JP5804276B2 - 車両のフロントワイパ装置の支持構造 - Google Patents

車両のフロントワイパ装置の支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5804276B2
JP5804276B2 JP2012099837A JP2012099837A JP5804276B2 JP 5804276 B2 JP5804276 B2 JP 5804276B2 JP 2012099837 A JP2012099837 A JP 2012099837A JP 2012099837 A JP2012099837 A JP 2012099837A JP 5804276 B2 JP5804276 B2 JP 5804276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
pivot
electric motor
bottom plate
wiper device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012099837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013226910A (ja
Inventor
達也 赤司
達也 赤司
寛司 天野
寛司 天野
良太 保井
良太 保井
荒木 健志
健志 荒木
原 暁
暁 原
友哲 西山
友哲 西山
貴信 鳥谷
貴信 鳥谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2012099837A priority Critical patent/JP5804276B2/ja
Priority to US14/397,132 priority patent/US9944254B2/en
Priority to PCT/JP2013/058062 priority patent/WO2013161459A1/ja
Priority to EP13782535.2A priority patent/EP2842819B1/en
Priority to RU2014147310/11A priority patent/RU2577952C1/ru
Priority to CN201380022259.XA priority patent/CN104245444B/zh
Publication of JP2013226910A publication Critical patent/JP2013226910A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5804276B2 publication Critical patent/JP5804276B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0452Position of the wipers relative to the vehicle
    • B60S1/0458Arrangement wherein the windscreen frame cooperates with the wipers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/043Attachment of the wiper assembly to the vehicle
    • B60S1/0433Attachement of a wiper modular assembly to the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0452Position of the wipers relative to the vehicle
    • B60S1/0458Arrangement wherein the windscreen frame cooperates with the wipers
    • B60S1/0463Arrangement of the cowl
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0452Position of the wipers relative to the vehicle
    • B60S1/0472Arrangement of the wipers on right or left-hand drive vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、車両のフロントワイパの支持部において、排水を制御する技術に関する。
車両のフロントワイパ装置は、電動モータ等の駆動源により往復回転するピボットにワイパアームを固定し、電動モータ等によりピボットを介してワイパアームを往復動させてフロントガラスの表面を払拭するように構成されている。ピボットは、ワイパアームの個数に合わせて例えば2個設けられ、フロントガラスの前端部に連なるデッキガーニッシュを夫々貫通しており、デッキガーニッシュの下部でリンク等により連結され、当該リンクがデッキガーニッシュの下方に配置された電動モータによって回転駆動される。
更に、フロントガラスを伝ってデッキガーニッシュ上に到達した雨水等の水滴が、ピボットとデッキガーニッシュとの間の隙間を通過して、デッキガーニッシュの下方に配置されている電動モータへの浸水を防止するために、ピボットの外周に椀状のピボットキャップを設け、ピボットとデッキガーニッシュとの間の隙間を通過した水を捕捉する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2000−85541号
