JP4776083B2 - 表示装置、及びコンピュータに実行させる表示方法 - Google Patents

表示装置、及びコンピュータに実行させる表示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の情報や画像等を表示する表示装置及びコンピュータに実行させる表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の表示装置の一例を示す斜視図である。また、図15は、同表示装置の断面図である。この表示装置101では、筐体102の上側に開口部102aを形成し、この開口部102aに液晶表示パネル104を配置し、この液晶表示パネル104に透明なタッチパネル103を重ね合わせている。タッチパネル103にタッチペン105を接触させると、その接触位置がタッチパネル103上で検出される。タッチパネル103が液晶表示パネル104に重なっているので、タッチペン105の接触位置に基づいて、液晶表示パネル104の表示画面のいずれの部位が指示されたかを識別することができる。
【0003】
この表示装置101は、例えばパーソナルコンピュータに適用される。この場合、液晶表示パネル104には、各種のアイコンやウィンドウ等が表示され、タッチペン105により、例えばアイコンを指示して選択することができる。あるいは、図16に示す様なウィンドウ111が表示されている場合は、タッチペン105により、ウィンドウ111のコーナーをドラッグすると、ウィンドウ111を拡大縮小することができる。あるいは、タッチペン105により、ウィンドウ111のタイトルバー111aをドラッグすると、ウィンドウ111を移動することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の表示装置では、その表示画面の一部が遮蔽物により覆い隠されると、表示内容全体を見ることができなくなる。例えば、携帯型のコンピュータ等では、その操作環境が必ずしも好ましいものではなく、表示画面の一部に書類等を重ね合わせることがあり、表示内容全体を見るには、先に述べた拡大縮小や移動等の操作が必要とされ、仕事の能率が低下した。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、表示画面の一部が遮蔽物により覆い隠されても、表示内容を常に確認することが可能な表示装置及びコンピュータに実行させる表示方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、表示内容を表示する表示画面と、表示画面が遮蔽物により覆われたか否かを判定する判定手段と、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出する遮蔽領域検出手段と、タッチ指示された表示画面上の位置を検出する入力位置検出手段と、前記入力位置検出手段によるタッチ入力の非検出時に前記表示画面に表示されている表示内容を前記遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に移動させる移動制御を行い、前記入力位置検出手段によるタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出手段により検出された位置が前記遮蔽領域外である場合に前記移動制御を停止する表示制御手段とを備えている。
【0007】
この様な構成の本発明によれば、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出し、遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に表示内容が表示される様に、表示内容を制御している。このため、表示内容を常に確認することができる。
【0011】
また、タッチ入力に際しては、利用者の手が遮蔽物となって、表示画面が覆い隠される。このときに、遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に表示内容が表示される様にするための制御を行うと、表示内容の大きさや位置等が変化して、タッチ入力が行い難くなる。このため、検出されたタッチ入力の位置が遮蔽領域外である場合に、その制御を停止している。
【0012】
また、本発明においては、前記表示制御手段は、前記入力位置検出手段によるタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出手段により検出された位置が前記遮蔽領域に入る場合に前記入力位置検出手段によるタッチ入力を無効にしている。
【0013】
遮蔽領域では、表示画面の表示内容が見えないので、遮蔽領域でのタッチ入力を無効にして、誤入力を防止している。
一方、本発明の表示方法は、表示内容を表示画面に表示する表示ステップと、表示画面が遮蔽物により覆われたか否かを判定する判定ステップと、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出する遮蔽領域検出ステップと、タッチ指示された表示画面上の位置を検出する入力位置検出ステップと、前記入力位置検出ステップでのタッチ入力の非検出時に前記表示画面に表示されている表示内容を前記遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に移動させる移動制御を行い、前記入力位置検出ステップでのタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出ステップで検出された位置が前記遮蔽領域外である場合に前記移動制御を停止する表示制御ステップとをコンピュータに実行させている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の表示装置の一実施形態を適用したパーソナルコンピュータを示す斜視図である。また、図2は、このパーソナルコンピュータの断面構造を示す図である。このパーソナルコンピュータ1では、筐体2の上側の開口部2aに液晶表示パネル3を配置し、この液晶表示パネル3に透明なタッチパネル4を重ね合わせている。タッチパネル4にタッチペン5を接触させると、その接触位置がタッチパネル4上で検出され、タッチペン5の接触位置に基づいて、液晶表示パネル3の表示画面のいずれの部位が指示されたかを識別することができる。
