JP3664132B2 - ネットワーク情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク電子会議システムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等に適用して好適なネットワーク情報処理システム及び情報処理方法に関するものである。
【0002】
詳しくは、情報処理系、情報制御表示系及び情報作成系を通信手段により接続し、情報処理系の入力操作機能に基づいて得られた制御情報を時間情報と共に記録して、時間情報と共に記録された表示情報内容を任意の情報分割内容に区分できるようにすると共に、この情報分割内容を再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下でパソコンという)を用いて作成したプレゼンテーション資料を会議室に持ち込んで、プレゼンタ(資料発表者)がそれを複数の会議参加者に対して電子機器を用いて発表する、いわゆる電子会議形式が採られる場合が多くなってきた。
【0004】
この電子会議形式では表示機器と資料発表者のノートパソコンとが接続される。この表示機器にはデータプロジェクタが使用され、パソコンで作成したプレゼンテーション資料が表示される。データプロジェクタ(以下で単にプロジェクタという)には、一人のプレゼンタ自身のノートパソコンがRGBケーブルを通じて接続され、そのノートパソコンに表示されている画面を白壁等に投影するようになされる。白壁等に表示されているプレゼンテーション資料は発表者が操作するマウスカーソルによって指し示すようになされる。つまり、白壁等には説明者が所有している資料のみが表示される。
【0005】
最近では、ネットワーク対応のデータプロジェクタが登場している。このプロジェクタにはパソコン機能が内蔵されているものである。これによれば、説明者が自身のノートパソコン(以下で情報処理装置ともいう)からプレゼンテーションファイルをネットワーク経由でプロジェクタに転送し、そのプロジェクタのパソコン機能によりその内容を表示し投影するようになされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来例に係る電子会議形式において、複数のプロジェクタ等の表示機材に発表資料を表示してプレゼンテーションを進行し、そのプレゼンテーション資料から議事録等の電子情報内容を自動作成するようなシステムを構築しようとした場合に、以下のような問題がある。
【0007】
▲1▼ 議事録等の電子情報内容を作成する場合であって情報作成系でストリーミングデータを編集しようとしたとき、表示情報内容の編集作業の他にフォーマット変換や、編集カットした後の表示情報内容の結合に多くの時間が必要となる。編集作業分の工数が増加する。
【0008】
因みに、マーカーを使用した編集方法が考案されているが、この種の編集方法によれば、マーカーを頭だしに使用しているだけで、表示情報内容の再生手順を変えたり、不要な部分をカットする場合には複雑な編集作業が必要となっている。
【0009】
▲2▼ また、情報作成系で編集作業によって残った表示情報内容が破棄されてしまったり、何らの識別情報等を付加されずに表示情報内容が取り扱われると、違った形の電子情報内容を作成しようとした場合に、最初から表示情報内容の確認を行うという作業から取り組まなければならず、編集作業が困難となるおそれがある。
【0010】
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に電子情報内容を作成できるようにしたネットワーク情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題は、入力操作機能を有して任意の情報を処理する一以上の情報処理装置と、情報処理装置から転送される情報に基づいて画像を表示する情報制御表示手段と、この情報制御表示手段によって表示される表示情報内容を時間情報と共に記録して電子情報内容を作成する情報作成装置と、少なくとも、情報処理装置、情報制御表示手段及び情報作成装置を接続する通信手段とを備え、情報制御表示手段は、情報処理装置の入力操作機能に基づいて得られた表示情報内容に、マークを設定するための識別情報を時間情報と共に記録するように情報作成装置を制御し、情報作成装置は、識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分し、情報処理装置では、情報分割内容の再生順序を設定するように入力操作機能が使用されることを特徴とするネットワーク情報処理システムによって解決される。
【0012】
本発明に係るネットワーク情報処理システムによれば、情報処理装置、情報制御表示手段及び情報作成装置が通信手段により接続され、情報処理装置では入力操作機能に基づいて任意の情報を処理するようになされる。情報制御表示手段では情報処理装置から転送される情報に基づいて画像が表示される。情報作成装置では情報制御表示手段によって表示される表示情報内容を時間情報と共に記録して電子情報内容を作成するようになされる。これを前提にして、情報制御表示手段は、情報処理装置の入力操作機能に基づいて得られた表示情報内容に、マークを設定するための識別情報を時間情報と共に記録するように情報作成装置を制御する。情報作成装置は、識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分する。情報処理装置では、情報分割内容の再生順序を設定するように入力操作機能が使用される。
【0013】
従って、識別情報により区分された情報分割内容を編集作業なしに時間情報に基づいて再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような情報処理を行うことができる。これにより、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に議事録等の電子情報内容を作成することができる。
【0014】
本発明に係る情報処理方法は、入力操作機能を有して任意の情報を処理する一以上の情報処理系と、情報処理系から転送される情報に基づいて画像を表示する情報制御表示系と、この情報制御表示系によって表示される表示情報内容を時間情報と共に記録して電子情報内容を作成する情報作成系とを通信手段によって接続するステップと、情報処理系では、入力操作機能を使用して情報作成系に対して表示情報内容にマークを設定するための識別情報を設定するステップと、情報制御表示系では、情報処理系により設定された識別情報を時間情報と共に記録するように情報作成系を制御するステップと、情報作成系では、識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分するステップと、情報処理系では、入力操作機能を使用して情報分割内容の再生順序を設定するステップとを有することを特徴とするものである。
【0015】
本発明に係る情報処理方法によれば、識別情報により区分された情報分割内容を編集作業なしに時間情報に基づいて再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような情報処理を行うことができる。これにより、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に議事録等の電子情報内容を作成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係るネットワーク情報処理システム及び情報処理方法の一実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
(1)実施形態
図1は本発明に係る実施形態としてのネットワーク情報処理システム100の構成例を示すブロック図である。
この実施形態では情報処理装置、情報制御表示手段及び情報作成装置を通信手段により接続し、情報処理装置の入力操作機能に基づいて得られた制御情報を時間情報と共に記録するように情報作成装置を制御して、時間情報と共に記録された表示情報内容を任意の情報分割内容に区分できるようにすると共に、情報分割内容を再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような編集処理できるようにしたものである。
【0017】
図1に示すネットワーク情報処理システム100はネットワーク電子会議システムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等に適用して好適なものである。当該システム100は特定の領域又は会議室等の特定の場所に情報作成装置5(情報作成系I)及び一以上の情報制御表示手段10(情報制御表示系II)を配置すると共に、その特定の領域又は特定の場所内に一以上の情報処理装置1(情報処理系III)を準備する。
【0018】
