JP4821866B2 - 静電霧化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、霧化液を保持する放電極と対向電極との間に高電圧を印加することで帯電微粒子液を生成する静電霧化装置に関するものである。
従来から、放電極の表面に霧化液を供給するとともに、この放電極と対向して位置する対向電極との間に高電圧を印加することで、放電極上に保持される霧化液を静電霧化させて活性種(ラジカル)を有するナノメータサイズの帯電微粒子液(帯電微粒子ミスト)を生成し、放電極から対向電極に向けて生じるイオン風にこの帯電微粒子液を乗せて外部に放出する構成の静電霧化装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−131549号公報
本発明は、イオン風の流れを阻害することなく帯電微粒子液を放出することが可能な静電霧化装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成となっている。
本発明の静電霧化装置は、放電極2と、上記放電極2へ液体を供給する液体供給手段1と、上記放電極2に対向して配置された対向電極4と、上記放電極2を内部に納め、対向電極4を支持する筐体3と、上記放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加する電圧印加部5とで構成してある。この静電霧化装置14は、上記高電圧によって放電極2に供給された上記液体を放電極2の先端において静電霧化させて帯電微粒子液Mを作り出し、この帯電微粒子液Mを上記放電極2先端から上記対向電極4を通過させて放出するようになっている。上記のような静電霧化装置14において、本発明は、前記筐体3の先端部には、内部が対向電極4を位置させている開口部3aに連通し前記帯電微粒子液Mを含むイオン風を整流して放出するための放出経路13となった筒状体が形成され、前記筒状体は前記帯電微粒子液Mにより帯電されるものであることを特徴とする。
このような構成とすることで、帯電微粒子液Mを含むイオン風を対向電極4から下流側に向けて放出経路13となった筒状体内を通過させる際に、放出経路13が流れをガイドするような筒状であることに加えて、このイオン風が該筒状体内を流れることで筒状体が帯電し、帯電微粒子液Mがこの帯電した筒状体と反発することで該帯電微粒子液Mの飛散が抑制されることにより、筒状体内を通過する時にイオン風の流れを阻害することなくイオン風を効果的に整流させて通常は拡散してしまう帯電微粒子液Mを下流側の所定方向に向けて円滑に放出させることが可能となる。
また、静電霧化装置14の筐体3の先端部に、外筒8と内筒9とからなる二重筒構造であって、内部が対向電極4を位置させている開口部3aに連通し前記帯電微粒子液Mを含むイオン風を整流して放出するための放出経路13となった筒状体が形成され、前記内筒9は前記帯電微粒子液Mにより帯電されたものであることも好ましい。
また、上記筐体3には外部空気を内部に導入する空気導入用の窓部22が形成され、上記筐体3に上記筒状体を構成する消音ダクト7が取付けてあることが好ましい。
本発明は、イオン風が該筒状体内を流れることで筒状体が帯電し、帯電微粒子液Mがこの帯電した筒状体と反発することで該帯電微粒子液Mの飛散が抑制されることにより、筒状体内を通過する時にイオン風の流れを阻害することなくイオン風を効果的に整流させて通常は拡散してしまう帯電微粒子液を下流側の所定方向に向けて円滑に放出させることが可能となる。
本発明の一実施形態の分解斜視図である。 同上の一部切欠き分解斜視図である。 同上の正面図である。 同上の上面図である。 同上に用いる消音ダクトを示し、(a)は概略斜視図であり、(b)は縦断面図であり、(c)は側断面図である。 同上の消音ダクトの一実施形態の縦断面図である。 同上の図6のX−X線の断面図である。 同上の消音ダクトの他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 消音ダクトを備えない場合に生じる騒音の周波数分析結果を示すグラフ図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図であり、(c)は同上に用いる吸音シートの一実施形態を示す斜視図である。 