JP2006131103A - 車両用情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員が必要とする情報を拡大して視認性を向上させると共に、それ以外の情報についても視認性良く画面表示することのできる車両用情報表示装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ3での各種の車両情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定部21と、各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した場合に、この表示領域を拡大し、且つその他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小する処理を行う拡大・縮小領域選択部22と、拡大された表示領域に表示する車両情報の表示態様或いは表示内容を変更し、且つ、表示領域が縮小された表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示する表示変更部23とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ディスプレイ3での各種の車両情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定部21と、各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した場合に、この表示領域を拡大し、且つその他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小する処理を行う拡大・縮小領域選択部22と、拡大された表示領域に表示する車両情報の表示態様或いは表示内容を変更し、且つ、表示領域が縮小された表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示する表示変更部23とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に搭載されシフトレバーのポジション、走行距離等の車両情報を表示する車両用情報表示装置に係り、特に乗員が知りたい情報をより見易い態様で表示する技術に関する。
従来、液晶表示器等の表示パネルを車両内の運転席近傍に設置し、この表示パネルを用いて各種の車両情報を画面表示する車両用情報表示装置が多く用いられている。また、昨今においては車両情報が増大し、表示するべき表示情報が多くなっているので、表示範囲が限られる表示パネルに必要とする全ての車両情報を表示しようとすると、各表示情報に割り当てられる表示領域が狭い領域となってしまい、車両の乗員は必要とする車両情報を表示パネルを見て即時に認識することが難しくなってきている。
そこで、例えば、特開2004−237844号公報(特許文献1)に記載されているように、必要とする部分を拡大表示することにより、乗員の注意をこの拡大表示部分に引きつけることにより、視認性を向上させるものが考案されている。
図15は、特許文献1の開示内容を示す説明図であり、同図(a)に示すようにスピードメータ101、及びタコメータ102が表示されている際に、同図(b)に示すようにスピードメータ101の振れ位置を拡大表示することにより、スピードメータ101が示す速度値を容易に認識することができる。
特開2004−237844号公報
しかしながら、上述した従来における車両用情報表示装置においては、必要とする部分のみを拡大表示するので、その周辺部分の画像の一部が拡大画像と重複してしまい、見ることができなくなってしまう。つまり、限られた表示範囲において、必要とする情報の表示部分を拡大表示すると、それ以外の情報が小さくなるか或いは見えなくなってしまい、視認性が低下するという問題が発生していた。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、乗員が必要とする情報を拡大して視認性を向上させると共に、それ以外の情報についても視認性良く画面表示することのできる車両用情報表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、車両の運転席近傍に設けられ、表示画面に車両情報を表示する車両用情報表示装置において、前記表示画面を複数の表示領域に分割し、分割した各表示領域にそれぞれ車両情報を表示すると共に、前記各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した際に、この車両情報を表示した前記表示領域を拡大し、その他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小し、この縮小した表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、車両の運転席近傍