図10を参照して説明する。図9は同ノズル板の平面説明図、図10は同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。
本実施形態では、ノズル板1の周縁部に吸収部材8を設けている。ここでは、ノズル基材20の周縁部に段差部20bを設けて、この段差部20bに吸収部材8を取り付け、取り外し可能に設けている。
吸収部材8は、例えば、樹脂ですとPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)などの樹脂、Ni、Ti、SUS、Cu、Alなどの金属による多孔質部材で構成している。
この吸収部材8の高さ(ノズル板1の厚み方向における高さ)は、多孔質膜40の親液部44と同じとし、ワイパ部材5の払拭動作を妨げ、あるいは、付着した廃液の飛散を抑制している。
この吸収部材8の細孔の径は、多孔質膜40の親液部44から吸収部材8へ毛管力で廃液を移送させるために、多孔質膜40の細孔41の孔径よりも小さいことが好ましい。
このように、吸収部材8を設けることで、多孔質膜40内の廃液吸収容量が飽和したときでも、多孔質膜40につながる箇所を通じて吸収部材8側へ廃液を移動させることができ、多孔質膜40の親液部44を常に廃液を吸収可能な状態にすることができる。
また、吸収部材8を取り外し可能とすることで、多孔質膜40及び吸収部材8の内部が廃液で満たされた場合には、交換することによって、廃液吸収性能を維持することができる。なお、例えば、取り付け、取り外しのために粘着剤を吸収部材8に備えてもよいし、ノズル板1が磁性を持つ場合は磁性体を備えてもよい。
なお、ノズル板1を備える液体吐出ヘッドを構成した場合には、ノズル板1よりも外側に配置される流路板やフレーム部材に吸収部材を配置することもできる。
次に、本発明の第5実施形態に係るノズル板について図11及び図12を参照して説明する。図11は同ノズル板のノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図、図12は同じく多孔質膜の模式的断面説明図である。
本実施形態では、ノズル基材20の吐出側に撥液性を有する多孔質膜60を設けている。多孔質膜60は、多数の細孔61を有し、例えば、CHn基を用いたシリコーン樹脂で形成している。
そして、多孔質膜60のノズル11の近傍領域は、ノズル基材20のノズル穴21に通じる穴部の壁面60a及び吐出側表面60bは撥液性を有する多孔質膜60のままとして撥液部63としている。
この撥液部63の周囲領域には改質処理を施して、吐出側表面60b、吐出側表面60bに開口する細孔61及び吐出側表面60bに開口する細孔61に通じる内部の細孔61の各壁面を、親液性を有する面64aとして、撥液部63の周辺領域を親液部64としている。
このように構成することで、前記第1実施形態のように親液性の多孔質膜40に撥液膜43aを成膜する場合と比べて、ノズル板1上の凹凸差がなくなり、ワイパ部材5による払拭動作が安定して、廃液飛散を更に低減できる。
次に、前記第1実施形態に係るノズル板の製造方法の一例について図13を参照して説明する。
図13(a)に示すように、ノズル基材20に対してノズル穴21となる部分にパンチ201でプレス成型を行い、図13(b)に示すように、プレスによって生じた凸部20aを研磨することによってノズル穴21を形成する。
次いで、図13(c)に示すように、ノズル基材20の吐出面側と反対側の表面にSiO2膜などの接合層22を成膜する。接合層22はSiO2膜に限るものではない。また接合層22の形成方法はスパッタリング法を用いているが、これに限るものではない。ノズル基材20の接合層22の成膜面にプラズマクリーニングを施す。次に、真空状態の空間にArガスを流入し、プラズマを発生させ、形成されたArイオンをSiO2ターゲットに衝突させる。これにより発生したSiO2粒子をノズル基材20に衝突させて堆積させることで接合層22を成膜する。
その後、図13(d)に示すように、ノズル基材20の吐出側表面に多孔質膜40を成膜する。
多孔質膜40の形成は、例えば、スパッタリング法で行っているが、これに限るものではない。また、多孔質膜40はSiO2膜としているが、これに限るものではない。
接合層22と同様、まず、ノズル基材20の吐出面側と反対側の面にプラズマクリーニングを施す。そして、真空状態の空間にArガスを流入し、プラズマを発生させ、形成されたArイオンをSiO2ターゲットに衝突させる。
このとき、ガスの圧力は1.5Pa以上とする。圧力が上昇するほど、空間内にAr分子が多く存在するため、ノズル基材20へ衝突するSiO2粒子は、その衝突過程でAr分子に衝突し、エネルギーを失いやすくなる。結果として、衝突時のエネルギーが小さいため、SiO2粒子の間に隙間が生じ膜密度が低下する。
これにより、空孔(細孔41)が多く、膜密度の低い多孔質膜40を成膜することができる。
次いで、図13(e)に示すように、ノズル基材20の表面に、例えばPFPE、PTFEの分子構造を持った撥液膜43aを成膜する。なお、撥液材料は、CH3を表層に配向するシリコーン系膜でもよい。また、成膜方法は、例えば真空蒸着法を用いているが、これに限るものではない。
その後、図13(f)に示すように、ノズル基材20の吐出側でノズル穴21の近傍領域をマスキング部材202で覆い、プラズマ処理を施すことで、図13(g)に示すように、ノズル穴21の近傍領域以外の撥液膜43aを除去する。なお、撥液膜43aの除去はUV光照射等でも良い。
これにより、第1実施形態のノズル板を得ることができる。
次に、前記第5実施形態に係るノズル板の製造方法の一例について図14を参照して説明する。