同上の消音ダクトの一部が筐体の外周の一部に重複した例を示す正面から見た縦断面図である。 同上の側面から見た縦断面図である。 同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示し、(a)縦断面図であり、(b)は側断面図である。 (a)(b)(c)(d)(e)は同上の消音ダクトの更に他の実施形態を示す概略断面図である。 本発明の静電霧化装置の他の実施形態の概略構成図である。 本発明の静電霧化装置を組み込んだ静電霧化システムの概略図である。 本発明の静電霧化装置を組み込んだ静電霧化システムの他の実施形態の概略図である。 同上の静電霧化システムにおける送風路の方向に対する消音ダクトの方向の傾斜角度と騒音レベル低減量との関係を示す概略図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明は静電霧化装置14の先端部に、内部が前記帯電微粒子液Mを含むイオン風の放出経路13となった筒状体を形成したものであり、前記筒状体は前記帯電微粒子液Mにより帯電されるようになっている。
静電霧化装置14は、放電極2と、放電極2へ液体を供給する液体供給手段1と、放電極2に対向して配置された対向電極4と、放電極2を内部に納め、対向電極4を支持する筐体3と、放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加する電圧印加部5とを備えたもので、高電圧によって放電極2に供給された液体を放電極2の先端において静電霧化させて帯電微粒子液Mを作り出すようになっている。
放電極2へ液体を供給する液体供給手段1としては、例えば、放電極2を冷却することで空気中の水分を該放電極2の表面に霧化液となる結露水を直接生成させることで放電極2へ液体を供給したり、あるいは、貯液部1aに溜めた水のような液体を毛細管現象、あるいは加圧手段等により放電極2の先端に液体を供給する等が考えられる。
図1乃至図4には液体供給手段1を、放電極2を冷却することで空気中の水分を該放電極2の表面に霧化液となる結露水を直接生成することにより構成した例を示している。
図中20はペルチェユニットから成る熱交換部で、この熱交換部20の冷却部を構成する吸熱面20a上に放電極2を立設するとともに熱交換部20の放熱面20b側を放熱板21と接続させ、この放熱板21上に、外気導入用の窓部22を複数開口させてある筐体3を放電極2を囲むように立設させる。
筐体3はPBT樹脂やポリカーボネート樹脂やPPS樹脂等の絶縁材料を用いて両端が開口した筒状に形成したものであり、一端側の開口部の外周縁にはその全周に亘って連結用のフランジ部3bを突設するとともに、他端側の開口部3aにはインサート成形等により一体成形したリング状の対向電極4を位置させている。上記フランジ部3bに設けた孔を介してフランジ部3bを放熱板21にねじ止めすることで筐体3をペルチェユニットよりなる熱交換部20に連結させている。
筒状をした筐体3の内部空間は隔壁3cにより放電空間S1と封止空間S2とに二分割してあり、隔壁3cの中央には両空間S1、S2を連通する連通孔3dが設けてある。
放電極2はペルチェユニットからなる熱交換部20の冷却部に設けられるのであるが、添付図面に示す実施形態においては、筐体3を熱交換部20に連結する際に、上記放電極2を筐体3に設けた隔壁3cの連通孔3dに嵌め込んで放電極2の先端側を放電空間S1内に位置させると共に、放電極2の後端部の大径となった部分を封止空間S2内に位置させ、更に、封止空間S2内に熱交換部20を構成するペルチェユニットを収納してペルチェユニットの吸熱面20aを放電極2の後端部に押し付け、この状態で上記のように筐体3を放熱板21に固着することで、隔壁3cと放熱板21とで放電極2の後端部の大径となった部分とペルチェユニットとを挟持して保持するようになっており、この挟み込みによって放電極2がペルチェユニットの吸熱面20aに押圧されて接続状態となる。この場合、封止空間S2内に水が浸入しないように連通孔3dと放電極2との間のクリアランスは封止材により封止される。
上記ペルチェユニットはリード線25を介して冷却用電源26に接続してある。
上記のように筐体3を放熱板21に取付けることで、放電極2の後端部を除いた部分が筒状をした筐体3の放電空間S1内に位置するように保持される。放電極2の中心軸は筒状の筐体3の中心軸と略一致しており、また、筒状の筐体3の先端部に設けたリング形状をした対向電極4は放電極2の中心軸と直交し且つ放電極2の中心軸はリング形状をした対向電極4の中心軸と略一致している。
