JP3809423B2 - 表示装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents

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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/14Solving problems related to the presentation of information to be displayed

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示面を水平に配置して用いる表示装置及び表示装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
打ち合わせの支援としてテーブル状に収納された表示画面が水平に配置されている装置において、電子ペン等を使って任意の位置で電子資料を表示できるような装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記技術の背景によれば、表示画面が収納されているテーブルの上で一般的に資料や道具などを使って作業したり、打ち合わせをする場合、テーブルに物を置くとディスプレイ上に表示されている電子資料が隠れてしまったり、全てが見えなくなってしまう。
【0004】
しかしながら、テーブルの上で資料や道具を使った状況は、多くの状況が想定される。例えば、テーブルを使って一人で作業したり、食事したりするときや複数の人がテーブルを囲んで作業や食事、対話したり、談笑したりするときにテーブル状に収納されたディスプレイ上に物が置かれたらその物を検出し、表示を阻害するものを避けて表示することができれば、表示画面を探さずに見たいときに見ることができる。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するために、表示手段上に物が置かれたらその物を検出し、表示位置や表示形態を変更できる表示装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置にあっては、
表示面を有する表示手段と、
前記表示面上の表示阻害要因がある表示阻害領域を検出する検出手段と、
前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるとの判定結果に基づいて、表示内容の領域を該表示阻害領域外の表示可能領域に移動させる移動処理手段と、
前記移動処理手段により移動した表示内容を前記表示阻害領域を避けて表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る表示装置の制御方法にあっては、
表示装置の制御方法であって、
表示面に表示内容を表示する表示ステップと、
前記表示面上の表示阻害要因がある表示阻害領域を検出する検出ステップと、
前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定する判定ステップと、前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるとの判定結果に基づいて、前記表示内容の領域を該表示阻害領域外の表示可能領域に移動させるための処理を行う処理ステップと、
前記移動処理手段により移動処理された表示内容を前記表示阻害領域を避けて表示する再表示ステップと、
を有することを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、表示装置上に表示阻害要因となる物が置かれた場合であっても、前記表示阻害要因がある表示阻害領域を検出し、表示内容(画像、映像)の領域を前記表示阻害領域外の表示可能領域に移動させ表示することができるので、表示阻害要因となる物に隠れた表示内容をユーザが見られる位置に、そのまま、或いは縮小、又は偏倍するなどして、表示方法を変更して、表示させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
【0011】
(第1の実施形態)
図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0012】
図1は、本実施形態に係る表示装置を構成する表示部の外観斜視図である。同図において、1はその上面が水平となるように配置されているテーブルであり、テーブル1の上面にはディスプレイ5が設けられている。表示装置は、物などが置かれたときの入力検出手段として、座標指示器を有している。
【0013】
図2は、本実施形態に係る電子情報画像を表示する表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0014】
同図において、表示装置は、上述したディスプレイ5と、表示面内に内蔵された阻害要因検知部3と、座標指示を制御することができる回路を有している制御部4と、装置全体の制御を行う中央演算処理装置(CPU)7と、後述する処理を実行するためのプログラムを予め格納する例えばリードオンリーメモリ(ROM)やディスプレイ5に表示する画像データ等を一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)等からなる記憶部2と、表示阻害物が表示面上に置かれたときに表示阻害要因として座標指示器により入力された情報を検知する阻害要因検知部3と、表示装置を他の装置やネットワークに接続するためのネットワークインターフェース6とから構成されている。
