JP2018193066A - 車両用ワイパ装置及び車体前部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用ワイパ装置の搬送時において水受部材が第1ピボットホルダから外れることを抑制又は防止する。【解決手段】車両用ワイパ装置10は、ワイパアーム42が固定される第1ピボット軸40と、第1ピボット軸40を回転自在に支持するスリーブ(支持部)22を有する第1ピボットホルダ20と、第1ピボットホルダ20のスリーブ22が挿入される筒状を成す筒部(装着部)114と、筒部114から径方向に延出形成された水受け部112と、水受け部112から装置下方側へ突出されスリーブ22に係合される係合爪116と、係合爪116に対応して水受け部112の装置上方側に設けられ筒部114と水受け部112とを連結するリブ118と、を含んで構成された第1水受部材(水受部材)110と、を備えている。【選択図】図5
Description
本発明は、車両用ワイパ装置及び車体前部構造に関する。
下記特許文献1に記載された車両用ワイパ装置では、ワイパアームが固定される第1ピボット軸が第1ピボットホルダの支承部に回転可能に支持されている。この第1ピボットホルダは、正面視で略クランク状に形成されている。具体的には、第1ピボットホルダは、支承部の周囲に設けられたフランジ部と、フランジ部から車両下方へ車体から離間されるように延出されたタワー部と、タワー部から車幅方向内側へ延出されたブラケット部と、を有している、そして、ブラケット部の裏面側(下方側)にワイパモータが固定されており、ワイパモータの出力軸がブラケット部の表面側(上方側)に突出されている。また、出力軸にはクランクアームが固定されており、クランクアームはリンク機構を介して第1ピボット軸に連結されている。
さらに、第1ピボットホルダのフランジ部の外周部には、周壁部が一体に立設されており、周壁部の一部が切り欠かれている。これにより、第1ピボット軸が挿通される車体のピボット孔から雨水等の液体が浸入した場合には、当該液体をフランジ部によって受け止めて周壁部の切り欠き部から排水できるようになっている。
本発明は、車両用ワイパ装置の搬送時において水受部材が第1ピボットホルダから外れることを抑制又は防止することができる車両用ワイパ装置及び車体前部構造を提供することを目的とする。
本発明の車両用ワイパ装置は、ワイパアームが固定される第1ピボット軸と、前記第1ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第1ピボットホルダと、前記第1ピボットホルダの前記支持部が挿入される筒状を成す装着部と、前記装着部から径方向に延出形成された水受け部と、前記水受け部から装置下方側へ突出され前記支持部に係合される係合爪と、前記係合爪に対応して前記水受け部の装置上方側に設けられ前記装着部と前記水受け部とを連結するリブと、を含んで構成された水受部材と、を備えている。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、上記構成に加えて、前記第1ピボット軸と互いに離間して配置され、ワイパアームが固定される第2ピボット軸と、前記第2ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第2ピボットホルダと、をさらに有し、前記第2ピボットホルダは、フレームによって前記第1ピボットホルダと連結されており、前記水受部材には、前記水受け部から前記第2ピボット軸側へ延び出されて前記フレームに固定される水受固定部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の車両用ワイパ装置は、上記構成に加えて、前記第1ピボット軸と互いに離間して配置され、ワイパアームが固定される第2ピボット軸と、前記第2ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第2ピボットホルダと、をさらに有し、前記第1ピボットホルダは、装置正面視で前記第1ピボットホルダの前記支持部に対して前記第2ピボット軸側にブラケット部を有して構成され、前記水受部材には、前記水受け部から前記第2ピボット軸側へ延び出されて前記ブラケット部に固定される水受固定部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の車体前部構造は、フロントウィンドシールドガラスの下縁部に沿って車幅方向に延在されたカウルルーバと、前記カウルルーバに形成されたピボット孔と、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置と、を備え、前記第1ピボット軸が前記ピボット孔に挿通されて、前記水受部材がピボット孔の車両下側に配置されていることが好ましい。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る車両用ワイパ装置10について説明する。図3に示されるように、車両用ワイパ装置10は、車両(自動車)VのフロントウィンドシールドガラスWS用のワイパ装置とされている。そして、フロントウィンドシールドガラスWSは、車両Vの側面視で車両後側へ向かうに従い車両上側へ傾斜(上り勾配)されている。なお、図3に示される矢印FRは車両前方を示しており、矢印UPは車両上方を示している。
