JP4799196B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばフローティングゲート電極とコントロールゲート電極の二層ゲート電極を有する不揮発性半導体記憶装置に関する。
二層ゲート電極を有する不揮発性半導体記憶装置の例として、NAND型不揮発性半導体記憶装置が知られている。NAND型不揮発性半導体記憶装置は、直列接続された複数のメモリセルと、直列接続されたメモリセルのドレイン側とソース側に接続された選択トランジスタとにより構成されている。これら選択トランジスタに隣接して、ビット線に電気的に接続されたビット線コンタクト電極と、ソース線に電気的に接続されたソース線コンタクト電極が配置されている。
各メモリセルのゲート電極は、フローティングゲート電極と、フローティングゲート電極上にゲート間絶縁膜を介して形成されたコントロールゲート電極とを有する二層ゲート電極構造である。また、選択トランジスタのゲート電極は、メモリセルのゲート電極と同様の構成とされている。但し、ゲート間絶縁膜の一部が除去され、フローティングゲート電極とコントロールゲート電極とが電気的に接続されている。
ところで、コントロールゲート電極は、低抵抗化するため、上部にシリサイド層が形成され、下部はシリコン層によって形成されている(例えば特許文献1参照)。選択トランジスタも同様の構成が適用され、ゲート電極の上部にシリサイド層が形成される。また、ゲート電極の下部はシリコン層によって形成され、ゲート絶縁膜に接する部分はシリコン層となっている。
しかし、コントロールゲート電極の上部のみがシリサイド化され、フローティングゲート電極の上方にシリコン層が残っている場合、コントロールゲート電極内に空乏層が発生する。このため、ゲート間絶縁膜の容量が空乏層の分だけ低下してしまう。したがって、メモリセルのカップリング比が低下し、メモリセルの特性が劣化するという問題を有している。
特開2000−311992
本発明は、メモリセルのカップリング比の低下を抑制し、メモリセルの特性を向上することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供しようとするものである。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第1の態様は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成された複数の第1ゲート電極と、前記複数の第1ゲート電極の上面及び側面に形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に形成された第2ゲート電極とを具備し、前記第2ゲート電極のうち前記複数の第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分は全てシリサイド層であり、前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極のに位置する部分の少なくとも一部はシリコン層であり、残りの部分はシリサイド層である。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第の態様は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成された第1ゲート電極と、前記第1ゲート電極の上面及び側面に形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に形成された第2ゲート電極とを含む複数のメモリセルと、前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成された第3ゲート電極を含む選択トランジスタとを具備し、前記複数のメモリセルは第1の方向に配列され、前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分は全てシリサイド層であり、前記第1の方向において、前記第2ゲート電極のうち、前記複数のメモリセルの前記第1ゲート電極のに位置する部分の少なくとも一部はシリコン層であり残りの部分はシリサイド層であり、前記第3ゲート電極の前記第1絶縁膜に接する部分はシリコン層である。
本発明の不揮発性半導体記憶装置の製造方法の態様は、半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜上に複数の第1ゲート電極を形成する工程と、前記複数の第1ゲート電極の上面及び側面に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜上に第2ゲート電極を形成する工程と、前記第2ゲート電極のうち前記複数の第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分を全てシリサイド化し、前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極の間に位置する部分の少なくとも一部をシリサイド化しつつ残りの部分にシリコン層を残存させる工程とを具備する。