図14(a)に示すように、ノズル基材20に対してノズル穴21となる部分にパンチ201でプレス成型を行い、図14(b)に示すように、プレスによって生じた凸部200aを研磨することによってノズル穴21を形成する。
次いで、図14(c)に示すように、ノズル基材20の吐出面側と反対側の表面にSiO2膜などの接合層22を成膜する。接合層22はSiO2膜に限るものではない。また接合層22の形成方法はスパッタリング法を用いているが、これに限るものではない。ノズル基材20の接合層22の成膜面にプラズマクリーニングを施す。次に、真空状態の空間にArガスを流入し、プラズマを発生させ、形成されたArイオンをSiO2ターゲットに衝突させる。これにより発生したSiO2粒子をノズル基材20に衝突させて堆積させることで接合層22を成膜する。
その後、図14(d)に示すように、ノズル基材20の吐出面側に多孔質膜60を成膜する。
多孔質膜60の形成は、例えば、スパッタリング法で行っているが、これに限るものではない。また、多孔質膜60はPTFE膜としているが、これに限るものではない。
接合層22と同様、まず、ノズル基材20の吐出面側と反対側の面にプラズマクリーニングを施す。そして、真空状態の空間にArガスを流入し、プラズマを発生させ、形成されたArイオンをPTFEターゲットに衝突させる。
このとき、ガスの圧力は1.5Pa以上とする。圧力が上昇するほど、空間内にAr分子が多く存在するため、ノズル基材20へ衝突するPTFE粒子は、その衝突過程でAr分子に衝突し、エネルギーを失いやすくなる。結果として、衝突時のエネルギーが小さいため、PTFE粒子の間に隙間が生じ、膜密度が低下する。
これにより、空孔(細孔61)が多く、膜密度の低い多孔質膜60を成膜することができる。
その後、図14(e)に示すように、ノズル基材20のノズル穴21の近傍領域をマスキング部材202で覆い、UV光を照射して、図14(f)に示すように、ノズル穴21の近傍領域以外の領域の多孔質膜60の表層にある分子結合を切断し親液化する。これにより、親液部64を形成する。なお、UV光の波長は短いほど高エネルギーであるため効率よく親液化することができる。
このようにして第5実施形態に係るノズル板を得ることができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの一例について図15及び図16を参照して説明する。図15は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図、図16は同ヘッドのノズル配列方向(液室短手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、本発明に係るノズル板101と、流路板102と、壁面部材としての薄膜部材からなる振動板部材103とを積層接合している。そして、振動板部材103を変位させる圧電アクチュエータ111と、共通液室部材としてのフレーム部材120とを備えている。
ノズル板101、流路板102及び振動板部材103によって、液体を吐出する複数のノズル104が通じる個別液室106と、個別液室106に液体を供給する流体抵抗部107と、流体抵抗部107に通じる液導入部108とを構成している。
そして、フレーム部材120の共通流路としての共通液室110から振動板部材103に形成した供給口部109を通じて、液導入部108、流体抵抗部107を経て個別液室106に液体が供給される。なお、供給口部109にはフィルタが設けられても良い。
振動板部材103は、流路板102の個別液室106の壁面を形成する壁面部材である。この振動板部材103は3層構造とし、流路板102側の1層で個別液室106に対応する部分に変形可能な振動領域(振動板)130を形成している。
そして、この振動板部材103の個別液室106とは反対側に、振動板部材103の振動領域130を変形させるアクチュエータ手段、圧力発生手段としての電気機械変換素子を含む圧電アクチュエータ111を配置している。
この圧電アクチュエータ111は、ベース部材113上に接着剤接合した複数の積層型圧電部材112を有し、圧電部材112にはハーフカットダイシングによって溝加工して1つの圧電部材112に対して所要数の柱状の圧電素子(圧電柱)112A、112Bを所定の間隔で櫛歯状に形成している。
圧電部材112の圧電素子112A、112Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電素子112Aと、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電素子112Bとしている。
そして、圧電素子112Aを振動板部材103の振動領域130に形成した島状の厚肉部である凸部130aに接合している。また、圧電素子112Bを振動板部材103の厚肉部である凸部130bに接合している。
この圧電部材112は、圧電層と内部電極とを交互に積層したものであり、内部電極がそれぞれ端面に引き出されて外部電極が設けられ、圧電素子112Aの外部電極に駆動信号を与えるためのフレキシブル配線部材としてのFPC115が接続されている。
フレーム部材120は、例えばエポキシ系樹脂或いは熱可塑性樹脂であるポリフェニレンサルファイト等で射出成形により形成し、ヘッドタンクや液体カートリッジから液体が供給される共通液室110が形成されている。
この液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子112Aに印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子112Aが収縮し、振動板部材103の振動領域130が引かれて個別液室106の容積が膨張することで、個別液室106内に液体が流入する。
