JP4795053B2 - ワイパ装置 - Google Patents
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Description
ここで、ワイパ装置が多量の雨水に晒されたときには、ピボット軸を支持するシャフト支持部の周囲に雨水が滞留し、その一部がピボット軸とシャフト支持部の間に流入して摺動面に塗布されたグリスを洗い流してしまうことがある。そこで、従来のワイパ装置には、ピボット軸の支持する筒状の本体を有するピボットホルダに防水カバーを装着したものがある。防水カバーは、ピボットホルダの本体に形成された先細のテーパ部に係合される筒部を有し、筒部からは径方向外側に延びる傘部が一体に形成されている(例えば、特許文献1参照)。防水カバーは、ピボットホルダに密着し、雨水は傘部を伝ってワイパ装置外に排水される。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で確実に摺動面の被水を防止することを主な目的とする。
このワイパ装置では、シャフト支持部の周囲の水が凹部の形状に沿ってホルダ側排水口に導かれ、ホルダ側排水口から排出される。
このワイパ装置では、カバーに滴下した水がガイド壁によってカバー側排水口に案内され、カバー側排水口から排水される。
このワイパ装置では、カバーの貫通孔を伝ってカバーの裏面(ピボットホルダに臨む面)側に侵入した水は、貫通孔を囲む凸部に集まる。さらに、水は、凸部からピボットホルダ側の凹部に滴下して、凹部に集められる。
このワイパ装置では、カバー側排水口から排出される水が廂状のカバー側ガイド部を伝って流れ落ちる。ガイド部は、ピボットホルダを避けるように突出しているので、ガイド部から流れ落ちる水がピボットホルダを被水させることはない。
このワイパ装置では、突出する端部に水が集まり易いので、水を確実に排出できる。
このワイパ装置では、カバー側排水口から排出される水がピボットホルダにかからないので、水を確実に排出できる。
図1及び図2にワイパ装置の構成を示す。ワイパ装置1は、ガラス面に略沿って配置される細長のフレーム2を有する。フレーム2は、ブラケットユニット3にフレームパイプ4をネジで固定して形成されているが、一体構造であっても良い。
図2、図3及び図4に示すように、ブラケットユニット3は、一端部に車体に固定される取付脚部5が設けられている。取付脚部5には、弾性部材からなる防振ゴム6が取り付けられている。防振ゴム6には、略円筒状のカラー部材7が圧入されており、カラー部材7にボルトを通して車体に固定する。取付脚部5よりも他端部側は、減速機10及びワイパモータ11が固定されるモータブラケット13になっている。モータブラケット13には、減速機10の出力軸である駆動軸14がワイパモータ11の回転子の軸線と略直交するように配置されている。駆動軸14の基端部は、モータブラケット13の貫通孔15を通して、ワイパ装置1の裏面側に引き出されている。
排水口52を区画する一対のリブ51は、第2のピボットホルダ40の裏面40cまで延びており、第2のピボットホルダ40の側部40bに雨水の流路となるガイド部53を形成している。このガイド部53は、第2のピボットホルダ40の側部40bよりも突出しつつ、第2のピボットホルダ40の裏面40cよりも下方に延びている。
排水口73の近傍には、貫通孔76が形成されている。貫通孔76の形状は、シャフト支持部22及び突条26の形状に合わせてある。さらに、カバー本体71の表面71aには、貫通孔76からみて排水口73の形成位置と反対側の位置に、リブ77が立設されている。リブ77は、貫通孔76を中心にする円周状に所定の間隔で配置されている。
なお、カバー本体71の外周には、複数の係合片82a,82b,82c,82dが第1のピボットホルダ20側の係合爪35a,35b,36a,36bに係合可能に延設されている。また、キャップ本体71において、貫通孔76の近傍から係合部82dにかけては緩やかに落ち込む湾曲部83になっている。
裏面91b側の貫通孔96の周縁部は、下向きの凸部102が環状に形成されている。凸部102の外径は、前記した第2のピボットホルダ40側の排水受部50の外径よりも小さい。また、湾曲部98の裏面には、係合溝103が取付脚部46側のリブ57(図3参照)に対応して形成されている。