【0015】
制御部4、CPU7、記憶部2、ディスプレイ5、阻害要因検知部3及びネットワークインターフェース6は、バス11aを介して互いに接続されている。制御部4、CPU7、記憶部2及びネットワークインターフェース6は、図1には図示していない表示装置の本体部に設けられている。表示装置は、ネットワークインターフェース6を介してローカルエリアワーク(LAN)8に接続することが可能である。
【0016】
阻害要因検知部3は、ディスプレイ5の表示面内に、その表示を阻害しないように設けられている。阻害要因検知部3に付設された不図示の座標指示器は、制御部4に搭載されている不図示の座標指示制御回路を介して阻害要因検知部3に接続されており、阻害要因検知部3に設けられた、表示阻害物の接触検知スイッチがオンになると、不図示の発振回路によりX軸コイル群及びY軸コイル群の所定のコイルに誘導電圧を発生させる。そして、発生した誘導電圧をX軸受信回路及びY軸受信回路で検出し、この誘導電圧の振幅を比較演算し出力された周波数を認識することにより、表示阻害物の座標指示器の位置座標及び大きさを検出するように構成されている。
【0017】
要するに、阻害要因検知部3は、不図示の座標指示器から出力された周波数を認識することにより、検知した表示阻害物が座標上でどの位置及びどのぐらいの大きさであるかを識別することができる。
【0018】
ディスプレイ5は、テーブル使用者の全てがテーブルの上に物を置くことができる領域(表示阻害領域)と、各使用者がテーブルの上に物を置かれていないと定められた領域(表示可能領域)とを有する。
【0019】
物が置かれている領域及び物が置いていない領域には、座標指示器を用いて直接、識別し、電子情報画像を表示可能領域に移動したり、あるいは座標指示器による識別を用いた操作によってLAN8に接続された他のコンピュータ(不図示)に格納されたファイルをその領域内に呼び出すことができる。座標指示器により入力された表示阻害物情報や他のコンピュータから読み出されたファイルの情報は、記憶部2に一時的に格納され、CPU7の制御によりディスプレイ5に表示される。
【0020】
図3は、上述した表示装置を用いてテーブル使用者は一人以上であり、テーブルの上で作業や対話や会議を行っている状態を示す説明図である。同図において、13、14、15はテーブルを囲んだ使用者である。ディスプレイ5の表示面は、使用者がテーブルの上に物11、12が置かれている表示阻害領域9と物が置かれていない表示可能領域10とに分割認識されている。
【0021】
各領域の識別によりディスプレイ5の表示面において電子情報画像を描画されており、表示阻害物を避けて電子情報画像の移動処理を用いた操作により、その領域の位置を変更することができる。
【0022】
各領域に関する情報(座標情報)は、記憶部2内に表示座標形式で格納されており、表示阻害物の座標入力識別子と対応付けられている。図4は、記憶部2に表示形式で格納されている座標情報の一例を示す図である。座標情報の1レコードは、領域の識別子と、その領域の形状を示す頂点の個数と、その各頂点の座標と、その領域が物の置かれている領域であるか、物の置かれていない領域であるかを示すフラグと、その領域に物が置かれている領域である場合に当該領域に入力されることができる表示阻害物を識別するための識別子とから構成されて識別機能が作動する。
【0023】
テーブル使用者が物を置くことでディスプレイ5の表示面上に接触させると、阻害要因検知部3により、その接触された位置の座標を含む領域の座標情報が取得される。CPU7は、この座標に基づいて記憶部2を検索し、接触された位置の座標を含む領域の座標情報を取得する。取得された座標情報は、CPU7に送られる。CPU7は、その座標情報を参照して、検出された位置の座標が含まれる領域が表示阻害領域に識別された領域即ち物が置かれた領域であると判別する。検知された座標が物の置かれた領域と判別した場合は、座標指示入力は有効とされ、CPU7は、物が置かれていない領域即ち表面上に表示阻害物が接触していない領域に電子情報画像を移動させて描画したり、縮小して描画を表示したりする。また、検知された座標が物の置かれている領域の場合は、この入力は無効となり、表示を消すことになる。
【0024】
図5は、利用者が物を表示面上に置いた領域と表示面内に具備された座標指示器との対応付けを行う手順を示すフローチャートである。ここでは、座標指示器を使用するテーブル利用者が表示面上に物を置いたときのその領域を判別して表示する場合と表示を消す場合について説明する。
【0025】
初期状態では、記憶部2内の座標情報には、図3に示した表示面上に物を置いた領域及び物を置いていない領域に識別できるように、ディスプレイ5の表示領域における全座標点である位置座標が格納されている。また、表示面上に物を置かれていない領域に関する座標情報にはその領域が表示阻害領域以外(表示可能領域)であることを示すフラグが付されている。なお、初期状態において、表示阻害領域に関する座標情報にはその領域が表示阻害領域であるというフラグが付されている。
【0026】