なお図示例では放電極2を1本だけ備えているが、複数本備えてあっても構わない。この場合は、筒状の筐体3の中心軸上に複数の放電極2間の中心が位置するようにする。
筐体3に複数設けた外気導入用の窓部22は放電空間S1と外部空間とを連通している。
図中27は、筐体3の放電空間S1内において一端側が放電極2に接続されるとともに他端側が筐体3外に引き出されて電圧印加部5に接続される高圧リード線であり、この高圧リード線27を介して放電極2と電気的に接続された電圧印加部5を更に対向電極4と電気的に接続させることで放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加するようになっている。
筐体3の先端部には吸音部6を備え且つ内部が放出経路13となった筒状の消音ダクト7が形成される。
添付図面に示す実施形態では筐体3の先端部に筐体3とは別体の消音ダクト7を形成した例が示してある。
本実施形態における消音ダクト7はいずれも両端が開口した筒状を成す外筒8と内筒9とから成る二重筒構造であるとともに、内筒9にはパンチング加工により穿設した微小な貫通穴9aや、スリット加工その他の方法により形成した貫通穴9aを多数穿設してあり(図2においてはスリット状をした貫通穴9aの例が示してあり、図5にはパンチング加工により多数の貫通穴9aを形成した例を示している)、この内筒9と外筒8との間の空間内にウレタン等の吸音材10を充填して保持させた構造であり、外筒8の前端縁と内筒9の前端縁との間を前板で遮蔽すると共に外筒8の後端縁と内筒9の後端縁との間を後板で遮蔽してある。
内筒9の後端部は筒状をした取付け部9cが設けてあり、該取付け部9cを筒状をした筐体3に被嵌すると共に取付け部9cに設けた被係止部9bを筐体3に設けた係止部3eに係止することで消音ダクト7を筐体3の先端部から突出するように取付ける。
そして上記筐体3の対向電極4を位置させてある開口部3aの開口縁部分には、両端の開口した筒状を成す消音ダクト7を連通接続させている。
しかして上記構成の静電霧化装置14において、熱交換部20を構成するペルチェユニットに通電を行うと、ペルチェユニットの各熱電素子内において同一方向への熱の移動が生じ、この熱移動の冷却側に接続される冷却部を構成する吸熱面20aを介して放電極2が冷却され、放電極2の周囲の空気が冷却されることで、空気中の水分が結露して液化されて放電極2の表面に水(結露水)が生成される。そして、放電極2の先端部の放電部に水が生成され且つ保持された状態で、電圧印加部5により放電極2の先端部側がマイナス電極となって電荷が集中するように該放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加すると、放電極2と対向電極4との間にかけられた高電圧により放電極2の先端部に供給された水と対向電極4との間にクーロン力が働いて、水の液面が局所的に錐状に盛り上がり(テーラーコーン)が形成される。このようにテーラーコーンが形成されると、該テーラーコーンの先端に電荷が集中してこの部分における電界強度が大きくなって、これによりこの部分に生じるクーロン力が大きくなり、更にテーラーコーンを成長させる。このようにテーラーコーンが成長し該テーラーコーンの先端に電荷が集中して電荷の密度が高密度となると、テーラーコーンの先端部分の水が大きなエネルギー(高密度となった電荷の反発力)を受け、表面張力を超えて分裂・飛散(レイリー分裂)を繰り返してマイナスに帯電した帯電微粒子液Mを大量に生成させる。ここでの帯電微粒子液Mとは、ナノメータサイズの粒径のものを含む帯電状態の微粒子液であり、空気中にミスト状態で浮遊可能なものである。
ここで発生した帯電微粒子液Mは、放電極2と対向電極4との間の放電により生じるイオン風に乗って効率良く送り出され、リング状を成す対向電極4の中央穴を通過して消音ダクト7内(即ち内筒9内)に至る。つまり、放電端から放出される帯電微粒子液Mが筐体3の軸方向によって規定される吐出経路12に沿って対向電極4の内部を通る形で上記消音ダクト7内に流れる。そして消音ダクト7内の放出経路13を通過した後に静電霧化装置の外部へと放出されるものである。ここでのイオン風は、放電電流の流れる方向(即ち、放電極2から対向電極4に向かう方向)に生じる空気の流れであり、放電により生じた空気中のイオンが対向電極4に引き付けられる際に周囲の空気分子と衝突することにより発生する。
