JP2005170245A - ワイパピボット及びモジュール型ワイパ装置 - Google Patents

ワイパピボット及びモジュール型ワイパ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】防水キャップをピボットホルダに適切な位置に確実に固定することができるワイパピボットを提供する。
【解決手段】ワイパピボット2は、ピボットホルダ4と防水キャップ6とを備える。防水キャップ6は、筒部30の本体28への装着状態において、ピボットホルダ4に形成された被係合部24に係合してピボットシャフト8の軸線方向への移動が規制される係合固定部25を有する。係合固定部25は、被係合部24との係合が離脱する方向に弾性変形可能であり、弾性変形の復元力によって被係合部24に係合する係合部25aが設けられた係合片25bと、係合片25bの弾性変形を所定の変形量で制限する規制部材25cとを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワイパピボット及びモジュール型ワイパ装置に関する。
従来、自動車のウィンドシールドガラス等を払拭する車両用ワイパ装置に適用されるワイパピボットにおいては、ピボットホルダに回動自在に支持されたピボットシャフトが、車体の板体(カウルトップパネル)に形成されたピボット孔に挿通された状態で配置されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このようなワイパピボットでは、雨水や洗車時における水がピボット孔から浸入する。このとき、水がワイパ装置のモータやピボットシャフトを回動させるリンク機構の連結部分(例えば、ボールジョイント部)に飛水してしまうと、電気的なトラブルやグリス切れ等の問題が生じる虞がある。そこで、このようなピボット孔から浸入した水に起因するトラブルを防止するために、ゴム製のピボットキャップ(防水キャップ)が用いられる。
ピボットキャップは、筒状の筒部と、環状の傘部と、傘部に形成された排水孔と、排水孔から軸方向下側に向かって延びる筒状の排水パイプとを備えている。筒部は、その内周面にリング状の突起を複数備えている。筒部には、ピボットホルダが圧入され、その際に、突起がゴムの弾性力によりピボットホルダの外周面と密着しピボットホルダに固定されている。傘部は、ピボット孔から浸入する水を受け止めるように、筒部の一端側(ピボット孔側)から径方向外側に延出され、その外形はピボット孔よりも大きく形成されている。傘部にはその表裏を貫通する排水孔が形成されている。排水孔は、リンク機構の連結部分とは逆側に形成されている。また、傘部には、排水孔から軸方向下側に向かって延びる筒状の排水パイプが形成されている。この排水パイプは、ピボットホルダから突出している複数のリブの間に配置されている。
このように形成されたピボットキャップは、ピボット孔から浸入した水を傘部にて受け止め、排水孔から排水パイプを介してこのピボットキャップの下方へ排水している。即ち、ピボットホルダとピボットキャップとの間から水が浸入することと、リンク機構の連結部分が被水することとを防止している。さらに、排水パイプをピボットホルダのリブの間に配置したことにより、ピボットホルダに対するピボットキャップの周り止めをしている。
特開2002−127874号公報
ところで、上記従来のワイパピボットでは、ピボットキャップはゴムで形成されているため、樹脂材と比べると製造コストが高価となってしまう。また、ゴムで形成されているため、傘部の形状を維持するためには肉厚とすることが必要となり、さらに製造コストが高価となってしまうという問題があった。
そこで、樹脂材でピボットキャップを形成することが考えられる。しかし、上記従来のワイパピボットではピボットキャップの内周とピボットホルダの外周とが面圧によって密着する構成とされているため、ピボットキャップにゴム材と比べて弾性力の小さい樹脂材を使用すると、防水キャップとピボットホルダとの間の固定力が小さくなってしまう。すると、例えば、モジュール型ワイパ装置に装着して搬送する場合に、振動や梱包内での衝突によりピボットキャップが正規の固定位置から外れてしまい、組み付け不良となってしまうといった問題があった。
