JP4812769B2 - 表示システム、表示装置、表示プログラム、表示方法及び表示プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

表示システム、表示装置、表示プログラム、表示方法及び表示プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、自動車や電車等の車両、航空機、船舶等といった移動体に用いられる表示装置或いは表示システムに関する。
近年、車速やエンジンの回転数等の車両状態情報、ナビゲーション画像等の運転を支援するための付加情報を表示する車両用表示装置が提案されている(特許文献1参照)。図5に示すように特許文献1に記載の自動車は、車両用表示装置61、表示装置62及び表示装置63が搭載されており、それぞれの車両用表示装置には、液晶パネル64、液晶パネル65及び液晶パネル66、光源67、光源68及び光源69、フォトセンサ70、フォトセンサ71及びフォトセンサ72、切替手段73、切替手段74及び切替手段75を備えている。
切替手段73、切替手段74及び切替手段75は、切替端子と入力端子を備えている。光源67、光源68及び光源69の発光状態は、それぞれの光源に対応するフォトセンサ70、フォトセンサ71及びフォトセンサ72が検出され、検出結果は制御回路76に接続される。制御回路76は、切替手段73、切替手段74及び切替手段75の切替端子に接続されるとともに、映像ユニット77に接続される。
映像ユニット77は車両用表示装置61、62、63が表示する情報の出力を行うが、映像ユニット77では情報の重要度を設定しており、情報は最も高い重要が高い重要度1、重要度2及び最も重要度の低い重要度3のいずれかにランクされる。映像ユニット77では、重要度を出力する情報のグループとしている。
制御回路76は、切替手段73、74、75を制御することで、液晶パネル64、65、66にそれぞれ異なる重要度の情報を供給する。液晶パネル64に重要度1の情報を表示させる場合は、重要度1の情報、重要度2の情報及び重要度3の情報のうち、重要度1の情報のみが液晶パネル64に供給されるように、制御回路76が切替手段73を制御する。このとき制御回路76は、液晶パネル65に映像ユニット77より重要度2の情報が供給されるよう切替手段74を制御し、液晶パネル66に映像ユニット77より重要度3の情報が供給されるよう切替手段74を制御する。
重要度が最も高い重要度1の情報を表示する車両用表示装置61のフォトセンサ70が光源の異常を検出すると、制御回路76はこれまで重要度2の情報を表示していた車両用表示装置62に、重要度1の情報を表示するように切替手段74を制御する。これにより、車両用表示装置62は車両用表示装置61にかわって、重要度1の情報を表示するようになる。更に、これまで車両用表示装置62が表示していた重要度2の情報は、制御回路76が切替手段75を制御することで、車両用表示装置63が表示するようになる。
特許文献2では、図6に示すように、自動車には車両用表示装置80、81、82が搭載されている。車両用表示装置80は液晶パネル83と液晶パネル83を制御するためのプログラムを記憶するメモリとを備えており、車両用表示装置81は液晶パネル84と液晶パネル84を制御するためのプログラムを記憶するメモリとを備えている。更に、車両用表示装置82はヘッドアップディスプレイ85とヘッドアップディスプレイ85を制御するためのプログラムを記憶するメモリとを備えている。
車両用表示装置80の液晶パネル83が故障した場合、車両用表示装置81の液晶パネル84は、車両用表示装置80の故障を示す情報を表示する。その後、制御部86は、液晶パネル84に対してすでに表示されている情報とともに、液晶パネル83で表示されていた情報の同時表示を行い、運転に支障をきたさないようドライバに必要な情報の表示を行う。
特開平10−129300号公報 特開2004−249836号公報
特許文献1は、複数の車両用表示装置のうち一つの車両用表示装置に異常が検出されると、異常が検出された車両用表示装置が表示していた情報は、この情報よりも重要度が下位の情報を表示する車両用表示装置で、下位の情報にかわって表示することになる。このため、車両用表示装置に異常が検出される毎に表示位置が著しく変更され、いずれの位置に表示されているのか非常に分かり難いという問題があった。その結果、ドライバの運転中の安全性を低下させる可能性を有している。
また、車両用表示装置の備えるセンサが異常を検出すると、異常が発生したディスプレイの正常表示領域で表示を継続することが可能であった場合においても他の表示装置が代替表示を行うため、ドライバの得られる情報が大幅に減少する可能性を有していた。特許文献2では、複数の車両用表示装置を持つ車両用表示システムにおいて、複数の車両用表示装置うちの一の表示部の表示動作状態の異常が検出されたとき、当該一の表示部により表示されていた表示項目を少なくとも他の表示部の画面に複合的に表示させるよう構成されていることを特徴とするものである。このため、異常が生じた表示装置の一部が表示を継続することが可能であった場合においても、表示されていた表示項目は他の表示装置に複合表示を行うため、表示位置が著しく変更され、いずれの位置に表示されているのか非常に分かり難いという問題があった。その結果、ドライバの運転中の安全性を低下させる可能性を有している。
本発明は上記の課題を鑑みなされたものであり、移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示する表示装置において、表示領域の一部分に異常が発生した場合に、その部分に表示されている情報を同一の表示装置内の表示可能な領域に表示することを目的とするものである。
本発明は上記の目的を達成するためになされたものであり、本発明の表示システムは、操縦可能な移動体に搭載されたディスプレイと、この移動体の情報を含む複数の情報を画像として前記ディスプレイへ表示すべく制御を行う制御手段と、を備えた表示システムであって、前記ディスプレイの一部に表示異常が生じた場合に、表示異常が発生した表示異常領域に表示されていた情報を、正常な表示が行われている正常表示領域に表示するよう制御する制御手段を有することを特徴とする。
上記構成によれば、移動体に搭載されるディスプレイに異常が検出されたとしても、前記ディスプレイ内の正常表示領域に表示異常領域の画像を表示することが可能となるため、同じディスプレイに表示できることとなる。
また、本発明の表示システムでは、前記ディスプレイのうち、前記ディスプレイに移動体の情報を含む複数の情報をどのようなレイアウトで表示するかを示す画面レイアウトデータを複数記憶するパターン記憶手段と、前記画面レイアウトデータ及び前記画像に基づき前記ディスプレイに表示する表示用データを生成する画像出力制御部と、を有することを特徴とする。予め画面レイアウトデータが記憶されているため、ディスプレイの表示状態に適した表示用データの生成及び表示を容易に行うことが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記移動体の情報を含む複数の情報のうち、少なくとも2以上の情報に対する重要度を記憶する重要度ランク記憶手段と、前記重要度ランク記憶装置に記憶されたランクをもとに、表示する情報を調整し前記正常表示領域に表示するよう制御する画像出力制御部と、を有することを特徴とする。
このため、前記正常表示領域に全ての情報を表示できない場合に、ドライバが運転するために必要な情報を記憶されている重要度ランクをもとに表示することが可能となり、運転に支障を与えることのないように重要な情報を優先的に表示することが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、視認可能な最小の画像サイズ情報を記憶する第1テーブルと、画像の縦横変形率を記憶する第2テーブルと、前記第1テーブルと前記第2テーブルに基づき前記ディスプレイに表示する画像を変形する前記画像出力制御部とを有することを特徴とする。
このため、各画像の変形を各テーブルに記憶されたデータを基に行うことが可能となり、前記ディスプレイに異常が検出された場合、正常表示領域に画像を表示する際に、最適なサイズの画像を効率よく設定することが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示したときに視認可能な最小の画像サイズ情報を記憶する第1テーブルと、前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示するものが、前記第1テーブルに記憶された画像サイズ以下である場合に、前記情報を数値若しくは文字を用いて表示するよう制御する画像出力制御部と、を備えたことを特徴とする。このため、正常表示領域が小さい場合でもドライバが移動体を操縦するために必要な情報を視認可能な程度に表示することが可能である。
また、本発明の表示システムでは、前記表示異常領域を検知する検知手段を接続することを特徴とする。このため、表示異常領域が発生すると、画像出力制御部はディスプレイの正常表示領域に応じた表示用データの生成を開始することが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記表示異常領域を入力する入力手段を備えたことを特徴とする。入力手段によって表示異常領域を入力するため、表示異常領域を正確に入力することが可能である。
また、本発明の表示装置は、操縦可能な前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示するディスプレイと、前記ディスプレイの表示異常領域に表示されていた画像を、前記ディスプレイの正常表示領域に変更する画像出力制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の表示システムでは、前記パターン記憶手段への画面レイアウトデータの追加と、前記パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータの変更と、前記パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータの削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする。このため、ドライバは画像の大きさ、位置関係及び重ね合わせ等を決定する画面レイアウトデータをカスタマイズすることが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記重要度ランク記憶手段への重要度の追加と、前記重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度の変更と、前記重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする。このため、ドライバは運転するために必要な情報を記憶している重要度ランク記憶手段の重要度ランクをカスタマイズすることが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記第1テーブルへの視認可能な最小の画像サイズ情報の追加と、前記第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズ情報の変更と、前記第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズ情報の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする。このため、ドライバは移動体を操縦するために必要な情報を視認可能な程度に表示するための視認可能な最小の画像サイズ情報をカスタマイズすることが可能となる。