上記消音ダクト7は、帯電微粒子液Mを含むイオン風を対向電極4から下流側に向けて通過させる際に、帯電微粒子液Mの発生時に生じた騒音を低減させるものである。加えて消音ダクト7は、イオン風を整流させて通常は拡散してしまう帯電微粒子液Mを所定方向に向けて、実用可能な濃度で放出させるものである。
なお、ここでの騒音低減は、外筒8と穴あきの内筒9との間に挟む形で配される吸音材10によって騒音を吸収し、且つ外筒8によって更に遮音することで実現される。即ち上記内筒9は、吸音材10の形状を保持し且つ貫通穴9aを通じて該吸音材10にまで騒音を透過させる為のものである。
また帯電微粒子液Mを含むイオン風の整流は、消音ダクト7がイオン風の流れをガイドするような筒形状であることに加えて、このイオン風が消音ダクト7内を流れることで内筒9や吸音材10が帯電し、帯電微粒子液Mがこの帯電した内筒9や吸音材10と反発することで該帯電微粒子液Mの飛散が抑制されることにより実現されると考えられる。
なお、図示例にあっては二重筒構造を成す消音ダクト7を断面円形状としているが、これに限定されるわけではなく断面矩形状や断面楕円形状等の他の形状であってもよい。
ここで、図6、図7に示すように、外筒8と穴あきの内筒9との間に形成される断面リング状の空間内に吸音材10を介在させると共に、吸音材10中に反射体34を配することが好ましい。このように吸音材10中に反射体34を配することで吸音効果を向上させ、騒音を更に低減させることができる。上記反射体34はポリカーボネートやADSを用いて、消音ダクト7の軸方向と平行に伸びる柱形状に形成されており、この柱状を成す反射体34が周方向及び径方向にそれぞれ複数配置してあり、径方向に配置された複数列の反射体34はそれぞれの列において周方向に等間隔を隔てて配置されており、また、径方向における複数列の反射体34は周方向においてずれていて径方向に重複しないようになっており、この反射体34により、より消音ダクト7の軸方向及び周方向の各部位において効果的に騒音の低減ができる。
また、図8、図9には消音ダクト7における消音性能を向上させるための他の実施形態が示してある。
図8に示す実施形態においては、吸音材10と外筒8又は穴あきの内筒9との界面に空隙32を形成してある。
すなわち、消音ダクト7は前述のような二重筒構造であって、外筒8と穴あきの内筒9との間に形成される断面リング状の空間内に吸音材10を介在させた構成になっており、筒状を成す吸音材10の内筒9と対向する内周面側に楔状の凹凸31を周方向に連続形成することで吸音材10の消音ダクト7の軸方向に沿って延出し且つ周方向に沿って並ぶ複数の溝を形成し、該溝により吸音材10の内周面と穴あきの内筒9との界面に空隙32を形成してある。このように吸音材10の内周面を楔状に仕上げて吸音材10と穴あきの内筒9との界面に空隙32を形成することで、吸音の効果が増し、騒音を更に低減させることができる。
また、図9(a)(b)には筒状を成す吸音材10の外筒8と対向する外周面側に楔状の凹凸31を周方向に連続形成することで吸音材10の消音ダクト7の軸方向に沿って延出し且つ周方向に沿って並ぶ複数の溝を形成し、該溝により吸音材10の内周面と外筒8との界面に空隙32を形成してある。このように吸音材10の外周面を楔状に仕上げて吸音材10と外筒8との界面に空隙32を形成することで、吸音の効果が増し、騒音を更に低減させることができる。
なお、上記楔状の凹凸31の形状は種々設計変更可能である。
また、筒状の吸音材10の内周面及び外周面に前述のような凹凸31を形成してもよい。
また、図10乃至図13には本発明の更に他の実施形態が示してあり、本実施形態においては、吸音材10の内部に空隙32を形成することで、空隙32の界面において音波を繰り返し反射し、吸音して騒音を効果的に低減させるようになっている。
ここで、図10に示すように上記空隙32は断面リング状であり、このリング状の空隙32を介して吸音材10は内周側部分と外周側部分とに分断されている。
また図11に示すものにあっては、空隙32は消音ダクト7の軸方向と平行に伸びる柱形状に形成されており、この柱状を成す複数の空隙32が周方向に等間隔を隔てて形成されている。
