JP4912334B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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本発明は、ピボットシャフトの基端側の被水を防止する防水キャップを有するワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨水等を払拭して、良好な視界を確保するためにワイパ装置が搭載されている。このワイパ装置は、駆動源としての電動モータと、電動モータの回転運動を揺動運動に変換するリンク機構と、リンク機構により揺動駆動されるピボットシャフトと、車両に固定されてピボットシャフトを回転自在に支持するピボットホルダと、ピボットシャフトの先端側に取り付けられるワイパ部材とを備えている。
ワイパ装置は、車両におけるウィンドシールドの前端側に配置され、カウルトップパネルにより覆われている。カウルトップパネルにはピボット孔が設けられ、当該ピボット孔からピボットシャフトの先端側が外部に延出するようになっている。そして、操作スイッチを操作して電動モータを駆動することによりワイパ部材が揺動駆動されて、ウィンドシールドを払拭するようになっている。
このようなワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載されたワイパ装置は、当該ワイパ装置を構成するピボットシャフトの基端側において、リンク機構の連結部が揺動するようになっている。ピボットホルダには、リンク機構の連結部への被水を防止する防水キャップが装着されており、この防水キャップは、カウルトップパネルのピボット孔に対向する傘部と、ピボット孔を介して流れ込む雨水等を所定箇所に導く排水孔とを備えている。これにより、リンク機構の連結部への被水を抑制して、連結部のグリス切れ等に起因する作動抵抗の増大や異音の発生を防止している。
ピボットホルダはアルミ材により所定形状に形成され、係合溝を有している。また、防水キャップは樹脂材により所定形状に形成され、ピボットホルダの係合溝に係合する係合固定部を有している。そして、防水キャップをピボットホルダに被せるようにして装着することで、係合溝と係合固定部とを係合させて両者を固定するようにしている。
特開2005−170245号公報(図3)
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、防水キャップに設けられる係合固定部は、軸方向に延びる弾性変形可能な係合片と水平方向に延びる係合部とを備えている。したがって、防水キャップを射出成形により成形する際に、複雑な構造の成形型が必要となるばかりか、軸方向に相対移動して近接または離間する上下型に加えて、水平方向に移動する水平型も必要となり、成形工程の煩雑化を招くといった問題が生じ得る。
また、ワイパ装置が高温雰囲気に曝された場合には、防水キャップの係合固定部が変形し、当該係合固定部が係合溝から脱落する虞があり、この場合には、防水キャップとピボットホルダとの相対回転が許容されてしまい、ワイパ装置の作動時や車両走行時等における異音発生の原因となる。
本発明の目的は、ピボットホルダおよび防水キャップの構造を簡素化し、成形工程の煩雑化を抑制するとともに、防水キャップをピボットホルダに強固に固定し得るワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、先端側にワイパ部材が取り付けられるピボットシャフトと、前記ピボットシャフトを回動自在に支持するピボットホルダと、前記ピボットホルダに装着され前記ピボットシャフトの基端側の被水を防止する防水キャップとを有するワイパ装置であって、前記ピボットホルダに設けられ、前記ピボットシャフトを支持するホルダ筒部と、前記ホルダ筒部の外周に少なくとも1つ設けられる係合部と、前記防水キャップに設けられ、前記ホルダ筒部の外周に装着されるキャップ筒部と、前記キャップ筒部の内周に当該キャップ筒部の長手方向に延出して設けられ、端部が開口されて前記係合部が軸方向から入り込み、前記防水キャップの前記ピボットホルダに対する回転を規制する被係合部と、前記キャップ筒部の外周に径方向外側に延出して設けられ、雨水を所定箇所に排出する排水孔を有する傘部と、前記ピボットシャフトに装着され、前記係合部および前記被係合部の係合状態のもとで、前記防水キャップの前記ピボットホルダに対する軸方向への移動を規制する移動規制部材とを備えることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記係合部は、前記ホルダ筒部の長手方向に延出されることