JP2003106072A - 建築用シャッター装置 - Google Patents

建築用シャッター装置

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JP2003106072A JP2001302713A JP2001302713A JP2003106072A JP 2003106072 A JP2003106072 A JP 2003106072A JP 2001302713 A JP2001302713 A JP 2001302713A JP 2001302713 A JP2001302713 A JP 2001302713A JP 2003106072 A JP2003106072 A JP 2003106072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターカーテンの閉鎖時に避難扉に隣接
したシャッターのガイドレールとの間に隙間がなく防火
性能も向上させる。 【解決手段】 建築物の開口部40を閉鎖するシャッタ
ーカーテン25と、シャッターカーテンの昇降に追従し
て開口部の垂直面内に回動するガイドレール10と、開
口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールとの
間に配置した避難扉15とを備える。ガイドレール10
は、一対のレール本体を向かい合わせ、かつ、レール本
体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリット
を形成すると共に、避難扉15に接する側のガイドレー
ルの端面に当該レール本体間のスリット11に通じる座
板収容部12の開口面を閉じる方向に回動付勢されたふ
さぎ板20を取付ける。ふさぎ板20は、ガイドレール
を起立させてシャッターを閉鎖させたときには、座板収
容部12の開口面を閉じ、また、シャッターカーテンの
巻上げによりガイドレールを上方に回動するときには、
上昇する座板26の端部に当接して開くようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルディングや倉
庫などの建築物の開口部を開閉する建築用シャッター装
置にかかるもので、特に開口部における避難扉側のガイ
ドレール端面の防火・防炎構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルや倉庫などの大部屋等に
は、火災等の異常事態に対処するため防火シャッターの
設置が義務付けられている。間口が広い場合には、開口
部の所定位置にガイドレール(または回動レール)を設
けて複数連のシャッターを並設するが、中柱としてのガ
イドレールを開口部の垂直面内に回動可能に取付け、シ
ャターの巻上げ上昇時には、ガイドレールを天井部に収
納し、火災等の異常時に垂下してシャッターを閉鎖する
ようにしたポストレス式建築用シャッター装置が提案さ
れている。
【0003】また、特開平10−153060号では、
開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てたガイドレールと
の間に塞ぎ体付の避難扉を設置している。この避難扉は
開口部の一方の壁に丁番を用いて回動自在に取付けら
れ、シャッター上昇時には壁側に回動して開口部を大き
くとり、シャッター閉鎖時には対向する壁寄りのガイド
レール端面に蜜接させて避難路を確保すると同時に、避
難扉の回動端に設けた塞ぎ体を回動して、ガイドレール
の一方のスリット(貫通ガイド)を塞いで、避難扉を閉
止したのちのガイドレールのスリットからの火炎や煙が
室内及び天井へ侵入することを阻止するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ャッター装置における避難扉は、建屋開口部の一方の壁
に丁番を用いて回動自在に取付けられ、かつ、避難扉の
回動端に、ガイドレールの一方のスリット面を塞ぐ塞ぎ
体を設けているので、避難扉を回動してガイドレールに
密着させたのち、ふさぎ体を回動して閉じる必要があ
り、戸袋が大きく扉装置全体がコスト高になるほか緊急
時の操作が複雑になる。本発明は、シャッターカーテン
の閉鎖完了時におけるガイドレール側面のスリット部分
のスキマ閉じを確実ならしめた建築用シャッター装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、建築物の開口部における天井内の巻取軸
に巻付けられ下端に座板を有するシャッターカーテン
と、シャッターカーテンの少なくとも一側をガイドしな
がらシャッターカーテンの昇降に追従して上記開口部に