本発明によれば、メモリセルのカップリング比の低下を抑制し、メモリセルの特性を向上することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図3は、第1の実施形態に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置を示している。図2は、NAND型不揮発性半導体記憶装置の平面図である。図2において、複数の素子領域4は、素子分離領域3により分離されている。各素子領域4上にNANDセルユニットがそれぞれ形成されている。各NANDセルユニットは、NANDセルを構成する直列接続された例えば4個のメモリセルMCと、ドレイン側選択トランジスタSTD、ソース側選択トランジスタSTSとにより構成されている。NANDセルを構成するメモリセルの数は、4個に限定されるものではなく、例えば16個や32個など、任意の数で形成できる。行方向(図中左右方向)に配列された複数のメモリセルMCは、共通のコントロールゲート線(ワード線)9により接続されている。ドレイン側選択トランジスタSTDは、共通のドレイン側選択ゲート線12に接続され、ソース側選択トランジスタSTSは、共通のソース側選択ゲート線14に接続されている。ドレイン側選択トランジスタSTDは、ビット線コンタクト20を介して第1配線層によるビット線接続部22に接続され、さらに、配線間コンタクト25を介してビット線26に接続されている。ソース側選択トランジスタSTSは、ソース線コンタクト21を介して第1配線層によるソース線23に接続されている。
4個のメモリセルMCと、ドレイン側選択トランジスタSTDと、ソース側選択トランジスタSTSが1つのメモリセルアレイを構成する。1つのメモリセルアレイは、ビット線コンタクト20を中心として列方向(図示ビット線方向)に配置された図示せぬ他のメモリセルアレイに隣接され、さらに、ソース線コンタクト21を中心としてレベル方向に配置された図示せぬ他のメモリセルアレイに隣接されている。
図1は、図2のI−I線に沿った断面図であり、図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。
図1、図3において、半導体基板(シリコン基板)1内にウェルが形成され、このウェル内に素子分離領域3により分離された素子領域4が形成されている。素子領域4の上にゲート絶縁膜5が形成され、このゲート絶縁膜5の上にメモリセルMCの複数のメモリセルゲート電極6や、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14が形成されている。尚、ドレイン側選択トランジスタSTD、ソース側選択トランジスタSTSは、メモリセルMCのトンネル絶縁膜と異なるゲート絶縁膜上に形成されるが、以下の説明においては、便宜上ゲート絶縁膜5として説明する。
各メモリセルゲート電極6は、電荷蓄積層としてのフローティングゲート電極7、フローティングゲート電極7上に形成されたゲート間絶縁膜8、ゲート間絶縁膜8上に形成されたコントロールゲート電極9を有している。コントロールゲート電極9、及びドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極12、14のゲート間絶縁膜8より上の部分は、全てシリサイド層9−2によって形成されている。シリサイド層9−2は、例えばコバルトシリサイドを利用できる。コントロールゲート電極9は、図3に示すように、行方向に配置された他のメモリセルMCのコントロールゲート電極に共有され、ワード線を構成している。また、フローティングゲート電極7のゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化されておらず、シリコン層(多結晶シリコン層7a)となっている。
素子領域4内に形成された拡散層11は、各メモリセルMCのソース及びドレイン領域、ドレイン側選択トランジスタSTD及びソース側選択トランジスタSTSのソース又はドレイン領域を構成している。各メモリセルMCと、ドレイン側選択トランジスタSTD及びソース側選択トランジスタSTSは拡散層11を介して直列接続されている。
ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12のメモリセルMCと反対側の素子領域4中には、ビット線コンタクト用拡散層13が形成されている。また、ソース側選択トランジスタのゲート電極14のメモリセルMCと反対側の素子領域4中には、ソース線コンタクト用拡散層15が形成されている。
ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12と、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14は、ゲート間絶縁膜8の一部が除去され、フローティングゲート電極7とコントロールゲート電極9が電気的に接続されている。ゲート電極12、14のゲート絶縁膜5に接する部分は、コントロールゲート電極9と同様にシリサイド化されておらず、シリコン層となっている。
