JP2000267639A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2000267639A
JP2000267639A JP6768099A JP6768099A JP2000267639A JP 2000267639 A JP2000267639 A JP 2000267639A JP 6768099 A JP6768099 A JP 6768099A JP 6768099 A JP6768099 A JP 6768099A JP 2000267639 A JP2000267639 A JP 2000267639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閲覧条件ごとに作成された異なるプレゼンテ
ーション間においてもマーク情報が共有できる情報処理
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 サーバSのプレゼンテーション情報管理
部にプレゼンテーションに必要なシナリオおよびメディ
アが管理されていて、ユーザの要求によりクライアント
に転送され、情報視聴部1にてシナリオに従ったメディ
アの再生が行われる。このとき、そのプレゼンテーショ
ンに対しマーク付け部2でマーク付けが行われると、マ
ーク情報管理部3はそのマーク情報をサーバSに送る。
そのマーク情報は、マーク情報変換部8にて基準となる
プレゼンテーションに対するマーク情報に変換され、マ
ーク情報管理部9にて管理される。他のプレゼンテーシ
ョンの要求があると、マーク情報は指定されたプレゼン
テーションに対するマーク情報に変換され、シナリオ、
メディアとともにクライアントに送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関
し、特にサーバから提供される音声、動画、静止画、ア
ニメーション、テキスト、グラフィックスなど、ストリ
ーミングメディアを含むメディアミックスによって構成
される(マルチウィンドウ)プレゼンテーションに対し
て与えられるマーク情報をクライアントが共有できるよ
うにした情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物ドキュメントに対してメモ
を書き込んだりマーカーを付けたりするのと同様に、デ
ジタルドキュメントに対してマーク付けを行い、個人的
なメモを書き込んだり、注釈(アノテーション)を付
け、著者に対してフィードバックを行うシステムが提案
されている。今後、さらにネットワーク化が進みマルチ
メディアドキュメントが普及するに従い、このようなデ
ジタルドキュメントに対する編集行為の支援技術はネッ
トワーク上での共同作業を行うような場面で非常に重要
となる。
【0003】いわゆるOHP(overhead projector)を
用いたプレゼンテーションのようなページ単位で構成さ
れたドキュメントに対しての注釈付けについては、特開
平5−189431号公報に開示されている。これは、
テキスト、図形、イメージといったストリーミングメデ
ィアを含まないドキュメントに対して、元の文書の保全
性を損なわずに注釈を付けるシステムである。注釈は別
のレイヤーに書き込み、元のドキュメントに対して編集
行為を行わない、デジタルドキュメントでこそ可能な技
術である。だが、ストリーミングメディアに対して注釈
を付ける方法は開示されていない。
【0004】複数のコンピュータ上で共有しているドキ
ュメントに対して添え書きを加える手段は特開平7−1
82282号公報に開示されている。これはネットワー
クに接続された複数のコンピュータ上で共通の画像を表
示している際に、ユーザがその画像上に添え書きを行う
ことができ、その添え書きデータは画像データとは異な
る場所に格納するというものである。添え書きはネット
ワーク上の他のコンピュータにも表示される。
【0005】また、この技術は、改良された電子会議シ
ステムを提供する。会議に参加している複数のメンバー
は、他のメンバーのインタラクション(メモや注釈、質
問など)を、それが画像のどの部分に対して付加された
のかまで一目でわかるというものである。
【0006】さらに、本出願人による特願平10−26
4828号にマルチメディア情報処理装置を提案してい
る。この技術によれば、音声や動画を含んだプレゼンテ
ーションに対しても時間幅を持ったマーク情報を付与す
ることができ、時間軸を持ったプレゼンテーションを介
したネットワーク上でのコミュニケーションを可能とし
ている。
【0007】ここで、あるプレゼンテーションを作成
し、多くの人に公開することを考える。このとき、公開
する対象者が狭く限定されていない限り、対象者によっ
てプレゼンテーションの閲覧の条件が異なっていると考
えるのは自然である。
【0008】たとえば、プレゼンテーションが広帯域の
(大容量の)情報メディアを含んでいる場合、企業内の
イントラネット端末では問題はないが、33600bp
sの低速の端末に対しては適切ではない。あるいは、十
分な予備知識を持った相手に対しては、プレゼンテーシ
ョンの短縮版(ダイジェスト版)を用意して少ない時間
で意思を伝えたほうがよい場合がある。あるいは、元の
プレゼンテーションが音声情報を含んでいるとしても、
聴覚障害を持った人に対しては、テキスト情報のほうが
望ましい。
【0009】このように、プレゼンテーションを公開す
る対象者によって適切な閲覧条件には、同じ意味内容を
持つプレゼンテーションを閲覧条件に合わせて複数用意