特許文献1のようにピボットキャップを設けた場合、ピボットキャップ上に捕捉した水を排水する必要がある。特許文献1では、ピボットから外周方向に離間した位置に水を誘導するようにピボットキャップの外周部に排水孔を設けている。
しかしながら、上記のように電動モータはリンク部材を介してピボットを駆動するため、ピボットの直下ではなく、側方に離間した位置に配置されている場合が殆どである。
したがって、ピボットキャップの外周部の排水孔から側方へ排出した水が、電動モータに被る虞がある。特に、車両走行時には振動等により、ピボットキャップから排出された水が飛散し易くなり、電動モータに到達する可能性が高くなる。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、ピボットキャップ上から電動モータに到達しないように安定した排水が可能な車両のフロントワイパ装置の支持構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の車両のフロントワイパ装置の支持構造は、デッキガーニッシュに設けられた孔にピボットが挿通され、ピボットの上部にワイパアームの基端部が支持されるとともに、ピボットの下部を電動モータにより往復回転駆動可能であり、電動モータはデッキガーニッシュの下方にピボットから車両左右方向に離間して配置され、デッキガーニッシュの下方でピボットの周囲を囲むピボットキャップを有する車両のフロントワイパ装置の支持構造であって、ピボットキャップは、ピボットの周囲に配置されるとともに車両前後方向のいずれか一方側に延設される底板部と、底板部の縁部から上方に延びて底板部の周縁を囲む鍔部と、を備えており、鍔部の底板部が延設される側の部位には、当該鍔部の一部が開口されてピボットキャップ上の水を排水する開口部が設けられるとともに、底板部の車両前後方向のうち前記延設された側と反対側かつ車両左右方向のうち電動モータ側の部位には、車両左右方向のうち電動モータとは反対側の部位より上方に突出する突出部が備えられていることを特徴とする。
また、請求項2の車両のフロントワイパ装置の支持構造は、請求項1において、開口部は、車両左右方向のうち電動モータとは反対側が電動モータ側より大きく開いて開口するように形成されていることを特徴とする。
また、請求項3の車両のフロントワイパ装置の支持構造は、請求項1または2において、ピボットは、車両左右方向に離間して2個設けられ、電動モータは、2つのピボットの間に配置され、リンクを介して2つのピボットを往復回転駆動可能であり、2つのピボットキャップの突出部は、夫々底板部の車両左右方向内側の部位に配置されていることを特徴とする。
また、請求項4の車両のフロントワイパ装置の支持構造は、請求項1〜3のいずれか1項において、ピボットキャップの車両後方側の鍔部に、上下方向に延びる溝を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、デッキガーニッシュ上から孔、即ちピボットとデッキガーニッシュとの間の隙間を通過し、ピボットキャップの底板上に落下した雨水等の水は、車両前後方向のいずれか一方に延設された部位に設けられた開口部から排出される。このとき、底板部の開口部と反対側で、かつ電動モータ側の部位には、電動モータとは反対側の部位より上方に突出する突出部が備えられているので、突出部上に落下した水がそれより低い電動モータとは反対側の部位へ向かって流れる。
これにより、底板上で水は電動モータ側から反対側に向かって流れ、ピボットに対して車両前後方向のいずれか一方に離間した開口部より、電動モータから離間する方向に排出される。したがって、電動モータへ水が到達しないように安定した排水が可能となり、電動モータの保護を図ることができる。
請求項2の発明によれば、開口部が、電動モータ側よりも電動モータの反対側の方に大きく開いて開口しているので、電動モータから離間した位置で多く開口部から水を排出することができ、電動モータへの水の到達を更に抑制することができる。
請求項3の発明によれば、車両左右方向に離間して2個設けられたピボットを、ピボット間に配置された電動モータによりリンクを介して駆動する車両のフロントワイパ装置において、2つのピボットキャップの突出部が、夫々底板部の車両左右方向内側の部位に配置されているので、いずれも突出部が電動モータ側に配置されることになり、よって2つのピボットキャップのいずれにおいても電動モータとは反対側に向かって水を排出させる構造となる。これにより、2つのワイパアームを1つの電動モータで駆動する車両のフロントワイパ装置において、電動モータへの水の到達を抑制したフロントワイパ装置の支持構造とすることができる。
請求項4の発明によれば、鍔部を有することでピボットキャップの強度が増加するものの、鍔部に溝が設けられることで、このピボットキャップの強度の増加を抑制することができる。特に、上下方向に延びるように溝が設けられているので、この溝において応力集中し易くして、ピボットキャップの強度を効果的に低下させることができる。