この状態で、例えば、テーブル使用者13がディスプレイ5上に物を置いて表示阻害領域として表示面上に阻害物を接触させると、その阻害物を前記座標指示器による入力が阻害要因検知部3により検知され(ステップS1)、座標指示器による入力があったこと及びその位置に座標が含まれる領域の座標情報がCPU7に送られる。CPU7は、入力が検知された座標指示器で識別された表示阻害領域が既に存在するか否かを、送られてきた座標情報に基づいて判別し(ステップS2)、検知された表示阻害領域が小さくて存在に値しないと判別された場合は本手順が終了される。また、検知された表示阻害領域が大きくて存在に値すると判別された場合は、表示阻害領域9に関する情報の識別子(図4)として座標指示器を示す識別子が登録される(ステップS3)。
【0027】
本表示装置に備えられた阻害要因検知と表示阻害領域との対応付けが終了すると、ディスプレイ5の表示可能領域10は、どの領域でも表示できる表示画面で具備しているが、テーブル使用者により表示面上に物が置かれた表示阻害領域については、その表示阻害領域を検知するための阻害要因検知部3を用いた場合に表示阻害領域以外へ描画を移動することが行われる。
【0028】
図6は、表示阻害領域への座標指示入力による検知情報から制限を行う処理手順を示すフローチャートである。
【0029】
テーブル使用者が物を置くときにディスプレイ5の表示面上に阻害物を接触させると、座標指示器を用いて入力があったことが阻害要因検知部3により検知され(ステップS11)、その接触が検知された大きさの座標が含まれる領域の座標情報がCPU7により取得され(ステップS12)、その座標情報に基づいて、座標指示器の入力があった大きさが表示阻害領域及び表示阻害領域以外を認識して判別される(ステップS13)。ここで、座標指示器の入力があった大きさの範囲が表示阻害領域及び表示阻害領域以外のいずれにも値しない場合は、座標指示入力は無効と判断され、本手順が通常表示と決定される。
【0030】
ステップS13の判別で、座標指示器による入力があった大きさ情報として表示阻害領域を認識して判別された場合は、割り当てられた時間よりも長く物体が置かれているか否かが判別される(ステップS14)。
【0031】
ステップS14の判別で、割り当てられた時間よりも長く物体が置かれていると表示阻害領域を認識して判別された場合は、その座標指示器の入力で検知した位置情報が表示領域以内であるか否かが判別される(ステップS15)。
【0032】
そして、表示阻害物体の入力があった位置と大きさの情報が表示領域を超えていると判別された場合は、表示機能をオフにして(ステップS16)、表示を消す。
【0033】
表示阻害物体の入力があった位置と大きさの情報が表示領域以内であると判別された場合は、その座標指示器による表示阻害物体の入力検知により検知された位置の座標が含まれる領域の座標情報がCPU7により取得され(ステップS17)、表示面上に表示阻害物体が接触している表示領域以外に表示されている電子資料の描画やメニューを表示したりするという、電子情報画像の移動処理が行われ(ステップS18)、表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できるか否かを判断される(ステップS19)。
【0034】
ステップS19の判断で、表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できると判断された場合は、表示画像の移動機能をオンにして(ステップS20)、電子情報画像の移動表示を行う。
【0035】
表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できると判断されない場合は、電子情報画像の縮小処理が行われ(ステップS21)、表示画像の移動及び縮小機能をオンにして(ステップS22)、電子情報画像の移動及び縮小表示を行い、本手順において全てが終了される。
【0036】
そして、必要に応じて、阻害要因検知部3が表示阻害物体の移動を検出すると、ステップS11に戻って、再び動作を繰り返す。従って、表示可能な領域が存在する以上、表示阻害領域を検出し、それに応答して表示可能領域を特定し、そこに画像を表示するという、阻害要因の動き適応型の表示を行うことができる。
【0037】
以上説明したように、本実施形態によれば、テーブル上面にディスプレイが設けられている表示装置では、表示阻害領域を検知して電子情報画像を表示阻害領域以外へ移動させて、必要に応じて縮小させて表示させる表示装置を実現することが可能になる。更に、表示阻害領域が表示領域の全体に及んだ場合には、表示を消させる表示装置も実現することが可能である。
【0038】
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について、図7〜図10を参照して説明する。なお、本実施形態に係る表示装置のシステム構成は、第1の実施形態の図2に示した構成と同様に表示阻害物を入力検知するものである。
【0039】
図7は、本実施形態に係る表示装置を用いてテーブル上で作業を行っている状態を示す外観斜視図である。同図において、101は、その上面が水平となるように配置されているテーブルであり、テーブル101の上面にはディスプレイ105が設けられている。テーブル101の近傍には表示阻害要因検知部103が設けられている。表示阻害要因検知部103の入力手段としては、例えば、CCDセンサ付きカメラを使用した画像入力器116を常設して構成されている。
【0040】