することが望ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした場
合、閲覧者はそれぞれ異なるプレゼンテーションに対し
て添え書きやマーク情報を付与することとなり、前述の
添え書きやマーク情報を用いたコミュニケーションがで
きないという問題点があった。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、閲覧条件ごとに作成された異なるプレゼンテ
ーション間においても、容易かつ適切にマーク情報を共
有することができる情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、ネットワーク上の一つのサーバと複数の
クライアントとの間で情報の処理を行う情報処理装置に
おいて、前記クライアントは、複数のメディア情報を時
間的空間的に組み合わせることによりプレゼンテーショ
ンを再現する情報視聴手段と、前記情報視聴手段による
プレゼンテーションの中の特定の空間部分、時間軸方向
の一点、若しくは所定の幅を持った領域の少なくともい
ずれかに所定のマークを指定するマーク付け手段と、前
記マーク付け手段にて指定されたマークのマーク情報を
前記情報視聴手段で再現している前記プレゼンテーショ
ンと同期がとれる形態で管理する第1のマーク情報管理
手段と、前記第1のマーク情報管理手段が管理するマー
ク情報を前記サーバと通信するための第1の通信手段
と、を備え、前記サーバは、マーク情報をクライアント
と通信するための第2の通信手段と、同一の目的で作成
された複数のプレゼンテーション間の関係を管理するプ
レゼンテーション情報管理手段と、前記プレゼンテーシ
ョン情報管理手段により管理されたプレゼンテーション
情報をもとに、前記第2の通信手段から受信したマーク
情報を前記プレゼンテーション情報管理手段で関連付け
られた異なるプレゼンテーションに対するマーク情報に
変換するマーク情報変換手段と、前記第2の通信手段か
ら受信した前記マーク情報および/または前記マーク情
報変換手段で変換されたマーク情報を記憶し管理するた
めの第2のマーク情報管理手段と、を備えていることを
特徴とする情報処理装置が提供される。
【0013】このような情報処理装置によれば、サーバ
のプレゼンテーション情報管理手段に管理されている同
一の目的を持った複数のプレゼンテーションの一つがク
ライアントの情報視聴手段によって再現される。この再
現されているプレゼンテーションに対しマーク付け手段
によるマークが指定されると、第1のマーク情報管理手
段がそのマークのマーク情報を再現している前記プレゼ
ンテーションと同期がとれる形態で生成し、第1の通信
手段を介してサーバに送る。サーバの第2の通信手段に
て受信したマーク情報は、マーク情報変換手段にて、プ
レゼンテーション情報管理手段で関連付けられた異なる
プレゼンテーションの中で基準となるプレゼンテーショ
ンに対するマーク情報に変換され、マーク情報管理手段
にて管理される。このマーク情報は、他のプレゼンテー
ションの再現時に、マーク情報変換手段にて当該プレゼ
ンテーションに対するマーク情報に変換されてクライア
ントに送られ、情報視聴手段による当該プレゼンテーシ
ョンの再現時に第1のマーク情報管理手段がそのマーク
情報も表示させるようにする。これにより、あるプレゼ
ンテーションにて指定されたマークは同一の目的で作成
されたどのプレゼンテーションにおいても再現され、そ
れぞれのプレゼンテーション間で共有することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による情報処理装置
の実施の一形態を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は情報処理装置の概略構成を示す図で
ある。情報処理装置は、複数(図示の例ではn個)のク
ライアントC1〜CnとサーバSとを有し、各クライア
ントC1〜CnとサーバSとは、ネットワークを介して
接続されている。
【0016】各クライアントC1〜Cnは、情報視聴部
1と、マーク付け部2と、マーク情報管理部3と、通信
部4とを有している。なお、図1中では、クライアント
C2〜Cnの各機能部はクライアントC1のものと同じ
であるので、それらの表示は省略している。
【0017】情報視聴部1は、主に、複数メディア情報
を時間的空間的に組み合わせて再生することでマルチメ
ディア情報のプレゼンテーションを行う機能部であり、
マーク付け部2は、プレゼンテーション中の特定の空間
部分、時間軸方向の一点若しくは所定の幅を持った領域
の少なくともいずれかに所定のマークを指定するための
機能部であり、マーク情報管理部3は、マーク情報をプ
レゼンテーションと同期がとれる形態で管理する機能部
であり、通信部4は、マーク情報をサーバSと通信する
ための機能部である。
【0018】サーバSは、シナリオ情報管理部5と、メ
ディア情報管理部6と、通信部7と、マーク情報変換部
8と、マーク情報管理部9とを有し、この中のシナリオ
情報管理部5およびメディア情報管理部6は、プレゼン
テーション情報管理部を構成している。
【0019】シナリオ情報管理部5は、複数メディア情
報の再生手順を記述したシナリオ情報を管理し、メディ
ア情報管理部6は、シナリオ情報に従って再生されるメ
ディアを管理する機能部であって、これらを構成するプ
レゼンテーション情報管理部は、全体として同一の目的
で作成された複数のプレゼンテーション間の関係を管理
する機能を有する。通信部7は、マーク情報をクライア