また、本発明の表示システムでは、前記第2テーブルへの縦横変形率の追加と、前記第2テーブルに記憶されている縦横変形率の変更と、前記第2テーブルに記憶されている縦横変形率の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする。このため、ドライバは移動体を操縦するために必要な情報を視認可能な程度に表示するための縦横変形率をカスタマイズすることが可能となる。
なお、本発明は、表示システムのみならず、これらに用いられる表示プログラムや表示方法やプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体に対しても向けられている。
上記構成によれば、移動体に搭載されるディスプレイに異常が検出されたとしても、前記ディスプレイ内の正常表示領域に表示異常領域の画像を表示することが可能となるため、同じディスプレイに表示できることとなる。
画像出力制御部の構成を示すブロック図 車両のインパネ表示システムを示すブロック図 表示用データの表示フロー図 表示用データの加工フロー図 表示例 従来の車両のインパネ表示システムを示すブロック図 従来の車両のインパネ表示システムを示すブロック図 画面レイアウトテーブルのカスタマイズする場合の処理を示すフロー図図
符号の説明
1 インパネ表示システム
3 車両システム
4 アメニティシステム
5 セーフティシステム
6 ディスプレイプラットフォーム部
7 液晶パネル
8 マルチ表示リアルタイム処理回路
9 ディスプレイプラットフォーム用マイコン
11 液晶コントローラ
12 タイミングジェネレータ
13 バックライト制御回路
14 液晶画質改善回路
15 表示データ用メモリ
16 画像出力制御部
17 画像入力制御部
18 電源回路
19 標準画像インターフェース
21,31,32 車内LAN
34 車両システム用グラフィックディスプレイコントローラ
35 車両システム用プロセッサ
36 車両システム用マイコン
37 アメニティシステム用グラフィックディスプレイコントローラ
38 アメニティシステム用プロセッサ
39 アメニティシステム用マイコン
40 セーフティシステム用グラフィックディスプレイコントローラ
41 セーフティシステム用プロセッサ
42 セーフティシステム用マイコン
50 表示用データ生成部
51 表示領域変更部
52 画面レイアウトテーブル
53 入力手段
54 情報記憶媒体
本発明の実施の一形態にかかる表示システムを、図1〜図4を用いて説明すれば、以下のとおりである。図2は、表示システムが搭載される車両のインパネ表示システムを示すブロック図である。同図に示されるように、インパネ表示システムは、本発明に係るインパネ表示システム1と、車両データの入出力システム(車両システム3)と、DVDやTVあるいはGPSやAudio等のアメニティ系の入出力システム(アメニティシステム4)と、各種CCDやセンサ等のセーフティ系の入出力システム(セーフティシステム5)と、車両データ伝送用の車内LAN21とを備える。車両データ用車内LAN21には、パワートレイン系車内LAN21xとボディ系車内LAN21yとがある。パワートレイン系車内LAN21xには、エンジン系の制御を担うエレクトリックコントロールユニット(ECU)28aやギア系の制御を担うエレクトリックコントロールユニット(ECU)28b等が接続されている。また、ボディ系車内LAN21yには、ドア系の制御を担うエレクトリックコントロールユニット(ECU)29aやライト系の制御を担うエレクトリックコントロールユニット(ECU)29b、エアコン系の制御を担うエレクトリックコントロールユニット(ECU)29c等が接続されている。
インパネ表示システム1(表示システム)は、ディスプレイプラットフォーム部6(表示制御手段)と、液晶パネル7(表示装置)とを備えている。このディスプレイプラットフォーム部6は、ディスプレイプラットフォーム用マイコン9(以下、DPFマイコン9と称する)と、液晶コントローラ11と、表示データ用メモリ15と、電源回路18と、タイミングジェネレータ12と、バックライト制御回路13とを備える。さらに、液晶コントローラ11は、液晶画質改善回路14と、マルチ表示リアルタイム処理回路8とを備え、さらに、このマルチ表示リアルタイム処理回路8は、画像出力制御部16と、画像入力制御部17と、標準画像インターフェース19とを備える。
車両システム3は、車両システム用グラフィックディスプレイコントローラ34(以下、車両システム用GDC34と称する)と、車両システム用プロセッサ(CPU、プロセッサ)35と、車内LAN対応の車両システム用マイコン36とを備える。アメニティシステム4は、アメニティシステム用グラフィックディスプレイコントローラ37(以下、アメニティシステム用GDC37と称する)と、アメニティシステム用プロセッサ(CPU、プロセッサ)38と、車内LAN対応のアメニティシステム用マイコン39とを備える。また、セーフティシステム5は、セーフティシステム用グラフィックディスプレイコントローラ40(以下、セーフティシステム用GDC40と称する)と、セーフティシステム用プロセッサ(CPU、プロセッサ)41と、車内LAN対応のセーフティシステム用マイコン42とを備える。
ここで、車両システム用マイコン36は、車両データ伝送用の車内LAN21(パワートレイン系車内LAN21x・ボディ系車内LAN21y)に接続されている。また、ディスプレイプラットフォーム部6のDPFマイコン9、車両システム3の車両システム用マイコン36、アメニティシステム4のアメニティシステム用マイコン39、およびセーフティシステム5のセーフティシステム用マイコン42は表示制御データ伝送用の車内LAN32に接続されている。この車内LAN32は、CAN、LINといった車内LANであり、画面表示を制御するための画像出力制御データ(後述)や画面レイアウトデータ(後述)を規定のフォーマットに合わせて送受する伝送路である。
また、車両システム用GDC34、アメニティシステム用GDC37、セーフティシステム用GDC40、およびディスプレイプラットフォーム部6の標準画像インターフェース19は画像データ伝送用の車内LAN31に接続されている。この車内LAN31は、高速のLAN(例えば、CAN、MOST、IDB1394)であり、ディスプレイプラットフォーム部6と各システムのGDC(34・37・40)とをコネクタを介して接続する伝送路である。なお、この車内LAN31を1対1の専用線で形成しても構わない。
以下に、車両データ伝送用の車内LAN21、車両システム3、アメニティシステム4、セーフティシステム5およびインパネ部2の各部の機能について説明する。
車内LAN21のパワートレイン系車内LAN21xには、エンジン系のECU28aやギア系のECU28b等が接続されている。エンジン系のECU28aは、エンジン制御やエンジンに係る数値データの送信、他のECUからの制御データの受信等を行う。ギア系のECU28bは、ギア制御やギアに係る数値データの送信、他のECUからの制御データの受信等を行う。そして、このパワートレイン系車内LAN21xから、車両データとして、警告情報、ウィンカ、スピード、回転数に係るデータ(実時間での送信と高信頼性が要求されるリアルタイムデータ)が車両システム3の車両システム用マイコン36に伝送される。
車内LAN21のボディ系車内LAN21yには、ドア系のECU29aやライト系のECU29b、エアコン系のECU29c等が接続されている。ドア系のECU29aは、ドアの開閉信号の送信、他のECUからの制御データの受信等を行う。ライト系のECU29bは、ライトのON/OFF信号の送信、他のECUからの制御データの受信等を行う。また、エアコン系ECU29cは、エアコン制御やエアコンに係るデータの送信、他のECUからの制御データの受信等を行う。そして、このボディ系車内LAN21yから、車両データとして、ドアの開閉、ライト、エアコン制御等に係るデータ(低速でも問題ないデータ)が車両システム3の車両システム用マイコン36に伝送される。
車両システム3の車両システム用マイコン36は、CAN、LIN、FlexRay等自動車特有のLAN(ローカルエリア・ネットワーク)のインターフェースを有するマイクロコントローラである。
この車両システム用マイコン36は、車両データ伝送用の車内LAN21から各種の車両データ(パワートレイン系やボディ系の車両データ)を受信し、これを車両システム用プロセッサ35に送信する。
また、車両システム用マイコン36は、車内LAN21から受信した各種の車両データ(直進、停止、右折、左折、バック、走行スピード等に係るデータ)を表示制御データ伝送用の車内LAN32を介して、アメニティシステム用マイコン39およびセーフティシステム用マイコン42並びにディスプレイプラットフォーム部6のDPFマイコン9に送信する。
さらに、車両システム用マイコン36は、車両システム用プロセッサ35で生成された画面レイアウトデータ(後述)および画像出力制御データ(後述)を表示制御データ伝送用の車内LAN32に送出する。
車両システム3の車両システム用プロセッサ35は、車両システム用マイコン36を介して送られてきた各種の車両データを受けて車両システム用GDC34を制御し、画像データ(スピードメータ、タコメータ、シフトレバー位置等の画像に対応する画像データ)を生成する。さらに、車両システム用プロセッサ35は、各画像の大きさ、位置関係、重ね合わせ等を決定するための画面レイアウトデータと、画像やレイアウトの切替を制御する画像出力制御データとを生成する。
車両システム用GDC34は、車両システム用プロセッサ35の命令によって2次元あるいは3次元のグラフィック描画を行い、生成された画像データを画像データ伝送用の車内LAN31に送出する。
アメニティシステム4のアメニティシステム用マイコン39は、CAN、LIN、FlexRay等自動車特有のLANのインターフェースを有するマイクロコントローラであり、車内LAN32を介して車両システム用マイコン36から送信された車両データを受信し、これをアメニティシステム用プロセッサ38に送信する。
さらに、アメニティシステム用マイコン39は、アメニティシステム用プロセッサ38で生成された画面レイアウトデータ(後述)および画像出力制御データ(後述)を、表示制御データ伝送用の車内LAN32に送出する。
アメニティシステム4のアメニティシステム用プロセッサ38は、インターフェース46を介してDVDあるいはTVから送られたデータあるいはSCI47を介してGPSやAudioから送られたデータと、アメニティシステム用マイコン39を介して送られてきた車両データとを受けて、アメニティシステム用GDC37を制御し、画像データ(ナビ画像、TV画像、DVD画像等に対応する画像データ)を生成する。このナビ画像に対応する画像データは、アメニティシステム用プロセッサ38がDVDからの地図データと、GPSからの車両位置情報とを組み合わせることによって生成される。
さらに、アメニティシステム用プロセッサ38は、各画像の大きさや位置関係等を決定するための画面レイアウトデータと、画像やレイアウトの切替を制御する画像出力制御データとを生成する。
アメニティシステム用GDC37は、アメニティシステム用プロセッサ38の命令によって2次元あるいは3次元のグラフィック描画を行い、生成された画像データを画像データ伝送用の車内LAN31に送出する。