テーブル101上のディスプレイ105が存在している部分は、前述のカメラで表示阻害物が存在するか否かが検知されており、ディスプレイ105に制御指令を行うために配置されている。前述の入力手段として、赤外線センサをテーブル101の各辺に多数並べて構成してもよい。
【0041】
図8は、本実施の形態に係る表示装置のシステム構成を示すブロック図である。同図において、表示装置は、上述したディスプレイ105、CCD型又はCMOS型のイメージセンサ付きカメラのような画像入力器116及び阻害要因検知部103と、その表示阻害物の画像入力を制御することができる回路を有している制御部104と、装置全体の制御を行う中央演算処理装置(CPU)107と、後述する処理を実行するためのプログラムを予め格納する例えばリードオンリーメモリ(ROM)やディスプレイ105に表示する画像データ等を一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)等からなる記憶部102と、表示装置を他の装置やネットワークに接続するためのネットワークインターフェース106とから構成されている。
【0042】
制御部104、CPU107、記憶部102、ディスプレイ105、阻害要因検知部103、画像入力器116及びネットワークインターフェース106は、バス107aを介して互いに接続されている。制御部104、CPU107、記憶部102及びネットワークインターフェース106は、図7には図示していないが表示装置の本体部に設けられている。本表示装置は、ネットワークインターフェース106を介してローカルエリアネットワーク(LAN)108に接続することが可能である。
【0043】
阻害要因検知部103は、ディスプレイ105の表示面上に、その表示を阻害しないように設けられている。画像入力器116は、無線回線を介して阻害要因検知部103に接続されており、画像入力器116は画像処理により異なる周波数のエッジ抽出を出力するように構成されている。阻害要因検知部103は、画像入力器116から出力された周波数を認識することにより、検知した表示阻害物がどの場所でどのぐらいの面積であるかを判断することができる。このテーブル使用者は、テーブルの上に物を置いて作業したり、食事をしたりする場合にディスプレイ105上に表示されていたドキュメントをディスプレイ105上の後述する表示阻害物領域以外の領域に移動することができる。
【0044】
前もって入力された情報ファイルや他のコンピュータ(不図示)から呼び出されたファイルの情報は、記憶部102に一時的に格納され、CPU107の制御によりディスプレイ105上の後述する表示阻害物領域以外の領域に表示される。
【0045】
阻害要因検知部103は、装置の電源がオンされるとともにテーブル101上の状態の監視を開始し、テーブル101上のどこに物が置いてあるかを検知する。
【0046】
上記構成において、テーブル使用者がテーブル101を使って食事をすることに先立って、表示装置のテーブルに皿を置いて表示阻害物領域が存在した時に、阻害要因検知部103により阻害物として検知した皿の位置、大きさ、置き始めてからの時間がCPU107に送られる。CPU107は、送られてきた皿の位置、大きさ、置き始めてからの時間に基づいて、ディスプレイ105の表示領域を定めて表示されていたドキュメントを移動させる。
【0047】
図9は、ディスプレイ105上に開かれたウインドウの形態の一例を示す説明図である。同図に示すように、ディスプレイ105上に開かれたウインドウ上部には、ウインドウの表示操作をするための画像認識機能を有するカメラが設置され、テーブル上の表示阻害領域を避けて電子情報画像を表示するコントロール領域が設けられている。
【0048】
同図においては、上述した表示装置を用いてテーブル使用者は一人以上であり、テーブルの上で食事を行っている状態を示す説明図である。同図において、113、114、115はテーブルを囲んだ使用者である。ディスプレイ105の表示面は、使用者がテーブルの上に物111、112が置かれている表示阻害領域109と物が置かれていない表示可能領域110とに分割認識されている。各領域の識別によりディスプレイ105の表示面において電子情報画像を描画されており、表示阻害物を避けて電子情報画像の移動処理を用いた操作により、その領域の位置を変更することができる。
【0049】
次に、テーブル使用者がテーブル上にディスプレイを内蔵した表示面上を使って食事をする場合について説明する。図10は、レストランのテーブル使用者が食事をした時に、皿を表示面上に置いた場合の表示可能領域分割識別を示すフローチャートである。
【0050】
阻害要因検知部103は、画像入力器116を通して常にテーブル101近傍でテーブルの表示面上の状態を監視している(ステップS101)。
【0051】
この状態で、表示領域が物を置かれているか否かが判別され(ステップS102)、その画像情報に基づいて、画像入力器116の画像入力があった大きさが表示阻害領域及び表示阻害領域以外を認識して判別される(ステップS103)。ここで、画像入力器116の画像入力があった大きさの範囲が表示阻害領域及び表示阻害領域以外のいずれにも値しない場合は、画像入力は無効と判断され、本手順が通常表示と決定される。
【0052】
ステップS103の判別で、画像入力器116による画像入力があった大きさ情報として表示阻害領域を認識して判別された場合は、割り当てられた時間よりも長く物体が置かれているか否かが判別される(ステップS104)。
【0053】