また、フロントウィンドシールドガラスWSの車両前側には、カウルルーバ130が設けられている。カウルルーバ130は、フロントウィンドシールドガラスWSの下縁部に沿って車両Vの車幅方向に延在されている。また、カウルルーバ130の後端部は、側面視でフロントウィンドシールドガラスWSと略平行を成すようにフロントウィンドシールドガラスWSの下縁部から車両前側へ延びている。さらに、カウルルーバ130の後端部には、後述する第1ピボット軸40及び第2ピボット軸70が配置される一対の配置部132(図3では、第1ピボット軸40が配置される配置部132が図示されている)が形成されている。配置部132は、フロントウィンドシールドガラスWSのガラス面に対して略直交する方向を軸方向にした略円筒状に形成されて、カウルルーバ130から車両Vの内側へ突出されている。そして、配置部132の内部がピボット孔132Aとされて、ピボット孔132Aによって車両Vの内側と外側とが連通されている。
(車両用ワイパ装置10について)
車両用ワイパ装置10は、カウルルーバ130に対して車両Vの内側(内部側)に配置されている。また、車両用ワイパ装置10は、フロントウィンドシールドガラスWSの傾斜に対応して、側面視で傾いて配置されている。このため、以下の説明では、側面視でフロントウィンドシールドガラスWSのガラス面に対して直交する方向を装置上下方向(図3の矢印A方向及び矢印B方向)と称し、矢印A方向側を装置上側とし、矢印B方向側を装置下側としている。また、側面視で装置上下方向に対して直交する方向を装置前後方向と称し、矢印C方向側を装置前側とし、矢印D方向側を装置後側としている。そして、以下の説明において、単に上下、前後の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、装置上下方向の上下、装置前後方向の前後を示すものとする。
車両用ワイパ装置10は、カウルルーバ130に対して車両Vの内側(内部側)に配置されている。また、車両用ワイパ装置10は、フロントウィンドシールドガラスWSの傾斜に対応して、側面視で傾いて配置されている。このため、以下の説明では、側面視でフロントウィンドシールドガラスWSのガラス面に対して直交する方向を装置上下方向(図3の矢印A方向及び矢印B方向)と称し、矢印A方向側を装置上側とし、矢印B方向側を装置下側としている。また、側面視で装置上下方向に対して直交する方向を装置前後方向と称し、矢印C方向側を装置前側とし、矢印D方向側を装置後側としている。そして、以下の説明において、単に上下、前後の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、装置上下方向の上下、装置前後方向の前後を示すものとする。
図1には、車両用ワイパ装置10の全体構成が前側から見た正面図にて示されており、図2には、車両用ワイパ装置10の全体構成が上側から見た平面図にて示されている。これらの図に示されるように、車両用ワイパ装置10は、車両Vの車幅方向(図1及び図2の矢印E方向及び矢印F方向)に延在されている。また、車両用ワイパ装置10は、第1ピボットホルダ20と、「フレーム」としての中空フレーム50と、第2ピボットホルダ60と、ワイパモータ80と、リンク機構90と、「水受部材」としての第1水受部材110と、を含んで構成されている。以下、上記各構成部品について説明する。
(第1ピボットホルダ20について)
図1に示されるように、第1ピボットホルダ20は、車両用ワイパ装置10の長手方向一方側(図1の矢印E方向側)に設けられている。この第1ピボットホルダ20は、アルミニウム合金によるダイカスト成形等で製作されている。また、第1ピボットホルダ20は、後述する第1ピボット軸40を回転自在に支持する「支持部」としてのスリーブ22を有しており、スリーブ22は、上下方向を軸方向とした略円筒状に形成されている。
図1に示されるように、第1ピボットホルダ20は、車両用ワイパ装置10の長手方向一方側(図1の矢印E方向側)に設けられている。この第1ピボットホルダ20は、アルミニウム合金によるダイカスト成形等で製作されている。また、第1ピボットホルダ20は、後述する第1ピボット軸40を回転自在に支持する「支持部」としてのスリーブ22を有しており、スリーブ22は、上下方向を軸方向とした略円筒状に形成されている。
また、第1ピボットホルダ20は、タワー部24を有しており、タワー部24は正面視で略逆L字形状に屈曲されている。具体的には、タワー部24はスリーブ22から車両用ワイパ装置10の長手方向他方側(図1の矢印F方向側)へ延出されると共に、下側へ屈曲されている。タワー部24には、ブラケット部26が一体に形成されており、ブラケット部26はタワー部24の下端部から車両用ワイパ装置10の長手方向他方側へ延出されている。これにより、ブラケット部26がスリーブ22に対して、車両用ワイパ装置10の長手方向他方側且つ下側に配置されている。このブラケット部26は、略平板状に形成されて、板厚方向を略上下方向として配置されており、ブラケット部26の裏面側(下面側)に後述するワイパモータ80が固定されるようになっている。