ントと通信するための機能部であり、マーク情報変換部
8は、通信部7から受信したマーク情報をプレゼンテー
ション情報管理部により管理されたプレゼンテーション
情報をもとにプレゼンテーション情報管理部で関連付け
られた異なるプレゼンテーションに対するマーク情報に
変換する機能部であり、マーク情報管理部9は、受信し
たマーク情報またはマーク情報変換部8で変換されたマ
ーク情報を記憶し、管理する機能部である。
【0020】次に、クライアントからの本情報処理装置
の利用の全体の流れについて説明する。図2は情報処理
装置を利用したときの全体の流れを示す説明図である。
図2において、各クライアントC1〜C3とサーバSと
は、ネットワークを介して接続されている。図2の例で
は、サーバSには一つのグループ化されたプレゼンテー
ションとして「シナリオ1」、「シナリオ2」、「シナ
リオ3」の三つのシナリオが用意されている。ここで、
「シナリオ1」、「シナリオ2」、「シナリオ3」は、
プレゼンテーションとしての意味内容は同一、すなわち
同じ目的で作成されたプレゼンテーションであるが、実
際には異なるシナリオであったり異なるメディア(コン
テンツ)が使用されているものである。具体的には、転
送速度の低い端末での表示のためにシナリオ内の動画の
データ量を低減したものや、あるいは音声情報をそれと
同内容のテキスト情報に変更したものや、元のシナリオ
を短縮したダイジェスト版などである。さらに、各「シ
ナリオ1」、「シナリオ2」、「シナリオ3」で関連付
けられた音声、動画、テキストなどの個々のメディアも
同様に管理されている。
【0021】また、マーク情報管理部によりこれまでに
プレゼンテーショングループPのシナリオの視聴者によ
って付与されたマークに関する情報(マーク情報M)が
プレゼンテーショングループPに関連付けられて保持さ
れている。マーク情報の管理の詳細については後述す
る。
【0022】ユーザはプレゼンテーショングループPを
視聴するため、サーバSへアクセスし、サーバSに対し
て「シナリオ1」、「シナリオ2」、「シナリオ3」の
中から好みのシナリオを選択する。ここで、サーバSへ
のアクセスやシナリオの選択は、たとえばWeb(Worl
d Wide Web)ブラウザなどの公知の技術を利用して行わ
れる。図2の例では、クライアントC1のユーザは「シ
ナリオ1」を選択したものとしている。
【0023】ユーザからの要求により、サーバSから
「シナリオ1」と「シナリオ1」で関連付けられたメデ
ィア、すなわち「シナリオ1」で記述された通りに再生
される音声、動画、テキストなどの各メディアがクライ
アントC1に転送される。同時に、サーバSの図示しな
い制御部はプレゼンテーショングループPと関連付けら
れたマーク情報Mが「シナリオ1」と同時にクライアン
トC1で閲覧できるよう、マーク情報Mを「シナリオ
1」で閲覧できる記述形式に変換し、変換されたマーク
情報MはクライアントC1に転送される。クライアント
C1では、転送されたシナリオおよびマーク情報をもと
に、シナリオでの記述に従ってプレゼンテーションとマ
ーク情報とが再現され、ユーザはそれを視聴することが
できる。さらに、再現されたプレゼンテーションに対し
てユーザ自身によってマークを付与することもできる。
クライアントC1におけるシナリオの再現およびマーク
情報の付与については後述する。なお、本実施の形態に
おいては、シナリオおよびシナリオに関連付けられた個
々のメディアは、ファイルとしてクライアントC1にダ
ウンロードされ、しかる後にクライアントC1でプレゼ
ンテーションの再生動作が実行されるものであるが、た
とえばリアルネットワークス社のRealSystem
で用いられているようなストリーミングによるデータ転
送技術によりデータがクライアントに転送されても構わ
ないし、転送方式の違いは本発明の動作を何ら妨げるこ
とはない。
【0024】クライアントC1でユーザにより付与され
たマーク情報Mc1はサーバSに転送されて、サーバS
上で他のプレゼンテーショングループPに関連付けられ
たマーク情報Mと同様に管理される。その際、マーク情
報Mc1は、マーク情報変換部8により「シナリオ1」
に依存しない情報に変換された後に管理されるので、た
とえば他のユーザがクライアントC2から「シナリオ
2」を視聴したとしても、クライアントC1でのプレゼ
ンテーショングループPの再現と同様にマーク情報M
(Mc1を含む)が転送され、クライアントC1で付与
されたマークを閲覧することができる。
【0025】次に、クライアントC1,C2,C3につ
いて、スタンドアローン(単体)での動作およびこの動
作に関わる機能部について説明する。図3はクライアン
ト側の情報視聴部の一構成例を示すブロック図である。
情報視聴部1は、メディア情報管理部11と、再生シナ
リオ管理部12と、視覚情報再生部13と、音声情報再
生部14と、シナリオ解釈部15と、再生シナリオ演算
部16とを有している。
【0026】メディア情報管理部11は、メディアコン
テンツをそれぞれ独立したメディアとして記憶・管理し
ている。このメディアコンテンツは、サーバSから得ら
れた音声、テキスト、静止画、動画、アニメーションな
どの情報である。再生シナリオ管理部12は、プレゼン
テーションにおける各メディアを再生する際の時間的な
順序、空間的なレイアウトなどを記述した再生シナリオ
を記憶・管理している。視覚情報再生部13は、テキス
ト、静止画、動画、アニメーションなどのメディアを再
生する機能を有している。音声情報再生部14は、音声
情報を再生する機能を有している。シナリオ解釈部15
