JP2003014041A - フローティング支持構造 - Google Patents

フローティング支持構造

Info

Publication number
JP2003014041A
JP2003014041A JP2001196305A JP2001196305A JP2003014041A JP 2003014041 A JP2003014041 A JP 2003014041A JP 2001196305 A JP2001196305 A JP 2001196305A JP 2001196305 A JP2001196305 A JP 2001196305A JP 2003014041 A JP2003014041 A JP 2003014041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support structure
diameter
floating support
brim
collar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001196305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003014041A5 (ja
Inventor
Yuji Morita
祐司 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2001196305A priority Critical patent/JP2003014041A/ja
Priority to US10/151,237 priority patent/US6719482B2/en
Publication of JP2003014041A publication Critical patent/JP2003014041A/ja
Publication of JP2003014041A5 publication Critical patent/JP2003014041A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/043Attachment of the wiper assembly to the vehicle
    • B60S1/0441Attachment of the wiper assembly to the vehicle characterised by the attachment means
    • B60S1/0444Attachment of the wiper assembly to the vehicle characterised by the attachment means comprising vibration or noise absorbing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/02Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread
    • F16B5/0258Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread using resiliently deformable sleeves, grommets or inserts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/373Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
    • F16F1/3732Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having an annular or the like shape, e.g. grommet-type resilient mountings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/02Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread
    • F16B5/0241Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of fastening members using screw-thread with the possibility for the connection to absorb deformation, e.g. thermal or vibrational
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/75Joints and connections having a joining piece extending through aligned openings in plural members

Abstract

(57)【要約】 【課題】被取付部材を確実に取付部材に取り付ける(又
は取付部材から外す)ことができるフローティング支持
構造を提供する。 【解決手段】カラー部材21は大径ツバ部と円筒部21
aとを一体に形成し、その円筒部21aの内周面に雌ネ
ジ21dを形成している。カラー部材21の大径ツバ部
にストッパ部21eが設けられている。防振部材20
は、その筒部20aの挿通孔20dに円筒部21aを挿
通してカラー部材21が嵌め込まれ、ストッパ部21e
がピボットホルダ16の取付部17(又は18)の両開
口端部17a(又は18a)間に位置するよう該ピボッ
トホルダ16に装着されている。ピボットホルダ16
は、ボルト32をカラー部材21の雌ネジ21dに螺合
することにより車体にフローティング支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフローティング支持
構造に係り、詳しくは車両用ワイパ装置のワイパフレー
ムの振動を車体に伝え難くするフローティング支持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のフロントガラスの下部近
傍には、ワイパ装置が備えられる。従来のワイパ装置で
は、ワイパモータやワイパモータの回転をピボット軸の
往復回動に変換するワイパリンク機構等が取り付けられ
たワイパフレームを、車体に組み付けることによって車
両に搭載するようにしたものがある。前記ピボット軸
は、その先端にワイパブレードが連結されるワイパアー
ムが固定されている。ワイパ作動時に、ワイパモータの
回転運動がワイパリンク機構の押し出し及び引き込み運
動に変換され、前記ワイパリンク機構の押し出し及び引
き込み運動によって生じる力が前記ピボット軸を介して
ワイパフレームに作用して、又はワイパモータ自体の振
動が伝達されて、ワイパフレームは振動する。そのた
め、ワイパフレームを車体に取り付ける際、該フレーム
