JP3843226B2 - エレベータの乗場装置及びその制御方法及び防火システム - Google Patents

エレベータの乗場装置及びその制御方法及び防火システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物内の乗場から昇降路内を昇降する乗りかごへの乗降のためのエレベータの乗場装置及びその制御方法及び防火システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4〜図6にて、従来のエレベータの乗場装置について、簡単に説明する。ここで、図4は従来のエレベータの乗場装置を示す概略正面図であり、図5はその乗場装置のA-A線における概略縦断面図であり、図6はB-B線における概略横断面図である。
【0003】
図4〜図6において、1は乗場の出入口から乗りかごへの乗降を可能とする乗場ドア、2は乗場の出入口の両側部を区画する三方枠縦枠、3は乗場の出入口の上部を区画する三方枠上枠、4は乗場の出入口の下部を区画するとともに乗場ドア1の開閉を案内する乗場敷居、7は昇降路を区画するとともにその昇降路に向けて開口して出入口を形成する内壁、8は乗りかごに乗降するために建物の各階に設けられた乗場、18は乗りかごが昇降するために建物に設けられた昇降路を示す。
【0004】
ここで、乗場ドア1は、2枚のドアで構成されている。そして、閉時には、図6に示すように、2枚の乗場ドア1が、出入口のほぼ中央で当接して、出入口を昇降路18から封鎖する。これに対して、開時には、2枚の乗場ドア1が、図4の矢印方向に移動した後に、出入口の両側に設けられた戸袋にそれぞれ収納されて、出入口を乗りかごに向けて開放する。
また、乗場8の出入口とは、昇降路18に向けて開口するように設けられたもので、図4における三方枠縦枠2、三方枠上枠3、乗場敷居で囲まれた矩形の範囲をいう。
【0005】
以上のように、構成されたエレベータの乗場装置において、昇降路内を昇降した乗りかごが、出入口に近接して停止したときに、その乗りかご側のドアの開放に連動して、図示せぬ乗場ドア装置を介して、乗場ドア1が乗場敷居4のレール部に案内されて開放されることになる。
【0006】
なお、乗場ドア1のスムーズな開閉を行うために、乗場ドア1と出入口との間には、適度な隙間が設けられている。詳しくは、図5に示すように、三方枠上枠3と乗場ドア1との間には、隙間G1がある。また、図5に示すように、乗場敷居4と乗場ドア1との間には、隙間G3がある。さらに、図6に示すように、三方枠縦枠2と乗場ドア1との間には、隙間G2がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のエレベータの乗場装置は、遮炎性、遮煙性が低いとされていた。すなわち、建物内の所定の階で火災が発生したときに、火災による炎や煙が昇降路を通じて別の階に達して、その被害が短時間に拡大するという問題があった。これは、上述した乗場ドアと乗場の出入口との間に隙間があるために、そこを通過した炎や煙が、昇降路をバイパスとして、火災の発生していない階にまで及ぶためである。
【0008】
これに対して、乗場側に設置できる折畳式防火扉を備えたエレベータの乗場装置が提案されている(例えば、実案平2-65947号公報参照)。
以下、図7にて、その折畳式防火扉を備えたエレベータの乗場装置について簡単に説明する。同図に示すように、昇降路18に向けて開口された乗場8の出入口の近傍には、防火扉30a、30bを収納する収納部30が、内壁7に凹部を設けて形成されている。この防火扉30a、30bは、ヒンジ部30c、30dを備えており、これにより折畳みが可能になっている。そして、火災が発生していない平常時には、防火扉30a、30bは、収納部30に折畳んで収納される。これに対して、火災が発生した火災発生時には、収納部30から防火扉30a、30bを引き出して、乗場8全面を覆うことで、出入口から昇降路18への炎、煙の侵入を防止するものである。
【0009】
このように、折畳式防火扉を備えたエレベータの乗場装置は、出入口の開口面積のほぼ半分の大きさの防火扉を、乗場の両側部に設けた収納部に収めるものであり、それに必要なスペースはかなりのものである。そして、この収納スペースは、大量輸送用の大きな乗りかごに対応して、出入口の開口面積が大きくなればなるほど、さらに大きくする必要がある。また、火災時における緊急の防災扉の使用を想定して、防災扉の収納部の前方には、その開閉の障壁となる物体を置かないようにしなければならない。このように、従来のエレベータ装置の乗場装置は、遮炎性、遮煙性を高めるために、設計上、使用上かなり大きな制約をともなっていた。
【0010】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、火災発生時の遮炎、遮煙部材の収納スペースによる、乗場周りの設計上、使用上の制約が少なく、火災発生時に乗場側から昇降路側への炎、煙の侵入を確実に遮断するエレベータの乗場装置及びその制御方法及び防火システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明にかかるエレベータの乗場装置は、乗りかごが昇降する昇降路に向けて開口するように建物内の乗場に設けられた乗場出入口から、上記乗りかごへの乗降を可能とする乗場ドアを備えたエレベータの乗場装置であって、
