JPH1176439A - シート扉付きのシャッター装置 - Google Patents
シート扉付きのシャッター装置Info
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- JPH1176439A JPH1176439A JP24987797A JP24987797A JPH1176439A JP H1176439 A JPH1176439 A JP H1176439A JP 24987797 A JP24987797 A JP 24987797A JP 24987797 A JP24987797 A JP 24987797A JP H1176439 A JPH1176439 A JP H1176439A
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
て、防火区域内に火炎を流れ込ませないようにし、か
つ、火災区域からの避難も直ちに可能で、しかも、空間
区画の機能を逸失する虞れのないシャッター装置を提供
する。 【解決手段】 火災発生の検知に基づいて建屋通路など
の空間Pを区画するシャッター本体1に、避難用開口1
3を形成し、この開口13の下縁部に沿わせて、前方斜
め上方に回動可能に金属製の保持部材15を設ける一
方、シャッター本体1とは別に巻き取り可能に設けた耐
火シート製のシート扉18を、それの下部側を前記保持
部材15に連結し、かつ、シート扉18の周部をシャッ
ター本体1に磁気吸着させるマグネット20を設けてい
る。
Description
の検知に基づく巻き戻しに伴って、シャッター本体の下
部側の座板を床面に着床させて、建屋通路などの空間を
区画するように構成したシャッター装置に関するもので
ある。
スラットを相互に連結したシャッター本体の最下部のス
ラットに、金属製の座板を連結したものや、耐火シート
製のシャッター本体の下部側に、金属製の座板を吊り下
げ保持させたものがある。
生の検知に基づいて、シャッター本体巻き取り手段のブ
レーキ装置を開放させ、自重降下に伴ってシャッター本
体を天井のまぐさ部から巻き戻し、座板を床面に着床さ
せるようにしたタイプのものや、火災発生の検知に基づ
いて、シャッター本体巻き取り手段を巻き戻し方向に駆
動させて、座板を床面に着床させるようにしたタイプの
ものがある。
が検知された際には、火災発生の検知と同時に避難警報
が発せられて、シャッター装置が建屋通路などの空間を
区画するのが一般的であって、避難が遅れて火災の発生
現場側の空間に取り残された場合は、手動の操作でシャ
ッター本体を少し巻き上げて、床面と座板との間の隙間
を通して避難し、この後、シャッター本体を巻き戻して
いたのである。
上に、何よりも避難することが先決であることから、気
が動転してシャッター本体を巻き戻すことを失念し易
く、シャッター装置による空間区画の機能を逸失してし
まうことがあったのである。
の幅方向の一部に非難用の扉を常設し、残りの空間部に
上記いずれかのシャッター装置を設け、かつ、非難扉と
シャッター装置との間に竪枠材いわゆる中柱を設けたも
のもある。
非難扉の開放によって迅速に非難が可能である上に、非
難扉が自動閉鎖装置を備えているので、扉の閉じ忘れは
一切ないのであるが、非難のための扉設備が全体のコス
トアップに繋がるだけでなく、これが常設であることか
ら実際の空間幅が狭くなり、更に、非難扉ならびにシャ
ッター本体が開放された通常の状態で中柱が残ることか
ら、これが歩行の障害となる問題があった。
のであって、シャッター本体が耐火シート製であるか或
いは金属製であるかを問わずに、このシャッター本体を
空間区画の状態にしたままで、即ち、シャッター本体を
巻き上げることなく根直ちに避難できる上に、空間区画
の機能を逸失する虞れが全くなく、しかも、通常時に
は、空間幅を狭くしたり歩行障害になったりすることの
ないシャッター装置を提供することを目的としている。
は異常温度の検知に基づく巻き戻しに伴って、シャッタ
ー本体の下部側の座板を床面に着床させて、建屋通路な
どの空間を区画するように構成したシャッター装置にお
いて、空間区画状態でシャッター本体を通過するための
避難用開口をシャッター本体に形成し、この開口の下部
側の縁部に沿わせて、前方斜め上方に回動可能に金属製
の保持部材を設ける一方、前記シャッター本体とは別に
巻き取られて前記開口を閉じる耐火シート製のシート扉
を、それの下部側を前記保持部材に連結し、かつ、この
シート扉の周部をシャッター本体に磁気吸着させるマグ
ネットを備えて成る点に特徴がある。
ター装置によれば、通常時においては、建屋通路などの
空間にはシャッター装置の何物も存しないので、歩行障
害を伴うことは一切なく、かつ、空間幅を狭くすること
もない。
ー本体の空間区画の状態において、シート扉下部側の保
持部材を前方斜め上方に回動させるように、シート扉を
開放することで、時間をかけずに簡単に避難することが
できる。
を手放せば、このシート扉は、保持部材の自重によって
