JP2003267644A - エレベータ用防火・防煙シャッター - Google Patents
エレベータ用防火・防煙シャッターInfo
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
煙シャッターが作動した場合であっても、エレベータ内
に閉じ込められることがないようなエレベータ用防火・
防煙シャッターを提供する。 【解決手段】エレベータ出入口の三方枠の上方にシャッ
ターカーテン13を収納すると共に、該三方枠左右の竪
枠にガイドレール6を形成し、火災信号によりシャッタ
ーカーテン13が下降して該出入口を閉鎖するエレベー
タ用防火・防煙シャッターであって、火災時にエレベー
タかごの位置を検出し、該かごの停止階における該シャ
ッターの閉鎖を所定時間遅延させるように構成した。
Description
・防煙シャッターに係り、火災時にエレベータ前の防火
・防煙シャッターが作動した場合であっても、エレベー
タ内に閉じ込められることがないようなエレベータ用防
火・防煙シャッターに関するものである。
拡散を防止するため、火災時にはエレベータの出入口を
防火・防煙性能を有する防火・防煙扉体(例えばシャッ
ター)で閉鎖する必要がある。
を停止させないようにエレベータが制御されているが、
火災と地震が同時に発生した場合(エレベータの火災時
管制運転と地震時管制運転とは全く独立している)、あ
るいは、複数階で火災が発生したような場合に、防火・
防煙シャッターによって出入口が閉鎖された階にエレベ
ータが停止する可能性もある。
によって閉鎖されていると、エレベータのかご内に取り
残された人が脱出できずに閉じ込められてしまう恐れが
ある。
レベータの出入口を閉鎖する方法もあるが、避難時に子
扉の有無がわかりにくく避難上問題がるのみならず、扉
体の構造が複雑となって扉体のコストが高くなる。ま
た、手動で開放可能とした扉体においても、同様の問題
がある。
を解決するために創案されたものであって、火災時にエ
レベータ出入口に設置した防火・防煙シャッターが作動
した場合であっても、エレベータ内に閉じ込められるこ
とがないようなエレベータ用防火・防煙シャッターを提
供することを目的とするものである。
めに本発明が採用した技術手段は、エレベータ出入口の
三方枠の上方にシャッターカーテンを収納すると共に、
該三方枠左右の竪枠にガイドレールを形成し、火災信号
により該シャッターカーテンが下降して該出入口を閉鎖
するエレベータ用防火・防煙シャッターであって、火災
時にエレベータかごの位置を検出し、該かごの停止階に
おける該シャッターの閉鎖を所定時間遅延させるように
構成したことを特徴とするものである。
た場合には、遅延タイマーを用いて、該シャッターの閉
鎖を所定時間遅延させるものである。また、一つの好ま
しい態様では、該シャッターの閉鎖中に該かごを検知し
た場合には、非常電源を用いて該シャッターを所定時間
開放するものである。所定時間経過後、火災信号が有る
場合には、シャッターが再び下降する。
されず、例えば、エレベータ制御盤からの信号によるも
の、あるいは、該エレベータかごを直接検知するものが
例示される。
いて説明する。図1乃至図3において、符号1、2は建
物の構造部材であり、構造部材1,2で囲まれた部位に
設けた枠体(3,4,20)によって、エレベータかご
(図示せず)に乗降するための開口部が形成されてい
る。該開口部は、エレベータかごの昇降路(エレベータ
シャフト)に面しており、該昇降路をエレベータかごが
昇降するように構成されている。該開口部には乗場扉体
5が設けてあり、エレベータが該開口部に対応する部位
で停止した際に、扉体5が開閉することで、エレベータ
かごに対して乗降するようになっている。エレベータか
ごの昇降および扉体5の開閉の機構は当業界において周
知であり、詳細な説明は省略する。
体5と反対側)には、さらに枠体7が、枠体7の手前側
にはさらに枠体8が設けてある。該開口部の上枠20の
手前側には枠体21が設けてある。したがって、エレベ
ータ出入口(乗場)の三方枠は、左右の竪枠3,4,
7,8と上枠20,21とから構成されている。左右の
竪枠7,8にはガイドレール6が対向状に形成されてお
り、後述するシャッターカーテンの左右端部を受け入れ
て案内するようになっている。図示のものでは、複数の
部材から三方枠を構成しているが、三方枠の構成はこれ
に限定されるものではなく、例えば、一体の一部材から
左右の竪枠をそれぞれ形成してもよい。図中、符号9、
10,22は外装板材である。
シャッターケース11が装着されており、シャッターケ
ース11には巻取シャフト12が内装されている。巻取
シャフト12にはシャッターカーテン13が装着されて
おり、常時は、シャッターカーテン13は巻取シャフト
12に巻装されており、制動手段により巻取シャフト1
2の回転は規制された状態となっている。図示しない火
災感知器や煙感知器が火災を検知すると、火災信号が開
閉機15に送信され、開閉機15によって巻取シャフト
12の制動手段が解放され、座板14およびシャッター
カーテン13の重さによってシャッターカーテン13
が、その左右端部がガイド溝6に案内されながら、自重
下降してエレベータ出入口を区画閉鎖する。シャッター
カーテン13は遮煙性能を有し、所望の高温に耐えるも
のであれば、その種類は限定されず、例えば、シート状
の耐火スクリーン(例えば、ポリイミドシートから形成
される)であっても、鋼製シャッターであってもよい。
フローチャートである。第一の実施形態では、火災時に
エレベータ内に閉じ込められることを防止するために、
EV信号(EV着床信号)を検出してシャッターを開放
