JP5146691B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載され、複数の領域に分割された表示装置の画面の各領域に表示されるスイッチを遠隔操作する遠隔操作装置に関するものである。
近年、各種情報を表示する表示装置(例えばナビゲーション装置のディスプレイ)に表示される制御内容(例えばコマンドスイッチ)を、タッチ操作で指示入力する操作方式を採用した車両が増えつつある。このような車両では、運転中に手が届く範囲で表示装置が配置されるが、運転者の視野移動が大きくなってしまい、的確な運転ができなくなるおそれがある。そこで、運転者の視線の移動を少なくするために、運転者の視界に近い車室内の前部(インストゥルメントパネル上部)に表示装置を取り付ける方法が考えられる。すると、運転者の手が表示装置に届きにくくなって安定したタッチ操作ができなくなるので、表示装置に表示される制御内容をポインタで指示入力する遠隔操作方式を採用するのが一般的である。この種の遠隔操作装置では、操作入力部(操作デバイス部)が運転席横のセンターコンソールに搭載され、操作入力部の操作に応じてポインタが表示装置の画面上を移動するように構成されている。操作入力部として、例えば特許文献1に開示される技術が存している。
従来の遠隔操作装置について説明する。図7の(a)に示されるように、従来の遠隔操作装置の操作入力部51は、装置本体部52と、装置本体部52から突出する軸部(図示せず)の先端部に操作ノブ53が取り付けられているとともに、装置本体部52の上面に「メニュー」と「決定」と表示されたプッシュボタン54,55が設けられた形態である。使用者(例えば、運転者)は、操作ノブ53を把持したり掌で押圧したりして、軸部を前後左右に傾動させたり、回転させたりすることができる。
図7の(b)に示されるように、この遠隔操作装置によって操作される表示装置56(ディスプレイ)の画面は2つに分割されていて、各領域56a,56bに別々の情報を表示することようになっている。図7の(b)に示される場合は、左側の領域56aに、カーナビゲーション装置の地図情報と各種のスイッチ57が表示されている。また、右側の領域56bには、各種のメニューがアイコンで表示されていて、各アイコンがスイッチ58となっている。
この遠隔操作装置の場合、使用者は、操作ノブ53を介して軸部を左右に傾動させることにより、いずれかの領域56a,56bを選択する。そして、いずれかの領域56a,56bを選択した状態(例えば、いずれかの領域に図示しないポインタを表示させた状態)で操作ノブ53を回転させてスイッチ57,58を選択し、「決定」と表示されたプッシュボタン55を押すことによって決定(確定)する。
上記した従来の遠隔操作装置の場合、操作ノブ53を介して軸部を傾動させたり回転させたりする操作によって、画面上の領域56a,56bを選択したり、スイッチ57,58を選択したりしている。軸部の傾動操作と回転操作は、ほぼ同じ平面内で行われる似通った操作であるため誤操作を生じやすい。また、ポインタをスイッチ57,58の部分に配置させるために、微妙な手の動きが必要となる。特に、運転者が操作ノブ53を操作する場合、運転しながら手探り状態で操作する場合が多いため、直観的に操作できるようにすることと誤操作が生じにくくすることが必要となる。
特許第4282055号公報
本発明は上記した事情に鑑み、使用者の直観的な操作によって画面上の領域やスイッチの選択ができるようにし、誤操作が生じにくい遠隔操作装置を提供することを課題としている。
上記した課題を解決するための本発明は、
車両に搭載され、表示装置の画面上に表示されるスイッチを遠隔操作によって選択する遠隔操作装置であって、
前記表示装置の画面は複数の領域に分割され、かつ各領域に複数のスイッチが配置され、
車両に設置される装置本体部と、
前記装置本体部から突出し、該装置本体部に対して軸方向に移動可能に支持されるとともに、先端部に操作ノブが取り付けられた軸部と、
前記表示装置の領域の1つを選択する領域選択モードと、選択された領域におけるスイッチの1つを選択するスイッチ選択モードとが互いに排他的に切り替わるようにし
前記領域選択モードで前記軸部を軸方向に移動させることによって、前記領域選択モードと前記スイッチ選択モードが切り替わることを特徴としている。
本発明では、複数に分割された画面の領域を選択する領域選択モードと、各領域に配置された複数のスイッチを選択するスイッチ選択モードとが排他的に切り替わる。換言すれば、領域選択モードでは領域の選択のみ可能であり、スイッチを選択することはできない。また、スイッチ選択モードではスイッチの選択のみ可能であり、領域を変更することはできない。即ち、使用者は、領域選択モードにおいては領域の選択にのみ専念することができ、スイッチ選択モードにおいてはスイッチの選択にのみ専念することができる。これにより、使用者は直観的な操作が可能となるとともに、誤操作が生じにくくなる。
