JP2003120141A - 防火扉 - Google Patents
防火扉Info
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Abstract
蔽された区画間の圧力を差圧ダンパによって所定の差圧
内に保持することができ、かつ開放時に上記差圧ダンパ
を保護することが可能になる防火扉を提供する。 【解決手段】 建物の避難通路に開閉自在に設けられ、
火災時に当該避難通路を閉じて避難経路側の安全性を確
保する防火扉において、少なくとも避難通路の壁14a
側に一端部が回動自在に支持された第1の防火扉10
と、この第1の防火扉10の他端部に回動自在に連結さ
れた第2の防火扉11とを有し、かつ第2の防火扉11
に差圧ダンパ17が組み込まれてなる。
Description
難経路側の安全性を確保するために建物の避難通路に設
けられる防火扉に関するものである。
いては、火災発生時における避難通路の安全性を確保す
るために、附室加圧排煙システムが採用されている。図
6〜図8は、従来のこの種の附室加圧排煙システムを示
すもので、図中符号Aは避難経路である。この避難経路
Aの入口近傍には、第1の防火扉1を介して遮蔽可能に
附室Bが連設され、この附室Bには第2の防火扉2を介
して廊下Cが隣接するとともに、この廊下Cには第3の
防火扉3を介して居室Dが配置されている。ここで、居
室Dは、例えば廊下Cを取り囲むように配置されてい
る。
常時、第1の防火扉1は閉じられ、また第2の防火扉2
および第3の防火扉3は開放されており、居室Dにおい
て火災が発生した場合に、当該居室Dからの避難が完了
した後に、第2の防火扉2および第3の防火扉3が閉じ
られるようになっている。
へ向けて外気を送り込む給気設備4の給気ダクト5が接
続されており、他方居室Dには、内部の煙を外部へ排出
する排煙設備7の排気ダクト8が接続されている。そし
て、これら給気ダクト5および排気ダクト8には、それ
ぞれ開閉可能な給気ダンパ6と排気ダンパ9とが設けら
れている。さらに、図8に示すように、第2の防火扉2
の一側部が位置する附室Bと廊下Cとの壁部には、これ
らの間を連通させる空間部Eが形成されており、この空
間部E内に、附室Bおよび廊下C間が第2の防火扉2に
よって遮蔽された際に、両者間に適度の空気の流れを確
保するための差圧ダンパFが設けられている。
備えた建物において、居室Dにて火災が発生した場合、
その火災の発生が煙感知器(図示を略す。)等によって
検出され、その検出信号に基づいて排煙設備7が作動し
て排煙ダンパ9が開放されるとともに、給気設備4が作
動して給気ダンパ6が開放される。これによって、居室
Dが煙の排出に伴って負圧状態となり、また附室Bおよ
び廊下Cが、外気の強制給気によって加圧状態となるこ
とにより、図中太矢印で示すように、附室Bから廊下C
を経て居室Dへ向かう空気の流れが形成され、煙や高温
ガス等が廊下Cや附室Bへ流れ込むことが抑制されて火
災の拡大が防止される。
入した時点で、廊下Cに設けた煙感知器(図示を略
す。)等の信号に基づいて、附室Bと廊下Cとの間の第
2の防火扉2が閉鎖されるが、このとき第2の防火扉2
の開閉状況によって附室Bの内圧が変化することによ
り、第2の防火扉2が開閉障害を起こすおそれがあるた
め、差圧ダンパFが、附室Bの余剰空気を廊下C側へ逃
がすことで、附室Bと廊下Cとの間の差圧を適性値に保
持するようにしている。
来の附室加圧排煙システムにおいては、差圧ダンパFを
設置するために、第2の防火扉2を間に挟む附室B側お
よび廊下C側の壁に、空間部Eを形成する必要があるた
めに、建物に余分なスペースを要するという問題点があ
った。また、上記空間部Eは、附室B側および廊下C側
にそれぞれ空気流出入のための開口部が形成されている
ために、建築的納まりのうえでもガラリGを設置する等
の処理が必要になるという問題点もあった。
場合は、第2の防火扉2の幅寸法が大きくなり過ぎてし
まうため、別途壁側から所定幅寸法の固定壁を設け、こ
れら固定壁間に上記第2の防火扉2を設ける必要があ
る。このため、平常時において、上記固定壁が通行の妨
げとなるとともに、当該固定壁によって附室Bと廊下C
との間が一部区画されてしまうために建築計画の自由度