ステップS104の判別で、割り当てられた時間よりも長く物体が置かれていると表示阻害領域を認識して判別された場合は、その画像入力器116の画像入力で検知した画像の位置情報が表示領域以内であるか否かが判別される(ステップS105)。
【0054】
そして、表示阻害物体の画像入力があった位置と大きさの情報が表示領域を超えていると判別された場合は、表示機能をオフにして(ステップS106)、表示を消す。
【0055】
表示阻害物体の入力があった位置と大きさの情報が表示領域以内であると判別された場合は、その画像入力器116による表示阻害物体の入力検知により検知された画像の位置が含まれる領域の画像情報がCPU11により取得され(ステップS107)、表示面上に表示阻害物体が接触している表示領域以外に表示されている電子資料の描画やメニューを表示したりするという、電子情報画像の移動処理が行われ(ステップS108)、表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できるか否かを判断される(ステップS109)。
【0056】
ステップS109の判断で、表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できると判断された場合は、表示画像の移動機能をオンにして(ステップS110)、電子情報画像の移動表示を行う。
【0057】
表示阻害領域以外で電子情報画像が有効に表示できると判断されない場合は、電子情報画像の縮小処理が行われ(ステップS111)、表示画像の移動及び縮小機能をオンにして(ステップS112)、電子情報画像の移動及び縮小表示を行い、本手順において全てが終了される。
【0058】
そして、必要に応じて、画像入力器116の信号より阻害要因検知部3が表示阻害物体の移動を検出すると、ステップS101に戻って、再び動作を繰り返す。従って、表示可能な領域が存在する以上、表示阻害領域を検出し、それに応答して表示可能領域を特定し、そこに適した大きさで画像を表示するという、阻害要因の動き及び大きさ適応型の表示を行うことができる。
【0059】
以上説明したように、本実施形態によれば、ディスプレイ105の表示面における全体の内で表示阻害領域以外に電子情報画像の同じ描画を表示するために、テーブル上の状態を検知して表示阻害領域以外を適切に自動的に特定し、そこに画像を表示するができる。また、テーブル上に表示阻害物が増減乃至移動した場合であっても表示可能領域の再設定を容易に行うことができる。
【0060】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図11〜図13を参照して説明する。なお、本実施形態に係る表示装置のシステム構成は、第1の実施形態の図2又は、第2の実施形態の図8に示した構成と同様である。
【0061】
図11は、本実施形態に係る表示装置を用いて食事をしながらテーブル201上での対話を行っている状態を示す外観斜視図である。同図において、情報は、ディスプレイ205上に開かれるウインドウ上に表示される。図11におけるウインドウは表示阻害物として皿が置かれている表示阻害領域とその他のウインドウは表示可能領域として使用されるウインドウである。
【0062】
図12は、ディスプレイ205上に開かれるウインドウ上に表示される電子資料の描画やメニューの表示内容を変更して表示することを可能にする表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0063】
同図において、表示装置は、上述したディスプレイ205、上述したウインドウ上に表示される電子資料の描画やメニューの表示内容を変更して表示することを可能にする制御パネル217、CCDセンサ付きカメラを有する画像入力器216及び阻害要因検知部203と、その表示阻害物の画像入力を制御することができる回路を有している制御部204と、装置全体の制御を行う中央演算処理装置(CPU)207と、後述する処理を実行するためのプログラムを予め格納する例えばリードオンリーメモリ(ROM)やディスプレイ205に表示する画像データ等を一時的に格納するランダムアクセスメモリ(RAM)等からなる記憶部202と、表示装置を他の装置やネットワークに接続するためのネットワークインターフェース206とから構成されている。
【0064】
制御パネル217、制御部204、CPU207、記憶部202、ディスプレイ205、阻害要因検知部203、CCD型又はCMOS型のイメージセンサ付きカメラのような画像入力器216及びネットワークインターフェース206は、バス207aを介して互いに接続されている。
【0065】
制御部204、CPU207、記憶部202及びネットワークインターフェース206は、図11には図示していないが表示装置の本体部に設けられている。本表示装置は、ネットワークインターフェース206を介してローカルエリアネットワーク(LAN)208に接続することが可能である。
【0066】
まず、テーブル使用者は、ディスプレイ205上のウインドウで皿や物が置かれて表示阻害領域が存在すると今まで表示されていた電子資料の描画やメニューが隠れて見えなくなってしまう。しかし、お勧めメニューや追加メニューなどを表示するために表示可能領域へ表示阻害物を認識して判別されたときに電子情報画像の移動及び縮小処理により表示できるように設定することができる。
【0067】