と車体との間にフローティング支持構造(防振ゴム)を
配置して、該フレームの振動が車体に伝達されるのを防
止している。
【0003】図11は、従来のフローティング支持構造
を示す要部断面図である。ワイパフレーム(図示せず)
と一体に連結され、前記ピボット軸を回動可能に支持す
るピボットホルダ51には取付部52が設けられ、その
取付部52に設けられた取付孔52aには防振ゴム53
が装着されている。前記防振ゴム53には挿通孔54が
設けられ、その挿通孔54にはカラー55が嵌め込まれ
ている。前記カラー55は、円筒部56と、該円筒部5
6の一端(図11において下端)に径方向に延設された
ツバ部57を備えている。前記円筒部56に設けられた
貫通孔56aがネジ孔に形成されている。また、車両の
車体(ボディー)58には、締結孔58aが設けられて
いる。
【0004】そして、前記車体58の締結孔58aを貫
挿したボルト59を、前記防振ゴム53の挿通孔54を
貫挿した前記カラー55のネジ孔56aに螺合すること
によって、前記取付部52は、前記防振ゴム53を介し
て車体58に対してフローティング支持される。このと
き、前記カラー55の円筒部56の他端(図11におい
て上端)56bが前記車体58の締結孔58aの周縁に
当接することによって前記防振ゴム53の過剰締結によ
る防振効果の低下を防止している。なお、図12に示す
ように、前記カラー55は前記防振ゴム53に予めイン
サート成形されたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記カラー
円筒部56の他端56bが前記車体締結孔58aの周縁
に当接する状態で前記ボルト59を締め込むとき、該他
端56bの端面積が小さいためその他端56bの押圧に
より図13(a)に示すように前記締結孔58aの周縁
に亀裂Kが発生したり、図13(b)に示すように他端
56bが締結孔58a内に脱落してしまう恐れがあっ
た。
【0006】そこで、前記締結孔58aを大きく形成
し、締結時に前記円筒部56の他端56bが該締結孔5
8aを貫挿しながら前記ボルト59に直接に当てること
が考えられるが、前記締結孔58aが大きいと前記車体
58に対するワイパフレームの取付位置がズレてしまう
といった問題点がある。
【0007】また、図14に示すように、前記防振ゴム
53に2つのカラー60,61を組付け、前記車体58
の締結孔58a周縁に当接するカラー61には大きなツ
バ部61aを形成することが考えられるが、部品点数や
組付工数などが増加してコストアップに繋がるといった
問題点がある。
【0008】一方、前記カラー55の円筒部56に設け
られたネジ孔56aに前記ボルト59が直接に螺合する
ようになっているため、そのボルト59を締め込む又は
緩めるとき、特に、ボルト59が錆付いてしまったとき
などは、前記カラー55が連れ回られてしまい(前記防
振ゴム53とカラー55とが相対回転してしまい)、ボ
ルト59をしっかり締め込む又は緩めることができなく
なる恐れもあった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、コスト低減を図るこ
とができ、被取付部材を確実に取付部材に取り付ける
(又は取付部材から外す)ことができるフローティング
支持構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、内周面に雌ネジを形成
した円筒部と、該円筒部の一端に設けた大径ツバ部と、
該大径ツバ部の前記円筒部側に形成されたストッパ部と
を有するカラー部材と、筒部と、該筒部の両端に設けた
第1及び第2ツバ部とを有し、該筒部に前記円筒部を挿
通して前記カラー部材が嵌め込まれ、前記ストッパ部が
被取付部材の取付部の両開口端部間に位置するよう該被
取付部材に装着される防振部材とを備え、ネジ部材を前
記雌ネジに螺合して前記防振部材を前記カラー部材と取
付部材との間に挟持し、前記取付部材に前記被取付部材
をフローティング支持することを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のフローティング支持構造において、前記ストッパ部
は、前記円筒部の中心軸線を中心とする前記大径ツバ部
の円周上に設けられていることを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のフローティング支持構造において、前記ストッパ部と
前記取付部の開口端部との間には、係止肉部が介在され
ていることを要旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のフローティング支持構造において、前記大径ツバ部か
ら前記ストッパ部先端面までの距離は、前記大径ツバ部
から前記取付部の下端面までの距離より大きく設定され
ていることを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1に記載のフローティング支持構造におい
て、前記ストッパ部には、該ストッパ部の周方向両端部
を径方向へ折り曲げてなる当たり部が設けられているこ
とを要旨とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、内周面に雌ネジ
を形成した円筒部と、該円筒部の一端に設けた大径ツバ
部と、前記円筒部の他端に設けた小径ツバ部とを有する
カラー部材と、筒部と、該筒部の両端に設けた第1及び
第2ツバ部とを有し、該筒部の筒孔に前記円筒部を他端
側から挿通して前記カラー部材が嵌め込まれ、被取付部
材に装着される防振部材と、前記小径ツバ部を前記取付
部材の締結孔周縁に当接するようネジ部材を前記雌ネジ
に螺合して前記防振部材を前記カラー部材と取付部材と
の間に挟持し、前記被取付部材を前記取付部材にフロー
ティング支持することを要旨とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のフローティング支持構造において、前記円筒部の内径
が前記取付部材の締結孔の内径と同じ又はそれより小さ
く設定され、前記円筒部の外径が前記小径ツバ部の外径
より小さく設定されているとともに、前記締結孔の内径
が前記小径ツバ部の外径より小さく設定されていること
を要旨とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項6又は7
に記載のフローティング支持構造において、前記防振部
材の第2ツバ部は、その下端面中央に前記筒部の筒孔を
連通するテーパ状凹部が設けられ、このテーパ状凹部は
前記第1ツバ部側に向けて縮径するように形成されてい
ることを要旨とする。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれか1に記載のフローティング支持構造におい
て、前記被取付部材は、先端にワイパブレードが連結さ
れるワイパアームを固定するためのピボット軸を回転可
能に支持する筒状のベアリング部と、該ベアリング部の
軸方向中間部から径方向に延設されたホルダ部とを有す