が低下するという問題点があった。
ので、建物に余分なスペースを要することなく、遮蔽さ
れた区画間の圧力を差圧ダンパによって所定の差圧内に
保持することができ、かつ開放時に上記差圧ダンパを保
護することが可能になるとともに、ひいては間口の広い
避難通路に対しても、固定壁を設けることなく当該避難
通路の遮蔽を行うことができる防火扉を提供することを
目的とするものである。
に係る防火扉は、建物の避難通路に開閉自在に設けら
れ、火災時に当該避難通路を閉じる防火扉において、避
難通路の壁側に一端部が回動自在に支持された第1の防
火扉と、この第1の防火扉の他端部に回動自在に連結さ
れた第2の防火扉とを有し、かつ第2の防火扉に差圧ダ
ンパが組み込まれてなることを特徴とするものである。
1に記載の避難通路の壁に、上記第1の防火扉および上
記第2の防火扉を同一方向に回動させることにより、上
記第1の防火扉を上記避難通路側に位置させた状態で積
層状をなす上記第1および第2の防火扉を収納する収納
庫が形成されていることを特徴とするものである。
または2に記載の発明において、さらに上記第1の防火
扉が配置された壁と対向する他方の壁に一端部が回動自
在に支持された第3の防火扉と、この第3の防火扉の他
端部に回動自在に連結された第4の防火扉とを有し、こ
れら第1ないし第4の防火扉によって上記避難経路を閉
じるように構成されていることを特徴とするものであ
る。
3に記載の避難通路の他方の壁には、上記第3の防火扉
および上記第4の防火扉を回動させることにより積層状
をなす上記第3および第4の防火扉を収納する収納庫が
形成されていることを特徴とするものである。
回動自在に連結された少なくとも第1および第2の防火
扉によって構成し、壁側の回動支点に対して外側に位置
する第2の防火扉に差圧ダンパを組み込んでいるので、
図8に示した従来のシステムのように、建物に空間部E
のような余分なスペースを設けることなく、当該防火扉
によって遮蔽された区画間の圧力を所定の差圧内に保持
することができる。
して外側に位置する第2の防火扉に差圧ダンパを組み込
んでいるので、先ず第2の防火扉を回動することにより
第1の防火扉に対して積層状に折り畳み、次いで第1の
防火扉を、第2の防火扉と一体的に壁側に向けて上記回
動方向と同一方向に回動することにより、第1の防火扉
を避難通路側に面して配置することができる。この結果
平常時においては、第2の防火扉に組み込んだ差圧ダン
パを第1の防火扉によって保護することができる。
ば、壁側に向けて回動した上記第1および第2の防火扉
を、そのまま避難通路の壁に形成した収納庫内に納める
ことができるために、これら第1および第2の防火扉が
平常時の通行の妨げになることが無く、しかも第1の防
火扉を避難通路側に位置させた状態で収納することによ
り、一層確実に差圧ダンパを保護することが可能にな
る。
は、防火扉を、一方の壁側に開閉する第1および第2の
防火扉と、他方の壁側に開閉する第3および第4の防火
扉とによって両開き式に構成しているので、間口の広い
避難通路に対しても、別途固定壁を設けることなく当該
避難通路の遮蔽を行うことができる。また、合計4枚の
防火扉によって構成している結果、各々の防火扉の幅寸
法が小さくなり、よって開閉および収納が容易になる。
必要が生じた場合には、第2および第4の防火扉あるい
はこれらの一方のみを開くことにより、避難通路に大き
な空気の流通を生じさせることなく、一時的に当該防火
扉を通過することが可能になる。また、請求項4に記載
の発明によれば、第3および第4の防火扉についても、
避難通路の壁側に形成した収納庫内に納めることができ
る。
を、上記附室加圧排煙システムにおいて避難通路となる
附室Bと廊下Cとの間に開閉自在に配置されて、火災時
にこれら附室Bと廊下Cとの間を遮断する防火扉に適用
した一実施形態を示すもので、この防火扉は、第1〜第
4の防火扉10〜13によって構成されている。第1の
防火扉10は、一端部が避難通路の一方の壁14a側に
おいて、床および天井に挿入された軸15を介して回動
自在に設けられている。そして、この第1の防火扉10
の他端部に、第2の防火扉11が蝶番16によって回動
自在に連結されている。
0よりも厚さ寸法が大きく形成されており、その下部に