おける水平位置から起立位置まで回動する数個のガイド
レールと、前記開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てた
ガイドレールとの間に回動自在に配置した避難扉と、を
備えてなる建築用シャッター装置において;前記ガイド
レールは、一対のレール本体を向かい合わせてレール本
体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリット
を形成させ、しかも、避難扉に接する側のガイドレール
の側面には前記スリットに通じる座板収容部を形成させ
ると共に、当該レール本体端面に座板収容部の開口面を
閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付け;前記ふ
さぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立させてシ
ャッターを閉鎖するときに、当該ガイドレール端に前記
座板収容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャッター
カーテンの巻上げによりガイドレールが上方に回動する
ときには、上昇する座板の端部に当接して開き、さら
に、シャッター上昇完了でガイドレールがまぐさケース
内に水平に収納されると閉じるようにしたことを特徴と
する。また、ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、壁寄り
に立てたガイドレールの一方のレール本体に、トーショ
ンばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板収容部
を閉じる方向に回動付勢された状態で取付けられている
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシャッター装
置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明
の建築用シャッター装置の正面図、図2は図1のA−A
線より矢印方向に見た拡大断面図である。本発明の建築
用シャッター装置は、建築物の開口部40における天井
42内の巻取軸2に巻付けられて昇降するシャッターカ
ーテン25と、まぐさケース5内に設けたレールシャフ
ト(支軸)13に支持され、シャッターカーテン25の
昇降に追従して開口部40の垂直面内に回動し、シャタ
ー上昇後にはシャッターケース内に水平状に収納される
ガイドレール(回動レールまたは中柱)10と、シャッ
ターカーテン25の動きをガイドレール10の回動に変
換するため、ガイドレール10内に傾動自在に設けた補
助アーム30と、開口部40の一方に回動自在に設けた
回転ドア式の避難扉15とを備えている。シャッターカ
ーテン25は多数のスラットを連結させたもので、下端
に座板26を有している。なお、図中、4は軸受けブラ
ケット、5は天井42内に設けたまぐさケース、6はま
ぐさケース蓋、7はダンパー、8はラッチ、9はレール
ブラケット、13はレールシャフト、41は床面であ
る。
【0007】図1は、ビルディングや倉庫などの大きな
開口部40に、幅広のシャッターカーテン25と幅狭の
シャッターカーテン25aを連装させた例を示す。幅広
のシャッターカーテン25は、その両側部がガイドレー
ル10、10によってガイドされるが、幅狭のシャッタ
ーカーテン25aは、一側がガイドレール10にガイド
され、他側が固定のガイドレール14によってガイドさ
れる。ただし、図示を省略したが、1つの広幅のシャッ
ターカーテンのみ、または広幅のシャッターカーテンを
2基またはそれ以上連装してもよい。また、シャッター
カーテン25が完全に降下して隣接する2本のガイドレ
ール10、10が垂直になったとき、レール本体10
a、10aの対向面が互いに密に係合できるように凹凸
部(図示省略)を形成させている。
【0008】ガイドレール10は、矩形断面の一対のレ
ール本体10a、10aを向かい合わせ、かつ、レール
本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドするスリッ
ト11を形成すると共に、避難扉15に接する側のガイ
ドレールの端面に当該レールのスリットに通じる座板収
容部12を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板20を
取付けている。各カイドレール10は、2本のガイドレ
ール本体10a、10aを向かい合わせ、レールシャフ
ト13を挿通するレール本体の上端付近をツナギ材(図