これにより、例えば車両が歩行者と衝突したときに歩行者がデッキガーニッシュ上に乗り上げた場合に、フロントワイパ装置の支持部の強度が抑えられているため、歩行者への衝撃を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る車両の前部外観形状を示す斜視図である。 フロントワイパ装置の駆動部の構造を示す上面図である。 フロントワイパ装置の支持部の構造を示す縦断面図である。 フロントワイパ装置の支持部の構造を示す縦断面図である。 車両左側のピボットキャップの形状を示す上面図である。 車両左側のピボットキャップの形状を示す前側面図である。 車両右側のピボットキャップの形状を示す上面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両1の前部外観形状を示す斜視図である。図2は、フロントワイパ装置の駆動部の構造を示す上面図である。図3及び図4は、フロントワイパ装置の支持部の構造を示す縦断面図であり、図3はピボットの軸心より電動モータ側にオフセットした位置で車両前後方向に切断した断面を示し、図4はピボットの軸心より電動モータとは反対側にオフセットした位置で車両前後方向に切断した断面を示す。
図1に示すように、車両1のフロントガラス2の下端には、デッキガーニッシュ3が設けられている。デッキガーニッシュ3は、フロントガラス2とフロントフード4との間に設けられ、例えば樹脂により形成されたカバー部材であり、車体の幅略一杯に延びるように形成されて車体に固定されている。デッキガーニッシュ3は、フロントフード4の後方側のエンジンルームの後部上面を覆うとともに、後端部に設けられた溝にフロントガラス2の前端部が嵌め込まれて車幅方向一杯に亘ってフロントガラス2を支持する構造となっている。
車両1には、フロントガラス2用のワイパ10、10’が2本備えられている。2本のワイパ10、10’は夫々ワイパアーム11、11’の先端に支持され、当該ワイパアーム11、11’の基部が、互いに車両左右方方向に間隔をおいてデッキガーニッシュ3から上方に突出するピボット12、12’に夫々固定されている。
図2に示すように、左右のピボット12、12’の下部には、車両右後方に延びるブラケット13、13’が夫々設けられており、当該2つのブラケット13、13’の先端部が、デッキガーニッシュ3の下方に配置されたリンク部材14によって連結されている。また、デッキガーニッシュ3の下方には、電動モータ15が搭載されている。電動モータ15は、ピボット12、12’間を延びるステー16に固定されている。ステー16は、ピボット12、12’を回転可能に支持する軸受け17、17’間を連結するとともに、車体に固定されている。電動モータ15の出力軸と一方のブラケット13の先端部とは、リンク部材18により連結されており、電動モータ15の回転によって、リンク部材18を介して一方のブラケット13を左右方向に揺動するように構成されている。この一方のブラケット13の左右の揺動によって、リンク部材14を介して他方のブラケット13’も同期して左右に揺動する。したがって、電動モータ15の出力軸の回転により、2本のワイパアーム11、11’を左右に揺動する構成となっている。
図3、4に示すように、ピボット12、12’の上端部には、ワイパアーム11、11’の基端部であるワイパアームヘッド19、19’が挿入され、ナット20によって締め付けて固定されている。ワイパアームヘッド19、19’は、上面視で略円形であり、縦断面でH字形状に形成されている。ワイパアームヘッド19、19’の外周部は、上端部19aがデッキガーニッシュ3より上方に突出し、下端部19bがデッキガーニッシュ3より下方に延び、かつ軸受け17、17’の上端部より外方で下方に突出している。
また、ワイパアームヘッド19、19’の下方の軸受け17、17’には、ピボットキャップ30、30’が挿入、固定されている。ピボットキャップ30、30’は、上面視で扇形の底板部31の略中央部に軸受け17、17’が挿入される孔32を有し、外周部が上方に突出して鍔部33が形成されている。
したがって、フロントガラス2等を伝って、デッキガーニッシュ3上に流入した雨水等の水は、ワイパアームヘッド19、19’とデッキガーニッシュ3との隙間を通過して、デッキガーニッシュ3より下方に進入する虞があるが、ピボットキャップ30、30’がこの雨水等を受けてそれより下方への落下を防止する。
図5は、車両左側のピボットキャップ30’の形状を示す上面図である。図6は、車両左側のピボットキャップ30’の形状を示す車両前方から見た側面図である。図7は、車両右側のピボットキャップ30の形状を示す上面図である。
本実施形態では、ピボットキャップ30、30’からの排水を制御するために、ピボットキャップ30、30’の形状に特徴を有している。
ピボットキャップ30、30’は、車両に取り付けた状態で車両前方側が開いた扇状となるように配置されている。なお、車両右側のピボットキャップ30と車両左側のピボットキャップ30’は、略左右対称に形成されている。
図5〜7に示すように、ピボットキャップ30、30’の鍔部33は、車両前方側となる部分が形成されておらず、即ち、鍔部33は、車両前方側の部位が開口して開口部34が設けられている。また、ピボットキャップ30、30’の底板部31は、車両前方側に延設するとともに、車両後方側より車両前方側が低い位置となるように傾斜して配置されている。
したがって、ピボットキャップ30、30’上に落下した雨水等は底板部31上を伝って車両前方側に移動し、前端の開口部34から排出される。特に、この鍔部33は電動モータ15側が車両前方側の端部まで延びているのに対し、電動モータ15の反対側は電動モータ15側よりも車両後方位置までしか延びていない。更に、ピボットキャップ30、30’の前端の開口部34も電動モータ15側よりも電動モータ15とは反対側の方に大きく開くように配置されている。これにより、ピボットキャップ30、30’上から雨水等が車両前方側の開口部34から排出される際に、電動モータ15側より電動モータ15とは反対側に多く排出される。