この情報作成装置5、情報制御表示手段10及び各々の情報処理装置1とを通信手段4により接続し、これらの情報処理装置1から操作指示に基づいて情報制御表示手段10を遠隔制御すると共に、情報作成装置5で表示情報内容DINを記録して電子情報内容DOUTを編集作成するようになされる。表示情報内容DINは例えば、会議の様子を撮影した動画や、会議参加者から集音した音声情報及び、資料発表者が準備したプレゼンテーション資料に基づく静止画情報が対象となる。
【0019】
情報処理装置1は入力操作機能の一例となるグラフィックユーザインタフェース(以下、GUI機能という)を有しており、このGUI機能及びマウス操作機能を利用して任意の情報を処理するようになされる。情報処理装置1には持ち運び便利なノート型のパーソナルコンピュータ(以下でノートパソコンという)が使用される。ネットワーク電子会議システム等に参加する場合には専用のアプリケーションがノートパソコンにインストールされる。
【0020】
この通信手段4には情報制御表示手段10が接続され、情報処理装置1から転送される情報に基づいて画像を表示するようになされる。情報制御表示手段10にはプロジェクタやパーソナルコンピュータ機能付きのコミュニケータが使用される。情報制御表示手段10では情報処理装置1から遠隔操作指示に基づいて情報作成装置5の制御を含む電子情報処理を支援するようになされる。
【0021】
例えば、情報制御表示手段10は情報処理装置1のGUI機能に基づいて得られた制御情報CDを時間情報TDと共に記録するように情報作成装置5を制御する。この制御情報CDは表示情報内容DINにマークを設定するための識別情報である。このマークによって表示情報内容DINを任意の情報分割内容に区分するためである。情報分割内容は静止画のサムネイル(縮小画像)等によって表現され、電子情報内容DOUT等の編集処理を容易にするようになされる。
【0022】
このシステム100で情報作成装置5に記録される表示情報内容DINに対して情報処理装置1のGUI機能を使用して制御情報CDが設定される。制御情報CDは表示情報内容DINに対して定期的又は不定期的に設定するようにしてもよい。試験問題などの特定のプレゼンテーション資料等の編集処理を容易にするためである。
【0023】
上述の通信手段4に接続された情報作成装置5では、情報制御表示手段10によって表示される表示情報内容DINを時間情報TDと共に記録して電子情報内容DOUTを作成するようになされる。情報作成装置5は識別情報に関してマークの番号、時刻及び名前を記録するようになされる。これらのマークの番号、時刻及び名前はメモリに記録され、情報処理装置1の表示装置等にリスト表示される。編集処理を容易にするためである。
【0024】
このシステム100で情報作成装置5は制御情報CDに基づいて表示情報内容DINを任意の情報分割内容に区分するようになされる。情報分割内容は時間情報TDによって区切られる。情報分割内容の再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するためである。
【0025】
このシステム100では情報作成装置5から情報処理装置1へ表示情報内容をダウンロードし、情報処理装置1では表示情報内容を再生するようになされる。この表示情報内容の中で情報分割内容の再生順序は情報処理装置1のGUI機能を使用して設定するようになされる。
【0026】
情報処理装置1ではGUI機能を使用して情報分割内容を編集し、ここで編集された情報分割内容に基づいて情報作成装置5で電子情報内容DOUTを作成するようになされる。つまり、情報作成装置5では制御情報CDに基づいて表示情報内容DINの中から情報分割内容を自動抽出して編集する。電子情報内容DOUTは編集用のソフトウエアで作成する場合は、クライアントのパーソナルコンピュータや、通常使用しているパーソナルコンピュータで編集した後の情報分割内容をデータストリーム化したものである。
【0027】
このようにすると、複数のプレゼンテーション画面の中から、制御情報CDを設定された情報分割内容を自動的に抽出してリアルタイムに送出するようなネットワーク電子会議システム等を構築することができる。また、遠隔地等他の場所に配置された情報処理装置1や情報制御表示手段10等へ一斉にデータストリーム形式の電子情報内容DOUTを配信(ブロードキャスト)できるようになる。
【0028】
これらの情報処理装置1、情報制御表示手段10及び情報作成装置5は通信手段4によって接続されるが、システム100では情報制御表示手段10に無線通信機能を設け、情報処理装置1の各々に無線通信機能を設けることにより通信手段4を構成する場合と、アクセスポイントとしての無線装置を設けることにより通信手段4を構成する場合と、通常の通信ケーブルを用いて通信手段4を構成する場合を想定している。もちろん、これらを組み合わせてネットワークを構成してもよい。
【0029】
無線通信機能には無線LANカードが使用される。無線LANカードを使用した場合には、特定の領域又は特定の場所内において、Peer to Peerモードにより情報制御表示手段10と各々の情報処理装置1とを結ぶことができる。この場合はアクセスポイントが不要となる。
【0030】
続いて、本発明に係る情報処理方法について当該ネットワーク情報処理システムにおける処理例を説明をする。図2はネットワーク情報処理システムにおける処理例を示すフローチャートである。
【0031】
この実施形態では特定の領域又は会議室等の特定の場所に情報作成装置5(情報作成系I)及び一以上の情報制御表示手段10(情報制御表示系II)を配置すると共に、その特定の領域又は特定の場所内に一以上の情報処理装置1(情報処理系III)を準備する場合を前提とする。
【0032】
これを処理条件にして、図2に示すフローチャートのステップA1で情報作成系I、情報制御表示系II及び情報処理IIIを通信手段4により接続する。このとき、例えば情報制御表示手段10に無線通信機能を設け、情報処理装置1の各々に無線通信機能を設けることにより通信手段4を構成する。情報作成装置5と情報制御表示手段10とは通信ケーブルを使用して接続する。
【0033】
もちろん、アクセスポイントとしての無線装置を設けることにより通信手段4を構成してもよく、また、通常の通信ケーブルを用いて通信手段4を構成してもよい。情報処理装置1、情報作成装置5及び情報制御表示手段10等のネットワーク構成用の電子機器は電源がオンされる。
【0034】
その後、情報処理装置1でシステム参加者により情報処理用のシステムプログラムが起動されると、ステップA2に移行して情報制御表示手段10では情報処理装置1からの入力操作指示が待たれる。この入力操作指示によって、表示情報内容DINを情報作成装置5へ記録するかが情報制御表示手段10でチェックされる。
【0035】
このとき、情報処理装置1のGUI機能を使用して当該情報制御表示手段10へ記録指示が出される。そして、情報処理装置1から情報制御表示手段10へ入力操作指示や記録指示等がなされると、ステップA3に移行して当該システム100では情報処理が分岐される。もちろん、これに限られることはなく、クライアントの情報処理装置1の操作画面(Web画面)上で操作入力した入力操作指示や記録指示等を直接、情報作成装置5へ通知するようにしてもよい。
【0036】
情報作成系IではステップA4に移行して情報作成処理がなされる。例えば、ステップA41で情報処理系IIIのGUI機能に基づいて制御情報CDが設定される。その後、ステップA42で制御情報CDを時間情報TDや表示情報内容DINと共に記録するようになされる。もちろん、情報作成装置5では情報制御表示手段10によって表示される表示情報内容DINや、図示しない動画像・音声情報等を時間情報TDと共に記録して電子情報内容DOUTを作成するようになされる。そして、ステップA6に移行する。
【0037】
また、情報制御表示系IIではステップA5で情報制御表示処理がなされる。例えば、情報制御表示手段10では情報処理装置1から転送されるプレゼンテーション用の資料情報等に基づいて静止画像等が表示される。表示情報内容DINは情報作成装置5へ転送される。
【0038】
なお、ステップA6ではシステム参加者の終了判断に基づいて情報処理装置1による情報制御表示手段10や情報作成装置5の遠隔制御を終了する。情報制御表示手段10では電源オフ情報を検出して情報処理を終了する。これらの遠隔制御を終了しない場合はステップA2に戻り、上述のステップA2〜A5を繰り返すようになされる。
【0039】
このように、本発明に係る実施形態としてのネットワーク情報処理システム100によれば、情報処理装置1、情報作成装置5及び情報制御表示手段10が通信手段4により接続され、情報処理装置1ではGUI機能に基づいて任意の情報を処理するようになされる。これを前提にして、情報制御表示手段10は情報処理装置1のGUI機能に基づいて得られた制御情報CDを時間情報TDと共に記録するように情報作成装置5を制御する。又は、クライアントの情報処理装置1の操作画面(Web画面)上で操作入力した記録指示等を直接、情報作成装置5へ通知するようになされる。
【0040】