セーフティシステム5のセーフティシステム用マイコン42は、CAN、LIN、FlexRay等自動車特有のLANのインターフェースを有するマイクロコントローラであり、車内LAN32を介して車両システム用マイコン36から送信された車両データを受信し、これをセーフティシステム用プロセッサ41に送信する。
さらに、セーフティシステム用マイコン42は、セーフティシステム用プロセッサ41で生成された画面レイアウトデータおよび画像出力制御データを、表示制御データ伝送用の車内LAN32に送出する。
セーフティシステム5のセーフティシステム用プロセッサ41は、インターフェース48を介して正面CCDや後方CCD、各種センサから送られたデータと、セーフティシステム用マイコン42を介して送られてきた車両データとを受けて、セーフティシステム用GDC40を制御し、画像データ(各種CCD画像等に対応する画像データ)を生成する。具体的には、各種のCCDからの入力画像を用いて障害物検知や白線検知等の安全検知処理等を行い、障害物の警告画像データ等を生成する。さらに、セーフティシステム用プロセッサ41は、各画像の大きさや位置関係等を決定するための画面レイアウトデータと、画像やレイアウトの切替を制御する画像出力制御データとを生成する。ここでは、CCD画像に警告画像を重ねて表示するようなレイアウトも可能である。
セーフティシステム用GDC40は、セーフティシステム用プロセッサ41の命令によって2次元あるいは3次元のグラフィック描画を行い、生成された画像データを画像データ伝送用の車内LAN31に送出する。
インパネ表示システム1のDPFマイコン9は、CAN、LIN、FlexRay等自動車特有のLANのインターフェースを有するマイクロコントローラであり、車両システム用マイコン36、アメニティシステム用マイコン39およびセーフティシステム用マイコン42から車内LAN32に送出された各画面レイアウトデータおよび画像出力制御データを受信し、これをマルチ表示リアルタイム処理回路8に入力する。また、DPFマイコン9は、車両システム用マイコン36から車内LAN32に送出された車両データを受信し、これをマルチ表示リアルタイム処理回路8に入力する。
インパネ表示システム1の液晶パネル7は、ドライバICやバックライト等を含む液晶パネルモジュールである。タイミングジェネレータ12は、液晶パネルに特有の信号を生成する。バックライト制御回路13は液晶パネル7のバックライトを制御する。電源回路18は、液晶パネル7に電源電圧を与える。表示データ用メモリ15は、画像データを一時的に記憶/蓄積する。また、この表示データ用メモリ15は、画像処理等を実行する際の作業用としても用いられる。
インパネ部表示システム1の液晶コントローラ11は、液晶パネル7に表示データを出力する。すなわち、マルチ表示リアルタイム処理回路8にて、各システム(車両システム3、アメニティシステム4、セーフティシステム5)で生成された各種画像データおよび画面レイアウトデータと、予め設定された画面レイアウト情報とに基づいて、表示用データを生成する。さらに、液晶画質改善回路(高品位表示回路)14にて、液晶パネル7の特性に合わせてこの表示用データを最適化(画質改善)し、これを液晶パネル7に出力する。
マルチ表示リアルタイム処理回路8の各部をさらに説明すれば以下のとおりである。
標準画像インターフェース19は、MOST、IDB1394等といった画像データ用LAN、またはLVDS、DVI、HDMI等といった専用線から入力される画像データを受信する。また、画像入力制御部17は、標準画像インターフェース19を介して入力された各種画像データを、DPFマイコン9から入力された画面レイアウトデータに基づいて表示データ用メモリ15の所定領域に書き込む。
画像出力制御部16は、表示データ用メモリ15から画像データを読み出し、DPF用マイコン9から入力された画面レイアウトデータに基づいて、各画像を液晶パネル7に一覧表示するための表示用データを生成する。この表示用データは、液晶画質改善回路14を介して液晶パネル7に出力される。これにより、車両の走行状態に応じ、液晶パネル7の所定位置(画面レイアウト情報に従った位置)に、各システム(車両システム3、アメニティシステム4およびセーフティシステム5)で生成された画像が各システムで生成されたレイアウトにて表示される。
液晶パネル7の表示用データは以下のように生成される。まず、エンジン系のECU28aおよびギア系のECU28bから車両データが、車両システム用マイコン36に送られ、さらに、この車両システム用マイコン36から車内LAN32を介して、アメニティシステム用マイコン39およびセーフティシステム用マイコン42に送信される。また、上記車両データは、車両システム用マイコン36からディスプレイプラットフォーム部6のDPF用マイコン9にも送られる。
次に、走行時の画面表示について説明する。走行時には、操縦(運転)者から見て左側の領域にカーナビ画面、その右領域にスピードメータ画面、その右領域にシフトインジケータ画面、その右領域にタコメータ画面、その右領域には燃料系/水温計画面が配置されている。このような画面を表示するための表示用データは以下のように生成される。
まず、エンジン系のECU28aおよびギア系のECU28bから車両データが、車両システム用マイコン36に送られ、さらに、この車両システム用マイコン36から車内LAN32を介して、アメニティシステム用マイコン39およびセーフティシステム用マイコン42に送信される。また、上記車両データは、車両システム用マイコン36からディスプレイプラットフォーム部6のDPF用マイコン9にも送られる。
ここで、車両システム用マイコン36は受信した車両データ(スピードおよびギア位置のデータ)を車両システム用プロセッサ35に送信する。ここで、車両システム用プロセッサ35は、送られた車両データから車両が直進中であることを認識し、車両システム用GDC34を用いてスピードメータ/タコメータ画面の各画像並びに燃料計/シートベルト/ドア開閉/ウィンカ画面の各画像に対応する画像データを生成し、車内LAN31に送出する。さらに、車両システム用プロセッサ35は、各画像のレイアウト(大きさ、位置関係、重ね合わせ等)に係る画面レイアウトデータと、画像やレイアウトの切替を制御する画像出力制御データとを生成し、車内LAN32に送出する。
また、アメニティシステム用マイコン39は受信した車両データ(スピードおよびギア位置のデータ)をアメニティシステム用プロセッサ38に送信する。ここで、アメニティシステム用プロセッサ38は、送られた車両データから車両が直進中であることを認識し、インターフェース46から入力されるDVDデータ(地図データ)およびSCI47から入力されるGPS情報並びに上記車両データを受けてアメニティシステム用GDC37を制御し、ナビ画像に対応する画像データを生成する。この画像データはアメニティシステム用GDC37によって車内LAN31に送出される。さらに、アメニティシステム用プロセッサ38は、上記画像のレイアウト(大きさ、位置関係、重ね合わせ等)に係る画面レイアウトデータと、画像やレイアウトの切替を制御する画像出力制御データとを生成する。これらのデータはアメニティシステム用マイコン39を介して車内LAN32に送出される。
各システム(車両システム3・アメニティシステム4)から車内LAN31に送出された各画像データは、標準画像インターフェース19を介して画像入力制御部17に入力される。一方、各システムから車内LAN32に送出された画面レイアウトデータおよび画像出力制御データは、DPF用マイコン9を介して、マルチ表示リアルタイム処理回路8(画像出力制御部16・画像入力制御部17)に入力される。
画像入力制御部17に入力された各画像データは、DPFマイコン9から入力された画面レイアウトデータに基づいて、表示データ用メモリ15の所定領域に書き込まれる。
画像出力制御部16は、DPFマイコン9から入力された画面レイアウトデータと、画像出力制御データとに基づいて、表示データ用メモリ15から画像データを読み出し、各画像を液晶パネル7に一覧表示するための表示用データを生成する。
画像出力制御部16で生成された表示用データは、液晶画質改善回路14を介して液晶パネル7に出力され、表示がなされる。
<表示異常が発生した場合>
以下、表示用データを表示困難な表示異常領域が液晶パネル7に発生した場合に、表示可能な正常表示領域で表示用データを表示する例について、図1、図2、図3−1、図3−2及び図4を用いて説明する。
図2に示すインパネ表示システム1には、入力手段53と情報記憶媒体54とが接続されている。このインパネ表示システム1は、ディスプレイプラットフォーム部6と、液晶パネル7とを備えている。ディスプレイプラットフォーム部6は、DPFマイコン9と、液晶コントローラ11と、表示データ用メモリ15と、電源回路18と、タイミングジェネレータ12と、バックライト制御回路13とを備える。さらに、液晶コントローラ11は、液晶画質改善回路14と、マルチ表示リアルタイム処理回路8とを備え、さらに、このマルチ表示リアルタイム処理回路8は、画像出力制御部16と、画像入力制御部17と、標準画像インターフェース19とを備える。マルチ表示リアルタイム処理回路8が備える画像出力制御部16は、表示用データ生成部50と、表示領域変更部51と、画面レイアウトテーブル52とを備えている。この画像出力制御部16には、入力手段53が接続される。更に、表示システムの表示プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な情報記憶媒体54がインパネ表示システム1の備えるディスプレイプラットフォーム部6に接続される。尚、表示システムの表示プログラムを記憶する領域として情報記憶媒体54を用いる例を示すが、表示データ用メモリ15に記憶することも可能である。
入力手段53は、ジョイスティック、トラックボール、タッチパネル、操作キー及び音声のうちの少なくともいずれかよりなるインターフェースである。図1に示す入力手段53は、表示用データ生成部50が生成した複数の表示用データより液晶パネル7に表示する1つを選択する場合や、画面レイアウトテーブル52に記憶されている画面レイアウトデータ若しくは画面レイアウトデータ生成用情報の追加、変更及び削除の各種操作を行う場合に用いる。
入力手段53は、液晶パネル7に表示異常領域が発生した場合にも用いることが出来る。表示異常領域が発生すると、入力手段53を用いて該当領域の指定を行う。入力手段53は、表示用データ生成部50に対して、表示異常領域発生指定信号を出力する。表示用データ生成部50は、入力された表示異常領域発生指定信号を基に表示領域変更部51を制御し、画像入力制御部17から画像レイアウトデータが入力されるのを停止する。
入力手段53を用いて表示異常領域を指定し、表示用データ生成部50に表示異常領域発生指定信号を出力することを記載したが、表示異常領域をセンサや検知回路が検知し、これらのセンサや検知回路より表示用データ生成部50に表示異常領域発生指定信号を出力するようにしても良い。
表示用データ生成部50は、表示領域変更部51を介して、画像レイアウトテーブル52に記憶されている画面レイアウトデータの読み出しを行うとともに、表示データ用メモリ15に記憶されている各システム(車両システム3・アメニティシステム4・セーフティシステム5)より送出された画像データの読み出しを行う。更に、表示用データ生成部50は、読み出された画像レイアウトテーブル52の画面レイアウトデータと、表示データ用メモリ15の画像データより、液晶パネル7に一覧表示するための表示用データを生成する。