は、再生シナリオ管理部12から該当するプレゼンテー
ションの再生シナリオを読み出し、視覚情報再生部13
が再生するウィンドウのレイアウト情報およびメディア
情報管理部11から所定の実行開始時刻に再生するメデ
ィアの情報を取得する。再生シナリオ演算部16は、シ
ナリオ解釈部15で解釈されたシナリオに従ってメディ
ア情報管理部11に記憶されたメディアを視覚情報再生
部13および音声情報再生部14を使って再生させる機
能を有している。
【0027】以上の構成にて、情報視聴部1は、サーバ
Sからシナリオおよびメディア情報を読み込み、シナリ
オを解釈して、シナリオに記述されている通りに複数メ
ディア情報を時間的空間的に組み合わせて再生する。
【0028】図4は再生シナリオの記述例を示す図であ
る。再生シナリオは、大別するとヘッダ部とボディー部
とを有している。ヘッダ部には、当該再生シナリオに基
づいて実行されるプレゼンテーションで用いるウィンド
ウのレイアウトがウィンドウの個数分(図4の中では三
つ)記述されている。ボディー部には、どのコンテンツ
(メディア)をどのタイミングでどれ位の時間再生する
かが記述されている。具体的には、ボディー部は、実行
開始時刻、ウィンドウ番号、メディア、コンテントID
および再生時間長さの欄を有している。
【0029】実行開始時刻には、メディアの再生を開始
する時刻が設定される。ウィンドウ番号には、再生する
メディアが映像メディアである場合には当該メディアを
再生させるウィンドウ番号が設定され、また、再生する
メディアが音声メディアである場合には、"audio"
が設定される。メディアには、再生するメディアの識別
名が設定される。再生時間長さにおいては、時間軸を持
たない静止画などの場合には、当該メディアを表示させ
る時間の長さが記述される。また、再生時間長さには、
動画/アニメーションなどの時間軸を持つストリーミン
グメディアを通常の速度で再生する際には何も記述する
必要はないが、倍速再生/スロー再生など再生するメデ
ィアを通常の速度と異なる速度で再生を行う際には、再
生トータル時間を記述する必要がある。
【0030】再生シナリオでは、同一の実行開始時刻に
対してメディアの欄に二つ以上のメディアを記述するこ
とにより、同時に二つ以上のメディアの再生を始めるよ
うにすることができる。
【0031】ここで、図4に示す再生シナリオに基づく
プレゼンテーションの再生スケジュール(スコア)の概
念を図5および図6を用いて説明する。図5はプレゼン
テーションのスコアを示す図、図6はマルチメディアプ
レゼンテーションの表示例を示す図である。図5では、
横軸に時間を取り、縦軸に再生する空間(ウィンドウ番
号あるいはaudio)を取っており、各矩形が各メデ
ィアを示している。図6は、時刻t=tpにおけるプレ
ゼンテーションの様子を示している。
【0032】図5のスコアによると、時刻t=tpにお
いて、ウィンドウW1でメディアaが再生され、ウィン
ドウW2でメディアbが再生され、ウィンドウW3でメ
ディアcが再生され、オーディオでメディアdが再生さ
れていることがわかる。図6においては、表示画面上に
メディアa〜cを再生するウィンドウW1〜W3が表示
され、オーディオのメディアdについては、アイコンI
による表示がなされている。また、表示画面上には、ユ
ーザにより与えられた幾つかのマークM1,M2,M3
が表示されている。
【0033】次に、本情報処理装置の基本的なメディア
の再生動作について図7を用いて説明する。図7は基本
的なマルチメディアの再生動作の流れを示すフローチャ
ートである。この再生動作は図6に示す表示画面上にお
いてプレゼンテーションの「再生」ボタンがユーザによ
って押下されることにより開始される。
【0034】まず、シナリオ解釈部15が再生シナリオ
管理部12から該当するプレゼンテーションの再生シナ
リオを読み出す(ステップS1)。次いで、シナリオ解
釈部15は、再生シナリオのヘッダ部を読み込んで、ウ
ィンドウのレイアウト情報を取得する(ステップS
2)。
【0035】その後、シナリオ解釈部15が再生シナリ
オのボディー部を頭から順に読み込んで、所定の実行開
始時刻に再生するメディアをメディア情報管理部11か
ら読み出し(ステップS3)、取り出したメディアが音
声メディアか否かを検出する(ステップS4)。音声メ
ディアでなければ、当該メディアは視覚メディア、すな
わち、テキスト、静止画、動画、またはアニメーション
である場合には、当該メディアを再生するウィンドウの
レイアウト情報とともに、当該メディアを視覚情報再生
部13に出力する。視覚情報再生部13は、入力された
ウィンドウのレイアウト情報に基づいて、ウィンドウを
作成し、入力されたメディアを当該ウィンドウに再生す
る(ステップS5)。一方、メディア情報管理部11か
ら読み出したメディアが音声メディアの場合には、当該
メディアを音声情報再生部14に出力する。音声情報再
生部14は、入力されたメディアに基づいてスピーカか
ら音声を再生する(ステップS6)。
【0036】そして、ボディー部の記述に対して上記処
理(ステップS3〜ステップS6)を実行し、記述がな
くなるまで繰り返す(ステップS7)。次に、プレゼン
テーションに含まれるメディアにマーク情報を対応付け
る動作を説明する。
【0037】プレゼンテーションの実行中にユーザが特
定のメディアに対してマーク情報を対応付けたいと思っ
た場合には、図6に示す表示画面上の「マーク」ボタン
を押下することによりマーク付け部2が起動し、視覚情
報再生部13により再生されているプレゼンテーション
