JP4806502B2 - 建築用シャッター装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルディングや倉庫などの建築物の開口部を開閉する建築用シャッター装置にかかるもので、特に開口部における避難扉側のガイドレール端面の防火・防炎構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ビルや倉庫などの大部屋等には、火災等の異常事態に対処するため防火シャッターの設置が義務付けられている。間口が広い場合には、開口部の所定位置にガイドレール(または回動レール)を設けて複数連のシャッターを並設するが、中柱としてのガイドレールを開口部の垂直面内に回動可能に取付け、シャターの巻上げ上昇時には、ガイドレールを天井部に収納し、火災等の異常時に垂下してシャッターを閉鎖するようにしたポストレス式建築用シャッター装置が提案されている。
【0003】
また、特開平10−153060号では、開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールとの間に塞ぎ体付の避難扉を設置している。この避難扉は開口部の一方の壁に丁番を用いて回動自在に取付けられ、シャッター上昇時には壁側に回動して開口部を大きくとり、シャッター閉鎖時には対向する壁寄りのガイドレール端面に蜜接させて避難路を確保すると同時に、避難扉の回動端に設けた塞ぎ体を回動して、ガイドレールの一方のスリット(貫通ガイド)を塞いで、避難扉を閉止したのちのガイドレールのスリットからの火炎や煙が室内及び天井へ侵入することを阻止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シャッター装置における避難扉は、建屋開口部の一方の壁に丁番を用いて回動自在に取付けられ、かつ、避難扉の回動端に、ガイドレールの一方のスリット面を塞ぐ塞ぎ体を設けているので、避難扉を回動してガイドレールに密着させたのち、ふさぎ体を回動して閉じる必要があり、戸袋が大きく扉装置全体がコスト高になるほか緊急時の操作が複雑になる。
本発明は、シャッターカーテンの閉鎖完了時におけるガイドレール側面のスリット部分のスキマ閉じを確実ならしめた建築用シャッター装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、建築物の開口部における天井内の巻取軸に巻付けられ下端に座板を有するシャッターカーテンと、シャッターカーテンの少なくとも一側をガイドしながらシャッターカーテンの昇降に追従して上記開口部における水平位置から起立位置まで回動する数個のガイドレールと、前記開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールとの間に回動自在に配置した避難扉と、を備えてなる建築用シャッター装置において;前記ガイドレールは、一対のレール本体を向かい合わせてレール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリットを形成させ、しかも、避難扉に接する側のガイドレールの側面には前記スリットに通じる座板収容部を形成させると共に、当該レール本体端面に座板収容部の開口面を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付け;前記ふさぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立させてシャッターを閉鎖するときに、当該ガイドレール端に前記座板収容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャッターカーテンの巻上げによりガイドレールが上方に回動するときには、上昇する座板の端部に当接して開き、さらに、シャッター上昇完了でガイドレールがまぐさケース内に水平に収納されると閉じるようにしたことを特徴とする。
また、ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、壁寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体に、トーションばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板収容部を閉じる方向に回動付勢された状態で取付けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシャッター装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の建築用シャッター装置の正面図、図2は図1のA−A線より矢印方向に見た拡大断面図である。
本発明の建築用シャッター装置は、建築物の開口部40における天井42内の巻取軸2に巻付けられて昇降するシャッターカーテン25と、まぐさケース5内に設けたレールシャフト(支軸)13に支持され、シャッターカーテン25の昇降に追従して開口部40の垂直面内に回動し、シャター上昇後にはシャッターケース内に水平状に収納されるガイドレール(回動レールまたは中柱)10と、シャッターカーテン25の動きをガイドレール10の回動に変換するため、ガイドレール10内に傾動自在に設けた補助アーム30と、開口部40の一方に回動自在に設けた回転ドア式の避難扉15とを備えている。シャッターカーテン25は多数のスラットを連結させたもので、下端に座板26を有している。
なお、図中、4は軸受けブラケット、5は天井42内に設けたまぐさケース、6はまぐさケース蓋、7はダンパー、8はラッチ、9はレールブラケット、13はレールシャフト、41は床面である。