そのため、樹脂製のピボットキャップをピボットシャフトに密着させるために、ピボットキャップに係合部を設けてピボットシャフトに位置固定していた。しかしながら、剛性の高い係合部であるとピボットキャップをピボットシャフトに着脱する際に係合部が摩耗して押し潰される場合があり、剛性の低い係合部であると係合部が無理な変形を受けて塑性変形に至る場合がある。そうすると、ピボットキャップをピボットホルダに確実に固定することができなくなってしまう虞があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、防水キャップをピボットホルダに適切な位置に確実に固定することができるワイパピボットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車体の板体に形成されたピボット孔に先端側が挿通された状態で配置され、ピボットシャフトを回動自在に支持する軸支持部を有するピボットホルダと、筒状に形成され前記ピボットホルダの前記軸支持部の外周面に装着される筒部と、該筒部と一体形成され径方向外側に向かって延出される傘部とを有する樹脂製の防水キャップと、を備え、前記防水キャップは、前記筒部の前記軸支持部への装着状態において、前記ピボットホルダに形成された被係合部に係合して前記ピボットシャフトの軸線方向への移動が規制される係合固定部を有する、ワイパピボットであって、前記係合固定部は、前記被係合部との係合が離脱する方向に弾性変形可能であり、該弾性変形の復元力によって前記被係合部に係合する係合部が設けられた係合片と、前記係合片の前記弾性変形を所定の変形量で制限する制限部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパピボットにおいて、前記制限部は、前記係合片の前記弾性変形方向に離間配置され、前記係合片が前記弾性変形する際に前記係合片が当接する規制部材であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のワイパピボットにおいて、前記制限部は、前記係合片の先端部と前記筒部又は傘部とを連結させて、前記係合片の前記変形量を制限する剛性部であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうち何れか1項に記載のワイパピボットにおいて、前記ピボットホルダは、先端側に向けて細くなるテーパ状に形成されたテーパ部を備え、前記防水キャップの前記筒部の内周面は、基端側から先端側に向けて縮径されるテーパ状に形成され、前記係合部及び被係合部が係合するとき、前記筒部の内周面と前記ピボットホルダのテーパ部とが水密となることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうち何れか1項に記載のワイパピボットを備えたことを特徴とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、防水キャップに係合固定部が設けられているため、防水キャップをピボットホルダに対して確実に位置固定して装着することができる。そして、ピボットホルダの被係合部に係合する係合部が設けられた係合片は被係合部との係合が離脱する方向に弾性変形可能であるため、防水キャップをピボットホルダの外周面に装着する場合、係合片の係合部が被係合部と係合するときに、制限部による制限がなされるまでの係合片の弾性変形が被係合部の押付け力を軽減し、係合部が潰れてしまうことを回避できる。さらに、係合固定部に設けられた制限部により上記係合片の弾性変形を所定の変形量で制限して、係合片の塑性変形に至るまでの変形を阻止している。これにより、係合部と被係合部との係合に必要な係合片の弾性変形による復元力を安定して維持でき、ピボットホルダと防水キャップとを確実に固定することができる。従って、防水キャップをピボットホルダに適切な位置に確実に固定することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、制限部は、係合片の弾性変形方向に離間配置され、係合片が弾性変形する際に係合片が当接する規制部材である。このため、規制部材の径方向の位置を設定することで、係合片の弾性変形を制限して塑性変形に至るのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、制限部は、係合片の先端部と筒部又は傘部とを連結させて、係合片の変形量を制限する剛性部であるため、係合片自体の剛性が小さく弾性変形による復元力が弱いために被係合部への係合力が弱い場合、係合片とともに剛性部が撓んで弾性変形する。このとき、剛性部は係合片の先端部と筒部又は傘部とを連結しているので係合片とは撓み方向が異なり係合片の変形量が制限される。そして、係合部が被係合部に係合すると、係合片と剛性部との復元力が係合力として確保される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のうち何れか1項に記載の発明の作用に加えて、防水キャップがピボットホルダに装着された際に、防水キャップの筒部内周面とピボットホルダのテーパ部とが密着、特に、防水キャップの筒部の先端側において強く密着して、ピボットホルダと防水キャップとの間のシール性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ピボットホルダと防水キャップとの間のシール性を確保することができるとともに、ピボットホルダの適切な位置に確実に防水キャップが固定されたモジュール型ワイパ装置を提供することができる。