【0016】
また、筐体2の内側には、開口部2aの縁に沿って、4つの基板6を設けている。各基板6上には、複数の光センサー7を設けている。各光センサー7は、開口部2aの縁の各小孔2bが遮蔽物によって覆われたか否かを検出する。各光センサー7は、各位置X11〜X18、各位置X21〜X28、各位置Y11〜Y15、及び各位置Y21〜Y25にそれぞれ配置されている。
【0017】
図3は、パーソナルコンピュータ1のハードウェアの構成を示している。このパーソナルコンピュータ1は、先に述べた液晶表示パネル3、タッチパネル5、及び各光センサー7を含み、更に中央処理装置(CPU)11と、主記憶装置であるメモリ12と、外部記憶装置であるハードディスク装置13とを備えている。メモリ12には、液晶表示パネル3の表示画面にウィンドウを表示するためのプログラムや各種のアプリケーションプログラムが格納される。これらのプログラムは、メモリ12に含まれる不揮発性メモリに予め格納されていても、ハードディスク装置13からメモリ12にロードされても良い。あるいは、これらのプログラムは、仮想記憶により、その少なくとも一部をハードディスク装置13に格納しても構わない。
【0018】
図4は、本実施形態の表示装置の構成を示している。この表示装置は、パーソナルコンピュータ1上で構築されるものであって、入力処理部21と、表示処理部22とを備えている。入力処理部21及び表示処理部22のいずれも、メモリ12内のプログラムを実行することにより、それらの役目を果たす。
【0019】
入力処理部21は、入力検知処理部211、及び入力位置検出処理部212を有する。入力検知処理部211は、タッチパネル4からの検出信号に応答して、タッチペン5による入力が行われたと判定し、この検出信号を入力位置検出処理部212に与える。入力位置検出処理部212は、タッチパネル4からの検出信号に基づいて、液晶表示パネル3の表示画面上でタッチペン5により指示された位置を判定し、この位置を表示処理部22に通知する。
【0020】
表示処理部22は、遮蔽処理部221、遮蔽領域検出処理部222、表示領域リサイズ処理部223、及び表示内容再構成処理部224を備えている。遮蔽処理部221は、各光センサー7のいずれかが何等かの遮蔽物により覆われると、各光センサー7の検出信号に基づいて、遮蔽物により覆われた少なくとも1つの光センサー7、及び覆われなかった各光センサー7とを区別して遮蔽領域検出処理部222に通知する。遮蔽領域検出処理部222は、遮蔽物により覆われた少なくとも1つの光センサー7の位置、及び覆われなかった各光センサー7の位置に基づいて、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を判定し、この遮蔽領域を表示領域リサイズ処理部223に通知する。表示領域リサイズ処理部223は、この遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域、つまり表示内容を見ることが可能な可視領域を求め、この可視領域を表示内容再構成処理部224に通知する。表示内容再構成処理部224は、表示画面が遮蔽物により覆われる以前の表示内容、つまり表示画面全体に表示されていた表示内容が可視領域に表示される様に、液晶表示パネル3の表示画面上で、表示内容を縮小し、縮小された表示内容を可視領域に移動させる。
【0021】
例えば、図5に示す様な表示内容Mが表示されていたにもかかわらず、図6及び図7に示す様に遮蔽物23によって液晶表示パネル3の表示画面の一部が覆われたとする。このとき、各位置X17とX18、各位置X27とX28、及び各位置Y21〜Y25の各光センサー7によって遮蔽物23が検出される。遮蔽処理部221は、該各光センサー7の位置、及び他の各光センサー7の位置を区別して遮蔽領域検出処理部222に通知する。
【0022】
遮蔽領域検出処理部222は、図8に示す様に全ての各光センサー7の位置に対応して液晶表示パネル3の表示画面を区分しており、図9に示す様に遮蔽物23を検出した各光センサー7の各位置X17とX18、各位置X27とX28、及び各位置Y21〜Y25に対応する遮蔽領域24を判定し、この遮蔽領域24を表示領域リサイズ処理部223に通知する。
【0023】
表示領域リサイズ処理部223は、図9に示す表示画面から遮蔽領域24を除いた可視領域25を判定し、可視領域25を表示内容再構成処理部224に通知する。
【0024】
表示内容再構成処理部224は、可視領域25のサイズと液晶表示パネル3の表示画面全体のサイズに基づいて、表示内容Mの縮小率を求める。ここでは、表示画面全体と比較して、可視領域25が横方向でのみ小さくなっているので、(可視領域25の横方向の長さ)/(表示画面全体の横方向の長さ)を表示内容Mの縮小率として求める。そして、表示内容再構成処理部224は、この縮小率で、液晶表示パネル3の表示画面上の表示内容Mを縦方向及び横方向ともに縮小して、縮小された表示内容mを形成する。また、表示内容再構成処理部224は、表示画面全体から可視領域25への変更に伴い、表示内容mを可視領域25へ移動させる。この結果、図10に示す様に、縮小された表示内容mが可視領域25に表示される。
