JP2011003083A - 操作表示装置および演出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルに添えられる席数や載せられる料理の食器に合わせた画像による演出をテーブル上に表示することができる演出テーブル装置7を提供する。
【解決手段】演出テーブル装置7に、テーブル上面に設けられたタッチパネル37bと、該テーブル上面に映像を表示するモニタ37aと、前記テーブル上に配置する食器3の位置を指定する配置指示画像131を前記モニタ37aに表示させ、前記演出制御部35にて指示した位置に配置された食器3により演出が妨げられないように該食器3の位置と異なる位置を主とする演出画像136を表示する演出制御部35とを備えた。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば卓上に映像を表示すると共に操作入力を受け付けるような操作表示装置および、該操作表示装置を複数コントロールして演出するような演出システムに関する。
従来、結婚式の披露宴会場では、キャンドルサービスやケーキカットなど、様々な演出が行われている。この演出は、「世界でひとつだけ」をキーワードに、差別化を望むカップルの要望から、結婚披露宴会場によるオリジナルコーディネートが発展してきている。この流れにより、近年の演出は、蛍光液を利用したものや風船を利用したものなど多様化しており、さらに変化のある演出が望まれている。
このような演出において、映像を用いるものとして、プロジェクタでの映像投影も行われている。このプロジェクタで映像を投影するシステムとして、結婚式場で撮影した写真や参列者名を放映する結婚式情報配信システムが提案されている(特許文献1参照)。この結婚式情報配信システムは、撮影した映像を編集・加工して記憶媒体に書込み、プロジェクタによって放映するものである。
他に映像を取り扱うシステムとして、各種結婚式場等における画像表示システムが提案されている(特許文献2参照)。このシステムは、指輪交換等の各種儀式を撮影して画面に表示することや、参列者の顔等を撮影して画面に表示することにより、各種儀式や参列者の表情を明確に視認できるとされている。
WO2005/062221号公報 特開2001−339717号公報
しかし、上述した各システムは、いずれも表示手段に表示する映像が定まっているものであり、演出のオリジナル性に欠けるものであった。すなわち、前者の結婚式情報配信システムは、プロジェクタにて会場全体に放映するものであるから、例えば会場のテーブルの席配置や料理の食器に合わせた演出はできなかった。また、後者の画像表示システムは、新郎新婦用の表示手段と参列者用の表示手段が異なり、それぞれに違う映像を表示できるものの、それ以上のことはできなかった。すなわち、席配置や料理の食器に合わせた演出はできなかった。
この発明は、上述の問題に鑑み、テーブルに添えられる席数や載せられる料理の食器に合わせた画像による演出をテーブル上に表示することができる操作表示装置、およびこの操作表示装置を有する演出システムを提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、テーブル上面へのタッチ入力を検知する入力検知手段と、該テーブル上面に映像を表示する表示手段と、前記テーブル上に配置する載置物の位置を指定する配置指示画像を前記表示手段に表示させる配置指示手段と、前記配置指示手段にて指示した位置に配置された載置物により演出が妨げられないように該載置物の位置と異なる位置を主とする演出画像を表示する演出手段とを有する操作表示装置であることを特徴とする。
前記入力検知手段は、タッチ入力された座標を検知するタッチパネル、超音波を送受信して入力座標を検知する超音波座標検知装置、あるいはデジタルカメラで画像取得して画像解析を行い入力座標を検知する画像認識装置など、任意の場所へのタッチ入力の検知が可能な適宜の装置で構成することができる。
前記表示装置は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、またはテーブル上面に設けられた半透明板と該半透明板に映像を投影するプロジェクタなど、表示を行う装置で構成することができる。
前記配置指示画像は、載置物の形状のマークや載置物の画像、あるいはセッティングの基準点など、載置物の配置を指示する画像で構成することができる。
前記演出画像は、風景画像、幾何学模様、写真、あるいはゲーム画像など、演出を行う適宜の画像により構成することができ、1枚の画像で構成する静止画、あるいは複数枚の画像で構成する動画とすることができる。
この発明により、テーブル上面で載置物位置を考慮した画像による演出を行うことができ、利用者の満足度を向上させることができる。
この発明の態様として、前記演出手段は、前記配置指示画像により指定した所定位置に注目を集めるように前記表示手段の表示により演出する所定位置注目処理を実行する構成とすることができる。
前記所定位置注目処理は、所定位置や所定位置周辺で、明るい画像を表示する、赤色に表示する、あるいは「注目」などの文字を表示するなど、適宜の表示を行う処理とすることができる。
この態様により、所定の位置に利用者の視線を向けさせることができ、例えば乾杯用のグラスを明瞭に示すといったことができる。
またこの発明の態様として、前記配置指示画像は、配置指示する複数の載置物位置のうち所定の載置物位置を特定できる載置物別特定可能画像として構成することができる。
これにより、所定の載置物に利用者の注目を集めさせることができる。
またこの発明の態様として、演出に用いる演出画像を作成する演出画像作成手段と、前記配置指示画像または該配置指示画像に従って載置物が配置されたイメージを示す載置物配置イメージ画像を、前記作成した演出画像に重ねて表示するテスト確認手段とを備えることができる。
これにより、載置物配置イメージ画像または配置指示画像が重なった状態の演出画像を確認でき、実際に近い見え方で演出効果を事前確認することができる。
またこの発明の態様として、席数別に1人分の領域を示す席数別領域データと、料理種別に応じた1人分の載置物の配置を示す配置画像データとを記憶する記憶手段と、前記席数と前記料理種別との入力を許容する入力手段と、前記入力手段で入力された席数と料理種別に基づいて、前記記憶手段の席数別領域データと配置画像データを利用して前記配置指示画像を作成する配置指示画像作成手段とを備えることができる。
