JP2005313722A - 車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法 - Google Patents

車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 表示装置を注視する時間を極力短くし、操作性を向上させることが可能な車載機器の操作表示装置を提供する。
【解決手段】 車載機器105を操作する操作スイッチ8よりも利用者Pの手元に近い位置に設置され、車載機器105を操作可能とする操作手段9と、この操作手段9の操作情報を利用者Pから見て操作手段9よりも遠い車室内前方位置に表示する表示手段3と、この表示手段3に、図9に示すように操作情報として、操作手段9の画像でなる第1の表示画像310と、操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像319とを表示させる制御手段106と、を備える
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車に搭載される車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法に関し、特に車載機器を操作する操作手段の操作情報を表示手段を通じて表示する車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法に関するものである。
この種の操作表示装置として、例えば下記特許文献1記載のものが知られている。この操作表示装置は、オーディオ装置、ナビゲーション装置、エアコン装置等の車載機器を操作する多機能スイッチと、この多機能スイッチの操作情報を表示する表示装置とを備えており、操作情報として、文字により操作機能を割り当てた多機能スイッチの画像(利用者が実際に手動操作する操作手段の形状に模擬したシンボル画像)を表示装置に表示することにより、ブラインド操作を容易にしたものである。
特開2004−22293号公報
しかしながら、前記公報記載の操作表示装置は、表示装置に表示されるシンボル画像を見ながら、操作手段を操作することができるので、ブラインド操作が容易となるものの、シンボル画像に割り当てられた機能を判読したり、目的の割り当て機能が付されたシンボル画像を探す必要があるため、表示装置の画像を注視する時間が長くなるという問題があった。
本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、表示装置を注視する時間を極力短くし、操作性を向上させることが可能な車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、車載機器を、当該車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置される操作手段を通じて操作可能とした操作システムに組み込まれ、前記操作手段の操作情報を表示する車載機器の操作表示装置であって、前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に設置される表示手段と、この表示手段に、前記操作情報として、前記操作手段の画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は前記目的を達成するため、車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置され、前記車載機器を操作可能とする操作手段と、この操作手段の操作情報を前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に表示する表示手段と、この表示手段に、前記操作情報として、前記操作手段の画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は前記目的を達成するため、車載機器を、当該車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置される操作手段を通じて操作可能とした操作システムに適用され、前記操作手段の操作情報を表示する車載機器の操作表示方法であって、前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に設置される表示手段に、前記操作情報として、前記方向指示スイッチの画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させることを特徴とする。
また本発明は、前記操作手段が前記利用者による方向選択操作可能な多方向選択スイッチでなり、この多方向選択スイッチの画像を前記第1の表示画像として表示することを特徴とする。