前記領域選択モードにおいて前記複数の領域の1つが選択されて前記スイッチ選択モードに切り替わったとき、選択されなかった他の領域のスイッチが選択不能とされる。これにより、1つの領域を選択した状態で他の領域のスイッチを操作することができなくなって、誤操作がより生じにくくなる。
また、前記スイッチ選択モードで選択されたスイッチを確定するためのスイッチ確定手段を設けることができる。このスイッチ確定手段は、例えば装置本体部に設けられたプッシュボタンである。使用者が、スイッチ選択モードにおいてスイッチを選択し、その状態でプッシュボタンを押すと、そのスイッチの機能が発揮する。
具体的な構成として、車両に設置される装置本体部と、前記装置本体部から突出し、該装置本体部に対して軸方向に移動可能に支持される軸部と、を備え、前記領域選択モードで前記軸部を軸方向に移動させることによって、前記領域選択モードと前記スイッチ選択モードが切り替わるようにすることができる。
そして、前記軸部は、前記装置本体部に一端部を中心として傾動可能に支持され、前記領域選択モードで前記軸部を傾動させることによって前記複数の領域の1つが選択され、その状態で前記軸部を軸方向に移動させることによって前記選択された領域が確定され、前記領域選択モードから前記スイッチ選択モードに切り替わるようにできる。
前記軸部の先端部に、操作ノブを取り付けてもよい。これにより、使用者による軸部の操作が容易になる。
第1実施例の遠隔操作装置100が搭載された車両の概略図である。 (a)は操作入力部1の平面図、(b)は同じく正面断面図である。 ディスプレイ2の正面図である。 遠隔操作装置100のブロック図である。 ディスプレイ2のモードが切り替わる状態の作用説明図である。 ディスプレイ2のモードを切り替えるときのフローチャートである。 (a)は従来の遠隔操作装置51の平面図、(b)は従来のディスプレイ56の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本明細書では、自動車の運転者がカーナビゲーション装置のディスプレイの画面上に表示されるスイッチを遠隔操作する場合について説明する。
図1は第1実施例の遠隔操作装置100が搭載された車両の概略図、図2の(a)は操作入力部1の平面図、(b)は同じく正面断面図、図3はディスプレイ2の正面図、図4は遠隔操作装置100のブロック図である。
図1に示されるように、車両(自動車)の運転席に遠隔操作装置100が取り付けられている。遠隔操作装置100は、車両に搭載されているカーナビゲーション装置、エアコン装置、オーディオ装置等の車載電子機器を操作対象としており、各装置に対して入力するための操作入力部1とカーナビゲーション装置のディスプレイ2(表示装置)を制御する制御部3とを備えている。
最初に、操作入力部1について説明する。図1及び図2に示されるように、操作入力部1はポインティングデバイスとして構成され、車両のセンターコンソール4(図1参照)に設置される装置本体部5と、装置本体部5から上方に突出した状態で支持される軸部6とを備えている。軸部6の先端部には、軸部6の断面積(軸直角方向の断面積)よりも大きな断面積を有する操作ノブ7が取り付けられている。運転者D(又は助手席の乗員)は、この操作ノブ7を把持して軸部6を動かしたり、押引きしたりする。このため、操作ノブ7は、運転者Dが把持しやすい形状となっている。
装置本体部5の前端部には、2つのプッシュボタン8,9が並設されている。一方のプッシュボタン8には「メニュー」の文字が表示され、他方のプッシュボタン9(スイッチ確定手段)には「決定」の文字が表示されている。「メニュー」のプッシュボタン8はディスプレイ2に表示されるメニュー画面を切り替えるためのものであり、「決定」のプッシュボタン9は、ディスプレイ2に表示されるスイッチ(後述)を決定(確定)するためのものである。
図2の(a),(b)に示されるように、軸部6は、装置本体部5に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。即ち、平面視における装置本体部5のほぼ中央部には、軸部6の外径よりも少し大きな穴11が設けられている。そして、軸部6の下端部には、その外周面から突出する突起部12が形成されていて、穴11の内周面には、軸部6の突起部12が嵌合される溝13,14が高さ方向の2箇所に設けられている。軸部6は穴11を軸方向(上下方向)に移動可能であり、突起部12がいずれかの溝13,14に嵌合して停止する。図2の(b)において、上側の溝13で停止した状態の軸部6を実線で示し、下側の溝14で停止した状態の軸部6を破線で示す。