メモリセルMCは、ゲート電極6と拡散層11とにより構成される。さらに、ドレイン側選択トランジスタSTDは、ゲート電極12、拡散層11、及びビット線コンタクト用拡散層13により構成され、ソース側選択トランジスタSTSは、ゲート電極14、拡散層11及びソース線コンタクト用拡散層15により構成される。
このようにメモリセルMCは互いにコンタクト無しで直列に接続されている。直列に配置されたメモリセルMCの両端に、拡散層11を介してドレイン側選択トランジスタSTDとソース側選択トランジスタSTSが接続されている。
メモリセルMCのゲート電極6と、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12と、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14の間には、例えば酸化シリコン膜からなる第1絶縁膜16が形成されている。ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12のメモリセルMCと反対側の側面と、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14のメモリセルMCと反対側の側面には第1絶縁膜16がそれぞれ形成されている。拡散層13、15の上方において、第1絶縁膜16上には第2絶縁膜17が形成されている。第2絶縁膜17は第1絶縁膜16に対してエッチングレートが異なる膜、例えばシリコン窒化膜を利用できる。
第2絶縁膜17上には、第3絶縁膜18が設けられている。第3絶縁膜18は、例えばBPSG(ホウ素を含むシリコン酸化膜)で形成されている。
第1絶縁膜16上、第3絶縁膜18上、及びコントロールゲート電極9上には、層間絶縁膜19が設けられている。層間絶縁膜19は、例えばTEOS膜により形成されている。
これら層間絶縁膜19、第3絶縁膜18、第2絶縁膜17、ゲート絶縁膜5を貫いて、ビット線コンタクト電極20と、ソース線コンタクト電極21が形成されている。ビット線コンタクト電極20はビット線コンタクト用拡散層13に接続され、ソース線コンタクト電極21はソース線コンタクト用拡散層15に接続されている。
ビット線コンタクト電極20上には、第1配線層によりビット線接続部22が形成され、ソース線コンタクト電極21上には、第1配線層によるソース線23が形成されている。これらビット線接続部22、ソース線23は、配線間絶縁膜24で覆われている。この配線間絶縁膜24内にビット線接続部22に接続される配線間コンタクト25が形成されている。配線間絶縁膜24の上には、第2配線層により配線間コンタクト25に接続されたビット線26が設けられている。
尚、上記構成において、ウェルはP型であり、ソース/ドレイン拡散層はN型であるとするが、ウェルをN型、ソース/ドレイン拡散層をP型としてもよい。
図3に示すように、素子分離領域3は、素子分離絶縁膜2により形成されている。素子分離領域3によって分離された素子領域4上にフローティングゲート電極7が形成されている。フローティングゲート電極7の上面及び側面上にゲート間絶縁膜8が形成され、このゲート間絶縁膜8上にコントロールゲート電極9が形成されている。コントロールゲート電極9は、フローティングゲート電極7の上面に形成されたゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド層9−2によって形成されており、フローティングゲート電極7の間に位置する部分はシリサイド化されず、シリコン層9−1となっている。
コントロールゲート電極9上には層間絶縁膜19が形成され、層間絶縁膜19上には配線間絶縁膜24が形成されている。層間絶縁膜24上にはビット線26が設けられている。
尚、素子分離の方法としては、STI(shallow trench isolation)を用いているが、これに限らず、LOCOS(local oxidation of silicon)など、別の素子分離方法を用いることも可能である。
尚、第1の実施形態において、ゲート間絶縁膜8にコントロールゲート電極9のシリサイド層9−2が接している部分がある。しかし、ゲート間絶縁膜8の上面、すなわち、コントロールゲート電極9と接する部分をシリコン窒化膜で形成することにより、ゲート間絶縁膜8の耐圧の低下を防止することができる。
次に、図4乃至図15を参照して、本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する。
先ず、図4に示すように、シリコン基板等の半導体基板1内に図示せぬウェル及びチャネル領域を形成する。この後、半導体基板1上に例えばシリコン酸化膜によりゲート絶縁膜5を形成する。次に、ゲート絶縁膜5上にフローティングゲート電極7となる多結晶シリコン層7aを堆積する。