開かれたウインドウについては、記憶部202に、予め用意しておいた電子資料の画像情報が作成されており、格納されている。CPU207は、表示阻害物として検知された入力操作があった場合に、この検知情報を判別することにより、その操作が入力検知により操作可能な表示可能領域で該電子資料の画像情報を表示させることができるものであるか否かを判別することができる。
【0068】
図13は、テーブル使用者213、214、215がおり、ディスプレイ205上に開かれたウインドウの内容が表示阻害要因物211、212によって表示内容を変更して表示阻害領域209から表示可能領域210に表示する一例を示す説明図である。同図に示すように、ディスプレイ205上に開かれたウインドウ上部には、表示内容を変更する操作を行うためのメニューやボタン218を表示するコントロール領域としての制御パネル217が設けられていてもよい。コントロール領域を有する制御パネル217には、ウインドウを閉じるためのボタン、及び、ウインドウの属性をお勧め情報や追加メニュー情報に電子資料の画像情報として切り換えるための切り換えボタン218などが設けられていてもよい。
【0069】
以上説明したように、本実施形態によれば、ディスプレイ205の表示面の全体を表示阻害領域以外に同じ描画を表示する代わりに別の内容を伝達できる電子情報画像を表示できる。しかも、第1の実施形態又は第2の実施形態と同様にテーブル上で表示阻害要因物を避けて電子情報画像を表示可能領域に表示することができる表示装置を実現することができ、また、ディスプレイ205の任意の位置に、任意の大きさを有する領域として表示内容を変えて設定することが可能となる。
【0070】
(他の実施形態)
更に、本発明の機能が実行されるのであれば、表示装置が単体の機器であっても、複数の機器から構成するシステムであっても、LANなどのネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用できる。
【0071】
また、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を表示装置又は表示システムに供給し、その装置又はシステムのコンピュータ(又はCPU、MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成させることができる。
【0072】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明の表示装置を構成する重要な要素になる。
【0073】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMなどを用いることができる。
【0074】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実現することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0075】
更には、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0076】
また、本発明の実施の形態には、次の実施態様も含まれる。
【0077】
[実施態様1]
表示面を有する表示手段と、
前記表示面上の表示阻害要因がある表示阻害領域を検出する検出手段と、
前記表示阻害領域を検出した場合に表示内容の領域を該表示阻害領域外の表示可能領域に移動させるための処理を行う移動処理手段と、
前記移動処理手段により移動処理された表示内容を前記表示阻害領域を避けて表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする表示装置。
【0078】
上記構成によれば、表示装置上に表示阻害要因となる物が置かれた場合であっても、前記表示阻害要因がある表示阻害領域を検出し、表示内容の領域を前記表示阻害領域外の表示可能領域に移動させ表示することができるので、移動がない場合には表示阻害要因となる物に隠れてしまうであろう表示内容をユーザが見られる位置に表示させることができる。
【0079】
[実施態様2]
前記表示可能領域が移動前の前記表示内容の領域より小さい場合、該表示内容の領域を縮小させる縮小処理手段を備えることを特徴とする実施態様1に記載の表示装置。
【0080】
上記構成によれば、表示可能領域が移動前の表示内容の領域より小さい場合であっても、表示内容の領域を縮小させることで、縮小しない場合には表示阻害要因となる物に隠てしまうような大きさの画像であっても、それを表示させることができる。
【0081】
[実施態様3]
前記表示制御手段は、前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した場合、前記表示内容を変更して表示させることができることを特徴する実施態様1又は2に記載の表示装置。
【0082】
上記構成によれば、前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した場合に、例えば、前記表示阻害領域の大きさに応じて電子資料の内容を変更して表示させることができる。
【0083】
[実施態様4]
前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した時間が基準値より短い場合に前記移動手段による表示内容の領域の移動を行わないことを特徴とする実施態様1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