また、ブラケット部26における車両用ワイパ装置10の長手方向他方側の端部には、第1連結部28が一体に形成されている。この第1連結部28は、中実シャフト状に形成されて、ブラケット部26から車両用ワイパ装置10の長手方向他方側へ向かうに従い上側へ傾斜して突出されている。
さらに、図2にも示されるように、スリーブ22の外周部には、固定脚部30が一体に設けられている。この固定脚部30は、スリーブ22の軸方向を板厚方向とした板状に形成され、スリーブ22の外周部からスリーブ22の径方向外側へ延出されている。詳しくは、正面視で固定脚部30の先端部がスリーブ22に対して車両用ワイパ装置10の長手方向一方側に配置されるように、固定脚部30がスリーブ22から延出されている。また、固定脚部30の先端部には、取付部30Aが形成されている。この取付部30Aは、図示は省略するが、平面視で略C字形状に形成されており、略円筒形状のゴムグロメット32が取付部30A内に取付けられている。そして、ゴムグロメット32内に取付ボルト(図示省略)が挿入されて、当該取付ボルトによって第1ピボットホルダ20(車両用ワイパ装置10)が車体に対しフローティング状態で固定されるようになっている。
また、図3に示されるように、スリーブ22内には、第1ピボット軸40が同軸上に挿入されており、第1ピボット軸40がスリーブ22に回転自在に支持されている。この第1ピボット軸40の先端部(車体外側の端部)には、ワイパアーム42の基端部が固定されており、ワイパアーム42の先端部には、図示しないワイパブレードが連結されている。一方、第1ピボット軸40の基端部には、スリーブ22の径方向外側へ延出する第1レバー44が固定されている。そして、第1レバー44が第1ピボット軸40の軸回りに回動することで、第1ピボット軸40と共にワイパアーム42が第1ピボット軸40の軸回りに回動して、ワイパブレードがフロントウィンドシールドガラスWSを払拭するようになっている。
さらに、図5に示されるように、スリーブ22の外周部には、下端部において、被係合部34が一体に形成されている。この被係合部34は、第1ピボット軸40の先端側から基端側に向けて上り勾配となる傾斜面を有した断面略三角形状を成しており、スリーブ22の周方向における所定位置に突出形成されている。また、被係合部34における下面が、被係合面34Aとされており、被係合面34Aはスリーブ22の軸方向に対して直交する方向に沿って配置されている。そして、後述する第1水受部材110がスリーブ22に取り付けられて(装着されて)、被係合部34の被係合面34Aに第1水受部材110の係合爪116が係合されるようになっている。なお、被係合部34は、係合爪116の被係合面34Aへの係合状態において、被係合面34Aから係合爪116の周方向両側にそれぞれ延出形成された回り止め壁34Bを有している。
(中空フレーム50について)
図1に示されるように、中空フレーム50は、長尺状を成す中空のパイプ材により製作されて、第1ピボットホルダ20の第1連結部28と同軸上に配置されている。この中空フレーム50の長手方向一端部は、第1ホルダ固定部52とされている。そして、第1ホルダ固定部52内に第1ピボットホルダ20の第1連結部28が嵌合されており、第1ホルダ固定部52が第1連結部28にカシメ加工によって固定されている。一方、中空フレーム50の長手方向他端部は、第2ホルダ固定部54とされており、第2ホルダ固定部54は、後述する第2ピボットホルダ60にカシメ加工によって固定されている。
図1に示されるように、中空フレーム50は、長尺状を成す中空のパイプ材により製作されて、第1ピボットホルダ20の第1連結部28と同軸上に配置されている。この中空フレーム50の長手方向一端部は、第1ホルダ固定部52とされている。そして、第1ホルダ固定部52内に第1ピボットホルダ20の第1連結部28が嵌合されており、第1ホルダ固定部52が第1連結部28にカシメ加工によって固定されている。一方、中空フレーム50の長手方向他端部は、第2ホルダ固定部54とされており、第2ホルダ固定部54は、後述する第2ピボットホルダ60にカシメ加工によって固定されている。
(第2ピボットホルダ60について)
第2ピボットホルダ60は、車両用ワイパ装置10の長手方向他方側(図1の矢印F方向側)に設けられている。第2ピボットホルダ60は、第1ピボットホルダ20と同様にアルミニウム合金によるダイカスト成形等で製作されている。この第2ピボットホルダ60は、円筒状のスリーブ62を有している。
第2ピボットホルダ60は、車両用ワイパ装置10の長手方向他方側(図1の矢印F方向側)に設けられている。第2ピボットホルダ60は、第1ピボットホルダ20と同様にアルミニウム合金によるダイカスト成形等で製作されている。この第2ピボットホルダ60は、円筒状のスリーブ62を有している。