この後、図5に示すように、リソグラフィー法により多結晶シリコン層7a、ゲート絶縁膜8、シリコン基板1を順次エッチングしてシリコン基板1に溝3−1を形成する。次いで、この溝3−1は、例えばシリコン酸化膜からなる素子分離絶縁膜2により埋め込まれる。この後、素子分離絶縁膜2は、適当な高さまでエッチバックされる。これにより、素子分離領域3と、素子分離領域3によって分離された素子領域4が形成される。
次に、図6、図7に示すように、フローティングゲート電極7上及び素子分離領域3上に、例えばシリコン窒化膜/シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜/シリコン窒化膜の積層膜からなるゲート間絶縁膜8と、コントロールゲート電極9となる多結晶シリコン層9a、シリコン窒化膜からなるゲートマスク材10が順次形成される。このとき、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極になる部分において、ゲート間絶縁膜8の一部が除去され、フローティングゲート電極7とコントロールゲート電極9が電気的に接続される。
次に、図8、図9に示すように、フォトリソグラーフィー法によりゲートマスク材10をエッチングし、メモリセルのゲート電極、及びドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極をエッチングするためのマスクパターンが形成される。このゲートマスク材10からなるマスクパターンを用いて、多結晶シリコン層9a、ゲート間絶縁膜8、多結晶シリコン層7aがエッチングされ、メモリセルのゲート電極6、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14が形成される。この後、ゲート加工時のダメージを回復するための後酸化を行った後、半導体基板1内に不純物イオンが注入され、拡散層11、13、15が形成される。このイオン注入工程は、後酸化の前に行ってもよい。
次に、上記の結果形成された構造上に、例えばシリコン酸化膜からなる第1絶縁膜16が形成される。第1絶縁膜16の膜厚は、メモリセルのゲート電極6の間を完全に埋め込み、且つドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12同士の間、及びソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14同士の間は完全には埋め込まない厚さである。尚、第1絶縁膜16は、例えば膜質の異なるシリコン酸化膜を複数回堆積することによって形成してもよい。
次に、図10、図11に示すように、第1絶縁膜16をエッチバックする。この結果、メモリセルのゲート電極6間には第1絶縁膜16が残り、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12同士の間及びソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14同士の間には第1絶縁膜16により側壁が形成される。次に、例えばシリコン窒化膜からなる第2絶縁膜17が露出した部分に形成される。さらに、第2絶縁膜17上に例えばBPSG膜からなる第3絶縁膜18が堆積され、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極12の間、及びソース側選択トランジスタSTSのゲート電極14の間が第3絶縁膜18により埋め込まれる。この後、ゲートマスク材10をストッパとしてCMP(Chemical Mechanical Etching)により第3絶縁膜18が平坦化される。
次に、図12、図13に示すように、表面に露出したシリコン窒化膜がエッチングされ、ゲートマスク材10が除去される。このとき、第1絶縁膜16もエッチングされ、全体が平坦化される。次に、基板表面の自然酸化膜等が希フッ酸溶液などで除去される。この後、例えばスパッタ法により、破線で示すように、全面にコバルト膜31が堆積される。次いで、熱処理されることにより、コントロールゲート電極9の多結晶シリコンとコバルトが反応し、コバルトシリサイド層9−2が形成される。
この結果、図13に示すように、コントロールゲート電極9は多結晶シリコン層9−1とコバルトシリサイド層9−2の積層構造となる。このシリサイド化の熱工程を最適化することにより、コントロールゲート電極9は、ゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド層9−2が形成され、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分はシリサイド化せずにシリコン層のままとなる。
コバルトのシリサイド化プロセスは、例えば次のようである。先ず、堆積されたコバルト膜に対して第1の熱処理が行なわれ、コバルトとシリコンが反応することにより、モノシリサイド(CoSi)が形成される。このときの熱処理条件は、温度、例えば400℃〜600℃、好ましくは500℃、処理時間30秒程度である。次いで、塩酸又は硫酸と過酸化水素水との混合溶液(硫酸過水)を用いて、未反応のコバルト膜が除去される。その後、第2の熱処理が行なわれ、モノシリサイドがダイシリサイド(CoSi2)に変化される。このときの熱処理条件は、温度、例えば650℃以上、好ましくは750℃、処理時間30秒程度である。
