JP5439130B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、ピボットホルダにピボットカバーを装着するようにしたワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨水等を払拭して、良好な視界を確保するためにワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、駆動源としての電動モータと、電動モータの回転運動を揺動運動に変換するリンク機構と、リンク機構により揺動駆動されるピボットシャフトと、車両に固定されてピボットシャフトを回動自在に支持するピボットホルダと、ピボットシャフトの一端側に取り付けられるワイパ部材とを備えている。
ワイパ装置は、車両におけるウィンドシールドの前端側に配置され、カウルトップパネルにより覆われている。カウルトップパネルにはピボット孔が設けられ、ピボット孔からピボットシャフトの一端側が外部に延出するようになっている。そして、ワイパスイッチを操作して電動モータを駆動することでワイパ部材が揺動駆動され、ウィンドシールドを払拭することができる。
このようなワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、ワイパ装置を形成するピボットシャフトの他端側において、リンク機構の連結部分が揺動するようになっている。ピボットホルダには、リンク機構の連結部分への被水を防止する防水キャップ(ピボットカバー)が装着され、防水キャップは、カウルトップパネルのピボット孔に対向する傘部と、ピボット孔を介して流れ込む雨水等を所定箇所に導く排水孔とを備えている。これにより、リンク機構の連結部分への被水を抑制して、連結部分のグリス切れ等に起因する作動抵抗の増大や異音の発生を防止している。
ピボットホルダはアルミ材等により所定形状に形成され、係合溝(貫通孔)を有している。また、防水キャップは樹脂材等により所定形状に形成され、ピボットホルダの係合溝(貫通孔)に係合する突部を有している。そして、防水キャップをピボットホルダに被せるようにして装着することで、係合溝(貫通孔)と突部とを係合させて両者を所定の密着力で密着させるようにしている。
特開2004−082756号公報(図3,図5)
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、防水キャップをピボットホルダに装着する際に、防水キャップの突部とピボットホルダの係合溝(貫通孔)とを、防水キャップおよびピボットホルダの軸方向から対向させて精度良く一致させる必要が生じる。つまり、防水キャップとピボットホルダとを周方向にずれないように慎重に装着する必要がある。
そこで、ワイパ装置の組み立て作業性を向上させるために、防水キャップの突部の幅寸法と、ピボットホルダの係合溝(貫通孔)の幅寸法とに差を持たせて装着し易くすることが考えられる。しかしながらこの場合には、ピボットホルダに対する防水キャップのがたつきが大きくなって異音の発生原因になるばかりか、ピボットホルダから防水キャップが外れ易くなる等、別の問題が生じ得る。
本発明の目的は、ピボットカバーのピボットホルダへの装着作業性を向上させつつ、ピボットカバーのピボットホルダに対するがたつきを無くすことができるワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、一端側にワイパ部材が取り付けられるピボットシャフトと、前記ピボットシャフトを回動自在に支持するホルダ筒部を備えたピボットホルダと、前記ホルダ筒部に装着されるカバー筒部を備えたピボットカバーとを有するワイパ装置であって、前記ホルダ筒部の外周に径方向外側に突出して設けられ、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部に対する位置決めを行う位置決め突起と、前記カバー筒部の軸方向他端側に設けられ、前記カバー筒部の軸方向他端側に突出して前記位置決め突起に当接する被位置決め突起と、前記位置決め突起の軸方向一端側および前記被位置決め突起の軸方向他端側にそれぞれ設けられ、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部への装着始めで前記カバー筒部と前記ホルダ筒部との相対回転を所定角度範囲で許容し、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部への装着終わりで前記カバー筒部と前記ホルダ筒部との相対回転を規制する装着案内部と、前記ホルダ筒