JP5571735B2 - 引戸サッシ - Google Patents

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Description

本発明は、指挟み防止機能を備えた引戸サッシに関する。
特許文献1には、ドア本体の見付け面に磁石を取付け、ドアの上枠に先端が上下に揺動動自在な指挟み防止部材を設けた引戸サッシにおいて、磁石を固定したブラケットが上下方向の長孔を有し、磁石の取付け位置を上下に調整自在なことが開示されている。
特開平7−317424号公報
一方、引戸サッシの種類によっては横枠と障子との間の間隔が異なる場合があり、また同種のサッシであっても建付けによっては横枠と障子との間の間隔が異なる場合がるので、指挟み防止部材の取付け位置の調整が必要になる。
しかし、特許文献1では、指挟み防止部材の上下位置の調整ができないという問題がある。
そこで、本発明は、引戸障子に固定する指挟み防止部材の上下位置の調整を可能とすることにより、横枠と障子との間隔が異なる引戸サッシであっても同種の指挟み防止部材が使用できると共に指挟み防止部材の建付け調整が容易な引戸サッシの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、横枠内に設けたストッパ部材と、指挟み防止部材と、指挟み防止部材を障子に固定する固定ブラケットと備え、ストッパ部材は磁石を有し、指挟み防止部材は、障子見込み方向の軸周りを回転自在に設けてあり、軸回りの重量の偏りにより回転軸よりも障子閉側が横枠内に突出する方向に付勢してあり且つ回転軸よりも障子閉側にストッパ部材の磁石と反発する磁石を有し、障子が所定速度よりも遅く閉まると指挟み防止部材の障子閉側がストッパ部材の磁石の反発力を受けて障子側に回動することによりストッパ部材を通過し、障子が所定速度より早く閉まるときに、指挟み防止部材の障子閉側が障子側に回動する前にストッパ部材に衝突することを特徴とする引戸サッシである。
請求項1に記載の発明によれば、障子を閉じるときの指挟みを防止できる。
本実施の形態に係る引戸サッシの内障子を所定速度よりも速く閉めた状態を室外側から見た縦断面図である。 図1に示す内障子を遅く閉めた状態であって室外側から見た縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 内障子の指挟み防止具を分解して示す横断面図である。 本実施の形態に係る引戸サッシであって外障子を所定速度よりも速く閉めた状態を室内側から見た縦断面図である。 図6のA−A断面図である。 図7のB−B断面図である。 外障子の指挟み防止具を分解して示す横断面図である。 本実施の形態に係る引戸サッシの横断面図である。 本実施の形態に係る引戸サッシを室内側から見た正面図である。 ストッパ部材と横枠との間にスペーサを装着した縦断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態に係る引戸サッシ1は、図10及び図11に示すように引き違いサッシであり、図11に示すように、上枠(横枠)3の左右に各々ストッパ部材5、5が取付けてあり、内障子7と外障子9の各上框(横框)11に指挟み防止部材13を有する指挟み防止具15、16が取付けてあり、内障子7と外障子9とを閉じるときの指挟み防止が図られている。図10に示すように、内障子7の指挟み防止具15は内障子7の室外側見付け面に取付けてあり、外障子9の指挟み防止具16は外障子7の室内側見付け面に取付けてある。
図3〜図5に示すように、内障子5の指挟み防止具15は、本体部17と、カバー19と、固定ブラケット21とから構成されており、本体部17には軸23が設けてあり、指挟み防止部材13が障子見込み方向の軸23に軸周りを回転自在に取付けてある。本体部17と固定ブラケット21とはリベット31で固定されている。