また、スリーブ62の外周部には、中実シャフト状の第2連結部64が一体に設けられている。この第2連結部64は、スリーブ62から車両用ワイパ装置10の長手方向一方側へ突出されている。また、第2連結部64の長手方向中間部が屈曲されて、第2連結部64の先端部が中空フレーム50と同軸上に配置されるようになっている。そして、中空フレーム50の第2ホルダ固定部54内に第2連結部64の先端部が嵌合されて、第2ホルダ固定部54がカシメ加工によって第2連結部64の先端部に固定されている。これにより、第1ピボットホルダ20と第2ピボットホルダ60とが、中空フレーム50によって互いに連結されている。
図1にも示されるように、スリーブ62の外周部には、固定脚部66が一体に設けられており、固定脚部66は、スリーブ62からスリーブ62の径方向外側へ延出されている。具体的には、正面視で固定脚部66の先端部がスリーブ62に対して車両用ワイパ装置10の長手方向他方側に配置されるように、固定脚部66がスリーブ62から延出されている。また、固定脚部66の先端部には、固定脚部30と同様に取付部66Aが形成されており、この取付部66Aには、略円筒形状のゴムグロメット68が取り付けられている。そして、当該ゴムグロメット68内に取付ボルト(図示省略)が挿入されて、当該取付ボルトによって第2ピボットホルダ60(車両用ワイパ装置10)が車体に対しフローティング状態で固定されるようになっている。
また、スリーブ62内には、第2ピボット軸70が同軸上に挿入されており、第2ピボット軸70がスリーブ62に回転自在に支持されている。この第2ピボット軸70の先端部には、ワイパアーム(図示省略)の基端部が固定されており、ワイパアームの先端部には、図示しないワイパブレードが連結されている。一方、第2ピボット軸70の基端部には、スリーブ62の径方向外側へ延出する第2レバー72が固定されている。そして、第2レバー72が第2ピボット軸70の軸回りに回動することで、第2ピボット軸70と共にワイパアームが第2ピボット軸70の軸回りに回動して、ワイパブレードがフロントウィンドシールドガラスWSを払拭するようになっている。
さらに、第2ピボットホルダ60のスリーブ62には、第2水受部材74が取り付けられている。この第2水受部材74は、スリーブ62の周囲に配置された水受け部74Aと、水受け部74Aの外周部において上側へ立設された周壁部74Bと、を含んで構成されている。また、周壁部74Bは、前側が開放されて(受け止めた水の排水を行う排出部とされて)水受け部74Aの外周部を囲繞している。
(ワイパモータ80について)
図1に示されるように、ワイパモータ80は、前述した第1ピボットホルダ20のブラケット部26の下面側(裏面側)に配置されてネジ等により締結固定されている。また、ワイパモータ80は、モータ本体82と、モータ本体82の駆動力を出力するための出力軸84と、を有している。この出力軸84は、第1ピボット軸40及び第2ピボット軸70と略平行に配置されると共に、モータ本体82から上側へ突出されて、ブラケット部26に形成された挿通孔(図示省略)内を挿通している。これにより、出力軸84の先端部(上端部)がブラケット部26の上面側(表面側)へ突出されている。さらに、出力軸84の先端部には、クランクアーム86が固定されている。クランクアーム86は、出力軸84の軸線方向上側へクランク状に形成されて、出力軸84から出力軸84の径方向外側へ延出されている。そして、ワイパモータ80の作動時には、クランクアーム86が出力軸84の軸回りに回動するようになっている。
図1に示されるように、ワイパモータ80は、前述した第1ピボットホルダ20のブラケット部26の下面側(裏面側)に配置されてネジ等により締結固定されている。また、ワイパモータ80は、モータ本体82と、モータ本体82の駆動力を出力するための出力軸84と、を有している。この出力軸84は、第1ピボット軸40及び第2ピボット軸70と略平行に配置されると共に、モータ本体82から上側へ突出されて、ブラケット部26に形成された挿通孔(図示省略)内を挿通している。これにより、出力軸84の先端部(上端部)がブラケット部26の上面側(表面側)へ突出されている。さらに、出力軸84の先端部には、クランクアーム86が固定されている。クランクアーム86は、出力軸84の軸線方向上側へクランク状に形成されて、出力軸84から出力軸84の径方向外側へ延出されている。そして、ワイパモータ80の作動時には、クランクアーム86が出力軸84の軸回りに回動するようになっている。
(リンク機構90について)
リンク機構90は、ワイパモータ80の駆動力を第1ピボット軸40及び第2ピボット軸70へ伝達するための機構とされている。このリンク機構90は第1リンクロッド92を有しており、第1リンクロッド92は、略長尺状のパイプ材によって製作されている。そして、第1リンクロッド92の長手方向一端部が、ボールジョイント100によってクランクアーム86の他端部に転動可能に駆動連結されており、第1リンクロッド92の長手方向他端部がボールジョイント106によって第2レバー72の先端部に転動可能に駆動連結されている。これにより、ワイパモータ80と第2ピボット軸70とが第1リンクロッド92によって連結されて、ワイパモータ80の駆動力が第2ピボット軸70へ伝達されるようになっている。