また本発明は、前記第1の表示画像の画像の近傍、またはその画像に重なるように方向指示画像を表示することを特徴とする。
また本発明は、前記方向指示画像が前記第2の表示画像に応じて選択可能な方向だけを示すことを特徴とする。
また本発明は、前記利用者による前記操作手段の操作に連動して前記第2の表示画像の一部を強調表示することを特徴とする。
また本発明は、前記強調表示が部分的な色またはコントラスト変更、点滅、サイズ変更、マーキング表示のうち何れか一つであることを特徴とする。
また本発明は、前記利用者による前記操作手段の操作に連動して音を出力することを特徴とする。
また本発明は、車両走行時において前記操作手段を通じて操作できる操作スイッチを利用者が選択し、その選択状態を登録可能であることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、表示装置を注視する時間を極力短くし、操作性を向上させることが可能な車載機器の操作表示装置及びその操作表示方法を提供することができる。
図1から図11は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は本実施形態による車載機器の操作表示装置(以下、単に操作表示装置という)の搭載状態を示す車両ダッシュボードの側面図、図2は図1中、利用者の視線方向から車両ダッシュボードを見たときの正面図、図3は同実施形態に適用される操作手段を示す正面図、図4は図3のA−A断面図、図5は同実施形態のシステム概要を示すブロック図、図6〜図11は同実施形態の操作表示例を示す正面図である。
図1において、車両のフロントガラスGの下方には車両ダッシュボード1が搭載され、このダッシュボード1の利用者P側には、ハンドル2が設置されている。
車両ダッシュボード1とフロントガラスGの間には、表示手段3が設置され、この表示手段3は、表示素子31と、この表示素子31の画像を利用者Pに反射する反射手段32とを有している。
表示素子31は、例えばフルカラーによる高精細表示が可能なTFT形液晶パネルでなり、利用者Pからは視認不可能な車両ダッシュボード箇所に設けられている。
反射手段32は、表示素子31から所定距離離間した車両ダッシュボード1上略中央に位置して利用者Pから視認可能な箇所に設けられる凹面鏡からなり、表示素子31の表示像を車両の前進方向前方に表示する。
このように構成される表示手段3は、表示像として、後に図6〜図11にて詳述するように、車速情報、走行距離情報、燃料情報、ナビゲーション情報からなる計測情報やナビゲーション装置、オーディオ装置、エアコン装置、パワーウインドウ装置の操作情報を表示する他、車両状態に関する各種警報情報、報知情報も表示する。
図2において、車両ダッシュボード1の利用者P側には、ナビゲーション装置の操作パネル4、オーディオ装置の操作パネル5、エアコン装置の操作パネル6、パワーウインドウ装置の操作パネル7が搭載され、これら操作パネル4〜7は、それぞれプッシュスイッチやロータリースイッチ、ダイヤルスイッチ等の複数の操作スイッチ8が設けられている。
同じく図2において、これら操作スイッチ8よりも利用者Pの手元に近い位置となるハンドル2には、操作手段9が設けられている。
この操作手段9は、図4,5に詳しく示すように、円形の第1の操作部91を有するプッシュスイッチからなる第1の入力操作部92と、第1の操作部91の周囲を取り巻く円環状の第2の操作部93を有するプッシュスイッチからなる第2の入力操作部94とを有している。
第1の入力操作部92は、利用者Pによる第1の操作部91のプッシュ操作で第1のスイッチ素子95を動作させる第1の押圧部96を有し、第2の入力操作部94は、利用者Pによる第2の操作部93のプッシュ操作で第2のスイッチ素子97を動作させる第2の押圧部98を有している。
この場合、第2の操作部93は、その表面に複数(4つ)の窪み部93a〜93dを等間隔に備え、これら窪み部93a〜93dに対応して同数の第2の押圧部98と第2のスイッチ素子97を有し、利用者Pが窪み部93aをプッシュ操作すると、対応するスイッチ97が動作して「上」を指示する信号に対応する出力信号が出力され、利用者Pが窪み部93bをプッシュ操作すると、対応するスイッチ97が動作して「下」を指示する信号に対応する出力信号が出力され、利用者Pが窪み部93cをプッシュ操作すると、対応するスイッチ97が動作して「左」を指示する信号に対応する出力信号が出力され、利用者Pが窪み部93dをプッシュ操作すると、対応するスイッチ97が動作して「右」を指示する信号に対応する出力信号が出力されるようになっている。従って、第2の入力操作部94は、多方向選択特性を有するプッシュスイッチである。