防水カバー23,43は、下向きに配置される排水口73,94をそれぞれに有し、排水口73,94にピボットホルダ20,40を避けるように延びる廂状のガイド部75,95を設けたので、防水カバー23,43から排出される雨水が再びピボットホルダ20,40に戻ることがなくなり、グリスの流出による摺動部の潤滑不良を防止できる。廂状のガイド部75の長さ方向の端部74aを突出させて雨水が集まり易くしたので、雨水を確実に滴下することができる。
排水口32,52に連なるガイド部33,53を廂状に設けたので、防水カバー23,43から排出される雨水が再びピボットホルダ20,40に戻ることがなくなり、グリスの流出による摺動部の潤滑不良を防止できる。防水カバー23,43の裏面に貫通孔76,96を囲むように凸部81,102を設け、凸部81,102から雨水を排水受部30,50に滴下するようにしたので、貫通孔76,96を伝って防水カバー23,43の裏面に入り込んだ雨水を確実に排水受部30,50に集めることができる。
例えば、防水カバー23のリブ74の端部74aは必須の構成要素ではない。端部74aの配設位置は、ガイド部75の長さ方向の両端に限定されずに、途中に設けても良い。端部の数は、1つでも良いし、3つ以上でも良い。
2 フレーム
11 ワイパモータ
20 第1のピボットホルダ
20b,40b 側部
21 第1ピボット軸
22 シャフト支持部
23,43 防水カバー
25 第1駆動レバー(リンク機構)
30 排水受部(凹部)
32,52 排水口(ホルダ側排水口)
33,53 ガイド部(ホルダ側ガイド部)
40 第2のピボットホルダ
41 第2ピボット軸
42 シャフト支持部
45 第2駆動レバー(リンク機構)
50 排水受部(凹部)
64 リンクロッド(リンク機構)
71a,91a 表面
72,93 ガイド壁
73,94 排水口(カバー側排水口)
74a 下端部(ガイド部の端部)
75,95 ガイド部(カバー側ガイド部)
76,96 貫通孔
81,102凸部
Claims (6)
- ワイパアームが固定されるピボット軸をピボットホルダに設けられたシャフト支持部に回動自在に支持し、モータの回転をリンク機構に伝達することで前記ピボット軸を回動させてガラス面を払拭するワイパ装置であって、
前記ピボットホルダに前記シャフト支持部を囲み前記シャフト支持部の外形よりも大きく形成される凹部を設け、前記凹部の前記ピボットホルダの側部側に前記凹部に溜まった水を前記ピボットホルダ外に排出するホルダ側排水口を形成し、前記ホルダ側排水口に連なり前記ピボットホルダの側部から突出するホルダ側ガイド部を設けたことを特徴とするワイパ装置。 - 前記ピボットホルダを覆うカバーを備え、前記カバーは、前記シャフト支持部を挿通可能な貫通孔と、前記ピボットホルダ外に水を排出するカバー側排水口と、前記カバー側排水口に水を案内するように前記カバーの外周縁の表面に立設されたガイド壁とを有することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
- 前記カバーにおいて前記ピボットホルダに臨む面には、前記貫通孔を囲むように凸部が前記凹部に向けて突出して形成されており、凸部が、前記ピボットホルダの前記凹部内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のワイパ装置。
- 前記カバーには、前記カバー側排水口に連なり、前記ピボットホルダを避けるように水を滴下するための廂状のカバー側ガイド部が延設されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のワイパ装置。
- 前記カバー側ガイド部の端部の一部が水の排出方向と略一致する方向に突出していることを特徴とする請求項4に記載のワイパ装置。
- 前記カバー側排水口は、前記ホルダ側排水口に対して外側に位置していると共に、車体に対して傾斜して取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のワイパ装置。
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