この表示用データは、液晶画質改善回路14を介して液晶パネル7に出力される。これにより、車両の走行状態と液晶パネル7の表示状態に応じ、液晶パネル7の所定位置(画面レイアウト情報に従った位置)に、各システム(車両システム3、アメニティシステム4・セーフティシステム5)で生成された画像が表示される。
画面レイアウトテーブル52は、表示異常領域と正常表示領域より構成される画面レイアウトデータの複数のパターンを記憶するパターン記憶手段と、表示用データとして液晶パネル7に優先して表示するための各画像データの重要度ランクを記憶する重要度ランク記憶手段と、前記各画像データの視認可能な最小サイズを記憶する第1テーブルと、前記各画像データの視認可能な縦横変形率を記憶する第2テーブルと、を備えている。
次に、液晶パネル7に表示用データの表示が困難となる表示異常領域が発生した場合、表示が可能な正常表示領域で表示用データを表示する表示システムの動作について説明する。
表示用データを表示困難な表示異常領域が液晶パネル7に発生した場合、画面レイアウトテーブル52のパターン記憶手段に記憶されている複数の画面レイアウトデータの読み出しを行う。パターン記憶手段には、表示異常領域の発生を想定した画面レイアウトデータが記憶されており、例えば、液晶パネル7を列方向に5分割したときの最も左側の列を除く他の4列で画像データを表示するための画面レイアウトデータ、若しくは、中央の列を除く他の4列で画像データを表示するための画面レイアウトデータなどが記憶されている。パターン記憶手段には、列方向のみならず行方向との組み合わせパターン、複数の表示異常領域発生に対応したパターン等、複数のパターンが記憶されている。
パターン記憶手段より読み出される画面レイアウトデータのパターンは、1つずつ若しくは複数同時に液晶パネル7に表示される。表示された画面レイアウトデータより、ドライバ自身が、入力手段53を用いて最適な画面レイアウトデータの選択を行う。若しくは、入力手段53より出力される表示異常領域発生指定信号を基に、パターン記憶手段より読み出される画面レイアウトデータのうち、現在の液晶パネル7における正常表示領域の形状に該当するパターンの選択を表示用データ生成部50が行う(図3−1のS1)。
選択された画面レイアウトデータに基づき、各画像データより液晶パネル7に一覧表示するための表示用データが表示用データ生成部50で生成される。生成された表示用データは、液晶パネル7にて表示が行われる。しかしながら、液晶パネル7におけるトータルの表示異常領域の割合が大きい場合、パターン記憶手段より読み出した画面レイアウトデータに基づく表示用データの生成では、スピードメータ、タコメータ、燃料計、ナビ、CCD画像等の画像データが正常表示領域に入り切らない場合がある。表示用データ生成部50では、選択された画面レイアウトデータと画像データによる表示用データ生成可否判定を行う。画像データが全て入る場合は液晶パネル7での表示を行い、画像データが入り切らない場合には画像データの加工、選択を行うS3に移る(図3−1のS2)。
表示用データの加工を行うS3では、最初に表示用データの加工方法選択が行われ(図3−1のS3−1)、次に、選択した加工方法による画像加工が行われる(図3−1のS3−2)。表示用データの加工方法には、重要度ランクに基づいた画像データの選択、画像データの縮小に基づいた画像データ加工及び重要度ランクに基づき選択した画像データの縮小の3種類の加工方法が用意されており、この内のいずれかより選択することが可能である(S3−1)。また、表示用データの加工を行うS3内では、加工方法情報が付加されることになり、この加工方法情報を参照して画像データの加工が行われる(S3−2)。この加工方法情報には、いずれの加工方法が選択されたかを示す選択加工方法情報と、加工条件として重要度ランク選択情報及び縮小率選択情報を示す情報と、を含んでいる。
(重要度ランクに基づいた画像データの選択)
S3−1及びS3−2で行われる表示用データの加工フローを図3−2に示す。表示用データの加工方法選択(S3−1)において重要度ランクに基づいた画像データの選択が選ばれると、加工方法情報の選択加工方法情報には、重要度ランクに基づいた画像データの選択が選ばれたことが記憶され、重要度ランク選択情報には、最上位の重要度ランクが記憶され、更に縮小率選択情報には、最大の縮小率が記憶されることになる。この選択加工方法情報を基に、表示用データの加工方法選択(S3−1)よりAに進むステップが選択され、重要度に基づく表示画像選択ステップに処理が移る。画像データ毎の重要度ランクは、画面レイアウトテーブル52の重要度ランク記憶手段に記憶されている。この重要度ランクは、移動体より提供される情報のうちドライバが移動体を操縦するために必要とする情報の重要度により決定される。例えば、情報が提供されない場合に移動体の安全性に影響を及ぼす可能性の高い、移動体に生じる異常の警告、スピード及び燃料の消費状況等の情報が上位のランクとなり、情報が提供されなくても移動体の安全性に大きな影響を与える可能性の低い、ナビ、タコメータ及びTV・映画等の情報は下位のランクとなる。また、同一のランクに位置する情報に対しては優先度が設定されており、ナビ、タコメータ及びTV・映画の情報が同一のランクである場合、ナビ及びタコメータの情報は上位の優先度となり、TV・映画の情報は下位の優先度となる。
次に、重要度に基づく表示画像選択ステップでは、重要度ランク選択情報に記憶されている重要度ランクを除く画像データ全てを非選択に設定する。ここで、重要度ランク選択情報には最上位の重要度ランクが記憶されているため、重要度ランク記憶手段に記憶されている画像データ毎の重要度ランクを参照して、最上位の重要度ランクに該当する画像データが選択に、最上位の重要度ランクに該当しない画像データが非選択に設定される。
次に、加工データ表示可否判定ステップにおいて、選択された画像データより生成される表示用データが液晶パネル7で表示可能か否かの評価が行われ、液晶パネル7での表示可能と表示不可能のいずれか一方に評価が確定するまで、図3−2のLoopより画像データ加工継続ステップに処理を戻すことになる。表示の可否は、画像情報(サイズ、幅、高さ及び重要度ランク)を基に次の3項目の評価を行なう。第1項目では、正常表示領域毎に、正常表示領域に対応する選択した画像データを用いて生成された表示用データの画像情報(サイズ,幅及び高さ)と正常表示領域の情報(サイズ,幅及び高さ)とを用いて評価を行う。第2項目では、重要度ランク選択情報に記憶されている重要度が最上位か否かについて評価を行う。第3項目では、画像データが視認可能な最小の画像サイズか否かの評価を行うが、視認可能な最小の画像サイズではないと評価される場合については、縮小率選択情報に記憶されている縮小率が最小であるか否かについて評価を行う。加工データ表示可否判定ステップによる評価パターンは、次の4種類に分類される。
加工データ表示可否判定ステップでは、最初に第1項目による評価を実行する。評価パターンとしては以下の4つが存在する。まず、第1項目の評価がNGの場合には、第2項目と第3項目よる評価を実行する。第1項目の評価で、表示用データの画像情報が正常表示領域の情報より小さいと評価されるOKの場合、第2項目と第3項目による評価を実行せず、表示用データ選択(図3−1のS6)に処理が移る(評価パターン1)。
表示用データの情報が正常表示領域の情報より大きいと評価されるNG場合には、第2項目と第3項目による評価を行うことになる。第2項目と第3項目による評価結果によって、図3−2のLoopより画像データ加工継続ステップに進むか、重要度に基づく表示画像デジタル化(図3−1のS4)に進むかが決定される。第2項目と第3項目による評価を行った結果、第2項目の評価において選択した画像データが最上位の重要度ランクのみと評価され、かつ第3項目の評価において選択した画像データが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合、若しくは視認可能な最小の画像サイズではないが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(図3−1のS4)に処理が進む(評価パターン2)。
また、第2項目と第3項目による評価を行った結果、第2項目の評価で選択した画像データが最上位以外の重要度ランクの画像を含むと評価される場合には、第3項目の評価を行うことになる。第3項目の評価において、選択した画像データが視認可能な最小の画像サイズ以上と評価されるか、縮小率選択情報に記憶されている縮小率が最小でないと評価される場合、重要度ランク選択情報の重要度ランクは、1ランク上位の重要度ランクに更新され、縮小率選択情報に記憶されている縮小率は、1ランク小さい縮小率に更新される。更に、処理はLoopより画像データ加工継続ステップに進む(評価パターン3)。重要度ランクに基づいた画像データの選択が選択されている場合は、最上位ランクの画像データのみが選択されているため、この評価パターン3には該当せず、次の評価パターン4に該当するか否かの評価を行うことになる。
第2項目と第3項目による評価を行った結果、加工データ表示可否判定ステップにおける第1項目の評価でNGとなる場合に、第2項目の評価で選択した画像データが最上位の重要度ランクのみと判定され、かつ第3項目の評価で選択した画像データが視認可能な最小の画像サイズ以上と評価され、更に縮小率選択情報に記憶されている縮小率が最小ではないと評価される場合には、処理はLoopより画像データ加工継続ステップに処理が進む(評価パターン4)。
評価結果が評価パターン1に該当する場合は、表示用データ選択(S6)において、選択した画像データによる表示用データの生成が行われる。評価パターン1では、表示用データが1つのみ生成されるため、液晶パネル7に表示するための表示用データとして自動的に確定し、この確定した表示用データが表示用データ生成部50より出力され、液晶パネル7に表示される。
評価結果が評価パターン2に該当する場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)において、表示用データとして選択した画像データに対する重要度ランク及び優先度の評価が行われる。表示用データとして選択した画像データに重要度ランクが下位の画像データが含まれていると評価される場合は、重要度ランクが最下位の画像データより数値若しくは文字の少なくともいずれか一方からなる表示用データに切り替えが行われる。表示用データとして選択した画像データが全て最上位の重要度ランクと評価される場合は、優先度による評価を行い、優先度が最下位の画像データより数値若しくは文字の少なくともいずれか一方からなる表示用データへの切り替えが行われる。(S3−1)において重要度に基づく画像データ選択が加工方法として選択されている場合は、重要度ランクがもっとも高い画像データのみとなっているため、結果的に優先度の評価によって結果が左右され、優先度の最下位の画像データから数値若しくは文字による表示用データに切り替えられる。
重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)により生成された数値若しくは文字の少なくともいずれか一方からなる表示用データと、画像データとからなる表示用データが、液晶パネル7で表示が可能か否かを、デジタル化データ表示可否判定(S5)で評価する。表示可能と判定された場合は、表示用データ選択(S6)に処理が移る。表示用データ選択(S6)では、複数枚の表示用データが生成されている場合に、そのうちのどれを選択して液晶パネル7に表示するかを決定する。しかし、上記のように重要度に基づく画像データ選択が加工方法として選択されている場合には、表示用データは一枚しか生成されないので、自動的に作成された表示用データが選択され、生成された表示用データを用いて液晶パネル7に表示するための表示用データの生成が表示用データ生成部50で行われる。