の所望のメディアを指示することにより、指示された位
置にマークが付与されるとともに、サーバSにおいてマ
ーク情報管理部9がマーク情報をシナリオと対応付けす
ることができる。音声メディアに対しては、プレゼンテ
ーションウィンドウ中のオーディオメディアのアイコン
(図6中のアイコンI)に対して指示することにより選
択することができる。
【0038】具体的には、画面上において「マーク」ボ
タンを押下することにより出現するマーク情報のシンボ
ルリストから所望のマーク情報のシンボルを選択し、当
該シンボルを所定のメディア上にドラッグしてドロップ
すればよく、これにより、当該メディアの当該時間につ
いてのマーク情報が対応付けられるようになっている。
所望のメディアの所望の時間幅に対してマーク情報を対
応付ける場合には、マーク情報のシンボルを所望の時間
クリックダウンするなどにより実現できる。なお、画面
上に付加することができるマークは、あらかじめ何個か
用意されるが、「定義」ボタンを用いることにより、ユ
ーザが新たなマークを定義することもできる。
【0039】メディア上に付与されたマークには、ユー
ザがコメントなどを添加することもできる。たとえば、
付与されたマークに対してマウスを右クリックするとポ
ップアップウィンドウが現れ、そのポップアップウィン
ドウ上のテキスト領域にコメントを書き込むことによっ
てテキスト情報を当該マーク情報に添加することができ
る。
【0040】次に、マーク情報をメディアの所定の時間
に対応付けて管理するマーク情報ファイルの一例を図8
を用いて説明する。図8はマーク情報のデータ構造の例
を示す図である。本実施の形態では、マーク情報は図示
のように表で記述されている。マーク情報は、その属性
として、ユーザ名、マークが付与されたプレゼンテーシ
ョンのシナリオ名、マークが付与されたメディアのコン
テントID、メディア上の位置、時刻、マークの表示さ
れる時間、およびユーザが添加したコメント(文字列情
報)を有している。本実施の形態では、マークが付与さ
れたメディア上の位置は、そのメディアの左上からの
(x,y)座標値として、また、付与された時刻は、そ
のメディア再生開始時刻からの時刻とする。マーク情報
管理部3は、マーク付け部2で付与されたマークにこれ
らの属性情報を与える。その後、通信部4は、サーバS
の通信部7との間でコネクションを張って通信規約上で
データの送受信ができるようにし、送信用のファイルを
通信部7に送信する。通信部7は、ネットワークを介し
て接続されている複数のクライアントC1,C2,C3
の通信部4からの送信用のファイルを受信する。サーバ
Sでのマーク情報の処理の詳細は後述する。
【0041】なお、本実施の形態では、ユーザがマーク
を付与したときにユーザが知らない間にシステムが自動
的にマーク情報を送るようにしたが、たとえば、マーク
情報送信ボタンなどを設け、当該ボタンに対してユーザ
が明示的に指示したときのみ送信するようにすると、ユ
ーザのプライバシーの保護を考えた場合に有効である。
また、本実施の形態では、サーバSにユーザ名を送信す
るようにしたが、ユーザ名は必ずしも送信する必要はな
い。たとえば、ユーザのプライバシーを尊重する場合に
はマーク情報とともにユーザ名を送信しないようにして
もよい。
【0042】次に、本発明の主要部である、サーバSに
おけるシナリオ情報、マーク情報の管理について説明す
る。上述のように、プレゼンテーションのための各々の
シナリオは、一般に音声や画像などの複数のメディアか
ら構成されている。また、ユーザが付与したマーク情報
は、そのシナリオに含まれるメディアと関連付けられて
いる。そのため、本実施の形態においては、マーク付け
されるシナリオは、あらかじめサーバSに登録されてい
る必要がある。
【0043】図9はサーバにおけるシナリオ情報登録の
処理の流れを示す図である。サーバ管理者は、登録する
シナリオをシナリオ情報入力部10からサーバSにシナ
リオを登録する。本実施の形態においては、サーバSに
登録される個々のシナリオは、複数のシナリオのコレク
ション(プレゼンテーショングループ)の1要素として
記録される。一つのプレゼンテーショングループには、
同一の目的に作成された複数のシナリオが登録される。
具体的には、転送速度の低い端末での表示のためにシナ
リオ内の動画をデータ量の少ないものに差し替えたもの
や、あるいは音声情報をそれと同内容のテキスト情報に
差し替えたものや、元のシナリオの短縮版(ダイジェス
ト版)などである。新しいシナリオを既にあるプレゼン
テーショングループに登録したいときは、プレゼンテー
ショングループに追加登録し、そうでないときには、新
規にプレゼンテーショングループを作成しそこへ登録す
ればよい。
【0044】シナリオには、メディアごとにそのファイ
ル名、コンテントID、表示位置、および表示開始時
刻、表示時間が記述されている。シナリオ情報管理部5
は、シナリオ情報入力部10から入力されたシナリオの
これらの属性値を読み込み、メディア情報管理部6へ送
る。なお、本実施の形態においては、メディア情報は表
形式で記述している。
【0045】図10はシナリオおよびメディア情報の管
理方法を説明する図である。図10では、「プレゼンテ
ーショングループ1」は、三つのシナリオを含んでい
る。個々のシナリオは、それぞれのコンテントIDとメ
ディアとの関係を保持している。また同時に、このプレ
ゼンテーショングループに対して付与された、後述する
マーク情報も関連付けられて保持されている。
【0046】さらに、プレゼンテーショングループごと