リンク機構90は、ワイパモータ80の駆動力を第1ピボット軸40及び第2ピボット軸70へ伝達するための機構とされている。このリンク機構90は第1リンクロッド92を有しており、第1リンクロッド92は、略長尺状のパイプ材によって製作されている。そして、第1リンクロッド92の長手方向一端部が、ボールジョイント100によってクランクアーム86の他端部に転動可能に駆動連結されており、第1リンクロッド92の長手方向他端部がボールジョイント106によって第2レバー72の先端部に転動可能に駆動連結されている。これにより、ワイパモータ80と第2ピボット軸70とが第1リンクロッド92によって連結されて、ワイパモータ80の駆動力が第2ピボット軸70へ伝達されるようになっている。
また、図2に示されるように、リンク機構90は第2リンクロッド94を有しており、第2リンクロッド94も第1リンクロッド92と同様に略長尺状のパイプ材によって製作されている。そして、第2リンクロッド94の長手方向一端部が、ボールジョイント104によって第1レバー44の先端部に転動可能に駆動連結されており、第2リンクロッド94の長手方向他端部がボールジョイント102によって第2レバー72の先端部に転動可能に駆動連結されている。これにより、第1レバー44と第2レバー72とが第2リンクロッド94によって連結されて、第2レバー72に伝達されたワイパモータ80の駆動力が第1ピボット軸40へ伝達されて連動するようになっている。
次に、本発明の要部である第1水受部材110について説明する。
第1水受部材110は、カウルルーバ130のピボット孔132Aから車両Vの内側へ流れ込む水等の液体によるワイパモータ80の被水を防止するためのものである。図2に示されるように、第1水受部材110は、ゴム又は樹脂材によって製作されると共に、平面視で車両用ワイパ装置10の長手方向に延在された凹状に形成されている。以下、具体的に説明する。
第1水受部材110は、車両用ワイパ装置10の長手方向に延在された水受け部112を有している。この水受け部112は、カウルルーバ130のピボット孔132Aの下側(車両下側)に配置されると共に、第1ピボットホルダ20におけるスリーブ22の周囲を含みワイパモータ80を上側から覆っている。図5に示されるように、水受け部112の長手方向一端部には、水受け部112の上面側(表面側)において、略円筒状の「装着部」としての筒部114が一体に形成されており、筒部114は、水受け部112から上側へ突出されている。そして、筒部114内に第1ピボットホルダ20のスリーブ22が嵌入されている。換言すると、筒部114がスリーブ22に装着され、筒部114の先端部はスリーブ22の外周面に液密状態で密着している。また、水受け部112には、水受け部112の下面側(裏面側)において、筒部114から下面側に延長するように係合爪116が一体に形成されている。この係合爪116は、水受け部112から下側へ突出されると共に、スリーブ22の径方向外側に配置されている。さらに、係合爪116の下端部には、爪部116Aが一体に形成されており、爪部116Aはスリーブ22側へ突出されている。そして、爪部116Aが、スリーブ22における被係合部34の被係合面34Aに係合されている。これにより、第1水受部材110の上側への移動が係合爪116によって制限されるようになっている。
また、第1水受部材110には、水受け部112の上面側に係合爪116に対応する位置に水受け部112と筒部114とを連結するリブ118が一体に設けられている。すなわち、リブ118と係合爪116とは水受け部112の上面側から下面側へと連続するように形成されている。また、リブ118は、第1水受部材110の長手方向から見て略三角形状に形成されている。
さらに、図4(A)に示されるように、水受け部112は、前後方向において3箇所の領域に分割されている。具体的には、水受け部112は、水受け部112の前後方向の中間部を構成する本体部112Aと、水受け部112の後側部分を構成する後側傾斜部112Bと、水受け部112の前側部分を構成する排出部112Cと、を含んで構成されている。そして、水受け部112が、全体として筒部114から径方向外方に延出形成されるとともに車両用ワイパ装置10の長手方向他方側(第2ピボット軸側)へ向けて拡大して延出形成されている。また、水受け部112は、車両用ワイパ装置10の長手方向他方側へ向かうに従い下側へ若干傾斜して配置されている(図4(B)参照)。
またさらに、本体部112Aは、第1水受部材110の長手方向において、3箇所の領域に分割されており、この分割された部分がそれぞれ第1本体部112A1、第2本体部112A2、及び第3本体部112A3とされている。具体的には、本体部112Aの長手方向中間部が第2本体部112A2とされており、第1本体部112A1が第2本体部112A2に対して第1水受部材110の長手方向一方側に配置され、第3本体部112A3が第2本体部112A2に対して第1水受部材110の長手方向他方側に配置されている。そして、第1本体部112A1と第2本体部112A2とが第1中間傾斜部112Dによって連結されており、第1中間傾斜部112Dは第1水受部材110の長手方向他方側へ向かうに従い下側へ傾斜されている(図4(B)参照)。これにより、第2本体部112A2が第1本体部112A1よりも下側に配置されるようになっている。また、第2本体部112A2と第3本体部112A3とが第2中間傾斜部112Eによって連結されており、第2中間傾斜部112Eは第1水受部材110の長手方向他方側へ向かうに従い下側へ傾斜されている(図4(B)参照)。これにより、第3本体部112A3が第2本体部112A2よりも下側に配置されるようになっている。