部の軸方向一端側に設けられ、前記ホルダ筒部の径方向内側に窪んだ支持凹部と、前記カバー筒部の軸方向一端側に設けられ、前記カバー筒部の径方向内側に突出した支持凸部と、前記ホルダ筒部の軸方向一端側に設けられ、前記ピボットシャフトの前記ホルダ筒部に対する軸方向への移動を規制する移動規制部材と、を備え、前記支持凸部が前記支持凹部に入り込み、前記移動規制部材に引っ掛けられることで、前記ピボットカバーが前記ピボットホルダに対して抜け止めされることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記装着案内部を、前記位置決め突起の前記被位置決め突起側に形成される第1テーパ部と、前記被位置決め突起の前記位置決め突起側に形成される第2テーパ部とから形成し、前記各テーパ部を突き合わせて前記カバー筒部を前記ホルダ筒部に装着することを特徴とする。
本発明によれば、ホルダ筒部に位置決め突起を設け、カバー筒部に被位置決め突起を設け、位置決め突起の軸方向一端側および被位置決め突起の軸方向他端側に、カバー筒部のホルダ筒部への装着始めでカバー筒部とホルダ筒部との相対回転を所定角度範囲で許容し、カバー筒部のホルダ筒部への装着終わりでカバー筒部とホルダ筒部との相対回転を規制する装着案内部をそれぞれ設ける。これにより、ピボットカバーのピボットホルダへの装着始めにおいては、ピボットカバーがピボットホルダに対して所定角度範囲で周方向にずれたとしても、装着案内部によりピボットカバーのピボットホルダへの装着を案内できる。ピボットカバーのピボットホルダへの装着終わりにおいては、ピボットカバーのピボットホルダに対する相対回転を規制できる。したがって、ピボットカバーおよびピボットホルダを軸方向に精度良く一致させる必要が無くなり、ワイパ装置の組み立て作業性を向上させることができる。また、ピボットカバーのピボットホルダへの装着後は両者の相対回転が規制されるため、ピボットカバーのピボットホルダに対するがたつきを無くすことができ、異音の発生等を抑制することができる。
本発明によれば、装着案内部を、位置決め突起の被位置決め突起側に形成される第1テーパ部と、被位置決め突起の位置決め突起側に形成される第2テーパ部とから形成し、各テーパ部を突き合わせてカバー筒部をホルダ筒部に装着するので、各テーパ部同士が摺接することによりピボットカバーのピボットホルダへの装着を案内することができる。
本発明によれば、ホルダ筒部およびカバー筒部に、カバー筒部のホルダ筒部からの抜け止めを行う支持凹部,支持凸部および移動規制部材を設けるので、ピボットカバーのピボットホルダへの装着後に、ピボットカバーのピボットホルダからの脱落を防止することができる。
[図1]本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図である。
[図2]図1のワイパ装置を拡大して示す斜視図である。
[図3](a),(b)は、AS側ピボットホルダの詳細構造を説明する説明図である。
[図4](a),(b)は、ピボットカバーの詳細構造を説明する説明図である。
[図5]装着案内部の詳細構造を説明する部分断面図である。
[図6]抜け止め部の詳細構造を説明する部分断面図である。
[図7](a),(b),(c)は、図5の破線円A部を拡大して示す装着案内部の動作
説明図である。
[図8](a),(b),(c)は、図6の破線円B部を拡大して示す抜け止め部の動作
説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図を、図2は図1のワイパ装置を拡大して示す斜視図を、図3(a),(b)はAS側ピボットホルダの詳細構造を説明する説明図を、図4(a),(b)はピボットカバーの詳細構造を説明する説明図を、図5は装着案内部の詳細構造を説明する部分断面図を、図6は抜け止め部の詳細構造を説明する部分断面図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10における取り付け対象物としての車体11の前方側には、フロントウィンドシールド12が設けられている。フロントウィンドシールド12上には、フロントウィンドシールド12に付着した雨水や埃等を払拭するDR側(運転席側)ワイパ部材13と、AS側(助手席側)ワイパ部材14とが設けられている。
DR側ワイパ部材13は、DR側ワイパブレード13aとDR側ワイパアーム13bとを有しており、DR側ワイパブレード13aはDR側ワイパアーム13bの先端側に回動自在に設けられている。AS側ワイパ部材14は、AS側ワイパブレード14aとAS側ワイパアーム14bとを有しており、AS側ワイパブレード14aはAS側ワイパアーム14bの先端側に回動自在に設けられている。各ワイパブレード13a,14aは、各ワイパアーム13b,14bの内側に設けられたコイルバネ(図示せず)により、フロントウィンドシールド12にそれぞれ弾性的に接触している。