【0007】
図1は、ビルディングや倉庫などの大きな開口部40に、幅広のシャッターカーテン25と幅狭のシャッターカーテン25aを連装させた例を示す。幅広のシャッターカーテン25は、その両側部がガイドレール10、10によってガイドされるが、幅狭のシャッターカーテン25aは、一側がガイドレール10にガイドされ、他側が固定のガイドレール14によってガイドされる。ただし、図示を省略したが、1つの広幅のシャッターカーテンのみ、または広幅のシャッターカーテンを2基またはそれ以上連装してもよい。また、シャッターカーテン25が完全に降下して隣接する2本のガイドレール10、10が垂直になったとき、レール本体10a、10aの対向面が互いに密に係合できるように凹凸部(図示省略)を形成させている。
【0008】
ガイドレール10は、矩形断面の一対のレール本体10a、10aを向かい合わせ、かつ、レール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリット11を形成すると共に、避難扉15に接する側のガイドレールの端面に当該レールのスリットに通じる座板収容部12を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板20を取付けている。各カイドレール10は、2本のガイドレール本体10a、10aを向かい合わせ、レールシャフト13を挿通するレール本体の上端付近をツナギ材(図示省略)でつなぐ以外は、レール本体間にシャッターカーテンをガイドするスリット11と、カイドレール10の回動外側に相当する端面に、スリットを兼用する座板の貫通孔部12を形成させている(図3、5)。
ふさぎ板20は、図3に示すように、断面ほぼZ形をなし、壁寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体10aに、トーションばね付ヒンジ21を用いて当該ガイドレールの座板収容部12の開口面を閉じる方向に回動付勢された状態に取付けられている。また、シャッターカーテン25の巻上げによりガイドレールが上方に回動するときには、上昇する座板26の端部に当接してふさぎ板20が開き、さらに、シャッター上昇完了でガイドレール10がまぐさケース5内に水平に収納されると閉じるように取付けらている(図9)。
【0009】
図3は、図1のB−B線における拡大横断面図で、シャッターカーテンの閉鎖時におけるガイドレール10と避難扉15との召し合わせ部分を示す。
避難扉15は壁側に設けた軸18に回動自在に取付けられ、閉じ状態では、その先端部がレール本体10aの端部に密接するようにされている。避難扉15を大扉として軸19により回動自在の小扉16を有している。
【0010】
図4は図1において避難扉を、図3と反対方向に押し開くように建てつけた場合のガドレールと避難扉との召し合わせ部分の拡大横断面図であって、開き方向が逆であるほか、その構成部分は図3と同じである。
これらの避難扉15は、シャッターカーテン25を全部閉鎖した際に避難口として確保される。また、シャッターカーテン25を巻き上げて開口部40を全開したときには、避難扉15を壁側の戸袋17に収納することで開口部の間口を狭めることがない。
【0011】
なお、特願2001−64996号の明細書に開示したように、シャッターカーテンの下降端で補助アームの先端ローラを座板端部に形成した袋部に抱持してシャッターカーテン閉鎖状態を保持するローラロック機構と、ガイドレール下部から床面に設けた落としつぼにロックピンを挿入してガイドレールの直立状態を保持するレールロック機構とを備えているが、図示を省略してある。
シャッター装置は、シャッターカーテン25の巻取り上昇時に図示しない火災センサ等からの火災信号を受けると、ケース蓋6が開き、シャッターブレーキの開放と同時に、シャッターカーテン25が降下し、ガイドレール10が回動して開口部40を閉鎖するようになっている。ガイドレール10は回動角を規制する上部ストッパー機構を備えるほか、下端側にレールロック機構及びローラロック機構を備えているが、これら機構の図示を省略する。
【0012】
ガイドレール10の内部には、前述のようにシャッターカーテン25の上下動きをガイドレール10の回動に変換するためクランク状に屈曲させた補助アーム30を備えており、かつ、その回動範囲内に補助アームの傾斜角度を規制するストッパー34を設けている。
この補助アーム30は、ガイドレール10の下端より上方の所定位置を回動支点とし、シャッターカーテン閉鎖時の座板26の近くに達する長さを有するクランク形をなして、ガイドレール内に傾動自在に取付けられている。回動支点であるアーム支軸31には、シャッターカーテン25が所定高さ以上にあるとき座板26の上面(リップ付き上面)に当接する支点ローラ32を設け、補助アームの下端にはシャッターカーテンの上昇又は降下のほぼ全期間に渡って座板上面に当接する先端ローラ33を備えている。
【0013】
前記補助アーム30は、短辺側と長辺側とをクランク状に屈曲させて一体化してあるので、短辺側の支点ローラ32と長辺側の先端ローラ33とを結ぶ線はガイドレール10の直立時に垂直線より傾けた状態に設定し、シャッターカーテン25の昇降に従って回動するガイドレール10内での補助アーム30の傾動を円滑にする。また、長辺側の外面にレールカバー35を固着すると共に、レールカバー35の下端には昇降する座板26との干渉を避けるための切り欠き36を形成させている(図2)。補助アーム30の短辺側は、ガイドレールの垂直起立時には上記ストッパー34から離れた位置に静止され(図5a)、シャッターカーテン25が所定高さに巻き上げられてガイドレールが回動したときに、ストッパー34に当接するようになっている(図5b)。