るピボットホルダであり、前記取付部材は、前記ワイパ
ブレードにより払拭されるフロントガラスを有する車体
であることを要旨とする。
【0019】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
よれば、カラー部材は大径ツバ部と円筒部とを一体に形
成し、その円筒部の内周面に雌ネジを形成しているの
で、ナット及びナット側のワッシャが不要となり、部品
点数及びコストが低減される。また、カラー部材の大径
ツバ部にストッパ部が設けられ、防振部材は、前記スト
ッパ部が被取付部材の取付部の両開口端部間に位置する
よう該被取付部材に装着されている。従って、ネジ部材
でカラー部材を締結固定する場合、ストッパ部が取付部
に直接又は間接的に当接して回り止めとなり、ネジ部材
を締め込む又は緩めるとき、カラー部材と防振部材とが
連れ回りしない。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、ストッパ部が円筒部の中
心軸線(つまり締結の中心軸線)から比較的に離れた位
置に配置されているため、取付部の開口端部に対するス
トッパ部の当接圧が小さく受け止められる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、ストッパ部と取付部の開
口端部との間には、係止肉部が介在されているため、ス
トッパ部と取付部の開口端部とが直接に接触しない。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、大径ツバ部からストッパ
部先端面までの距離が該大径ツバ部から取付部の下端面
までの距離より小さく設定される場合、ネジ部材の締め
込みの際(又は緩めるとき)にはカラー部材(ストッパ
部)が連れ回りして共に回転しようとする。その回転力
はストッパ部の高さが取付部までの高さにとどかないこ
とにより、その回転方向のストッパ部と取付部との間に
は防振部材にせん断力として作用し亀裂の恐れがある。
これを防止して、ネジ部材の締め込みの際(又は緩める
とき)の回転力を、ストッパ部とその回転方向の取付部
との間の係止肉部によって圧縮変形して受け止め、従来
のようなせん断力を作用させないようにした。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4に記載の発明の作用に加えて、当たり部が設けられ
ることによって、ストッパ部と取付部の開口端部との当
接面積が増加され、単位面積当たりの当接圧が低減され
る。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、小径ツバ
部により取付部材への当接圧が低減され、過剰な締め付
けによる取付部材の変形や締結孔内へのカラー部材の脱
落が防止される。これにより、締結孔を小さくすること
ができ、取付部材への被取付部材の取付位置のずれが防
止される。また、小径ツバ部が筒部の筒孔に引っかか
り、被取付部材への防振部材の装着と取付部材への被取
付部材の取り付けを行うとき、カラー部材が防振部材か
ら脱落しない。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の作用に加えて、締結孔周縁に対する小径
ツバ部の当接面積を、カラー部材の形成板厚により決ま
る円筒部他端面の当接面積より大きくした。締結孔周縁
に対するカラー部材の当接面積を大きくするためにカラ
ー部材の形成板厚を大きくする必要がなくなる。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、請求項6
及び7に記載の発明の作用に加えて、カラー部材は容易
に防振部材に嵌め込まれる。請求項9に記載の発明によ
れば、請求項1〜8に記載の発明の作用に加えて、ワイ
パ作動、特にワイパモータの振動やワイパブレードの払
拭時の振動がピボットホルダを介して車体へ伝達される
こと、及び固定位置のズレによりワイパ払拭パターンと
して増幅されて位置ズレが生じてしまうことを防止でき
る。その取付においても部品点数が少なく作業性が優れ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用ワイパ装置
に具体化した一実施の形態を図1〜図9に従って説明す
る。図1は車両用ワイパ装置の要部正面図である。図2
は車両用ワイパ装置の要部平面図である。
【0028】本実施形態のワイパ装置のワイパフレーム
11には、ワイパモータ12と該ワイパモータ12の回
転をピボット軸13の往復回動に変換するワイパリンク
機構14,15等が取り付けられている。前記ピボット
軸13は、前記ワイパフレーム11に一体連結された被
取付部材としてのピボットホルダ16により回動可能に
支持され、その先端にワイパブレード(図示せず)が連
結されるワイパアーム(図示せず)が固定されている。
【0029】前記ピボットホルダ16は、前記ピボット
軸13を回動可能に支持するベアリング部16aと、該
ベアリング部16aの軸方向中間部から径方向に延設さ
れたホルダ部16bを備えている。前記ホルダ部16b
には、2つの取付部17,18が設けられている。各取
付部17,18には、図3及び図9に示すように、一部
(先端部)が開口した取付孔19が形成されている。各
取付部17,18の開口部の両側部をそれぞれ開口端部
17a,18aとしている。前記各取付孔19には、そ
れぞれ防振部材としての防振ゴム20が装着されてい
る。
【0030】前記防振ゴム20は、図3〜図5に示すよ
うに、筒部20aと、該筒部20aの軸方向両端に形成
されるほぼリング状の一対の第1及び第2ツバ部として
の上下ツバ部20b,20cとを備えている。前記筒部
20aは、その軸線に沿って延びる筒孔としての挿通孔
20dを有する。前記挿通孔20dには、後述するカラ
ー部材21が嵌め込まれている。前記上ツバ部20b
は、その外周縁に一対の環状突部20e,20fが形成
されている。両環状突部20e,20fは、防振ゴム2
0の軸線方向に沿って互いに反対方向へ突出し、図3及
び図4においては環状突部20eが上方へ突出し、環状
突部20fが下方へ突出している。また、上ツバ部20
b側の前記筒部20a内には前記挿通孔20dより大径
の円形凹部20gが設けられ、下ツバ部20cの下端面
中央には前記挿通孔20dを連通するテーパ状凹部20
hが設けられている。前記テーパ状凹部20hは前記上
ツバ部20b側に向けて縮径するように形成されてい
る。
【0031】前記両ツバ部20b,20c間の筒部20
a外周の一部分には、両ツバ部20b,20cを連結す
る略半円柱状の隆出部20i(図9に示す)が形成され
ている。前記隆出部20iの反対側における前記筒部2
0a外周には、前記両ツバ部20b,20cの外周まで
隆出した連結部20jが形成されている。つまり、連結
部20jの外周面が前記両ツバ部20b,20cの外周
面と同じ円周面上に位置している。前記連結部20jの
外周面中央には、前記下ツバ部20cの外端面から防振
ゴム20の軸線方向に沿って前記上ツバ部20bに亘っ