本発明によれば、防水キャップをピボットホルダに適切な位置に確実に固定することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、車両用のモジュール型ワイパ装置を示す。モジュール型ワイパ装置1は、一対のワイパピボット2,3を備えている。ワイパピボット2,3は、基本的構成が同じであり、それぞれピボットホルダ4,5と防水キャップ6,7とを備えている。
ピボットホルダ4,5はそれぞれピボットシャフト8,9を回動可能に支持するように略円筒形状に形成されている。ピボットシャフト8,9の下端にはリンクレバー10,11の基端がそれぞれ固定されており、リンクレバー10,11の先端にはリンクロッド12,13の一端が軸支され、リンクロッド12,13の他端は図示しないワイパモータの出力軸に固定された図示しないクランクアームの一端に回動可能に連結されている。なお、リンクレバー10,11及びリンクロッド12,13はリンク機構を構成する。
従って、ワイパモータの出力軸が回転すると、その回転によってクランクアーム、リンクロッド12,13を介してリンクレバー10,11が揺動し、ピボットシャフト8,9が所定角度範囲で回動する。このピボットシャフト8,9が往復回動することにより、その先端に基端が固定されたワイパ23(図2参照)も往復回動してガラス面を払拭する。
ピボットホルダ4,5は、パイプフレーム16に連結されるフレーム連結部14,15を備え、このフレーム連結部14,15をパイプフレーム16の中に挿入し、挿入状態でパイプフレーム16の外側から加圧カシメして連結固定される。このとき、フレーム連結部14,15にはカシメの際に塑性変形されて嵌合される嵌合凹部17が複数形成されている。また、ピボットホルダ4,5は取付孔18,19が形成された取付部20,21を備え、取付孔18,19に挿通された固定ボルト(図示略)によりモジュール型ワイパ装置1が車体に固定される。
図2に示すように、車体のカウルトップパネル22aにはピボット孔22bが形成され、該ピボット孔22bに先端が挿通された状態でピボットシャフト8が配置され、該ピボットシャフト8の先端にワイパ23の基端が締結固定されている。なお、図示しないが、ピボットシャフト9も同様に配置され、該ピボットシャフト9の先端にワイパの基端が締結固定されている。
次に、ワイパピボット2,3について説明する。なお、図1においてワイパピボット2,3を構成するピボットホルダ4,5及び防水キャップ6,7は基本的構成が同じであるため、一方のワイパピボット2を図面に従って説明し、他方のワイパピボット3の図面及び説明を省略する。
図3(a)に示すように、ピボットホルダ4の下端部において、周方向の所定位置に径方向に突出して被係合部24が設けられており、防水キャップ6の前記被係合部24に対応する位置には係合固定部25が設けられている。そして、防水キャップ6は、係合固定部25がピボットホルダ4に形成された被係合部24に係合することで、ピボットシャフト8の軸線方向の移動及び周方向の回動を規制され、適正な位置及び姿勢にて装着固定される。
また、図3(b)に示すように、ピボットホルダ4の外周面において、周方向所定位置に嵌入部26が設けられている。なお、この嵌入部26は、ピボットホルダ4に一体に形成された取付部20の防水キャップ装着側に設けられている。そして、防水キャップ6の前記嵌入部26に対応する位置には嵌入部26に嵌入可能な板部材27が設けられている。防水キャップ6は、板部材27が嵌入部26に嵌入することで、ピボットシャフト8の軸線方向の装着量及び周方向への回動を規制されている。なお、図3(a)に示すように被係合部24と係合固定部25とが係合すると、図3(b)に示すように板部材27が嵌入部26に嵌入するようにそれぞれの部材が設けられている。言い換えれば、板部材27が嵌入部26に嵌入されて防水キャップ6の装着量が規制されたとき、被係合部24と係合固定部25とが係合するよう設けられている。
次に、ピボットホルダ4について説明する。
図4(a)に示すように、ピボットホルダ4は、前記ピボットシャフト8を回動自在に支持する軸支持部としての円筒状の本体28と、該本体28から先端側が次第に細くなるテーパ状に形成されたテーパ部29とを備えている。ピボットホルダ4は、例えばアルミ合金等の金属製とされている。