一方、第1の入力操作部92は、第2の入力操作部94による方向選択を確定するための決定機能を持つもので、第2の入力操作部94の操作後に第1の入力操作部92を操作することで選択方向を確定する。
なお図示省略したが、各操作部91,93は、例えばコイルバネ等の復帰手段を通じて元の位置に復帰できるように構成されている。
次に図5に基づいて、本実施形態のシステム構成を説明する。
前記のごとく構成された操作手段9は、入力インターフェース手段100を通じてマイクロコンピュータ101の入力側に接続される。マイクロコンピュータ101の出力側には、駆動手段102を通じて表示手段3とブザーや音声合成出力装置等の音出力手段103が接続されると共に、出力インターフェース手段104を介してナビゲーション装置、オーディオ装置、エアコン装置、パワーウインドウからなる車載機器105が接続されている。なお本実施形態では入力インターフェース手段100、マイクロコンピュータ101、駆動手段102、出力インターフェース104手段で制御手段106が構成される。
マイクロコンピュータ101は、利用者Pによる操作手段9の操作に応じて出力される出力信号を入力インターフェース手段を介して入力信号として受信すると、その入力信号を予め定められたコンピュータプログラムに従って処理し、その処理結果に基づいて駆動手段102を介して表示手段3と音出力手段103を駆動制御するための制御信号を出力して利用者Pに操作手段9の操作情報を提供すると共に、出力インターフェース手段104を通じて車載機器の動作を操作手段9の操作に基づいて動作させるための信号を出力する。なおマイクロコンピュータ101は、図示しない記憶装置を含み、この記憶装置に前記コンピュータプログラムや処理に必要なデータが格納されている。
次に図6〜図11に基づいて、本実施形態による操作表示装置の操作表示例を説明するが、以降の操作表示例及び音出力例は、制御手段9によって駆動制御されるものである。
まず、図6は、図示しないイグニッションスイッチをオンした直後に表示手段3の反射手段32に表示される表示情報を示すもので、反射部材32によって形成される表示画面301には、その左側に地図上の自車位置を示す画像でなるナビゲーション情報302が表示され、右側には、車両速度、残燃料、走行距離でなる計測情報303が表示されている。なお計測情報の表示処理も制御手段9を介して行われるが、図5において車両速度、残燃料、走行距離を検出するセンサ類は省略してある。また本実施形態ではスイッチオン直後にナビゲーション情報302と計測情報303とを同一画面で表示する例を示したが、表示情報の種別は、図示省略した設定操作で利用者Pによる選択が可能となっており、本実施形態ではスイッチオンでナビゲーション情報302と計測情報303が選択されているが、他の情報を表示してもよい。
図6の状態で例えば操作手段9(第1,第2の入力操作部92,94の何れでもよい)をプッシュ操作すると、ナビゲーション情報302に替わって、図7の操作メニュー選択情報304が表示画面301の左側に表示されると同時に、「ピッ」なるブザー音が音出力手段10を介して出力される(以降、操作手段9を操作する度に「ピッ」なるブザー音が出力される)。このとき計測情報303は図6と同様であり、また計測情報303の表示は以降の図7〜図11まで共通である。
図7において、操作メニュー選択情報304は、「操作対象を選択して下さい」なる案内表示情報305と、「パワーウインドウ」なる第1の項目情報306と、「オーディオ」なる第2の項目情報307と、「エアコン」なる第3の項目情報308と、「ナビゲーション」なる第4の項目情報309他と、操作手段9の画像でなる第1の表示画像310と、この第1の表示画像310の近傍周囲に位置する方向指示画像311と、「決定」なる説明情報312とを含み、第1〜第4の項目情報306〜309は、縦一列に表示され、その列の右に第1の表示画像9及び方向指示画像311が表示され、説明情報312は操作手段9の第1の操作部91に対応する第1の画像部(後述)内に表示される。
第1の表示画像310は、第1,第2の画像部314,315とからなり、これらは操作手段9の第1,第2の操作部91,93と同じデザインか、またはそれを容易に特定することが可能な疑似デザインを有し、第2の画像部315は、操作手段9の窪み部93a〜93dの形状に対応するデザインも施されている。