巻き取り可能な部材で形成され、上記乗場ドアの上記昇降路側に配置されて、上記建物に火災が発生したときに上記乗場出入口を上記昇降路から密閉する密閉部材と、
上記昇降路内における上記乗場出入口上方の内壁部に設けられ、火災が発生していない平常時には上記密閉部材を巻き取り収納するとともに、火災発生時には上記密閉部材の巻き取りを開放して上記乗場出入口を密閉する位置まで移動させる巻取部を有する駆動装置と、
上記昇降路内における上記乗場出入口両側の内壁部に設けられ、上記駆動装置による上記密閉部材の開放時に上記密閉部材の左右両側端を案内して上記密閉部材を密閉位置まで移動させるガイド部材と、
上記乗場出入口で乗場ドアの開閉を案内する乗場敷居の下方に設けられ、上記密閉部材が密閉位置まで移動したときに上記密閉部材の先端を止める止め板とを備え、
上記乗場出入口を密閉するとき、上記密閉部材を上記巻取り部、ガイド部材および止め板に隙間なく接触させて密閉するように構成したものである。
【0013】
また、請求項2記載の発明にかかるエレベータの乗場装置は、上記請求項1に記載の発明において、上記密閉部材を、難燃性を有する材質にて形成したものである。
【0014】
また、請求項3記載の発明にかかるエレベータの乗場装置は、上記請求項1〜請求項2のいずれかに記載の発明において、上記密閉部材を、気密性を有する材質にて形成したものである。
【0015】
また、請求項4記載の発明にかかるエレベータの乗場装置は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、上記密閉部材は、上記出入口と対向する面の周囲に磁石を備え、上記出入口は、上記密閉部材の上記磁石に対応する位置に、上記磁石の吸着部を備えたものである。
【0016】
また、この発明の請求項5記載の発明にかかるエレベータの乗場装置の制御方法は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの乗場装置を備え、上記建物内の火災の発生した所定の階を検出するステップと、上記火災の発生した所定の階とは別の火災の発生していない階へ、上記乗りかごを移動させるステップと、上記密閉部材にて上記出入口を密閉するステップとを備えたものである。
【0017】
また、この発明の請求項6記載の発明にかかる防火システムは、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの乗場装置と、上記建物内の火災の発生した所定の階を検出する火災検出器と、上記火災検出器の信号を受けて、上記火災の発生した所定の階とは別の火災の発生していない階へ上記乗りかごを移動させ、その後に上記密閉部材にて上記出入口を密閉する制御装置とを備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
図1〜図3にて、この発明の実施の形態を示すエレベータの乗場装置について、詳細に説明する。図1は、本実施の形態のエレベータの乗場装置を示す概略縦断面図であり、図2は、その乗場装置を示す概略横断面図である。なお、本実施の形態のエレベータの乗場装置は、正面からみて、上述した従来の乗場装置と同様の外観を有している。すなわち、図4は本実施の形態の概略正面図であり、図1は図4のA-A線における概略縦断面図であり、図2は図4のB-B線における概略横断面図である。
【0019】
図1、図2において、1は乗場の出入口から乗りかごへの乗降を可能とする乗場ドア、2は乗場の出入口の両側部を区画する三方枠縦枠、3は乗場の出入口の上部を区画する三方枠上枠、4は乗場の出入口の下部を区画するとともに乗場ドアの開閉を案内する乗場敷居、5は乗場ドア1の開閉を行う乗場ドア装置、7は昇降路を区画するとともにその昇降路に向けて開口して出入口を形成する内壁、8は乗りかごに乗降するために建物の各階に設けられた乗場、10は火災発生時に出入口を昇降路から密閉する密閉部材、11は火災発生時に密閉部材10の巻き取りを開放して出入口の密閉位置まで移動する駆動装置、11aは平常時に密閉部材10を巻き取って収納する巻き取り部、12は密閉部材の先端部に取付けられたおもり、13は火災発生時に密閉部材10の先端のおもり12部を密着して収納する止め板、15は開放時における密閉部材10の移動を案内するガイド部材、17は昇降路を昇降する乗りかご、17aは乗りかご17から乗場8への乗降を可能とする乗りかご17に設置されたかごドア、18は乗りかごが昇降するために建物に設けられた昇降路、20は開時に乗場ドア1を収納する戸袋を示す。
【0020】
ここで、密閉部材10は、難燃性、気密性を有する材料で形成されている。すなわち、密閉部材10は、燃えにくく、煙を通しにくい材質で形成されており、遮炎性、遮煙性を有している。また、密閉部材10は、例えば、比較的軟質なシート材で形成されており、駆動装置11の巻き取り部11aにて、巻き取って収納することができる。