これにより、配置画像データの量を少なくして、料理種別と席数に応じた配置指示画像をその都度作成することができる。
またこの発明は、複数の操作表示装置と、該操作表示装置に表示させる映像をコントロールする管理装置とを備え、前記操作表示装置は、テーブル上面へのタッチ入力を検知する入力検知手段と、該テーブル上面に映像を表示する表示手段と、前記テーブル上に配置する載置物の位置を指定する配置指示画像を前記表示手段に表示させる配置指示手段と、前記配置指示手段にて指示した位置に配置された載置物により演出が妨げられないように該載置物の位置と異なる位置を主とする演出画像を表示する演出手段とを有する構成である演出システムとすることができる。
これにより、複数の操作表示装置に表示する配置指示画像や演出画像を管理装置によってコントロールすることができる。
この発明により、テーブルに添えられる席数や載せられる料理の載置物に合わせた画像による演出をテーブル上に表示することができる操作表示装置、およびこの操作表示装置を有する演出システムを提供し、利用者の満足度を向上させることができる。
表示映像コントロールシステムの利用状態を説明する説明図。 演出テーブル装置の平面図。 表示映像コントロールシステムのブロック図。 テンプレートデータの構成を示す説明図。 映像制御用の各種データの構成を示す説明図。 メインメニュー画面と映像登録画面の構成を示す説明図。 映像編集画面の画面構成を示す説明図。 演出テーブル装置のモニタに表示する映像の説明図。 卓数登録画面と再生制御データ登録画面の構成を示す説明図。 データ転送画面と再生制御画面の構成を示す説明図。 再生制御画面の表示例を示す説明図。 表示映像コントロールシステムの全体の処理を示すフローチャート。 管理装置が実行する登録編集処理の動作を示すフローチャート。 再生させる映像をコントロールする処理のフローチャート。 演出テーブル装置のモニタに表示する映像例の説明図。 ゲームをする処理のフローチャート。 演出テーブル装置の斜視図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、表示映像コントロールシステム1の利用状態を説明する説明図であり、図2は、演出テーブル装置7の平面図を示す。
図1に示すように、表示映像コントロールシステム1は、管理装置2と、ルータ4と、各ゲストテーブルに1台設置された複数のHUB5と、各HUB5に複数接続されて各ゲストテーブルに複数設置された演出テーブル装置7と、プロジェクタ9とで構成されている。この表示映像コントロールシステム1は、全ての演出テーブル装置7に表示する映像をコントロールすると共に、プロジェクタ9によりスクリーンSに投影する映像もコントロールする。
図2に示すように、演出テーブル装置7は、平面視円形のテーブルであり、図示するように外周近くに食器3が人数分円形に等間隔で配置されて使用される。
演出テーブル装置7の上面中央には、花等による物理的装飾6が施されている。そして、物理的装飾6と食器3の間の領域は、演出領域8として利用される。図示の例では、この演出領域8にルーレットの画像を表示している。
図3に示すように、管理装置2には、ルータ4が接続され、このルータ4に複数台のHUB5が接続されている。HUB5には、参加者用の複数台の演出テーブル装置7が接続されている。また、管理装置2には、会場全体用のプロジェクタ9も接続されている。これらの装置間の接続は、LANケーブルなどを利用した有線接続とする、あるいは無線LANやブルートゥースを利用した無線接続とするなど、通信可能な適宜の接続とすることができる。
管理装置2は、キーボードやマウスといった入力装置、液晶ディスプレイやCRTディスプレイといった表示装置、LANボードなどの通信装置、ハードディスクなどの記憶装置、CPUなどの制御装置、およびUSBなどの接続インターフェースを備えた適宜のコンピュータにより構成されており、これらのハードウェアを用いて次の機能ブロックが実現される。
この管理装置2は、上記各装置を利用するソフトウェアによる情報処理の機能ブロックとして、メニュー操作部11、映像登録編集部12、卓数登録部13、再生順登録部14、記憶部15、データ転送部16、再生制御部17、表示制御部18、信号集計部19、および通信IF部20が設けられている。
メニュー操作部11は、メインメニュー画面50(図6(A)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて各処理に移行する処理を実行する。
映像登録編集部12は、映像登録画面60(図6(B)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて映像(動画および静止画)を記憶部15に登録する登録処理と、映像編集画面70(図7参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて映像を編集する編集処理とを実行する。
卓数登録部13は、卓数登録画面80(図9(A)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて卓数(ゲストテーブルの数)および各卓のゲスト名等を記憶部15に登録する処理を実行する。
再生順登録部14は、再生制御データ登録画面90(図9(B)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて卓数(ゲストテーブルの数)および各卓のゲスト名等を記憶部15に登録する処理を実行する。
記憶部15は、図4に示す席数テンプレートファイル41、食器配置テンプレートファイル42、図5に示す映像データファイル43、卓数データファイル44、および再生制御データファイル45を記憶している。
データ転送部16は、データ転送画面100(図10(A)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて、再生制御データ登録画面90で登録された映像を記憶部15から演出テーブル装置7(指定のデバイス)へ転送する処理を実行する。