穴11の底部には、軸部6の上下方向の移動を検出するための上下移動検出センサ15が取り付けられている。上下移動検出センサ15は、例えば近接センサであり、その上端面は下側の溝14に近接して配置される。運転者Dによって軸部6が押し下げられたとき、軸部6の下端面が上下移動検出センサ15の上端面(検出面)に接近する。これにより、上下移動検出センサ15がオンとなり、軸部6が押し下げられたことを検出する。また、運転者Dによって軸部6が引き上げられたとき、軸部6の下端面が上下移動検出センサ15の上端面から離間する。これにより、上下移動検出センサ15がオフとなり、軸部6が引き上げられたことを検出する。
また、軸部6は、突起部12がいずれかの溝13,14に嵌合された状態で前後左右方向に傾動可能である。図2の(a)において、軸部6が傾動する方向を矢印で示す。軸部6の傾動(傾動方向及び傾動角度)は、装置本体部5に取り付けられたプッシュスイッチ16(図4参照。ただし、図2においては図示せず)によって検出される。
次に、ディスプレイ2について説明する。図1に示されるように、運転席のインストゥルメントパネル17の上部において運転者Dと対向する部分には、ディスプレイ2が取り付けられている。図3に示されるように、このディスプレイ2の画面は、図面視における左側に形成される第1領域18と、同じく右側に形成される第2領域19とに分割されている。本実施例のディスプレイ2の場合、第1領域18の方が第2領域19よりも少し大きい。第1領域18には地図情報と3つのスイッチ21a,21b,21cが表示され、第2領域19には、4つのスイッチ22a,22b,22c,22dがアイコンで表示されている。スイッチ22aは目的地までのルートを検索するスイッチであり、スイッチ22bはオーディオを設定するスイッチであり、スイッチ22cは車両情報を表示するスイッチであり、スイッチ22dはヘルプを表示するスイッチである。ここで、第1領域18の外枠部分が太くなっているのは、領域選択モードにおいて第1領域18が選択されていることを示している(後述)。
次に、遠隔操作装置100のシステム構成について説明する。図4に示されるように、遠隔操作装置100の制御部3を構成するCPU23には、車両信号入力、センサ入力(上下移動検出センサ15)、プッシュボタン入力(プッシュボタン8,9)、スイッチ入力(プッシュスイッチ16)、照明用LED24、通信回路25が接続されている。車両信号入力は、バッテリ26と接続され、CPU23に常時電源が供給される常時電源回路27(「+B」で示される回路)と、バッテリ26とイルミネーションスイッチ28aを介して接続され、CPU23にイルミネーション電源が供給されるイルミネーション電源回路28(「ILL+」で示される回路)と、バッテリ26とアクセサリースイッチ29aを介して接続され、CPU23にアクセサリー電源が供給されるアクセサリー電源回路29(「ACC」で示される回路)とを備えている。イルミネーション電源回路28のイルミネーションスイッチ28aをオンにすると、CPU23にイルミネーション電源が供給され、アクサリー電源回路29のアクセサリースイッチ29aをオンにすると、CPU23にアクセサリー電源が供給される。
制御部3の外部には、通信回路25を介して車内LANを構成する通信バス31が接続されており、表示機器32(例えば、カーナビゲーション装置のディスプレイ2と兼用)及び各種外部機器33との間で相互に通信可能とされている。
CPU23には、上下動検出センサ15、プッシュボタン8,9及びプッシュスイッチ16から入力された情報を、通信バス31を介して表示機器32や各種外部機器33に出力する。また、CPU23は、必要に応じて照明用LED24に電源を供給する。照明用LED24は、例えばプッシュボタン8,9に設けられていて、イルミネーション電源回路28と連動してプッシュボタン8,9に電源を供給する。そして、夜間にプッシュボタン8,9を発光させ、運転者Dによる視認を容易にする。
次に、本実施例の操作入力部1の作用について、図5を参照しながら説明する。操作ノブ7(軸部6)が引き上げられた状態で、運転者Dが操作ノブ7を左右に傾動させると、その操作がプッシュスイッチ16によって検出される。これにより、ディスプレイ2の第1及び第2の領域18,19のいずれかが選択される(領域選択モード)。即ち、操作ノブ7を左側に傾動させることにより、第1領域18が選択され(図5の(a)の状態)、右側に傾動させることにより、第2領域19が選択される(図5の(b)の状態)。そして、運転者Dが第1領域18と第2領域19のどちらが選択されているかがわかるように、選択されている領域18,19の枠が太枠で囲まれて表示される。例えば、図5の(a)では、第1領域18の枠が第2領域19の枠よりも太く表示されているため、第1領域18が選択されている。また、図5の(b)では、第1領域18の枠よりも第2領域19の枠の方が太く表示されているため、第2領域19が選択されている。