上記のように、メモリセルMCにおいてコントロールゲート電極9をゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド化しているため、ソース、ドレイン選択トランジスタSTS,STDのゲート電極12,14において、ゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド化され、ゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化せずにシリコン層のままである構造となる。
次に、図14、図15に示すように、全面に層間絶縁膜19が堆積され、この層間絶縁膜19内にビット線コンタクト用拡散層13とソース線コンタクト用拡散層15にコンタクトを取るためのコンタクト孔CH1、CH2が形成される。このコンタクト孔CH1、CH2は、先ず、層間絶縁膜19、第3絶縁膜18が順にエッチングされ、次に、第2絶縁膜17、ゲート絶縁膜5が順次エッチングされる。このようにして、コンタクト孔CH1、CH2によりビット線コンタクト用拡散層13及びソース線コンタクト用拡散層15が露出される。
次に、図14に示すように、コンタクト孔CH1、CH2内に例えばアルミニウムやタングステンなどの金属、あるいは低抵抗の半導体が埋め込まれ、ビット線コンタクト電極20及びソース線コンタクト電極21が形成される。
この後、図1、図3に示すように、層間絶縁膜19上に金属配線層により、ビット線コンタクト電極20に接続されたビット線接続部22、及びソース線コンタクト電極21に接続されたソース線23が形成される。さらに、全面に配線間絶縁膜24が堆積され、この配線間絶縁膜24内に配線間コンタクト25が形成され、配線間絶縁膜24の上に配線間コンタクト25に接続されたビット線26が形成される。
この後、一般的に知られた手法を用いて上層の配線層が形成され、不揮発性半導体記憶装置が完成される。
第1の実施形態によれば、コントロールゲート電極9は、フローティングゲート電極7の上面に形成されたゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド層9−2によって形成されている。このため、コントロールゲート電極9を低抵抗化することができ、メモリセルの動作を高速化することができる。
しかも、ゲート間絶縁膜8上のコントロールゲート電極9は全てシリサイド層9−2であり、シリコン層が形成されている場合のように空乏層が形成されない。このため、ゲート間絶縁膜8の容量の低下を防止でき、カップリング比を増加してメモリセルの特性を向上させることができる。
さらに、コントロールゲート電極9のうち、フローティングゲート電極7の間に位置する部分はシリサイド化せずにシリコン層9−1としている。このため、フローティングゲート電極7の間の狭い領域をシリサイド化するときに発生するストレスにより、ゲート間絶縁膜8の耐圧が低下することを防止できる。
また、ドレイン側選択トランジスタSTD、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極もゲート間絶縁膜8の位置までシリサイド化されている。このため、ゲート電極を低抵抗化することができ、選択トランジスタの動作を高速化することができる。
さらに、ドレイン側選択トランジスタSTD、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極のゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化されておらず、シリコン層となっている。このため、ドレイン側選択トランジスタSTD、ソース側選択トランジスタSTSにおいて、ゲート絶縁膜5の耐圧が低下することを防止できる。
上記第1の実施形態において、ゲート電極のシリサイド化は、プロセス条件を最適化することにより制御した。しかし、これに限定されるものではなく、特定の位置にシリサイド化ストッパとしての絶縁膜を形成してもよい。
図16(a)(b)は、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極12、14において、シリサイド化を制御する例を示している。シリサイド化を制御するためには、シリサイド化を停止させる位置に絶縁膜を形成することが有効である。本来、選択ゲート電極12、14において、フローティングゲート電極7用の多結晶シリコン層7aと、コントロールゲート電極9用の多結晶シリコン層9aは電気的に接続されることが必要である。このため、これらの間に絶縁膜が介在することは抵抗値が増加するため好ましくないが、シリサイド化の制御に有効である。