従って、時間情報TDと共に記録された表示情報内容DINを制御情報CDによって任意の情報分割内容に区分できるので、制御情報CDによって区分された複数の情報分割内容を時間情報TDに基づいて再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような編集処理を行うことができる。これにより、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に電子情報内容DOUTを作成することができる。当該ネットワーク情報処理システム100をネットワーク電子会議システムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等に十分応用することができる。
【0041】
(2)実施例
図3は本発明に係る実施例としてのネットワーク電子会議システム101の構成例を示すイメージ図である。
この実施例では、ネットワーク情報処理システムの一例となるネットワーク電子会議システム101を構成し、情報制御表示手段は情報処理装置のGUI機能に基づいて得られた制御情報CDを時間情報TDと共に記録するように情報作成装置を制御するようにしたものである。
【0042】
図3に示すネットワーク電子会議システム101はネットワークを利用したプレゼンテーションシステムであって、1つの会議室等に情報作成装置の一例となるクリエータ5(情報作成系I)及び情報制御表示手段の一例となるプレゼンテーション装置10(情報制御表示系II)を配置すると共に、その会議室内に情報処理装置の一例となる複数のノートパソコンPCi(i=1〜n:情報処理系III)が準備される。
【0043】
このクリエータ5及びプレゼンテーション装置10とを通信手段の一例となる集線接続器(以下でHUBという)9A,9B,9C及び有線LANを構成する通信ケーブル40等により接続される。HUB9A,9B,9Cは通信ケーブル40に接続されている。
【0044】
このプレゼンテーション装置10と各々ノートパソコンPCiとを通信手段の一例となるアクセスポイント6及び無線LANにより接続し、これらのノートパソコンPCiから操作指示に基づいてプレゼンテーション装置10を遠隔制御するようになされる。
【0045】
つまり、ノートパソコンPCiからプレゼンテーション装置10へネットワーク経由でアクセスすることでネットワーク電子会議システム101が構築される。この電子会議システム101は、当該システム単独で機能する場合もあるし、他の同様のシステムとリモート接続して使用される場合もある。
【0046】
このシステム101で会議参加者はネットワークに接続可能なノートパソコンPCiを使用する。ノートパソコンPCiはGUI機能を有しており、このGUI機能及びマウス操作機能を利用して任意の情報を処理するようになされる。ノートパソコンPCiには液晶ディスプレイ11が備えられ、GUI画面等の操作画面が表示される。当該ネットワーク電子会議システム101に参加する場合は専用のアプリケーションがノートパソコンPCiにインストールされる。
【0047】
このシステム101でプレゼンテーション装置10が準備されるが、当該装置10はプレゼンテーション資料表示用のプロジェクタ2やパーソナルコンピュータ(パソコン)機能付きのコミュニケータ3等から構成される。もちろん、プレゼンテーション装置10にはプロジェクタ2に当該コミュニケータ機能を内蔵したネットワーク対応型の表示装置を使用してもよい。
【0048】
この例でHUB9Cにはコミュニケータ3が接続されており、ノートパソコンPCiから転送される資料情報等に基づいてプレゼンテーション用の画像の表示制御をするようになされる。つまり、コミュニケータ3ではノートパソコンPCiから遠隔操作指示に基づいてプロジェクタ2及びクリエータ5の入出力制御を含むネットワーク情報処理を支援するようになされる。
【0049】
例えば、コミュニケータ3はノートパソコンPCiのGUI機能に基づいて得られた制御情報の一例となるマーク情報CDを時間情報TDと共に記録するようにクリエータ5を制御する。又は、クライアントのノートパソコンPCiの操作画面(Web画面)上で操作入力したマーク情報CD等を直接、クリエータ5へ通知するようになされる。
【0050】
このマーク情報CDは表示情報内容DINにマークを設定するための識別情報である。このマークによって表示情報内容DINを任意の情報分割内容に区分するためである。電子情報内容DOUT等の編集処理を容易にするためである。この他にコミュニケータ3では会議参加者が使用するノートパソコンPCiを管理するようになされる。
【0051】
コミュニケータ3にはプロジェクタ2が接続されており、ノートパソコンPCiから転送される資料情報に基づいてプレゼンテーション用の映像が表示される。プロジェクタ2はRGB信号に基づいて白壁等にカラーの映像を投影するようになされる。このプロジェクタ2の代わりにフラットパネルディスプレイ等を使用してもよい。フラットパネルディスプレイには表示大画面化が可能なプラズマディスプレイ等が使用される。
【0052】
この例で動画・音声入力装置の一例となるLAN接続で制御可能なTV会議装置(例えば、PCS−1600)7が備えられ、ノートパソコンPCiから転送される資料情報以外の少なくとも、会議室内の動画映像及び音声情報を取得するようになされる。TV会議装置7はビデオカメラ7aと、音声入力装置としてのマイク7bを有している。この例でTV会議装置7はクリエータ5に直接接続され、そしてクライアントのノートパソコンPCiからの指示に従ってその動作モードが制御できるように構成されている。
【0053】
上述のHUB9A及びTV会議装置7にはクリエータ5が接続されており、プロジェクタ2によって表示される表示情報内容DINや、TV会議装置7で取得された映像及び音声情報を時間情報TDと共に記録して電子情報内容DOUTを作成するようになされる。クリエータ5は制御情報の一例となるマーク情報CDに関してマーカー(Marker)の番号、時刻及び名前を記録するようになされる。これらのマークの番号、時刻及び名前はメモリに記録され、ノートパソコンPCiの表示装置等にリスト表示される。編集処理を容易にするためである。
【0054】
表示情報内容DINは資料発表者が準備したプレゼンテーション資料に基づく静止画情報であり、映像情報は会議の様子を撮影した動画内容であり、音声情報は会議参加者から集音した音声内容である。電子会議内容を議事録にして保存するためである。クリエータ5では表示情報内容DINを編集してデータストリーム化し電子情報内容DOUTを作成するようになされる。議事録をネット配信するためである。
【0055】
このシステム101でクリエータ5に記録される表示情報内容DINに対してノートパソコンPCiのGUI機能を使用してマーク情報CDが設定される。マーク情報CDは表示情報内容DINに対して定期的又は不定期的に設定するようにしてもよい。試験問題などの特定のプレゼンテーション資料等の編集処理を容易にするためである。
【0056】
このシステム101でクリエータ5はマーク情報CDに基づいて表示情報内容DINを任意の情報分割内容に区分するようになされる。情報分割内容は時間情報TDによって区切られる。情報分割内容の再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するためである。
【0057】
このシステム101でクリエータ5からノートパソコンPCiへ情報分割内容をダウンロードし、ノートパソコンPCiでは情報分割内容を再生するようになされる。この情報分割内容の再生順序はノートパソコンPCiのGUI機能を使用して設定するようになされる。
【0058】
ノートパソコンPCiではGUI機能を使用して情報分割内容を編集し、ここで編集された情報分割内容に基づいてクリエータ5で電子情報内容DOUTを作成するようになされる。つまり、クリエータ5ではマーク情報CDに基づいて表示情報内容DINの中から情報分割内容を自動抽出して編集する。電子情報内容DOUTは編集後の情報分割内容をデータストリーム化したものである。もちろん、これに限られることはなく、再生する順番を変えるだけで、全てのデータを圧縮等することなく、そのまま存在するようにしてもよい。
【0059】
このようにすると、複数のプレゼンテーション画面の中から、マーク情報CDを設定された情報分割内容を自動的に抽出してリアルタイムに送出するようなネットワーク電子会議システム等を構築することができる。また、遠隔地等他の場所に配置されたノートパソコンPCiやコミュニケータ3等へ一斉にデータストリーム形式の電子情報内容DOUTを配信(ブロードキャスト)できるようになる。
【0060】
これらのコミュニケータ3及びクリエータ5は通信ケーブル40によって接続されるが、当該システム101ではHUB9Bにはアクセスポイント6が接続されており、ノートパソコンPCiに取り付けられた無線LANカード4Aとの間で無線通信処理をするようになされる。もちろん、通常の通信ケーブルを用いて有線通信処理をしてもよい。これらを組み合わせてネットワークを構成してもよい。また、コミュニケータ3に無線LAN機能を設け、ノートパソコンPCiの各々に取り付けられた無線LANカード4Aとの間で直接アクセスするような無線通信処理をしてもよい(Peer to Peerモード)。