各ワイパブレード13a,14aは、フロントウィンドシールド12上の下反転位置LRPと上反転位置URPとの間に形成される各払拭範囲15a,15b(図中二点鎖線)を、それぞれ同期して同一方向に往復払拭動作するようになっており、各ワイパ部材13,14の払拭パターンは、所謂タンデム型を採用している。
車体11におけるフロントウィンドシールド12の前端側(図中下方側)には、各ワイパ部材13,14を揺動駆動するワイパ装置20が搭載され、このワイパ装置20を駆動することにより、各ワイパ部材13,14はフロントウィンドシールド12上を往復払拭動作するようになっている。
ワイパ装置20は、車体11におけるフロントウィンドシールド12の前端側に装着されるカウルトップパネル16(図中二点鎖線)によって覆われている。カウルトップパネル16は、ワイパ装置20が被水するのを防止するとともに、ワイパ装置20を覆い隠して外部からの見栄えを良くしている。
カウルトップパネル16には、DR側ピボット孔16aとAS側ピボット孔16bとが形成されている。各ピボット孔16a,16bからは、ワイパ装置20を形成するDR側ピボットシャフト25aおよびAS側ピボットシャフト25bの一端側がそれぞれ延出されており、各ピボットシャフト25a,25bの一端側には、各ワイパアーム13b,14bの基端側が取り付けられている。
ワイパ装置20は、車室内等に設けられた操作スイッチ(図示せず)を操作することにより、所定の回転速度で回転駆動されるワイパモータ21を備えている。ワイパモータ21は、電動モータ22とギヤケース23とを有しており、電動モータ22の内部には、先端側にウォームを有するアーマチュア軸(図示せず)が回転自在に設けられている。ここで、電動モータ22としては、ブラシ付き電動モータやブラシレス電動モータ等を用いることができる。
ギヤケース23の内部には、アーマチュア軸のウォームと噛み合うウォームホイール(図示せず)が回転自在に収容されており、ウォームおよびウォームホイールによって減速機構を構成している。減速機構は、アーマチュア軸の回転を所定の回転速度にまで減速し、減速して高トルク化された回転をウォームホイールに設けた出力軸(図示せず)から外部に出力するようになっている。
ワイパ装置20は、ワイパモータ21の回転運動を揺動運動に変換するリンク機構24を備えており、リンク機構24は、ワイパモータ21と各ピボットシャフト25a,25bとの間に配置されている。リンク機構24は、図2に示すように、クランクアーム24a,駆動ロッド24b,DR側駆動レバー24c,AS側駆動レバー24dおよび連結ロッド24eによって形成されている。ここで、ワイパモータ21側がエンジンルーム(図示せず)側に配置され、連結ロッド24e側が車室内(図示せず)側に配置されている。
クランクアーム24aの一端は、ワイパモータ21の出力軸に固定され、他端はボールジョイントBJ1を介して駆動ロッド24bの一端に回動自在に連結されている。DR側駆動レバー24cの一端は、DR側ピボットシャフト25aの他端側(図中下側)に固定され、他端はボールジョイント(図示せず)を介して駆動ロッド24bの他端に回動自在に連結されている。
AS側駆動レバー24dの一端は、AS側ピボットシャフト25bの他端側(図中下側)に固定され、他端はボールジョイントBJ2を介して連結ロッド24eの一端に回動自在に連結されている。また、連結ロッド24eの他端は、ボールジョイント(図示せず)を介してDR側駆動レバー24cの他端に回動自在に連結されている。これにより、ワイパモータ21を回転駆動することにより、各ピボットシャフト25a,25bが同期して同一方向に揺動駆動される。
図2に示すように、ワイパ装置20は、溶融したアルミ材料等を鋳造成形することにより所定形状に形成されたDR側ピボットホルダ30とAS側ピボットホルダ40とを備えている。各ピボットホルダ30,40は、中空パイプよりなるフレーム部材50によって互いに接続され、このようにワイパ装置20は、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置となっている。
ここで、DR側ピボットホルダ30およびAS側ピボットホルダ40は、何れも略同様の構造であるため、以下、DR側ピボットホルダ30の構造の説明を省略し、AS側ピボットホルダ40のみの構造について詳細に説明する。なお、図2において、DR側ピボットホルダ30のAS側ピボットホルダ40と同様の部分については、AS側ピボットホルダ40と同一の記号を付している。