次に、運転者Dは、第1及び第2の領域18,19のいずれかを選択した状態(本実施例では、図5の(a)のように第1領域18を選択した状態)で、操作ノブ7を押し下げる。これにより、操作入力部1の装置本体部5に内装された上下動検出センサ15がオンとなる。図5の(c)に示されるように、第1領域18内のスイッチ21a〜21cの選択が可能となり、第2領域19内のスイッチ22a〜22dを選択することが不可能となる(スイッチ選択モード)。運転者Dが操作ノブ7を左右方向に傾動させると、スイッチ21a(「詳細」)、21b(「登録」)、21c(「広域」)のいずれかが選択される。図5の(c)では、スイッチ21aの枠を、スイッチ21b,21cの枠よりも太く表示することで、スイッチ21aが選択されている状態を示す。なお、このとき、運転者Dが操作ノブ7を前後方向に傾動させてもその操作は無効となる。即ち、スイッチ選択モードにおいては、第1及び第2の領域18,19内での各スイッチ21a〜21c,22a〜22dの選択のみ可能であり、別の領域18,19のスイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択することはできない。
運転者Dがスイッチ21a(「詳細」)を選択した状態で、「決定」のプッシュボタン9を押すと、スイッチ21a(「詳細」)の機能が発揮される。本実施例の場合、第1領域18の地図表示が、より詳細な地図の表示に切り替わる。そして、運転者Dが操作ノブ7を右方向に傾動させて、スイッチ21c(「広域」)を選択状態にして「決定」のプッシュボタン9を押すと、スイッチ21cの機能が発揮され、第1領域18の地図表示が広域地図の表示に切り替わる。
もし、運転者Dが第2領域19のスイッチ22a〜22dを実行したい場合、操作ノブ7を引き上げて領域選択モードとし、第1及び第2の領域18,19のいずれかを選択できるようにする。この状態で運転者Dは操作ノブ7を右方向に傾動させ、図5の(b)に示されるように、第2領域19を選択する。そして、操作ノブ7を押し下げる。すると、図5の(d)に示されるように、第2領域19内のスイッチ22a〜22dが選択可能となる(スイッチ選択モード)。運転者Dは、操作ノブ7を前後左右に傾動させることにより、スイッチ22a〜22dのいずれかを選択することができる。そして、スイッチ22aを選択した状態でプッシュボタン9を押すと、スイッチ22aの機能が発揮される。図5の(d)では、スイッチ22aの枠を他のスイッチ22b〜22dの枠よりも太く表示して、スイッチ22aが選択されている状態を示す。
上記した画面操作処理を、図6に示されるフローチャートを使用して説明する。最初に、操作ノブ7が引き上げられたか、押し下げられたかが判断される(ステップS1)。この判断は、操作入力部1の装置本体部5に内装された上下移動検出センサ15によってなされる。もし、操作ノブ7が押し下げられていたならば操作ノブ7の位置は「下」であり(ステップS2における「Y」)、その状態で選択されている画面(領域18,19)をアクティブにする(スイッチ選択モード。ステップS3)。もし、操作ノブ7が引き上げられていたならば操作ノブ7の位置は「上」であり(ステップS2における「N」)、画面領域(領域18,19)を選択できるようにする(領域選択モード。ステップS4)。
スイッチ選択モード(ステップS3)において、操作ノブ7が前後左右に傾動されたかが判断される(ステップS5)。この判断は、操作入力部1の装置本体部5に内装されたプッシュスイッチ16によってなされる。そして、操作ノブ7が傾動された方向にあるスイッチ21a〜21c,22a〜22dが選択できる状態にする(ステップS6)。この状態で、運転者Dはいずれかのスイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択し、「決定」のプッシュボタン9を押す。これにより、スイッチ21a〜21c,22a〜22dの機能が発揮される。
上記した実施例の操作入力部1の場合、操作ノブ7の傾動と上下動とによって第1及び第2の領域18,19の選択と各スイッチ21a〜21c,22a〜22dの選択を行っている。換言すれば、領域18,19を選択するモード(領域選択モード)とスイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択するモード(スイッチ選択モード)とを排他的に異ならせている。これにより、運転者Dは、領域18,19を選択する操作とスイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択する操作とを間違えたり、混乱したりするおそれが少なくなる。また、操作ノブ7の傾動と上下動という明確に異なる操作によって各モードを切り替えるため各モードを直観的に認識でき、これによっても誤操作が生じにくくなる。