その後、圧電素子112Aに印加する電圧を上げて圧電素子112Aを積層方向に伸長させ、振動板部材103の振動領域130をノズル104方向に変形させて個別液室106の容積を収縮させる。これにより、個別液室106内の液体が加圧され、ノズル104から液体が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子112Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材103の振動領域130が初期位置に復元し、個別液室106が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室110から個別液室106内に液体が充填される。そこで、ノズル104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行なうこともできる。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図17及び図18を参照して説明する。図17は同装置の要部平面説明図、図18は同装置の要部側面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、主走査移動機構493によって、キャリッジ403は主走査方向に往復移動する。主走査移動機構493は、ガイド部材401、主走査モータ405、タイミングベルト408等を含む。ガイド部材401は、左右の側板491A、491Bに架け渡されてキャリッジ403を移動可能に保持している。そして、主走査モータ405によって、駆動プーリ406と従動プーリ407間に架け渡したタイミングベルト408を介して、キャリッジ403は主走査方向に往復移動される。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド404及びヘッドタンク441を一体にした液体吐出ユニット440を搭載している。液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド404は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド404は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
液体吐出ヘッド404の外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッド404に供給するための供給機構494により、ヘッドタンク441には、液体カートリッジ450に貯留されている液体が供給される。
供給機構494は、液体カートリッジ450を装着する充填部であるカートリッジホルダ451、チューブ456、送液ポンプを含む送液ユニット452等で構成される。液体カートリッジ450はカートリッジホルダ451に着脱可能に装着される。ヘッドタンク441には、チューブ456を介して送液ユニット452によって、液体カートリッジ450から液体が送液される。
この装置は、用紙410を搬送するための搬送機構495を備えている。搬送機構495は、搬送手段である搬送ベルト412、搬送ベルト412を駆動するための副走査モータ416を含む。
搬送ベルト412は用紙410を吸着して液体吐出ヘッド404に対向する位置で搬送する。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413と、テンションローラ414との間に掛け渡されている。吸着は静電吸着、あるいは、エアー吸引などで行うことができる。
そして、搬送ベルト412は、副走査モータ416によってタイミングベルト417及びタイミングプーリ418を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ403の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に液体吐出ヘッド404の維持回復を行う維持回復機構420が配置されている。
維持回復機構420は、例えば液体吐出ヘッド404のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材421、ノズル面を払拭するワイパ部材422などで構成されている。
主走査移動機構493、供給機構494、維持回復機構420、搬送機構495は、側板491A,491B、背板491Cを含む筐体に取り付けられている。
このように構成したこの装置においては、用紙410が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙410が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド404を駆動することにより、停止している用紙410に液体を吐出して画像を形成する。
このように、この装置では、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高画質画像を安定して形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの他の例について図19を参照して説明する。図19は同ユニットの要部平面説明図である。
この液体吐出ユニットは、前記液体を吐出する装置を構成している部材のうち、側板491A、491B及び背板491Cで構成される筐体部分と、主走査移動機構493と、キャリッジ403と、維持回復機構420と、液体吐出ヘッド404で構成されている。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体吐出ユニット」は、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体が含まれる。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