AS側ピボットホルダ40は、図3,5,6に示すように略円筒形状に形成されたホルダ筒部41を有し、ホルダ筒部41はAS側ピボットシャフト25bを回動自在に支持している。ホルダ筒部41の内側には、ホルダ筒部41の軸方向に並ぶようにして一対の軸受部材41aが装着され、各軸受部材41aはホルダ筒部41の軸方向両端側にそれぞれ配置されている。これにより、AS側ピボットシャフト25bのスムーズな相対回転を許容できる。
各軸受部材41aの近傍には、ゴム等の弾性部材よりなる一対のOリング41bが設けられ、各Oリング41bは各軸受部材41aよりも軸方向外側に配置されている。各Oリング41bは、AS側ピボットシャフト25bとホルダ筒部41との間に雨水や埃等が進入するのを抑制している。
ホルダ筒部41の軸方向一端側(図5,6中上側)には、移動規制部材42が載置されている。移動規制部材42は、AS側ピボットシャフト25bに固定されるプッシュナット42aと、AS側ピボットシャフト25bが挿通されてプッシュナット42aとホルダ筒部41との間に配置されるワッシャ42bとから形成されている。プッシュナット42aの外径寸法はワッシャ42bの外径寸法よりも若干小さい寸法に設定され、したがって移動規制部材42の外径寸法は、ワッシャ42bの外径寸法となっている。
このように、移動規制部材42は、AS側ピボットシャフト25bに固定されるとともに、ホルダ筒部41の軸方向一端側に支持されて、AS側ピボットシャフト25bのホルダ筒部41に対する軸方向への移動を規制している。ここで、移動規制部材42(ワッシャ42b)の半径寸法は、図6に示すように、ホルダ筒部41の軸方向一端側の半径寸法と略同じ半径寸法に設定されている。
ホルダ筒部41の軸方向一端側には、ホルダ筒部41の径方向内側に部分的に窪むようにして複数の支持凹部41cが形成されている。各支持凹部41cは、ホルダ筒部41の周方向に沿って所定間隔で3つ並んで形成され、各支持凹部41cの底部の半径寸法はワッシャ42bの半径寸法よりも小さい半径寸法に設定されている。つまり、各支持凹部41cは、移動規制部材42の外周縁部よりも径方向内側に窪んで設けられている。また、各支持凹部41c同士のホルダ筒部41の周方向への間隔は、不等間隔に設定されている。
各支持凹部41cは、ホルダ筒部41の軸方向一端側に形成されるため、ホルダ筒部41の成形に用いる上下方向に移動する金型により容易に成形可能となっている。つまり、各支持凹部41cを成形するために、左右方向に移動するスライド型等を別途用いる必要が無い。ここで、各支持凹部41cには、ピボットカバー46のカバー筒部46aに設けた各支持凸部46cがそれぞれ入り込んで装着される。
図3に示すように、ホルダ筒部41の外周には、径方向外側に突出するよう位置決め突起43が設けられている。位置決め突起43は、カバー筒部46aのホルダ筒部41に対する位置決めを行うものであり、ホルダ筒部41の軸方向一端側に向けて徐々に幅狭となる略三角形形状に形成されている。位置決め突起43の一端側には、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着時に、カバー筒部46aに設けた被位置決め突起47の第2テーパ部47bが摺接する第1テーパ部43aが形成されている。
第1テーパ部43aは本発明における装着案内部を構成し、第2テーパ部47bと摺接することにより、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着を案内するようになっている。第1テーパ部43aは、被位置決め突起47側に向けて幅狭となっている。ここで、位置決め突起43においても、ホルダ筒部41の成形に用いる上下方向に移動する金型により容易に成形可能となっており、位置決め突起43を成形するために、左右方向に移動するスライド型等を別途用いる必要が無い。
AS側ピボットホルダ40は、ホルダ筒部41を固定ボルト(図示せず)を介して車体11に固定するための固定脚部44を備えている。固定脚部44にはゴム製のブッシュ44a(図2参照)が装着され、固定脚部44はブッシュ44aを介して車体11に取り付けられている。これにより、ワイパモータ21の振動が車体11に伝達するのを防止している。