図1及び図2に示すように、指挟み防止部材13は、軸23よりも障子閉側に磁石25を有し、軸23の障子開側に錘27が設けてあり、軸23回りの重量の偏りにより回転軸23よりも障子閉側の磁石25が横枠3に向けて突出する方向に付勢してある。磁石25は横枠3側が後述するストッパ部材5の磁石29と反発する磁極を有している。錘27は、金属であり指挟み防止部材13に圧入してある。
本体部17と固定ブラケット21とには、各々同じ位置に上下の長孔33、34が形成されており、固定ブラケット21は内障子7の竪框12と横框11とに跨って配置してあり、一方の長孔33は竪框12に位置し、他方の長孔34は横框11に位置して、各長孔33、34は室外側から止めるねじ35で内障子7の室外側見付け面に固定してある
図1及び図10に示すように、指挟み防止具15の障子開き側には、障子ストッパ37が設けてあり、障子ストッパ37は弾性材でできており、ねじで内障子7の室外側見付け面に固定してある。
ストッパ部材5は、図1に示すように、横枠3の見込み面にねじ41で固定してあり、障子開側に磁石29が設けてあり、磁石29よりも障子閉じ側で且つ下側の位置に指挟み防止部材13との係合部材45が取付けてある。
係合部材45は、弾性体からなる衝撃吸収材であり、ストッパ部材5を横枠3に止めるねじ41でストッパ部材5に固定してあり、ねじ41を外すことにより交換可能になっている。
次に、図6〜図10を参照して、外障子9の指挟み防止具16について説明するが、内障子7の指挟み防止具15と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、内障子7の指挟み防止具15と異なる点のみを説明する。
外障子の指挟み防止具16は、図6及び図7に示すように、固定ブラケット21が本体部17よりも戸先側に突出しており、突出部分49に一方の長孔33を2つ上下に設けている。また、この一方の長孔33と長孔33に止めたねじ35とは、図10に示すように、遮蔽部材51で室外側から隠している。尚、図6及び図7では遮蔽部材51は省略して示している。
次に、ストッパ部材5、5及び指挟み防止具15、16の取付け、作用、効果について説明する。
図1又は図6に示すように、内障子7と外障子9とに対応する各ストッパ部材5、5は、横枠3の見込み面に下からねじ41で固定する。このとき、ストッパ部材5、5を止めるねじ41の一つで係合部材45も同時に固定する。
ストッパ部材5の取付けにおいて、必要に応じて、図12に示すように、横枠3との間にスペーサ52を介在させて上下位置を調整しても良い。
一方、図1に示すように、内障子7には室外側見付け面に、カバー19を外した指挟み防止具15を横框11と竪框12とに跨って配置し、一方及び他方の長孔33、34にねじ35を挿通してねじを止めするが、ねじ35を少し緩めた状態にして、固定ブラケット21及び本体部17を上下に移動して、指挟み防止部材13の上下位置を調整した後、ねじ35を締めて固定する。その後、本体部17にカバーを装着する。
外障子9への指挟み防止具16の取付けも、指挟み防止具15の場合と同様に、外障子9の室内側見付け面に、カバー19を外した指挟み防止具16を横框11と竪框12とに跨って配置し、一方及び他方の長孔33、34にねじ35を挿通してねじを止め、ねじ35を少し緩めた状態にして、本体部17及び固定ブラケット21を上下に移動して、指挟み防止部材13の上下位置を調整した後、ねじ35を締めて固定する。その後、本体部17にカバー19を装着し、戸先側の突出部49に遮蔽部材51を取付ける。尚、図7及び図8に示すように、他方の長孔34に挿通するねじ35は、横框11を貫通して裏板40に固定している。
また、内障子7には、指挟み防止具15の障子開側に障子ストッパ37をねじ固定する。
ここで、内障子7の指挟み防止動作について説明する。
図1に示すように、内障子7が所定速度(磁石の反発力が作用する速度)より早く閉まると、指挟み防止部材13の障子閉側が内障子7に向けて回動する前にストッパ部材5の係合部45に衝突して、内障子7が閉じるのを規制する。これにより、竪枠4と内障子7との間に指が挟まれるのを防止する。
一方、図2に示すように、内障子7が所定速度よりも遅く閉まると指挟み防止部材13の障子閉側がストッパ部材5の磁石29の反発力を受けて内障子7側に回動することによりストッパ部材5を通過して閉じる。