図12に示すものにあっては、空隙32は消音ダクト7の径方向と平行に伸びる柱形状に形成されており、この柱状を成す複数の空隙32が等間隔を隔てて放射状に形成されている。
図13に示すものにあっては、内筒9と外筒8の間の空間内に多数の球状吸音部材33を充填させることで吸音材10を形成しており、隣接する球状吸音部材33間の各隙間が空隙32を形成するようになっている。球状吸音部材33の材質としては、ウール状の金属やグラスウール、ポリエーテル系のウレタンフォーム等が適当である。
図14には、本発明の実施形態における更に他例の静電霧化装置を示している。更に他例の消音ダクト7は、前述のような二重筒構造であって、外筒8とパンチングパイプのような穴あきの内筒9との間に形成される断面リング状の空間内に吸音材10を介在させた構成になっている。そしてこの消音ダクト7にあっては、消音ダクト7内の流路(即ち内筒9内の流路)の下流端に形成される出口径d2が、流路上流端に形成される入口径d1よりも小さくなるように、内筒9をその下流側に行くほど径が漸次小さくなるよう傾斜した両端の開口した円錐台形状に設けている。このようにすることで、発生した帯電微粒子液Mが内筒9に衝突して失われることを最小限に留めながらも、騒音が更に低減するようになっている。上記円錐台形状の中心軸に対する傾斜角度は20〜30度程度が適当である。なお、消音ダクト7を短い筒形状でしか構成できない場合には挿入可能な吸音材10の量も少なくなって騒音低減効果が少なくなるが、その場合には出口径d2を小さくすることで、帯電微粒子液Mが内筒9に衝突して失われることを最小限に留めながらも騒音低減効果を向上させることが好適である。なお、帯電微粒子液の放出を妨げないよう、出口径d2は、対向電極4の内径と略同一径以上とすることが好ましい。
図15には、本発明の実施形態における更に他例の静電霧化装置を示している。更に他例の消音ダクト7は、前述のような二重筒構造であって、外筒8とパンチングパイプのような穴あきの内筒9との間に形成される断面リング状の空間内に吸音材10を介在させた構成になっている。そしてこの消音ダクト7にあっては吸音材10を、複数種の吸音部材35(35a、35b)を組み合わせることで形成している。図示例においては、同一形状である二種の吸音部材35a、35bを軸方向に連設させている。図17に示してあるように消音ダクト7を備えない場合に発生する騒音は広域帯の周波数特性を持つものであるが、各吸音部材35a、35bとして吸音率の高い周波数領域が互いに相違するものを用いることで、広い周波数領域の騒音に対する騒音低減が可能となる。
また図16に示すものは変形例であって、径が異なる二種の吸音部材35(35a、35b)を径方向に連設させている。内筒9と対向する内側の吸音部材35aには、耐オゾン性が良好な例えばEPDM系の連続発泡樹脂製のものを用い、且つ外筒8と対向する外側の吸音部材35bには、耐オゾン性は良好でないが吸音率の高い例えばウレタン系の連続発泡樹脂製のものを用いる。放電により生じるオゾンは内側の吸音部材35aに触れることとなるので、このように配置することで耐オゾン性の向上と騒音レベルの低減とを共に図ることができる。
この他、耐オゾン性を有する吸音部材35の材質としてはウール状の金属やグラスウールが挙げられる。また耐水性を有する吸音部材35の材質としてはウール状の金属、ポリエーテル系のウレタンフォーム、グラスウール等があり、調湿性を有する吸音部材35の材質としては珪藻土等があるが、これら各種類の吸音部材35を適宜箇所に配して組み合わせることで、吸音材10がオゾン劣化を生じるといった問題や、吸音材10が加水分解等の影響を受けるといった問題や、周囲環境の湿度が極端に低下すると静電霧化用の結露水を生じ難くなるといった問題を、同時に解決することが可能である。
図18には、本発明の実施形態における更に他例の静電霧化装置を示している。更に他例の消音ダクト7は、前述のような二重筒構造であって、パンチングパイプのような穴あきの内筒9と外筒8との間に形成される断面リング状の空間内に吸音材10を介在させた構成になっている。そしてこの消音ダクト7にあっては筒状を成す吸音材10を、長板状であり且つ柔軟性を有する吸音部材36を幾重かに巻き付けることで形成している。図示例にあっては、この吸音部材36に多数の穴37を等間隔を隔てて穿設してあり、上記の如く巻き付けて吸音材10を形成した時点でこれらの穴37が該吸音材10内に放射状に配置される各空隙32となるようにしている。ここで、図12にて示したものと比較すれば、本例にあっては各層の空隙32が径方向に不連続に形成されて吸音性は更に向上するものである。また、このような長板状の吸音部材36を形成した後に巻き付けて筒状にするほうが、型抜きによって筒状の吸音材10を形成するよりも材料取りがよく、コスト削減に効果的である。