図4(b)に示すように、本体28の下端部の周方向所定位置には、被係合部24が設けられている。被係合部24は、ピボットホルダ4の本体28の外周面に突出形成された突部24aに、係合溝24bが形成されて構成されている。係合溝24bは突部24aの所定位置から下端まで切り欠いて形成されている。即ち、係合溝24bは、軸方向に沿って延び、先端側(図4(b)において上側)が閉塞するような断面略四角形の溝状に形成されている。また、突部24aには、防水キャップ6の装着に伴って係合部25a(係合片25b)がスムーズに弾性変形するよう、防水キャップ6の装着側に軸方向先端側から次第に高さが高くなるように傾斜面24cが形成されている。
また、図4(b)に示すように、ピボットホルダ4の外周面の周方向所定位置において、取付部20の上部に嵌入部26が設けられている。嵌入部26は、取付部20から突部26aが延出形成され、この突部を軸方向に切り欠いて嵌入溝26bが形成されている。
なお、ピボットホルダ4の本体28には、板状の取付部20と筒状のフレーム連結部14とが一体形成されている。本体28の外周面において、嵌入部26(突部26a)は取付部20と同じ位置に形成され、被係合部24(突部24a)は取付部20及びフレーム連結部14を避けた所定位置に形成されている。
次に、防水キャップ6について説明する。
図5(a)に示すように、防水キャップ6は、前記ピボットホルダ4の本体28の外周面が装着される筒状の筒部30と、該筒部30から次第に先が細くなるテーパ状に形成された縮径部31と、筒部30と一体形成され径方向外側に向かって延出される傘部32とを備えている。筒部30及び縮径部31には前記ピボットホルダ4の本体28及びテーパ部29が挿入され、縮径部31はピボットホルダ4のテーパ部29と係合する。なお、軸線に対してピボットホルダ4のテーパ部29よりも防水キャップ6の縮径部31の方が僅かに大きな傾斜角度となるように設定される。このため、図3(a)に示すようにピボットホルダ4と防水キャップ6とが装着状態にあるとき、ピボットホルダ4のテーパ部29の外周面と防水キャップ6の縮径部31の内周面とは水密とされる。なお、水密とは、機械・装置などで、隙間などから水が漏れないようになっている状態である。本実施形態の場合、テーパ部29の外周面と縮径部31の内周面との間から内部に水が浸入しない状態をいう。
なお、防水キャップ6は、ポリプロピレン等の着色樹脂(例えば黒色や車両ボディー色に合わせた色に着色した樹脂)で形成される。このため、ゴムで形成された防水キャップに比べて製造コストを低減することができる。また、防水キャップ6は、例えば黒色や車両ボディー色に合わせた色で着色した樹脂材料で形成するため、ピボット孔22bから車両ボディー内部が見えた際に、防水キャップ6は周囲の色とマッチするため見栄えを向上することができる。
傘部32は、その径がピボット孔22b(図2参照)より大きい略円環状に形成して、ピボット孔22bに臨んで配置されている。傘部32の外周には、周壁33が一体形成されている。周壁33は、傘部32に対して軸方向上側(ピボット孔22b側)に向かって立設されている。また、傘部32は、外周縁から下方へ向けて傾斜した勾配面34を有している。傘部32の勾配面34の最下点(図中下方)には、排水孔35が開口形成されている。排水孔35には、該排水孔35の周囲を囲繞し軸方向下側(ピボット孔22bと逆側)に向かって延出する排水パイプ36が一体成形されている。排水パイプ36の外周面には、軸方向に沿って立設するリブ37が形成されている。リブ37は、排水パイプ36を高剛性としている。また、このように排水パイプ36の周囲にリブ37が形成されることで、排水孔35が変形されてしまうことを防止でき、水を良好に排水することができる。
図5(a),(b)に示すように、傘部32の勾配面34の図中下側面には、係合固定部25が設けられている。防水キャップ6は、係合固定部25により、前記ピボットホルダ4に形成された被係合部24に係合してピボットシャフト8の軸線方向への移動(この場合は抜け方向への移動)を規制される。係合固定部25は、前記被係合部24に係合する係合部25aが先端部分に設けられた係合片25bと、制限部としての規制部材25cとを備える。
