JP2018090955A - 差圧ダンパー - Google Patents

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Abstract

【課題】設置場所までの搬送性や施工性が良好であり、上流側の加圧室の加圧により確実に作動し、処理風量ごとに作り分ける必要がない、差圧ダンパーを提供する。【解決手段】差圧ダンパー100は、建物内の空間を区画する防火扉10に形成された開口部11に取り付けられ、予め設定された気圧を受けると開放する機能を有する。差圧ダンパー100は、複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cと、防火扉10に形成された開口部11内に並列状に配列された複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cを防火扉10に取り付ける固定手段と、を備えている。ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cは、正面視形状が長方形状の枠体25と、枠体25で包囲された領域を開閉するため軸体を介して枠体25に回動可能に取り付けられた単数の羽根27と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、建物内の空間を区画する区画手段に形成された開口部に取り付けられ、予め設定された圧力差になると開放する機能を有する差圧ダンパーに関する。
従来、建物内の附室、非常用エレベータ附室、階段室に隣接して設けられた附室、あるいは、附室がない階段室に直接加圧給気する手段として、附室または階段室と他の領域を防火扉で区画するとともに、加圧した室内の圧力を調整するための差圧ダンパーが、附室壁や防火扉自体に設けられていた。差圧ダンパーの仕様は建築基準法(昭44建告第1728号)に定められており、附室加圧状態で防火扉を閉鎖している場合、防火扉を100N以下の力で開放可能であることが要求されている。
差圧ダンパーは、附室(若しくは階段室)と隣接室とを区画する壁などに設けることが考えられるが、施工性や廊下幅を確保する観点から、防火扉(防火戸)に、直接、差圧ダンパーを設ける方式が開示されている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特許文献1に記載されている「ダンパー装置」は、風が流通する通風口を開閉すべく回転自在にこの通風口内に設けられた開閉羽根と、開閉羽根に所要取り付け角度で固定されたガイド杆と、を有し、このガイド杆は、開閉羽根の開閉に伴い水平方向線の一方側から水平方向線を越えて他方側に移行しつつ円弧状に回動するように設けられ、かつ、このガイド杆には、その円弧回動に伴ってそのガイド杆に沿って自由に滑動し得る様に自由スライドウエイトが設けられている。
特許文献2に記載されている「防火扉」は、建物の避難通路に開閉自在に設けられ、火災時に当該避難通路を閉じる防火扉において、避難通路の壁側に一端部が回動自在に支持された第1の防火扉と、この第1の防火扉の他端部に回動自在に連結された第2の防火扉と、を有し、かつ第2の防火扉に差圧ダンパーが組み込まれている。
特許文献3に記載されている「加圧防煙用の差圧ダンパー」は、火災時に陽圧状態に加圧される加圧領域を非加圧領域から区画する区画部材の開口部に設けられる加圧防煙用の差圧ダンパーであり、羽根が支持軸回りに回転可能に設けられ、当該羽根が非回転位置にある状態では開口部を閉鎖し、加圧領域と非加圧領域との相互の差圧によって当該羽根が回転した状態では開口部の少なくとも一部を開放する機能を有し、羽根を非回転位置に向けて回転させるモーメントが当該羽根に対して常時加えられると共に、当該羽根の回転角が大きくなるにつれて前記モーメントが小さくなるように形成されている。
特開平06−241551号公報 特開2003−120141号公報 特開2009−008358号公報
特許文献1,2に記載されているような、常開タイプの防火扉は普段は壁内に収納されており、非常時のみ使用される性質上、防火扉の厚みに対するダンパーの厚みは特に問題となることはなかった。しかしながら、防火扉が壁内に収納されているときのダンパー装置(差圧ダンパー)の収納スペースをどのように確保するか、あるいはダンパーの運搬性や搬入容易性などを考慮すると、ダンパー装置(差圧ダンパー)はコンパクトであることが望ましい。