また、上記した各例において、限られたスペース内で更に騒音低減効果を向上させるためには、対向電極4を支持する部分に至るまでの領域を、吸音材10を備える消音ダクト7として構成することも好適である。
図19、図20にはその一実施形態が示してあり、消音ダクト7の一部(添付図面では後端部)を筐体3の外周の一部に重複してある。すなわち、本実施形態では内筒9の後端部に被係止部9bを有する複数の取付け部9cを突設してあるが、断面リング状をした吸音材10及び外筒8の後端部は内筒9の後端部よりも後方に突出し、取付け部9cに設けた被係止部9bを筐体3に設けた係止部3eに係止することで消音ダクト7を筐体3の先端部から突出するように取付けた状態で、筐体3の係止部3eよりも後方の部位まで吸音材10及び外筒8により覆ってある。これにより筐体3における放電空間S1に対応する部分の外周に消音ダクト7の後端部を重複して覆うことになり、放電空間S1において帯電微粒子液M発生時に生じた騒音を、騒音の発生源である筐体3の放電空間S1の外側部分において消音ダクト7の後部により消音すると共に、引き続き帯電微粒子液Mを含むイオン風が筐体3に内装した対向電極4から下流側に流れる際に消音ダクト7により消音できて、消音ダクト7により消音するに当って、消音ダクト7の筐体3よりも下流側の部分の長さを短くすることが可能となり、装置のコンパクト化が図れることになる。
上記いずれの実施形態においても、放電極2の先端と対向電極4とが筐体3の軸方向に並んで、放電端から放出される帯電微粒子液Mが筐体3の軸方向によって規定される吐出経路12に沿ってリング状をした対向電極4の内部を通る形で上記消音ダクト7内に流れるようにしたものにおいて、消音ダクト7の放出経路13の中心軸と吐出経路12の中心軸とが略一致している例となっているが、図21のように、消音ダクト7の放出経路13の中心軸が吐出経路12の中心軸と交差するように構成してもよい。これにより、消音ダクト7内を通過して装置外部に吐出される方向が上記吐出経路12からの放出方向に対して傾斜した状態となっており、消音ダクト7内を通過する際に騒音が内筒9に効果的に当たって低減されるようになっている。
また、消音ダクト7は図22(a)〜(e)に示すような構造であってもよい。図22(a)に示すものは単一の筒から成る消音ダクト7の内壁に吸音材10を内貼りした構造であり、図22(b)に示すものは消音ダクト7をクランク状に屈曲させるとともに吸音材10を内貼りすることで吸音を図る屈曲型構造である。図22(c)、(d)に示すものは共に消音ダクト7の上流側部分7a及び下流側部分7bの径を膨張室18となる中央部分7cの径よりも小径として断面積を変化させることで吸音を図る膨張型構造であり、図22(c)にあっては更に消音ダクト7の内壁に吸音材10を内貼りしている。また図22(e)に示すものは消音ダクト7の経路途中に連通する共鳴室11を形成して該共鳴室11内での共鳴を利用して吸音を図る共鳴型構造である。更に上記した各構造を組合せた消音ダクト7とすることも好適であり、例えば図22(b)の屈曲型構造と図22(c)、(d)の膨張型構造とを組合せた複合型とすることが考えられる。
また、対向電極4を支持するとともに放電極2を収納する上記筐体3においても、その放電極2を囲む内壁に消音用の凹凸を設けるといった消音構造を設け、これを上流側の消音ダクト7’として配する構成であってもよい(なお、上流側の消音ダクト7’は下記に説明する図23の実施形態で示している)。この場合、筐体3から成る上流側の消音ダクト7’と下流側の消音ダクト7とが連結されることで、対向電極4を挟む上流側から下流側に至るまでの領域を囲む消音ダクト部を形成する。そして、この消音ダクト部内に放電極2及び対向電極4を収納するとともに該対向電極4から下流側に向けてイオン風を通過させる構造となる。