そして図6から図7に切り替わった直後は、図7に示す通り、この例では枠状の囲み枠でなるマーキング表示部(強調表示部)316は、第1の項目情報306が選択されているが、実際の操作手段9の窪み部93a,93bを第1の表示画像310の方向指示画像311の指示に従ってプッシュ操作すると、マーキング表示部316が下または上方向に移動し、第1〜第4の項目情報306〜307のどれが選択されているか認識できるようになっている。なお操作手段9の第2の操作部93は本来、窪み部93a〜93dの数に応じて複数(4つ)の方向選択機能を有しているが、図7記載の操作メニュー選択情報304にあっては、第1〜第4の項目情報306〜307が縦一列にレイアウトされるだけであり、選択方向が上下の2方向となるため、上方向と下方向を示す方向指示画像311を表示し、左右方向の方向指示画像311は、表示されない。これにより操作に必要な方向指示のみを行い、利用者Pの無駄な操作や混乱を避けるようにしている。
ここで例えば、図7の状態において、利用者Pが操作対象としてエアコンに係わる第3の項目情報308を選択する場合は、まず第2の操作部93の窪み部93bを2回プッシュ操作し、図8に示すようにマーキング表示部316を第3の項目情報308に移動させた後、第1の表示画像310の説明情報312に従って第1の操作部91をプッシュ操作すれば選択確定となり、図9に示すエアコン設定情報317に表示内容が切り替わる。
図9のエアコン設定情報317は、「エアコン設定」なる案内表示情報318と、操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像319と、第1の表示画像310とを含んでおり、第2の表示画像319が上側に、第1の表示画像310が右下に表示される。
第1の表示画像310は、3つダイアルスイッチ画像を横一列に配置してなる第1のスイッチ画像320〜322と、これら第1のスイッチ画像320〜322の下側で多数のプッシュスイッチ画像を横一列に配置してなる第2のスイッチ画像323〜325等で構成され、これらはエアコン装置の操作パネル6及び当該操作パネル6に設置される操作スイッチ8と同じデザインか、または操作パネル6の操作スイッチ8を容易に特定することが可能な疑似デザインを有している。
第1のスイッチ画像320〜322のうち、スイッチ画像320は、操作パネル6に設置された温度設定用ダイヤルスイッチ(ロータリースイッチ)に対応するもので、「温度」なる表示を含む操作ダイヤルの画像と、操作位置に応じた温度の上昇方向及び下降方向を示すマーク画像とで構成され、スイッチ画像321は、操作パネル6に設置された風量設定用ダイヤルスイッチ(ロータリースイッチ)に対応するもので、「風量」なる表示を含む操作ダイヤルの画像と、操作位置に応じた風量を示すマーク画像とで構成され、スイッチ画像322は、操作パネル6に設置された吹き出し位置設定用ダイヤルスイッチ(ロータリースイッチ)に対応するもので、「吹出」なる表示を含む操作ダイヤルの画像と、操作位置に応じた吹き出し箇所を示すマーク画像とで構成されている。
第2のスイッチ画像323〜325のうち、スイッチ画像323は、操作パネル6に設置されたエアコンのオン、オフ切り替え用プッシュスイッチに対応するもので、「A/C」なる表示を含むキートップの画像からなり、スイッチ画像324は、操作パネル6に設置され、空調循環モードの内、外を選択する循環モード選択用プッシュスイッチに対応するもので、内外気循環マークのそれぞれを施したキートップの画像からなり、スイッチ画像325は、操作パネル6に設置されたデフロスタのオン、オフ切り替え用プッシュスイッチに対応するもので、デフロスタ作動マークを施したキートップの画像からなる。
第1の表示画像310は、基本的には図7,8と同じであるが、方向指示画像311が上下左右の4方向となっており、これは、操作に必要な方向数に相当する。
そして、図8から図9に切り替わった直後は、図9に示す通り、マーキング表示部316が第1のスイッチ画像320〜322のうち、中央に位置するスイッチ画像320上にある。
この状態で利用者Pが第1の表示画像310の方向指示画像311の指示に従い、実際の操作手段9の窪み部93a〜93dをの通りプッシュ操作すると、マーキング表示画像316が上下左右方向に移動し、各スイッチ画像320〜325のどれが選択されているか認識できるようになっており、これにより、利用者Pの要求するエアコン設定項目を選択することができる。
ここで、利用者Pが例えば温度を設定する場合、マーキング表示画像316が中央に位置するスイッチ画像320上にある図9の状態で、第1の表示画像310の説明情報12に従い、利用者Pが操作手段9の第1の操作部91をプッシュ操作すると、選択確定となり、図10に示すエアコン温度設定情報326に表示内容が切り替わる。
エアコン温度設定情報326は、「エアコン設定=>温度」なる案内表示情報327と、「設定温度を決めて下さい」なるメッセージ情報328と、現在の設定温度を示す設定温度情報329と、第1の表示画像310とを含んでいる。