て切り欠いて形成された切欠部20kが設けられてい
る。そして、前記切欠部20kの円周方向両側には、2
つの係止肉部20mが形成される。
【0032】前記カラー部材21は、金属からプレス成
形され、円筒部21aと、該円筒部21aの一端(図
3、図4及び図6において下端)に径方向に延設された
大径ツバ部21bと、該円筒部21aの他端(図3、図
4及び図6において上端)に径方向に延設された小径ツ
バ部21cとを備えている。前記円筒部21aは、その
内周面に雌ネジ21dが形成されている。前記大径ツバ
部21bは、前記防振ゴム20の下ツバ部20cよりや
や小径に形成され、円周上に前記円筒部21aの軸線方
向に沿って小径ツバ部21c側へ向かって折り曲げるス
トッパ部21eが形成されている。
【0033】また、前記両ツバ部21b,21c間にお
ける円筒部21aは、その外径が前記防振ゴム20の挿
通孔20dの内径とほぼ同じに設定され、その高さh
(図4に示す)が前記防振ゴム20の円形凹部20g底
面から前記下ツバ部20c外端面までの距離(高さ)t
とほぼ同じに設定されている。さらに、図7に示すよう
に、前記大径ツバ部21bの内面からストッパ部21e
の先端面までの距離(高さ)h1は、該大径ツバ部21
bの内面から前記下ツバ部20cの内面(つまり前記取
付部17,18の下端面)までの距離h2より大きく設
定されている。
【0034】そして、前記ストッパ部21eが前記切欠
部20kに挿入し、前記大径ツバ部21bの内面が前記
下ツバ部20cの外端面に当接するよう前記円筒部21
aが前記下ツバ部20c側のテーパ状凹部20hから前
記挿通孔20dを貫挿する。これにより、前記カラー部
材21は、その小径ツバ部21cが前記円形凹部20g
内に嵌合するよう前記防振ゴム20に嵌め込まれる。
【0035】図3は、前記ピボットホルダ16のホルダ
部16bは、その取付部17,18に装着された防振ゴ
ム20を介して車体(ボディー)30に取り付けるフロ
ーティング支持構造を示す要部断面図である。図4は、
図3の分解断面図である。図3に示すように、前記取付
部17,18に装着された防振ゴム20の上ツバ部20
b外端面が前記車体30に当接し、前記車体30に設け
られた締結孔30a及びワッシャ31の貫通孔31aを
貫挿するネジ部材としてのボルト32が前記カラー部材
21の雌ネジ21dに螺合している。そして、前記ボル
ト32の締め付け時の軸力により前記カラー部材21の
小径ツバ部21cが前記車体30の締結孔30a周縁に
当接するよう前記防振ゴム20の上ツバ部20bが圧縮
変形される。
【0036】また、図9に示すように、前記防振ゴム2
0は、その連結部20jが前記取付部17(又は18)
の開口部に配置されるようにピボットホルダ16の取付
孔19に装着されている。そして、前記カラー部材21
のストッパ部21eは、円周方向において前記取付部1
7(又は18)の両開口端部17a(又は18a)間に
配置されている。つまり、前記ストッパ部21eと両開
口端部17a(又は18a)間には、前記両係止肉部2
0mがそれぞれ挟持されている。そして、カラー部材2
1は、円周方向に前記ボルト32の締め込み(又は緩
め)による回転力が作用されたとき、そのストッパ部2
1eが係止肉部20mを介して開口端部17a(又は1
8a)に当接しているため、連れ回されなく防振ゴム2
0(又はピボットホルダ16)に対して回動しない。
【0037】さらに、本実施形態では、図4に示すよう
に、前記カラー部材21の円筒部21aの内径R4が前
記車体30の締結孔30aの内径R1と同じ又はそれよ
り小さく設定され、前記カラー部材21の円筒部21a
の外径R3が前記小径ツバ部21cの外径R2より小さ
く設定されている。且つ、前記締結孔30aの内径R1
が前記小径ツバ部21cの外径R2より小さく設定され
ている。つまり、R4≦R1<R2、R3<R2となっ
ている。これにより、前記小径ツバ部21cは円筒部2
1aの他端部から径方向に広げてカラー部材21形成の
板厚より大きく形成され、前記車体30の締結孔30a
周縁との当接面積が増大される。また、前記小径ツバ部
21cの外径R2が前記カラー部材21の円筒部21a
の外径(つまり前記挿通孔20dの内径)R3より大き
く設定されているため、防振ゴム20に嵌め込まれたカ
ラー部材21は、簡単に防振ゴム20から抜け出すこと
が防止される。ただし、前記カラー部材21の防振ゴム
20への嵌め込みを考慮して、前記小径ツバ部21cの
外径R2はカラー部材21が防振ゴム20に嵌め込める
ような大きさに設定されている。
【0038】以下、本実施形態のフローティング支持構
造の特徴を記載する。 (1) カラー部材21は大径ツバ部21bと円筒部2
1aとを一体に形成し、その円筒部21aの内周面に雌
ネジ21dを形成しているので、ナット及びナット側の
ワッシャが不要となり、部品点数及びコストが低減され
る。また、カラー部材21の大径ツバ部21bにストッ
パ部21eが設けられ、防振ゴム20は、そのストッパ
部21eが取付部17(又は18)の両開口端部17a
(又は18a)間に位置するようピボットホルダ16に
装着されている。従って、ボルト32でカラー部材21
を締結固定する場合、ストッパ部21eが取付部17
(又は18)に直接又は間接的に当接して回り止めとな
り、ボルト32を締め込む又は緩めるとき、カラー部材
21と防振ゴム20とが連れ回りしない。その結果、ピ
ボットホルダ16を確実に車体30に取り付ける(又は
車体30から外す)ことができる。
【0039】(2) カラー部材21は、その円筒部2
1aの他端に小径ツバ部21cが設けられている。その
小径ツバ部21cによりカラー部材21の車体30への
当接圧が低減されるとともに、過剰な締め付けによる車
体30の変形や締結孔30a内へのカラー部材21の脱
落を防止することができる。これにより、締結孔30a
を小さくすることができ、車体30へのピボットホルダ
16の取付位置のずれが防止される。また、小径ツバ部
21cが挿通孔20d内の円形凹部20gに引っかか
り、ピボットホルダ16への防振ゴム20の装着と車体
30へのピボットホルダ16の取り付けを行うとき、カ
ラー部材21が防振ゴム20から脱落しない。その結
果、取付の作業性を向上することができる。
【0040】(3) 円筒部21aの内径R4が車体3
0の締結孔30aの内径R1と同じ又はそれより小さく
設定され、円筒部21aの外径R3が小径ツバ部21c
の外径R2より小さく設定されている。また、前記締結
孔30aの内径R1が前記小径ツバ部21cの外径R2
より小さく設定されている。従って、締結孔30a周縁
に対する小径ツバ部21cの当接面積を、カラー部材2
1の形成板厚により決まる円筒部21a他端面の当接面
積より大きくした。締結孔30a周縁に対するカラー部
材21の当接面積を大きくするためにカラー部材21の
形成板厚を大きくする必要がなくなる。その結果、カラ
ー部材21の形成板厚を小さくすることによってコスト
の低減に繋がる。
【0041】(4) ストッパ部21eは、円筒部21