更に、ピボットキャップ30、30’の底板部31は、車両後方側かつ車両左右方向のうち電動モータ15側の位置で上方に突出し、突出部35が設けられている。これにより、ピボットキャップ30、30’上の車両後方側の位置に落下した雨水等は、車両前方側の開口部3まで流れる際に、車両左右方向で電動モータ15側からそれより低い反対側に流れ易くなる。これにより、ピボットキャップ30、30’上に落下した雨水等は電動モータ15側から電動モータ15の反対側により多く排出されることとなる。
また、ピボットキャップ30、30’の車両後方側の底板部31の高さが電動モータ15側の方をその反対側より高くすることで、デッキガーニッシュ3とピボットキャップ30、30’の底板部31との間の距離も、電動モータ15側(図3中a)の方がその反対側(図4中b)よりも小さくなる。したがって、ピボットキャップ30、30’上に落下した雨水等が多量の場合、電動モータ15側を流れる雨水等の流量を電動モータ15とは反対側を流れる流量よりも抑制することができる。
また、ピボットキャップ30、30’の鍔部33は、デッキガーニッシュ3に極力近い位置まで上方に延びている。これにより、ピボットキャップ30、30’上に流入した雨水等は鍔部33を越えて車両後方側及び電動モータ15側に流出し難くすることができる。
以上により、ピボットキャップ30、30’上に落下した雨水等は電動モータ15を避けた方向に排出されることとなり、雨水等の電動モータ15への到達を抑制することができる。これにより、電動モータ15の周囲に雨水よけを設けたり、電動モータ15の防水性を高めたりする必要がなくなり、部品コストの低下を図ることができる。
また、ピボットキャップ30、30’の車両後方側の底板部31の高さを電動モータ15側で高めることで、ワイパアームヘッド19とピボットキャップ30、30’の底板部31との隙間(図3中c)も減少させることができ、ピボットキャップ30、30’上に流入した雨水等の軸受け部17、17’内への進入を防ぎ、軸受け部17、17’の保護を図るとともに、ピボットキャップ30、30’の下方への雨水等の漏れについても抑制することができる。
また、ピボットキャップ30、30’の底板部31には、ピボット12が挿入される孔32の車両前方側に上方に突出する突起部36が設けられている。突起部36は、ワイパアームヘッド19とデッキガーニッシュ3との間の隙間を雨水等とともに細長い木屑等が侵入した場合に、その木屑等を受けて下方への流出を抑制する機能を有している。なお、本実施形態では、ピボットキャップ30には突起部36を1個、ピボットキャップ30’には突起部36を2個設けているが、突起部36の数及び大きさは適宜設定すればよい。
なお、ピボットキャップ30、30’は車両前方に極力延長するとよい。このようにピボットキャップ30、30’の車両前方側を延長することで、雨水等の排出位置をより電動モータ15から遠ざけることができる。また、ピボットキャップ30、30’上に落下してから排水されるまでの通過距離を長くして、雨水等の流速及び跳ね上がりを弱めることができる。これにより、例えば車両走行中のように振動等を受けた場合でも雨水等の電動モータ15への到達を更に抑制することができる。
また、ピボットキャップ30、30’の車両後方側の端部に溝37を設けるとよい。この溝37は、突出部35の端部の位置に合わせて上下に延びるように配置される。ピボットキャップ30、30’は、前述のように鍔部33が上方に延びているので、その全体の強度が増加しているが、溝37を設けることで、溝37の位置でピボットキャップ30、30’を破断し易くすることができる。したがって、フロントワイパ装置の取り付け部における強度を低下させることができ、歩行者に対する前突時に、歩行者がフロントボンネット4上に乗り上げてデッキガーニッシュ3に衝突した場合に、歩行者への衝撃を抑制し、歩行者の安全性を高めることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、ピボットキャップ30、30’の底板部31を車両後方側に延設し、鍔部33の車両後方側の部位に開口部34を設けた場合には、底板部31のピボット12よりも車両前方側かつ電動モータ15側の上面に突出部35を設ければよい。
また、上記実施形態では、本願発明を2本のワイパアーム11、11’を備えた車両に適用しているが、1本あるいはその他複数のワイパアームを有する車両に対しても、同様に適用することが可能である。
1 車両
3 デッキガーニッシュ
11、11’ ワイパアーム
12、12’ ピボット
15 電動モータ
30、30’ ピボットキャップ
31 底板部
33 鍔部
34 開口部
35 突出部
37 溝

Claims (4)

  1. デッキガーニッシュに設けられた孔にピボットが挿通され、前記ピボットの上部にワイパアームの基端部が支持されるとともに、前記ピボットの下部を電動モータにより往復回転駆動可能であり、前記電動モータは前記デッキガーニッシュの下方に前記ピボットから車両左右方向に離間して配置され、
    前記デッキガーニッシュの下方で前記ピボットの周囲を囲むピボットキャップを有する車両のフロントワイパ装置の支持構造であって、
    前記ピボットキャップは、前記ピボットの周囲に配置されるとともに車両前後方向のいずれか一方側に延設される底板部と、前記底板部の縁部から上方に延びて前記底板部の周縁を囲む鍔部と、を備えており、
    前記鍔部の前記底板部が延設される側の部位には、当該鍔部の一部が開口されて前記ピボットキャップ上の水を排水する開口部が設けられるとともに、