また、駆動装置11は、図1に示すように、昇降路18内の出入口上方の内壁7部に設置されている。また、止め板13は、図1に示すように、乗場8の乗場敷居4と接触するように、乗場敷居4下方に設置されている。また、ガイド部材15は、図2に示すように、密閉部材10の移動方向に対応して、昇降路18内の出入口両側の内壁7部に設置されている。
【0021】
また、乗場ドア1は、2枚のドアで構成されている。そして、閉時には、図2に示すように、2枚の乗場ドア1が、出入口のほぼ中央で当接して、出入口を昇降路18から封鎖する。これに対して、開時には、2枚の乗場ドア1が、図2の矢印方向に移動した後に、出入口の両側に設けられた戸袋20にそれぞれ収納されて、出入口を乗りかご17に向けて開放する。
【0022】
以上のように、構成されたエレベータの乗場装置において、火災の発生していない平常時においては、昇降路18内を昇降した乗りかご17が、出入口に近接して停止したときに、その乗りかご17側のかごドア17aの開放に連動して、乗場ドア装置5を介して、乗場ドア1が乗場敷居4のレール部に案内されて開放されることになる。
【0023】
これに対して、火災が発生したときには、駆動装置11の巻き取り部11aに収納された密閉部材10は、駆動装置11の回転駆動により徐々に巻き取りが開放される。この巻き取りが開放された密閉部材10は、内壁7部の両側部に設けられたガイド部材15に案内されながら、徐々に下方に向けて移動することになる。このとき、密閉部材10の先端にはおもり12が設置されているので、軟質なシート材であっても、ねじれやたわみを生じることなく、張りのある真直ぐな状態で降下する。そして、密閉部材10は、おもり12の設置された先端部が止め板13に達したところで、降下を終了する。
【0024】
このように、密閉部材10の移動が完了すると、乗場8の出入口は昇降路18からほぼ密閉されることになる。すなわち、密閉部材10は、止め板13、ガイド部材15、駆動装置11のそれぞれに対してほぼ隙間なく接触している。
さらに、密閉部材10は、乗場ドア1の昇降路18側であって、かごドア17aを備えた乗りかご17と干渉しないスペースを利用して降下可能に形成したものである。
以上述べたように、本実施の形態にかかる乗場装置は、火災発生時に乗場8の出入口と昇降路18とを遮炎・遮煙する部材を、乗場ドア1の乗場8側ではなく、昇降路18側の比較的小さな収納スペースに収めて、火災発生時に乗場8側から昇降路18側への炎、煙の侵入を確実に遮断するものである。
【0025】
次に、図3にて、本実施の形態にかかるエレベータの乗場装置の制御方法について、説明する。上述のように構成され、動作する乗場装置は、以下のようなステップにて制御される。なお、建物内には、上述の乗場装置の他、図示せぬ火災検知器、制御装置が設置され、これらにより一連の防火システムが構成される。
図3に示すように、まず、火災が発生すると(S1)、建物内の各階に設置された火災検知器のうちの1つが火災の発生した階を検出する。そして、制御装置は、火災を検出した火災検出器からの信号を受けて、所定のルーチンに従って乗りかごを避難階へ移動させる(S2)。ここで、避難階とは、火災の発生していない、脱出に適した階をいう。次に、制御装置にて、乗りかごの避難を確認する(S3)。ここで、乗りかごの避難が確認できない場合には、引き続き、乗りかごを避難階へ移動する。
【0026】
これに対して、乗りかごの避難が確認できた場合には、乗りかごの避難階を除く各階の乗場装置において、駆動装置を運転して密閉部材を降下させる(S4)。これにより、火災が発生したときに、乗りかごの乗員を確実に避難階に誘導するとともに、乗場の出入口を昇降路に対して封鎖して、火災の拡大を防止することができる。
【0027】
以上説明したように、本実施の形態のように構成されたエレベータの乗場装置においては、火災発生時に乗場8の出入口と昇降路18とを遮炎・遮煙する密閉部材10を、乗場ドア1の乗場側ではなく、昇降路18側の比較的小さな収納スペースに収めて、火災発生時に乗場8側から昇降路18側への炎、煙の侵入を確実に遮断することができる。また、火災が発生したときに、乗りかご17の乗員を確実に避難階に誘導することができる。
【0028】
なお、火災発生時における乗場8側から昇降路18側への炎、煙の侵入をより確実に遮断するために、図示は省略するが、密閉部材10における出入口との対向面の周囲に磁石を設置するとともに、出入口における密閉部材10の磁石に対応する位置に吸着部を設けることができる。具体的には、駆動装置11、ガイド部材15、止め板13にて囲まれる範囲に鉄製の枠を設置して、これに降下した密閉部材10の磁石を吸着させることで、密閉部材10の密閉性をより一層高めることができる。ここで、密閉部材10の磁石は、密閉部材10が降下している最中に、出入口の吸着部に吸着して降下の障害とならないように、降下のスピードが打ち勝つ程度の適度な磁力を有するものである。
【0029】
また、本実施の形態では、密閉部材10として難燃性、気密性を有するシート材を用いたが、その代わりに、巻上げ可能なシャッタを用いても本実施の形態と同様の効果を奏することになる。