逆に、デジタル化データ表示可否判定(S5)で表示不可能と判定された場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)に処理が戻り、再度、表示用データとして選択した画像データに対する重要度ランク及び優先度の評価と、評価結果に基づく数値若しくは文字の少なくともいずれか一方からなる表示データへの切り替えが行われる。このようなルーチンが実行される結果、液晶パネル7で表示可能な表示データが生成されるまで、重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)が実行される。
評価結果が評価パターン4に該当する場合は、表示用データの加工方法選択(S3−1)において画像データの縮小に基づいた画像データ加工が選択された場合の処理が行われる。画像データに対する処理については、以下の(画像データの縮小に基づいた画像データ加工)で説明する。
(画像データの縮小に基づいた画像データ加工)
表示用データの加工方法選択(S3−1)において画像データの縮小に基づいた画像データ加工が選ばれた場合、加工方法情報の選択加工方法情報には画像データの縮小に基づいた画像データ加工が選ばれたことが記憶され、重要度ランク選択情報には全ての重要度ランクを選択することが記憶され、更に縮小率選択情報には最大の縮小率が記憶される。この選択加工方法情報を基に、表示用データの加工方法選択(S3−1)よりBに進むステップが選択され、表示画像縮小ステップに処理が移る。また、表示用データの加工方法選択(S3−1)で重要度ランクに基づいた画像データの選択が選ばれ、更に、加工データ表示可否判定ステップで評価パターン4と評価される場合につても、以下の処理が行われる。
表示画像縮小ステップにおいて画像データを縮小するための情報は、図1の画面レイアウトテーブル52における第1テーブルと第2テーブルに記憶されている。第1テーブルには、画像データに対する視認可能な最小の画像サイズ情報が記憶されている。第2テーブルには、画像に対する縦横変形率として、縦方向の変形率と横方向の変形率が同一の変形、縦方向の変形率と横方向の変形率が異なる変形、及び縦方向と横方向のいずれか一方の変形率を固定し他方の変形率を変化させる変形の少なくとも3種類の変形が記憶されている。また、第2テーブルにはそれぞれの種類毎に1ランク以上の変形率が記憶されている。
表示画像縮小ステップでは、画像データ毎に、第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズに基づく第1の変形と、第2テーブルに記憶されている縦横変形率に基づく画像データの縮小化(以下、第2の変形)とが行われる。まず表示画像縮小ステップでは、第1の変形が優先的に行われることになる。第1の変形による画像データの評価が評価可否判定ステップで、液晶パネル7への表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に評価が確定すると、表示画像縮小ステップは第2の変形による処理を行うことになる。第2の変形では3種類の変形を、縦方向の変形率と横方向の変形率が同一の変形、縦方向の変形率と横方向の変形率が異なる変形、及び縦方向と横方向のいずれか一方の変形率を固定し他方の変形率を変化させる変形の順に1種類ずつ行われることになる。次の加工データ評価可否判定ステップでの評価が、表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に確定するまで、表示画像縮小ステップでは第2の変形における同じ種類の変形を継続して行うことになる。
次に、加工データ表示可否判定ステップにおいて、第1の変形が行われた画像データと第2の変形が行われた画像データが、液晶パネル7に表示可能か否かについて評価が行われる。液晶パネル7での表示可能と表示不可能のいずれか一方に評価が確定するまで、図3−2のLoopより画像データ加工継続ステップに処理を戻すことになる。表示の可否は、画像情報(サイズ、幅、高さ)と縮小率選択情報を基に次の2項目の評価を行なう。第1項目では、正常表示領域に表示可能か否かについて、表示用データの画像情報(サイズ,幅及び高さ)と正常表示領域の情報(サイズ,幅及び高さ)とを用いて評価を行う。第2項目では、第3項目では、画像データが視認可能な最小の画像サイズか否かの評価を行うが、視認可能な最小の画像サイズではないと評価される場合については、縮小率選択情報に記憶されている縮小率が最小であるか否かについて評価を行う。なお、加工データ表示可否判定ステップによる評価パターンは、次の5種類に分類される。
加工データ表示可否判定ステップでの評価では、第1の変形が行われた画像データと第2の変形が行われた画像データの評価が、液晶パネル7に表示可能と表示不可能のいずれか一方に評価が確定するまで、画像データ加工情報ステップを介して表示画像縮小ステップに処理が戻ることになる。第1項目の評価がOKとなる画像データは表示用画像選択(S6)に処理が進む(評価パターン5)。また、第1項目の評価と第2項目の評価がともにNGとなる画像データは重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)に処理が進む(評価パターン6)。
加工データ表示可否判定ステップでの評価で第1項目の評価がNGとなる場合に、処理が画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに戻されるケースについて説明する。第2項目では、最初に評価対象の画像データが視認可能な最小の画像サイズか否かについて評価が行われる。第1の変形が行われた画像データは、既に視認可能な最小の画像サイズであり、第2の変形における3種類の変形に移ることになる。このため、画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに処理が戻される。第2の変形が行われた画像データが視認可能な最小の画像サイズと評価される場合は、最小の変形率でない場合であっても、第2の変形における他の種類の変形に処理が移ることになる(評価パターン7)。3種類の変形すべてで視認可能な最小の画像サイズと評価される場合、若しくは視認可能な最小の画像サイズではないが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)に処理が進む(評価パターン8)。第2の変形が行われた画像データが視認可能な最小の画像サイズではないと評価される場合、第2の変形における3種類の変形それぞれに対応する縮小率選択情報が最小の変形率か否かについて、順番に評価が行われる。尚、同一の種類の変形を継続して行うため、処理を継続している種類の変形に対応する縮小率選択情報が最小の変形率に達した段階で、次の種類の変形に処理が移る。同一の種類の変形が継続している間は、対応する縮小率選択情報が記憶する変形率を1ランクずつ小さい変形率に変更する。縮小率選択情報をもとに、処理は画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに戻される(評価パターン9)。
評価結果が評価パターン5に該当する場合は、上述の評価結果が評価パターン1と同様の処理が行われ、評価結果が評価パターン6及び評価パターン8に該当する場合は、上述の評価結果が評価パターン2と同様の処理が行われることになる。
評価結果が評価パターン7及び評価パターン9に該当する場合は、表示画像縮小ステップで縮小率選択情報基づく第2の変形が行われる。縮小率選択情報に基づいて、特定の種類の変形が行われることになる。次の加工データ評価可否判定ステップでの評価が、表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に確定するまで、表示画像縮小ステップでは第2の変形における同じ種類の変形を継続して行うことになる。
(重要度ランクに基づき選択した画像データの縮小)
表示用データの加工方法選択(S3−1)において重要度ランクに基づき選択した画像データの縮小が選ばれると、加工方法情報の選択加工方法情報には、重要度ランクに基づき選択した画像データの縮小が選ばれたことが記憶され、重要度ランク選択情報には、最下位より1ランク上の重要度ランクが記憶され、更に縮小率選択情報には、最大の縮小率が記憶されることになる。この選択加工方法情報を基に、表示用データの加工方法選択(S3−1)よりAに進むステップが選択されて重要度に基づく表示画像選択ステップの処理が行われ、更にCより表示画像縮小ステップの処理が行われることになる。
次に、重要度に基づく表示画像選択ステップでは、重要度ランク選択情報に記憶されている重要度ランクを除く画像データ全てを非選択に設定する。ここでは、重要度ランク選択情報には最下位より1ランク上の重要度ランクが記憶されているため、重要度ランク記憶手段に記憶されている画像データ毎の重要度ランクを参照して、最下位より1ランク上の重要度ランクに該当する画像データが選択に、最下位の重要度ランクの画像データが非選択に設定される。次に、表示画像縮小ステップに処理が移る。
次に、表示画像縮小ステップでは、選択された画像データが行われることになる。画像データ毎に、第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズに基づく第1の変形と、第2テーブルに記憶されている縦横変形率に基づく画像データの縮小化(以下、第2の変形)とが行われる。表示画像縮小ステップでは、第1の変形が優先的に行われることになる。第1の変形による画像データの評価が評価可否判定ステップで、液晶パネル7への表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に評価が確定すると、表示画像縮小ステップは第2の変形による処理を行うことになる。第2の変形では、縦方向の変形率と横方向の変形率が同一の変形、縦方向の変形率と横方向の変形率が異なる変形、及び縦方向と横方向のいずれか一方の変形率を固定し他方の変形率を変化させる変形の順に1種類ずつ画像データの変形が行われることになる。次の加工データ評価可否判定ステップでの評価が、表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に確定するまで、表示画像縮小ステップでは第2の変形における同じ種類の変形を継続して行うことになる。
次に、加工データ表示可否判定ステップにおいて、選択された画像データより生成される表示用データが液晶パネル7で表示可能か否かの評価が行われ、液晶パネル7での表示可能と表示不可能のいずれか一方に評価が確定するまで、図3−2のLoopより画像データ加工継続ステップに処理を戻すことになる。表示の可否は、画像情報(サイズ、幅、高さ及び重要度ランク)を基に次の3項目の評価を行なう。第1項目では、正常表示領域毎に、正常表示領域に対応する選択した画像データを用いて生成された表示用データの画像情報(サイズ,幅及び高さ)と正常表示領域の情報(サイズ,幅及び高さ)とを用いて評価を行う。第2項目では、重要度ランク選択情報に記憶されている重要度が最上位か否かについて評価を行う。第3項目では、画像データが視認可能な最小の画像サイズか否かの評価を行うが、視認可能な最小の画像サイズではないと評価される場合については、縮小率選択情報に記憶されている縮小率が最小であるか否かについて評価を行う。加工データ表示可否判定ステップによる評価パターンは、次の5種類に分類される。