上記構造により騒音低減効果が更に向上するので、同程度の騒音低減効果を実現可能な静電霧化装置14としては更なる小型化が可能である。
次に、液体供給手段1が貯液部1aに溜めた水のような液体を毛細管現象で放電極2の先端に液体を供給する静電霧化装置14の例を図23において模式的に示す。
本実施形態における静電霧化装置14は、水道水等の霧化液を貯める貯液部1aと、この貯液部1aに基端側を挿通させて支持される棒状の放電極2と、貯液部1a及び放電極2を収容するとともに放電極2の先端と対向する個所に開口部3aを形成してある筐体3と、この開口部3a内に位置するように筐体3に嵌め込み支持させてあるリング状の対向電極4と、放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加する電圧印加部5とを具備している。
上記放電極2は、先端が針状に尖るように多孔質セラミック等の多孔質体を用いて形成したもので、基端側は貯液部1a内の霧化液と接触してこれを毛細管現象により先端側に向けて搬送する構造になっている。なお、貯液部1a内の霧化液は給液パイプ17を通じて供給される。また図示例では放電極2を1本だけ備えているが、複数本備えてあっても構わない。
筒状の筐体3内に配置した放電極2とリング状をした対向電極4と筒状をした筐体3との位置関係については前述の実施形態と同様であるので重複する説明は省略する。筒状をした筐体3の対向電極4を位置させてある開口部3aの開口縁部分には、吸音部6を備えた筒状を成す消音ダクト7が連通接続させてある。この消音ダクト7は前述の各実施形態と同様のものを使用できる。
しかして上記構成の静電霧化装置14の貯液部1a内に霧化液を充填させると、貯液部1a内の霧化液は放電極2の毛細管現象により基端側から先端側に向けて吸上げられる。このとき放電極2側がマイナス電極となって電荷が集中するように電圧印加部5によって放電極2と対向電極4との間に高電圧を印加させることで、放電極2内に吸上げられて保持される霧化液を更に先端側に引き寄せるとともに先端部分で静電霧化現象により霧化させ、高い電荷を持つ帯電微粒子液Mを発生させることができる。なお、ここでの帯電微粒子液Mとは、ナノメータサイズの粒径のものを含む帯電状態の微粒子液であり、空気中にミスト状態で浮遊可能なものである。
そして、本実施形態においても、吸音部6を備えた消音ダクト7を筐体3の先端部に形成することで、前述の各実施形態と同様に消音できる。
上記各実施形態に示す静電霧化装置14は単独でも使用可能であるが、静電霧化装置14を空気清浄機等の送風装置40のハウジング50内に収めてもよい。
図24にはその一実施形態が示してあり、送風装置40のハウジング50内に強制空気流を作り出すファン30を内装すると共に、この強制空気流を流す直線状の送風路19が形成してある。送風路19にはファン30の下流側にフィルタ41が配置され、更に、送風路19内のフィルタ41よりも下流側に前述の静電霧化装置14が配置してあり、消音ダクト7から静電霧化装置14外部に吐出される帯電微粒子液Mが風により誘引され、所定の使用環境に向けて放出及び拡散される構造である。
ここで、静電霧化装置14の消音ダクト7に設けた帯電微粒子液Mを流す直線状の放出経路13が送風路19に交差するように静電霧化装置14を送風路19内に内装して放出経路13の先端開口を送風路19に連通させるように構成するのが好ましい。図24に示す実施形態では静電霧化装置14の筒状の筐体3の先端部に形成した消音ダクト7の放出経路13が筐体3の吐出経路12と交差し、更に、放出経路13が送風路19に対して交差するように傾斜させた例が示してあるが、吐出経路12の中心軸と放出経路13の中心軸とを一致させた場合は、静電霧化装置14を送風路19の送風方向に対して傾斜させることで放出経路13を送風路19に対して交差させることができる。
本実施形態においては、静電霧化装置14の消音ダクト7から放出された帯電微粒子液Mはファン30により送風路19内を流れる風により誘引されて使用環境に放出及び拡散されるのであるが、帯電微粒子液M発生時に生じた騒音を静電霧化装置14に備えた消音ダクト7を通過させることで低減させると共に、消音ダクト7から放出された騒音のうち特に高周波領域のものは指向特性を有するので、上記のように、放出経路13が上記送風路19に交差する形で連通させることで、使用環境にて受け取る騒音を更に低減することができる。