再生制御部17は、再生制御画面110(図10(B)参照)を表示装置に表示し、入力装置による操作入力を受けて各演出テーブル装置7に再生させる映像をコントロールする処理を実行する。
表示制御部18は、信号集計部19から受け取るデータを含めてプロジェクタ9に表示する内容を制御する処理を実行する。
信号集計部19は、演出テーブル装置7でタッチ入力された信号を通信IF部20を介して受信し、このタッチ入力された信号を集計して表示制御部18へ伝達する。集計する内容は、例えばゲームの回答の集計などである。
通信IF部20は、ルータ4およびHUB5を介して演出テーブル装置7と通信する処理を実行する。
ルータ4およびHUB5は、管理装置2と演出テーブル装置7の間のデータの送受信を中継する。
演出テーブル装置7は、テーブル上面に設けられたタッチパネルで構成される入力装置、テーブル上面に映像(画像)を表示する表示装置、LANボードなどの通信装置、不揮発性メモリなどの記憶装置、CPUなどの制御装置、およびUSBなどの接続インターフェースを備えた適宜のコンピュータにより構成されており、これらのハードウェアを用いて次の機能ブロックが実現される。なお、表示装置は、タッチパネルが設けられた上面板に映像を投影するプロジェクタ、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど、映像(画像)を表示する適宜の装置で構成することができる。
この演出テーブル装置7は、上記各装置を利用するソフトウェアによる情報処理の機能ブロックとして、通信IF部31、記憶部34、演出制御部35、表示制御部36、表示入力部37、および入力検出部38が設けられている。
通信IF部31は、接続された適宜の装置と通信する処理を実行する。この通信により、たとえば映像データを取得する、映像の再生指示を取得するといったことができる。
演出制御部35は、通信IF部31を介して受信する制御信号46(図5参照)に基づき、記憶部34に記憶されている映像データを読み出して再生指示する処理を実行する。
記憶部34は、演出に用いる多数の映像データを記憶している。この映像データには、少なくともIDまたは名前といったユニークな識別情報が付与されており、適切な映像データを適切なタイミングで再生できるようにしている。この記憶部34は、不揮発性メモリやハードディスク等で構成することができる。
表示制御部36は、演出制御部35が読み出した映像データを表示入力部37のモニタ37aに表示する。この表示制御部36は、例えばVRAM(Video Random Access Memory)を備えて構成することができる。
表示入力部37は、モニタ37aに映像を表示する機能と、モニタ37aに重ねて設けられたタッチパネル37bがタッチされると該タッチ入力を送信する機能とを実行する。
入力検出部38は、タッチパネル37bでタッチ入力された信号を、演出制御部35へ伝達する処理を実行する。
図4は、記憶部34にテンプレートとして記憶しているデータの構成を示す説明図である。このテンプレートとしては、席数テンプレートファイル41および食器配置テンプレートファイル42が記憶されている。
図4(A)に示すように、席数テンプレートファイル41は、ID、テーブル種別、人数、領域画像、および各席位置とにより構成されている。
これにより、ID毎に、テーブル種別について、何人着席する場合であれば領域画像がどうなるか、各席位置がどうなるかを示している。従って、テーブル種別と人数が決まれば、領域画像と各席位置が定まるように構成されている。
図4(B)に示すように、食器配置テンプレートファイル42は、ID、料理タイプ、配置指示画像、および配置位置により構成されている。
これにより、ID毎に、料理タイプに応じた食器の配置指示を行う配置指示画像や、その配置位置を定めることができる。従って、洋食や和食、和洋折衷などの料理と、コースによって異なる食器配置について、その料理タイプ毎に配置指示画像と配置位置を定めることができる。
また、このように定まった配置指示画像を、前記席数テンプレートファイル41の領域画像に対応させて人数分配置することで、テーブル上に配置される全ての食器について、食器配置を定めることができる。
図5は、映像データやその再生制御用のデータの構成を示す説明図である。このデータは、映像データファイル43と、卓数データファイル44と、再生制御データファイル45とで構成されている。
映像データファイル43は、図5(A)に示すように、ID、名称、および映像データアドレスにより構成されている。これにより、映像データを管理することができる。
卓数データファイル44は、図5(B)に示すように、卓No,席No,氏名、肩書き、及び、備考により構成されている。この卓Noで演出テーブル装置7を特定できるようにしており、卓Noを演出テーブル装置7のIDとしている。
再生制御データファイル45は、図5(C)に示すように、IDと、順番と、シーン名と、種類と、映像IDとで構成されている。これにより、どの順番で映像を再生するか制御することができる。
図5(D)は、管理装置2が演出テーブル装置7に送信する制御信号46のデータ構成を示している。この制御信号46は、ヘッダ、対象機器、動作指示、内容データ、およびフッタにより構成されている。
ヘッダは、制御信号の開始を示すデータである。
対象機器は、その制御信号46が動作させたい対象の機器を示しており、演出テーブル装置7にユニークに付与されたIDで構成されている。
動作指示は、指定した映像データの再生開始指示、送信する映像データの記憶支持など、演出テーブル装置7に実行させたい動作の指示が記憶されている。
内容データは、再生させたい映像データのIDや、記憶させたい映像データなど、適宜のデータが記憶されている。
フッタは、制御信号46の終了を示すデータである。
図6(A)は、メニュー操作部11により表示されるメインメニュー画面50の画面イメージの構成図である。
メインメニュー画面50は、事前準備領域51、本番操作領域56、および終了ボタン59が設けられている。
事前準備領域51は、映像登録編集ボタン52、卓数登録ボタン53、および再生順登録ボタン54が設けられている。