AS側ピボットホルダ40は、さらにフレーム固定部45を備えている。フレーム固定部45は、図3に示すようにホルダ筒部41を中心に固定脚部44に対して略直角の方向に延びて設けられ、フレーム固定部45はフレーム部材50の一端側に差し込まれるようになっている。そして、フレーム固定部45に形成された複数のかしめ用凹部45aに向けて、フレーム部材50の一端側を径方向外側からかしめ加工することで、フレーム部材50の一端側をフレーム固定部45に強固に固定できる。
AS側ピボットホルダ40にはピボットカバー46が装着され、ピボットカバー46は、図4,5,6に示すように弾性変形可能な軟質プラスチック等(弾性部材)を射出成形することで略椀状に形成されている。ピボットカバー46は、ホルダ筒部41の軸方向一端側に装着されるカバー筒部46aとカバー筒部46aを取り囲むように形成された傘部46bとを備えている。
カバー筒部46aの軸方向一端側には、カバー筒部46aの径方向内側に突出するように3つの支持凸部46cが一体に形成され、各支持凸部46cは、各支持凹部41cに対応させてカバー筒部46aの周方向に沿って所定間隔で並んで設けられている。各支持凸部46cは、各支持凹部41cに対応してそれぞれ装着され、各支持凸部46cにおいても、カバー筒部46aの周方向への間隔は不等間隔に設定されている。また、各支持凸部46cの径方向内側の半径寸法は、各支持凹部41cの底部の半径寸法と同じ半径寸法に設定されている。
各支持凸部46cは、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着時に移動規制部材42に引っ掛かるようになっており、これにより、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40からの抜け止めがなされる。ここで、各支持凹部41cおよび移動規制部材42は、本発明におけるホルダ筒部に設けられる抜け止め部を構成し、各支持凸部46cは、本発明におけるカバー筒部に設けられる抜け止め部を構成している。
各支持凸部46cには、カバー筒部46aの軸方向他端側に向かうにつれてその半径寸法が徐々に大きくなるテーパ面46dが設けられている。テーパ面46dは、カバー筒部46aをホルダ筒部41に装着する際に、各支持凸部46cがワッシャ42bを乗り越え易くするためのもの(図8(b)参照)で、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着案内として機能する。
カバー筒部46aの軸方向一端側の径方向内側の半径寸法(内径寸法)は、ワッシャ42bの半径寸法(外径寸法)よりも大きい半径寸法に設定されている。これにより、ピボットカバー46をAS側ピボットホルダ40に装着して各支持凸部46cがワッシャ42bを乗り越える際に、カバー筒部46aの弾性変形を容易にしている(図8(b)参照)。
各支持凸部46cは、カバー筒部46aの軸方向一端側に形成されるため、ピボットカバー46を成形するのに用いる上下方向に移動する金型により容易に成形可能となっている。つまり、各支持凸部46cを成形するために、左右方向に移動するスライド型等を別途用いる必要が無い。
カバー筒部46aの軸方向他端側には、図4(b)に示すように、当該カバー筒部46aの軸方向他端側に突出するよう被位置決め突起47が設けられている。被位置決め突起47は、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着時に、ホルダ筒部41の位置決め突起43に軸方向から当接するようになっており、被位置決め突起47は、カバー筒部46aの軸方向他端側に向けて徐々に幅広となる略三角形形状の切り欠き部47aを備えている。切り欠き部47aは、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着時に、ホルダ筒部41の位置決め突起43における第1テーパ部43aに摺接する第2テーパ部47bにより形成されている。
第2テーパ部47bは本発明における装着案内部を構成し、第1テーパ部43aと摺接することにより、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着を案内するようになっている。第2テーパ部47bは、位置決め突起43側に向けて幅広となっている。ここで、被位置決め突起47においても、カバー筒部46aの成形に用いる上下方向に移動する金型により容易に成形可能となっており、被位置決め突起47を成形するために、左右方向に移動するスライド型等を別途用いる必要が無い。
傘部46bの開口側(図5,6中上側)は、カウルトップパネル16のAS側ピボット孔16bと対向している。これにより、カウルトップパネル16を介して伝う雨水等が傘部46bに滴下され、AS側ピボットホルダ40の下方にあるリンク機構24の連結部Cが被水するのを防止することができる。