は差圧ダンパ17が組み込まれている。図4は、上記差
圧ダンパ17の概略構成を示すもので、図中符号18が
上記第2の防火扉11内に組み込まれる枠体である。こ
の枠体18の下部には、第2の防火扉11の附室B側か
ら廊下C側に向けて空気を排気する際の流路となる開口
部19が形成されており、内部には複数の回動軸20が
高さ方向に所定の間隔をおいて配設されている。そし
て、各々の回転軸20に、通気調整弁21が回動自在に
取付けられている。
部分に挿通されており、上記回転軸20の上方には通気
孔22を有する上部本体23が形成され、下方には先端
部が凸曲線状に形成された翼部24が形成されている。
ここで、上部本体23および翼部24は、静止時に図中
実線で示すように翼部24が下方に位置し、隣接する通
気調整弁21の上部本体23に当接して空気の流通を遮
断するように回転軸20廻りの重量バランスが設定され
ている。
れた壁14aと対向する他方の壁14b側には、床およ
び天井に挿入された軸25を介して第3の防火扉12が
回動自在に設けられている。そして、この第3の防火扉
12の他端部に、第4の防火扉13が蝶番26によって
回動自在に連結されている。そして、図1に点線で示す
ように、火災時に、第1〜第4の防火扉10〜13によ
って上記避難経路を遮断するように構成されている。こ
こで、遮蔽時に相対向する第2の防火扉11および第4
の防火扉13の端面には、図5に示すように、互いに係
合して両者間における空気の流通を防止する召し合せ金
物27、28が取付けられている。
防火扉11、13の回動端部に、それぞれ堀込引手30
が設けられ、他方廊下C側に面する第1および第3の防
火扉10、12の回動側端部に、それぞれ堀込引手31
が設けられている。また、上記壁14aには、折り畳ま
れて積層状となった第1および第2の防火扉10、11
を収納する凹状の収納庫32が形成され、他方壁14b
には、同様に折り畳まれて積層状となった第3および第
4の防火扉12、13を収納する凹状の収納庫33が形
成されている。
3を回動自在に支持する軸15、25廻り、並びに第2
および第3の防火扉11、12を回動自在に支持する蝶
番16、26廻りには、これらを開き方向に付勢するス
プリングが組み込まれている。そして、第2および第4
の防火扉11、13の廊下C側面には、鋼板からなるレ
リーズ裏板34、35が取付けられており、他方これら
と対向する収納庫32、33の内壁には、磁力によって
それぞれ第2および第4の防火扉11、13を収納庫3
2、33内に保持する励磁マグネットからなるレリーズ
36、37が設けられている。ちなみに、これらレリー
ズ36、37は、図示されない煙感知器からの検出信号
または遠隔操作によって磁力が解除されることにより、
自動的に第1〜第4の防火扉10〜13が上記スプリン
グによって回動し、附室Bと廊下Cとの間を遮蔽するよ
うになっている。
納庫32、33の一側部に設けられており、これにより
第1および第2の防火扉10、11並びに第3および第
4の防火扉12、13を収納した際に、第1の防火扉1
0の廊下C側面が、壁14aとほぼ面一をなして収納庫
32を塞ぎ、他方第3の防火扉12の廊下C側面が、壁
14bとほぼ面一をなして収納庫33を塞ぐようになっ
ている。なお、図中符号38は、ドアキャッチである。
ついて説明する。図1に示すように、第1〜第4の防火
扉10〜13を収納庫32、33内に収納した状態で、
例えば、居室において発生した火災が進行して、煙が廊
下Cに侵入すると、廊下Cに設けた煙感知器(図示を略
す。)の信号に基づいて、あるいは遠隔操作によって、
レリーズ36、37の磁力が解除される。この結果、ス
プリングによって第1および第3の防火扉10、12
が、各々軸15、25廻りに回動するとともに、さらに
第2および第4の防火扉11、13が、各々第1および
第3の防火扉10、12に対して回動し、図中点線で示
すように、附室Bと廊下Cとの間が閉鎖される。
ているために、附室B側の内圧が上昇する。すると、図
4に示すように、加圧された附室B側の空気が差圧ダン
パ17の開口部19から内部に流入し、図中点線で示す
ように、通気調整弁21の上部本体23に形成された通