映像登録編集ボタン52は、押下されると、映像登録編集部12に処理を渡し、映像登録画面60や映像編集画面70を表示する。
卓数登録ボタン53は、押下されると、卓数登録部13に処理を渡し、卓数登録画面80を表示する。
再生順登録ボタン54は、押下されると、再生順登録部14に処理を渡し、再生制御データ登録画面90を表示する。
データ転送ボタン55は、押下されると、データ転送部16に処理を渡し、データ転送画面100を表示する。
本番操作領域56は、再生制御ボタン57、および集計表示ボタン58が設けられている。
再生制御ボタン57は、押下されると、再生制御部17に処理を渡し、再生制御画面110を表示する。
集計表示ボタン58は、押下されると、表示制御部18に処理を渡し、図示省略する集計画面をプロジェクタ9によりスクリーンSに投影する。また同時に、プロジェクタ9に表示する集計画面を、各演出テーブル装置7にも表示させる。このときの表示は、管理装置2が映像データを演出テーブル装置7に直接送信し、演出テーブル装置7が受信した映像データを再生表示するとよい。この集計画面は、静止画像とすることで、データ量を少なくし、短時間に演出テーブル装置7へ送信して表示することができる。
図6(B)は、映像登録編集部12により表示される映像登録画面60の画面イメージの構成図である。
映像登録画面60は、ストック映像保存場所選択部61と、ストック映像選択部62と、登録先選択部63と、登録映像設定部64と、キャンセルボタン65と、登録ボタン66とで構成されている。
ストック映像保存場所選択部61は、管理装置2内や外部の記憶装置にストックされている映像の入っているフォルダを探し出して選択するドロップダウンリストである。
ストック映像選択部62は、ストック映像保存場所選択部61で指定されたフォルダ内から必要な映像データを選択する部位である。このストック映像選択部62で選択された映像データは、登録予定の映像データとして登録映像設定部64に表示される。
登録先選択部63は、演出テーブル装置7の記憶装置において映像データと登録するフォルダを探し出して選択するドロップダウンリストである。
登録映像設定部64は、ストック映像選択部62で選択された映像データが一覧表示される。
キャンセルボタン65は、処理をキャンセルするボタンであり、登録ボタン66は、指定された映像データの演出テーブル装置7への登録を実行するボタンである。
図7は、映像編集画面70の画面構成を示す説明図である。
映像編集画面70は、編集する映像についての設定を入力する設定部70aと、映像を編集する編集部70bとで構成されている。
設定部70aは、シーン名を入力するシーン名入力部71と、テーブル種別を選択するテーブル種別選択部72と、席数を選択する席数選択部73と、料理種別を選択する料理種別選択部74とが設けられている。
ここで選択されるテーブル種別と席数により、テンプレートとして利用する席数テンプレートが定まり、さらに料理種別により、食器配置テンプレートが定まる。
編集部70bは、食器表示のON/OFFを切り替える食器表示切替ボタン75、映像表示部76、再生コントロール部77、およびスライダーバー78が設けられている。
映像表示部76は、設定部70aで選択されたテーブル種別に従ったサイズのテーブル画像を表示しており、その上に重ねて中央の物理的演出部76a、映像演出部76b、食器配置部76cが表示されている。
物理的演出部76aは、花や発光装飾器具などにより物理的な装飾が施される領域である。この領域には、物理的な演出のイメージ画像を表示してもよいが、図示しているように空白のままにしておいてもよい。
映像演出部76bは、映像により演出を行う領域であり、食器や物理的装飾が重ならずに確実に参加者に見せることができる領域を示している。
食器配置部76cは、席数テンプレートファイル41からテーブル種別と席数に一致する領域画像を取得し、各領域に、料理種別と一致する配置指示画像を食器配置テンプレートファイル42から取得して配置することで食器が表示される。この食器の表示は、食器表示切替ボタン75のON/OFFによって表示/非表示が切り替わる。
再生コントロール部77は、編集している映像が動画映像である場合に、再生、停止、早送り、巻き戻しといった操作を行うコントロール部である。
スライダーバー78は、編集している映像が動画映像である場合に、任意の位置を表示するようにスライドさせるバーである。
なお、編集している映像が静止画映像である場合、再生コントロール部77やスライダーバー78は機能しない。
図8は、上述した映像演出部76b、および食器配置部76cの構成を説明する説明図である。図8(A)〜(C)は、いずれも1席分の画像を拡大表示している。
図8(A)は、映像演出部76bと食器配置部76cを示す配置指示画像131を示している。この配置指示画像131は、食器の配置を指示する食器配置部76cと、演出用に物を載置せずに開けておくべき映像演出部76bとを表示している。この配置指示画像131には、演出時に注目させるべき食器の配置も含まれている。食器配置部76cは、配置される食器の平面視の面積・形状と同一かほぼ同一の面積・形状に形成されている。
図8(B)は、演出画像136を示している。図示する演出画像136は、乾杯用のグラスを注目させるための演出画像であり、注目食器部76dに合わせて明るく発光するような画像で構成されている。この注目食器部76dの位置は、図8(A)に示した食器配置部76cにおける乾杯用グラスの位置と一致している。このため、会場係員が配置指示画像131に従って食器を配置しておけば、後の演出にて適切な食器を注目させることを実現できる。
図8(C)は、別の演出画像136を示している。図示する演出画像136は、映像演出部76bに演出画像を表示している。これにより、食器配置部76cに重なって演出画像が見えないといったことを防止し、適切な演出を実現できるようにしている。
図8(D)は、演出画像136の上に配置指示画像131をレイヤーとして重ねて表示したテスト確認画像を示している。図7で説明した食器表示切替ボタン75がONに切り替えられると、この図8(D)に示すように演出画像136の上に配置指示画像131を重ねて表示し、実際の見え方を確認できるようにしている。
図9(A)は、卓数登録部13により表示される卓数登録画面80の画面イメージの構成図である。