に設けられ、表示画面に車両情報を表示する車両用情報表示装置において、前記表示画面上での前記各種の情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定手段と、前記各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した場合に、この表示領域を拡大し、且つその他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小する処理を行う拡大・縮小領域選択手段と、前記拡大された表示領域に表示する車両情報の表示態様或いは表示内容を変更し、且つ、表示領域が縮小された表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示する表示変更手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記表示変更部は、前記後方に傾斜した表示態様で表示した表示領域に表示する情報のうち、一部の情報を後方に傾斜しない表示態様で表示することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記表示変更手段は、警告情報が入力された場合には、前記複数に分割された表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を用いて警告情報を表示すると共に、警告情報を表示しない他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記表示変更手段は、外部より画像データが入力された場合に、前記複数に分割された領域のうちの少なくとも一つの表示領域を用いて前記画像データを表示すると共に、画像データを表示しない他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする。
本願請求項1,2の発明では、表示画面を複数の表示領域に分割して複数の車両情報を表示すると共に、車両情報に関連した操作入力が発生した際には、この車両情報を表示した表示領域を拡大するので、乗員は知りたい情報を容易に把握することができる。また、上記の表示領域が拡大されたことにより、その他の表示領域、即ち操作入力と関連しない車両情報を表示した表示領域のうちの少なくとも一つが縮小表示されることになるが、この縮小された表示領域に表示される車両情報は、後方に傾斜した表示態様で表示されるので、表示内容が割愛されることが無い。また、見栄えが良く極めて斬新な態様での表示が可能となる。
請求項3の発明では、表示領域が縮小され後方に傾斜して表示される車両情報のうちの一部を、通常通りの平面表示で表示することができるので、縮小された表示領域中で重要であると思われる車両情報のみを視認性良く表示することができる。
請求項4の発明では、タイヤ空気圧異常等の警告情報が発生した場合には、所定の表示領域を拡大してこの警告情報を表示すると共に、他の車両情報を後方に傾斜した表示態様で表示するので、乗員は警告情報をいち早く認識することができると共に、その他の車両情報についても斬新な表示態様で視認することができる。
請求項5の発明では、車両の後方画像等の外部画像が入力された場合には、所定の表示領域にこの外部画像を表示すると共に、他の車両情報を後方に傾斜した表示態様で表示するので、乗員は外部映像を視認性良く見ることができると共に、その他の車両情報についても斬新な表示態様で視認することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両用情報表示装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この車両用情報表示装置1は、車両内の運転席近傍に設けられた例えば液晶パネルで構成されたディスプレイ(表示画面)3と、該ディスプレイ3に表示する画像を制御する表示制御部2とを備えている。
ディスプレイ3は、例えば図2に示すように、車両のインパネに設けられた2つの計器どうしの間に設けられる。
また、表示制御部2には、他のECU(図示省略)より出力される時計情報4と、シフトレバーより出力されるA/Tインジケータ情報5と、燃費情報6と、走行距離情報7と、外気温を示す気温情報8と、車両後方に設けられた後方視認用カメラで撮影された後方映像情報9(外部の画像データ)と、タイヤ空気圧センサ等より与えられる警告情報10が入力される。
更に、表示制御部2は、ディスプレイ3の表示態様を変更するための操作スイッチ11と接続されている。
表示制御部2は、ディスプレイ3の表示画面上で前述の各情報4〜10を表示する表示領域を設定する表示領域設定部(表示領域設定手段)21と、各情報4〜10、或いは操作スイッチ11の操作入力に基づいて拡大表示するべき表示領域を選択し、且つ、一つの表示領域が拡大されたことに伴う他の縮小する表示領域を選択する拡大・縮小領域選択部(拡大・縮小領域選択手段)22と、拡大・縮小領域選択部22で選択された画像の表示領域を拡大すると共に、それ以外の表示領域のうちの領域を縮小する表示領域に表示する情報を縮小し、且つ後方へ傾斜する表示態様で表示する表示変更部(表示変更手段)23とを備えている。