加工データ表示可否判定ステップでは、最初に第1項目による評価を実行する。評価パターンとしては以下の4つが存在する。まず、第1項目の評価がNGの場合には、第2項目と第3項目よる評価を実行する。第1項目の評価で、表示用データの画像情報が正常表示領域の情報より小さいと評価されるOKの場合、第2項目と第3項目による評価を実行せず、表示用データ選択(図3−1のS6)に処理が移る(評価パターン10)。表示用データの情報が正常表示領域の情報より大きいと評価されるNG場合には、第2項目と第3項目による評価を行うことになる。第2項目と第3項目による評価結果によって、図3−2のLoopより画像データ加工継続ステップに進むか、重要度に基づく表示画像デジタル化(図3−1のS4)に進むかが決定される。第2項目と第3項目による評価を行った結果、第2項目の評価において選択した画像データが最上位の重要度ランクのみと判定され、かつ第3項目の評価において選択した画像データが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合、若しくは視認可能な最小の画像サイズではないが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(図3−1のS4)に処理が進む(評価パターン11)。
また、第2項目と第3項目による評価を行った結果、第2項目の評価で選択した画像データが最上位の重要度ランクを超えないと評価される場合には、第3項目の評価を行うことになる。第3項目の評価では、表示画像縮小ステップで既に第1の変形が行われた画像データは視認可能な最小の画像サイズとなっているため、第2の変形における3種類の変形に処理が移る。第2の変形における3種類の変形それぞれに対応する縮小率選択情報が最小の変形率か否かについて、順番に評価を行う。尚、同一の種類の変形を継続して行うため、処理を継続している種類の変形に対応する縮小率選択情報が最小の変形率に達した段階で、次の種類の変形に処理が移る。同一の種類の変形が継続している間は、対応する縮小率選択情報が記憶する変形率を1ランクずつ小さい変形率に変更する。縮小率選択情報をもとに、処理は画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに戻される。第3項目では、最初に評価対象の画像データが視認可能な最小の画像サイズか否かについて評価が行われる。第1の変形が行われた画像データは、既に視認可能な最小の画像サイズであり、第2の変形における3種類の変形に移ることになる。このため、画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに処理が戻される。第2の変形が行われた画像データが視認可能な最小の画像サイズと評価される場合は、最小の変形率でない場合であっても、他の種類の変形に処理が移ることになる(評価パターン12)。但し、3種類の変形によるそれぞれの画像データが、視認可能な最小の画像サイズと評価される場合、若しくは視認可能な最小の画像サイズではないが視認可能な最小の画像サイズであると評価される場合は、重要度に基づく表示画像デジタル化(S4)に処理が進む(評価パターン13)。第2の変形における3種類の変形それぞれに対応する縮小率選択情報が最小の変形率か否かについての評価は、順番に行われることになる。尚、同一の種類の変形は継続して行われるが、処理を継続している種類の変形に対応する縮小率選択情報が最小の変形率に達すると、次の種類の変形に処理が移る。同一の種類の変形が継続している間は、対応する縮小率選択情報が記憶する変形率を1ランクずつ小さい変形率に変更する。縮小率選択情報をもとに、処理は画像データ加工継続ステップを介して表示画像縮小ステップに戻される。尚、第2の変形が継続している場合は重要度ランク選択情報の更新が行われず、第2の変形における3種類の変形が終了した段階で第3項目の評価がNGの場合、重要度ランク選択情報に記憶される重要度ランクを1ランク上に更新する。重要度ランク選択情報が更新された場合は、処理は画像データ加工継続ステップを介して重要度に基づく表示画像選択にステップに戻される(評価パターン14)。
評価結果が評価パターン10に該当する場合は、上述の評価結果が評価パターン1と同様の処理が行われ、評価結果が評価パターン11及び評価パターン13に該当する場合は、上述の評価結果が評価パターン1と同様の処理が行われることになる。
評価結果が評価パターン12に該当する場合は、処理が表示画像縮小ステップに戻される、縮小率選択情報基づく第2の変形が行われる。縮小率選択情報に基づいて、特定の種類の変形が行われることになる。次の加工データ評価可否判定ステップでの評価が、表示可能若しくは表示不可能のいずれか一方に確定するまで、表示画像縮小ステップでは第2の変形における同じ種類の変形を継続して行うことになる。
評価結果が評価パターン14に該当する場合は、重要度に基づく表示画像選択ステップに処理が戻り、更新された重要度ランク選択情報を基に、記憶されている重要度ランクより下位の画像データを非選択に設定する。重要度ランク選択情報に記憶された重要度ランク以上の画像データが選択に設定される。次に、表示画像縮小ステップに処理が移る。
図4に示す表示例をもとに、表示異常領域が液晶パネル7に発生した場合に、表示可能な正常表示領域で表示用データを表示する例について説明する。
表示用データの表示が困難な表示異常領域が液晶パネル7に発生した場合、表示異常領域は、ドライバによる入力手段53を用いた表示異常領域の指定を行う。表示異常領域が指定されると入力手段53より、表示異常領域発生指定信号が出力され、表示領域変更部51に入力される。表示領域変更部51は、表示異常領域発生指定信号が入力されると画像出力制御部16への画像入力制御部17を介した画面レイアウトデータの入力を停止し、画面レイアウトテーブル52に記憶されている情報を表示用データ生成部50に出力する。図4に示すようにスピードメータを表示していた液晶パネル7の領域が表示異常を起こした場合、入力手段53を用いた表示異常領域の指定が行われる。
入力手段53より出力された表示異常領域発生指定信号が表示領域変更部51に入力されると、画面レイアウトテーブル52のパターンデータ記憶手段より、現在の液晶パネル7に最適な画面レイアウトデータの選択が可能となる。現在の液晶パネル7に最適な画面レイアウトデータを選択するために、パターン記憶手段に記憶されている複数の画面レイアウトデータが、表示用データ生成部50を介して液晶パネル7に表示されることになる。パターン記憶手段より読み出される画面レイアウトデータを入力手段53を用いて選択する場合は、液晶パネル7に1つずつ若しくは複数同時に表示を行う。表示された画面レイアウトデータより、最適な画面レイアウトデータが選択されると、入力手段53は選択信号を表示用データ生成部50へ出力する。表示用データ生成部50は、選択信号を受けて選択された画面レイアウトデータに基づき画像データを表示データ用メモリ15より読み出し、表示用データの生成を行う。
しかしながら、表示用データ生成部50において、選択された画面レイアウトデータではこれまで表示していた全ての情報を表示することが困難と判定(図3−1のS2)されると、画面レイアウトテーブル52の重要度ランク記憶手段、第1テーブル、若しくは第2テーブルの少なくともいずれか1つのデータベースに記憶されているデータを表示領域変更部51を介して表示用データ生成部50に読み出し、画像データの加工(図3−1のS3)を行う。
ここで、ドライバが重要度ランクに基づいた画像データの選択を画像加工方法として選択すると、表示用データ生成部50は液晶パネル7に表示する画像データとして、重要度ランクを基にスピードメータ、シフトインジケータ、タコメータ、及び燃料系/水温計の選択を行う。
次に、表示用データ生成部50は選択された画面レイアウトデータに基づいて、表示異常領域左側の正常表示領域にスピードメータ及びシフトインジケータを、表示異常領域右側の正常表示領域にタコメータ、及び燃料系/水温計を配置する表示用データを生成する。生成された表示用データは表示用データ生成部50より出力され、液晶パネル7での表示が行われる。
<画面レイアウトテーブルのカスタマイズ(パターン記憶手段)>
画面レイアウトテーブル52が備えるパターン記憶手段、重要度ランク記憶手段、第1テーブル、及び第2テーブルに記憶されている情報は、液晶パネル7に表示しながら入力手段53を用いた情報のカスタマイズが可能である。情報のカスタマイズとして、追加、情報の変更及び情報の削除の少なくともいずれか1つを行うことが可能である。図7を用いて、表示異常領域と正常表示領域より構成される画面レイアウトデータを記憶するパターン記憶手段のカスタマイズを説明する。
情報のカスタマイズは、液晶パネル7に表示しながら行われるが、ドライバが移動体を運転しているのか、移動体が停止しているのかによって、カスタマイズ方法が異なる(図7のS8)。ドライバが移動体を運転している場合は、液晶パネル7に表示されているスピード、燃料及びナビ等の情報とともに、液晶パネル7内にカスタマイズを行うデータベース(パターン記憶手段、重要度ランク記憶手段、第1テーブル及び第2テーブル)を選択するためのメニューが表示される(図7のS9−2)。移動体が停止している場合は、液晶パネル7の全画面にカスタマイズを行うデータベースを選択するためのメニューが表示される(図7のS9−1)。
液晶パネル7に表示されたデータベースの選択は、タッチパネル,操作キー,ジョイスティック,トラックボール及び音声のうちの少なくともいずれかよりなるインターフェースである入力手段53により行われる。入力手段53によりデータベースの選択が行われると、入力手段53よりデータベースの選択を示すDB選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
液晶パネル7に表示されたデータベースの変更を行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る(図7のS10)。
表示用データ生成部50は、選択されたデータベースに対するカスタマイズ方法の表示を液晶パネル7で行うために、表示用データの生成と出力を行う。カスタマイズを行うデータベースとしてパターン記憶手段が選択されると、パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータと、パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータのカスタマイズ方法が、液晶パネル7に表示される。カスタマイズ方法として、情報の追加、情報の変更、及び情報の削除が表示される(図7のS11)。
カスタマイズ方法の選択を、入力手段53により行う。入力手段53によりカスタマイズ方法の選択が行われると、入力手段53から表示用データ生成部50に対してカスタマイズ方法の選択を示すカスタマイズ選択信号が出力される。
液晶パネル7に表示された画面レイアウトデータのカスタマイズを行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。他のカスタマイズ方法を選択しなおす場合或いは誤ってカスタマイズ方法を選択した場合は、S10のメニュー選択にフローを戻すことが可能である。この場合液晶パネル7には、パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータと、画面レイアウトデータのカスタマイズ方法が再度表示されることになる(図7のS11)。