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記係合部の長手方向端部に第1当接部を設けるとともに、前記被係合部の長手方向端部に第2当接部を設け、前記各当接部を軸方向から当接させた状態のもとで、前記移動規制部材を前記ピボットシャフトに装着することを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記移動規制部材を、前記ピボットシャフトの外径よりも大きく前記ホルダ筒部の内径よりも小さい内径および前記キャップ筒部の外径よりも大きい外径を有するワッシャと、前記ワッシャを前記ホルダ筒部の端部で固定する止め輪とから構成することを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記係合部を前記ホルダ筒部の周方向に複数設けるとともに、前記各係合部に対応させて前記被係合部を前記キャップ筒部に複数設け、前記各係合部および前記各被係合部を、それぞれ非等角度間隔で前記各筒部の周方向に配置することを特徴とする。
本発明によれば、ホルダ筒部の外周に少なくとも1つの係合部を設け、キャップ筒部の内周に当該キャップ筒部の長手方向に延出するとともに、端部が開口されて係合部が入り込み、防水キャップのピボットホルダに対する回転を規制する被係合部を設け、係合部および被係合部の係合状態のもとで、防水キャップのピボットホルダに対する軸方向への移動を規制する移動規制部材をピボットシャフトに装着するようにした。したがって、軸方向に相対移動して近接または離間する上下型のみを用いて防水キャップを成形することができ、成形工程の煩雑化を抑制することができる。また、被係合部はキャップ筒部の長手方向に延出して設けられるので、その剛性を高めることができ、防水キャップとピボットホルダとを強固に固定することが可能となる。
本発明によれば、係合部は、ホルダ筒部の長手方向に延出されるので、係合部と被係合部との接触面積を増加させることができる。したがって、防水キャップのピボットホルダに対するがたつきを抑制して、防水キャップとピボットホルダとをより強固に固定することができる。また、軸方向に相対移動して近接または離間する上下型のみを用いてホルダ筒部を成形することができ、ピボットホルダの成形工程を簡素化することができる。
本発明によれば、係合部の長手方向端部に第1当接部を設けるとともに、被係合部の長手方向端部に第2当接部を設け、各当接部を軸方向から当接させた状態のもとで、移動規制部材をピボットシャフトに装着するので、移動規制部材と各当接部とによって、防水キャップの軸方向への移動を規制することができる。
本発明によれば、移動規制部材を、ピボットシャフトの外径よりも大きくホルダ筒部の内径よりも小さい内径およびキャップ筒部の外径よりも大きい外径を有するワッシャと、ワッシャをホルダ筒部の端部で固定する止め輪とから構成するので、一般に流通する安価な汎用部品を用いることができ、ワイパ装置の製造コストを低減することができる。
本発明によれば、係合部をホルダ筒部の周方向に複数設けるとともに、各係合部に対応させて被係合部をキャップ筒部に複数設け、各係合部および各被係合部を、それぞれ非等角度間隔で各筒部の周方向に配置するので、防水キャップとピボットホルダとをより強固に固定することができる。また、防水キャップのピボットホルダに対する誤組み付けを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図を、図2は図1のワイパ装置を拡大して示す斜視図を、図3は図2の破線円A部分を拡大して示す部分拡大断面図を、図4(a),(b),(c)はAS側ピボットホルダの構造を説明する説明図を、図5(a),(b),(c)は防水キャップの構造を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車両10における車体11の前方側には、ウィンドシールドとしてのフロントガラス12が設けられている。フロントガラス12上には、フロントガラス12に付着した雨水等を払拭するDR側(運転席側)ワイパ部材13と、AS側(助手席側)ワイパ部材14とが設けられている。
DR側ワイパ部材13は、DR側ワイパブレード13aとDR側ワイパアーム13bとを有しており、DR側ワイパブレード13aはDR側ワイパアーム13bの先端側に回動自在に設けられている。また、AS側ワイパ部材14は、AS側ワイパブレード14aとAS側ワイパアーム14bとを有しており、AS側ワイパブレード14aはAS側ワイパアーム14bの先端側に回動自在に設けられている。各ワイパブレード13a,14aは、各ワイパアーム13b,14bの内側に設けられたコイルバネ(図示せず)によって、フロントガラス12にそれぞれ弾圧的に接触するようになっている。