また、常閉タイプの防火扉においても、ダンパー装置(差圧ダンパー)の厚みが防火扉の厚みよりも大きくなると、様々な不具合が生じるので、常開タイプの防火扉の場合と同様、ダンパー装置(差圧ダンパー)のコンパクト化が要請されている。
一方、特許文献3に記載されている加圧防煙用の差圧ダンパーは、階段扉に形成された正面略方形状の開口部に取り付けられている。この差圧ダンパーは、階段扉の開口部に略合致する正面方形状の枠体と、この枠体の内部において上下方向に略均等間隔で並設された複数のダンパーユニットと、を備えている。また、各ダンパーユニットは、支持軸、羽根及び連結部を備え、1本の支持軸に対し連結部を介して羽根が回転可能に連結されている。
前述したように、特許文献3に記載されている差圧ダンパーは、複数の羽根が1つの枠体に収納された構造であるため、施工現場で必要とされる処理風量が異なると、羽根の枚数の異なる(枠体のサイズも異なる)、複数の差圧ダンパーを用意する必要がある。
また、複数の羽根(ダンパーユニット)を1つの枠体に収納した場合、枠体は、その縦横のサイズに比べて厚みが小さい形状であるが故に、階段扉の開口部に取り付けたときに歪が発生することがあるため、取り付け後、確実に動作するか否かを確認する作業が必要であり、確認作業の際に動作不良が発見されたときには、さらに、確実に動作するまで各部を調整する作業が必要となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、設置場所までの搬送性及び施工性が良好であり、上流側の加圧室の加圧によって確実に作動し、処理風量ごとに作り分ける必要がない、差圧ダンパーを提供することにある。
本発明の差圧ダンパーは、建物内の空間を区画する区画手段に形成された開口部に取り付けられ、予め設定された圧力差になると開放する差圧ダンパーであって、
枠体と、前記枠体で包囲された領域を開閉するため軸体を介して前記枠体に回動可能に取り付けられた単数の羽根と、を有するダンパーユニットと、
前記区画手段に形成された開口部内に並列状に配列された複数の前記ダンパーユニットを前記区画手段に取り付ける固定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の差圧ダンパーにおいては、1つの枠状体に1枚の羽根を有するダンパーユニットを、区画手段の開口部に複数配列する構成としたことにより、設置場所までの搬送性及び施工性が良好となる。また、1つの枠体に複数の羽根を有する従来の差圧ダンパーに比べ、枠体の歪に起因する動作不良が発生し難くなり、例えば、建物内で火災が発生したとき、上流側の加圧室の加圧によって確実に作動する。さらに、ダンパーユニットの配列個数を変更することにより、設置する場所の処理風量に対応することが可能となるので、処理風量ごとに差圧ダンパーを作り分ける必要がなくなり、ダンパーユニットのサイズを規格化することができる。
ここで、前記差圧ダンパーにおいては、前記ダンパーユニットの羽根が閉止状態にあるときの前記ダンパーユニットの厚みが前記区画手段の厚み以下であることが望ましい。
このような構成とすれば、羽根が閉止している状態にあるとき、ダンパーユニットを構成する羽根などの構成部材が区画手段(防火扉や防火戸など)の表裏両面から突出しないので、他工事への影響を最小限に抑えることができ、汎用性も高まる。
また、前記差圧ダンパーにおいては、前記固定手段として、前記枠体の外周の少なくとも一部に、貫通孔を有する突縁状の取付部と、前記貫通孔を通して前記区画手段に螺着されるボルトと、を備えることができる。
このような構成とすれば、複数のダンパーユニットを、汎用部材であるボルトを用いて容易に区画手段の開口部に固定することができる。また、簡素な構造でありながら、確実な固定を行うことができる。
さらに、前記差圧ダンパーにおいては、前記羽根の上縁部側及び下縁部側に、前記羽根が閉止状態にあるとき、前記上縁部及び下縁部がそれぞれ下流側から上流側に向かうように傾斜した曲げ部を備えることが望ましい。なお、前記上流側、下流側は、区画手段で区画された加圧室などで加圧され、前記差圧ダンパーを通過する空気流の流動方向を基準とする。
このような構成とすれば、羽根が開放状態にあるとき、羽根自体に空気流による揚力が生じるので、開放状態にある羽根のバランスを維持し易くなる。また、羽根が閉止状態にあるときに閉鎖力が加わるようになるため、確実な閉止状態を得ることができる。
また、前記差圧ダンパーにおいては、前記ダンパーユニットの枠体の内周面において閉止状態にある前記羽根の下縁部と対向する部分であって前記羽根の下縁部より上流側の位置に、下流側に向かって上り勾配をなす誘導面を有する誘導部材を備えることができる。なお、前記上流側、下流側は、区画手段で区画された加圧室などで加圧され、前記差圧ダンパーを通過する空気流の流動方向を基準とする。