カスタマイズ方法として情報の削除が選択されると、液晶パネル7で選択された情報がパターン記憶手段内より削除されるとともに、削除された情報を除くパターン記憶手段に記憶された情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として情報の変更が選択されると、液晶パネル7で選択された情報である表示異常領域と正常表示領域より構成される画面レイアウトデータの変更が可能となる。入力手段53により、画面レイアウトデータが現在の液晶パネル7の表示状態に対応するように表示異常領域の変更を行う。変更結果はパターン記憶手段に元のデータに上書きされる形で記録され、変更された画面レイアウトデータを含むパターン記憶手段の情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として情報の追加が選択されると、入力手段53を用いて新たに作成した画面レイアウトデータ、若しくはパターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータより変更された画面レイアウトデータは、パターン記憶手段に追加されることになる。パターン記憶手段への追加が完了すると、追加された画面レイアウトデータを含む情報が液晶パネル7に表示される(図7のS13、S14)。カスタマイズが完了すると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。
(重要度ランク記憶手段のカスタマイズ)
図7を用いて、画像データの重要度ランクを記憶する重要度ランク記憶手段のカスタマイズを説明する。カスタマイズは、液晶パネル7に表示しながら行われるが、ドライバが移動体を運転している場合は、スピード、燃料及びナビ等の情報とともに、カスタマイズを行うデータベース(パターン記憶手段、重要度ランク記憶手段、第1テーブル及び第2テーブルの内のいずれか)を選択するためのメニューが表示される。移動体が停止している場合は、液晶パネル7の全画面にカスタマイズを行うデータベースを選択するためのメニューが表示される(図7のS8、S9)。
液晶パネル7に表示されたデータベースの選択は、入力手段53により行う。入力手段53によりデータベースが選択されると、入力手段53よりデータベースの選択を示すDB選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
液晶パネル7に表示されたデータベースの変更を行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る(図7のS10)。
表示用データ生成部50は、選択されたデータベースに対するカスタマイズ方法の表示を液晶パネル7で行うために、表示用データの生成と出力を行う。カスタマイズを行うデータベースとして重要度ランク記憶手段が選択されると、重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度ランク毎の画像データ(例えば、スピード、燃料及びナビ等の画像データ)と、画像データの重要度ランクのカスタマイズ方法が、液晶パネル7に表示される。カスタマイズ方法として、情報の追加、情報の変更、及び情報の削除が表示される(図7のS11)。
カスタマイズを行う画像データと、画像データの重要度ランクのカスタマイズ方法の選択は、入力手段53により行う。入力手段53により選択が行われると、入力手段53よりカスタマイズ方法の選択を示すカスタマイズ選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
液晶パネル7に表示された画像データの重要度ランクのカスタマイズを行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。
他のカスタマイズ方法を選択しなおす場合或いは誤ってカスタマイズ方法を選択した場合は、S10のメニュー選択にフローを戻すことが可能である。この場合、液晶パネル7には、重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度ランク毎の画像データと、画像データの重要度ランクのカスタマイズ方法が再度表示されることになる(図7のS11)。
カスタマイズ方法として情報の削除が選択されると、重要度ランク記憶手段内に記憶されている内容、すなわち、どの画像データがどの重要度ランクに割り当てられているかが液晶パネル7に表示される。この表示は、各重要度ランクに含まれる画像データの種類を、画像データを示す名称或いはそれをイメージさせるアイコンで表示する。そして、削除したい画像データに対応する名称或いはアイコンを選択すると、その画像データに対応する名称或いはアイコンが重要度ランクから削除される。そして、重要度ランク記憶手段内の記憶内容が削除を反映して上書きされる。そして、削除された重要度ランクの画像データを除く重要度ランク記憶手段に記憶された情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として画像データの重要度ランクの変更が選択されると、液晶パネル7で選択された画像データの重要度ランクの変更が可能となる。入力手段53により、画像データの現在の重要度ランクをより上位のランクに、又はより下位のランクに、更には、現在のランク中での重要度を上位若しくは下位に変更することが可能となる。変更結果は重要度ランク記憶手段に記憶され、変更された画像データの重要度ランクを含む重要度ランク記憶手段の情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として情報の追加が選択されると、入力手段53を用いて新たに画像データとこの画像データの重要度ランクを追加することが可能となる。重要度ランク記憶手段は、重要度ランクと重要度未設定ランクの2種類の分類を有しており、重要度ランクは液晶パネル7に表示可能な画像データに対して設定され、重要度未設定ランクは液晶パネルに7に表示されていない重要度ランクが付与されていない画像データに対して設定される。重要度ランクと重要度未設定ランクのそれぞれに対応する画像データが重要度ランク記憶手段で記憶されている。
重要度未設定ランクの画像データに対しては、重要度ランクを新たに設定することが可能である。例えば、移動体が外部との通信により受信する天気予報等の外部情報を、液晶パネル7に表示する画像データとして選択するとともに重要度ランクを設定すると、重要度ランク記憶手段に新たな情報として記憶されることになる。
追加された画像データを含む重要度ランクの情報が液晶パネル7に表示される(図7のS13、S14)。カスタマイズが完了すると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。
(視認可能な最小サイズのカスタマイズ)
図7を用いて、画像データの視認可能な最小サイズを記憶する第1テーブルのカスタマイズを説明する。カスタマイズは、液晶パネル7に表示しながら行われるが、ドライバが移動体を運転している場合は、スピード、燃料及びナビ等の情報とともに、カスタマイズを行うデータベース(パターン記憶手段、重要度ランク記憶手段、第1テーブル及び第2テーブルの内のいずれか)を選択するためのメニューが表示される。移動体が停止している場合は、液晶パネル7の全画面にカスタマイズを行うデータベースを選択するためのメニューが表示される(図7のS8、S9)。
液晶パネル7に表示されたデータベースの選択は、入力手段53により行う。入力手段53によりデータベースが選択されると、入力手段53よりデータベースの選択を示すDB選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
液晶パネル7に表示されたデータベースの変更を行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る(図7のS10)。
表示用データ生成部50は、選択されたデータベースに対するカスタマイズ方法の表示を液晶パネル7で行うために、表示用データの生成と出力を行う。カスタマイズを行うデータベースとして第1テーブルが選択されると、第1テーブルに記憶されている画像データの視認可能な最小サイズ情報のカスタマイズ方法が、液晶パネル7に表示される。カスタマイズ方法として、情報の追加、情報の変更、及び情報の削除が表示される(図7のS11)。
画像データの視認可能な最小サイズ情報のカスタマイズ方法の選択は、入力手段53により行う。入力手段53を用いて選択が行われると、カスタマイズ方法の選択を示すカスタマイズ選択信号が、入力手段53より表示用データ生成部50に出力される。
画像データの視認可能な最小サイズ情報のカスタマイズを行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。他のカスタマイズ方法を選択しなおす場合、誤ってカスタマイズ方法を選択した場合は、S10のメニュー選択にフローを戻すことが可能である。この場合液晶パネル7には、画像データの視認可能な最小サイズ情報のカスタマイズ方法が再度表示されることになる(図7のS11)。
カスタマイズ方法として情報の削除が選択されると、液晶パネル7で選択された画像データと画像データの視認可能な最小サイズ情報が第1テーブルより削除されるとともに、削除された画像データの視認可能な最小サイズ情報を除く第1テーブルに記憶された情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として画像データの視認可能な最小サイズ情報の変更が選択されると、液晶パネル7で選択された画像データの視認可能な最小サイズの変更が可能となる。対応する画像データを液晶パネル7で表示させながら、入力手段53を用いて画像データの最小サイズの変更を行うことになる。最小サイズの変更結果は第1テーブルに記憶され、変更された画像データの視認可能な最小サイズを含む第1テーブルの情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として情報の追加が選択されると、入力手段53を用いて新たに画像データの視認可能な最小サイズを追加することが可能となる。第1テーブルには、視認可能な最小サイズが設定されている画像データと、視認可能な最小サイズが設定されていない画像データが記憶されており、視認可能な最小サイズが設定されていない画像データに対して視認可能な最小サイズの設定を行うことが可能である。例えば、移動体が外部との通信により受信した天気予報等の外部情報を、液晶パネル7に表示する画像データとして選択するとともに視認可能な最小サイズを設定すると、第1テーブルに新たな情報として記憶されることになる。記憶された画像データの視認可能な最小サイズ情報を含む情報が液晶パネル7に表示される(図7のS13、S14)。
カスタマイズが完了すると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。
(視認可能な縦横変形率のカスタマイズ)
図7を用いて、画像データの視認可能な縦横変形率を記憶する第2テーブルのカスタマイズを説明する。カスタマイズは、液晶パネル7に表示しながら行われるが、ドライバが移動体を運転している場合は、スピード、燃料及びナビ等の情報とともに、カスタマイズを行うデータベース(パターン記憶手段、重要度ランク記憶手段、第1テーブル及び第2テーブルの内のいずれか)を選択するためのメニューが表示される。移動体が停止している場合は、液晶パネル7の全画面にカスタマイズを行うデータベースを選択するためのメニューが表示される(図7のS8、S9)。