するものである。
と、先ず、EV信号の有無について判断される。EV信
号が無い場合には、開閉機15によって巻取シャフト1
2の回転規制を解いてシャッターカーテン13を下降さ
せる。シャッターカーテン13の下降中に、EV信号が
検出されると、非常電源から開閉機15にシャッター開
放信号が送信されると共に電源が供給され、タイマーに
よって予め設定した所定時間だけシャッターカーテン1
3を上昇させてシャッターを開放する。所定時間経過
後、火災信号が送信されている場合には、再びシャッタ
ーカーテン13を下降させる。所定時間経過後、火災信
号が検知されなかった場合には、シャッターカーテン1
3は降下しない。
る場合には、タイマーによりシャッターカーテン13の
降下を所定時間遅延させ、所定時間経過後に、火災信号
が送信されている場合には、シャッターカーテン13が
下降する。所定時間経過後に、火災信号が検知されない
場合には、シャッターカーテン13は降下しない。
フローチャートである。第二の実施形態では、火災時に
エレベータ内に閉じ込められることを防止するために、
EV信号を検出してシャッターの閉鎖を遅延させるもの
である。
号の有無について判断される。EV信号が無い場合に
は、開閉機15によって巻取シャフト12の回転規制を
解いてシャッターカーテン13を下降させる。EV信号
がある場合には、遅延タイマーが作動してシャッターカ
ーテンの下降を予め設定した所定時間遅延させる。所定
時間経過後、閉鎖信号(火災信号)が有る場合には、シ
ャッターカーテン13を降下させる。所定時間経過後、
閉鎖信号(火災信号)が無い場合には、シャッターカー
テン13は降下しない。
防火・防煙シャッターが作動した場合でも、該シャッタ
ーの閉鎖が遅延されるので、エレベータ内に人が閉じ込
められることがない。防煙・防火扉体をシャッターから
構成したので、左右方向に開放する扉タイプに比べて構
造がシンプルで安価であり、また、扉を納めるサイドス
ペースも不要である。また、防火・防煙シャッターとし
ては従来のシャッター装置を採用することができる。
る。
る。
る。
である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】エレベータ出入口の三方枠の上方にシャッ
ターカーテンを収納すると共に、該三方枠左右の竪枠に
ガイドレールを形成し、火災信号により該シャッターカ
ーテンが下降して該出入口を閉鎖するエレベータ用防火
・防煙シャッターであって、火災時にエレベータかごの
位置を検出し、該かごの停止階における該シャッターの
閉鎖を所定時間遅延させるように構成したことを特徴と
するエレベータ用防火・防煙シャッター。 - 【請求項2】請求項1において、該かごを検知した場合
には、遅延タイマーを用いて、該シャッターの閉鎖を所
定時間遅延させるものであることを特徴とするエレベー
タ用防火・防煙シャッター。 - 【請求項3】請求項1,2いずれかにおいて、該シャッ
ターの閉鎖中に該かごを検出した場合には、非常電源を
用いて該シャッターを開放するものであることを特徴と
するエレベータ用防火・防煙シャッター。 - 【請求項4】請求項1乃至3いずれかにおいて、該かご
の検出は、エレベータ制御盤からの信号によって行なう
ことを特徴とするエレベータ用防火・防煙シャッター。 - 【請求項5】請求項1乃至3いずれかにおいて、該かご
の検出は、該エレベータかごを直接検出することによっ
て行なうことを特徴とするエレベータ用防火・防煙シャ
ッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071095A JP2003267644A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | エレベータ用防火・防煙シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071095A JP2003267644A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | エレベータ用防火・防煙シャッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003267644A true JP2003267644A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29201456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002071095A Pending JP2003267644A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | エレベータ用防火・防煙シャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003267644A (ja) |
Cited By (6)
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CN115142776A (zh) * | 2022-07-06 | 2022-10-04 | 重庆伊士顿电梯有限责任公司 | 一种新型的加装电梯井道 |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002071095A patent/JP2003267644A/ja active Pending
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