【0061】
続いて、コミュニケータ3の内部構成例について説明をする。図4はコミュニケータ3の内部構成例を示すブロック図である。
図4に示すコミュニケータ3はパソコン機能を有しており、ノートパソコンPCiのマウス操作によって情報処理をするものである。コミュニケータ3はデータバス36を有しており、このデータバス36にはディスプレイアダプタ31、CPU32、ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネットワークアダプタ35等が接続される。
【0062】
ディスプレイアダプタ31はプレゼンテーション用の資料を処理して、RGB信号を作成する機能を有している。このプレゼンテーション用の資料に基づくRGB信号はプロジェクタ2に出力される。ワーク用のRAM33にはCPU32の展開によってプライベートIPアドレスやプレゼンテーション用の映像情報を一時記憶するようになされる。
【0063】
データ格納装置34は図示しないハードディスク(HDD)、ROM及びRAMから構成されている。ハードディスクにはプレゼンテーション用の資料を格納するようになされる。ROMには電子会議システム101を支援するための制御プログラム(以下システム支援制御プログラムという)が記述されている。もちろん、ハードディスクにシステム支援制御プログラムを記述するようにしてもよい。ROMを省略できる。システム支援制御プログラムはCPU32を動作させるための基本ソフトウェアやプレゼンテーションデータを処理するプログラムから構成されている。
【0064】
ネットアワークダプタ35ではノートパソコンPCiからプレゼンテーションデータや各種コマンドの送受信を行うようになされる。ネットアワークダプタ35はHUB9Cに接続される。コミュニケータ3に無線LAN機能を設ける場合にはネットアワークダプタ35に無線LANカード4Bが取り付けられる。
【0065】
CPU32はシステム支援制御プログラムに基づいてディスプレイアダプタ31、ワーク用のRAM33、データ格納装置34、ネットアダプタ35等の入出力を制御するようになされる。各種プログラムを処理するためである。CPU32ではノートパソコンPCiから転送される資料情報等に基づいてプレゼンテーション用の画像の表示制御をするようになされる。つまり、CPU32はノートパソコンPCiから遠隔操作指示に基づいてプロジェクタ2及びクリエータ5の入出力制御を含むネットワーク情報処理を支援するようになされる。
【0066】
例えば、CPU32はノートパソコンPCiのGUI機能に基づいて得られたマーク情報CDを時間情報TDと共に記録するようにクリエータ5を制御する。又は、クライアントのノートパソコンPCiの操作画面(Web画面)上で操作入力したマーク情報CD等を直接、クリエータ5へ通知するようになされる。このマーク情報CDは表示情報内容DINにマークを設定するための識別情報である。このマークによって表示情報内容DINを任意の情報分割内容に区分するためである。また、電子情報内容DOUT等の編集処理を容易にするためである。この他にCPU32では会議参加者が使用するノートパソコンPCiを管理するようになされる。
【0067】
続いて、クリエータ5の内部構成例について説明をする。図5はクリエータ5の内部構成例を示すブロック図である。
図5に示すクリエータ5は所望の表示情報内容DINを時間情報TDと共に記録して電子情報内容DOUTを作成する装置であり、データバス26を有している。データバス26にはCPU21、ワーク用のRAM22、記憶装置23、ネットワークアダプタ24及び動画・音声入力端子25が接続されている。
【0068】
ワーク用のRAM(例えばハードディスク)22は送受信した情報(動画や静止画などの情報)を処理するために動画・音声情報及び制御プログラムを一時記憶するようになされる。記憶装置23はプレゼンテーション資料に係る表示情報内容DINを時間情報TDと共に記録する他に、動画・音声情報等およびそれらを処理するための制御プログラムを記憶するようになされる。
【0069】
CPU21は各種プログラムを処理する他に、プロジェクタ2によって表示される表示情報内容DINや、TV会議装置7で取得された映像及び音声情報を時間情報TDと共に記憶装置23又はRAM22に記録して電子情報内容DOUTを作成するようになされる。表示情報内容DINは資料発表者が準備したプレゼンテーション資料に基づく静止画情報であり、映像情報は会議の様子を撮影した動画内容であり、音声情報は会議参加者から集音した音声内容である。電子会議内容を議事録にして保存するためである。
【0070】
このクリエータ5でRAM22又は記録装置23に記録される表示情報内容DINに対してノートパソコンPCiのGUI機能を使用してマーク情報CDが設定される。マーク情報CDは表示情報内容DINに対して定期的又は不定期的に設定するようにしてもよい。試験問題などの特定のプレゼンテーション資料等の編集処理を容易にするためである。
【0071】
このクリエータ5でCPU21はマーク情報CDに基づいて表示情報内容DINを任意のサムネイル等の情報分割内容に区分するようになされる。情報分割内容は時間情報TDによって区切られる。情報分割内容の再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するためである。
【0072】
CPU21はマーク情報CDに関してマークの番号、時刻及び名前を記録するようになされる。これらのマークの番号、時刻及び名前は記憶装置23等に記録され、ノートパソコンPCiの液晶ディスプレイ11等にリスト表示される。編集処理を容易にするためである。CPU21では表示情報内容DINを編集してデータストリーム化し電子情報内容DOUTを作成するようになされる。議事録をネット配信するためである。
【0073】
このようにすると、データストリーム形式の電子情報内容DOUTを一斉に複数のクライアントPCや、コミュニケータ3へ配信(ブロードキャスト)することができる。なお、データバス26には動画・音声入力端子(I/Oインタフェース)25が接続されており、TV会議装置7を接続して、このTV会議装置7から映像および音声情報を受信するようになされる。また、ネットワークアダプタ24はコミュニケータ3と接続するために使用される。もちろん、コミュニケータ3だけではなく、クライアントPCや、アクセスポイントとも接続される。
【0074】
このようにクリエータ5は上述したようにコミュニケータ3で表示されているプレゼンテーション資料に関する情報を記録する他、電子会議に出席した出席者の情報(IPアドレスや顔写真などの情報)などコミュニケータ3から転送される情報、さらには動画・音声情報などを記録するようになされる。そして、記録終了と共に会議の議事録とも言える会議コンテンツを自動的に生成するようになる。会議コンテンツはWebブラウザを使って時系列に再生できる形に生成される。
【0075】
上述したクリエータ5およびTV会議装置7に対する制御は複数の会議参加者のノートパソコンPCiが存在する場合、その内の1台のクライアントのノートパソコンPCiによって制御される。つまり書記役のノートパソコンPCi(以下、「記録者用クライアントPC」という)によって管理されることになる。記録者用クライアントPCとなるためには、クリエータ5に対する操作画面として使用されるコントロール(CONTROL)画面を開ければよい。
【0076】
図6は記録者用クライアントPCにおけるGUI画面50の表示例を示すイメージ図である。図7はそのメニュー画面P0の表示例、図8はそのコンテンツマネージャー画面50eの表示例を各々示すイメージ図である。
【0077】
図6に示すGUI画面50はクライアントPCで横方向に分割されたほぼ3つの表示画面から構成される。その中央部には基本画面50aが表示され、その右側には会議に参加している参加者に関する情報を表示した参加者画面50bが表示され、基本画面50aの左側にはクリエータ5をコントロールするコントロール画面50cが表示される。そして、画面最下部には横長のメモ画面50dが表示される。メモ画面50dは全画面幅の約半分位を割当てられている。
【0078】
この基本画面50aの上部側には、当該電子会議システム101に接続されているネットワーク構成用の電子機器のアイコンが表示される。図6の例ではクリエータ5のアイコンK1、コミュニケータ3のアイコンK2などが表示されている。また、TV会議装置用のアイコンK3も表示されている。
【0079】
基本画面50aの下部側はファイルのリスト欄として使用され、ここにはプレゼンターとして機能するクライアントPCに蓄積されているファイル名R1が表示されている。参加者画面50bには、参加者の顔写真、参加者が所有しているクライアントPCのIPアドレスなどが表示される。
【0080】