係合片25bは、防水キャップ6がピボットホルダ4に装着されたときに、ピボットホルダ4の本体28の外周面に対して接離方向、つまり被係合部24との係合が離脱する方向に弾性変形可能である。この係合片25bに径方向に空隙を介して規制部材25cが設けられており、規制部材25cは係合片25bの本体28の外周面から離間する方向への弾性変形を規制する。即ち、規制部材25cは、係合片25bがピボットホルダ4の外周面から離間する方向に弾性変形する際に、同係合片25bを当接させて変形を所定量に制限する。この係合固定部25が、前記ピボットホルダ4の被係合部24に係合することで、防水キャップ6はピボットホルダ4に対する軸方向の移動及び周方向の回動を規制される。
また、筒部30の外周面であり勾配面34の下面の所定位置には、板部材27が形成されている。この板部材27は、筒部30から径方向に外側に向けて形成されており、前記ピボットホルダ4の嵌入部26に嵌入する位置に設けられている。板部材27が嵌入部26に嵌入されて、防水キャップ6は周方向の回動を規制されるとともに、ピボットシャフト8軸線方向への装着量を規制される。
次に、上記の構成のワイパピボット2の組み付け方法について説明する。
先ず、図4(a),(b)に示すピボットホルダ4の本体28及びテーパ部29の外周に、図5(a),(b)に示す防水キャップ6の筒部30が挿入される。
やがて、ピボットホルダ4は、テーパ部29の外周面が防水キャップ6の縮径部31の内周面に当接し密着する。ピボットホルダ4が防水キャップ6に密着することによって、防水キャップ6はピボットホルダ4との間のシール性を確保するとともに、ピボットホルダ4に対して軸方向下側への移動が規制される。なお、ピボットホルダ4に防水キャップ6が挿入されるとき、被係合部24に係合固定部25が係合するように挿入される。
防水キャップ6がピボットホルダ4に挿入されるのにともない、係合固定部25が本体28の外周面に沿って本体28の下端(テーパ部29と反対側の端部)に向かって移動すると、やがて被係合部24の突部24aに当接する。すると、図6に示すように、係合片25bは、突部24aの傾斜面24cにより径方向外側に向けて弾性変形する。このとき、係合片25bは、ピボットホルダ4の外周面に対して接離方向(被係合部24との係合が離脱する方向)に弾性変形可能とされているため、突部24aに当接してもスムーズに弾性変形することができる。このため、ピボットホルダ4に対して防水キャップ6を装着する際に、係合片25bは本体28の外周面から離間する方向に弾性変形して突部24aを軸線方向に通過させた後、元の形状に復帰して係合部25aを被係合部24の係合溝24bに係合させることができる。このように、ピボットホルダ4に防水キャップ6を係合させる際に、係合片25bの弾性変形によって係合部25aの被係合部24への押付け力を軽減し、被係合部24と係合固定部25との間に発生する摩擦力を抑制することができ、繰り返し両者を着脱しても発生する係合部25aの摩耗や潰れを低減することができる。
また、係合片25bは本体28の外周面から離間する方向(筒部30の径方向外側)に向けて弾性変形可能であるが、規制部材25cに当接することでこの方向への変形を所定の変形量に制限される。この規制部材25cを、係合片25bの弾性変形が塑性変形に至る前に係合片25bの変形を制限するように設定すれば、所定のサイズよりも大きい被係合部を有するピボットホルダに防水キャップ6を挿入しても、防水キャップ6の係合片25bが塑性変形に至るのを防止することができる。このため、防水キャップ6をピボットホルダ4ではなく他のピボットホルダに適用する場合など、係合片25bの塑性変形に至るまでの変形を阻止することができ、被係合部24との係合に必要な係合片25bの弾性変形による復元力が安定して維持される。この結果、係合片25bが塑性変形するのを防止することができ、防水キャップ6とピボットホルダとの係合が不完全となるのを防止することができる。
なお、図7に示すように、係合固定部25において、係合部25aの径方向の高さHと、係合片25bと規制部材25cとの間の空隙部の距離Lとの関係を、係合片25bが規制部材25cに当接しても塑性変形せず、且つ、高さH≦距離Lとなるように設定することが好ましい。そうすると、係合固定部25は、係合片25bが塑性変形に至ることなく径方向外側に弾性変形し、筒部30内のピボットホルダ4、即ち被係合部24の軸線方向の移動を許容するとともに、その後元の位置に復帰して係合溝24bに係合することができる。
また、ピボットホルダ4に防水キャップ6が挿入されるとき、嵌入部26に板部材27が嵌入するように挿入される。
上記したように、本実施形態によれば以下の効果を有する。