卓数登録画面80は、更新ボタン81、卓数入力部82、ゲスト入力部83、キャンセルボタン84、および登録ボタン85が設けられている。
更新ボタン81は、押下されると、卓数入力部82に入力されている卓数までゲスト入力部83に入力することを可能とするように表示を更新する。
卓数入力部82は、卓数を入力させるテキストボックスである。
ゲスト入力部83は、卓番号、席番号、氏名、肩書き、および備考などを入力許容する領域である。ここで、卓番号は、卓数入力部82で入力された数の種類までしか入力できないように構成されている(図示の例ではA〜Jの10個)。
キャンセルボタン84は、処理をキャンセルするボタンであり、登録ボタン85は、入力された卓数やゲスト情報を記憶部15に登録するボタンである。
図9(B)は、再生順登録部14により表示される再生制御データ登録画面90の画面イメージの構成図である。
再生制御データ登録画面90は、ユーザ情報表示部91、再生制御データ入力部92、キャンセルボタン93、および登録ボタン94が設けられている。
ユーザ情報表示部91は、このデータを用いるユーザの情報を入力・表示する部位である。このユーザ情報表示部91は、メインメニュー画面50、映像登録画面60、卓数登録画面80、データ転送画面100、および再生制御画面110といった他の画面にも設けてもよい。
再生制御データ入力部92は、再生制御用のデータの入力を許容する領域であり、ID、順番、シーン名、種類、卓、席、映像ID、および解除映像IDで構成されている。
IDはそのデータのIDであり、順番は何番目に用いられるデータであるかを示している。
シーン名はどのシーンに用いるかわかり易くするように名前を付けるものであり、種類は動画映像や静止画といった種類をわかりやすく表示する。
卓はどの卓かを示すアルファベットが入力され、席はどの席かを示す数字が入力され、映像IDは再生する映像データのIDが入力されている。
解除映像IDは、例えば他の卓と異なる映像データを表示する設定となっている演出テーブル装置7について、当該異なる映像データの表示を終了した際にどの映像データを表示するか示すものである。これにより、一時的に特定の演出テーブル装置7で特別な映像を再生していても、この再生をした後、他の卓と同じ映像を表示するといったことが可能になる。
キャンセルボタン93は、処理をキャンセルさせるボタンであり、登録ボタン94は、入力された再生制御データを記憶部15に登録するボタンである。
図10(A)は、データ転送部16により表示されるデータ転送画面100の画面イメージの構成図である。
データ転送画面100は、転送データ一覧表示部101と、転送先表示部102と、転送ボタン103と、キャンセルボタン104とが設けられている。
転送データ一覧表示部101は、再生制御データ登録画面90で指定された全ての映像データを一覧表示し、この映像データが転送されることを示す。
転送先表示部102は、転送データ一覧表示部101に表示した映像データを転送する先を指定させる領域であり、例えば演出テーブル装置7が指定される。ここで、演出テーブル装置7は、管理装置2に対してルータ4やHUB5を介して接続されることに限らず、USBなどの他のインターフェースを用いて接続し、直接的にデータ転送する構成にしてもよい。
転送ボタン103は、転送を実行するボタンであり、キャンセルボタン104は、転送をキャンセルするボタンである。
図10(B)は、再生制御部17により表示される再生制御画面110の画面イメージの構成図である。
再生制御画面110は、再生映像コントロール領域111と、次へボタン113と、再生状態確認領域114とで主に構成されている。
再生映像コントロール領域111は、シーン選択ボタン112が複数順番に並べて配置されている。このシーン選択ボタン112は、押下操作されると、そのシーンに選択されている映像を再生するように各卓の演出テーブル装置7に制御信号46を送信するためのものである。
次へボタン113は、押下操作されると、現在映像を再生しているシーンについてのシーン選択ボタン112から、次のシーン選択ボタン112へと進める。すなわち、通常は、この次へボタン113を押下操作するだけで、各卓の演出テーブル装置7に表示する映像が正しい順番で切り替わるようになっている。
再生状態確認領域114は、どの卓にどの映像を再生しているかをオペレータが認識できるように表示する領域である。この再生状態確認領域114には、卓マーク115と、卓上表示装置マーク116が実際の配置に近いイメージで表示される。卓マーク115と卓上表示装置マーク116の数は、卓数データファイル44の卓No.の数から決定することができる。また、卓上表示装置マーク116には、再生している映像を映像プレビューとして表示する。
図11(A)は、ある1つの卓に設置されている複数の演出テーブル装置7が、他の卓の演出テーブル装置7と異なる映像を表示している状態を示している。このとき、その異なる映像を表示している演出テーブル装置7の卓上表示装置マーク116bが、他の多くの卓上表示装置マーク116aと異なる映像を表示している。これにより、どの卓のどの席に設置された演出テーブル装置7が、どの映像を再生しているのか容易かつ明瞭に確認することができる。
また、図11(B)は、1つの卓の1つの席に対応する部分にのみ他と異なる映像を表示する例を示している。この場合も卓上表示装置マーク116aにより多くの演出テーブル装置7に表示する映像を示し、卓上表示装置マーク116bにより一部の演出テーブル装置7に表示する映像を示している。
図12は、表示映像コントロールシステム1の全体の処理を示すフローチャートである。
管理装置2のメニュー操作部11(図3参照)は、表示装置にメインメニュー画面50(図6(A)参照)を表示する(ステップS1)。
映像登録編集ボタン52が押下されると(ステップS2:Yes)、映像登録編集部12は、後述の映像登録編集処理を実行する(ステップS3)。
卓数登録ボタン53が押下されると(ステップS4:Yes)、卓数登録部13は、卓数登録画面80を表示し、卓数登録処理を実行する(ステップS5)。
再生順登録ボタン54が押下されると(ステップS6:Yes)、再生順登録部14は、再生制御データ登録画面90を表示し、再生順登録処理を実行する(ステップS7)。
