JP4805190B2 - シャシーダイナモメータの車両固定装置 - Google Patents
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Description
そして、このような車両の固定の技術としては、ワイヤロープで、車両の前部と後部とを、それぞれ索引して固定する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
図1に、本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を模式的に示す。
ここで、図1aはシャシーダイナモメータの上面模式図を、図1bはシャシーダイナモメータの側面模式図を示している。
また、二つのアーム41は、それぞれ間に、車輪を位置決するローラ(前輪用ローラ2または後輪用ローラ3)を挟むように配置され、アーム41を縮めた状態において、アーム41の先端は、ローラの頂上よりも下方となる。したがって、この状態では、アーム41は、自動車の駆体1上への進行や、自動車の試験を妨げることはない。また、この状態から、アーム41を伸ばすと、アーム41は、ローラと駆体1との間の開口を通って、斜め上方に移動する。すると、やがて、二つのアーム41が車輪の下部に接して前後斜め下方から車輪を挟みこむように力を加え、車輪をローラ上に位置決めする。
ここで二つの後部索引装置7は同じ構成を有しており、後部索引装置7の上面のようすを図2b1に、後部索引装置7の側面のようすを図2b2に示すように、駆体1に固定されるベース71と、ベース71に固定されたモータ部72と、ベース71に回動可能に支持されたギヤホイール73と、ギヤホイール73に結合された減速装置74と、ベース71に回動可能に支持されたベルト巻取シャフト75とを有している。そして、ギヤホイール73は、ベルト巻取シャフト75に連結されると共に、モータのモータ軸と噛み合い、モータ軸の回転運動をベルト巻取シャフト75の回転運動に変換する。
そして、このような構成において、モータ部72を用いてベルト76を任意量巻き取ったり、任意量送り出したり、減速装置74を用いて、ベルト76を任意量巻き取った状態で固定したりすることができるようになっている。
次に、二つの前部索引装置6は後部索引装置7と同様な構成を備えている。
さて、図1に戻り、索引制御装置8は、前部索引装置6と後部索引装置7の各々のモータ部72と減速装置74を駆動制御する。また、索引制御装置8は、前部索引装置6と後部索引装置7の各々のロードセル77と接続し、各ロードセル77が検出した張力を取得できるようになっている。
まず、作業者は、図1に示すように、自動車を、駆体1上に進行させ、4つの車輪位置決装置4のアーム41を伸ばし、前輪を前輪用ローラ2上に位置決めすると共に後輪を後輪用ローラ3上に位置決めする。
そして、作業者は、二つの前部索引装置6のベルト76の先端のフック78を、自動車前部に固着した固定フックに掛け止める。また、同様に、二つの後部索引装置7のベルト76の先端のフック78を、自動車後部に固着した固定フックに掛け止める。なお、これらの固定フックとしては、それが可能な場合は、自動車の牽引フックを流用してもよい。
図3に、この索引制御装置8が行う索引制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、二つの前部索引装置6と二つの後部索引装置7を制御し、各々のベルト76が予め定めた所定の予備張力で自動車を索引するように制御する(ステップ302)。ここで、前部索引装置6と後部索引装置7の各々のベルト76の張力は、各々のベルト76に挿入したロードセル77で検出する。また、予備張力は、当該予備張力によって自動車が移動しない程度に軽く自動車を索引する張力とする。
ここで、作業者は、ステップ302で予備張力で自動車が索引されたならば、4つの車輪位置決装置4のアーム41を駆体1の天井下に縮め、自動車の各車輪と各ローラ(前輪用ローラ及び後輪用ローラ3)が自由に回動できるように自動車や動力計のブレーキを解除しておく。そして、車両の固定の解除を索引制御装置8に通知する。
以上、索引制御装置8が行う索引制御処理について説明した。
ところで、以上の実施形態において、前輪位置検出装置9は、自動車の前輪付近を撮影した画像から前輪の位置を検出するセンサなどとして構成することができる。ただし、この前輪位置検出装置9は、その他の光学的手法や電磁気的手法や機械的手法などによって、前輪の位置を検出するセンサであってもよい。また、前輪位置検出装置9は、索引制御処理開始時の前輪の位置を基準位置として、自動車の前輪の基準位置からの移動方向を検出するセンサとして構成するようにしてもよい。すなわち、前輪位置検出装置9は、たとえば、前輪用ローラ2の回転量より自動車の位置や移動方向を検出するものであってもよい。また、前輪位置検出装置9は、自動車の位置や自動車の位置の基準位置からの移動方向を検出し、検出した自動車の位置や移動から、前輪の位置や基準位置からの移動を算定するものとしてもよい。