後側傾斜部112Bは、平面視で、第1本体部112A1及び第2本体部112A2の後端から後側へ延びると共に、後側傾斜部112Bの幅寸法が第1水受部材110の長手方向他方側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。これにより、後側傾斜部112Bが平面視で略三角形状に形成されている。また、後側傾斜部112Bは、第1水受部材110の長手方向から見て、後側へ向かうに従い下側へ傾斜されている。そして、後側傾斜部112Bにおける第1水受部材110の長手方向他方側の端部が第2中間傾斜部112E(第3本体部112A3)に接続されている。これにより、後側傾斜部112Bに水等の液体が流れ込むと、当該液体が主として後側傾斜部112Bに沿って第3本体部112A3へ流れるように構成されている。
排出部112Cは、本体部112Aと同様に、第1水受部材110の長手方向において3箇所に分割されている。具体的には、排出部112Cは、第1本体部112A1に接続された第1排出部112C1と、第2本体部112A2に接続された第2排出部112C2と、第3本体部112A3に接続された第3排出部112C3と、を含んで構成されている。そして、第1排出部112C1と第2排出部112C2とが第1中間傾斜部112Dによって連結され、第2排出部112C2と第3排出部112C3とが第2中間傾斜部112Eによって連結されている。また、排出部112Cは第1水受部材110の長手方向から見て前側へ向かうに従い下側へ傾斜されている。
以上のことを言い換えると、水受け部112は、第1水受部材110の長手方向において3箇所に分割されており、第1本体部112A1と第1排出部112C1と後側傾斜部112Bの長手方向一方側部位とで、筒部114から径方向外方に延出形成された延出本体部113Aが構成され、この延出本体部113Aから長手方向他方側(第2ピボット軸側)へ向けて拡大して延出形成された拡大延出部113Bが第2及び第3本体部112A2,112A3と第2及び第3排出部112C2,112C3と第1及び第2中間傾斜部112D,112Eと後側傾斜部112Bの長手方向他方側部位とで構成されている。
さらに、第1水受部材110は周壁部120を有している。この周壁部120は、水受け部112の外周部から上側へ延出されると共に、第1水受部材110が前側へ開放されるように水受け部112を囲繞している。具体的には、第1排出部112C1における第2排出部112C2側の部分、第2排出部112C2、及び第3排出部112C3が前側へ開放されている。
そして、第1本体部112A1と後側傾斜部112Bとの境界部分に前述した筒部114が形成されている。また、図1に示されるように、第1ピボットホルダ20のブラケット部26と水受け部112との間には、上下方向において空間部Gが形成されており、空間部G内にワイパモータ80の出力軸84及びクランクアーム86が回動可能に配置されている。さらに、図2に示されるように、平面視でクランクアーム86が回動するときのボールジョイント100の回動軌跡L(図2において2点差線で示されるLを参照)を避けるように、第1排出部112C1及び第3排出部112C3が配置されている。具体的には、上記ボールジョイント100の回動軌跡Lに対して、第1排出部112C1及び第3排出部112C3が第1水受部材110の長手方向両側に配置されるようになっている。
また、図1及び図4に示されるように、第1水受部材110の長手方向他方側の端部には、「固定部」としての水受固定部122が一体に形成されている。この水受固定部122は、第1水受部材110から第1水受部材110の長手方向他方側へ延出されている。また、水受固定部122の先端部122Aは、下側へ屈曲されて、正面視で第1水受部材110の長手方向他方側へ向かうに従い下側へ傾斜されている。さらに、水受固定部122の先端部122Aは、中空フレーム50の軸方向から見て、水受固定部122の先端側へ開放された略C字形状(図3参照)に形成されている。これにより、水受固定部122の先端部122Aには、一対の固定フック124(図3参照)が形成されている。そして、一対の固定フック124の間に中空フレーム50の長手方向中間部がスナップフィット嵌合されている。このため、第1水受部材110の長手方向他方側の端部における上下前後方向の移動が制限されるようになっている。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成された車両用ワイパ装置10は、第1ピボット軸40を支持する第1ピボットホルダ20のスリーブ22に第1水受部材110が取り付けられている。また、第1水受部材110はカウルルーバ130のピボット孔132Aの車両下側に配置されている。このため、カウルルーバ130のピボット孔132Aから車両Vの内側へ水等の液体が浸入すると、当該液体が第1水受部材110の水受け部112で受け止められて第1水受部材110の排出部112Cから前側へ排水される。