このような構成とすれば、上流側の加圧室などで加圧された空気流が誘導部材の誘導面に当接することにより、羽根面に誘導されるので羽根の開放動作がスムーズに行われる。
また、前記差圧ダンパーにおいては、前記枠体と前記軸体との間に、前記軸体と同軸に配置された二重軸受けを設け、
前記二重軸受けが、前記軸体の外周に配置されたポリテトラフルオロエチレンコーティング金属製の内周軸受けと、前記内周軸受けの周囲に配置されたポリテトラフルオロエチレン製の外周軸受けと、を備えたものとすることができる。
このような構成とすれば、枠体に対する軸体の摺動性が高まるので、羽根の開閉動作が円滑化される。また、二重軸受けの耐食性も良好となる。
また、前記差圧ダンパーにおいては、前記羽根の側縁部と対向する前記枠体の内側面において、前記軸体より上方であって前記羽根の上縁部より下流側の位置、及び、前記軸体より下方であって前記羽根の下縁部より上流側の位置に、
前記枠体の内側面と前記羽根の側縁部との隙間を隠す塞ぎ部材を設けることができる。
このような構成とすれば、火災発生時、上流側の加圧室などで加圧された空気流が何らかの原因によって停止し、羽根が閉止状態となった場合、枠体の内側面と羽根の側縁部との隙間(クリアランス)から火炎や煙が漏洩するのを防止することができる。
また、前記差圧ダンパーにおいては、前記羽根の上縁部側の曲げ部に突設された固定ボルトと、前記固定ボルトに取り付けられたウエイトと、を備えることができる。
このような構成とすれば、固定ボルトに対するウエイトの位置、固定ボルトに取り付けられるウエイトの個数を変更することにより、羽根が開放するのに必要な圧力差(設定圧力)を調整することができる。
本発明により、設置場所までの搬送性や施工性が良好であり、上流側の加圧室などの加圧により確実に作動し、処理風量ごとに作り分ける必要がない、差圧ダンパーを提供することができる。
本発明の実施形態である差圧ダンパーが取り付けられた防火扉及びその近傍を示す一部省略水平断面図である。 差圧ダンパーの羽根が閉止状態にあるときの図1中の矢線A方向から見た防火扉の正面図である。 図1中の矢線B方向から見た防火扉の背面図である。 図2中のC−C線における断面図である。 図2中に示す差圧ダンパーを構成する複数のダンパーユニットのうちの1台を正面側から見た斜視図である。 図5に示すダンパーユニットを背面側から見た斜視図である。 図5中の矢線D方向から見たダンパーユニットの側面図である。 図5中のE−E線における断面図である。 図5中のF−F線における一部省略断面図である。 差圧ダンパーの羽根が開放状態にあるときの防火扉の正面図である。 図10に示す防火扉の平面図である。 図10中のG−G線における断面図である。 図10中に示す差圧ダンパーを構成する複数のダンパーユニットのうちの1台を正面側から見た斜視図である。 図13に示すダンパーユニットを背面側から見た斜視図である。 図13中の矢線J方向から見たダンパーユニットの側面図である。 図13中のK−K線における断面図である。 差圧ダンパーが取り付けられた防火扉に関するその他の実施形態を示す一部省略垂直断面図である。
以下、図1〜図16に基づいて本発明の実施の形態である差圧ダンパー100について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の差圧ダンパー100は、建物内の空間を区画する区画手段である防火扉10に形成された開口部11に取り付けられている。平常時は図2〜図4に示すように閉止状態にあり、火災時などに、予め設定された圧力差となると、後述する図10〜図12に示すように開放状態となる。
図1に示すように、一対の防火扉10,10は対向配置された壁体12,12にヒンジ13を介して開閉可能に取り付けられ、一方の防火扉10に差圧ダンパー100が取り付けられている。平常時、防火扉10,10はそれぞれ壁体12,12に設けられた凹部12a,12aに収納されている。火災が発生すると、防火扉10,10はヒンジ13,13を中心にそれぞれ矢線14方向に90度回動して閉止状態となる。これにより、壁体12,12の間の空間は防火扉10,10によって附室15と隣接室16とに区画される。