にそのグループに属する個々のシナリオの標準となるメ
ディア情報が用意される。後述するマーク情報の管理の
際、マーク情報変換部8において、個々のシナリオのメ
ディア情報は、常に標準となるメディア情報との比較に
よって処理が実行される。標準となるシナリオは、図示
しないユーザインタフェースからサーバ管理者によっ
て、プレゼンテーショングループの中のシナリオ群から
選択される(以下、この選択されたシナリオをマスタシ
ナリオと呼ぶ)。図10においては、このマスタシナリ
オとして「シナリオ2」が選択されている。
【0047】マスタシナリオには、登録されたどのシナ
リオを選んでもよいが、同一コンテントIDのメディア
がたとえば片方が音声であり、もう片方が動画であるよ
うな場合には、位置情報、時間情報の両者を含む動画を
持つシナリオを選択することが望ましい。
【0048】図11は登録されるシナリオの例を示す
図、図12は登録されたシナリオから再生されるプレゼ
ンテーションのスコアを示す図、図13はシナリオから
作成されるメディア情報の例を示す図である。これらの
図において、「プレゼンテーショングループ1」に登録
されるシナリオ例として、三つのシナリオ「シナリオ
1」〜「シナリオ3」が示されており、「シナリオ1」
〜「シナリオ3」はいずれも二つのシーンからなる同じ
目的のために作成されたシナリオである。ここでは「シ
ナリオ2」がマスタシナリオとなっており、二つのムー
ビー(動画+音声)から構成されている。「シナリオ
1」は、「シナリオ2」のダイジェスト版として、各々
のムービーの表示時間が1/2に短縮されたものが使用
されている。「シナリオ3」では、それぞれの動画の代
替として静止画が用いられ、また、音声の替わりにテキ
ストが使用されている。三つのシナリオ間では、それぞ
れのコンテントIDは二つのそれぞれのシーンに対応付
けられている。このことにより、後述するマーク情報の
管理によって、「シナリオ1」〜「シナリオ3」の複数
の視聴者は、どのシナリオを視聴したかに拘らず、マー
ク情報を共有することが可能となる。
【0049】上述のように、シナリオはクライアントC
1,C2,C3で視聴することができ、ユーザは、その
シナリオに含まれるメディアに対してマーク付けを行う
ことができる。マーク付けされたとき、クライアントの
マーク情報は、通信部を通じてサーバSへ送られ管理さ
れる。
【0050】次に、サーバSが受け取ったマーク情報の
格納のための動作を説明する。図14はサーバにおける
マーク情報の格納動作を説明する図である。本システム
においてはマーク情報は、付与されたマークを個々のシ
ナリオではなくプレゼンテーショングループ単位で管理
する。
【0051】サーバSへ送られたマーク情報は、通信部
7を通じてマーク情報変換部8へ送られる。マーク情報
変換部8は、まず、マーク情報に記述されたシナリオ名
をもとに、シナリオ情報管理部5を参照してそのシナリ
オの属するプレゼンテーショングループを参照する。さ
らに、マーク情報変換部8は、メディア情報管理部6か
ら、受信したマーク情報の付与されたシナリオとマスタ
シナリオとのメディア情報を参照し、両者の同一のコン
テントIDのコンテンツの属性情報をもとに、マーク情
報をオリジナルのシナリオに対応付けられるように変換
する。
【0052】マーク情報の変換処理は、上述のようにマ
スタシナリオのメディア情報と受信したシナリオのメデ
ィア情報との演算によって求められる。具体的には、マ
ーク情報の属性値の表示開始時刻、表示時間、および位
置情報の変換を実行する。
【0053】図15は表示開始時刻および表示時間の変
換の概念図である。図15において、送信されたマーク
情報が付与されたシナリオがたとえばシナリオ1とす
る。シナリオ1に付与されたマーク情報の表示時間はマ
スタシナリオとシナリオ1の同一コンテントIDのメデ
ィアの表示時間を比較し、相似変換を行う。ユーザの視
聴したシナリオ1に対し、たとえばMovie1−1
(表示時間10秒)の5〜10秒の間にマークが付与さ
れた場合、マスタシナリオであるシナリオ2のMovi
e1(表示時間20秒)と比較され、マーク情報として
表示時間は10〜20秒に変更される。マスタシナリオ
とシナリオ1とのメディアが異なっている場合でも、両
者が同じ表示時間であるならば表示開始時刻、表示時間
の変更は必要はない。位置情報に関しても同様に、マス
タシナリオ、シナリオ1間の相似変換によって変換処理
が行われる。もし、シナリオが位置情報を持たないオー
ディオを再生しているときは、デフォルト値としてたと
えば左上(X=0,Y=0)を与えておく。これらの対
応付けは、それぞれのシナリオで使用されるメディアの
内容が異なるために、内容に対して厳密に同一の時刻・
位置とはならないが、複数のユーザ間でのマークの共有
には有用である。
【0054】次に、クライアントC1,C2,C3にお
いて、マーク情報とともにシナリオを再生する際の動作
について説明する。各クライアントでは、シナリオ再生
の際に、そのシナリオに対するマーク情報をサーバSに
要求する。サーバSは、要求されたシナリオ名からその
シナリオが含まれるプレゼンテーショングループのマー
ク情報を、クライアントで再生されるシナリオに合致す
るようマーク情報変換部8にて変換し送信する。
【0055】マーク情報送信のための変換処理は、上述
の受信したマーク情報を格納する際の変換の逆変換を行
えばよい。ただし、メディアが1対多の場合には処理が
異なる。
【0056】図16はマーク情報送信のための変換処理
の説明図である。図示のように、マスタシナリオが動画