aの中心軸線を中心とする大径ツバ部21bの円周上に
設けられている。従って、ストッパ部21eが円筒部2
1aの中心軸線(つまり締結の中心軸線)から比較的に
離れた位置に配置されているため、取付部17(又は1
8)の開口端部17a(又は18a)に対するストッパ
部21eの当接圧を低減することができる。
【0042】(5) ストッパ部21eと取付部17
(又は18)の開口端部17a(又は18a)との間に
は、係止肉部20mが介在されているため、ストッパ部
21eと取付部17(又は18)の開口端部17a(又
は18aとが直接に接触しない。その結果、ストッパ部
21eと取付部17(又は18)の開口端部17a(又
は18aとが直接に接触する事による金属接触音(異
音)の発生を防止することができる。
【0043】(6) 大径ツバ部21bからストッパ部
21e先端面までの距離h1は、同じく大径ツバ部21
bから取付部17(又は18)の下端面までの距離h2
より大きく設定されている。つまりh1>h2となって
いる。従って、h1<h2の場合、ボルト32の締め込
みの際(又は緩めるとき)にはカラー部材21(ストッ
パ部21e)が連れ回りして共に回転しようとするが、
その回転力はストッパ部21eの高さが取付部17(又
は18)までの高さにとどかないことにより、その回転
方向のストッパ部21eと取付部17(又は18)との
間には防振ゴム20にせん断力として作用し亀裂の恐れ
がある。これを防止して、ボルト32の締め込みの際
(又は緩めるとき)の回転力を、ストッパ部21eとそ
の回転方向の取付部17(又は18)の開口端部17a
(又は18a)との間の係止肉部20mによって圧縮変
形して受け止め、従来のようなせん断力を作用させない
ようにした。その結果、係止肉部20mがストッパ部2
1eと取付部17(又は18)とのせん断力により作用
されて亀裂の発生に起因する防振ゴム20の破損を防止
することができる。
【0044】(7) 本発明をワイパ装置に具体化し
た。従って、ワイパ作動、特にワイパモータの振動やワ
イパブレードの払拭時の振動がピボットホルダ16を介
して車体30へ伝達されること、及び固定位置のズレに
よりワイパ払拭パターンとして増幅されて位置ズレが生
じてしまうことを防止できる。その取付においても部品
点数が少なく作業性が優れる。
【0045】尚、本発明の実施の形態は、以下のように
変更されてもよい。 ○図10に示すように、ストッパ部21eには、該スト
ッパ部21eの周方向両端部を径方向へ折り曲げてなる
当り部21fを設けて実施してもよい。この場合、当た
り部21fが設けられることによって、ストッパ部21
eと取付部17(又は18)の開口端部17a(又は1
8a)との当接面積が増加され、単位面積当たりの当接
圧が低減される。これによって、ボルト32の締め込み
の際(又は緩めるとき)にストッパ部21eとその回転
方向の取付部17(又は18)の開口端部17a(又は
18a)との間の係止肉部20mによって圧縮変形して
受け止められるが、この受け止め面積が大きくなること
で単位面積あたりの圧縮変形量を小さくできる。
【0046】○上記実施形態では、大径ツバ部21b
は、防振ゴム20の下ツバ部20cよりやや小径に形成
されたが、大径ツバ部21bを、防振ゴム20の下ツバ
部20cと同径に形成してもよい。
【0047】○防振ゴム20の上下ツバ部20b,20
cは平面から見て円形状をなしていなくともよく、それ
以外の形状をなしていてもよい。 ○防振ゴム20の隆出部20iを省略してもよい。
【0048】○ワッシャ31をボルト32に一体に形成
してもよい。また、ワッシャ31を省略してもよい。 ○防振部材20として、ゴムに代えて樹脂材料を用いて
もよい。
【0049】○本発明をワイパ装置以外の装置に具体化
してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜9に記
載の発明によれば、コスト低減を図ることができ、被取
付部材を取付部材に確実に取り付ける(又は被取付部材
を取付部材から外す)ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両用ワイパ装置の要部正面図。
【図2】 同じく車両用ワイパ装置の要部平面図。
【図3】 本実施形態のフローティング支持構造を示す
断面図。
【図4】 同じくフローティング支持構造を示す分解断
面図。
【図5】 本実施形態の防振部材の斜視図。
【図6】 本実施形態のカラー部材の斜視図。
【図7】 カラー部材が嵌め込まれた防振部材の正面
図。
【図8】 同じくカラー部材が嵌め込まれた防振部材の
底面図。
【図9】 フローティング支持構造を示す図3における
A−A線断面図。
【図10】別例のフローティング支持構造を示す断面
図。
【図11】従来のフローティング支持構造を示す断面
図。
【図12】従来のカラー部材と防振部材が一体になった
場合の断面図。
【図13】従来のフローティング支持構造を示す要部拡
大図。
【図14】従来のカラー部材が嵌め込まれた防振部材の
断面図。
【符号の説明】
13…ピボット軸、16…被取付部材としてのピボット
ホルダ、16a…ベアリング部、16b…ホルダ部、1
7,18…取付部、17a,18a…開口端部、20…
防振部材としての防振ゴム、20a…筒部、20b…第
1ツバ部としての上ツバ部、20c…第2ツバ部として
の下ツバ部、20d…筒孔としての挿通孔、20h…テ
ーパ状凹部、20m…係止肉部、21…カラー部材、2
1a…円筒部、21b…大径ツバ部、21c…小径ツバ
部、21d…雌ネジ、21e…ストッパ部、21f…当
たり部、30…取付部材としての車体、30a…締結
孔、32…ネジ部材としてのボルト。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に雌ネジ(21d)を形成した円
    筒部(21a)と、該円筒部(21a)の一端に設けた
    大径ツバ部(21b)と、該大径ツバ部(21b)の前
    記円筒部(21a)側に形成されたストッパ部(21
    e)とを有するカラー部材(21)と、 筒部(20a)と、該筒部(20a)の両端に設けた第
    1及び第2ツバ部(20b,20c)とを有し、該筒部
    (20a)に前記円筒部(21a)を挿通して前記カラ
    ー部材(21)が嵌め込まれ、前記ストッパ部(21
    e)が被取付部材(16)の取付部(17,18)の両
    開口端部(17a,18a)間に位置するよう該被取付
    部材(16)に装着される防振部材(20)とを備え、 ネジ部材(32)を前記雌ネジ(21d)に螺合して前
    記防振部材(20)を前記カラー部材(21)と取付部
    材(30)との間に挟持し、前記取付部材(30)に前
    記被取付部材(16)をフローティング支持することを
    特徴とするフローティング支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフローティング支持構
    造において、 前記ストッパ部(21e)は、前記円筒部(21a)の