ここで利用者Pが操作手段9の窪み部93a,93bを第1の表示画像310の方向指示画像311の指示に従ってプッシュ操作すると、設定温度情報329の値が上昇及び下降し、これにより利用者Pが希望の温度を選択できる。ここでも方向指示画像311は必要な方向指示のみを行うようになっている。その後、第1の表示画像310の第1の画像部314の指示に従って利用者Pが操作手段9の第1の操作部91をプッシュ操作すると、選択確定となり、図11に示すように、「温度20度Cに設定しました」なる確認案内メッセージ情報330が表示される。なお図11では第1の表示画像310は表示されない。
これにより一連の設定操作が終了し、当該確定操作による設定情報は、制御手段106を通じて車載機器105の一つであるエアコン装置に送信される。
図11の設定操作終了後は、そのまま放置する(操作手段9の操作による信号入力が一定時間無い状態が続く)と、図6の初期画面に表示に戻る。
なお図7〜図10においても同様に操作手段9の操作による信号入力が一定時間無い状態が続くと、図6の初期画面に表示に戻るようになっている。
以上のように本実施形態では、車載機器105を操作する操作スイッチ8よりも利用者Pの手元に近い位置に設置され、車載機器105を操作可能とする操作手段9と、この操作手段9の操作情報を利用者Pから見て操作手段9よりも遠い車室内前方位置に表示する表示手段3と、この表示手段3に、図9に示すように操作情報として、操作手段9の画像でなる第1の表示画像310と、操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像319とを表示させる制御手段106と、を備えることにより、操作手段9の画像でなる第1の表示画像310と操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像319とが表示手段3に表示されるため、利用者Pの直感的な操作が可能となり、表示画面301を注視する時間を極力短くし、操作性を向上させることができる。
また利用者Pから見て操作手段9よりも遠い車室内前方位置に設置された表示手段3に表示される、表示操作手段9の画像でなる第1の表示画像310と操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像319とを確認しながら、車載機器105を操作する操作スイッチ8よりも利用者Pの手元に近い位置に設置された操作手段9を操作することで、車載器機105を操作できるので、利用者Pの視線移動を最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、操作手段9が利用者Pによる方向選択操作可能な車載機器105を操作する多方向選択スイッチとし、この多方向選択スイッチの画像を第1の表示画像310として表示することにより、利用者Pが表示手段3を見ながら操作手段9を操作するにあたり、操作しやすくでき、HMI(ヒューマン・マシーン・インタフェース)を向上させることができる。なお多方向選択スイッチとしては、本実施形態のごとくプッシュスイッチの他、例えばジョイスティック型やロータリー型の多方向選択スイッチを適用できる。またここで多方向とは2方向以上をいう。
また本実施形態では、図7〜10に示すように、第1の表示画像310の近傍に方向指示画像311を表示することによっても、利用者Pが表示手段3を見ながら操作手段9を操作するにあたり、操作しやすくでき、HMIを向上させることができる。なお方向指示画像311は、第1の表示画像310に重なるように表示してもよい。
また本実施形態では、図7〜10に示すように、方向指示画像311が第2の表示画像に応じて選択可能な方向だけを示すことにより、操作に必要な方向指示のみを行い、利用者Pの無駄な操作や混乱を避けるようにでき、これによってもHMIを向上させることができる。
また本実施形態では、図9に示すように、利用者Pによる操作手段9の操作に連動して第2の表示画像319の一部をマーキング表示部316により、強調表示したことにより、選択状態を判別しやすくでき、これによってもHMIを向上させることができる。なお、強調表示としては、本実施形態のごときマーキング表示の他、例えば、部分的な色またはコントラスト変更、点滅、サイズ変更を適用することができる。
また本実施形態では、利用者Pによる操作手段9の操作に連動して音を出力することにより、スイッチ操作を確認でき、これによってもHMIを向上させることができる。
なお本実施形態では、操作手段9のうち、第1の入力操作部92を決定または確定用の入力手段として適用したが、第2の入力操作部94を一定時間内で複数回プッシュ操作することで、選択確定とすることもできる。