自動的に閉じられるので、シート扉を閉じ忘れることは
一切なく、シャッター装置による空間区画の機能を逸失
する虞れは全くない。
図面に基づいて説明する。図1及び図2は、火災発生の
検知に基づいて建屋の通路や階段室などの空間Pを区画
するためのシート扉付きのシャッター装置を示してい
る。
ガイドレール2に沿って巻き戻されるシャッター本体
で、金属製(この実施の形態ではスチール製である。)
のスラット3を相互に連結すると共に、最下位のスラッ
ト3に金属製の座板4を吊り下げ保持させて成る。
スラット巻き取りドラム6に、ブレーキ装置7を介して
駆動回転手段8を連結して成り、煙または異常温度検知
センサー9からの情報に基づいてブレーキ装置7を開放
し、シャッター本体1を自重降下に伴って天井10のま
ぐさ部11から巻き戻させ、吊り下げ保持した座板4を
床面12に着床させて、建屋通路などの空間Pを区画す
るように構成されている。
態で、そのシャッター本体1を通過するための避難用開
口で、シャッター本体1のスラット3を一部切り欠いて
矩形状に形成されており、かつ、スラット3の切り欠き
端縁には、シャッター本体1の巻き取りを可能にするよ
うに、縁材(図4を参照)14を設けている。
て配置された金属製の保持部材で、図3にも示すよう
に、この保持部材15は、枢支軸aを傾斜させたヒンジ
16を介して、最下位の座板4に前方斜め上方に回動可
能に設けられている。
部材15の前方斜め上方への回動を許容するように、避
難用開口13の下部側に相対峙させて座板4に設けられ
ており、車椅子に乗ったままで避難用開口13を通過で
きるように考慮したものである。
ート扉で、例えば硅素や硅酸系合成繊維などの耐熱性繊
維のシートの片面または両面に、防煙性を高めるように
シリコン樹脂、フッ素樹脂、酢酸ビニルなどの耐火性物
質をコーティングして成り、このシート扉18は、図1
及び図5(A)に示すように、シャッター本体1の巻き
取り手段5とは別の巻き取り手段19によって巻き取ら
れ、かつ、下部側が保持部材15に連結されていて、シ
ャッター本体1に同伴して巻き戻されるようになってい
る。
ットで、スチール製のシャッター本体1の避難用開口1
3まわりにシート扉18の周部を磁気吸着させるもので
あり、シャッター本体1を例えばアルミニュームなどの
金属製にする場合は、シャッター本体1側にもマグネッ
トを設けて、互いにマグネットを磁気吸着させるように
する。
ター装置によれば、検知センサー9が煙または異常温度
を検知すると、この検知センサー9からの火災発生の検
知情報に基づいて避難警報が発せられ、シャッター本体
巻き取り手段5のブレーキ装置7が開放されて、シャッ
ター本体1が自重によって巻き戻し降下し、かつ、これ
に同伴してシート扉18も巻き戻され、座板4が床面1
2に着床することで、図5(A)に示すように、建屋通
路などの空間Pが座板4とシャッター本体1およびシー
ト扉18によって区画される。
空間の取り残された場合は、図5(B)に示すように、
シート扉18の下部側を連結した保持部材15を前方斜
め上方に回動させて、シャッター本体1に対するシート
扉18のマグネット20による磁気吸着を剥がしつつ、
シート扉18を開放することで、時間をかけないで簡単
に避難することができる。
8から手を放すことで、このシート扉18は、保持部材
15の自重によって自動的に閉じられるので、シート扉
18の閉じ忘れは一切生じず、シャッター装置による空
間区画の機能を逸失する虞れは全くない。また、シート
扉18の閉じ姿勢では、そのシート扉18の周部が避難
用開口13まわりに磁気吸着されるので、避難用開口1
3まわりの空間区画の機能も確実に確保される。
9からの火災発生の検知情報に基づいて、シャッター本
体巻き取り手段5のブレーキ装置7を開放させるように
しているが、火災発生の検知に基づいてシャッター本体
巻き取り手段5をシャッター本体巻き戻し方向に駆動さ
せ、かつ、座板4の着床後にシート1の巻き戻し駆動を
停止させるように構成してもよい。
のシャッター装置を例示したが、上記のシート扉18と
同様の繊維材料から成る耐火シート製のシャッター本体
を備えたシャッター装置を対象にして、これに避難用開
口を形成したものを本発明の実施対象にすることが可能
であり、この際、耐火シート製のシャッター本体の避難
用開口まわりとシート扉の周部とに、それぞれマグネッ
トを設けて、シート扉の周部を耐火シート製のシャッタ
ー本体の避難用開口まわりに磁気吸着させるようにす
る。
ト扉付きのシャッター装置によれば、通常時において
は、建屋通路などの空間にはシャッター装置の何物も存
しないので、歩行障害を伴うことは一切なく、かつ、空
間幅を狭くすることもない。
ッター本体が建屋通路などの空間を区画した状態におい
て、避難が遅れた場合であっても、シャッター本体を巻
き上げる手間を一切必要としないで、即ち、時間をかけ
ずに簡単に避難することができる。
を手放せば、このシート扉は、保持部材の自重によって
自動的に閉じられるので、シート扉を閉じ忘れることは