示省略)でつなぐ以外は、レール本体間にシャッターカ
ーテンをガイドするスリット11と、カイドレール10
の回動外側に相当する端面に、スリットを兼用する座板
の貫通孔部12を形成させている(図3、5)。ふさぎ
板20は、図3に示すように、断面ほぼZ形をなし、壁
寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体10a
に、トーションばね付ヒンジ21を用いて当該ガイドレ
ールの座板収容部12の開口面を閉じる方向に回動付勢
された状態に取付けられている。また、シャッターカー
テン25の巻上げによりガイドレールが上方に回動する
ときには、上昇する座板26の端部に当接してふさぎ板
20が開き、さらに、シャッター上昇完了でガイドレー
ル10がまぐさケース5内に水平に収納されると閉じる
ように取付けらている(図9)。
【0009】図3は、図1のB−B線における拡大横断
面図で、シャッターカーテンの閉鎖時におけるガイドレ
ール10と避難扉15との召し合わせ部分を示す。避難
扉15は壁側に設けた軸18に回動自在に取付けられ、
閉じ状態では、その先端部がレール本体10aの端部に
密接するようにされている。避難扉15を大扉として軸
19により回動自在の小扉16を有している。
【0010】図4は図1において避難扉を、図3と反対
方向に押し開くように建てつけた場合のガドレールと避
難扉との召し合わせ部分の拡大横断面図であって、開き
方向が逆であるほか、その構成部分は図3と同じであ
る。これらの避難扉15は、シャッターカーテン25を
全部閉鎖した際に避難口として確保される。また、シャ
ッターカーテン25を巻き上げて開口部40を全開した
ときには、避難扉15を壁側の戸袋17に収納すること
で開口部の間口を狭めることがない。
【0011】なお、特願2001−64996号の明細
書に開示したように、シャッターカーテンの下降端で補
助アームの先端ローラを座板端部に形成した袋部に抱持
してシャッターカーテン閉鎖状態を保持するローラロッ
ク機構と、ガイドレール下部から床面に設けた落としつ
ぼにロックピンを挿入してガイドレールの直立状態を保
持するレールロック機構とを備えているが、図示を省略
してある。シャッター装置は、シャッターカーテン25
の巻取り上昇時に図示しない火災センサ等からの火災信
号を受けると、ケース蓋6が開き、シャッターブレーキ
の開放と同時に、シャッターカーテン25が降下し、ガ
イドレール10が回動して開口部40を閉鎖するように
なっている。ガイドレール10は回動角を規制する上部
ストッパー機構を備えるほか、下端側にレールロック機
構及びローラロック機構を備えているが、これら機構の
図示を省略する。
【0012】ガイドレール10の内部には、前述のよう
にシャッターカーテン25の上下動きをガイドレール1
0の回動に変換するためクランク状に屈曲させた補助ア
ーム30を備えており、かつ、その回動範囲内に補助ア
ームの傾斜角度を規制するストッパー34を設けてい
る。この補助アーム30は、ガイドレール10の下端よ
り上方の所定位置を回動支点とし、シャッターカーテン
閉鎖時の座板26の近くに達する長さを有するクランク
形をなして、ガイドレール内に傾動自在に取付けられて
いる。回動支点であるアーム支軸31には、シャッター
カーテン25が所定高さ以上にあるとき座板26の上面
(リップ付き上面)に当接する支点ローラ32を設け、
補助アームの下端にはシャッターカーテンの上昇又は降
下のほぼ全期間に渡って座板上面に当接する先端ローラ
33を備えている。
【0013】前記補助アーム30は、短辺側と長辺側と
をクランク状に屈曲させて一体化してあるので、短辺側
の支点ローラ32と長辺側の先端ローラ33とを結ぶ線
はガイドレール10の直立時に垂直線より傾けた状態に
設定し、シャッターカーテン25の昇降に従って回動す
るガイドレール10内での補助アーム30の傾動を円滑
にする。また、長辺側の外面にレールカバー35を固着
すると共に、レールカバー35の下端には昇降する座板
26との干渉を避けるための切り欠き36を形成させて
いる(図2)。補助アーム30の短辺側は、ガイドレー
ルの垂直起立時には上記ストッパー34から離れた位置
に静止され(図5a)、シャッターカーテン25が所定
高さに巻き上げられてガイドレールが回動したときに、
ストッパー34に当接するようになっている(図5
b)。
【0014】次に本装置の動作を説明する。シャッター
カーテン25は、巻上げ上昇時にはブレーキ装置を備え
たモータ1の駆動により巻取軸2に巻き取られ、上昇の
途中または完了時には不用意にシャッターカーテン25
が降下しないように回転が阻止される。シャッターカー