各ワイパブレード13a,14aは、フロントガラス12上の下反転位置LRPと上反転位置URPとの間に形成される各払拭範囲15a,15b(図中二点鎖線)を、それぞれ同期して同一方向に往復払拭動作するようになっており、各ワイパ部材13,14の払拭パターンは、所謂タンデム型を採用している。
車体11におけるフロントガラス12の前端側(図中下方側)には、各ワイパ部材13,14を揺動駆動するワイパ装置20が配置されており、このワイパ装置20を駆動することにより、各ワイパ部材13,14はフロントガラス12上を往復払拭動作するようになっている。
ワイパ装置20は、車体11におけるフロントガラス12の前端側に装着されるカウルトップパネル16(図中破線)によって覆われている。カウルトップパネル16は、ワイパ装置20が被水するのを防止するとともに、ワイパ装置20を覆い隠して外部からの見栄えを良くする役割を果たすものである。
カウルトップパネル16には、DR側ピボット孔16aとAS側ピボット孔16bとが形成されている。各ピボット孔16a,16bからは、ワイパ装置20を構成するDR側ピボットシャフト25aとAS側ピボットシャフト25bとが延出されており、これらの各ピボットシャフト25a,25bの先端側に、各ワイパアーム13b,14bが取り付けられている。
ワイパ装置20は、車室内等に設けられた図示しない操作スイッチを操作することにより、所定の回転速度で回転駆動されるワイパモータ21を備えている。このワイパモータ21は、電動モータ22とギヤケース23とを有しており、電動モータ22の内部には、先端側にウォームを有するアマチュア軸(図示せず)が回転自在に設けられている。ここで、電動モータ22としては、ブラシ付き電動モータやブラシレス電動モータ等を用いることができる。
ギヤケース23の内部には、アマチュア軸のウォームと噛み合うウォームホイール(図示せず)が回転自在に収容されており、ウォームおよびウォームホイールによって減速機構を構成している。この減速機構は、アマチュア軸の回転を所定の回転速度にまで減速し、この減速して高トルク化された回転を、ウォームホイールに設けられた出力軸(図示せず)を介して外部に出力するようになっている。
ワイパ装置20は、ワイパモータ21の回転運動を揺動運動に変換するリンク機構24を備えており、このリンク機構24は、ワイパモータ21と各ピボットシャフト25a,25bとの間に配置されている。リンク機構24は、図2に示すように、クランクアーム24a,駆動ロッド24b,AS側駆動レバー24c,DR側駆動レバー24dおよび連結ロッド24eによって構成されている。
クランクアーム24aの一端側は、ワイパモータ21の出力軸に固定され、他端側はボールジョイント(図示せず)を介して駆動ロッド24bの一端側に回動自在に連結されている。AS側駆動レバー24cの一端側は、AS側ピボットシャフト25bの基端側(図中下側)に固定され、他端側はボールジョイントBJ1(図3参照)を介して駆動ロッド24bの他端側に回動自在に連結されている。DR側駆動レバー24dの一端側は、DR側ピボットシャフト25aの基端側に固定され、他端側はボールジョイント(図示せず)を介して連結ロッド24eの一端側に回動自在に連結されている。また、連結ロッド24eの他端側は、ボールジョイントBJ2(図3参照)を介してAS側駆動レバー24cの他端側に回動自在に連結されている。これにより、ワイパモータ21を回転駆動することにより、各ピボットシャフト25a,25bを同期して同一方向に揺動駆動することができる。
図2に示すように、ワイパ装置20は、アルミ材等の金属材料を鋳造成形することにより形成されたDR側ピボットホルダ30とAS側ピボットホルダ40とを備えている。各ピボットホルダ30,40は、互いに中空パイプよりなるフレーム部材50によって接続されており、このように、ワイパ装置20は、所謂フレーム一体型のモジュラー型ワイパ装置を採用している。
DR側ピボットホルダ30は、ホルダ筒部31を備えている。このホルダ筒部31は、図示しない軸受を介してDR側ピボットシャフト25aを回動自在に支持するようになっている。また、DR側ピボットホルダ30は、当該DR側ピボットホルダ30をボルト26により車体11に固定するための一対の固定脚部32と、ワイパモータ21(図中破線)を固定するためのモータブラケット部33と、フレーム部材50の一端側に差し込まれてフレーム部材50の端部がカシメ固定されるフレーム固定部34とを備えている。モータブラケット部33には、ワイパモータ21が複数のボルト(図示せず)により所定の向きで固定されている。