【0084】
上記構成によれば、表示画面上の前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した時間が基準値より短い場合は、表示内容の領域の移動を行わないことで、表示に支障のない短時間の表示阻害要因による表示内容の領域の無駄な移動をしないですむ。よって、表示内容(画像)が不本意に移動することを防止できる。
【0085】
[実施態様5]
前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より小さい場合に前記移動手段による表示内容の領域の移動を行わないことを特徴とする実施態様1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
【0086】
上記構成によれば、前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より小さい場合は、表示内容の領域の移動を行わないことで、表示に支障のない小面積の表紙阻害要因による表示内容の領域の無駄な移動をしないですむ。
【0087】
[実施態様6]
前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より大きい場合に前記表示内容を消去する消去手段を備えることを特徴とする実施態様1乃至5のいずれかに記載の表示装置。
【0088】
上記構成によれば、前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より大きい場合に前記表示内容を消去することで、表示阻害領域に隠された表示領域の無駄な表示を防ぐことができる。
【0089】
[実施態様7]
表示装置上の表示阻害要因を避けて表示を行う表示装置の制御方法であって、前記表示装置上に表示阻害要因がある場合に、該表示阻害要因がある表示阻害領域を検出し、
前記表示阻害領域を検出した場合に表示内容の領域を該表示阻害領域以外の表示可能領域に移動し、
移動した前記表示内容の領域を前記表示阻害領域を避けた領域に表示する、
ことを特徴とする表示装置の制御方法。
【0090】
上記構成によれば、表示装置上に表示阻害要因となる物が置かれた場合であっても、前記表示阻害要因がある表示阻害領域を検出し、表示内容の領域を前記表示阻害領域外の表示可能領域に移動させ表示することができるので、表示阻害要因となる物に隠れた表示内容をユーザが見られる位置に表示させることができる。
【0091】
[実施態様8]
前記表示可能領域が移動前の前記表示内容の領域より小さい場合、該表示内容の領域を縮小させることを特徴とする実施態様7に記載の表示装置の制御方法。
【0092】
上記構成によれば、表示可能領域が移動前の表示内容の領域より小さい場合であっても、表示内容の領域を縮小させることで、表示阻害要因となる物に隠れた表示内容を表示させることができる。
【0093】
[実施態様9]
前記表示阻害領域を検出した場合、前記表示内容を変更して表示させることができることを特徴する実施態様7又は8に記載の表示装置の制御方法。
【0094】
上記構成によれば、前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した場合に、例えば、前記表示阻害領域の大きさに応じて電子資料の内容を変更して表示させることができる。
【0095】
[実施態様10]
前記表示阻害領域を検出した時間が基準値より短い場合に前記表示内容の領域の移動を行わないことを特徴とする実施態様7乃至9のいずれかに記載の表示装置の制御方法
【0096】
上記構成によれば、表示画面上の前記検出手段が前記表示阻害領域を検出した時間が基準値より短い場合は、表示内容の領域の移動を行わないことで、表示に支障のない短時間の表示阻害要因による表示内容の領域の無駄な移動をしないですむ。
【0097】
[実施態様11]
検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より小さい場合に表示内容の領域の移動を行わないことを特徴とする実施態様7乃至9のいずれかに記載の表示装置の制御方法。
【0098】
上記構成によれば、前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より小さい場合は、表示内容の領域の移動を行わないことで、表示に支障のない小面積の表紙阻害要因による表示内容の領域の無駄な移動をしないですむ。
【0099】
[実施態様12]
検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より大きい場合に前記表示内容を消去することを特徴とする実施態様7乃至11のいずれかに記載の表示装置の制御方法。
【0100】
上記構成によれば、前記検出手段が検出した前記表示阻害領域の面積が基準値より大きい場合に前記表示内容を消去することで、表示阻害領域に隠された表示領域の無駄な表示を防ぐことができる。
【0101】
そして、必要に応じて、阻害要因検知部が表示阻害物体の移動を検出することにより、再び表示阻害領域の検出と、表示可能領域の特定と、そこへの画像表示を行えば、表示可能な領域が存在する以上、その領域を検出して、そこに画像を表示するという、阻害要因の動き適応型の表示を行うこともできる。
【0102】
[実施態様13]
表示装置の制御方法において、
表示面に表示内容を表示する工程と、