であり、これに対して視聴者の閲覧しているシナリオが
静止画と音声とに分解されているとする。このような場
合、静止画はシナリオ上で位置情報と時間情報の両者が
記述されているのに対して、音声は位置情報を持たな
い。この場合、マーク情報変換部8は両者を比較し、位
置情報および時間情報の両者を持つ静止画を選択し、こ
の静止画に対してマークが与えられるようにマーク情報
を変換する。
【0057】マーク情報を受信したクライアントは、マ
スタシナリオと同様の動作によってマスタシナリオに同
期してマーク情報に記述されたタイミングでプレゼンテ
ーションの再生画面上にマークを表示する。
【0058】このことにより、各クライアントC1,C
2,C3を利用するシナリオの閲覧者は、同一のプレゼ
ンテーショングループに属する他のプレゼンテーション
を視聴した場合でも、マーク情報を共有することが可能
となる。したがって、プレゼンテーション供給者は、ク
ライアントの状況や適性などに応じた複数のシナリオを
用意することができ、視聴者は、他のシナリオの視聴者
との間でもマーク情報を介したコミュニケーションが可
能となる。
【0059】なお、本発明は、上述の実施の形態に限ら
ず種々の変形が可能である。たとえば、上述の実施の形
態においては、メディア情報に対に対して一つのコンテ
ントIDが与えられていたが、複数設けることも可能で
ある。たとえば、情報視聴部1(図1)が動画・音声な
どを途中再生する機能を備えることによって、一つの動
画であってもシーンごとに分割したシナリオとして記述
して複数のコンテントIDを与えることができる。ある
いは、ストリーミングメディアのフォーマットの一つで
あるASF(Advanced Streaming Format)では、動画
などの時間軸上に任意の位置にスクリプトを埋め込むこ
とができる。このような機能を用いて動画内にコンテン
トIDを指定することによって、動画内の時間軸上の位
置を正確に指定することができる。
【0060】図17は時間軸上に複数のコンテントID
を与える例の説明図、図18は時間軸上に複数のコンテ
ントIDを与えるシナリオ例を示す図である。図17に
おいて、上のシナリオはマスタシナリオ、下のシナリオ
はそのダイジェスト版を示し、図18にはそのダイジェ
スト版のシナリオを示している。ダイジェスト版では、
マスタシナリオの一部のシーンが断続的に利用されてい
る。それぞれのシーンに対して個別のコンテントIDが
与えられ、それによって、ダイジェスト版視聴者とマス
タシナリオ視聴者との間でマーク情報を共有できる。ダ
イジェスト版のシナリオでは、一つの動画が三つのメデ
ィアとして定義されており、動画(Movie1)の開
始位置(delay)を記述している。
【0061】また、上述の実施の形態においては、サー
バSはシナリオ情報のみを格納し、シナリオ自体を格納
していなくても動作するが、クライアントC1,C2,
C3がサーバSからシナリオを配信できるようにしても
よい。このとき、個々のシナリオを個別に用意しておく
のでなく、CGI(Common Gateway Interface)などの
技術を用いてユーザからのリクエストに応じて、適切な
シナリオをリアルタイムに発生させて送信しても同様の
効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、同一の
プレゼンテーションのための複数のシナリオに対して付
与されたマーク情報を共有することができるように構成
した。それによって、プレゼンテーション提供者は、ユ
ーザの環境などに応じて複数のシナリオを用意し、きめ
細かな対応をすることができるので、視聴者からより理
解を得ることができる。また、視聴者は、異なるシナリ
オ間でのマーク情報を共有することができるので、プレ
ゼンテーション視聴者全体とのコミュニケーションが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】 情報処理装置を利用したときの全体の流れを
示す説明図である。
【図3】 クライアント側の情報視聴部の一構成例を示
すブロック図である。
【図4】 再生シナリオの記述例を示す図である。
【図5】 プレゼンテーションのスコアを示す図であ
る。
【図6】 マルチメディアプレゼンテーションの表示例
を示す図である。
【図7】 基本的なマルチメディアの再生動作の流れを
示すフローチャートである。
【図8】 マーク情報のデータ構造の例を示す図であ
る。
【図9】 サーバにおけるシナリオ情報登録の処理の流
れを示す図である。
【図10】 シナリオおよびメディア情報の管理方法を
説明する図である。
【図11】 登録されるシナリオの例を示す図である。
【図12】 登録されたシナリオから再生されるプレゼ
ンテーションのスコアを示す図である。
【図13】 シナリオから作成されるメディア情報の例
を示す図である。
【図14】 サーバにおけるマーク情報の格納動作を説
明する図である。
【図15】 表示開始時刻および表示時間の変換の概念
図である。
【図16】 マーク情報送信のための変換処理の説明図
である。
【図17】 時間軸上に複数のコンテントIDを与える
例の説明図
【図18】 時間軸上に複数のコンテントIDを与える