DR側ピボットホルダ30には、さらに、DR側ピボットシャフト25aの基端側の被水を防止する傘部35が一体に形成されている。この傘部35は、ホルダ筒部31を中心に径方向外側に延出して設けられ、図1に示すカウルトップパネル16のDR側ピボット孔16aに対向するようになっている。これにより、傘部35は、DR側ピボット孔16aから流入する雨水等を受け止めるようになっている。
傘部35の外周には、図中上方に延出する壁部36が一体に設けられており、この壁部36は、傘部35で受け止めた雨水等を所定箇所に排出する排出孔37を有している。ここで、排出孔37は、ワイパ装置20を車体11に取り付けた状態のもとで、傘部35の最も低い位置に配置されている。
図3および図4に示すように、AS側ピボットホルダ40は、AS側ピボットシャフト25bを回動自在に支持するホルダ筒部41を備えている。ホルダ筒部41の図中上側には、上方に行くにつれて徐々に小径となるテーパ筒部41aが設けられており、このテーパ筒部41aを設けることにより、防水キャップ60のホルダ筒部41への装着を容易に行えるようにしている。
ホルダ筒部41の内側には、第1軸受42aと第2軸受42bとが装着されており、各軸受42a,42bの内側には、AS側ピボットシャフト25bが摺接するようになっている。第1軸受42aの図中上側には、ゴム製のOリング43が設けられており、このOリング43は、ホルダ筒部41とAS側ピボットシャフト25bとの間に雨水等が侵入するのを防止するシール部材として機能するものである。
ホルダ筒部41には、AS側ピボットホルダ40をボルト27(図2参照)により車体11に固定するための固定脚部44が一体に設けられている。この固定脚部44は、その先端側がホルダ筒部41の軸線と略直交する方向に延出され、かつ、ホルダ筒部41の軸線に対して所定量捻られている。また、ホルダ筒部41の軸線を挟む固定脚部44の反対側(図中左側)には、フレーム部材50の他端側に差し込まれてフレーム部材50の端部がカシメ固定されるフレーム固定部45が一体に設けられている。
ホルダ筒部41におけるテーパ筒部41a側(図中上側)の外周には、ホルダ筒部41の軸線方向(長手方向)に延出されて、かつ、径方向外側に所定量突出する一対の係合凸部(係合部)46が設けられている。各係合凸部46は、図4(b)に示すように、ホルダ筒部41の周方向に対して、所定角度α°分のずれが生じるようホルダ筒部41を中心に対向配置されている。つまり、各係合凸部46は、ホルダ筒部41の周方向に沿って非等角度間隔でそれぞれ配置されることになる。
各係合凸部46は、断面が円弧を備えた略三角形状に形成され、テーパ面を有する外周壁部46aと、当該外周壁部46aの長手方向端部(図中上方)となる端部壁(第1当接部)46bとを備えている。ここで、各係合凸部46は、ホルダ筒部41の長手方向に延出して設けているため、AS側ピボットホルダ40の鋳造成形時に用いる成形型の形状を簡素化させることができるとともに、成形型を引き抜き易くすることができるようになっている。
AS側ピボットホルダ40には、AS側ピボットシャフト25bの基端側の被水を防止する防水キャップ60が装着されており、この防水キャップ60は、ポリプロピレン等の樹脂材料を射出成形することにより略椀状に形成されている。防水キャップ60は、図3および図5に示すように、AS側ピボットホルダ40におけるホルダ筒部41の外周に装着されるキャップ筒部61を備えている。キャップ筒部61の図中上側には、ホルダ筒部41の形状に沿わせて上方に行くにつれて徐々に小径となるテーパ筒部61aが設けられている。
キャップ筒部61の内周には、端部(図中下方)が開口されてホルダ筒部41の各係合凸部46が軸方向から入り込む一対の係合凹部(被係合部)62が設けられている。各係合凹部62は、図5(b)に示すように、ホルダ筒部41の各係合凸部46に対応して略同一形状に形成されるとともに、所定角度α°分のずれが生じるようキャップ筒部61を中心に対向配置されている。つまり、各係合凹部62についても、キャップ筒部61の周方向に沿って非等角度間隔でそれぞれ配置されることになる。
このように、各係合凸部46と各係合凹部62とを係合させることで、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対する回転規制をがたつき無く行うことができ、かつ、誤組み付けを防止することが可能となっている。