この後、所定の給気手段(例えば、送風機)によって附室15内へ空気が供給され、附室15内の圧力が高まり、予め設定された圧力差となると、差圧ダンパー100は開放状態となり、図1中の矢印17に示すように、附室15内の空気が差圧ダンパー100を通過して、隣接室16内へ送り込まれる。これにより、附室15内の圧力は隣接室16内の圧力より高い状態に維持されるので、隣接室16内から附室15内への煙やガスなどの侵入を防止することができる。
ここで、図2〜図9に基づいて、差圧ダンパー100の構造及び機能などについて説明する。なお、図2において矢線Hで示す方向を水平方向(若しくは左右方向)と称し、矢線Vで示す方向を鉛直方向(若しくは上下方向)と称する。図2,図3に示すように、差圧ダンパー100は、複数(4台)のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cと、防火扉10に形成された開口部11内に並列状に配列された複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cを防火扉10に取り付ける固定手段である突縁状の取付部21,22,23及び複数のボルト24と、を備えている。
図3に示すように、ダンパーユニット20Aは枠体25の左右に突設された一対の取付部22,22と、枠体25の上方に突設された取付部21と、を有している。ダンパーユニット20Bは左右に突設された一対の取付部22,22を有している。ダンパーユニット20Cは左右に突設された一対の取付部22,22と、下方に突設された取付部23と、を有している。
複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cは、防火扉10の開口部11内において、後述するそれぞれの軸体26の軸心方向が水平方向をなした状態で、互いに鉛直方向に並列するように配列されている。ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cはそれぞれ複数のボルト24を防火扉10の背面側に螺着することによって固定されているが、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cは互いに拘束されていない。このため、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cは、防火扉10の開口部11に対し、それぞれ個別に着脱可能である。
図4に示すように、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの羽根27が閉止状態にあるときのダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの厚み20tは防火扉10の厚み10t以下である。
ダンパーユニット20A,20Cとダンパーユニット20Bとは、取付部21,23の有無を除けば、互いに同じ構造、機能を有しているので、以下、ダンパーユニット20Bの構造、機能について説明する。
図5〜図8に示すように、ダンパーユニット20Bは、正面視形状が四角形状の枠体25と、枠体25で包囲された領域を開閉するため水平方向に配置された左右2本の軸体26を介して枠体25に回動可能に取り付けられた単数の羽根27と、を備えている。四角形状の枠体25は、その長辺部25aが水平方向をなし、短辺部25bが鉛直方向をなすようにして、防火扉10の開口部11(図2参照)内に配置されている。
枠体25の短辺部25b,25bからそれぞれ左右方向にリブ状の取付部22,22が突設されている。取付部22,22の上下にはそれぞれボルト24を挿通するための貫通孔28,28が開設されている。
図7に示すように、取付部22は、その背面22aが、枠体25の背面25eより所定寸法Sだけ正面寄りの位置に設けられている。また、図3に示すダンパーユニット20Aの枠体25の上方に突設された取付部21の背面21a、及び、ダンパーユニット20Cの枠体25の下方に突設された取付部23の背面23aも、取付部22と同様に、枠体25の背面25eより所定寸法Sだけ正面寄りの位置に設けられている。所定寸法Sは、図3に示すボルト24の頭部(図示せず)の高さと同等若しくはそれより大であることが望ましく、そうすることにより、ボルト24の頭部が防火扉10の背面から突出するのを回避することができる。
図8に示すように、羽根27の上縁部27a側及び下縁部27b側には、羽根27が閉止状態にあるとき、上縁部27a及び下縁部27bがそれぞれ下流側から上流側に向かうように傾斜した曲げ部27ax,27bxを備えている。なお、前述した「下流側」、「上流側」については、図8中の矢線17aが示す方向が「下流側」であり、矢線17aが示す方向と180度反対方向が「上流側」である。
