JP2000005331A - 防火装置 - Google Patents

防火装置

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JP2000005331A
JP2000005331A JP18028598A JP18028598A JP2000005331A JP 2000005331 A JP2000005331 A JP 2000005331A JP 18028598 A JP18028598 A JP 18028598A JP 18028598 A JP18028598 A JP 18028598A JP 2000005331 A JP2000005331 A JP 2000005331A
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JP
Japan
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fire
building
fire door
opening
door
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Pending
Application number
JP18028598A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Oguro
小黒利昭
Kazuto Nakamura
中村和人
Masayuki Hirota
広田正之
Hideki Mizuochi
水落秀木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建物内通路を自由に設定可能にするとともに、
開放的な建物空間を創出し、さらに、水平避難時の安全
性を向上させる。 【解決手段】建物天井部1に収納され、建物内の開口部
7を開閉する防火シャッター2bと、建物天井部1に収
納され、前記開口部7に立設可能にされると共に前記防
火シャッター2bをガイド、支持する可動ガイドレール
6と、建物天井部1に収納され、前記開口部7上部に垂
下可能にされる防煙垂壁11とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商業施設、オフィ
スビル等の建物内の開口部や通路に設置され、火災時に
おける防火区画を形成するための防火装置の技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば商業施設の防火区画は、柱
間の開口部や通路にガイドポストを立設し、このガイド
ポストに沿って上下に摺動する防火シャッターを設置す
るとともに、防火シャッターの上部には防煙垂壁を設
け、防火シャッターに隣接してガイドポストと柱間に避
難扉を有する防火扉を設けることにより行われ、平常時
には、防火扉を柱側に収納して通行面積を大きくし、火
災時には、防火シャッターを降ろすとともに、ガイドポ
ストと柱間の開口部を防火扉により閉鎖する方式が一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防火方式においては、平常時にガイドポストが店舗
部分に残ってしまい、通行の障害となってしまうという
問題を有し、また、防火シャッター上部の防煙垂壁によ
って、店舗の美観性、開放性が損なわれるという問題を
有している。さらに、防火扉の避難扉は、片側方向のみ
しか開かないため、水平避難(火災ゾーンから隣接する
非火災ゾーンへの避難)を行う場合に混乱が生じる可能
性があるとともに、避難扉下部に設けられている敷居の
ために、車椅子の通過が困難であるという問題を有して
いる。
【0004】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、建物内通路を自由に設定可能にするとともに、開放
的な建物空間を創出することができ、さらに、水平避難
時の安全性を向上させることができる防火装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の請求
項1記載の防火装置は、建物天井部1に収納され、建物
内の開口部7を開閉する防火シャッター2bと、建物天
井部1に収納され、前記開口部7に立設可能にされると
共に前記防火シャッター2bをガイド、支持する可動ガ
イドレール6と、建物天井部1に収納され、前記開口部
7上部に垂下可能にされる防煙垂壁11とを備えたこと
を特徴とし、また、請求項2記載の発明は、請求項1に
おいて、前記可動ガイドレール6と建物10間に一方向
Xに開放可能に配設された第1の防火扉12と、該第1
の防火扉12に、第1の防火扉と逆方向Yに開放可能に
配設された第2の防火扉13とを備え、該第2の防火扉
13を床15に接して回動させるように第1の防火扉1
2に開口12dを設けたことを特徴とし、また、請求項
3記載の発明は、請求項2において、前記第1の防火扉
12の側部12cには内方に伸びる段部12eが形成さ
れ、該段部12eにピン13bを介して前記第2の防火
扉13を装着したことを特徴とする。なお、上記構成に
付加した番号は、本発明の理解を容易にするために図面
と対比させるもので、これにより本発明が何ら限定され
るものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。図1は、本発明の防火装置の1実
施形態を示し、図1(A)は全体正面図、図1(B)は
図1(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た断面図、
図1(C)は図1(A)のC−C線に沿って矢印方向に
見た断面図である。
【0007】図1において、天井部1の上部には、防火
シャッター装置2が配設されている。防火シャッター装
置2は、巻取軸2aに巻回された防火シャッター2bを
有し、巻取軸2aはシャッター駆動用モータ2cに連結
され、シャッター駆動用モータ2cの正逆回転により、
防火シャッター2bが固定ガイドレール5と、可動ガイ
ドレール6に案内されて、開口部7を開閉する構造にな
っている。
【0008】固定ガイドレール5は柱9に配設されてい
る。可動ガイドレール6の上端は回転軸6aを中心に回
動自在に配設され、前記防火シャッター2bの開閉と連
動する機構になっており、可動ガイドレール6は、図1
(A)ので点線で示すように、平常時には天井部1内に
収納され、火災時には自重により開口部7に立設される
よう構成されている。
【0009】また、天井部1内には防煙垂壁11、14
が回転軸11aを中心に回動自在に配設され、防火シャ
ッター2bの開閉と連動する機構になっており、防煙垂
壁11は、図1(C)の点線で示すように、平常時には