なお、本実施形態は、前輪用ローラ2と後輪用ローラ3の一方のみを備えた前輪駆動または後輪駆動の自動車用のシャシーダイナモメータにおける自動車の固定にも同様に適用することができる。
Claims (5)
- 自動車の駆動輪を載置するローラを備えたシャシーダイナモメータの、前記ローラ上に駆動輪を載置した車両を固定する車両固定装置であって、
前記自動車を前方と後方とのうちの一方に索引する第1索引装置と、
前記自動車を前方と後方とのうちの前記一方ではない他方に索引する第2索引装置と、
前記第2索引装置による前記自動車の索引力を検出する索引力検出装置と、
前記自動車の車輪の前後方向中心の位置の目標位置からのずれを検出する位置検出装置と、
前記第1索引装置と前記第2索引装置の索引量を制御する制御装置とを有し、
前記制御装置は、前記位置検出装置が前記位置の目標位置からのずれを検出している場合に前記第1索引装置の索引量を、前記自動車の車輪の位置が前記目標位置に近づくように制御すると共に、前記索引力検出装置が検出した索引力が目標索引力と異なる場合に前記第2索引装置の索引量を、第2索引装置による前記自動車の索引力が前記目標索引力に近づくように制御することを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。
- 請求項1記載のシャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
前記位置検出装置は、前記自動車の車体の、予め定めた参照位置からのずれに応じて、前記自動車の車輪の前後方向中心の位置の目標位置からのずれを検出することを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。
- 請求項1または2記載のシャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
前記第1索引装置は、当該第1索引装置が自動車を索引する索引力のうちの前記一方方向への分力によって前記自動車を前記一方に索引し、
前記第2索引装置は、当該第1索引装置が自動車を索引する索引力のうちの前記他方方向への分力によって前記自動車を前記他方に索引するものであることを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。
- 請求項1、2または3記載のシャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
前記第1索引装置と第2索引装置とは、端部に前記自動車と連結するための連結部が設けられた索具と、固定設置された、前記策具の繰り込みを行う索具繰込部とを備え、
前記制御装置は、前記第1索引装置の索引量の制御を、前記第1索引装置の前記索具繰込部の策具の繰り込み量を制御することにより行い、前記第2索引装置の索引量の制御を、前記第2索引装置の前記索具繰込部の策具の繰り込み量を制御することにより行うことを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。
- 自動車の駆動輪を載置するローラを備えたシャシーダイナモメータの前記ローラ上に駆動輪を載置した車両を、前記自動車を前方と後方とのうちの一方に索引する第1索引装置と、前記自動車を前方と後方とのうちの前記一方ではない他方に索引する第2索引装置とを用いて固定する車両固定方法であって、
前記第2索引装置による前記自動車の索引力を検出するステップと、
前記自動車の車輪の前後方向中心の位置の目標位置からのずれを検出するステップと、
前記自動車の車輪の前後方向中心の位置の目標位置からのずれが検出されている場合に前記第1索引装置の索引量を、前記自動車の車輪の前後方向中心の位置が前記目標位置に近づくように制御し、検出した索引力が目標索引力と異なる場合に前記第2索引装置の索引量を、第2索引装置による前記自動車の索引力が前記目標索引力に近づくように制御する処理を、前記自動車の車輪の前後方向中心の位置の目標位置からのずれが検出されず、かつ、検出される前記第2索引装置による前記自動車の索引力が目標索引力となるまで、繰り返し行うステップとを有することを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定方法。
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