テン25を下降させる場合に、巻取軸2を逆転させる
が、前述のように火災等の異常時には、火災センサ等
(図示省略)が作動して自動的にブレーキが解除され、
シャッターカーテン25が自重で閉鎖するように設定さ
れている。
【0015】図5はシャッターカーテンの開き動作を示
すもので、(a)はガイドレールが直立状態にある状
態、(b)シャッターカーテンの上昇によりガイドレー
ルを2゜傾けた状態、(c)は3゜傾けた状態、(d)
は5゜傾けた状態、(e)は約37゜傾けた状態のそれ
ぞれ正面図である。シャッターカーテン30を上昇させ
る場合には、まず、スイッチを入れてモータ1を駆動し
てシャッターカーテンの巻き取りを開始する。図5
(a)の状態より座板26を僅かに上昇させると、先端
ローラ33を座板26上に転動させながら補助アーム3
0を図の反時計方向に回動させて、図5(b)の姿勢に
移る。すなわち、補助アームの短辺側がストッパー34
に当って回動を制止され、ガイドレール10に対して、
補助アーム30がこれ以上回動しない。この間の補助ア
ーム30の傾動によりロックピンを引き抜くが、シャッ
ターカーテン25の開き動作は、補助アーム30を傾動
させるだけであるので、大きな力を必要としない。
【0016】図5(b)の状態からシャッターカーテン
25を上昇させると、座板26、先端ローラ33を介し
て上昇力が補助アームの支点ローラ32に伝わり、その
水平分力でガイドレール10を、さらに回動させて図5
cから図5eの状態になる。この間の補助アームの支点
ローラ32は座板26に当接しているため、上昇力を支
点ローラ32と先端ローラ33で受けてガイドレール1
0を回動させる。この場合に受ける応力は、補助アーム
30が内側に回動してその先端部ローラ33が座板26
の内側に来ているので、小さな荷重で済む。さらに、シ
ャッターカーテン25が開くと、図9、10に示すよう
に建築物のまぐさケース5内に水平状に収納される。
【0017】図6は図5(b)の座板上昇位置における
ふさぎ板の状態、図7は図5(c)の座板上昇位置にお
けるふさぎ板の状態、図8は図5(d)の座板上昇位置
におけるふさぎ板の状態をそれぞれ示す拡大横断面図で
ある。これらの図はガイドレール10内に挿入された座
板26の端部の相対位置によってふさぎ板20が徐々に
開かれる模様を示している。ガイドレール10が図5
(d)の状態より、更に上向きに回動される間は、ふさ
ぎ板20は開かれたままであるが、ガイドレール10が
まぐさケース5内に水平に納まると、同時または前後し
て、ヒンジ21のトーションばねの弾力によって座板収
容部12に収納される(図10)。
【0018】シャッターカーテン25を再び下降させて
ガイドレール10が垂直になると、補助アーム30が回
動し、先端ローラ33は座板26の上面を転動して、斜
面部の入口に達するようになる。シャッターカーテンが
床面まで降下すると、補助アーム10の先端ローラ33
は抱持部の中に収納される。この抱持部の中では、先端
ローラ33は左右方向に動くことができずロック状態と
なる。一方、ガイドレール10の下端部からロックピン
が圧縮バネの付勢力によって突出し、建築物の床面51
に設けた落としつぼに係合して、ガイドレール10を確
実にロックするので、ガイドレール10は安定し、火災
時の風圧などでもシャッターカーテンがばたつくことが
ない。
【0019】
【発明の効果】本発明の建築用のシャッター装置は、建
築物の開口部を閉鎖するシャッターカーテンと、シャッ
ターカーテンの昇降に追従して開口部の垂直面内に回動
するガイドレールと、開口部の一方の壁と当該壁寄りに
立てたガイドレールとの間に配置した避難扉とを備え
る。ガイドレールは、一対のレール本体を向かい合わせ
てレール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドす
るスリットを形成させ、しかも、避難扉に接する側のガ
イドレールの側面には前記スリットに通じる座板収容部
を形成させると共に、当該レール本体端面に座板収容部
を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付ける。ふ
さぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立させてシ
ャッターを閉鎖させるときに、ガイドレール端の座板収
容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャッターカーテ
ンの巻上げによりガイドレールが上方に回動するときに
は、上昇する座板の端部に当接して開くようにしてい
る。