図8に示すように、ダンパーユニット20Bの枠体25の内周面25cにおいて、閉止状態にある羽根27の下縁部27bと対向する部分であって羽根27の下縁部27bより上流側の位置に、下流側に向かって上り勾配をなす誘導面29aを有する誘導部材29を備えている。
図8に示すように、羽根27の上縁部27a側の曲げ部27axには、曲げ部27axから上流側(背面側)に起立するように複数の固定ボルト33が突設され、これらの固定ボルト33に対して複数の帯板状のウエイト34がナット35によって着脱可能に固定されている。
図9に示すように、枠体25を構成する側壁部と軸体26との間には、軸体26と同軸に配置された二重軸受け30が配置されている。二重軸受け30は、軸体26の外周に配置されたポリテトラフルオロエチレンコーティング金属製の内周軸受け31と、内周軸受け31の周囲に配置されたポリテトラフルオロエチレン製の外周軸受け32と、を備えている。
図5,図6,図8に示すように、羽根27の側縁部27cと対向する枠体25の内側面(側壁部25dの内面)において、軸体26より上方であって羽根27の上縁部27aより下流側の位置に塞ぎ部材36が設けられ、また、軸体26より下方であって羽根27の下縁部27bより上流側の位置に塞ぎ部材37が設けられている。塞ぎ部材36,37はそれぞれ、枠体25の内側面(側壁部25dの内面)と羽根27の側縁部27cとの隙間を隠す機能を有する。
前述したように、平常時においては、図1に示す防火扉10は壁体12の凹部12a内に収納されており、このとき、差圧ダンパー100を構成するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの羽根27は全て図2〜図8に示すように閉止状態に保持されている。
建物内に火災が発生すると、防火扉10,10はヒンジ13,13を中心にそれぞれ矢線14方向に90度回動して閉止状態となり、壁体12,12の間の空間は防火扉10,10によって附室15と隣接室16とに区画される。
この後、所定の給気手段(例えば、送風機)によって附室15内へ空気が供給され、附室15内の圧力が高まり、予め設定された圧力差を超えると、図10〜図16に示すように、差圧ダンパー100を構成するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの羽根27は軸体26を中心に回動して開放状態(略水平状態)となる。
これにより、図1中の矢印17に示すように、附室15内の空気が差圧ダンパー100を通過して、隣接室16内へ送り込まれ、附室15内の気圧は隣接室16内の圧力より高い状態に維持されるので、隣接室16内から附室15内への煙やガスなどの侵入を防止することができる。
差圧ダンパー100を構成するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cは垂直方向に複数並列させて防火扉10の開口部11に固定されているが、上下方向に隣接するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの枠体25及び羽根27同士を連結しない構成としているため、枠体25の歪に起因する羽根27の作動不良を防止することができる。また、複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cのそれぞれの羽根27が独立しているので、確実な作動を確保することができる。なお、必要であれば、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの枠体25同士が互いに上下に隣接する部分をネジ(図示せず)などで接合することは可能である。
差圧ダンパー100を構成するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの厚み20tは、防火扉10の厚み10t以下とし、羽根27が閉止状態にあるときに、防火扉10の正面10fや背面10eから羽根27やウエイト34などの構成部材が突出しないように構成されている。このため、差圧ダンパー100が閉止状態にあるとき、防火扉10近傍を通過する人や物の障害となることがない。
防火扉10に対するダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの取付部21,22,23は、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの背面(附室15に臨む面)よりも内側としているので、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cを防火扉10にボルト23(図3参照)で固定したときに、ボルト23の頭部が防火扉10の背面から突出するのを回避することができる。