【0014】
次に本装置の動作を説明する。
シャッターカーテン25は、巻上げ上昇時にはブレーキ装置を備えたモータ1の駆動により巻取軸2に巻き取られ、上昇の途中または完了時には不用意にシャッターカーテン25が降下しないように回転が阻止される。シャッターカーテン25を下降させる場合に、巻取軸2を逆転させるが、前述のように火災等の異常時には、火災センサ等(図示省略)が作動して自動的にブレーキが解除され、シャッターカーテン25が自重で閉鎖するように設定されている。
【0015】
図5はシャッターカーテンの開き動作を示すもので、(a)はガイドレールが直立状態にある状態、(b)シャッターカーテンの上昇によりガイドレールを2゜傾けた状態、(c)は3゜傾けた状態、(d)は5゜傾けた状態、(e)は約37゜傾けた状態のそれぞれ正面図である。
シャッターカーテン30を上昇させる場合には、まず、スイッチを入れてモータ1を駆動してシャッターカーテンの巻き取りを開始する。図5(a)の状態より座板26を僅かに上昇させると、先端ローラ33を座板26上に転動させながら補助アーム30を図の反時計方向に回動させて、図5(b)の姿勢に移る。すなわち、補助アームの短辺側がストッパー34に当って回動を制止され、ガイドレール10に対して、補助アーム30がこれ以上回動しない。この間の補助アーム30の傾動によりロックピンを引き抜くが、シャッターカーテン25の開き動作は、補助アーム30を傾動させるだけであるので、大きな力を必要としない。
【0016】
図5(b)の状態からシャッターカーテン25を上昇させると、座板26、先端ローラ33を介して上昇力が補助アームの支点ローラ32に伝わり、その水平分力でガイドレール10を、さらに回動させて図5cから図5eの状態になる。
この間の補助アームの支点ローラ32は座板26に当接しているため、上昇力を支点ローラ32と先端ローラ33で受けてガイドレール10を回動させる。この場合に受ける応力は、補助アーム30が内側に回動してその先端部ローラ33が座板26の内側に来ているので、小さな荷重で済む。さらに、シャッターカーテン25が開くと、図9、10に示すように建築物のまぐさケース5内に水平状に収納される。
【0017】
図6は図5(b)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態、図7は図5(c)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態、図8は図5(d)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態をそれぞれ示す拡大横断面図である。これらの図はガイドレール10内に挿入された座板26の端部の相対位置によってふさぎ板20が徐々に開かれる模様を示している。ガイドレール10が図5(d)の状態より、更に上向きに回動される間は、ふさぎ板20は開かれたままであるが、ガイドレール10がまぐさケース5内に水平に納まると、同時または前後して、ヒンジ21のトーションばねの弾力によって座板収容部12に収納される(図10)。
【0018】
シャッターカーテン25を再び下降させてガイドレール10が垂直になると、補助アーム30が回動し、先端ローラ33は座板26の上面を転動して、斜面部の入口に達するようになる。シャッターカーテンが床面まで降下すると、補助アーム10の先端ローラ33は抱持部の中に収納される。この抱持部の中では、先端ローラ33は左右方向に動くことができずロック状態となる。一方、ガイドレール10の下端部からロックピンが圧縮バネの付勢力によって突出し、建築物の床面51に設けた落としつぼに係合して、ガイドレール10を確実にロックするので、ガイドレール10は安定し、火災時の風圧などでもシャッターカーテンがばたつくことがない。
【0019】
【発明の効果】
本発明の建築用のシャッター装置は、建築物の開口部を閉鎖するシャッターカーテンと、シャッターカーテンの昇降に追従して開口部の垂直面内に回動するガイドレールと、開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールとの間に配置した避難扉とを備える。ガイドレールは、一対のレール本体を向かい合わせてレール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリットを形成させ、しかも、避難扉に接する側のガイドレールの側面には前記スリットに通じる座板収容部を形成させると共に、当該レール本体端面に座板収容部を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付ける。ふさぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立させてシャッターを閉鎖させるときに、ガイドレール端の座板収容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャッターカーテンの巻上げによりガイドレールが上方に回動するときには、上昇する座板の端部に当接して開くようにしている。
【0020】
ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、壁寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体に、トーションばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板収容部を閉じる方向に回動付勢された状態取付けられているので、避難扉とガドレールとの召し合わせ部分をふさぎ板で閉塞することができ、シャッター閉鎖にガイドレールと避難扉側との間に隙間がなく防火性能も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用シャッター装置の正面図である。