シナリオ例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報視聴部 2 マーク付け部 3 マーク情報管理部 4 通信部 5 シナリオ情報管理部 6 メディア情報管理部 7 通信部 8 マーク情報変換部 9 マーク情報管理部 10 シナリオ情報入力部 11 メディア情報管理部 12 再生シナリオ管理部 13 視覚情報再生部 14 音声情報再生部 15 シナリオ解釈部 16 再生シナリオ演算部 C1〜Cn クライアント M1〜M3 マーク M,Mc1 マーク情報 S サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 信雄 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B045 AA03 DD16 GG01 5B049 FF01 5C064 AA02 AA06 AB02 AB03 AB04 AC08 AC12 AC15 AC20 AD01 AD07 AD08 AD09 AD10 AD14 AD16 5C082 AA03 AA36 BA27 BB01 CA62 CB01 DA87 MM05 MM09 5E501 AB13 AB20 AC14 BA03 BA05 BA09 BA14 DA02 FA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の一つのサーバと複数の
    クライアントとの間で情報の処理を行う情報処理装置に
    おいて、 前記クライアントは、 複数のメディア情報を時間的空間的に組み合わせること
    によりプレゼンテーションを再現する情報視聴手段と、 前記情報視聴手段によるプレゼンテーションの中の特定
    の空間部分、時間軸方向の一点、若しくは所定の幅を持
    った領域の少なくともいずれかに所定のマークを指定す
    るマーク付け手段と、 前記マーク付け手段にて指定されたマークのマーク情報
    を前記情報視聴手段で再現している前記プレゼンテーシ
    ョンと同期がとれる形態で管理する第1のマーク情報管
    理手段と、 前記第1のマーク情報管理手段が管理するマーク情報を
    前記サーバと通信するための第1の通信手段と、を備
    え、 前記サーバは、 マーク情報をクライアントと通信するための第2の通信
    手段と、 同一の目的で作成された複数のプレゼンテーション間の
    関係を管理するプレゼンテーション情報管理手段と、 前記プレゼンテーション情報管理手段により管理された
    プレゼンテーション情報をもとに、前記第2の通信手段
    から受信したマーク情報を前記プレゼンテーション情報
    管理手段で関連付けられた異なるプレゼンテーションに
    対するマーク情報に変換するマーク情報変換手段と、 前記第2の通信手段から受信した前記マーク情報および
    /または前記マーク情報変換手段で変換されたマーク情
    報を記憶し管理するための第2のマーク情報管理手段
    と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記同一の目的で作成された複数のプレ
    ゼンテーションは、再現するメディアの種類とその内
    容、複数のメディアを表示する時間的空間的な組み合わ
    せ、表示時間の少なくともいずれかが異なることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記プレゼンテーションは、少なくとも
    複数のメディアの格納場所とファイル名称、表示位置が
    記述されたシナリオとして定義され、前記情報視聴手段
    により前記シナリオの記述に従って前記メディアが再生
    されるものであることを特徴とする請求項1または2に
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のマーク情報管理手段は、前記
    マーク付け手段によって指定されたマークに対して再現
    された前記シナリオおよび前記シナリオに含まれるメデ
    ィア情報との関係を記述したマーク情報を生成し、前記
    プレゼンテーション情報管理手段は、同一の目的で作成
    された複数のシナリオ情報およびそれぞれのシナリオに
    記述されたメディア情報の関連を保持し、前記第2のマ
    ーク情報管理手段は、前記マーク情報をシナリオ情報お
    よび/または前記メディア情報に関連付けて管理するこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記メディア情報は、時間軸を持ったス
    トリームメディアを含むことを特徴とする請求項4記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記マーク情報は、位置情報、時間情報
    の少なくともいずれかを有し、前記マーク情報変換手段
    は、あるプレゼンテーション再現時に再生されたメディ
    ア情報に付与されたマーク情報の位置情報、時間情報の
    少なくともいずれかを変更することを特徴とする請求項
    3記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記マーク情報変換手段は、前記プレゼ
    ンテーション情報管理手段に管理されているシナリオの
    一つを前記クライアントに配信するとき、前記マーク情
    報管理手段に管理されているマーク情報を当該シナリオ
    によるプレゼンテーションに対するマーク情報に変換す
    ることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
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