【0020】ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、壁寄り
に立てたガイドレールの一方のレール本体に、トーショ
ンばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板収容部
を閉じる方向に回動付勢された状態取付けられているの
で、避難扉とガドレールとの召し合わせ部分をふさぎ板
で閉塞することができ、シャッター閉鎖にガイドレール
と避難扉側との間に隙間がなく防火性能も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用シャッター装置の正面図であ
る。
【図2】図1のA−A線より矢印方向に見た拡大断面図
である。
【図3】ガドレールと避難扉との召し合わせ部分を示す
もので、図1のB−B線における拡大横断面図である。
【図4】図1において避難扉を押し開き状態に建てつけ
た場合のガドレールと避難扉との召し合わせ部分の拡大
横断面図である。
【図5】シャッターカーテンの開き動作を示すもので、
(a)はガイドレールが直立状態にある状態、(b)シ
ャッターカーテンの上昇によりガイドレールを2゜傾け
た状態、(c)は3゜傾けた状態、(d)は5゜傾けた
状態、(e)は約37゜傾けた状態のそれぞれ正面図で
ある。
【図6】図5(b)の座板上昇位置におけるふさぎ板の
状態を示す拡大横断面図である。
【図7】図5(c)の座板上昇位置におけるふさぎ板の
状態を示す拡大横断面図である。
【図8】図5(d)の座板上昇位置におけるふさぎ板の
状態を示す拡大横断面図である。
【図9】シャッターカーテンが完全に上昇してガイドレ
ールをマグサ内に収納した状態の正面図である。
【図10】図9の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 巻取軸 3 副軸 4 軸受けブラケ
ット 5 まぐさケース 6 ケース蓋 7 ダンパー 8 ラッチ 9 レールブラケット 10 ガイドレー
ル 10a ガイドレール本体 11 スリット
(貫通ガイド) 12 座板収容部 13 レールシャ
フト 14 固定のガイドレール 15 避難扉 16 小扉 17 避難扉用戸
袋 20 ふさぎ板 21 トーション
ばね付ヒンジ 22 ストッパー 23 ストッパー
受け 25 シャッターカーテン 26 座板 30 補助アーム 31 アーム支軸 32 支点ローラ 33 先端ローラ 33 先端ローラ 34 ストッパー 35 レールカバー 36 切り欠き 40 開口部 41 床面 42 天井

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の開口部における天井内の巻取軸
    に巻付けられ下端に座板を有するシャッターカーテン
    と、シャッターカーテンの少なくとも一側をガイドしな
    がらシャッターカーテンの昇降に追従して上記開口部に
    おける水平位置から起立位置まで回動する数個のガイド
    レールと、前記開口部の一方の壁と当該壁寄りに立てた
    ガイドレールとの間に回動自在に配置した避難扉と、を
    備えてなる建築用シャッター装置において、 前記ガイドレールは、一対のレール本体を向かい合わせ
    てレール本体間にシャッターカーテンの昇降をガイドす
    るスリットを形成させ、しかも、避難扉に接する側のガ
    イドレールの側面には前記スリットに通じる座板収容部
    を形成させると共に、当該レール本体端面に座板収容部
    の開口面を閉じる方向に回動付勢されたふさぎ板を取付
    け、 前記ふさぎ板は、壁寄りに立てたガイドレールを起立さ
    せてシャッターを閉鎖するときに、当該ガイドレール端
    に前記座板収容部の開口面を閉じる方向に回動し、シャ
    ッターカーテンの巻上げによりガイドレールが上方に回
    動するときには、上昇する座板の端部に当接して開き、
    さらに、シャッター上昇完了でガイドレールがまぐさケ
    ース内に水平に収納されると閉じるようにしたことを特
    徴とする建築用シャッター装置。
  2. 【請求項2】 前記ふさぎ板は、断面ほぼZ形をなし、
    壁寄りに立てたガイドレールの一方のレール本体に、ト
    ーションばね付ヒンジを用いて当該ガイドレールの座板
    収容部を閉じる方向に回動付勢された状態取付けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッタ
    ー装置。
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