    前記底板部の車両前後方向のうち前記延設された側と反対側かつ車両左右方向のうち前記電動モータ側の部位には、車両左右方向のうち前記電動モータとは反対側の部位より上方に突出する突出部が備えられていることを特徴とする車両のフロントワイパ装置の支持構造。
  2. 前記開口部は、車両左右方向のうち前記電動モータとは反対側が前記電動モータ側より大きく開いて開口するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のフロントワイパ装置の支持構造。
  3. 前記ピボットは、車両左右方向に離間して2個設けられ、
    前記電動モータは、前記2つのピボットの間に配置され、リンクを介して前記2つのピボットを往復回転駆動可能であり、
    前記2つのピボットキャップの突出部は、夫々前記底板部の車両左右方向内側の部位に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のフロントワイパ装置の支持構造。
  4. 前記ピボットキャップの車両後方側の前記鍔部に、上下方向に延びる溝を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のフロントワイパ装置の支持構造。
JP2012099837A 2012-04-25 2012-04-25 車両のフロントワイパ装置の支持構造 Active JP5804276B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012099837A JP5804276B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 車両のフロントワイパ装置の支持構造
US14/397,132 US9944254B2 (en) 2012-04-25 2013-03-21 Support structure for front wiper device for vehicle
PCT/JP2013/058062 WO2013161459A1 (ja) 2012-04-25 2013-03-21 車両のフロントワイパ装置の支持構造
EP13782535.2A EP2842819B1 (en) 2012-04-25 2013-03-21 Support structure for front wiper device for vehicle
RU2014147310/11A RU2577952C1 (ru) 2012-04-25 2013-03-21 Поддерживающая конструкция для устройства переднего стеклоочистителя для транспортного средства
CN201380022259.XA CN104245444B (zh) 2012-04-25 2013-03-21 用于车辆的前雨刮器装置的支撑结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012099837A JP5804276B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 車両のフロントワイパ装置の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013226910A JP2013226910A (ja) 2013-11-07
JP5804276B2 true JP5804276B2 (ja) 2015-11-04

Family

ID=49482796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012099837A Active JP5804276B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 車両のフロントワイパ装置の支持構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9944254B2 (ja)
EP (1) EP2842819B1 (ja)
JP (1) JP5804276B2 (ja)
CN (1) CN104245444B (ja)
RU (1) RU2577952C1 (ja)
WO (1) WO2013161459A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL225400B1 (pl) * 2015-01-09 2017-04-28 Valeo Autosystemy Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Osłona odprowadzająca wodę, do mechanizmu wycieraczek samochodowych, korpus wałka mechanizmu wycieraczek samochodowych oraz mechanizm wycieraczek samochodowych zawierający osłonę i korpus
JP6458653B2 (ja) * 2015-06-09 2019-01-30 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置
JP6972840B2 (ja) * 2017-09-26 2021-11-24 三菱自動車工業株式会社 排水構造