また、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの外形は、出っ張り部分のない四角い箱状となる。このため、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの梱包、積み重ねが容易であり、運搬も容易に行うことができる。
差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cのうち、最上部に位置するダンパーユニット20Aの枠体25の上部に取付部21が設けられ、最下部に位置するダンパーユニット20Cの枠体25の下部に取付部23が設けられている。これにより、最上部及び最下部に位置するダンパーユニット20A,20Cを確実に防火扉10に固定することができる。また、最上部に位置するダンパーユニット20Aの枠体25と防火扉10の開口部11との間、及び、最下部に位置するダンパーユニット20Cの枠体25と防火扉10の開口部11との間に隙間が生じるのを防止することができる。
差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの枠体25の内周面25cには誘導面29aを有する誘導部材29を備えたことにより、附室15で加圧された空気流が誘導部材29の誘導面29aに当接し、空気流が羽根27に誘導されるので羽根27の開放動作がスムーズに行われる。本実施形態においては、誘導部材29の断面形状(空気流方向と平行な面における断面形状)は略直角三角形状であり、誘導面29aの傾斜角度は水平面を基準に45度としているが、これに限定するものではない。
また、誘導部材29において枠体25の内周面25cと直角をなす起立面29bに、全閉状態にあるときの羽根27の下縁部27b側の曲げ部27bxが当接することにより、ストッパーとして機能する。さらに、開放状態にあった羽根27が閉止するときの騒音を防止するため、誘導部材29の起立面29bに緩衝材(図示せず)が設けられている。
差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cにおいては、図9に示すように、二重軸受け30が、軸体26の外周に配置されたポリテトラフルオロエチレンコーティング金属製の内周軸受け31と、内周軸受け31の周囲に配置されたポリテトラフルオロエチレン製の外周軸受け32と、を備えている。
これにより、火災時の火炎によってダンパーユニット20A,20B,20B,20Cが加熱され、ポリテトラフルオロエチレン製の外周軸受け32や外周軸受け32のポリテトラフルオロエチレンコーティングが溶解するようなことがあっても、金属製の内周軸受け31によって軸体26は回動可能に支えられるため、羽根27の開閉動作を確実に維持することができる。
差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの枠体25はそれぞれ塞ぎ部材36,37を備えており、これにより、枠体25の内側面(側壁部25dの内面)と羽根27の側縁部27cとの隙間を隠すことができる。従って、火災発生時、上流側の附室15で加圧された空気流が何らかの原因によって停止し、羽根27が閉止状態となった場合でも、枠体25の内側面(側壁部25dの内面)と羽根27の側縁部27cとの隙間(クリアランス)から火炎や煙が漏洩するのを防止することができる。なお、軸体26よりも上方にある塞ぎ部材36は羽根27が全開したとき(図16参照)のストッパーとしての機能も有する。
差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cにおいては、羽根27の上縁部27a側の曲げ部27axの固定ボルト33に帯板状(フラットバー型)のウエイト34を取り付け、ナット35で固定している。固定ボルト33に取り付けるウエイト34の個数あるいは固定ボルト33の長さ方向のどの位置にウエイト34を固定するかによって、羽根27の開放圧力を調整することができる。
また、差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの台数を変えることにより、設置する場所の処理風量に対応することができるので、処理風量ごとに差圧ダンパーを作り分ける必要がなくなり、ダンパーユニットのサイズを規格化することができる。