図16(a)(b)において、ゲート間絶縁膜8にフローティングゲート電極7用の多結晶シリコン層7aと、コントロールゲート電極9用の多結晶シリコン層9aとを接続するための開口を形成した際、露出された多結晶シリコン層7aの表面に絶縁膜41を形成している。この絶縁膜41は、シリコン酸化膜、若しくはシリコン窒化膜であることが好ましいが、自然酸化膜であってもよい。図16(a)(b)において、絶縁膜41の形状が相違するのは、ゲート間絶縁膜8に開口を形成する際のエッチングの制御の相違に基づくものである。
このように、フローティングゲート電極7用の多結晶シリコン層7aと、コントロールゲート電極9用の多結晶シリコン層9aとの間に絶縁膜41を形成することにより、選択ゲート12、14において、多結晶シリコン層9aのシリサイド化を確実に制御できる。
(第2の実施形態)
図17、図18は、第2の実施形態を示している。第2の実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付している。
第1の実施形態において、コントロールゲート電極9は、フローティングゲート電極7の上面に形成されたゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド化され、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分はシリサイド化せずにシリコン層となっている。
これに対して、第2の実施形態において、コントロールゲート電極9は、図18に示すように、フローティングゲート電極7の間に位置する部分の一部にもシリサイド層9−2が形成されている。また、フローティングゲート電極7の間に位置するコントロールゲート電極の残りの部は、シリコン層9−1によって形成されている。
さらに、図17に示すように、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極12、14は、メモリセルのシリサイド層9−2と同じ位置までシリサイド化される。しかし、ゲート電極12、14のうちゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化されずにシリコン層(多結晶シリコン7a)となっている。このため、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSにおいて、ゲート絶縁膜5の耐圧が低下することを防止することができる。
尚、第2の実施形態において、シリサイド化の制御は、熱処理工程を最適化するにより実現できる。さらに、確実に制御するためには、例えばフローティングゲート電極7用の多結晶シリコン層7aを、図17に示すように、例えば多結晶シリコン層7a−1、7a−2からなる2層構造とし、これら多結晶シリコン層7a−1、7a−2の間に薄い絶縁膜42を形成する。この絶縁膜42は、第1の実施形態において説明した絶縁膜41と同一の膜を適用することができる。このような構成とすれば、絶縁膜42により確実にシリサイド化を停止させることができる。
第2の実施形態によれば、コントロールゲート電極9のフローティングゲート電極7の上に位置するゲート間絶縁膜8に対応する部分は全てシリサイド化されている。このため、コントロールゲート電極9を低抵抗化することができ、メモリセルの動作を高速化することができる。さらに、コントロールゲート電極9内に空乏層が発生しないため、ゲート間絶縁膜8の容量を大きくすることができる。したがって、カップリング比を増大でき、メモリセルの特性を向上させることができる。
しかも、フローティングゲート電極7の間に位置するコントロールゲート電極9の一部は、シリサイド層9−2により形成され、残りの部分はシリコン層9−1によって形成されている。このため、フローティングゲート電極7間の狭い領域をシリサイド化するときに発生するストレスによって、ゲート間絶縁膜の耐圧が低下することを防止することができる。また、ゲート電極12、14のうちゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化されずにシリコン層(多結晶シリコン7a)となっている。このため、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSにおいて、ゲート絶縁膜5の耐圧が低下することを防止することができる。
(第3の実施形態)
図19、図20は、第3の実施の形態を示している。
第2の実施形態において、コントロールゲート電極9は、フローティングゲート電極7の上面に形成されたゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド化され、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分は一部分がシリサイド化され、残りの部分がシリコン層となっている。
これに対して、第3の実施形態において、コントロールゲート電極9のうち、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分は、全てシリサイド化されている。その他の部分における形態は第1、第2の実施形態と同様である。