気孔22へと流入する。この結果、上方に隣接する翼部
24が押し上げられ、通気調整弁21が回転軸20廻り
に回動して通気調整弁21間が開くことにより、空気が
他方の開口部19から廊下C側へと排気される。そし
て、附室Bと廊下Cとの間の差圧が低下すると、再び通
気調整弁21が自らの重量バランスによって逆方向に回
動し、附室Bと廊下Cとの間の空気の流通を遮断する。
扉を開く場合には、先ず堀込引手30を利用して第2の
防火扉11を蝶番16廻りに附室B側に回動し、第1の
防火扉10と積層状にする。次いで、堀込引手31によ
り第1および第2の防火扉10、11を一体的に軸15
廻りに附室B側に回動し、これらを収納庫32内に収納
する。すると、第2の防火扉11のレリーズ裏板34が
収納庫32内のレリーズ36と磁着することにより、こ
れら第1および第2の防火扉10、11が収納庫32内
に保持される。
についても、同様にして順次第4の防火扉13および第
3の防火扉12を、各々蝶番26および軸25廻りに回
動させることにより、これら第3および第4の防火扉1
2、13を積層状態で収納庫33内に収納する。この結
果、収納庫32は、壁14aとほぼ面一に連続する第1
の防火扉10の廊下C側面によって塞がれ、他方収納庫
33は、壁14bとほぼ面一に連続する第3の防火扉1
2の廊下C側面によって塞がれる。
れば、互いに回動自在に連結された第1および第2の防
火扉10、11並びに第3および第4の防火扉12、1
3によって両開き形式に構成し、壁14a側の軸15に
対して外側に位置する第2の防火扉11に差圧ダンパ1
7を組み込んでいるので、当該防火扉によって遮蔽され
た附室Bと廊下Cとの間の圧力を所定の差圧内に保持す
ることができる。
1を開放する際には、壁14a側の軸15に対して外側
に位置する第2の防火扉11に差圧ダンパ17を組み込
んでいるので、先ず第2の防火扉11を附室B側に向け
て回動することにより第1の防火扉10に対して積層状
に折り畳み、次いで第1の防火扉10を、第2の防火扉
と一体的に壁14a側に向けて上記回動方向と同一方向
に回動することにより、第1の防火扉10を避難通路側
に面して配置することができる。この結果平常時におい
ては、第2の防火扉11に組み込んだ差圧ダンパ17を
第1の防火扉10によって保護することができる。
側部に上記軸15、25が配置された収納庫32、33
を形成しているので、壁側に向けて回動した第1および
第2の防火扉10、11並びに第3および第4の防火扉
12、13を、そのまま上記収納庫32、33内に納め
ることができるとともに、当該収納庫32、33を、そ
れぞれ第1および第3の防火扉10、12によって、壁
14a、14bとほぼ面一に塞ぐことができる。このた
め、これら第1〜第4の防火扉10〜13が平常時の通
行の妨げになることが無く、しかも第1の防火扉10を
避難通路側に位置させた状態で収納しているので、一層
確実に差圧ダンパ17を保護することができる。
閉する第1および第2の防火扉10、11と、他方の壁
14b側に開閉する第3および第4の防火扉12、13
との合計4枚によって両開き式に構成しているので、間
口の広い避難通路に対しても、別途固定壁等を設けるこ
となく当該避難通路の遮蔽を行うことができる。また、
合計4枚の防火扉10〜13によって構成している結
果、各々の防火扉の幅寸法が小さくなり、よって開閉お
よび収納が容易になる。
必要が生じた場合には、第2および第4の防火扉11、
13あるいはこれらの一方のみを開くことにより、避難
通路に大きな空気の流通を生じることなく、一時的に当
該防火扉を通過することが可能になる。
係る防火扉を、附室Bと廊下Cとの間を遮断するものに
適用した場合についてのみ説明したが、これに限定され
るものではなく、本発明は、廊下と広い居室空間との間
等、様々な箇所に設置される防火扉にも同様に適用する
ことが可能である。
第1〜第4の防火扉10〜13によって構成した場合に
ついて示したが、これに限るものではなく、例えば上記
避難通路の間口がより狭い場合には、第1および第2の
防火扉のみによって、当該避難通路を遮断するように構
成してもよく、さらには一方の壁側に第1および第2の
防火扉を設け、他方の壁側に第3の防火扉のみを設ける