ここで、傘部46b内に溜まった雨水等は、傘部46bの周方向に沿って部分的に形成された複数(3つ)の排水孔48(図4参照)から車体11のカウル内(図示せず)を介して車体11の外部に排水される。各排水孔48においても、ピボットカバー46を成形するのに用いる上下方向に移動する金型により容易に成形可能となっている。つまり、各排水孔48を成形するために、左右方向に移動するスライド型等を別途用いる必要が無い。
次に、ワイパ装置20を形成するピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着手順(第1段階〜第3段階)について、図7,8を用いて詳細に説明する。
図7(a),(b),(c)は図5の破線円A部を拡大して示す装着案内部の動作説明図を、図8(a),(b),(c)は図6の破線円B部を拡大して示す抜け止め部の動作説明図をそれぞれ表している。
[装着始め(第1段階)]
まず、図7(a)に示すように、ホルダ筒部41の軸心とカバー筒部46aの軸心とを一致させて、図中矢印(1)に示すように、軸方向からピボットカバー46をAS側ピボットホルダ40に臨ませる。このとき、被位置決め突起47の第2テーパ部47bを位置決め突起43の第1テーパ部43aに突き合わせるようにする。その後、第2テーパ部47bの一部と第1テーパ部43aの一部とが当接するようになる。
ここで、第2テーパ部47bと第1テーパ部43aとが当接すればピボットカバー46をAS側ピボットホルダ40に装着することができるため、位置決め突起43の中心a1と被位置決め突起47の中心a2とが周方向に所定角度範囲(左右方向にそれぞれ角度SA°)ずれていても構わない。つまり、図7(a)に示す装着始めにおいては、カバー筒部46aのホルダ筒部41に対する相対回転を所定角度範囲2SA°で許容することになり、ひいてはピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40に対する位置決め精度を従前に比して緩和させることができる。
一方、図8(a)の矢印(2)に示すように、カバー筒部46aのホルダ筒部41への装着に伴い、カバー筒部46aの各支持凸部46cが移動規制部材42に軸方向から近接していく。
[装着途中(第2段階)]
その後、図7(b)の矢印(3)に示すように、各テーパ部47b,43aが互いに摺接しつつ、カバー筒部46aがホルダ筒部41に対して相対回転し、位置決め突起43の中心a1と被位置決め突起47の中心a2とが周方向に一致するようになる。つまり、カバー筒部46aのホルダ筒部41に対するずれ角度(所定角度範囲SA°)が徐々に小さくなっていく。
一方、図8(b)に示すように、カバー筒部46aのホルダ筒部41への装着量の増加に伴い、図中矢印(4)に示すように、各支持凸部46cの各テーパ面46dが移動規制部材42のワッシャ42bの外周縁部を乗り越えるようになる。このとき、カバー筒部46aの内径寸法はワッシャ42bの外径寸法よりも大きいので、カバー筒部46aは容易に弾性変形することができる。
[装着終わり(第3段階)]
その後、図7(c)の矢印(5)に示すように、各テーパ部47b,43aが互いに全面で当接するようになり、これにより、位置決め突起43の中心a1と被位置決め突起47の中心a2とが周方向に一致し、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40に対する位置ずれを無くすことができる。各テーパ部47b,43aが互いに全面で当接するため、図7(c)に示す装着終わりでは、カバー筒部46aとホルダ筒部41との相対回転を規制して、回転方向へのがたつきが防止される。ここで、各テーパ部47b,43aの摺接によりピボットカバー46をAS側ピボットホルダ40に対する正規位置に案内できるので、ピボットカバー46をAS側ピボットホルダ40に対して軸方向から押圧するだけで済む。
一方、図8(c)に示すように、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着に伴い、各支持凸部46cが完全にワッシャ42bを乗り越えると、図中矢印(6)に示すように、各支持凸部46cが各支持凹部41cにそれぞれ入り込んで装着される。これに伴い、カバー筒部46aに対する負荷が解放されて、カバー筒部46aは元の真円状態に復帰する。各支持凸部46cはワッシャ42bに引っ掛かり、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40に対する抜け止めがなされる。