各係合凹部62は、断面が円弧を備えた略三角形状に形成され、テーパ面を有する内周壁部62aと、当該内周壁部62aの長手方向端部(図中上方)となる端部壁(第2当接部)62bとを備えている。したがって、各係合凹部62の強度を十分に確保して、当該各係合凹部62の熱による変形等を抑制できるようになっている。また、外周壁部46aおよび内周壁部62aは、それぞれ円弧部分とテーパ面とを有しているので、AS側ピボットホルダ40および防水キャップ60に成形誤差が生じた場合(テーパ面に角度誤差が生じた場合)であっても、それぞれのテーパ面同士が接触するか、あるいは、それぞれの円弧部分(頂点部分)が接触するかのどちらかとなり、両者をがたつき無く容易に装着できるようになっている。ここで、各係合凹部62は、キャップ筒部61の長手方向に延出して設けているため、防水キャップ60の射出成形時に用いる成形型の形状を簡素化させることができるとともに、成形型を引き抜き易くすることができるようになっている。
キャップ筒部61の図中下端側には、その径方向外側に向けて延出する傘部63が一体に設けられている。この傘部63は、図1に示すカウルトップパネル16のAS側ピボット孔16bに対向するようになっており、これにより、傘部63は、AS側ピボット孔16bから流入する雨水等を受け止めるようになっている。傘部63の外周には、図中上方に延出する壁部64が一体に設けられており、この壁部64は、図5(a)の破線矢印Wに示すように、傘部63で受け止めた雨水等を所定箇所に排出する排出孔65を有している。ここで、排出孔65は、ワイパ装置20を車体11に取り付けた状態のもとで、傘部63の最も低い位置に配置されている。
防水キャップ60は、外周壁部46aと内周壁部62aとを係合させ、かつ、端部壁46bと端部壁62bとを当接させた状態、つまり、図3に示すようにAS側ピボットホルダ40に対して防水キャップ60が定位置に配置された状態のもとで、移動規制部材70により軸方向上側への移動が規制されるようになっている。なお、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対する軸方向下側への移動は、端部壁46bと端部壁62bとの当接によって規制される。
移動規制部材70は、図2および図3に示すように、薄板鋼板をプレス成形することにより形成されたワッシャ71と止め輪72とから構成されている。ワッシャ71の内径寸法d1は、AS側ピボットシャフト25bの外径寸法d2よりも大きく、かつ、テーパ筒部41a(ホルダ筒部41)の内径寸法d3よりも小さく設定されている(d2<d1<d3)。また、ワッシャ71の外径寸法d4は、テーパ筒部61a(キャップ筒部61)の上端側の外径寸法d5よりも大きく設定されている(d4>d5)。
止め輪72は、歯付き止め輪(所謂ティースワッシャ)であって、内周側に弾性変形可能な複数の歯部72aを備えている。各歯部72aの内径寸法d6は、AS側ピボットシャフト25bの外径寸法d2よりも小さく設定されている(d6<d2)。
これにより、ワッシャ71をAS側ピボットシャフト25bに装着した後に止め輪72をAS側ピボットシャフト25bに装着することで、止め輪72の歯部72aが弾性変形してその内周部分がAS側ピボットシャフト25bに圧着され、AS側ピボットホルダ40に対する防水キャップ60の軸方向上側への移動が規制された状態となる。ここで、ワッシャ71および止め輪72は、何れも一般に流通する安価な汎用品を用いている。
次に、防水キャップ60の成形工程および組み付け工程について、図面を用いて詳細に説明する。図6(a),(b),(c)は防水キャップの成形工程を説明する説明図を、図7は防水キャップのピボットホルダへの組み付け工程を説明する説明図をそれぞれ表している。
図6に示すように、防水キャップ60は、同軸上で相互に近接または離間する一対の上型80および下型90(成形型)を備えた射出成形装置100によって所定形状に形成される。上型80および下型90は、金属製のブロックを放電加工等を施すことにより所定形状に形成されている。射出成形装置100は、図示しない昇降機構を備えており、この昇降機構により上型80が下型90に対して図中上下方向に相対移動するようになっている。なお、昇降機構としては、油圧シリンダを有する油圧駆動装置や、電動モータを有する直動アクチュエータ等が用いられる。
上型80には、本体部81と、傘部63の内側を成形する筒部82と、壁部64を成形する環状溝部83と、キャップ筒部61および各係合凹部62の外側を成形する筒状凹部84と、射出成形装置100に設けられるディスペンサ装置(図示せず)から供給される溶融樹脂Pが流通する流路部85とが設けられている。下型90には、本体部91と、傘部63の外側を成形する椀状凹部92と、キャップ筒部61および各係合凹部62の内側を成形する筒部93とが設けられている。
図6(a)の矢印に示すように、まず、昇降機構を下降動作させて、下型90に対して上型80を近接させる。その後、上型80の本体部81と下型90の本体部91とを当接させて昇降機構の下降動作を停止する。すると、上型80と下型90との間には、図6(b)に示すように防水キャップ60を形作る空間Sが形成される(成形型準備工程)。