該表示面上にある表示阻害要因を検出する工程と、
該表示阻害要因がある表示阻害領域に応答して表示可能領域を特定し、そこに前記表示内容を移動表示させる工程と、
を含むことを特徴とする表示装置の制御方法。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示装置上に表示阻害要因となる物が置かれた場合であっても、前記表示阻害要因がある表示阻害領域を検出し、表示内容の領域を前記表示阻害領域外の表示可能領域に移動させ表示することができるので、表示阻害要因となる物に隠れた表示内容をユーザが見られる位置に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る表示装置を構成する表示部の外観斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る電子情報画像を表示する表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】表示装置を用いてテーブルの上で作業や対話をしている状態を示す説明図である。
【図4】記憶部2に座標形式で格納されている座標情報の一例を示す図である。
【図5】利用者が物を表示面上に置いた領域と表示面内に具備された座標指示器との対応付けを行う手順を示すフローチャートである。
【図6】表示阻害領域への座標指示入力による検知情報から制限を行う処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る表示装置を用いてテーブル上で作業を行っている状態を示す外観斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図9】ディスプレイ105上に開かれたウインドウの形態の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る表示装置を用いて、テーブル使用者が食事をした時に、皿を表示面上に置いた場合の表示可能領域分割識別することを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る表示装置を構成する表示部の外観斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図13】ディスプレイ205上に開かれたウインドウの内容が表示阻害要因物によって表示内容を変更して表示可能領域に表示する一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、101、201 テーブル
2、102、202 記憶部
3、103、203 阻害要因検知部(入力検出手段、認識手段)
4、104、204 制御部
5、105、205 ディスプレイ(表示手段)
6、106、206 ネットワークインターフェース
7、107、207 CPU(表示制御手段、移動処理手段、縮小処理手段、消去手段)
8、108、208 ネットワーク
9、109、209 表示阻害領域
10、110、210 表示可能領域
11、12、111、112、211、212 表示阻害要因物
13、14、15、113、114、115、213、214、215 テーブル使用者
116、216 画像入力器
217 制御パネル
218 ボタン

Claims (4)

  1. 表示面を有する表示手段と、
    前記表示面上の表示阻害要因がある表示阻害領域を検出する検出手段と、
    前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるとの判定結果に基づいて、表示内容の領域を該表示阻害領域外の表示可能領域に移動させるための処理を行う移動処理手段と、
    前記移動処理手段により移動処理された表示内容を前記表示阻害領域を避けて表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 表示装置の制御方法であって、
    表示面に表示内容を表示する表示ステップと、
    前記表示面上の表示阻害要因がある表示阻害領域を検出する検出ステップと、
    前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定する判定ステップと、前記表示阻害領域の大きさが所定の大きさ以上であるとの判定結果に基づいて、前記表示内容の領域を該表示阻害領域外の表示可能領域に移動させるための処理を行う処理ステップと、
    前記移動処理手段により移動処理された表示内容を前記表示阻害領域を避けて表示する再表示ステップと、を有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  3. 前記表示阻害領域を検出した時間が、所定時間内か否かを判定するステップをさらに有し、前記処理ステップにおいて、前記表示阻害領域を検出した時間が前記所定時間より短い場合には前記表示内容の領域の移動を行わないことを特徴とする請求項2記載の表示装置の制御方法。
  4. 前記処理ステップにおいて、前記表示可能領域が移動前の前記表示内容の領域より小さい場合には、該表示内容の領域を縮小させることを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置の制御方法。
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