(1)本実施形態では、防水キャップ6に係合固定部25が設けられているため、防水キャップ6をピボットホルダ4に対して確実に位置固定して装着することができる。そして、ピボットホルダ4の被係合部24に係合する係合部25aが設けられた係合片25bは被係合部24との係合が離脱する方向に弾性変形可能であるため、防水キャップ6をピボットホルダ4の外周面に装着する場合、係合片25bの係合部25aが被係合部24と係合する。そのときに、規制部材25cによる制限がなされるまでの係合片25bの弾性変形が被係合部24の押付け力を軽減し、係合部25aが潰れてしまうことを回避できる。さらに、係合固定部25に設けられた規制部材25cにより上記係合片25bの弾性変形を所定の変形量で制限して、係合片25bの塑性変形に至るまでの変形を阻止している。これにより、係合部25aと被係合部24との係合に必要な係合片25bの弾性変形による復元力を安定して維持でき、ピボットホルダ4と防水キャップ6とを確実に固定することができる。従って、防水キャップ6をピボットホルダ4に適切な位置に確実に固定することができる。
(2)本実施形態では、規制部材25cは、係合片25bがピボットホルダ4の外周面から離間する方向に弾性変形する際にその変形方向において離間配置され、同係合片25bが当接する。このため、規制部材25cの径方向の位置を設定することで、係合片25bの弾性変形を制限して塑性変形に至るのを防止することができる。
(3)本実施形態では、防水キャップ6がピボットホルダ4に装着された際に、防水キャップ6の筒部30内周面とピボットホルダ4のテーパ部29とが密着、特に、防水キャップ6の筒部30の先端側において強く密着して、ピボットホルダ4と防水キャップ6との間のシール性を向上させることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。本実施形態は、前記第1実施形態のワイパピボット2,3において、防水キャップ6,7の形状を変形させたものであり、同じ構成部分については同一の符号を付しその説明を省略する。なお、モジュール型ワイパ装置1は、一対のワイパピボット2,3を備えているが、基本的構成が同じであるため、ここでは一方のワイパピボットを図面に従って説明し、他方のワイパピボットの図面及び説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態のワイパピボットに適用される防水キャップ51は、第1実施形態の防水キャップ6の係合固定部25に代えて、係合固定部52が設けられている。係合固定部52は、係合部52aが設けられた係合片52bと、制限部としての棒状の剛性部52cとを備えている。係合片52bは、ピボットホルダ4に防水キャップ51が装着された状態で、本体28の外周面に対して接離方向(被係合部24との係合が離脱する方向)に弾性変形可能である。また、剛性部52cは、係合片52bの先端部と前記傘部32の勾配面34とを連結させて、係合片52bとは異なる撓み方向とし、係合片52bの変形を規制する。
上記の防水キャップ51の筒部30内周面をピボットホルダ4に挿入させると、図9に示すように、やがてピボットホルダ4の被係合部24に係合固定部52の係合部52aが当接する。すると、係合部52aは径方向外側に向けて押圧され、係合片52bが弾性変形する。このとき、この係合片52bの弾性変形を許容しながら、剛性部52cが撓んで弾性変形する。その後、防水キャップ51が図中下方に移動すると、係合片52bと剛性部52cとの復元力が係合力として係合片52bに作用し、係合片52bは径方向内側に付勢されて元の位置に復帰し、係合部52aが被係合部24の係合溝24bに係合する。このように、係合片52bは、剛性部52cにより径方向の弾性変形を許容されるとともに、径方向の弾性変形を制限されている。
(1)本実施形態では、制限部は、係合片52bの先端部と傘部32とを連結させて、係合片52bの変形量を制限する剛性部52cであるため、係合片52b自体の剛性が小さく弾性変形による復元力が弱いために被係合部24への係合力が弱い場合、係合片52bとともに剛性部52cが撓んで弾性変形する。このとき、剛性部52cは係合片52bの先端部と傘部32とを連結しているので係合片52bとは撓み方向が異なり係合片52bの変形量が制限される。そして、係合部52aが被係合部24に係合すると、係合片52bと剛性部52cとの復元力が係合力として確保される。
(別例)
尚、本発明の上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記第1及び第2実施形態では、ピボットホルダ4に防水キャップ6,51が装着されるときに、被係合部24と係合固定部25,52とが係合され、嵌入部26に板部材27が嵌入されて位置固定されるものとしたが、防水キャップ6,51の位置固定はこの態様に何ら限定されない。例えば、板部材27と嵌入部26とを設けなくてもよい。