成形型準備工程に引き続き、ディスペンサ装置を作動させ、図6(b)の矢印に示すように、溶融樹脂Pを流路部85に所定圧で流し込んでいく。すると、溶融樹脂Pは空間S内に徐々に充填されていく。このとき、溶融樹脂Pにはディスペンサ装置により所定圧が加えられているため、空間Sの隅々に溶融樹脂Pを行き渡らせることが可能となっている(溶融樹脂充填工程)。
溶融樹脂充填工程に引き続き、溶融樹脂Pが硬化するまで所定時間放置する(溶融樹脂硬化工程)。ただし、溶融樹脂Pが硬化するまで所定時間放置するのでは無く、硬化時間を短縮するために、冷却装置により強制的に溶融樹脂Pを硬化させることもできる。
溶融樹脂硬化工程に引き続き、図6(c)の矢印に示すように、昇降機構を上昇動作させて下型90から上型80を離間させる。その後、上型80の本体部81と下型90の本体部91との間に、防水キャップ60を取り外すのに十分な距離が形成されたら昇降機構の上昇動作を停止する。そして、上型80および下型90から硬化した防水キャップ60を図中矢印のように取り外し、これにより、防水キャップ60が完成する(取り外し工程)。
図7に示すように、完成した防水キャップ60をAS側ピボットホルダ40に組み付けるには、まず、AS側駆動レバー24cが固定されたAS側ピボットシャフト25bに、図中一点鎖線に沿わせてAS側ピボットホルダ40を装着する(ピボットホルダ装着工程)。
ピボットホルダ装着工程に引き続き、AS側ピボットホルダ40の各係合凸部46と防水キャップ60の各係合凹部62とがそれぞれ係合するように、AS側ピボットホルダ40と防水キャップ60との向きを合わせる。その状態のもとで、図中一点鎖線に沿わせて防水キャップ60をAS側ピボットホルダ40に臨ませる。各係合凹部62の端部(図中下方)の開口から各係合凸部46を入り込ませるとともに、各端部壁46bと各端部壁62bとを当接させる。これにより、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40への装着(仮装着)が完了する(防水キャップ装着工程)。
防水キャップ装着工程に引き続き、AS側ピボットシャフト25bにワッシャ71を装着してホルダ筒部41の端部に当接させる。その後、止め輪72の歯部72aを弾性変形させつつ、当該止め輪72をAS側ピボットシャフト25bに装着する。これにより、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40への組み付け(本装着)が完了する(移動規制部材装着工程)。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパ装置20よれば、ホルダ筒部41の外周に、長手方向に延出されるとともに径方向外側に突出する一対の係合凸部46を設け、キャップ筒部61の内周に当該キャップ筒部61の長手方向に延出するとともに、端部が開口されて係合凸部46が入り込み、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対する回転を規制する各係合凹部62を設け、各係合凸部46および各係合凹部62の係合状態のもとで、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対する軸方向への移動を規制する移動規制部材70をAS側ピボットシャフト25bに装着するようにした。
したがって、軸方向に相対移動して近接または離間する上下型80,90のみを用いて防水キャップ60を成形することができ、成形工程の煩雑化を抑制することができる。また、各係合凹部62はキャップ筒部61の長手方向に延出して設けられるので、その剛性を高めることができ、防水キャップ60とAS側ピボットホルダ40とを強固に固定することができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置20によれば、各係合凸部46は、ホルダ筒部41の長手方向に延出されるので、係合凸部46と各係合凹部62との接触面積を増加させることができる。したがって、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対するがたつきを抑制して、防水キャップ60とAS側ピボットホルダ40とをより強固に固定することができる。