さらに、差圧ダンパー100を構成する複数のダンパーユニット20A,20B,20B,20Cはそれぞれ個別に防火扉10の開口部11に着脱可能であるため、例えば、施工後、防火扉10に取り付けられたダンパーユニットの台数が多過ぎるような状況が生じた場合、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの何れかを取り外し、その跡を閉塞するためのブランク板などの遮蔽部材(図示せず)を取り付けることにより、状況変化に的確に対応することができる。
また、ダンパーユニット20A,20B,20Cとともにブランク板などの遮蔽部材(図示せず)を、増設用のダンパーユニットの設置スペースを見込んで大きめに開設された開口部に予め取り付けておけば、施工後、ダンパーユニットの台数が不足する状況が生じた場合、ブランク板を取り外し、その跡にダンパーユニットを追加して取り付けることによって的確に対応することができる。
このように、ダンパーユニット20A,20B,20Cのサイズを統一し、モジュール化しておくことにより、ダンパーユニット20A,20B,20Cの設置台数の増減を、なお一層容易に行うことができる。
図1に示すように、平常時、防火扉10,10はそれぞれ壁体12,12に設けられた凹部12a,12aに収納されており、火災が発生すると、防火扉10,10はヒンジ13,13を中心にそれぞれ矢線14方向に90度回動して閉止状態となるタイプであるが、そのほかに、平常時も閉止状態に保たれるタイプの防火扉(図示せず。)に対しても、差圧ダンパー100は取り付け可能である。
この場合、常時、閉止され施錠されている防火扉のダンパーユニット20A,20B,20Cのいずれかの羽根27を手で開いて開口部分から腕を差し込み、防火扉のロック機構まで手指を伸ばして解錠されるおそれがある。そこで、防犯を目的として、ダンパーユニット20A,20B,20Cの開口部分を覆う金網や格子材を設置することもできる。
次に、図17に基づいて、差圧ダンパーが取り付けられた防火扉に関するその他の実施形態について説明する。図17は、図4に示すダンパーユニット20Aと同様の構造、機能を有するダンパーユニット20Dが取り付けられた防火扉10Dを示す一部省略垂直断面図である。図17に示す部分は、図4中の矢線Xで示す部分に相当する。
前述したように、図4に示す実施形態においては、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの羽根27が閉止状態にあるときのダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの厚み20tは防火扉10の厚み10t以下となっている。このため、ダンパーユニット20A,20B,20B,20Cが閉止状態にあるとき、防火扉10の正面10fや背面10eから枠体25の正面25fや背面25eあるいはダンパーユニット20A,20B,20B,20Cの構成部材が突出しないという長所がある。
一般に、ダンパーユニット20Dに枠体25Dを曲げ加工で製作した場合、図17に示すように、曲げ加工時に形成される枠体25Dの辺縁部25Dcの外周面はR面(凸曲面)となる。この場合、図4に示すような構成とすると、図17中に示すように、防火扉10Dの正面10Dfが二点鎖線Yの位置にあって、枠体25Dの正面25Dfが二点鎖線Yと同一平面をなす状態となるので、防火扉25の開口部11Dの内周部分と枠体25Dの外周部分とは隙間なく密着しているにもかかわらず、枠体25Dの辺縁部25Dcと、防火扉10Dの開口部11Dの内周部分との間に、目視可能な断面略V字状の溝Qが形成されることが多い。外部から溝Qが見えると、防火扉25の開口部11Dの内周部分と枠体25Dの外周部分との間に隙間が生じているように誤認される可能性があるだけでなく、外観性(意匠性)を阻害したり、溝Qに塵埃などが溜まったりすることがある。
そこで、図17に示す実施形態においては、羽根(図示せず)が閉止状態にあるときのダンパーユニット20Dの厚み20Dtを防火扉10Dの厚み10Dtより大とすることにより、図17中に示すように、ダンパーユニット20Dを構成する枠体25Dの正面25Df及び背面25Deがそれぞれ防火扉10Dの正面10Df及び背面10Deから突出した状態に配置している。これにより、防火扉10Dの開口部10とダンパーユニット20Dの枠体25Dとの境界部Pに溝Qが形成されるのを回避することができるので、外観性(意匠性)が良好となるだけでなく、溝Q内に塵埃などが溜まるのを防止することができる。