上記実施形態においては静電霧化装置14の消音ダクト7に設けた放出経路13が送風路19に交差するように静電霧化装置14を送風路19内に内装した例を示したが、図25のように、送風装置40のハウジング50内に強制空気流を作り出すファン30を内装すると共に、この強制空気流を流す直線状の送風路19を形成し、ハウジング50内において静電霧化装置14を送風路19外に配置し、静電霧化装置14に設けた消音ダクト7の放出経路13の先端開口を送風路19に連通するように開口させてある。そして、本実施形態においては消音ダクト7の放出経路13が送風路19に対して交差している。図25に示す実施形態では消音ダクト7の放出経路13が送風路19に対して直交しているが、交差するものであれは放出経路13が送風路19のなす角度が90度以外であってもよい。
この場合にあっても、消音ダクト7から静電霧化装置14の外部に吐出される帯電微粒子液Mは風により誘引されて使用環境に放出及び拡散されるとともに、使用環境にて受け取る騒音はその指向特性により低減されるようになっている。
図26には、空気清浄機に静電霧化装置を装着し静電霧化システムにおける送風路の方向に対する消音ダクトの方向の傾斜角度[°]と、正面30cmの位置で計測される騒音レベルの低減量[db(A)]との関係を示している。これは、消音ダクト7として直径20mm、長さ20mmのスリットを有する内筒9と、直径40mm、長さ20mmの外筒8と、EPDM系連続発泡樹脂から成る吸音材10とを具備するものを用いた場合の結果である。この条件下においては、図示の如く角度が40〜90°の範囲内で騒音レベルの低減が確認されるが、どの角度に設定したときに騒音レベルがどの程度低減されるかは、これら各種条件に拠る。
また上記した各例の構成が、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜組合せ可能であることは勿論である。
1 液体供給手段
2 放電極
3 筐体
4 対向電極
5 電圧印加部
7 消音ダクト
13 放出経路
14 静電霧化装置
22 窓部

Claims (3)

  1. 放電極と、
    上記放電極へ液体を供給する液体供給手段と、
    上記放電極に対向して配置された対向電極と、
    上記放電極を内部に納め、対向電極を支持する筐体と、
    上記放電極と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部とで構成され、
    上記高電圧によって放電極に供給された上記液体を放電極の先端において静電霧化させて帯電微粒子液を作り出し、この帯電微粒子液を上記放電極先端から上記対向電極を通過させて放出する静電霧化装置において、
    前記筐体の先端部には、内部が対向電極を位置させている開口部に連通し前記帯電微粒子液を含むイオン風を整流して放出するための放出経路となった筒状体が形成され、
    前記筒状体は前記帯電微粒子液により帯電されるものであることを特徴とする静電霧化装置。
  2. 放電極と、
    上記放電極へ液体を供給する液体供給手段と、
    上記放電極に対向して配置された対向電極と、
    上記放電極を内部に納め、対向電極を支持する筐体と、
    上記放電極と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部とで構成され、
    上記高電圧によって放電極に供給された上記液体を放電極の先端において静電霧化させて帯電微粒子液を作り出し、この帯電微粒子液を上記放電極先端から上記対向電極を通過させて放出する静電霧化装置において、
    前記筐体の先端部には、外筒と内筒とからなる二重筒構造であって、内部が対向電極を位置させている開口部に連通し前記帯電微粒子液を含むイオン風を整流して放出するための放出経路となった筒状体が形成され、
    前記内筒は前記帯電微粒子液により帯電されるものであることを特徴とする静電霧化装置。
  3. 上記筐体には外部空気を内部に導入する空気導入用の窓部が形成され、上記筐体に上記筒状体を構成する消音ダクトが取付けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電霧化装置。
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