○上記第1及び第2実施形態では、防水キャップ6,51の径方向において筒部30と傘部32の勾配面34との間に係合固定部25,52を設けたが、係合固定部を設ける位置がこれに限定されない。装着状態において、ピボットホルダ4の外周面に対して接離方向に弾性変形可能な係合片と、その係合片の弾性変形を規制する制限部とを設けることができれば、周方向において何処に設けてもよい。
○上記第1及び第2実施形態では、ピボットホルダ4の被係合部24と防水キャップ6,51の係合固定部25,52とは周方向に1個所に設けたが、これらは周方向に複数箇所に設けてもよい。
○上記第1及び第2実施形態では、ピボットホルダ4の先端側にテーパ部29を、防水キャップ6,51の先端側に縮径部31をそれぞれ設けた好ましいものとしたが、ピボットホルダ4及び防水キャップ6,51の先端形状はこれに限定されない。ピボットホルダ4に防水キャップ6,51を装着した際に両者のシール性が確保されるのであれば、どのような形状としてもよい。例えば、防水キャップ6,51の先端側の開口部に、内側に向かうフランジ部を設け、このフランジ部がピボットホルダ4の先端側に形成された開口部の外周を覆うように構成してもよい。
(付記)
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1〜4のうち何れか1項に記載のワイパピボットにおいて、前記防水キャップをポリプロピレンで形成したことを特徴とするワイパピボット。これによれば、防水キャップ6を軽量で、比較的高剛性とすることができる。また、低コスト化を図ることができる。
モジュール型ワイパ装置の平面図。 モジュール型ワイパ装置の概略図。 (a)及び(b)はワイパピボットの説明図。 ピボットホルダの(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図。 防水キャップの(a)は断面図、(b)は(a)の底面図。 ワイパピボットの作用図。 防水キャップの説明図。 防水キャップの断面図。 ワイパピボットの作用図。
符号の説明
1…モジュール型ワイパ装置、2,3…ワイパピボット、4,5…ピボットホルダ、6,7,51…防水キャップ、8,9…ピボットシャフト、22b…ピボット孔、24…被係合部、25…係合固定部、25a…係合部、25b…係合片、25c…規制部材(制限部)、28…本体(軸支持部)、29…テーパ部、30…筒部、32…傘部、52…係合固定部、52a…係合部、52b…係合片、52c…剛性部(制限部)。

Claims (5)

  1. 車体の板体に形成されたピボット孔に先端側が挿通された状態で配置され、ピボットシャフトを回動自在に支持する軸支持部を有するピボットホルダと、
    筒状に形成され前記ピボットホルダの前記軸支持部の外周面に装着される筒部と、該筒部と一体形成され径方向外側に向かって延出される傘部とを有する樹脂製の防水キャップと、
    を備え、
    前記防水キャップは、前記筒部の前記軸支持部への装着状態において、前記ピボットホルダに形成された被係合部に係合して前記ピボットシャフトの軸線方向への移動が規制される係合固定部を有する、ワイパピボットであって、
    前記係合固定部は、
    前記被係合部との係合が離脱する方向に弾性変形可能であり、該弾性変形の復元力によって前記被係合部に係合する係合部が設けられた係合片と、
    前記係合片の前記弾性変形を所定の変形量で制限する制限部と、
    を有することを特徴とするワイパピボット。
  2. 請求項1に記載のワイパピボットにおいて、
    前記制限部は、前記係合片の前記弾性変形方向に離間配置され、前記係合片が前記弾性変形する際に前記係合片が当接する規制部材であることを特徴とするワイパピボット。
  3. 請求項1に記載のワイパピボットにおいて、
    前記制限部は、前記係合片の先端部と前記筒部又は傘部とを連結させて、前記係合片の前記変形量を制限する剛性部であることを特徴とするワイパピボット。
  4. 請求項1〜3のうち何れか1項に記載のワイパピボットにおいて、
    前記ピボットホルダは、先端側に向けて細くなるテーパ状に形成されたテーパ部を備え、
    前記防水キャップの前記筒部の内周面は、基端側から先端側に向けて縮径されるテーパ状に形成され、
    前記係合部及び被係合部が係合するとき、前記筒部の内周面と前記ピボットホルダのテーパ部とが水密となることを特徴とするワイパピボット。
  5. 請求項1〜4のうち何れか1項に記載のワイパピボットを備えたことを特徴とするモジュール型ワイパ装置。
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