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HU207817B (en) * 1990-10-04 1993-06-28 Bakony Fem Elektromoskeszulek Arm-structure for windscreen wiping devices of motor vehicles
JP3626606B2 (ja) 1998-09-08 2005-03-09 本田技研工業株式会社 ワイパー装置におけるピボットキャップの排水構造
JP4081216B2 (ja) * 2000-02-04 2008-04-23 株式会社ミツバ ワイパピボット
DE10039053A1 (de) * 2000-08-10 2002-02-28 Bosch Gmbh Robert Befestigungsteil für einen Scheibenwischer
JP3934509B2 (ja) 2002-08-22 2007-06-20 アスモ株式会社 防水キャップとピボットホルダとの固定構造及びモジュール型ワイパ装置
JP4146329B2 (ja) * 2003-11-11 2008-09-10 アスモ株式会社 車両用ワイパ装置
EP1584528B1 (en) * 2004-04-06 2008-03-19 HONDA MOTOR CO., Ltd. Wiper apparatus and wiper structure
KR100681070B1 (ko) * 2004-07-09 2007-02-08 현대자동차주식회사 자동차용 와이퍼 장치
JP4795053B2 (ja) * 2006-02-27 2011-10-19 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP2007245809A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Mitsuba Corp ワイパ装置
DE102006049271A1 (de) * 2006-10-19 2008-04-30 Daimler Ag Scheibenwischvorrichtung
DE102008040848A1 (de) * 2008-07-30 2010-02-04 Robert Bosch Gmbh Wischerarm mit einer Wischerblattbefestigungseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
CN104245444B (zh) 2016-07-06
EP2842819A1 (en) 2015-03-04
US20150135461A1 (en) 2015-05-21
WO2013161459A1 (ja) 2013-10-31
CN104245444A (zh) 2014-12-24
EP2842819A4 (en) 2015-12-16
RU2577952C1 (ru) 2016-03-20
JP2013226910A (ja) 2013-11-07
US9944254B2 (en) 2018-04-17
EP2842819B1 (en) 2017-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4568154B2 (ja) ワイパピボット
JP5804276B2 (ja) 車両のフロントワイパ装置の支持構造
WO2016143216A1 (ja) フロントガラスの排水構造
JP6481731B1 (ja) 車両の前部車体構造
JP6080805B2 (ja) 車両前部構造
JP3607187B2 (ja) ワイパピボットの防水構造及び防水キャップ
JP2019059332A (ja) 排水構造
JP6816001B2 (ja) 自動車のフロントガラスのワイピング機構用の排水カバー、自動車のフロントガラスのワイパー機構のシャフトの本体、及び、カバー及び本体を含む自動車のフロントガラスのワイパー機構
JP2018095186A (ja) トラクタ
JP2009184400A (ja) 車両用部品への水かかり防止構造
KR101427923B1 (ko) 차량용 카울 톱 아웃터패널
KR20190002329U (ko) 자동차 와이퍼용 실링캡
JP5296941B1 (ja) レインスポイラー
JP6289878B2 (ja) 車両用ドアミラー
JP5687218B2 (ja) 作業機械
JP6597720B2 (ja) 車両前部構造
JP6096164B2 (ja) 車両のテールゲート
JP6848892B2 (ja) 車両のフロントガラス周辺構造
JP2014162454A (ja) ルーフパネル
JP7077560B2 (ja) 被水防止キャップ及びこれを用いた排水構造
WO2014069533A1 (ja) 取付部材の取付構造
KR20010034288A (ko) 자동차의 윈도우를 닦기 위한 와이퍼 부품
JP4610704B2 (ja) 車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造
KR100820200B1 (ko) 차량용 전면 휠 가드 구조
JP5602459B2 (ja) 車両用ミラー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5804276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350