    中心軸線を中心とする前記大径ツバ部(21b)の円周
    上に設けられていることを特徴とするフローティング支
    持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフローティング支持構
    造において、 前記ストッパ部(21e)と前記取付部(17,18)
    の開口端部(17a,18a)との間には、係止肉部
    (20m)が介在されていることを特徴とするフローテ
    ィング支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のフローティング支持構
    造において、 前記大径ツバ部(21b)から前記ストッパ部(21
    e)先端面までの距離(h1)は、前記大径ツバ部(2
    1b)から前記取付部(17,18)の下端面までの距
    離(h2)より大きく設定されていることを特徴とする
    フローティング支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載のフ
    ローティング支持構造において、 前記ストッパ部(21e)には、該ストッパ部(21
    e)の周方向両端部を径方向へ折り曲げてなる当たり部
    (21f)が設けられていることを特徴とするフローテ
    ィング支持構造。
  6. 【請求項6】 内周面に雌ネジ(21d)を形成した円
    筒部(21a)と、該円筒部(21a)の一端に設けた
    大径ツバ部(21b)と、前記円筒部(21a)の他端
    に設けた小径ツバ部(21c)とを有するカラー部材
    (21)と、 筒部(20a)と、該筒部(20a)の両端に設けた第
    1及び第2ツバ部(20b,20c)とを有し、該筒部
    (20a)の筒孔(20d)に前記円筒部(21a)を
    他端側から挿通して前記カラー部材(21)が嵌め込ま
    れ、被取付部材(16)に装着される防振部材(20)
    と、 前記小径ツバ部(21c)を前記取付部材(30)の締
    結孔(30a)周縁に当接するようネジ部材(32)を
    前記雌ネジ(21d)に螺合して前記防振部材(20)
    を前記カラー部材(21)と取付部材(30)との間に
    挟持し、前記被取付部材(16)を前記取付部材(3
    0)にフローティング支持することを特徴とするフロー
    ティング支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のフローティング支持構
    造において、 前記円筒部(21a)の内径(R4)が前記取付部材
    (30)の締結孔(30a)の内径(R1)と同じ又は
    それより小さく設定され、前記円筒部(21a)の外径
    (R3)が前記小径ツバ部(21c)の外径(R2)よ
    り小さく設定されているとともに、前記締結孔(30
    a)の内径(R1)が前記小径ツバ部(21c)の外径
    (R2)より小さく設定されていることを特徴とするフ
    ローティング支持構造。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載のフローティング
    支持構造において、 前記防振部材(20)の第2ツバ部(20c)は、その
    下端面中央に前記筒部(20a)の筒孔(20d)を連
    通するテーパ状凹部(20h)が設けられ、このテーパ
    状凹部(20h)は前記第1ツバ部(20b)側に向け
    て縮径するように形成されていることを特徴とするフロ
    ーティング支持構造。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1に記載のフ
    ローティング支持構造において、 前記被取付部材(16)は、先端にワイパブレードが連
    結されるワイパアームを固定するためのピボット軸(1
    3)を回転可能に支持する筒状のベアリング部(16
    a)と、該ベアリング部(16a)の軸方向中間部から
    径方向に延設されたホルダ部(16b)とを有するピボ
    ットホルダであり、 前記取付部材(30)は、前記ワイパブレードにより払
    拭されるフロントガラスを有する車体であることを特徴
    とするフローティング支持構造。
JP2001196305A 2001-06-28 2001-06-28 フローティング支持構造 Pending JP2003014041A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001196305A JP2003014041A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 フローティング支持構造
US10/151,237 US6719482B2 (en) 2001-06-28 2002-05-21 Floating support structure having vibration damping member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001196305A JP2003014041A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 フローティング支持構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005038613A Division JP3999787B2 (ja) 2005-02-16 2005-02-16 フローティング支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003014041A true JP2003014041A (ja) 2003-01-15
JP2003014041A5 JP2003014041A5 (ja) 2005-08-25

Family

ID=19034142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001196305A Pending JP2003014041A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 フローティング支持構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6719482B2 (ja)
JP (1) JP2003014041A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004353786A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Favess Co Ltd 弾性支持構造およびこれを用いるパワーステアリング装置