コントロール画面50cは、その最上部が映像表示部となされ、ビデオカメラ7aで撮像された映像が動画情報として表示される。その中央部は帯状の表示エリアであって、ファンクションキーを含む複数のソフトキー操作部であり、その最下部が題名などの入力部となされている。ソフトキー操作部には、記録(REC)キーK4、停止(STOP)キーK5、一時停止(PAUSE)キーK6の他に、記録中重要な映像個所にマークをつけるためのマーク(MARK)キーK7、メモ画面を開くためのメモ(MEMO)キーK8およびプロジェクタ2に表示されている静止画情報(プレゼンテーション資料)を保存するためのキャプチャ(CAPTURE)キーK9などが表示されている。
【0081】
クライアントPCiからコミュニケータ3にログオンすると、その表示画面上には基本画面50aのみが表示される。ファイル名R1の中のファイルリストをコミュニケータ3のアイコンK1にドラッグ&ドロップ(Drug&Drop)することで、そのファイルデータ(プレゼンテーション資料)がコミュニケータ3に転送され、プロジェクタ2に表示されてプレゼンテーションすることができる。ただし、これはプレゼンターの資格を得たクライアントのノートパソコンPCiで操作した場合である。
【0082】
また、基本画面50aのアテンディ(Attendee)ボタンK10を押すと、図6で右側に示すような参加者画面50bが表示される。そして、クリエータアイコンK1を右クリックすると、図7に示すようなメニュー画面P0が表示され、そのメニュー画面P0の中から「コントロール」を選択すると、図6に示したコントロール画面50cが表示される。コントロール画面50cの中からMEMOキーK8を操作すると、図6でGUI画面50の下方にはメモ画面50dが表示され、ここに文章などを入力できる。メモ画面50dは4〜6行分のスペースがとられている。
【0083】
図7に示したメニュー画面P0より「コンテンツマネージャー」を選択すると、図8に示すようなコンテンツマネージャー画面50eが表示される。コンテンツマネージャー画面50eにはクリエータ5に保存されているリストメニューが表示される。この画面50eには、クリエータ5内に保存されているコンテンツリストR2が表示される他、選択されたコンテンツリストR2に対する動作モード選択用のソフトキーが表示される。
【0084】
このコンテンツマネージャー画面50eには、選択されたコンテンツを再生するレビュー(Review)キーK11、選択されたコンテンツをクライアントPCに転送するクライアント転送(Download to My Computer)キーK12、選択されたコンテンツをサーバ装置へ転送するサーバ転送(Upload to Server)キーK13、選択されたコンテンツの詳細情報を見るための詳細(Show Content Information)キーK14、選択されたコンテンツを消去するためのディレート(Delete)キーK15などが表示されている。
【0085】
図9はコントロール画面50cにおける記録保存確認画面P1の表示例を示すイメージ図である。図9に示す記録保存確認画面P1は、記録者側ノートパソコンPCiのコントロール画面50cでSTOPキーK5を押下すると表示される。STOPキーK5の押下によって記録を終了し、コンテンツを生成するかの確認がなされる。このとき、レビューであって、パスワードが適用されている場合はその入力がなされる。例えば、レビューキーK11をクリックする。この画面P1には「コンテンツ○○○を保存します。よろしいですか?」のメッセージが表示される共に、「プレゼンター認証用のパスワードで保護する」のメッセージが表示され、パスワードが入力される。
【0086】
また、確認チェック用のマーク領域が表示される。このマーク領域をクリックすると、レ点が表示される。この画面P1の下方にはOKボタンK24とキャンセル(CHANCEL)ボタンK25が設けられている。ここで保存操作を行うべくOKボタンK24をクリックすると、会議コンテンツが自動的に生成される。コンテンツ生成処理以外はキャンセルボタンK25をクリックする。コンテンツを生成することなく終了する。
【0087】
図10はコンテンツ編集ソフトウエアに係るコンテンツ編集画面70の表示例を示すイメージ図である。図10に示すコンテンツ編集画面70はクライアントのノートパソコンPCiに表示される。この編集画面70の左上部分には選択されたコンテンツのタイトル等の基本情報が表示される。この編集画面70の右上部分は静止画表示領域70aであり、この領域70aにはカレントタイムに対する静止画が表示される。
【0088】
この編集画面70の中央部は動画表示領域70bであり、この領域70bにはカレントタイムに対する動画を表示するようになされる。また、編集画面70の中央部から下半分には、クリエータ5に記録された動画、静止画およびメモを時間軸71に沿ってそれぞれ並べている編集領域70cが割当られている。
【0089】
編集領域70cでは例えば、3台のプロジェクタ2による映像(Picture)が表示される。この例でPicture1の段には時間情報TDに基づいてプロジェクタ2によるPage1〜Page3の映像が表示される。Picture2の段には時間情報TDに基づいて他のプロジェクタ2によるPage1の映像が表示される。Picture3の段には時間情報TDに基づいて更に他のプロジェクタ2によるPage1の映像が表示される。
【0090】
これらの映像は情報分割内容の一例となるサムネイル74として表示され、静止画表示領域70aへの表示対象となる。この例ではPicture1〜3のサムネイル64が表示される。いずれのPicture1〜3においても、横方向は時間情報の一例となる時間軸71である。サムネイル74を選択すると、動画も同期してそのサムネイル74が表示された時間に飛ぶ。
【0091】
つまり、編集領域70cでは時間軸71に沿って、動画または音声の情報を表す表示帯、静止画を表す表示帯およびメモを表す表示帯を並べている。静止画の表示帯はその静止画の表示時間に対応した帯部分が他の部分と異なる状態となっており、この帯部分に対応する静止画のサムネイル74が表示されている。
【0092】
この編集領域70cの最下端には時間軸71が設けられ、この例では編集画面70に表示する時間軸71の単位を「1,2,5,10,15,30,60」の各分に変更でき、その単位内に入らない部分は図示しないスクロールバーにて検索して表示させることができる。この編集領域70cの最上端には動画用のタイムスケール(Movie)16が設けられている。タイムスケール16上には下向きの五角形記号から成る編集用のマーカ(Marker)73が設けられている。
【0093】
また、Picture3の下方にはメモ(Memo)キーK22が設けられ、このメモキーK22の横方向には各種アイコンキー列(表示帯)18が並んでいる。このメモの表示帯18はそのメモの表示時間に対応した帯部分が他の部分と異なる状態となっており、この帯部分に対応するメモのアイコンが表示されている。また、この静止画またはメモの帯部分の右端をドラッグ&ドロップする(つまんで動かす)ことにより、帯部分の長さを変更することができ、表示時間の変更が可能となされている。
【0094】
このタイムスケール16と表示帯18との間には、Picture1〜3の表示領域を跨ぐようにして左右に移動可能なカレントタイムライン72が表示され、現在の時刻を表示するようになされる。この例ではPicture3の段の映像にカレントタイムライン72が跨って表示されている。このタイムライン72に基づいて静止画の挿入、動画の再生、静止画の表示が行われる。また、タイムライン72で動画の位置、静止画の表示タイミングを確認しながら、カットイン点、カットアウト点をビジブルに指定して、動画と静止画のカット&マージを行うこともなされる。
【0095】
なお、動画表示領域70bの下方にはMarkキーK7と共に、タイムライン72の送りキーK26、その停止キーK27、その早送りキーK28、その早戻しキーK29等が設けられる。早送り・早戻しキーK28,K29等の隣には右飛び越しキーK30や、左飛び越しキーK31が設けられている。MarkキーK7の両脇にはタイムライン72を含む表示枠等を設定する下向き右矢印キーK32、下向き左矢印キーK33も備えられている。これらのキーK7,K26〜K33等を使用することで、編集作業の操作性を向上できるようになされている。
【0096】
図11はマークリスト編集画面P2の表示例を示すイメージ図である。図11に示すマークリスト編集画面P2は記録者用のノートパソコンPCiでコンテンツマネージャー画面50eを操作することにより表示される。もちろん、コンテンツマネージャー画面50eでなく編集用のソフトウエアで行ってもよい。この画面P2にはマークリスト領域P21が設けられ、例えば、マークの番号1〜5に関して、これらのマークの時刻及びマークの名前が一覧表形式で表示される。このマークリスト領域P21には検索用の上・下キーK16,K17やツールバーK18が設けられ、マークの番号、時刻及び名前を検索できるようになされている。
【0097】