ゲート間絶縁膜8に接するコントロールゲート電極9が完全にシリサイド化しても耐圧に問題が無い場合、図19、図20に示すように、メモリセルのコントロールゲート電極9を全てシリサイド化し、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極12、14は、上部はシリサイド層であり、ゲート絶縁膜5に接する部分はシリサイド化されずにシリコン層(多結晶シリコン層7a)である。
このため、コントロールゲート電極9を低抵抗化することができ、メモリセルMCの動作を高速化することができる。しかも、コントロールゲート電極9に空乏層が形成されないため、ゲート間絶縁膜8の容量を大きくすることができる。したがって、カップリング比を増加でき、メモリセルの特性を向上できる。
さらに、ドレイン、ソース側選択トランジスタSTD、STSのゲート電極12、14のうち、ゲート絶縁膜5に接する部分はシリコン層である。このため、ゲート絶縁膜5の耐圧が低下することなく、選択トランジスタ12、14のゲート電極を低抵抗化することができ、選択トランジスタの動作を高速化することができる。
(第4の実施形態)
図21、図22、図23は、第4の実施の形態を示すものであり、NOR型の不揮発性半導体記憶装置を示している。
図21、図22に示すように、NOR型の不揮発性半導体記憶装置は、NAND型の不揮発性半導体記憶装置と異なり、ビット線コンタクト電極20間に、直列に接続された2個のメモリセルMCが配置され、選択トランジスタを含んでいない。その他の構成は第1乃至第3の実施形態と同様であるため、同一部分には同一符号を付している。
図22に示すように、メモリセルのゲート電極6は、電荷蓄積層となるフローティングゲート電極7と、フローティングゲート電極7上に形成されたゲート間絶縁膜8と、ゲート間絶縁膜8上に形成されたコントロールゲート電極9とにより構成されている。コントロールゲート電極9は、シリサイド層9−2によって形成されている。シリサイド層9−2は、例えばコバルトシリサイドを利用できる。コントロールゲート電極9は、他のメモリセルMCとの間でそれぞれ共有され、ワード線を構成している。
さらに、2個のメモリセルの両側に位置する半導体基板1内には、ビット線コンタクト用拡散層13が形成されている。
また、2個のメモリセルの間には、ソース線拡散層15が形成されている。ここで、メモリセルゲート電極6の側面には、例えば酸化シリコン膜からなる第1絶縁膜16が形成されている。ビット線コンタクト用拡散層13上において、第1絶縁膜16上には第2絶縁膜17が形成されている。第2絶縁膜17上には、第3絶縁膜18が設けられている。第3絶縁膜18上とコントロールゲート電極9上には、層間絶縁膜19が設けられている。層間絶縁膜19、第3絶縁膜18、第2絶縁膜17、ゲート絶縁膜5を貫いて、ビット線コンタクト電極20が設けられている。ビット線コンタクト電極20は、ビット線コンタクト用拡散層13に接続されている。ビット線コンタクト電極20上には、第1配線層によるビット線26が設けられている。
図23に示すように、半導体基板1上のウェル中に素子分離領域3が設けられ、素子分離領域3によって分離された素子領域4が形成されている。この素子領域4上にゲート絶縁膜5を介してフローティングゲート電極7が形成されている。フローティングゲート電極7の上面及び側面上にゲート間絶縁膜8が形成されている。ゲート間絶縁膜8の上にコントロールゲート電極9が形成されている。フローティングゲート電極7の上方に形成されたコントロールゲート電極9は、ゲート間絶縁膜8との界面の位置までシリサイド層9−2によって形成されている。また、コントロールゲート電極9のうち、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分はシリサイド化されておらず、シリコン層(多結晶シリコン層)9−1となっている。コントロールゲート電極9上には層間絶縁膜19が設けられており、層間絶縁膜19上にはビット線26が設けられている。
上記第4の実施形態によれば、NOR型の不揮発性半導体記憶装置において、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、第4の実施形態において、上記第2乃至3の実施形態と同様に、コントロールゲート電極9のうち、フローティングゲート電極7同士の間に位置する部分の一部にシリサイドを形成してもよい。
このように、本発明はNAND型の不揮発性半導体記憶装置だけでなく、NOR型の不揮発性半導体記憶装置にも適用可能である。さらに、AND型やDiNOR型などの不揮発性半導体記憶装置にも適用可能である。すなわち、フローティングゲート電極同士の間にゲート間絶縁膜を介してコントロールゲート電極が埋め込まれた構造の不揮発性半導体記憶装置に適用可能である。
尚、請求項2,3において、選択トランジスタの第3ゲート電極は、シリサイドを停止させるための絶縁膜を有している。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲において種々変形可能なことは勿論である。