データ転送ボタン55が押下されると(ステップS8:Yes)、データ転送部16は、データ転送画面100を表示し、データ転送処理を実行する(ステップS9)。
再生制御ボタン57が押下されると(ステップS10:Yes)、再生制御部17は、再生制御画面110を表示し、再生制御処理を実行する(ステップS11)。
集計表示ボタン58が押下されると(ステップS12:Yes)、信号集計部19による集計を行い、表示制御部18は、図示省略する集計画面をプロジェクタ9によりスクリーンSに投影する集計表示処理を実行する(ステップS13)。
終了ボタン59が押下されるまで処理を継続し(ステップS14:No)、終了ボタン59が押下されると(ステップS14:Yes)、処理を終了する。
図13は、管理装置2が実行する登録編集処理の動作を示すフローチャートである。
まず、管理装置2の映像登録編集部12は、図示省略する登録編集選択画面を表示し(ステップS21)、映像の登録を行うか編集を行うかを利用者に選択させる(ステップS22)。
登録が選択された場合(ステップS22:No)、映像登録編集部12は、映像登録画面60を表示し(ステップS23)、映像登録処理を実行して(ステップS24)、処理を終了する。
編集が選択された場合(ステップS22:Yes)、映像登録編集部12は、映像編集画面70を表示し(ステップS25)、映像編集を許容する。
この映像編集画面70では、設定部70aが変更されると(ステップS26:Yes)、映像登録編集部12が、テーブル種別や席数や料理種別に応じたテンプレート画像を席数テンプレートファイル41および食器配置テンプレートファイル42から抽出し、このテンプレート画像を用いるように編集部70bを更新する(ステップS27)。
食器表示切替ボタン75のON/OFFが切り替え変更されると(ステップS28:Yes)、映像登録編集部12は、編集部70bに表示する食器配置部76cの表示のON/OFFを切り替えて更新する(ステップS29)。
再生コントロール部77が操作されると(ステップS30:Yes)、映像登録編集部12は、操作された再生コントロール指示に従って編集部70bの表示を更新する(ステップS31)。この再生コントロール指示には、再生、停止、早送り、巻き戻しがあるため、編集中の映像が動画映像であれば、これらの表示を実行する。
ツールバー79等を使った映像の編集操作が利用者に行われると(ステップS32:Yes)、映像登録編集部12は、編集操作に応じて編集部70bの映像表示部76の表示を更新する(ステップS33)。この編集では、主に映像演出部76bに表示する演出用の映像(動画映像や静止画映像)について、表示位置の変更や拡大縮小、エフェクト効果の適用、文字の入力など、様々な編集を許容する。
映像登録編集部12は、利用者によって終了されるまで編集処理を許容し(ステップS34:No)、終了されると(ステップS34:Yes)、編集データを記憶部15に保存して(ステップS35)、処理を終了する。
図14は、表示映像コントロールシステム1を用いて演出テーブル装置7に再生させる映像をコントロールする処理のフローチャートを示す。
上述した再生制御処理(ステップS11)が開始されると、再生制御部17は、表示装置に再生制御画面110を表示する(ステップS41)。
再生制御部17は、映像進行に関する操作がなされるまで待機し(ステップS42:No)、操作がなされると(ステップS42:Yes)、次の再生制御データを読み出して(ステップS43)、制御信号46として全ての演出テーブル装置7に送信する(ステップS44)。
再生制御部17は、終了ボタン59の押下による終了操作がなされるまで(ステップS45:No)、ステップS42に処理を戻して継続し、終了操作がされると(ステップS45:Yes)、処理を終了する。
一方、演出テーブル装置7の演出制御部35は、上記ステップS44で送信された制御信号46を通信IF部31から受信すると(ステップS46:Yes)、制御信号46で指定された対象機器に自己が該当するか否か判定する(ステップS47)。
該当する場合(ステップS47:Yes)、指定された映像を演出制御部35が記憶部34から読み出し、表示制御部36が表示入力部37に表示して映像の再生を開始する(ステップS48)。この後、映像は再生し続ける。
再生する映像としては、例えば図15(A)に示す食器配置表示、図15(B)に示す席札表示、図15(C)に示す乾杯用グラスお知らせ表示、図15(D)に示す演出表示、図15(E)に示すメモリアル表示、図15(F)に示すゲーム画面など、様々な映像を採用することができる。
図15(A)に示す食器配置表示では、配置指示画像131、映像用配置禁止領域132、および物理的装飾用領域133を表示する。
図15(B)に示す席札表示では、その演出テーブル装置7に割り当てられた参加者の氏名である席札表示部134を表示する。
図15(C)に示す乾杯用グラスお知らせ表示では、配置指示画像131で指定した食器のうちの乾杯用グラスの位置を示す配置指示画像131の周辺を明るく光らせる注目表示135を表示する。
図15(D)に示す演出表示では、演出画像136を表示する。図示の例では、演出画像136が図15(A)に示した配置指示画像131にまで存在しているが、食器が配置されて配置指示画像131の部分が隠れても映像用配置禁止領域132が見えれば十分演出できる映像が表示されている。
図15(E)に示すメモリアル表示では、図15(A)に示した映像用配置禁止領域132に写真137を複数表示している。この写真137は、新郎新婦の過去の写真や、結婚式の写真など、適宜の写真にするとよい。
図15(F)に示すゲーム画面は、図15(A)に示した映像用配置禁止領域132に回答入力部138が表示されている。この例では4択問題に対する回答を入力する構成となっており、回答入力部138の4領域のどれがタッチ入力されたかを検知する。
制御信号46を受信していないときや(ステップS46:No)、対象機器に該当しないとき(ステップS47:No)、表示制御部36は、EOF(エンド・オブ・ファイル)か否か確認する(ステップS49)。