一切なく、加えて、シート扉の周部をシャッター本体に
磁気吸着させて、避難用開口まわりの空間区画の機能を
確実に確保させているので、シャッター装置による空間
区画の機能を逸失する虞れは全くない。
である。
視図である。
である。
を示す説明図、(B)はシート扉の開放状態を示す説明
図である。
5…保持部材、18…シート扉、20…マグネット、P
…建屋通路などの空間。
Claims (1)
- 【請求項1】 煙または異常温度の検知に基づく巻き戻
しに伴って、シャッター本体の下部側の座板を床面に着
床させて、建屋通路などの空間を区画するように構成し
たシャッター装置において、空間区画状態でシャッター
本体を通過するための避難用開口をシャッター本体に形
成し、この開口の下部側の縁部に沿わせて、前方斜め上
方に回動可能に金属製の保持部材を設ける一方、前記シ
ャッター本体とは別に巻き取られて前記開口を閉じる耐
火シート製のシート扉を、それの下部側を前記保持部材
に連結し、かつ、このシート扉の周部をシャッター本体
に磁気吸着させるマグネットを備えて成ることを特徴と
するシート扉付きのシャッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24987797A JP3728070B2 (ja) | 1997-08-30 | 1997-08-30 | シート扉付きのシャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24987797A JP3728070B2 (ja) | 1997-08-30 | 1997-08-30 | シート扉付きのシャッター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176439A true JPH1176439A (ja) | 1999-03-23 |
JP3728070B2 JP3728070B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=17199534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24987797A Expired - Lifetime JP3728070B2 (ja) | 1997-08-30 | 1997-08-30 | シート扉付きのシャッター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3728070B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003089490A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-25 | Bunka Shutter Co Ltd | エレベータ用防災装置 |
JP4727049B2 (ja) * | 2001-02-05 | 2011-07-20 | 文化シヤッター株式会社 | シャッター装置 |
KR101243062B1 (ko) | 2012-12-13 | 2013-03-13 | 이세일 | 구획형 스크린 셔터장치 |
KR101243061B1 (ko) | 2012-10-30 | 2013-03-13 | 이세일 | 밀폐형 스크린 셔터장치 |
KR101411604B1 (ko) * | 2010-11-09 | 2014-06-24 | 장종복 | 차열 기능이 구비된 다용도 방화셔터 |
-
1997
- 1997-08-30 JP JP24987797A patent/JP3728070B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727049B2 (ja) * | 2001-02-05 | 2011-07-20 | 文化シヤッター株式会社 | シャッター装置 |
JP2003089490A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-03-25 | Bunka Shutter Co Ltd | エレベータ用防災装置 |
KR101411604B1 (ko) * | 2010-11-09 | 2014-06-24 | 장종복 | 차열 기능이 구비된 다용도 방화셔터 |
KR101243061B1 (ko) | 2012-10-30 | 2013-03-13 | 이세일 | 밀폐형 스크린 셔터장치 |
KR101243062B1 (ko) | 2012-12-13 | 2013-03-13 | 이세일 | 구획형 스크린 셔터장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3728070B2 (ja) | 2005-12-21 |
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