ここで、第1水受部材110の水受け部112は、スリーブ22に装着された筒部114から径方向に延出本体部113Aが延出形成されると共に第2ピボット軸70側へ拡大して拡大延出部113Bが延出されている。そして、第1ピボットホルダ20においてワイパモータ80を固定するブラケット部26と、水受け部112と、の間には、上下方向において空間部Gが形成されている。このため、ブラケット部26の上側に空間部Gを形成しつつ、第1水受部材110(水受け部112)を筒部114から第2ピボット軸70側へ延出させることができる。これにより、ブラケット部26の上面側に配置されたクランクアーム86が空間部Gにおいて第1水受部材110(水受け部112)により妨げられることなく回動できる。しかも、クランクアーム86とリンク機構90の連結部であるボールジョイント100を第1水受部材110(水受け部112)によって上側から覆うことができる。したがって、ボールジョイント100が被水することを第1水受部材110によって抑制できる。その結果、ボールジョイント100に塗布されたグリスの流出が抑制されるため、ボールジョイント100における磨耗を抑制することができる。
また、第1水受部材110の水受け部112には、第1ピボットホルダ20のスリーブ22に形成された被係合部34に係合される係合爪116が、水受け部112から車両用ワイパ装置10の下方側に向けて突出して形成されている。さらに、係合爪116の形成位置に対応して水受け部112の上面側にはリブ118が一体に形成されており、リブ118が水受け部112と筒部114との間を連結している。また、リブ118と係合爪116とは水受け部112の上面側から下面側へと連続して形成されている。このため、車両用ワイパ装置10の搬送時等において第1水受部材110に外力が作用して、水受け部112が撓み変形した場合でも、係合爪116の周辺部位の撓み変形が抑制されるため、係合爪116とスリーブ22の被係合部34との係合状態が解除されることを抑制又は防止できる。
すなわち、例えば、第1水受部材110の後端側に下側から上側への外力が付与されたときには、第1水受部材110の水受け部112が上側(図5の矢印H参照)へ撓み変形しようとする。このため、仮に第1水受部材110においてリブ118を省略した場合には、水受け部112の上側への撓み変形によって係合爪116がスリーブ22に対してスリーブ22の径方向外側(図5の矢印J参照)へ変位しようとする。このため、係合爪116の爪部116Aがスリーブ22の径方向外側へ移動して、爪部116Aとスリーブ22の被係合部34との係合状態が解除される虞がある。
これに対して、上述したように、本実施の形態では、水受け部112にリブ118が一体に形成されており、リブ118が水受け部112と筒部114とを連結している。また、リブ118が係合爪116の形成位置に対応して水受け部112の上面側に一体に形成されている。より詳しくは、リブ118が係合爪116と水受け部112の上面側から下面側へと連続して形成されている。これにより、第1水受部材110の後端側に下側から上側への外力が付与されたときには、水受け部112における係合爪116の周辺部位の撓み変形が抑制されると共に、係合爪116におけるスリーブ22の径方向外側への変位が抑制される。その結果、爪部116Aとスリーブ22の被係合部34との係合状態が解除されることを抑制又は防止でき、ひいては車両用ワイパ装置10の搬送時において第1水受部材110が第1ピボットホルダ20から外れることを抑制又は防止することができる。
また、第1水受部材110の長手方向他方側の端部には、水受固定部122が一体に形成されており、水受固定部122における一対の固定フック124の間に中空フレーム50の長手方向中間部がスナップフィット嵌合されている。このため、第1水受部材110の長手方向他方側の端部における上下前後方向の移動を制限することができる。これにより、第1水受部材110の長手方向両側部分が第1ピボットホルダ20のスリーブ22及び中空フレーム50によって支持される。したがって、第1水受部材110において仮に水受固定部122を省略した場合と比べて、第1水受部材110の筒部114の周辺に作用する応力を低減することができると共に、第1水受部材110の固定姿勢を安定させることができる。
さらに、第1水受部材110の第1排出部112C1及び第3排出部112C3は、クランクアーム86の軸回りに回動するボールジョイント100の回動軌跡Lに対して、第1水受部材110の長手方向両側に配置されており、第1水受部材110の水受け部112は、第3排出部112C3に第3本体部112A3を介して接続される後側傾斜部112Bを備えている。このため、ピボット孔132Aから車両Vの内側へ浸入する液体を第1水受部材110が受け止めるときに、ボールジョイント100が当該液体に被水することを第1水受部材110によって効果的に防止することができる。
以下、この点について、具体的に説明する。カウルルーバ130のピボット孔132Aから車両Vの内側へ水等の液体が浸入すると、当該液体が第1水受部材110の水受け部112で受け止められる。具体的には、ピボット孔132Aから車両Vの内側へ浸入した液体は、第1水受部材110の筒部114を伝って水受け部112の第1本体部112A1及び後側傾斜部112Bに流れる。