EOFでなければ(ステップS49:No)、制御信号46の受信チェック(ステップS46)を継続し、EOFであれば(ステップS49:Yes)、表示制御部36は、再生していた指定映像の最初に戻ってリピート再生を行い(ステップS50)、ステップS46へ処理を戻す。これにより、披露宴の進行の遅延などによって映像により演出する時間が想定時間よりも長くなっても、同じ映像をリピート再生することで問題なく演出を継続できる。
図16は、表示映像コントロールシステム1を用いてゲームをする処理のフローチャートを示す。
演出テーブル装置7は、タッチパネル37bにタッチがされて入力操作を受け付けるまで待機する(ステップS61:No)。
ここで、演出テーブル装置7は、入力操作を許容する領域以外の領域でタッチを検知しても、これを無視する。すなわち、図15(F)に示したように、回答入力部138に4つのタッチ入力領域を表示し、4択式でクイズに答える入力操作を受け付ける場合、入力検出部38が回答入力部138以外の部分でタッチされたと検知しても、タッチパネル37bからの入力信号を入力検出部38が消去して無視する。これにより、回答入力部138以外の部分に置かれている食器を入力操作と誤検知することや、着席者がテーブルの回答入力部138以外の部分に手を載せたことを入力操作と誤検知することを防止している。
入力操作を受け付けると(ステップS61:Yes)、演出テーブル装置7は、入力された入力信号を管理装置2へ転送する(ステップS62:Yes)。
管理装置2は、入力信号を受信するまで待機し(ステップS63:No)、入力信号を受信すると(ステップS63:Yes)、信号集計部19は、受信した入力信号を集計する(ステップS64)。この集計では、例えば4択などの選択問題の回答に偏りがあるか、人数分の回答がきちんと得られているか否かなど、入力信号の集計を行う。
表示制御部18は、集計結果を受け取り、この集計結果を管理装置に表示する(ステップS65)。
以上の構成および動作により、テーブルに添えられる席数や載せられる料理の食器に合わせた演出画像136による演出をテーブル上に表示することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、演出画像136が食器により隠れることを防止できるため、テーブル席に着席する参加者が、食器により隠れることで不満を抱くことや、食器をどける必要性を排除することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、演出画像136は、配置指示画像131で配置指定した食器のうちの任意の載置物(乾杯用グラスや装飾用花など)を強調表示できるため、その食器に注目させることができる。このように、テーブル上の食器も利用した多様な演出を行うことができる。
また、食器表示切替ボタン75のON/OFFにより、演出画像作成中に、演出画像136に配置指示画像131を重ねて表示するか否か切り替えることができるため、実際に近い見え方で演出効果を事前確認することができる。
また、管理装置2でデータを作成して演出テーブル装置7に事前に転送しておき、演出時に管理装置2が各演出テーブル装置7で再生する演出画像(映像)を制御する構成であるため、披露宴の進行に合わせて演出の進行をコントロールすることができる。
また、テーブル上に載置する物の位置と演出画像を表示する領域とを指定できるため、テーブル上に載置した物と画像による演出とを合わせた総合的な演出を行うことができる。例えば、図17に示すように、テーブル上に水の入ったクリアケース179を載置させ、そのクリアケース179の載置位置を指定しておけば、クリアケース179の底面領域に合わせて鯉が泳いでいる映像を流すといったことができる。この場合、物理的に載置したクリアケース179内で、仮想的に映像表示する鯉178が実際に泳いでいるかの如き演出を行うことができる。この場合、クリアケース179が載置される領域以外の領域には、通常の演出画像136を表示することで、クリアケース179の内外を別の領域として演出することができる。なお、図17は、テーブル7aの足部中央に本体7bを備え、該本体7bに通信IF部31、記憶部34、演出制御部35、表示制御部36、および入力検出部38を収納した例の斜視図を示している。
また、席数テンプレートファイル41は、テーブル種別と人数に応じて領域画像を定め、食器配置テンプレートファイル42により料理タイプ別の配置指示画像を定めたため、テーブル種別に人数分の配置指示画像を表示でき、効率よく配置指示画像131を作成することができる。
なお、以上の実施形態では、管理装置2でデータ作成を行い、作成したデータを演出テーブル装置7に転送し、再生順序を管理装置2でコントロールする構成としたが、これに限らず適宜の構成とすることができる。
例えば、演出テーブル装置7で個別に配置指示画像131や演出画像136を作成しておき、管理装置2から再生順を指示することで実現する構成にしてもよい。この場合、映像登録編集部12を演出テーブル装置7に備えるとよい。このように構成した場合でも、上述と同一の作用効果を得ることができる。
また、事前にデータを演出テーブル装置7に転送しておくのではなく、管理装置2から映像データをストリーミング配信し、演出テーブル装置7がこの映像データをストリーミング再生する構成にしてもよい。この場合も、上述と同一の作用効果を得ることができる。
また、演出の当日の準備段階で配置指示画像131を表示するとき、メインテーブルの方向(すなわち正面)をも表示する構成にしてもよい。この場合、テーブル設置時に向きを間違えることを防止できる。従って、例えばメインテーブル側を注目させる表示をした場合に、テーブルの向きが逆であったために反対側を注目させるといったことを防止できる。
また、披露宴が始まる前の待機状態のとき、演出テーブル装置7は、各席に参加者名を表示してもよい。この場合、席札として利用でき、参加者は自分の席を容易に確認して着席することができる。
また、配置指示画像131を表示する際に、アレルギー体質等で特別メニューが必要な参加者の席に、その旨表示する構成にしてもよい。この場合、特別メニューとなる席を確認できるため、特別メニュー用の食器を別人のところに並べてしまうことを防止できる。なお、名前に変えてあるいは追加して、特別メニューである旨を表示してもよい。