そして、本実施形態に係る車両用情報表示装置1は、図3に示すようにディスプレイ3の全体の表示領域を縦方向に4つに区分し、最上段となる表示領域aに現在時刻を示す時計情報を表示し、その下の表示領域bにA/Tインジケータ情報を表示し、更にその下の表示領域cに走行可能距離或いは燃費等の車両走行情報を表示し、最下段となる表示領域dにオド情報(累積の走行距離)、トリップ情報(リセット可能な走行距離)、或いは外気温を表示する。
また、車両走行時の操作条件、或いは乗員の入力操作(車両情報に関連した操作入力)により、図4に示すように各表示領域a〜dの面積を変化させ、現在乗員が必要であると予測される情報を表示する表示領域を拡大させる。図4に示す例では、表示領域aの表示面積を拡大して表示した場合を示している。
更に、ディスプレイ3全体の表示領域は同一であるから、拡大表示した表示領域以外の表示領域のうちの少なくとも一つは相対的に縮小されることになり、この縮小された表示領域では表示する情報の画像が後方に傾斜するように見える表示態様とすることで、表示情報を割愛することなく表示領域を縮小する。
図5は、後方に傾斜したように見える画像のイメージを示す説明図であり、同図(a)は通常時の表示態様、同図(b)は表示領域aを拡大して表示したときの表示態様を示している。そして、同図(b)より、表示領域b〜dは表示情報が後方に傾斜したイメージで表示されるので、表示情報を割愛せずに表示領域を減少していることが理解される。なお、図5は表示する画像が後方に傾斜して表示する際のイメージを模式的に示すものであり、実際には画像を物理的に傾斜させるのではなく、ソフト的な画像処理により行なっている。また、以下では図5(a)のように表示情報を平面的に表示する態様を「平面表示」、図5(b)の表示領域b〜dのように表示情報を傾斜して表示する態様を「傾斜表示」として説明する。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る車両用情報表示装置の動作について説明する。図6〜図8は、図1に示した表示制御部2による制御の処理手順を示すフローチャートである。
まず、表示制御部2は、時計情報4、A/Tインジケータ情報5、燃費情報6、走行距離情報7、気温情報8の各情報を取得する。そして、車両の停止時或いは通常走行時には、基本画面表示として予め設定した各表示領域a〜dの表示範囲に各種の情報を表示する(ステップST1)。
ここでは、ディスプレイ3に表示する基本的な表示情報として、図3に示したように表示領域aに時計情報、表示領域bにA/Tインジケータ情報、表示領域cに走行可能距離及び燃費等の走行情報、表示領域dにオド、トリップの情報及び外気温情報を表示する。
この際、A/Tインジケータ情報、及び走行情報はそれほど重要な情報ではないので、表示領域b,cを傾斜表示とし、時計、及びオド、トリップ、外気温情報を示す表示領域a,dを平面表示する。これにより、例えば図9に示す如くの表示画像を得ることができる。
また、A/Tインジケータ情報のうち、シフト状態及び走行モードは乗員が常時知りたい情報であるので、図9の表示領域b中で符号P1で示す領域の情報「SHIFT6」及び「S」(スポーツモードを示す)を平面表示する。
次いで、A/Tインジケータ情報5として、車両のシフトレバーが操作されたことを示す信号が入力された場合(車両情報に関連した操作入力が発生した場合)には(ステップST2でYES)、乗員はA/Tインジケータ情報に関心が高いものと判断し、拡大・縮小領域選択部22はA/Tインジケータ情報を表示する領域、即ち表示領域bを拡大する処理を行う。また、時計情報を表示した表示領域aを縮小する処理を行う。
更に、表示変更部23は、各表示領域a〜dに表示する画像情報を変更する処理を行う。ここでは、A/Tインジケータ情報を表示する表示領域bを平面表示とし、更に、領域が縮小された表示領域aにに表示する時計情報を傾斜表示とする(ステップST3)。
その結果、例えば図10に示す如くの表示画像を得ることができ、乗員は現在のA/Tインジケータ情報を容易に把握することができる。また、表示領域aの時計情報は傾斜表示されるので、乗員は斬新な表示態様で時計情報を確認することができる。そして、この表示態様は予め設定した所定時間が経過すると、基本画像表示に戻る。
また、シフトレバーが操作されず(ステップST2でNO)、操作スイッチ11の操作信号が入力された場合(車両情報に関連した操作入力が発生した場合)には(ステップST4でYES)、この操作スイッチ11に対応した表示領域を拡大表示する(ステップST5)。
例えば、操作スイッチ11が走行情報を表示させるためのスイッチである場合には、図11に示すように、拡大・縮小領域選択部22は、表示領域cを拡大する処理を行う。更に、表示変更部23は表示領域a,bをそれぞれ傾斜表示とし、且つ表示領域cを平面表示とし、この表示領域cに表示する表示内容を変更する。