液晶パネル7に表示されたデータベースの選択は、入力手段53により行う。入力手段53によりデータベースが選択されると、入力手段53よりデータベースの選択を示すDB選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
液晶パネル7に表示されたデータベースの変更を行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る(図7のS10)。
表示用データ生成部50は、選択されたデータベースに対するカスタマイズ方法の表示を液晶パネル7で行うために、表示用データの生成と出力を行う。カスタマイズを行うデータベースとして第2テーブルが選択されると、第2テーブルに記憶されている画像データの視認可能な縦横変形率のカスタマイズ方法が、液晶パネル7に表示される。カスタマイズ方法として、情報の追加、情報の変更、及び情報の削除が表示される(図7のS11)。
画像データの視認可能な縦横変形率情報のカスタマイズ方法の選択は、入力手段53により行う。入力手段53により、選択が行われると、入力手段53よりカスタマイズ方法の選択を示すカスタマイズ選択信号が表示用データ生成部50に出力される。
画像データの視認可能な縦横変形率情報のカスタマイズを行わない場合は、以降のフローをキャンセルすることが可能である。キャンセルが選択されると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。他のカスタマイズ方法を選択しなおす場合、誤ってカスタマイズ方法を選択した場合は、S10のメニュー選択にフローを戻すことが可能である。この場合液晶パネル7には、画像データの視認可能な縦横変形率情報のカスタマイズ方法が再度表示されることになる(図7のS11)。
カスタマイズ方法として情報の削除が選択されると、液晶パネル7で選択された画像データの視認可能な縦横変形率情報が第2テーブル内より削除されるとともに、削除された画像データの視認可能な縦横変形率情報を除く第2テーブルに記憶された情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として画像データの視認可能な縦横変形率情報の変更が選択されると、液晶パネル7で選択された画像データの視認可能な縦横変形率の変更が可能となる。対応する画像データを液晶パネル7で表示させながら、入力手段53により画像データの縦横変形率の変更を行うことになる。変更結果は第2テーブルに記憶され、変更された画像データの視認可能な縦横変形率を含む第2テーブルの情報が液晶パネル7に表示される。
カスタマイズ方法として情報の追加が選択されると、入力手段53を用いて新たに画像データの視認可能な縦横変形率を追加することが可能となる。第2テーブルには、視認可能な縦横変形率が設定されている画像データと、視認可能な縦横変形率が設定されていない画像データが記憶されており、視認可能な縦横変形率が設定されていない画像データに対して視認可能な縦横変形率の設定を行うことが可能である。
例えば、移動体が外部との通信により受信した天気予報等の外部情報を、液晶パネル7に表示する画像データとして選択するとともに視認可能な縦横変形率を設定すると、第2テーブルに新たな情報として記憶されることになる。記憶された画像データの視認可能な縦横変形率情報を含む情報が液晶パネル7に表示される(図7のS13、S14)。
カスタマイズが完了すると、スピード、燃料及びナビ等の情報より構成される表示用データの全画面表示に戻る。
上記のカスタマイズ結果は、画面レイアウトテーブル52内のユーザー記憶領域(不図示)に反映される。このユーザー記憶領域は、個々のデータベースに設けてもよいし、全データベースに共通のユーザー記憶領域として画面レイアウトテーブル52に設けてもよい。
なお、上記インパネ表示システムによる各処理ステップは、図示しないCPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、インターフェース回路などの通信手段、あるいは、図2に示す入力手段53、液晶パネル7などの出力手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するマイクロコンピュータが、上記プログラムを記録した情報記憶媒体54を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施のインパネ表示システムの各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施の形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明では、一つに統合されたディスプレイにおいて、表示領域の一部分に異常が発生した場合、この異常発生領域に表示されている情報を、同一表示装置の正常表示領域で表示することが可能となり、フェールセーフをディスプレイで実現することが可能となる。また、正常表示領域に表示が継続されるため、全く別のディスプレイに表示される場合に比べて、運転者がより見やすい位置に情報を表示することが可能となる。

Claims (13)

  1. 操縦可能な移動体に搭載されたディスプレイと、この移動体の情報を含む複数の情報を画像として前記ディスプレイへ表示すべく制御を行う制御手段と、を備えた表示システムであって、
    前記表示システムは、前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示したときに視認可能な最小の画像サイズ情報を記憶する第1テーブルと、
    前記画像に対する1以上の縦横変形率を記憶する第2テーブルと、
    前記第1テーブル及び前記第2テーブルに基づき前記ディスプレイに表示する画像を変形するとともに、前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示するものが、前記第1テーブルに記憶された画像サイズ以下である場合に前記情報を数値若しくは文字を用いて表示するよう制御する画像出力制御部と、
    前記ディスプレイの一部に表示異常が生じた場合に、表示異常が発生した表示異常領域に表示されていた情報を、前記画像出力制御部を用いて変形または変更して正常な表示が行われている正常表示領域に表示するよう制御する制御手段を有することを特徴とする、表示システム。
  2. 請求項1記載の表示システムにおいて、前記ディスプレイに移動体の情報を含む複数の情報をどのようなレイアウトで表示するかを示す画面レイアウトデータを複数記憶するパターン記憶手段と、
    前記画面レイアウトデータ及び前記画像に基づき前記ディスプレイに表示する表示用データを生成する画像出力制御部と、を有することを特徴とする表示システム。
  3. 請求項1記載の表示システムにおいて、前記移動体の情報を含む複数の情報のうち、少なくとも2以上の情報に対する重要度を記憶する重要度ランク記憶手段と、
    前記重要度ランク記憶手段に記憶されたランクをもとに、表示する情報を調整し前記正常表示領域に表示するよう制御する画像出力制御部と、を有することを特徴とする表示システム。
  4. 請求項1記載の表示システムにおいて、前記表示異常領域を検知する検知手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  5. 請求項1記載の表示システムにおいて、前記表示異常領域を入力する入力手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  6. 操縦可能な移動体に搭載される表示装置であって、
    移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示するディスプレイと、
    前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示したときに視認可能な最小の画像サイズ情報を記憶する第1テーブルと、
    前記画像に対する1以上の縦横変形率を記憶する第2テーブルと、
    前記第1テーブル及び前記第2テーブルに基づき前記ディスプレイに表示する画像を変形するとともに、前記移動体の情報を含む複数の情報を画像として表示するものが、前記第1テーブルに記憶された画像サイズ以下である場合に前記情報を数値若しくは文字を用いて表示するよう制御する画像出力制御部と、
    前記ディスプレイの一部に表示異常が生じた場合に、表示異常が発生した表示異常領域に表示されていた情報を、前記画像出力制御部を用いて変形して正常な表示が行われている正常表示領域に表示するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項2記載の表示システムであって、前記パターン記憶手段への画面レイアウトデータの追加と、前記パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータの変更と、前記パターン記憶手段に記憶されている画面レイアウトデータの削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  8. 請求項3記載の表示システムであって、前記重要度ランク記憶手段への重要度の追加と、前記重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度の変更と、前記重要度ランク記憶手段に記憶されている重要度の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  9. 請求項記載の表示システムであって、前記第1テーブルへの視認可能な最小の画像サイズ情報の追加と、前記第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズ情報の変更と、前記第1テーブルに記憶されている視認可能な最小の画像サイズ情報の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  10. 請求項記載の表示システムであって、前記第2テーブルへの縦横変形率の追加と、前記第2テーブルに記憶されている縦横変形率の変更と、前記第2テーブルに記憶されている縦横変形率の削除のうち、少なくともいずれか1つを行う入力手段を備えたことを特徴とする表示システム。
  11. 操縦可能な移動体の情報を含む複数の情報を画像として前記ディスプレイに表示すべく前記制御手段で制御を行うステップと、前記制御ステップにより生成された表示用データを前記ディスプレイに表示するステップとを備えた、請求項1から請求項及び請求項から請求項10のいずれか1項に記載の表示システムにおいて実行される表示プログラム。
  12. 操縦可能な移動体の情報を含む複数の情報を画像として前記ディスプレイに表示すべく前記制御手段で制御を行うステップと、前記制御ステップにより生成された表示用データを前記ディスプレイに表示するステップとを備えた、請求項1から請求項及び請求項から請求項10のいずれか1項に記載の表示システムにおける表示方法。
  13. 請求項11に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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