また、タッチパネル37bの代わりに、超音波を送受信して入力座標を検知する超音波座標検知装置、あるいはデジタルカメラで画像取得して画像解析を行い入力座標を検知する画像認識装置など、任意の場所へのタッチ入力の検知が可能な適宜の装置を備えても良い。超音波座標検知装置の場合、テーブル7aの上面縁付近に複数設置するとよく、画像認識装置の場合天井などある程度高い位置に備えるとよい。この場合も参加者のタッチ入力を検知でき、インタラクティブな演出を実現することができる。
また、演出テーブル装置7を個別にコントロールすることを可能としてもよい。この場合、例えば手元操作が可能なリモートコントローラを演出テーブル装置7の1つずつに準備しておき、このリモートコントローラで無線信号を送信して個別に操作するといったことができる。
この場合、リモートコントローラは、押下ボタンなどの入力装置と、無線信号を送信する通信装置と、データを記憶する記憶装置と、これらを制御する制御装置とを備えていればよい。通信装置は、赤外線通信装置や、ブルートゥース(登録商標)の通信装置など、適宜の装置を採用することができる。また、操作内容を確認できるように液晶ディスプレイなどの表示装置も備えても良い。
また、演出テーブル装置7には、無線信号を受信する無線通信装置を備えておくとよい。
送信する無線信号は、上述の実施例で説明した制御信号46とする、あるいは制御信号46から対象機器を除いた信号としてリモートコントローラ毎に異なる周波数で信号送信するなど、演出テーブル装置7とリモートコントローラを1対1で通信させる構成にすればよい。
このように、集中コントロールと個別コントロールを併用することで、演出途中でトラブルが発生して集中コントロールができなくなったような場合に、個別コントロールに切り替えて演出操作を続行することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の操作表示システムは、実施形態の表示映像コントロールシステム1
に対応し、
以下同様に、
載置物は、食器3に対応し、
操作表示装置は、演出テーブル装置7に対応し、
演出画像作成手段は、映像登録編集部12に対応し、
記憶手段は、記憶部15に対応し、
表示手段は、モニタ37aに対応し、
入力検知手段は、タッチパネル37bに対応し、
席数別領域データは、席数テンプレートファイル41に対応し、
配置画像データは、食器配置テンプレートファイル42に対応し、
テスト確認手段は、食器表示切替ボタン75に対応し、
載置物別特定可能画像は、注目食器部76dを表示する演出画像136に対応し、
載置物配置イメージ画像は、配置指示画像131に対応し、
配置指示手段は、配置指示画像131をモニタ37aに表示させる演出制御部35に対応し、
演出手段は、演出画像136をモニタ37aに表示させる演出制御部35に対応し、
所定位置注目処理は、図8(C)の注目食器部76dを表示するステップS48に対応し、
配置指示画像作成手段は、映像登録編集部12に対応し、
入力手段は、入力装置に対応し、
所定位置は、乾杯用グラスの位置に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明は、結婚披露宴などの宴会場にて利用することができ、それ以外にも、演出テーブル装置7に対して映像を再生させ、テーブル上の載置物が映像を邪魔しないようにする場合に利用することができる。
1…表示映像コントロールシステム、2…管理装置、3…食器、7…演出テーブル装置、12…映像登録編集部、15…記憶部、35…演出制御部、37a…モニタ、37b…タッチパネル、41…席数テンプレートファイル、42…食器配置テンプレートファイル、75…食器表示切替ボタン、76d…注目食器部、131…配置指示画像、136…演出画像

Claims (6)

  1. テーブル上面へのタッチ入力を検知する入力検知手段と、
    該テーブル上面に映像を表示する表示手段と、
    前記テーブル上に配置する載置物の位置を指定する配置指示画像を前記表示手段に表示させる配置指示手段と、
    前記配置指示手段にて指示した位置に配置された載置物により演出が妨げられないように該載置物の位置と異なる位置を主とする演出画像を表示する演出手段とを有する
    操作表示装置。
  2. 前記演出手段は、
    前記配置指示画像により指定した所定位置に注目を集めるように前記表示手段の表示により演出する所定位置注目処理を実行する構成である
    請求項1記載の操作表示装置。
  3. 前記配置指示画像は、配置指示する複数の載置物位置のうち所定の載置物位置を特定できる載置物別特定可能画像として構成した
    請求項2記載の操作表示装置。
  4. 演出に用いる演出画像を作成する演出画像作成手段と、
    前記配置指示画像または該配置指示画像に従って載置物が配置されたイメージを示す載置物配置イメージ画像を、前記作成した演出画像に重ねて表示するテスト確認手段とを備えた
    請求項1、2、または3記載の操作表示装置。
  5. 席数別に1人分の領域を示す席数別領域データと、料理種別に応じた1人分の載置物の配置を示す配置画像データとを記憶する記憶手段と、
    前記席数と前記料理種別との入力を許容する入力手段と、
    前記入力手段で入力された席数と料理種別に基づいて、
    前記記憶手段の席数別領域データと配置画像データを利用して前記配置指示画像を作成する配置指示画像作成手段とを備えた
    請求項1から4のいずれか1つに記載の操作表示装置。
  6. 複数の操作表示装置と、該操作表示装置に表示させる映像をコントロールする管理装置とを備え、
    前記操作表示装置は、
    テーブル上面へのタッチ入力を検知する入力検知手段と、
    該テーブル上面に映像を表示する表示手段と、
    前記テーブル上に配置する載置物の位置を指定する配置指示画像を前記表示手段に表示させる配置指示手段と、
    前記配置指示手段にて指示した位置に配置された載置物により演出が妨げられないように該載置物の位置と異なる位置を主とする演出画像を表示する演出手段とを有する構成である
    操作表示システム。
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