本明細書の実施例の場合、操作ノブ7を傾動させることによって、第1及び第2の領域18,19の各スイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択している。しかし、操作ノブ7を傾動させるのでなく回転させることによって、各スイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択するようにしてもよい。同様に、操作ノブ7を上下動させることによって、領域選択モードとスイッチ選択モードを切り替えている。しかし、操作ノブ7を上下動させるのでなく、回転させることによって、各モードを切り替えるようにしてもよい。
また、上下動させたときの操作ノブ7の位置を固定するのではなく、操作ノブ7をモーメンタリ式のプッシュスイッチとして、スイッチを押す度にモードが切り替わるようにしてもよい。
また、装置本体部5にばね(図示せず)を内装して、このばねによって操作ノブ7が常に上方に押し上げられているようにし、ばねの付勢力に抗して操作ノブ7を押し下げながら傾動させるようにしてもよい。逆に、ばねによって操作ノブ7が常に下方に引っ張られているようにし、ばねの引張り力に抗して操作ノブ7を引き上げながら傾動させるようにしてもよい。
また、モードの数が多くなった場合、操作ノブ7の傾動と上下動に加えて、操作ノブ7を回転させることによってモードを切り替えたり、スイッチ21a〜21c,22a〜22dを選択させたりするようにしてもよい。
更に、操作ノブ7の上下動させたときに配置される位置を上下の2段だけでなく、多段(例えば、上中下の3段)に配置し、操作ノブ7が上下動されたときにモードが3段階に切り替わるようにしてもよい。
本実施例の遠隔操作装置100は、車両に搭載されているカーナビゲーション装置を操作するものとして説明した。しかし、他の車載電子機器(例えば、エアコン装置、オーディオ装置等)を遠隔操作するものであってもよい。
本発明は、車両(例えば、自動車)におけるカーナビゲーション装置の遠隔操作装置に利用することができる。
100 遠隔操作装置
1 操作入力部(遠隔操作装置)
2 ディスプレイ(表示装置)
5 装置本体部
6 軸部(モード切替手段、スイッチ選択手段)
7 操作ノブ
8,9 プッシュボタン(スイッチ確定手段)
18 第1領域
19 第2領域
21a〜21c,22a〜22d スイッチ

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、表示装置の画面上に表示されるスイッチを遠隔操作によって選択する遠隔操作装置であって、
    前記表示装置の画面は複数の領域に分割され、かつ各領域に複数のスイッチが配置され、
    車両に設置される装置本体部と、
    前記装置本体部から突出し、該装置本体部に対して軸方向に移動可能に支持されるとともに、先端部に操作ノブが取り付けられた軸部と、
    前記表示装置の領域の1つを選択する領域選択モードと、選択された領域におけるスイッチの1つを選択するスイッチ選択モードとが互いに排他的に切り替わるようにし
    前記領域選択モードで前記軸部を軸方向に移動させることによって、前記領域選択モードと前記スイッチ選択モードが切り替わることを特徴とすることを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 前記領域選択モードにおいて前記複数の領域の1つが選択されて前記スイッチ選択モードに切り替わったとき、選択されなかった他の領域のスイッチが選択不能とされることを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作装置。
  3. 前記スイッチ選択モードで選択されたスイッチを確定するためのスイッチ確定手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔操作装置。
  4. 前記軸部は、前記装置本体部に一端部を中心として傾動可能に支持され、
    前記領域選択モードで前記軸部を傾動させることによって前記複数の領域の1つが選択され、その状態で前記軸部を軸方向に移動させることによって前記選択された領域が確定され、前記領域選択モードから前記スイッチ選択モードに切り替わることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遠隔操作装置。
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