JP2006306383A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Illinois Tool Works Inc <Itw> 車両用ボディマウント組立体
JP2007530359A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイピング機構の取付け構造
JP2015025541A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社ブリヂストン 防振装置

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20218300U1 (de) * 2002-11-26 2003-02-13 Schwarz Verbindungssysteme Gmb Lösbare Rast-/Schraub-Verbindungsanordnung
FR2855577B1 (fr) * 2003-05-28 2005-07-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif amortisseur de vibrations.
US6825089B1 (en) * 2003-06-04 2004-11-30 Agere Systems Inc. Increased quality factor of a varactor in an integrated circuit via a high conductive region in a well
US7316286B2 (en) * 2004-08-17 2008-01-08 Mi-T-M Corporation Pressure washer with vibration dampener
DE202005015190U1 (de) * 2005-09-26 2006-01-26 Textron Verbindungstechnik Gmbh & Co. Ohg Spezialmutter und Verbindung
US20070085250A1 (en) * 2005-10-14 2007-04-19 Cheng-Chung Chang Shock absorbing member
US20080128966A1 (en) * 2006-12-05 2008-06-05 Inventec Corporation Damping ring for vibration isolation
US20080304906A1 (en) * 2007-06-11 2008-12-11 Michael Henry Maj Creep and Corrosion Mitigating Inserts for Bolted Joints
US8312792B1 (en) * 2008-08-18 2012-11-20 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Bi-directional overrunning clutched differential unit
US8308149B2 (en) * 2009-04-13 2012-11-13 Hydro-Alre, Inc. Shock and vibration isolation for aircraft brake control valve
DE102009052071A1 (de) * 2009-11-05 2011-05-12 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Führungsschiene oder Spannschiene mit einer Hülse sowie Zugmitteltrieb damit
US8550791B2 (en) * 2010-01-19 2013-10-08 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Torsional restraint for jet pump assembly
CN102242755B (zh) * 2010-05-14 2015-08-12 富瑞精密组件(昆山)有限公司 螺纹连接结构
US9377044B2 (en) * 2012-02-20 2016-06-28 GM Global Technology Operations LLC Adjustable tuning pin assembly
KR101193248B1 (ko) * 2012-06-18 2012-10-18 동양기전 주식회사 차량의 와이퍼 장치용 볼트 조립체
KR101382717B1 (ko) * 2012-06-28 2014-04-17 현대자동차주식회사 진동절연장치
JP5697698B2 (ja) * 2013-03-05 2015-04-08 富士重工業株式会社 エンジン搭載機器のエンジンマウント構造
DE102013207367A1 (de) * 2013-04-23 2014-10-23 Robert Bosch Gmbh Halter zur Befestigung eines Brennstoffverteilers an einer Brennkraftmaschine
JP6294010B2 (ja) * 2013-05-27 2018-03-14 株式会社デンソー 防振部材
DE102014201936A1 (de) * 2014-02-04 2015-08-06 Volkswagen Aktiengesellschaft Entkopplungselement
CN203927331U (zh) * 2014-05-28 2014-11-05 北京京东方专用显示科技有限公司 用于固定显示器件的减振组件和显示装置
EP3045762B1 (en) * 2015-01-14 2019-03-13 Volvo Car Corporation Elastically deformable damper
DE102015118117A1 (de) * 2015-10-23 2017-04-27 Elringklinger Ag Plattenartiges Bauteil mit einer das plattenartige Bauteil durchgreifenden Befestigungseinrichtung
US10017026B2 (en) * 2015-11-10 2018-07-10 Federal-Mogul Motorparts Llc Sway bar linkage with bushing
FR3050968B1 (fr) * 2016-05-09 2018-04-27 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de fixation du mecanisme d’entrainement d’un systeme d’essuyage sur un element de structure d’un vehicule.