図12、図13は、本発明の第2の実施形態を示すもので、本実施形態では、図7に記載の操作メニュー選択情報304において、「パワーウインドウ」なる第1の項目情報306が選択された場合の操作表示例を示す。なお本実施形態の操作表示例も前記第1の実施形態と基本的には同様であるので簡略化して説明する。
図12に示すパワーウインドウ操作情報331は、第1の表示画像310と、パワーウインドウ装置の操作パネル7に設置された操作スイッチ8の画像でなる第2の表示画像332とを含んでいる。
第2の表示画像332は、運転席側ウインドウを操作する第1のウインドウスイッチに対応する第1のウインドウスイッチ画像333と、助手席側ウインドウを操作する第2のウインドウスイッチ画像334と、後席右側ウインドウを操作する第3のウインドウスイッチに対応する第3のウインドウスイッチ画像335と、後席左側ウインドウを操作する第4のウインドウスイッチに対応する第4のウインドウスイッチ画像336とで構成されている。
そして操作手段9を通じて操作するウインドウに対応するウインドウスイッチ画像333〜336を選択する。ウインドウスイッチ画像333〜336の選択状態は色変更による強調表示部337により表示される。その後、操作手段9を通じて選択操作する(この場合、ウインドウスイッチ画像333を選択)と、図13の運転席ウインドウ操作情報337が表示される。
この運転席ウインドウ操作情報337は、通常と同様の第1の表示画310であるが、「UP」「DOWN」なる説明表示338も併せて表示される。
ここで、操作手段9を操作すると、制御手段106を通じて利用者Pの操作に基づく操作情報が車載機器105の一つであるパワーウインドウ装置に出力される。
以上のごとき第2の実施形態によっても、前記第1の実施形態と同様の効果を期待できる。
図14は、本発明の第3の実施形態を示すもので、この例では、車両走行時において操作手段9を通じて操作できる操作スイッチ8を利用者Pが選択し、その選択状態を登録可能としたカスタム設定の例を説明する。
図14には走行モード設定画面が示されており、図7の状態から所定の操作を行うことにより、この画面に至ることができるものであるが、詳細は省略する。
そして、この画面で操作手段9による操作スイッチ8の選択及び決定操作と、選択した操作スイッチ8情報の登録操作を行うことにより、走行時に操作手段9を通じて操作可能とする操作スイッチ8を設定登録することにより、その設定情報が制御手段106の記憶装置に記憶(登録)される。この例では、操作可能な操作スイッチ8として、スイッチ画像321に対応する風量設定用ダイヤルスイッチと、スイッチ画像322に対応する吹き出し位置設定用ダイヤルスイッチと、スイッチ画像323に対応するエアコンのオン、オフ切り替え用プッシュスイッチと、スイッチ画像325に対応するデフロスタのオン、オフ切り替え用プッシュスイッチとが選択されており、この登録以降は、走行時に操作できる操作スイッチ8が限定されているので、好みの操作スイッチ8を短時間で操作できるというメリットがある。なお車両の走行状態は制御手段106への車速検出信号入力に基づいて行われるが、詳しい説明は省略する。
本発明の第1の実施形態による車載機器の操作表示装置の搭載状態を示す車両ダッシュボードの側面図。 図1中、利用者の視線方向から車両ダッシュボードを見たときの正面図。 同実施形態に適用される操作手段を示す正面図。 図3のA−A断面図。 同実施形態のシステム概要を示すブロック図。 同実施形態の操作表示例を示す正面図。 同実施形態の他の操作表示例を示す正面図。 同実施形態の他の操作表示例を示す正面図。 同実施形態の他の操作表示例を示す正面図。 同実施形態の操作表示例を示す正面図。 同実施形態の他の操作表示例を示す正面図。 本発明の第2の実施形態による操作表示例を示す正面図。 同実施形態の他の操作表示例を示す正面図。 本発明の第3の実施形態による操作表示例を示す正面図。
符号の説明
1 車両ダッシュボード
2 ハンドル
3 表示手段
4 操作パネル
5 操作パネル
6 操作パネル
7 操作パネル
8 操作スイッチ
9 操作手段
31 表示素子
32 反射手段
91 第1の操作部
92 第1の入力操作部
93 第2の操作部
94 第2の入力操作部
95 第1のスイッチ素子
96 第1の押圧部
97 第2のスイッチ素子
98 第2の押圧部
93a〜93d 窪み部
100 入力インターフェース手段
101 マイクロコンピュータ
102 駆動手段
103 音出力手段
104 出力インターフェース手段
105 車載機器
106 制御手段
301 表示画面
302 ナビゲーション情報
303 計測情報
304 操作メニュー選択情報
305 案内表示情報
306〜309 第1〜第4の項目情報