「液体を吐出する装置」には、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置が含まれる。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を 気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 ノズル板
11 ノズル
20 ノズル基材
21 ノズル穴
40 多孔質膜
41 細孔(空孔)
43 撥液部
43a 撥液膜
44 親液部
60 多孔質膜
61 細孔(空孔)
63 撥液部
64 親液部
101 ノズル板
102 流路板
104 ノズル
106 個別液室
110 共通液室
120 フレーム部材
403 キャリッジ
404 液体吐出ヘッド
440 液体吐出ユニット
11 ノズル
20 ノズル基材
21 ノズル穴
40 多孔質膜
41 細孔(空孔)
43 撥液部
43a 撥液膜
44 親液部
60 多孔質膜
61 細孔(空孔)
63 撥液部
64 親液部
101 ノズル板
102 流路板
104 ノズル
106 個別液室
110 共通液室
120 フレーム部材
403 キャリッジ
404 液体吐出ヘッド
440 液体吐出ユニット
Claims (10)
- 液体を吐出するノズルを有するノズル板であって、
前記ノズルを構成するノズル穴が設けられたノズル基材を有し、
前記ノズル基材の吐出側には多数の細孔を有する多孔質膜を有し、
前記多孔質膜の細孔は、吐出側表面から内部まで相互に通じ合っており、
前記ノズルの近傍領域では、少なくとも、前記ノズル穴に通じる穴部の壁面及び吐出側表面が前記液体に対して撥液性を有し、
前記ノズルの近傍領域の周辺領域では、吐出側表面及び前記細孔の壁面が前記液体に対して親液性を有している
ことを特徴とするノズル板。 - 前記多孔質膜は、吐出側表面から前記ノズル基材側に向かって前記細孔が小さくなっている
ことを特徴とする請求項1に記載のノズル板。 - 前記多孔質膜の前記液体に対する親液性は、前記ノズルから離れるに従って高くなっている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のノズル板。 - 前記多孔質膜は前記液体に対して親液性を有する膜であり、少なくとも、前記ノズルの近傍領域の前記ノズル穴に通じる穴部の壁面及び吐出側表面に撥液膜が設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のノズル板。 - 前記撥液膜は、CF2、CF3又はCH3を含む有機化合物である
ことを特徴とする請求項4に記載のノズル板。 - 前記多孔質膜は前記液体に対して撥液性を有する膜であり、前記ノズルの近傍領域の周辺領域の吐出側表面及び前記細孔の壁面が前記液体に対して親液性を有する面である
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のノズル板。 - 前記吐出側表面の周縁部には吸収部材が設けられ、
前記吸収部材の細孔は前記多孔質膜の親液部の細孔よりも小さい
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のノズル板。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載のノズル板を備えていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項8に記載の液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記ノズル板の吐出側表面を払拭する払拭部材を含む維持回復機構とを一体化した
ことを特徴とする液体吐出ユニット。 - 請求項8に記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項9に記載の液体吐出ユニットを備えていることを特徴とする液体を吐出する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016082443A JP2017189969A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | ノズル板、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、ノズル板の製造方法 |
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JP (1) | JP2017189969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10632753B2 (en) | 2017-12-26 | 2020-04-28 | Ricoh Company, Ltd. | Metal member, liquid discharge head, liquid discharge apparatus, and method for manufacturing metal member |
-
2016
- 2016-04-15 JP JP2016082443A patent/JP2017189969A/ja active Pending
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