上・下キーK16,K17やツールバーK18の左側には名前変更キーK19や削除キーK20、閉じるキーK21が設けられている。名前変更キーK19はマークの名前を変更する際に使用される。削除キーK20はマーク番号を削除する際に使用される。マーク番号の削除によって、このマーク番号に属する時刻及び名前も同時に削除可能になされている。閉じるキーK21はマークリスト編集画面P2を閉じる際に使用される。マークの順番を入れ替える場合はマーク番号をドラッグ&ドロップすることによりなされる。
【0098】
図12はコンテンツ再生画面60の表示例を示すイメージ図である。図12に示すコンテンツ再生画面60はクライアントのノートパソコンPCiに表示される。コンテンツ再生画面60は、図示するように会議の模様を映像記録した動画再生画面60aが左上部に位置し、そしてその会議で使用した静止画情報であるプレゼンテーション資料の静止画再生画面60bがその右半分に位置するように分割表示され、これらが同一表示画面上で同時に表示できるような画面構成となっている。
【0099】
そのため、プレゼンテーション資料用の静止画再生画面60bは、1つの会議室に設置されるプロジェクタ2の最大数によってその表示パターンが相違する。この実施形態では3台までプロジェクタ2が接続できる構成であり、最大で3つのプレゼンテーション資料が表示される場合があるので、静止画再生画面60bの再生画面構成は最大4分割できる表示パターンとなっている。
【0100】
この表示パターンはプロジェクタ2が3台使用されたときの表示例である。静止画Picture1はプロジェクタ2で表示されたプレゼンテーション資料であり、同様に静止画Picture2、Picture3は他のプロジェクタ2を用いて表示されたプレゼンテーション資料である。コンテンツ再生時には時間経過に合わせてこの静止画再生画面60bに表示されるプレゼンテーション資料が自動的に切り替わる。
【0101】
動画再生画面60aには、上述した動画映像が表示される他に、その映像表示部の真下にはView切り替え部75が表示される。View切り替え部75にはマーク(Mark)キーK7が設けられている。そしてその下側の表示部76は2段に分かれ、プロジェクタ2で表示したプレゼンテーション資料が最大6枚までサムネイル(縮小画面)74として表示される。複数台のプロジェクタ2を使用しているときは選択された1台のプロジェクタ2に表示された資料がサムネイル表示される。
【0102】
任意のサムネイル74を選択すると、上に表示された動画もこれに同期して、そのサムネイル74が表示された時間までシフトし、その時間からノーマル再生される。このサムネイル表示に代えて上述したマーク表示に切り替えることができる。サムネイル表示とマーク表示の切り替えはView切り替え部75で選択する。
【0103】
会議中にコントロール画面50cのマークキーK7を押した順に、編集処理時に付された題名(題名が無い場合は「Untitled」になる)と時間が表示される。そしてマーク表示欄77の題名「オリジナル,推奨」等をマウス8でクリックすると、上に表示された動画もこれに同期してその時間までシフトして、ノーマル再生となる。これによって常に動画と静止画(プレゼンテーション資料)との同期が取られて表示されることになる。再生時には時間経過に合わせて表示がそれぞれ切り替わる。
【0104】
上述した静止画再生画面60bの各表示領域の下側には、虫眼鏡を模した画面の拡大表示ボタンK23があり、これが選択されたときには表示されている静止画が、最大表示パターンに切り替えて表示(オリジナルサイズ表示)される。
【0105】
続いて、当該ネットワーク電子会議システム101における処理例について説明をする。図13はネットワーク電子会議システム101における処理例を示すフローチャートである。図14は表示情報内容DINの記録時の処理例、図15はその再生時の処理例を各々示すフローチャート(サブルーチン)である。
【0106】
この実施例では会議室にクリエータ5(情報作成系I)、プロジェクタ2及びコミュニケータ3(情報制御表示系II)を配置すると共に、その会議室内に一以上のノートパソコンPCi(情報処理系III)を準備する場合を前提とする。
【0107】
クリエータ5とコミュニケータ3とはHUB9A、9C及び通信ケーブル40を使用して接続される。アクセスポイント6はHUB9Bを通じて通信ケーブル40に接続される。ノートパソコンPCiには無線LANカード4Aが取り付けられ、アクセスポイント6とノートパソコンPCiとが無線LAN接続される。もちろん、ノートパソコンPCi、プロジェクタ2、コミュニケータ3及びクリエータ5は電源がオンされる。
【0108】
この例では資料発表者はプレゼンテーション用の文書ファイルや画像ファイルをノートパソコンPCiからネットワーク経由でコミュニケータ3に転送する。この画像ファイルの転送によって、プレゼンテーション用資料をプロジェクタ2に表示するようになされる。また、資料発表者は、コミュニケータ3に対して、マウス8の操作権を得る処理を行い、プロジェクタ2の表示画面上にアイコン表示させながら説明するようになされる。なお、マークを打つ回数Nは最大100回とする場合について例を挙げる。
【0109】
これを処理条件にして、図13に示すフローチャートのステップS1で、会議参加者のノートパソコンPCiを用いて電子会議用アプリケーションソフトウエアを起動し、コミュニケータ3にログオンする。この場合、最初の会議参加者がパスワードを設定し、それ以降の参加者はそのパスワードを入力することでその会議に参加することができる。パスワードは予めその電子会議システムに決められた固有の値ではないので、パスワードを忘れたり、間違って電子会議システム101を起動できないような不都合な問題をなくすことができる。
【0110】
その後、ステップS2に移行して会議参加者がクリエータ5を操作する画面であるコントロール画面50cを開くと、そのクライアントだけが記録者クライアントPCとなる(図6参照)。ノートパソコンPCiのGUI画面50上で、図6に示したクリエータ5のアイコンK1を右クリックし、表示されたメニュー画面P0から「コントロール」を選択すると、コントロール画面50cが表示される。
【0111】
そして、ステップS3に移行してコントロール画面50cのRECキーK4を押すと、予め相手方と接続され、起動されているTV会議装置7が会議の映像記録を開始するようになされる。このとき、図3に示したカメラ7aやマイク7b等を有したTV会議装置7からの動画、音声情報がエンコードされてクリエータ5内のワーク用のRAM(ハードディスク)22に保存される。
【0112】
そして、記録者クライアントPCでは例えば、図14に示すサブルーチンに移行して、そのステップB1でRECキーK4が押下されるのを待つ。RECキーK4が押下されるとステップB2でクリエータ5では動画の記録が開始される。
【0113】
その後、ステップB3に移行してノートパソコンPCiでは一定時間を区切ってマークキーK7が押下されたかがチェックされる。このとき、ユーザは記録中に話題の変わったとき、プレゼンタが変わったときなど、コントロール画面50cのマークキーK7を使って節目、節目でマークを打つようになされる。ノートパソコンPCiでは一定時間内にマークキーK7が押下された場合はステップB4に移行してクリエータ5ではMarkリストにマーク番号「1,2・・・」と共にマーク時間「00:00:01」等を記録するようになされる。Markリストは例えば、記憶装置23に展開される。
【0114】
その後、ステップB5に移行してクリエータ5ではマークの回数Nが「100」を越えたかがチェックされる。マークの回数Nが100回を越えた場合はステップB6に移行する。ステップB6ではノートパソコンPCiではマークキーK7をディセーブル表示をする。マーク指定処理が限界であることをユーザに知らせるためである。
【0115】
また、ステップB3でノートパソコンPCiでは一定時間を経過してもマークキーK7が押下されない場合及び、ステップB5でマークの回数Nが「100」を越えていない場合はステップB7に移行する。ステップB7ではクリエータ5では表示情報内容DINの記録終了かを判別する。その記録を終了する場合はこれらの処理を終了する。なお、その記録を終了しない場合はステップB3に戻ってマークキーK7が押下されたかをチェックし、上述した処理を継続するようになされる。
【0116】
また、図6に示したコントロール画面50cでMEMOキーK8を押すと、メモ画面50dが開きテキストの入力が可能になる。同図のSENDキーK17を押すと、入力したテキストがクリエータ5内に取り込まれる。
【0117】
ここで図13に示したフローチャートのステップS3に戻り、そして、ステップS4でノートパソコンPCiのファイルリストR1からプレゼンテーション資料を表示したいプロジェクタ2のアイコンK2にドラッグ&ドロップすると、プロジェクタ2の画面上にファイルリストで選択されたプレゼンテーション資料が表示される。これと同時にこのプレゼンテーション資料およびページ切り替え情報などがクリエータ5内のワーク用のRAM22に保存される。
【0118】