即ち、図9,図10に示した表示例では、走行情報を示す表示領域cには「航続可能距離」が320Kmであることが表示されていたが、図11に示す表示例では、これに加えて「平均速度」が98Km、「平均燃費」が15.8Km/Lである情報が表示される。
これにより、乗員はより詳細な走行情報を知ることができる。また、時計情報、及びA/Tインジケータ情報は、それぞれ表示領域a,bに傾斜表示されるので、乗員は斬新な表示態様でこれらの情報を確認することができる。その後、所定時間が経過すると基本画像表示に戻る。
なお、表示領域dに表示されるオド、トリップ情報は、表示が法規で義務付けられているので常時平面表示とする。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、警告情報が入力された場合の第1次割り込み処理について説明する。
図1に示す表示制御部2に、例えばタイヤ空気圧の低下等の警告データが入力された場合には(ステップST11)、表示領域設定部21は例えば表示領域cを警告表示用の領域として設定し、且つ拡大・縮小領域選択部22はこの表示領域cを拡大する処理を行う。更に、表示変更部23は、表示領域aに表示する時計情報を傾斜表示、表示領域bに表示するA/Tインジケータの情報を傾斜表示、及び表示領域cに表示する警告情報を平面表示するように設定し、各情報をディスプレイ3に表示する(ステップST12)。
これにより、例えば図12に示す如くの、警告情報を含む画像がディスプレイ3に表示される。この例では「タイヤ空気圧異常、90Km/h以下に速度を落として下さい。」という警告メッセージが表示領域cに表示される。
その後、乗員がこの警告を認識し図示しない確認スイッチを操作すると(ステップST13でYES)、基本画面表示に戻る(ステップST14)。
こうして、タイヤ空気圧の低下等の警告が発生した場合には、この警告情報を割り込ませてディスプレイ3に表示することができるので、警告の発生をいち早く乗員に知らせることができる。また、この場合においても表示領域aに表示された時計情報、及び表示領域bに表示されたA/Tインジケータ情報は、傾斜表示されるので、乗員はこれらの情報を斬新な表示態様で確認することができる。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、表示制御部2に外部入力画像としての車両後方画像が入力された場合の第2次割り込み処理について説明する。
まず、前述の図7に示した第1次割り込み要求が発生しているか否かを判別し(ステップST21)、第1次割り込み要求が発生している場合には(ステップST21でYES)、第1次割り込み要求を優先する。
他方、第1次割り込み要求が発生していない場合には(ステップST21でNO)、外部入力画像としての車両後方画像が存在するか否かが判別される(ステップST22)。その結果、車両後方画像が存在すると判別された場合には(ステップST22でYES)、表示領域設定部21はこの車両後方画像を表示する表示領域を設定する。例えば、図13に示すようにディスプレイ3全体の表示領域を3つの表示領域A,B,Cに分割し、このうち、最上段となる表示領域Aにリアルタイムで得られる後方画像を表示し、表示領域BにA/Tインジケータ情報を傾斜表示し、表示領域Cにオド、トリップ情報を表示する(ステップST23)。
その結果、車両の乗員はディスプレイ3上で車両の後方画像を確認することができ、且つA/Tインジケータの情報、及びオド、トリップ情報を確認することができる。また、後方画像を表示することにより、時計情報、及び走行情報が表示されなくなるが、車両後退時であるのでこれらの情報はあまり必要でなく、問題とならない。
このようにして、本実施形態に係る車両用情報表示装置1は、ディスプレイ3の表示領域全体を複数の表示領域に分割し、各表示領域に各種の情報を表示し、そのときの状況、或いは乗員による操作入力により、乗員が必要としていると予想される情報の表示領域を拡大して表示するように制御している。
従って、乗員は知りたい情報をより大きく表示された領域で確認することができるので、必要な情報を容易に把握することができる。また、限られた表示領域内を有効に活用して必要な情報を的確に乗員に知らせることができる。
また、特定の表示領域が拡大されたことに伴って、他の縮小された表示領域では、表示する情報を傾斜表示、即ち、情報を示す画像があたかも後方に傾斜した如くの画像として表示されるので、表示情報の内容が割愛されることなく、且つ極めて斬新な態様で情報を表示することができる。
更に、傾斜表示する情報のうち、特に乗員にとって必要であると思われる情報、例えば図9に示した表示領域bの符号P1に示す部分の情報を平面表示するので、たとえ縮小された表示領域中に表示される情報であっても、乗員は必要である情報を容易に認識することができる。