【図2】図1のA−A線より矢印方向に見た拡大断面図である。
【図3】ガドレールと避難扉との召し合わせ部分を示すもので、図1のB−B線における拡大横断面図である。
【図4】図1において避難扉を押し開き状態に建てつけた場合のガドレールと避難扉との召し合わせ部分の拡大横断面図である。
【図5】シャッターカーテンの開き動作を示すもので、(a)はガイドレールが直立状態にある状態、(b)シャッターカーテンの上昇によりガイドレールを2゜傾けた状態、(c)は3゜傾けた状態、(d)は5゜傾けた状態、(e)は約37゜傾けた状態のそれぞれ正面図である。
【図6】図5(b)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態を示す拡大横断面図である。
【図7】図5(c)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態を示す拡大横断面図である。
【図8】図5(d)の座板上昇位置におけるふさぎ板の状態を示す拡大横断面図である。
【図9】シャッターカーテンが完全に上昇してガイドレールをマグサ内に収納した状態の正面図である。
【図10】図9の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 巻取軸
3 副軸 4 軸受けブラケット
5 まぐさケース 6 ケース蓋
7 ダンパー 8 ラッチ
9 レールブラケット 10 ガイドレール
10a ガイドレール本体 11 スリット(貫通ガイド)
12 座板収容部 13 レールシャフト
14 固定のガイドレール 15 避難扉
16 小扉 17 避難扉用戸袋
20 ふさぎ板 21 トーションばね付ヒンジ
22 ストッパー 23 ストッパー受け
25 シャッターカーテン 26 座板
30 補助アーム 31 アーム支軸
32 支点ローラ 33 先端ローラ
33 先端ローラ 34 ストッパー
35 レールカバー 36 切り欠き
40 開口部 41 床面
42 天井

Claims (2)

  1. 建築物の開口部における天井内の巻取軸に巻付けられ下端に座板を有するシャッターカーテンと、シャッターカーテンの少なくとも一側をガイドしながらシャッターカーテンの昇降に追従して上記開口部における水平位置から起立位置まで回動する数個のガイドレールと、前記開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールとの間に回動自在に配置した避難扉と、を備えてなる建築用シャッター装置において、
    前記ガイドレールは、一対のレール本体を向かい合わせてレール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリットを形成させ、しかも、避難扉に接する側のガイドレールの側面には前記スリットに通じる座板収容部を形成させると共に、当該レール本体端面に座板収容部の開口面を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付け、
    前記ふさぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立させてシャッターを閉鎖するときに、当該ガイドレール端に前記座板収容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャッターカーテンの巻上げによりガイドレールが上方に回動するときには、上昇する座板の端部に当接して開き、さらに、シャッター上昇完了でガイドレールがまぐさケース内に水平に収納されると閉じるようにされており、
    さらに、前記ガイドレールは、前記シャッターカーテンの昇降動をガイドレールの回動に変換するために、前記ガイドレールの内部に傾動自在に取り付けられた補助アームを有し、
    前記補助アームは、前記ガイドレールの下端より上方の所定位置を回動支点としてシャッターカーテン閉鎖時の座板近くに達する長さを有し、前記回動支点にはシャッターカーテンが所定高さ以上にあるとき座板上面に当接する支点ローラを設けると共に、当該アームの下端にはシャッターカーテンの上昇または降下のほぼ全期間に渡って座板上面に当接する先端ローラを備えており、
    前記ガイドレール内にはシャッターカーテンが所定高さに達したとき、ガイドレールに対する補助アームの傾動角度を規制するストッパーを設け、
    さらに、前記補助アームは、一端が回動支点となる短辺と前記短辺の他端と連接する長辺とをクランク状に屈曲し一体化させたものであり、
    前記短辺は、シャッターカーテンが所定高さに巻き上げられガイドレールが回動したときに、ストッパーに当接する
    ことを特徴とする建築用シャッター装置。
  2. 前記ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、壁寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体に、トーションばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板収容部を閉じる方向に回動付勢された状態取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター装置。
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