DE102016007911A1 (de) * 2016-06-30 2018-01-04 Mann+Hummel Gmbh Schwingungsentkoppler sowie schwingungsentkoppelte Bauteilanordnung
JP3207149U (ja) * 2016-08-12 2016-10-27 株式会社島津製作所 分析装置用の外装固定機構
FR3071567B1 (fr) * 2017-09-27 2020-08-07 Soc D'outillage Et De Caoutchouc Pour Applications Techniques Dispositif de fixation antivibratoire
DE102018120105B4 (de) * 2018-08-17 2023-02-16 Nidec Gpm Gmbh Dämpfungselement mit Bajonettverschluss
CN110159684A (zh) * 2018-12-28 2019-08-23 华人运通(江苏)技术有限公司 减振防护套及减振装置
US11566646B2 (en) * 2020-02-07 2023-01-31 The Boeing Company Structural insert reinforcement systems and methods
DE102022106955A1 (de) * 2022-03-24 2023-09-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Schwingungsentkoppelungshülse sowie Befestigungsvorrichtung mit einer Schwingungsentkoppelungshülse

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3128999A (en) * 1962-09-17 1964-04-14 Lord Mfg Co Resilient mounting
US4306708A (en) 1979-05-14 1981-12-22 Tennessee Bolt And Screw Co., Inc. Means for establishing a support post for a grommet
US4298194A (en) * 1980-04-07 1981-11-03 Atwood Vacuum Machine Company Gas spring with improved terminal connector and mounting means
US4530491A (en) * 1983-11-23 1985-07-23 Lord Corporation Compact low-frequency engine mounting
DE4421878B4 (de) * 1994-06-23 2007-09-27 Valeo Wischersysteme Gmbh Schwingungsdämpfende Befestigung einer Scheibenwischerantriebseinrichtung
US6354578B1 (en) 1999-07-21 2002-03-12 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration absorber for vehicle wiper devices

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004353786A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Favess Co Ltd 弾性支持構造およびこれを用いるパワーステアリング装置
JP2007530359A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 ヴァレオ システム デシュヤージュ ワイピング機構の取付け構造
JP2006306383A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Illinois Tool Works Inc <Itw> 車両用ボディマウント組立体
JP2015025541A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社ブリヂストン 防振装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030002919A1 (en) 2003-01-02
US6719482B2 (en) 2004-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003014041A (ja) フローティング支持構造
JP3999787B2 (ja) フローティング支持構造
US9254820B2 (en) Wiper drive
JP2003014041A5 (ja)
US8156604B2 (en) Windscreen wiping device, particularly for a motor vehicle
US6910243B1 (en) Apparatus for securing a wiper arm
JP3934509B2 (ja) 防水キャップとピボットホルダとの固定構造及びモジュール型ワイパ装置
US7185873B2 (en) Bracket mounting structure of propeller shaft
US5567097A (en) Device for fastening an assembly on the bodywork of a motor vehicle, and a screen wiper module including such a device
JP4153414B2 (ja) ワイパピボット及びモジュール型ワイパ装置
WO2000053464A1 (en) Vibration dampening pivot housing for windshield wipers
JP3693834B2 (ja) 防振装置
JP2001159406A (ja) ボルト・ナットによる取付け構造
JP2008173990A (ja) プロペラシャフトの支持構造
JP4053039B2 (ja) 防振装置
US6238094B1 (en) Wiper system
JP2008236981A (ja) 電動モータの取付構造
JP6750318B2 (ja) ワイパ装置
JP5199964B2 (ja) ワイパ装置
JPH09196095A (ja) 防振装置の弾性ストッパ
JPH0924800A (ja) ワイパピボットの仮保持構造
JP2001347927A (ja) ワイパ装置
JP2001180449A (ja) ワイパ装置
JPH09119425A (ja) 被取付体のねじ止め構造
JP2008289331A (ja) 電動モータの取付構造およびマウントラバー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207