図17に示す実施形態においては、ダンパーユニット20Dを構成する枠体25Dの正面25Df及び背面25Deの両方が、それぞれ防火扉10Dの正面10Df及び背面10Deから突出した状態に配置されているが、これに限定しないので、ダンパーユニット20Dを構成する枠体25Dの正面25Df若しくは背面25Deの少なくとも一方が、防火扉10Dの正面10Df若しくは背面10Deから突出した状態に配置することも可能であり、その場合も前述した作用効果を得ることができる。
なお、図1〜図17に基づいて説明した差圧ダンパー100は本発明の差圧ダンパーの一例を示したものであり、本発明の差圧ダンパーは前述した差圧ダンパー100に限定されるものではない。
本発明に係る差圧ダンパーは、例えば、建物内で火災が発生したときに、当該建物内において正圧状態に加圧される領域と隣接する領域との差圧調整用の資材として、建設業などの産業分野において、広く利用することができる。
10,10D 防火扉
10e,10De,22a,25e,25De 背面
10f,10Df,25f,25Df 正面
10t,20t,10Dt,20Dt 厚み
11,11D 開口部
12 壁体
12a 凹部
13 ヒンジ
14 矢線
15 附室
16 隣接室
17 矢印
17a 矢線
20A,20B,20C,20D ダンパーユニット
21,22,23 取付部
24 ボルト
25,25D 枠体
25a 長辺部
25b 短辺部
25c 内周面
25d 側壁部
25Dc 辺縁部
26 軸体
27 羽根
27a 上縁部
27b 下縁部
27c 側縁部
28 貫通孔
29 誘導部材
29a 誘導面
29b 起立面
30 二重軸受け
31 内周軸受け
32 外周軸受け
33 固定ボルト
34 ウエイト
35 ナット
36,37 塞ぎ部材
100 差圧ダンパー
P 境界部
Q 溝
Y 二点鎖線

Claims (8)

  1. 建物内の空間を区画する区画手段に形成された開口部に取り付けられ、予め設定された圧力差になると開放する差圧ダンパーであって、
    枠体と、前記枠体で包囲された領域を開閉するため軸体を介して前記枠体に回動可能に取り付けられた単数の羽根と、を有するダンパーユニットと、
    前記区画手段に形成された開口部内に並列状に配列された複数の前記ダンパーユニットを前記区画手段に取り付ける固定手段と、を備えた差圧ダンパー。
  2. 前記ダンパーユニットの羽根が閉止状態にあるときの前記ダンパーユニットの厚みが前記区画手段の厚み以下である請求項1記載の差圧ダンパー。
  3. 前記固定手段として、前記枠体の外周の少なくとも一部に、貫通孔を有する突縁状の取付部と、前記貫通孔を通して前記区画手段に螺着されるボルトと、を備えた請求項1または2記載の差圧ダンパー。
  4. 前記羽根の上縁部側及び下縁部側に、前記羽根が閉止状態にあるとき、前記上縁部及び下縁部がそれぞれ下流側から上流側に向かうように傾斜した曲げ部を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の差圧ダンパー。
  5. 前記ダンパーユニットの枠体の内周面において閉止状態にある前記羽根の下縁部と対向する部分であって前記羽根の下縁部より上流側の位置に、下流側に向かって上り勾配をなす誘導面を有する誘導部材を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の差圧ダンパー。
  6. 前記枠体と前記軸体との間に、前記軸体と同軸に配置された二重軸受けを有し、
    前記二重軸受けが、前記軸体の外周に配置されたポリテトラフルオロエチレンコーティング金属製の内周軸受けと、前記内周軸受けの周囲に配置されたポリテトラフルオロエチレン製の外周軸受けと、を備えた請求項1〜5のいずれかに記載の差圧ダンパー。
  7. 前記羽根の側縁部と対向する前記枠体の内側面において、前記軸体より上方であって前記羽根の上縁部より下流側の位置、及び、前記軸体より下方であって前記羽根の下縁部より上流側の位置に、
    前記枠体の内側面と前記羽根の側縁部との隙間を隠す塞ぎ部材を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の差圧ダンパー。
  8. 前記羽根の上縁部側の曲げ部に突設された固定ボルトと、前記固定ボルトに取り付けられたウエイトと、を備えた請求項1〜7のいずれかに記載の差圧ダンパー。
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