以上詳述したように、実施の形態に係るワイパ装置20によれば、ホルダ筒部41に位置決め突起43を設け、カバー筒部46aに被位置決め突起47を設け、位置決め突起43の軸方向一端側および被位置決め突起47の軸方向他端側に、カバー筒部46aのホルダ筒部41への装着始めでカバー筒部46aとホルダ筒部41との相対回転を所定角度範囲2SA°で許容し、カバー筒部46aのホルダ筒部41への装着終わりでカバー筒部46aとホルダ筒部41との相対回転を規制する各テーパ部43a,47bをそれぞれ設けた。
これにより、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着始めにおいては、ピボットカバー46がAS側ピボットホルダ40に対して所定角度範囲SA°で周方向にずれたとしても、各テーパ部43a,47bによりピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着を案内できる。ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着終わりにおいては、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40に対する相対回転を規制できる。
したがって、ピボットカバー46およびAS側ピボットホルダ40を軸方向に精度良く一致させる必要が無くなり、ワイパ装置20の組み立て作業性を向上させることができる。また、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着後は両者の相対回転が規制されるため、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40に対するがたつきを無くすことができ、異音の発生等を抑制することができる。
また、実施の形態に係るワイパ装置20によれば、ホルダ筒部41およびカバー筒部46aに、カバー筒部46aのホルダ筒部41からの抜け止めを行う抜け止め部(各支持凹部41c,移動規制部材42および各支持凸部46c)を設けたので、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40への装着後に、ピボットカバー46のAS側ピボットホルダ40からの脱落を防止することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、位置決め突起43に軸方向一端側に向かうにつれて徐々に幅狭となる第1テーパ部43aを設け、被位置決め突起47に軸方向他端側に向かうにつれて徐々に幅広となる第2テーパ部47bを設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、位置決め突起43に軸方向一端側に向かうにつれて徐々に幅広となる第1テーパ部を設け、被位置決め突起47に軸方向他端側に向かうにつれて徐々に幅狭となる第2テーパ部を設けても良い。
また、上記実施の形態においては、本発明における装着案内部を第1テーパ部43aおよび第2テーパ部47bにより形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、位置決め突起43の軸方向一端側に円弧形状の凸部を設けるとともに、被位置決め突起47の軸方向他端側に円弧形状の凹部を設けるようにしても良い。この場合、各円弧形状の凸部および凹部における各円弧面が、各テーパ部43a,47bと同様の機能を果たすことになる。ただし、円弧形状の凸部を被位置決め突起47に、円弧形状の凹部を位置決め突起43にそれぞれ設けることもできる。
さらに、上記実施の形態においては、支持凹部41cおよび支持凸部46cを、それぞれ3つずつ設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、2つずつまたは4つずつ以上設けることもできる。
また、上記実施の形態においては、ピボットカバー46の全体を軟質プラスチック等の弾性部材により形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、少なくともカバー筒部46aの一端側の支持凸部46cを形成する箇所のみを弾性変形可能な弾性部材で成形しても良い。この場合、ピボットカバー46を、例えば、硬度の異なる2種類の樹脂材料等を用いて2色成形等の成形手段により成形すれば良い。