また、軸方向に相対移動して近接または離間する上下型のみを用いてホルダ筒部41を成形することができ、AS側ピボットホルダ40の成形工程を簡素化することができる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置20によれば、各係合凸部46の長手方向端部に端部壁46bを設けるとともに、各係合凹部の長手方向端部に端部壁62bを設け、各端部壁46b,62bを軸方向から当接させた状態のもとで、移動規制部材70をAS側ピボットシャフト25bに装着するようにした。したがって、移動規制部材70と各端部壁46b,62bとによって、防水キャップ60の軸方向への移動を規制することができ、AS側ピボットホルダ40に対する防水キャップ60のがたつきを抑制することができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置20によれば、移動規制部材70を、AS側ピボットシャフト25bの外径よりも大きくホルダ筒部41の内径よりも小さい内径およびキャップ筒部61の外径よりも大きい外径を有するワッシャ71と、ワッシャ71をホルダ筒部41の端部で固定する止め輪72とから構成している。したがって、一般に流通する安価な汎用部品を用いることができ、ワイパ装置20の製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置20によれば、ホルダ筒部41の周方向に一対の係合凸部46を設けるとともに、各係合凸部46に対応させてキャップ筒部61に一対の係合凹部62を設け、各係合凸部46および各係合凹部62を、それぞれ非等角度間隔で各筒部41,61の周方向に配置したので、防水キャップ60とAS側ピボットホルダ40とを強固に固定することができる。また、防水キャップ60のAS側ピボットホルダ40に対する誤組み付けを防止することができ、歩留まりを良くすることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、各係合凸部46と各係合凹部62とを、その断面が円弧およびテーパ面を有する略三角形状になるよう形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、断面がテーパ面を備えない円弧形状や、四角形状等の多角形状になるよう形成することもできる。
また、上記実施の形態においては、係合部としての係合凸部46と、被係合部としての係合凹部62とを、それぞれ2つずつ設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、防水キャップの質量,強度,素材等に応じて係合部および被係合部をそれぞれ一つずつ設けることもできる。この場合、防水キャップを成形する成形型の形状をより簡素化することができる。これとは逆に、係合部および被係合部をそれぞれ2つ以上設けることもでき、この場合、ピボットホルダに対する防水キャップの取り付け強度をより向上させることができる。
さらに、上記実施の形態においては、ホルダ筒部41の周囲を円形形状に形成するとともに当該部分に係合凸部46を設け、これに対応させてキャップ筒部61を形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、ホルダ筒部の周囲を三角形や四角形等、多角形形状に形成するとともに、これに対応させてキャップ筒部を形成するようにしても良い。この場合、多角形形状の各角部が、本発明における係合部および被係合部となる。
また、上記実施の形態においては、本発明における止め輪として、内周側に弾性変形可能な複数の歯部72aを有する止め輪72を用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、ピボットシャフトの所定箇所に環状溝を形成し、当該環状溝に入り込むC形止め輪やE形止め輪等、他の形式の止め輪を用いることもできる。
さらに、上記実施の形態においては、別体の防水キャップ60をAS側のみに適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、DR側ピボットホルダ30の傘部35を省略し、DR側ピボットホルダにも別体の防水キャップを装着するようにしても良い。
また、上記実施の形態においては、ワイパ装置20の払拭パターンをタンデム型としたものを示したが、本発明はこれに限らず、対向払拭型等、他の払拭パターンとしても良い。
さらに、上記実施の形態においては、ワイパ装置として、車両10の前方側のフロントガラス12を払拭するものを示したが、本発明はこれに限らず、車両10の後方側に設けられるリヤガラスや、鉄道車両や航空機等のウィンドシールドを払拭するワイパ装置にも適用することができる。