天井部1内に収納され、火災時には自重により開口部7
の上方に垂下されるよう構成されている。
【0010】柱9に対向する柱10と可動ガイドレール
6との間で防煙垂壁14の下部には、第1の防火扉12
が配設される。第1の防火扉12は柱10側に設けられ
たヒンジ12aにより回動可能に装着されており、平常
時には、図1(B)の点線で示すように、X方向に開放
されて柱10側に収納され、火災時には、可動ガイドレ
ール6に設けられたストッパ6bに当接され、開口部7
を閉鎖するように構成されている。さらに、第1の防火
扉12には、第1の防火扉と反対方向Yに開閉可能な第
2の防火扉13がヒンジ13aとピン13bにより装着
されている。
【0011】図2は、図1の防火扉12、13の構成を
示し、図2(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)の
要部拡大斜視図、図2(C)は作用を説明するための水
平断面図である。
【0012】図2(A)において、第1の防火扉12
は、その両側部12b、12cが床15に当接され、両
側部12b、12cの間に第2の防火扉13を装着する
ための開口12dが形成されている。可動ガイドレール
6側の側部12bは、可動ガイドレール6に設けられた
ストッパ6bに当接可能にされ、柱10側の側部12c
には内方に伸びる段部12eが形成されている。そし
て、第2の防火扉13の下部は、段部12eにピン13
bを介して回動自在に装着されている。第2の防火扉1
3は床15に接して開閉可能にされ、第2の防火扉13
の下面の敷居をなくすように構成している。
【0013】上記構成からなる本発明の防火装置の作用
について説明する。火災時には、シャッター駆動用モー
タ2cは、煙感知器の作動によって自動的に、あるいは
防災センターからの遠隔操作により作動し、防火シャッ
ター2bの下降に連動して可動ガイドレール6及び防煙
垂壁11、14が下降し、防火シャッター2bが両ガイ
ドレール5、6に沿って下降し、そして、第1及び第2
の防火扉12、13を閉める。これにより開口部7が完
全に閉鎖され、防火区画が形成される。火災ゾーンから
隣接する非火災ゾーンへの水平避難は、第1の防火扉1
2のX方向の回動又は第2の防火扉13のY方向の回動
により両方向から水平避難を行うことができる。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、固
定ガイドレール5と可動ガイドレール6により防火シャ
ッター2bをガイドさせているが、柱間隔が長い場合に
は、両側とも可動ガイドレールにしてもよい。また、上
記実施形態においては、可動ガイドレールと建物柱間に
防火扉を設けるようにしているが、可動ガイドレールと
壁の間に防火扉を設けるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、防火シャッターをガイド、支持するガイドレ
ールを平常時は天井部内に収納可能としたので、店舗等
の建物内通路を自由に設定可能にするとともに、防煙垂
壁を平常時は天井部内に収納可能としたので、開放的な
建物空間を創出することができるとともにPOSやPH
Sの電波障害をなくすことができ、さらに、防火扉は両
方向から開くことができ、また、防火扉の敷居をなくし
たので、車椅子の通過も可能となり、水平避難時の安全
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防火装置の1実施形態を示し、図1
(A)は全体正面図、図1(B)は図1(A)のB−B
線に沿って矢印方向に見た断面図、図1(C)は図1
(A)のC−C線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。
【図2】図1の防火扉12、13の構成を示し、図2
(A)は斜視図、図2(B)は図2(A)の要部拡大斜
視図、図2(C)は作用を説明するための水平断面図で
ある。
【符号の説明】
1…天井部 2b…防火シャッター 6…可動ガイドレール 7…開口部 10…柱 11、14…防煙垂壁 12…第1の防火扉、12c…側部、12d…開口、1
2e…段部 13…第2の防火扉、13b…ピン 15…床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E06B 9/20 B (72)発明者 広田正之 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 水落秀木 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA01 BA00 CA01 CA15 CB01 CB02 CB15 CB17 CC05 DA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物天井部に収納され、建物内の開口部を
    開閉する防火シャッターと、建物天井部に収納され、前
    記開口部に立設可能にされると共に前記防火シャッター
    をガイド、支持する可動ガイドレールと、建物天井部に
    収納され、前記開口部上部に垂下可能にされる防煙垂壁
    とを備えたことを特徴とする防火装置。
  2. 【請求項2】前記可動ガイドレールと建物間に一方向に
    開放可能に配設された第1の防火扉と、該第1の防火扉
    に、第1の防火扉と逆方向に開放可能に配設された第2
    の防火扉とを備え、該第2の防火扉を床に接して回動さ
    せるように第1の防火扉に開口を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の防火装置。
  3. 【請求項3】前記第1の防火扉の側部には内方に伸びる
    段部が形成され、該段部にピンを介して前記第2の防火
    扉を装着したことを特徴とする請求項2記載の防火装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004115148A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗場の遮煙装置
JP2006070483A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Tostem Suzuki Shutter Mfg Co Ltd 防火シャッター装置
JP2010264082A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Sanwa Shutter Corp 袖扉連動防火防煙シャッター装置

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