さらに、上記実施の形態においては、カバー筒部46aの径方向内側に突出させた支持凸部46cを設け、ホルダ筒部41の周方向に沿って部分的に窪むよう支持凹部41cを設けたものを示したが、本発明はこれに限らない。例えば、支持凸部46cを省略するとともにカバー筒部46aの一端側を移動規制部材42の外形寸法よりも小さい外径寸法とし、かつ、支持凹部をホルダ筒部41の全周に亘り設けても良い。この場合、カバー筒部46aの一端側がワッシャ42bにより拡径されるよう弾性変形し、その後、全周に亘って設けた環状の支持凹部に装着される。
また、上記実施の形態においては、ワイパ装置20の払拭パターンをタンデム型としたものを示したが、本発明はこれに限らず、対向払拭型等、他の払拭パターンとしても良い。
さらに、上記実施の形態においては、ワイパ装置として、車両10の前方側のフロントウィンドシールド12を払拭するものを示したが、本発明はこれに限らず、車両10の後方側に設けられるリヤウィンドシールドや、鉄道車両や航空機等のウィンドシールドを払拭するワイパ装置にも適用することができる。
10 車両
11 車体
12 フロントウィンドシールド
13 DR側ワイパ部材
13a DR側ワイパブレード
13b DR側ワイパアーム
14 AS側ワイパ部材
14a AS側ワイパブレード
14b AS側ワイパアーム
15a,15b 払拭範囲
16 カウルトップパネル
16a DR側ピボット孔
16b AS側ピボット孔
20 ワイパ装置
21 ワイパモータ
22 電動モータ
23 ギヤケース
24 リンク機構
24a クランクアーム
24b 駆動ロッド
24c DR側駆動レバー
24d AS側駆動レバー
24e 連結ロッド
25a DR側ピボットシャフト
25b AS側ピボットシャフト
30 DR側ピボットホルダ
40 AS側ピボットホルダ
41 ホルダ筒部
41a 軸受部材
41b Oリング
41c 支持凹部(抜け止め部)
42 移動規制部材(抜け止め部)
42a プッシュナット
42b ワッシャ
43 位置決め突起
43a 第1テーパ部(装着案内部)
43b 本体部(引掛部)
44 固定脚部
44a ブッシュ
45 フレーム固定部
45a かしめ用凹部
46 ピボットカバー
46a カバー筒部
46b 傘部
46c 支持凸部(抜け止め部)
46d テーパ面
47 被位置決め突起
47a 切り欠き部
47b 第2テーパ部(装着案内部)
48 排水孔
50 フレーム部材
BJ1,BJ2 ボールジョイント
C 連結部
LRP 下反転位置
URP 上反転位置

Claims (2)

  1. 一端側にワイパ部材が取り付けられるピボットシャフトと、前記ピボットシャフトを回動自在に支持するホルダ筒部を備えたピボットホルダと、前記ホルダ筒部に装着されるカバー筒部を備えたピボットカバーとを有するワイパ装置であって、
    前記ホルダ筒部の外周に径方向外側に突出して設けられ、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部に対する位置決めを行う位置決め突起と、
    前記カバー筒部の軸方向他端側に設けられ、前記カバー筒部の軸方向他端側に突出して前記位置決め突起に当接する被位置決め突起と、
    前記位置決め突起の軸方向一端側および前記被位置決め突起の軸方向他端側にそれぞれ設けられ、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部への装着始めで前記カバー筒部と前記ホルダ筒部との相対回転を所定角度範囲で許容し、前記カバー筒部の前記ホルダ筒部への装着終わりで前記カバー筒部と前記ホルダ筒部との相対回転を規制する装着案内部と
    前記ホルダ筒部の軸方向一端側に設けられ、前記ホルダ筒部の径方向内側に窪んだ支持凹部と、
    前記カバー筒部の軸方向一端側に設けられ、前記カバー筒部の径方向内側に突出した支持凸部と、
    前記ホルダ筒部の軸方向一端側に設けられ、前記ピボットシャフトの前記ホルダ筒部に対する軸方向への移動を規制する移動規制部材と、を備え
    前記支持凸部が前記支持凹部に入り込み、前記移動規制部材に引っ掛けられることで、前記ピボットカバーが前記ピボットホルダに対して抜け止めされることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、前記装着案内部を、前記位置決め突起の前記被位置決め突起側に形成される第1テーパ部と、前記被位置決め突起の前記位置決め突起側に形成される第2テーパ部とから形成し、前記各テーパ部を突き合わせて前記カバー筒部を前記ホルダ筒部に装着することを特徴とするワイパ装置。
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