ことにより、合計3枚の防火扉によって両開き形式に構
成することこともできる。また、差圧ダンパについて
も、各種形態のものを適用することが可能である。
ずれかに記載の本発明に係る防火扉によれば、第2の防
火扉に組み込んだ差圧ダンパによって建物に余分なスペ
ースを設けることなく、遮蔽された区画間の圧力を所定
の差圧内に保持することができるとともに、上記第2の
防火扉を壁側の回動支点に対して外側に配置しているの
で、これを第1の防火扉に対して積層状に折り畳み、次
いで第1の防火扉を、第2の防火扉と一体的に壁側に向
けて同一方向に回動することにより、平常時において
は、第2の防火扉に組み込んだ差圧ダンパを第1の防火
扉によって保護することができる。
ば、壁側に向けて回動した上記第1および第2の防火扉
を、そのまま避難通路の壁に形成した収納庫内に納める
ことができるために、これら第1および第2の防火扉が
平常時の通行の妨げになることが無く、しかも第1の防
火扉を避難通路側に位置させた状態で収納することによ
り、一層確実に差圧ダンパを保護することが可能にな
る。
間口の広い避難通路に対しても、別途固定壁を設けるこ
となく当該避難通路の遮蔽を行うことができる。また、
合計4枚の防火扉によって構成している結果、各々の防
火扉の幅寸法が小さくなり、よって開閉および収納が容
易になるとともに、防火扉の遮蔽時においても第2およ
び第4の防火扉あるいはこれらの一方のみを開くことに
より、避難通路に大きな空気の流通を生じさせることな
く、一時的に当該防火扉を通過することが可能になり、
また請求項4に記載の発明によれば、第3および第4の
防火扉についても、避難通路の壁側に形成した収納庫内
に納めることができるといった効果が得られる。
である。
ある。
図である。
る。
状態を示す概略構成図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の避難通路に開閉自在に設けられ、
火災時に当該避難通路を閉じる防火扉において、 上記避難通路の壁側に一端部が回動自在に支持された第
1の防火扉と、この第1の防火扉の他端部に回動自在に
連結された第2の防火扉とを有し、かつ上記第2の防火
扉に差圧ダンパが組み込まれてなることを特徴とする防
火扉。 - 【請求項2】 上記避難通路の壁には、上記第1の防火
扉および上記第2の防火扉を同一方向に回動させること
により、上記第1の防火扉を上記避難通路側に位置させ
た状態で積層状をなす上記第1および第2の防火扉を収
納する収納庫が形成されていることを特徴とする防火
扉。 - 【請求項3】 上記第1の防火扉が配置された上記壁と
対向する他方の壁に一端部が回動自在に支持された第3
の防火扉と、この第3の防火扉の他端部に回動自在に連
結された第4の防火扉とを有し、これら第1ないし第4
の防火扉によって上記避難経路を閉じるように構成され
ていることを特徴とする請求項1または2に記載の防火
扉。 - 【請求項4】 上記避難通路の他方の壁には、上記第3
の防火扉および上記第4の防火扉を回動させることによ
り積層状をなす上記第3および第4の防火扉を収納する
収納庫が形成されていることを特徴とする請求項3に記
載の防火扉。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001316469A JP2003120141A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 防火扉 |
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JP2001316469A JP2003120141A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 防火扉 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001316469A Pending JP2003120141A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 防火扉 |
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