第1の実施形態に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置であり、図2に示すI−I線に沿った構成を示す断面図。 第1の実施形態に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置を示す平面図。 図2に示すIII−III線に沿った断面図。 第1の実施形態に係るNAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示す断面図。 図4に続く製造工程を示す断面図。 図4に続く製造工程を示す断面図。 図5に続く製造工程を示す断面図。 図6に続く製造工程を示す断面図。 図7に続く製造工程を示す断面図。 図8に続く製造工程を示す断面図。 図9に続く製造工程を示す断面図。 図10に続く製造工程を示す断面図。 図11に続く製造工程を示す断面図。 図12に続く製造工程を示す断面図。 図13に続く製造工程を示す断面図。 図16(a)(b)は、それぞれドレイン・ソース側選択トランジスタのゲート電極の他の例を示す断面図。 第2の実施形態を示す断面図。 第2の実施形態を示す断面図。 第3の実施形態を示す断面図。 第3の実施形態を示す断面図。 第4の実施形態を示すものであり、NOR型の不揮発性半導体記憶装置の例を示す断面図。 図21のXXII−XXII線に沿った断面図。 図21のXXIII−XXIII線に沿った断面図。
符号の説明
1…半導体基板、5…ゲート絶縁膜、7…フローティングゲート電極、8…ゲート間絶縁膜、9…コントロールゲート電極、9−2…シリサイド層、9−1…シリコン層(多結晶シリコン層)、31…コバルト層、41、42…絶縁膜。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成された複数の第1ゲート電極と、
    前記複数の第1ゲート電極の上面及び側面に形成された第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に形成された第2ゲート電極とを具備し、
    前記第2ゲート電極のうち前記複数の第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分は全てシリサイド層であり、
    前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極のに位置する部分の少なくとも一部はシリコン層であり、残りの部分はシリサイド層であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成された第1ゲート電極と、
    前記第1ゲート電極の上面及び側面に形成された第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に形成された第2ゲート電極とを含む複数のメモリセルと、
    前記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成された第3ゲート電極を含む選択トランジスタとを具備し、
    前記複数のメモリセルは第1の方向に配列され、
    前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分は全てシリサイド層であり、
    前記第2ゲート電極のうち、前記第1の方向において前記複数のメモリセルの前記第1ゲート電極のに位置する部分の少なくとも一部はシリコン層であり残りの部分はシリサイド層であり、
    前記第3ゲート電極の前記第1絶縁膜に接する部分はシリコン層であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第3ゲート電極は、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極とが開口を介して接続された積層ゲート構造であることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第2絶縁膜の前記第2ゲート電極に接する部分がシリコン窒化膜であることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜上に複数の第1ゲート電極を形成する工程と、
    前記複数の第1ゲート電極の上面及び側面に第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜上に第2ゲート電極を形成する工程と、
    前記第2ゲート電極のうち前記複数の第1ゲート電極の上面に形成された前記第2絶縁膜より上方に位置する部分を全てシリサイド化し、前記第2ゲート電極のうち前記第1ゲート電極の間に位置する部分の少なくとも一部をシリサイド化しつつ残りの部分にシリコン層を残存させる工程と
    を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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