このとき、クリエータ5ではコミュニケータ3から送られてきた表示情報内容DIN及びノートパソコンPCiから送られてきたマーク情報CDに基づいて、マークの番号及び時間をリストにして管理する。例えば、Markリストは、
{MARK データ:オリジナルとして
}というように表形式に集計され、マークリストとなって記憶装置23に格納される。マークの名前は記録者用クライアントPCのGUI機能を利用してマークを打つとき又はその後に入力される。
【0119】
そして、ステップS5に移行して記録を終了する時は、コントロール画面50cでSTOPキーK5を押す。その際、記録者側ノートパソコンPCiには図9に示したような保存確認画面P1が表示される。コンテンツ保存処理以外はその内容が消去される。ここで保存操作を行うと、ステップS6に移行して会議コンテンツが自動的に生成される。
【0120】
つまり、ステップS6ではコミュニケータ3からの静止画情報とTV会議装置7からの動画・音声情報に基づいて会議コンテンツが生成される。このとき、クリエータ5ではプレゼンテーション用の静止画像や会議室内の動画像を1つのデータストリームにした会議コンテンツの内容を成す電子情報内容DOUTが作成される。この動画像を含む会議コンテンツはインターネットのようなネットワークを介して参照できるようにするため、ファイルデータはHTML変換される。
【0121】
その後、ステップS7で会議コンテンツの生成が完了すると、コンテンツマネージャー画面50eが自動的に表示される。もちろん、自動表示に限られることはなく、マニュアル操作によってコンテンツマネージャー画面50eを開いてもらうようにしてもよい。この画面50eでは、クリエータ5内に保存されている会議コンテンツを確認することができる(図8参照)。そして、ステップS8で、このコンテンツマネージャー画面50eから見たい会議コンテンツを選択することで、その内容を再生できる。
【0122】
このとき、図12に示したコンテンツ再生画面60にマークリストの表示を行い、各自選択して視聴できるようになされる。そして、図10に示したコンテンツ編集画面70で会議コンテンツを編集するようになされる。例えば、図15に示すサブルーチンをコールしてそのフローチャートのステップC1で記録者用クライアントPCではレビューキーK11が押下されるのを待つ。レビューキーK11が押下されるとステップC2ではマーク番号はN=1か否かがチェックされる。
【0123】
マーク番号がN=1の場合は、ステップC4に移行する。マーク番号がN=1でない場合は、ステップC3に移行する。ステップC3ではマーク番号N=1へシークする。その後、ステップC4に移行してクリエータ5では再生を開始するようになされる。
【0124】
そして、ステップC5に移行してクリエータ5では再生時間の監視が開始される。その後、ステップC6に移行してマーク番号Nの再生終了時間に達したか否かがチェックされる。マーク番号Nの再生終了時間に達した場合はステップC7に移行して次のマークは有るかがチェックされる。
【0125】
次のマークが有る場合はステップC8に移行してN=次のマーク番号をセットするようになされる。その後、ステップC3に戻って上述した処理が継続される。ステップC7で次のマークが無い場合は処理を終了する。その後、図13に示したフローチャートのステップS8にリターンする。
【0126】
そして、表示情報内容DINが確認された会議コンテンツはステップS9で図示しないサーバ装置に転送することで保存される。また、ステップS8で会議コンテンツを再生し、その内容を編集したいときには、ステップS10に移行してコンテンツマネージャー画面50eを操作することにより、その会議コンテンツをノートパソコンPCi側に転送して、既知の編集ソフトで編集することができる。
【0127】
例えば、Markリストをテキスト編集で修正し、再生順番を入れ替えることができる。ここで先の例でマーク番号6を削除してマーク番号2とマーク番号3の間にマーク番号5を繰り上げた場合を例に採る。
【0128】
つまり、上述したMarkリストに関してマーク番号6をクリックする。マーク番号6を削除するためである。このマーク番号6に属する時刻及び名前も同時に表示色が変化する。そして、削除キーK20をクリックする。これにより、マーク番号6に属する時刻及び名前も同時に削除される。マーク番号5を繰り上げる場合は、マウス8によってマーク番号5をドラッグすると共に、マーク番号2とマーク番号3の間にドロップする。この結果、
先の例で編集後のマークリストは、{MARK DATA:推奨
}というようになる。このように、編集ソフトを使って、Markの追加、削除、名前をつけることが可能となる。このようなMarkリストを編集できるような専用GUI機能(コンテンツ編集ソフトウエア)が準備される。このソフトウエアはノートパソコンPCi、クリエータ5又はコミュニケータ3のいずれかに常備すればよい。
【0129】
この編集後の電子情報内容(会議コンテンツ)DOUTはステップS9で図示しないサーバ装置に転送して保存される。これにより、ステップS11で記録者のノートパソコンPCiからは図示しないサーバ装置上の電子情報内容DOUTを再生することができる。
【0130】
このように、本発明に係る実施例としてのネットワーク電子会議システム101によれば、会議室にクリエータ5(情報作成系I)、プロジェクタ2及びコミュニケータ3(情報制御表示系II)を配置すると共に、その会議室内に一以上のノートパソコンPCi(情報処理系III)を準備される。クリエータ5とコミュニケータ3とはHUB9A、9C及び通信ケーブル40を使用して接続される。アクセスポイント6はHUB9Bを通じて通信ケーブル40に接続される。アクセスポイント6とノートパソコンPCiとが無線LANによって接続される。ノートパソコンPCiではGUI機能に基づいて任意の情報を処理するようになされる。
【0131】
これを前提にして、プロジェクタ2はノートパソコンPCiのGUI機能に基づいて得られたマーク情報CDを時間情報TDと共に記録するようにクリエータ5を制御する。プロジェクタ2ではノートパソコンPCiから転送される資料情報等に基づいて静止画像等が表示される。クリエータ5ではプロジェクタ2によって表示される表示情報内容DINや、動画像・音声情報等を時間情報TDと共に記録して電子情報内容(ストリーミングデータ)DOUTを作成するようになされる。
【0132】
従って、時間情報TDと共に記録された表示情報内容DINをマーク情報CDによって任意の動画/音声を情報分割内容に、また、静止画全体をサムネイル74等の情報分割内容に区分できるので、マーク情報CDによって区分された複数の動画/音声や、静止画を時間情報TDに基づいて再生順序を入れ替えたり、不要なサムネイル74を再生対象から削除するような編集処理を行うことができる。組み替えた順序で動画/音声や、静止画を再生することができる。
【0133】
この実施例ではストリーミングデータの再生において、予めMarker単位での再生手順を指定しておくので、編集作業なしで再生順序を変えたり、必要な部分だけを再生したりすることができる。例えば、ストリーミングデータの再生において、予め指定されたMarkerの位置に飛ばして動画映像や静止画を再生することができる。
【0134】
つまり、このMarkerキーK7を利用して、サムネイル74等を再生する順番を予めMarker単位で指定すると、組み替えた順序で動画/音声や、静止画を再生することができる。これにより、再生の順番を変えること、不要な部分を飛ばして再生することなどの機能が編集作業なしで実現できる。
【0135】
従って、従来方式のような編集作業をすることなしに表示情報内容DINを編集したのと同じ効果が得られる。このことで、編集作業分の工数削減が計れる。また、元の表示情報内容DINはそのまま残るので、再生順序の変更だけで、前回とは異なった形の会議コンテンツ等を作成することができる。
【0136】
また、再生手順をランダムに設定することで、Marker単位でランダムに映像を再生でき、例えば問題の出題の順番を、見るたびに変えるなどの機能が実現できる。Markerの打ち方は、マニュアルで行う方法、一定時間で行う方法について説明したが、Markerの間隔を短くすれば、再生時の精度を上げることができる。
【0137】
これにより、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に会議コンテンツ等の電子情報内容DOUTを作成することができる。コンテンツ再生・編集の容易なネットワーク電子会議システム101を提供することができる。
【0138】
当該ネットワーク情報処理システムに関してはネットワーク電子会議システム101の場合について説明したが、これに限られることはなく、ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等においても同様な効果が得られる。