外障子9の指挟み防止も同様にして行われるので、その動作は省略する。
一方、図10に示すように、内障子7が閉じた位置にあるときに、外障子9を開いたときには、外障子9の指挟み防止具16が内障子7の召合せ框14に衝突する前に、外障子9の戸尻框18が障子ストッパ37に衝突する。
本実施の形態によれば、指挟み防止具15、16の固定ブラケット21には、上下方向の長孔33、34が形成してあり、長孔33、34に挿通するねじ35で障子7、9に固定してあるので、ねじ35を緩めて固定ブラケット21を上下に移動することにより指挟み防止部材13の上下位置を容易に調整できる。これにより、引戸サッシの種類が異なる為に横枠3と障子7との間隔が異なる場合であっても、同種の指挟み防止具15、16(指挟み防止部材13)が使用できると共に指挟み防止部材13の建付け調整が容易にできる。
外障子9を開いたときに、外障子9が内障子7の指挟み防止具15に衝突する前に障子ストッパ37に衝突するから、指挟み防止具15が損傷するのを防止できる。
指挟み防止部材13は障子見付け面に固定するので、障子7,9に後付が容易にできる。また、必要に応じて固定ブラケット21を変えれば、各種の引戸サッシに取付けができる。
本実施の形態によれば、固定ブラケット21は、障子7、9の横框11と竪框12に跨って固定しているので、障子の組立て強度を高めることができる。
錘27は指挟み防止部材13に圧入しているので、錘27の重量調整が容易にできる。
ストッパ部材5に取付けた係合部材45には、衝撃吸収部材を用いているので、指挟み防止部材13が衝突したときの衝撃を緩和できる。
係合部材45はストッパ部材5にねじ41で止めているので、ねじ41を外すことにより経時劣化等による交換が容易にできる。
ストッパ部材5は、図12に示すように、横枠3との間にスペーサ52を介在させることにより、指挟み防止部材13との上下位置調整が容易にできる。
指挟み防止部材13は、重量の偏りにより横枠側に付勢しており、ばねを使用していないので、ばねの作動不良等がなく、耐久性が良い。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、請求項1に記載の引戸サッシ1は引き違いサッシに限らず、片引戸であっても良い。
横枠3は上枠に限らず下枠とし、横框6を下框としても良い。
横枠3と固定ブラケット21との間に配置するスペーサ52(図12参照)は、必要に応じて複数枚配置しても良い。
障子ストッパ37は、外障子9に設けても良い。
ストッパ部材5に油圧や減速歯車等を用いたダンパーを設けて指挟み防止部材13が衝突したときの衝撃を緩和しても良い。
指挟み防止部材13は、指挟み防止具15、16と共に横框6の内部に設けて、長孔33、34に挿通するねじ35を横框6の外部から挿通して横框6の内側見付面に固定するものであっても良い。
1 引戸サッシ
3 上枠(横枠)
5 ストッパ部材
7 内障子
9 外障子
11 上框(横框)
13 指挟み防止部材
21 固定ブラケット
23 軸
25 磁石(指挟み防止部材の磁石)
27 錘
29 磁石(ストッパ部材の磁石)
33、34 長孔
37 障子ストッパ

Claims (1)

  1. 横枠内に設けたストッパ部材と、指挟み防止部材と、指挟み防止部材を障子に固定する固定ブラケットと備え、ストッパ部材は磁石を有し、指挟み防止部材は、障子見込み方向の軸周りを回転自在に設けてあり、軸回りの重量の偏りにより回転軸よりも障子閉側が横枠内に突出する方向に付勢してあり且つ回転軸よりも障子閉側にストッパ部材の磁石と反発する磁石を有し、障子が所定速度よりも遅く閉まると指挟み防止部材の障子閉側がストッパ部材の磁石の反発力を受けて障子側に回動することによりストッパ部材を通過し、障子が所定速度より早く閉まるときに、指挟み防止部材の障子閉側が障子側に回動する前にストッパ部材に衝突することを特徴とする引戸サッシ。
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