【0025】
従って、表示画面の一部が遮蔽物により覆い隠されても、表示内容を常に確認することができる。
【0026】
尚、表示画面全体と比較して、可視領域25が縦方向で小さくなっていれば、(可視領域25の縦方向の長さ)/(表示画面全体の縦方向の長さ)を表示内容Mの縮小率として求める。また、両者の方向で共に小さくなっていれば、より小さくなった方向で縮小率を求める。あるいは、小さくなった方向でのみ、表示内容を縮小しても構わない。更に、表示内容の大きさが元々小さければ、表示内容を縮小せずに、表示内容を可視領域に移動させるだけでも良い。
【0027】
一方、遮蔽領域検出処理部222は、入力処理部21の入力位置検出処理部212からタッチペン5により指示された位置を受け取り、この指示された位置が遮蔽領域24に入るか否かを判定する。そして、この指示された位置が遮蔽領域24に入らなければ、遮蔽領域検出処理部222は、遮蔽領域24を表示領域リサイズ処理部223に通知しない。この場合、表示領域リサイズ処理部223及び表示内容再構成処理部224による処理が行われず、図5に示す表示内容Mが維持され、表示内容Mが縮小されたり移動されない。
【0028】
タッチペン5による入力に際しては、利用者の手が遮蔽物となって、表示画面が覆い隠される。このときに、表示内容Mが縮小されたり移動されると、タッチペン5による入力が行い難くなる。そこで、通常は、タッチペン5により指示される位置が利用者の手の外側にあることから、タッチペン5により指示された位置が遮蔽領域24に入らなければ、タッチペン5による入力を行っているとみなして、表示内容Mの縮小及び移動を禁止している。
【0029】
また、タッチペン5により指示された位置が遮蔽領域24に入れば、遮蔽領域検出処理部222は、この指示された位置を無効にする。この場合、タッチペン5による入力が不可能になる。ただし、遮蔽領域検出処理部222から表示領域リサイズ処理部223へと遮蔽領域24が通知され、表示領域リサイズ処理部223及び表示内容再構成処理部224による処理が行われ、図10に示す様に縮小された表示内容mが可視領域25に表示される。
【0030】
例えば、図11及び図12に示す様に遮蔽物23の上からタッチペン5による入力が行われた場合には、タッチペン5により指示された位置が遮蔽領域24に入るので、この指示された位置が無効にされ、また表示内容の縮小及び可視領域への移動が行われる。
【0031】
図13は、本実施形態の表示装置の処理手順を示すフローチャートである。
【0032】
まず、遮蔽処理部221は、各光センサー7の検出信号に基づいて、液晶表示パネル3の表示画面が遮蔽物により覆われたか否かを判定する(ステップS901)。そして、表示画面が遮蔽物により覆われていなければ(ステップS901で「No」)、表示内容の縮小及び移動を行わずに、そのまま終了となる(ステップS909)。
【0033】
また、表示画面が遮蔽物により覆われていれば(ステップS901で「Yes」)、遮蔽処理部221は、遮蔽物により覆われた少なくとも1つの光センサー7、及び覆われなかった他の各光センサー7とを区別して遮蔽領域検出処理部222に通知する。遮蔽領域検出処理部222は、その通知内容に基づいて、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域24を判定する(ステップS902)。
【0034】
一方、入力処理部21の入力検知処理部211は、タッチパネル4からの検出信号に応答して、タッチペン5による入力が行われているか否かを判定する(ステップS903)。そして、タッチペン5による入力が行われていない場合は(ステップS903で「No」)、遮蔽領域検出処理部222は、遮蔽領域24を表示領域リサイズ処理部223に通知し、表示領域リサイズ処理部223及び表示内容再構成処理部224による処理が行われ、縮小された表示内容が表示画面の可視領域25に表示される(ステップS908)。
【0035】
また、タッチペン5による入力が行われていれば(ステップS903で「Yes」)、入力検知処理部211は、タッチパネル4からの検出信号を入力位置検出処理部212に与える。入力位置検出処理部212は、タッチパネル4からの検出信号に基づいて、タッチペン5により指示された位置を判定し、この位置を表示処理部22に通知する(ステップS904)。
【0036】
表示処理部22の遮蔽領域検出処理部222は、タッチペン5により指示された位置を受け取り、この指示された位置が遮蔽領域24に入るか否かを判定する(ステップS905)。そして、タッチペン5により指示された位置が遮蔽領域24に入らなければ(ステップS905で「No」)、遮蔽領域検出処理部222は、遮蔽領域24を表示領域リサイズ処理部223に通知しない。この結果、表示内容の縮小及び移動が行われず、タッチペン5による入力が優先される(ステップS907)。
【0037】
また、タッチペン5により指示された位置が遮蔽領域24に入れば(ステップS905で「Yes」)、遮蔽領域検出処理部222は、この指示された位置を無効にするとともに、遮蔽領域24を表示領域リサイズ処理部223に通知し、表示領域リサイズ処理部223及び表示内容再構成処理部224による処理が行われ、縮小された表示内容が表示画面の可視領域25に表示される(ステップS906)。