また、本実施の形態では、駆動装置11を出入口の上部に設置して、密閉部材10を下方に向けて開放した。これに対して、駆動装置を出入口の側部に設置して、密閉部材10を対向する側部に向けて水平方向に移動させることもできる。この場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏することになる。
【0030】
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態の中で示唆した以外にも、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、火災発生時の遮炎、遮煙部材の収納スペースによる、乗場周りの設計上、使用上の制約が少なく、火災発生時に乗りかごを火災のない階に避難させて、乗場側から昇降路側への炎、煙の侵入を確実に遮断するエレベータの乗場装置及びその制御方法及び防火システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すエレベータの乗場装置の概略縦断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態を示すエレベータの乗場装置の概略横断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態を示すエレベータの乗場装置の制御方法を示すフローチャートである。
【図4】 従来のエレベータの乗場装置を示す概略正面図である。
【図5】 図4のエレベータの乗場装置のA-A線における概略縦断面図である。
【図6】 図4のエレベータの乗場装置のB-B線における概略横断面図である。
【図7】 従来の折畳式防火扉を備えたエレベータの乗場装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 乗場ドア、 2 三方枠縦枠、 3 三方枠上枠、 4 乗場敷居、
5 乗場ドア装置、 7 内壁、 8 乗場、
10 密閉部材、 11 駆動装置、 11a 巻き取り部、
12 おもり、 13 止め板、 15 ガイド部材、
17 乗りかご、 17a かごドア、 18 昇降路、
20 戸袋、 G1、G2、G3 隙間。

Claims (6)

  1. 乗りかごが昇降する昇降路に向けて開口するように建物内の乗場に設けられた乗場出入口から、上記乗りかごへの乗降を可能とする乗場ドアを備えたエレベータの乗場装置であって、
    巻き取り可能な部材で形成され、上記乗場ドアの上記昇降路側に配置されて、上記建物に火災が発生したときに上記乗場出入口を上記昇降路から密閉する密閉部材と、
    上記昇降路内における上記乗場出入口上方の内壁部に設けられ、火災が発生していない平常時には上記密閉部材を巻き取り収納するとともに、火災発生時には上記密閉部材の巻き取りを開放して上記乗場出入口を密閉する位置まで移動させる巻取部を有する駆動装置と、
    上記昇降路内における上記乗場出入口両側の内壁部に設けられ、上記駆動装置による上記密閉部材の開放時に上記密閉部材の左右両側端を案内して上記密閉部材を密閉位置まで移動させるガイド部材と、
    上記乗場出入口で乗場ドアの開閉を案内する乗場敷居の下方に設けられ、上記密閉部材が密閉位置まで移動したときに上記密閉部材の先端を止める止め板とを備え、
    上記乗場出入口を密閉するとき、上記密閉部材を上記巻取り部、ガイド部材および止め板に隙間なく接触させて密閉するように構成したことを特徴とするエレベータの乗場装置。
  2. 上記密閉部材は、難燃性を有する材質にて形成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗場装置。
  3. 上記密閉部材は、気密性を有する材質にて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに記載のエレベータの乗場装置。
  4. 上記密閉部材は、上記出入口と対向する面の周囲に磁石を備え、
    上記出入口は、上記密閉部材の上記磁石に対応する位置に、上記磁石の吸着部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの乗場装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの乗場装置を備え、
    上記建物内の火災の発生した所定の階を検出するステップと、
    上記火災の発生した所定の階とは別の火災の発生していない階へ、上記乗りかごを移動させるステップと、
    上記密閉部材にて上記出入口を密閉するステップとを備えたことを特徴とするエレベータの乗場装置の制御方法。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの乗場装置と、
    上記建物内の火災の発生した所定の階を検出する火災検出器と、
    上記火災検出器の信号を受けて、上記火災の発生した所定の階とは別の火災の発生していない階へ上記乗りかごを移動させ、その後に上記密閉部材にて上記出入口を密閉する制御装置とを備えたことを特徴とする防火システム。
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