本発明に係るワイパ装置を搭載した車両前方側を部分的に示す説明図である。 図1のワイパ装置を拡大して示す斜視図である。 図2の破線円A部分を拡大して示す部分拡大断面図である。 (a),(b),(c)は、AS側ピボットホルダの構造を説明する説明図である。 (a),(b),(c)は、防水キャップの構造を説明する説明図である。 (a),(b),(c)は、防水キャップの成形工程を説明する説明図である。 防水キャップのピボットホルダへの組み付け工程を説明する説明図である。
符号の説明
10 車両
11 車体
12 フロントガラス
13 DR側ワイパ部材
13a DR側ワイパブレード
13b DR側ワイパアーム
14 AS側ワイパ部材
14a AS側ワイパブレード
14b AS側ワイパアーム
15a,15b 払拭範囲
16 カウルトップパネル
16a DR側ピボット孔
16b AS側ピボット孔
20 ワイパ装置
21 ワイパモータ
22 電動モータ
23 ギヤケース
24 リンク機構
24a クランクアーム
24b 駆動ロッド
24c AS側駆動レバー
24d DR側駆動レバー
24e 連結ロッド
25a DR側ピボットシャフト
25b AS側ピボットシャフト
26,27 ボルト
30 DR側ピボットホルダ
31 ホルダ筒部
32 固定脚部
33 モータブラケット部
34 フレーム固定部
35 傘部
36 壁部
37 排出孔
40 AS側ピボットホルダ
41 ホルダ筒部
41a テーパ筒部
42a 第1軸受
42b 第2軸受
43 Oリング
44 固定脚部
45 フレーム固定部
46 係合凸部(係合部)
46a 外周壁部
46b 端部壁(第1当接部)
50 フレーム部材
60 防水キャップ
61 キャップ筒部
61a テーパ筒部
62 係合凹部(被係合部)
62a 内周壁部
62b 端部壁(第2当接部)
63 傘部
64 壁部
65 排出孔
70 移動規制部材
71 ワッシャ
72 止め輪
72a 歯部
80 上型
81 本体部
82 筒部
83 環状溝部
84 筒状凹部
85 流路部
90 下型
91 本体部
92 椀状凹部
93 筒部
100 射出成形装置
BJ1,BJ2 ボールジョイント
LRP 下反転位置
URP 上反転位置
P 溶融樹脂
S 空間

Claims (5)

  1. 先端側にワイパ部材が取り付けられるピボットシャフトと、前記ピボットシャフトを回動自在に支持するピボットホルダと、前記ピボットホルダに装着され前記ピボットシャフトの基端側の被水を防止する防水キャップとを有するワイパ装置であって、
    前記ピボットホルダに設けられ、前記ピボットシャフトを支持するホルダ筒部と、
    前記ホルダ筒部の外周に少なくとも1つ設けられる係合部と、
    前記防水キャップに設けられ、前記ホルダ筒部の外周に装着されるキャップ筒部と、
    前記キャップ筒部の内周に当該キャップ筒部の長手方向に延出して設けられ、端部が開口されて前記係合部が軸方向から入り込み、前記防水キャップの前記ピボットホルダに対する回転を規制する被係合部と、
    前記キャップ筒部の外周に径方向外側に延出して設けられ、雨水を所定箇所に排出する排水孔を有する傘部と、
    前記ピボットシャフトに装着され、前記係合部および前記被係合部の係合状態のもとで、前記防水キャップの前記ピボットホルダに対する軸方向への移動を規制する移動規制部材とを備えることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、前記係合部は、前記ホルダ筒部の長手方向に延出されることを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載のワイパ装置において、前記係合部の長手方向端部に第1当接部を設けるとともに、前記被係合部の長手方向端部に第2当接部を設け、前記各当接部を軸方向から当接させた状態のもとで、前記移動規制部材を前記ピボットシャフトに装着することを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記移動規制部材を、前記ピボットシャフトの外径よりも大きく前記ホルダ筒部の内径よりも小さい内径および前記キャップ筒部の外径よりも大きい外径を有するワッシャと、前記ワッシャを前記ホルダ筒部の端部で固定する止め輪とから構成することを特徴とするワイパ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイパ装置において、前記係合部を前記ホルダ筒部の周方向に複数設けるとともに、前記各係合部に対応させて前記被係合部を前記キャップ筒部に複数設け、前記各係合部および前記各被係合部を、それぞれ非等角度間隔で前記各筒部の周方向に配置することを特徴とするワイパ装置。
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