そして、車両用ワイパ装置10はフロントウィンドシールドガラスWSに対応して傾いて配置されているため、第1本体部112A1に流れる液体は、主として第1排出部112C1側へ流れる。これにより、第1排出部112C1側へ流れる液体が第1排出部112C1から前側へ排水される(図2に示される矢印W1参照)。
一方、第1水受部材110の後側傾斜部112Bは、第1本体部112A1及び第2本体部112A2の後端から後側へ延出されると共に、第1水受部材110の長手方向から見て後側へ向かうに従い下側へ傾斜されている。また、第1水受部材110は、車両用ワイパ装置10の長手方向他方側へ向かうに従い下側へ若干傾斜されている。このため、後側傾斜部112Bに流れ込む水等の液体は、主として後側傾斜部112Bに沿って第3本体部112A3側へ流れる。そして、第3本体部112A3に流れ込む液体が第3排出部112C3から前側へ排水される(図2に示される矢印W2参照)。
以上により、ピボット孔132Aから車両Vの内側へ浸入した液体が、主として第1排出部112C1及び第3排出部112C3から排出される。すなわち、当該液体が、クランクアーム86の軸回りに回転するボールジョイント100の回動軌跡Lに対して、第1水受部材110の長手方向両側から排水される。したがって、当該液体がボールジョイント100の回動軌跡Lを避けるように第1水受部材110から排水されるため、ボールジョイント100が当該液体に被水すること第1水受部材110によって効果的に防止することができる。
なお、本実施の形態では、第1水受部材110において、水受固定部122が中空フレーム50の長手方向中間部に固定されているが、水受固定部122を第1ピボットホルダ20のブラケット部26に固定するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、第1水受部材110の水受け部112が、本体部112A、後側傾斜部112B、及び排出部112Cを含んで構成されているが、水受け部112の具体的な形状は各種車両の取付状態に対応して適宜変更可能である。
10・・・車両用ワイパ装置、20・・・第1ピボットホルダ、26・・・ブラケット部、40・・・第1ピボット軸、42・・・ワイパアーム、50・・・中空フレーム(フレーム)、60・・・第2ピボットホルダ、70・・・第2ピボット軸、80・・・ワイパモータ、84・・・出力軸、86・・・クランクアーム、90・・・リンク機構、110・・・第1水受部材(水受部材)、112・・・水受け部、114・・・筒部(装着部)、116・・・係合爪、118・・・リブ、122・・・水受固定部(固定部)、130・・・カウルルーバ、132A・・・ピボット孔、WS・・・フロントウィンドシールドガラス
Claims (4)
- ワイパアームが固定される第1ピボット軸と、
前記第1ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第1ピボットホルダと、
前記第1ピボットホルダの前記支持部が挿入される筒状を成す装着部と、前記装着部から径方向に延出形成された水受け部と、前記水受け部から装置下方側へ突出され前記支持部に係合される係合爪と、前記係合爪に対応して前記水受け部の装置上方側に設けられ前記装着部と前記水受け部とを連結するリブと、を含んで構成された水受部材と、
を備えた車両用ワイパ装置。 - 前記第1ピボット軸と互いに離間して配置され、ワイパアームが固定される第2ピボット軸と、
前記第2ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第2ピボットホルダと、をさらに有し、
前記第2ピボットホルダは、フレームによって前記第1ピボットホルダと連結されており、
前記水受部材には、前記水受け部から前記第2ピボット軸側へ延び出されて前記フレームに固定される水受固定部が形成されている請求項1に記載の車両用ワイパ装置。 - 前記第1ピボット軸と互いに離間して配置され、ワイパアームが固定される第2ピボット軸と、
前記第2ピボット軸を回転自在に支持する支持部を有する第2ピボットホルダと、をさらに有し、
前記第1ピボットホルダは、装置正面視で前記第1ピボットホルダの前記支持部に対して前記第2ピボット軸側にブラケット部を有して構成され、
前記水受部材には、前記水受け部から前記第2ピボット軸側へ延び出されて前記ブラケット部に固定される水受固定部が形成されている請求項1に記載の車両用ワイパ装置。 - フロントウィンドシールドガラスの下縁部に沿って車幅方向に延在されたカウルルーバと、
前記カウルルーバに形成されたピボット孔と、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ワイパ装置と、
を備え、
前記第1ピボット軸が前記ピボット孔に挿通されて、前記水受部材がピボット孔の車両下側に配置された車体前部構造。
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