【0038】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、多様に変形することができる。例えば、表示装置として、液晶表示パネルの代わりに、他の種類の表示装置を適用することができる。また、遮蔽物を検出するために、各光センサーの代わりに、ビデオカメラ等を適用しても構わない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出し、遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に表示内容が表示される様に、表示内容を制御している。このため、表示内容を常に確認することができる。
【0040】
また、本発明によれば、表示内容を変倍(例えば縮小)することにより、表示内容を表示画面の可視領域に表示している。また、表示内容を変倍するだけでなく、表示内容を移動させても良い。あるいは、表示内容を縦方向及び横方向の一方でのみ変倍しても構わない。
【0041】
更に、本発明によれば、タッチペンによる入力に際しては、利用者の手が遮蔽物となって、表示画面が覆い隠される。このときに、表示画面の可視領域に表示内容を表示するための制御を行うと、表示内容の大きさや位置等が変化して、タッチペンによる入力が行い難くなるので、この制御を停止している。
【0042】
また、本発明によれば、遮蔽領域では、表示画面の表示内容が見えないので、遮蔽領域でのタッチパネルによる入力を無効にして、誤入力を防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の一実施形態を適用したパーソナルコンピュータを示す斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータを示す断面図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態の表示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータの表示装置に表示されている表示内容を例示する図である。
【図6】図1のパーソナルコンピュータの表示画面が遮蔽物によって覆われている状態を示す斜視図である。
【図7】図6の状態のパーソナルコンピュータ及び遮蔽物を示す断面図である。
【図8】本実施形態の表示装置の表示画面の区分方法を示す図である。
【図9】図8の表示画面における遮蔽領域及び可視領域を例示する図である。
【図10】図1のパーソナルコンピュータの表示装置の可視領域に表示されている表示内容を例示する図である。
【図11】図1のパーソナルコンピュータの表示装置において、遮蔽物の上からタッチペンによる入力が行われた状態を示す斜視図である。
【図12】図11の状態のパーソナルコンピュータ及び遮蔽物を示す断面図である。
【図13】本実施形態の表示装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】従来の表示装置の一例を示す斜視図である。
【図15】図14の表示装置を示す断面図である。
【図16】表示装置の表示画面に表示されるウィンドウを例示する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
2 筐体
3 液晶表示パネル
4 タッチパネル
5 タッチペン
6 基板
7 光センサー
11 中央処理装置(CPU)
12 メモリ
13 ハードディスク装置
21 入力処理部
22 表示処理部

Claims (3)

  1. 表示内容を表示する表示画面と、
    表示画面が遮蔽物により覆われたか否かを判定する判定手段と、
    遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出する遮蔽領域検出手段と、
    タッチ指示された表示画面上の位置を検出する入力位置検出手段と、
    前記入力位置検出手段によるタッチ入力の非検出時に前記表示画面に表示されている表示内容を前記遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に移動させる移動制御を行い、前記入力位置検出手段によるタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出手段により検出された位置が前記遮蔽領域外である場合に前記移動制御を停止する表示制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記入力位置検出手段によるタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出手段により検出された位置が前記遮蔽領域に入る場合に前記入力位置検出手段によるタッチ入力を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 表示内容を表示画面に表示する表示ステップと、
    表示画面が遮蔽物により覆われたか否かを判定する判定ステップと、
    遮蔽物により覆われた表示画面の遮蔽領域を検出する遮蔽領域検出ステップと、
    タッチ指示された表示画面上の位置を検出する入力位置検出ステップと、
    前記入力位置検出ステップでのタッチ入力の非検出時に前記表示画面に表示されている表示内容を前記遮蔽領域から外れる表示画面の可視領域に移動させる移動制御を行い、前記入力位置検出ステップでのタッチ入力の検出時であってかつ前記入力位置検出ステップで検出された位置が前記遮蔽領域外である場合に前記移動制御を停止する表示制御ステップとをコンピュータに実行させる表示方法。
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