310 第1の表示画像
311 方向指示画像
312 説明情報
314,315 第1,第2の画像部
316 マーキング表示部(強調表示部)
317 エアコン設定情報
318 案内表示情報
319 第2の表示画像
310 第1の表示画像
320〜322 第1のスイッチ画像
323〜325 第2のスイッチ画像
326 エアコン温度設定情報
327 案内表示情報
328 メッセージ情報
329 設定温度情報
331 パワーウインドウ操作情報
332 第2の表示画像
333〜336 ウインドウスイッチ画像
337 運転席ウインドウ操作情報
338 説明表示
G フロントガラス
P 利用者

Claims (11)

  1. 車載機器を、当該車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置される操作手段を通じて操作可能とした操作システムに組み込まれ、前記操作手段の操作情報を表示する車載機器の操作表示装置であって、
    前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に設置される表示手段と、
    この表示手段に、前記操作情報として、前記操作手段の画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載機器の操作表示装置。
  2. 車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置され、前記車載機器を操作可能とする操作手段と、
    この操作手段の操作情報を前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に表示する表示手段と、
    この表示手段に、前記操作情報として、前記操作手段の画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載機器の操作表示装置。
  3. 車載機器を、当該車載機器を操作する操作スイッチよりも利用者の手元に近い位置に設置される操作手段を通じて操作可能とした操作システムに適用され、前記操作手段の操作情報を表示する車載機器の操作表示方法であって、
    前記利用者から見て前記操作手段よりも遠い車室内前方位置に設置される表示手段に、前記操作情報として、前記方向指示スイッチの画像でなる第1の表示画像と、前記操作スイッチの画像でなる第2の表示画像とを表示させることを特徴とする車載機器の操作表示方法。
  4. 前記操作手段が前記利用者による方向選択操作可能な多方向選択スイッチでなり、この多方向選択スイッチの画像を前記第1の表示画像として表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器の操作表示装置、または請求項3記載の車載機器の操作表示方法。
  5. 前記第1の表示画像の近傍、またはその画像に重なるように方向指示画像を表示することを特徴とする請求項4記載の車載機器の操作表示装置または車載機器の操作表示方法。
  6. 前記方向指示画像が前記第2の表示画像に応じて選択可能な方向だけを示すことを特徴とする請求項5記載の車載機器の操作表示装置または車載機器の操作表示方法。
  7. 前記利用者による前記操作手段の操作に連動して前記第2の表示画像の一部を強調表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器の操作表示装置、または請求項3記載の車載機器の操作表示方法。
  8. 前記強調表示が部分的な色またはコントラスト変更、点滅、サイズ変更、マーキング表示のうち何れか一つであることを特徴とする請求項7記載の車載機器の操作表示装置または車載機器の操作表示方法。
  9. 前記利用者による前記操作手段の操作に連動して音を出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器の操作表示装置、または請求項3記載の車載機器の操作表示方法。
  10. 前記利用者による前記操作手段の操作に連動して音を出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器の操作表示装置、または請求項3記載の車載機器の操作表示方法。
  11. 車両走行時において前記操作手段を通じて操作できる操作スイッチを利用者が選択し、その選択状態を登録可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載機器の操作表示装置、または請求項3記載の車載機器の操作表示方法。
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