また、上記した実施形態の変形例として、車両の走行開始時において、図14に示すように、ディスプレイ3の全体の表示領域を3つの表示領域A,B,Cに分割し、表示領域Aに時計情報を表示し、表示領域Cにオド、トリップ情報を表示し、更に、表示領域Bに車両状態、及びメンテナンス情報を表示することも可能である。図14に示す例では、「車両状態」として「異常無し」と表示され、「メンテナンス情報」として「次回オイル交換まで約2000Km、次回点検まで約10ヶ月」と表示され、乗員は走行開始時に車両の状態、及びオイル交換の時期、点検の時期を認識することができる。
以上、本発明の車両用情報表示装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、ディスプレイ3の全体の表示領域を4分割、或いは3分割する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2分割、或いは5分割以上とすることも可能である。
また、上記した実施形態では、時計情報、走行情報、A/Tインジケータ情報、オド、トリップ情報を表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、それ以外の各種情報を表示する場合に適用することができるものである。
各種の車両情報を視認性良く、且つ斬新な表示態様で表示する上で極めて有用である。
1 車両用情報表示装置
2 表示制御部
3 ディスプレイ
4 時計情報
5 A/Tインジケータ情報
6 燃費情報
7 走行距離情報
8 気温情報
9 後方映像情報
10 警告情報
11 操作スイッチ
21 表示領域設定部(表示領域設定手段)
22 拡大・縮小領域選択部(拡大・縮小領域選択手段)
23 表示変更部(表示変更手段)
2 表示制御部
3 ディスプレイ
4 時計情報
5 A/Tインジケータ情報
6 燃費情報
7 走行距離情報
8 気温情報
9 後方映像情報
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11 操作スイッチ
21 表示領域設定部(表示領域設定手段)
22 拡大・縮小領域選択部(拡大・縮小領域選択手段)
23 表示変更部(表示変更手段)
Claims (5)
- 車両の運転席近傍に設けられ、表示画面に車両情報を表示する車両用情報表示装置において、
前記表示画面を複数の表示領域に分割し、分割した各表示領域にそれぞれ車両情報を表示すると共に、前記各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した際に、この車両情報を表示した前記表示領域を拡大し、その他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小し、この縮小した表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする車両用情報表示装置。 - 車両の運転席近傍に設けられ、表示画面に車両情報を表示する車両用情報表示装置において、
前記表示画面上での前記各種の情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定手段と、
前記各表示領域に表示する車両情報に関連した操作入力が発生した場合に、この表示領域を拡大し、且つその他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を縮小する処理を行う拡大・縮小領域選択手段と、
前記拡大された表示領域に表示する車両情報の表示態様或いは表示内容を変更し、且つ、表示領域が縮小された表示領域に表示する車両情報のうちの少なくとも一部を後方に傾斜した表示態様で表示する表示変更手段と、
を備えたことを特徴とする車両用情報表示装置。 - 前記表示変更部は、前記後方に傾斜した表示態様で表示した表示領域に表示する情報のうち、一部の情報を後方に傾斜しない表示態様で表示することを特徴とする請求項2に記載の車両用情報表示装置。
- 前記表示変更手段は、警告情報が入力された場合には、前記複数に分割された表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を用いて警告情報を表示すると共に、警告情報を表示しない他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の車両用情報表示装置。
- 前記表示変更手段は、外部より画像データが入力された場合に、前記複数に分割された領域のうちの少なくとも一つの表示領域を用いて前記画像データを表示すると共に、画像データを表示しない他の表示領域のうちの少なくとも一つの表示領域を後方に傾斜した表示態様で表示することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の車両用情報表示装置。
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