【0139】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るネットワーク情報処理システムによれば、情報処理装置、情報制御表示手段及び情報作成装置が通信手段により接続され、この情報制御表示手段は、情報処理装置の入力操作機能に基づいて得られた表示情報内容に、マークを設定するための識別情報を時間情報と共に記録するように情報作成装置を制御し、情報作成装置は、識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分し、情報処理装置では、入力操作機能を使用して情報分割内容の再生順序が設定されるものである。
【0140】
この構成によって、識別情報により区分された情報分割内容を編集作業なしに時間情報に基づいて再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような情報処理を行うことができる。従って、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に議事録等の電子情報内容を作成することができる。
【0141】
本発明に係る情報処理方法によれば、情報処理系、情報制御表示系及び情報作成系が通信手段により接続され、情報処理系では、入力操作機能を使用して情報作成系に対して表示情報内容に、マークを設定するための識別情報を設定し、情報制御表示系では、情報処理系により設定された識別情報を時間情報と共に記録するように情報作成系を制御し、情報作成系では、識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分し、情報処理系では、入力操作機能を使用して情報分割内容の再生順序を設定するようになされる。
【0142】
この構成によって、識別情報により区分された情報分割内容を編集作業なしに時間情報に基づいて再生順序を入れ替えたり、不要な情報分割内容を再生対象から削除するような情報処理を行うことができる。従って、複雑な編集作業を伴うことなく簡単に議事録等の電子情報内容を作成することができる。
【0143】
この発明はネットワーク電子会議システムや、ネットワーク教育システム、ネットワークゲームシステム等に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としてのネットワーク情報処理システム100の構成例を示すブロック図である。
【図2】ネットワーク情報処理システム100における処理例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る実施例としてのネットワーク電子会議システム101の構成例を示すイメージ図である。
【図4】コミュニケータ3の内部構成例を示すブロック図である。
【図5】クリエータ5の内部構成例を示すブロック図である。
【図6】記録者用クライアントPCにおけるGUI画面50の表示例を示すイメージ図である。
【図7】GUI画面50におけるメニュー画面P0の表示例を示すイメージ図である。
【図8】そのコンテンツマネージャー画面50eの表示例を示すイメージ図である。
【図9】記録保存確認画面P1の表示例を示すイメージ図である。
【図10】コンテンツ編集ソフトウエアに係るコンテンツ編集画面70の表示例を示すイメージ図である。
【図11】マークリスト編集画面P2の表示例を示すイメージ図である。
【図12】コンテンツ再生画面60の表示例を示すイメージ図である。
【図13】ネットワーク電子会議システム101におけるシステム処理例を示すフローチャートである。
【図14】表示情報内容の記録時の処理例を示すフローチャート(サブルーチン)である。
【図15】表示情報内容の再生時の処理例を示すフローチャート(サブルーチン)である。
【符号の説明】
1・・・情報処理装置、2・・・プロジェクタ(表示装置)、3・・・コミュニケータ(情報処理支援装置)、4・・・通信手段、5・・・クリエータ(情報作成装置)、7・・・TV会議装置(動画・音声入力装置)、8・・・マウス、10・・・プレゼンテーション装置(情報制御表示手段)、21,32・・・CPU、22,33・・・ワーク用のRAM、23・・・記憶装置、24,35・・・ネットワークアダプタ、25・・・動画・音声入力端子、31・・・ディスプレイアダプタ、34・・・データ格納装置、40・・・通信ケーブル(通信手段)、100・・・ネットワーク情報処理システム、101・・・ネットワーク電子会議システム、PCi(i=1〜n)・・・ノートパソコン(情報処理装置)、I・・・情報作成系、II・・・情報制御表示系、III・・・情報処理系
Claims (14)
- 入力操作機能を有して任意の情報を処理する一以上の情報処理装置と、
前記情報処理装置から転送される情報に基づいて画像を表示する情報制御表示手段と、
前記情報制御表示手段によって表示される表示情報内容を時間情報と共に記録して電子情報内容を作成する情報作成装置と、
少なくとも、前記情報処理装置、情報制御表示手段及び情報作成装置を接続する通信手段とを備え、
前記情報制御表示手段は、
前記情報処理装置の入力操作機能に基づいて得られた前記表示情報内容に、マークを設定するための識別情報を前記時間情報と共に記録するように前記情報作成装置を制御し、
前記情報作成装置は、
前記識別情報に基づいて前記表示情報内容を任意の情報分割内容に区分し、
前記情報処理装置では、
前記情報分割内容の再生順序を設定するように前記入力操作機能が使用されることを特徴とするネットワーク情報処理システム。 - 前記識別情報は、前記表示情報内容に対して定期的又は不定期的に設定されることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理システム。
- 前記情報作成装置は、前記識別情報に関してマークの番号、時刻及び名前を記録することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理システム。
- 前記情報処理装置で前記情報分割内容を再生順序にしたがって再生することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理システム。
- 前記情報処理装置から転送される情報以外の少なくとも映像または音声を入力する動画・音声入力装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報処理システム。
- 入力操作機能を有して任意の情報を処理する一以上の情報処理系と、前記情報処理系から転送される情報に基づいて画像を表示する情報制御表示系と、前記情報制御表示系によって表示される表示情報内容を時間情報と共に記録して電子情報内容を作成する情報作成系とを通信手段によって接続するステップと、
前記情報処理系では、前記入力操作機能を使用して情報作成系に対して前記表示情報内容にマークを設定するための識別情報を設定するステップと、
前記情報制御表示系では、
前記情報処理系により設定された前記識別情報を時間情報と共に記録するように前記情報作成系を制御するステップと、
前記情報作成系では、
前記識別情報に基づいて前記表示情報内容を任意の情報分割内容に区分するステップと、
前記情報処理系では、
前記入力操作機能を使用して前記情報分割内容の再生順序を設定するステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記表示情報内容をストリーミングデータとし、前記識別情報をマーク情報としたとき、
記録時に、予めマーカを指定して当該ストリーミングデータにマーク情報を設定し、再生時には、マーク情報に基づいて予め指定されたマーカ位置に飛んで当該ストリーミングデータを再生することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。 - 前記マーカを利用して前記ストリーミングデータを再生する場合に、予めマーカ単位に再生順番を指定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
- 前記ストリーミングデータの再生順番を入れ換えることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記ストリーミングデータで不要な部分を飛ばして再生することを 特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記ストリーミングデータの再生手順をランダムに設定することによりマーカ単位に前記ストリーミングデータをランダムに再生することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記マーカをマニュアルで設定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記マーカを一定時間毎に設定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 前記情報作成系は、
前記識別情報に基づいて表示情報内容を任意の情報分割内容に区分することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
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