JP4786537B2 - ポリマーフィルムに対する接着性の向上した硬化性シリコーン組成物 - Google Patents

ポリマーフィルムに対する接着性の向上した硬化性シリコーン組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ポリマー基材に対する接着性の向上した硬化性シリコーンコーティング組成物に関する。また、本発明は、ポリマー基材に対するシリコーン感圧接着剤コーティング組成物の接着性を向上させる添加剤にも関する。さらに、本発明は、ポリマー基材に対する接着性の向上したシリコーン感圧接着剤コーティングの製造方法に関する。

硬化性シリコーン組成物は基材に塗工され、その上に設けられるシリコーン感圧接着剤組成物との接着性を促す。硬化性シリコーン組成物でコートしたポリマーフィルムと、その上にコートしたシリコーン感圧接着剤からなる積層体は、硬化性シリコーンでコートしたフィルム面に接着剤が優先的に投錨するシリコーン感圧接着剤巻テープの場合のように、所望の基材面に対する接着を確保する。硬化性シリコーンをコートしたポリマーフィルムに対するシリコーン感圧接着剤の投錨は、接着剤を取り除いた後に残存する残渣を最小限にする必要のある用途、すなわち電子用マスキングテープ、プラズママスキングテープ用途で不可欠である。
通例、これらの硬化性シリコーン組成物は、2つのメカニズム、すなわち熱ヒドロシリル化又は縮合硬化のいずれかで硬化する。熱ヒドロシリル化硬化系は一般に以下の組成物を含む。
(A)硬化性組成物の主成分又はベースポリマーである線状アルケニル置換ポリシロキサン又は線状シラノール置換ポリマー、
(B)ヒドリド官能性架橋性シリコーン(通例、メチルハイドロジェンシロキサンポリマー、コポリマー又はオリゴマー)、
(C)付加硬化型ヒドロシリル化触媒(通例、白金若しくはロジウム系触媒)又は縮合触媒(通例、有機スズ若しくは有機チタネート)、
(D)硬化をヒドロシリル化によって行う場合のコーティング浴の有用寿命を延ばす硬化抑制化合物又はこれらの混合物。
通例使用されるアルケニル官能性シリコーンポリマー剥離組成物は次の2つのカテゴリーのいずれかに属する。
1)次式の線状アルケニル末端ポリマー
vivi 4)
式中、Mviはアルケニル末端M基を示す。
2)次式の多官能性アルケニルコポリマー
vivi vi 5)
式中、Dviはアルケニル置換D基を示す。アルケニル末端ポリマーMviは概して多官能性コポリマーMvivi viよりも硬化が速い。線状アルケニル末端ポリマー系の処方は、剥離用複合体を引き剥がす際、剥離速度が増すとともに必要な剥離力が大幅に上昇する。対照的に、多官能性アルケニルポリマーは硬化速度が遅い傾向があるが、剥離速度の増大に伴う剥離力は比例するほど大きくない。
慣行では線状ベースポリマー(A)を使用するのが普通であるが、無溶剤型の高固形分組成物について開示されている。米国特許第4448815号(以下、「815号特許」という。)に記載されているように、線状アルケニルシロキサンベースコポリマーは以下の(1)と(2)のコポリマーである。
(1)R Si(4−c−d)/2 1)
(式中、Rは一般にアルキル基であり、Rはビニル又はアリルのような低分子量オレフィン性置換基であり、cは0〜2の値を有し、c+dの合計の値の平均は0.8〜3である。)
(2)RSiO(4−n)/2 2)
(式中、Rは一般にアルキル基であり、nは0.8〜2.5の値を有する。)。815号特許の好ましいベースコポリマーは次式の線状構造を有する。
(HC=CH)RSi−O−(RSi−O−)−(RRSi−O−)−SiR(HC=CH)
式中、下付文字i及びjは整数である。
米国特許第4774111号(以下、「111号特許」という。)には、式2のR基をアルキル及びアルケニル基から選択した上記線状コポリマーの変形について記載されている。111号特許のポリマーは実質的に線状、すなわちT又はQ基を痕跡量でしか有さないと定義されている。このアルケニル官能性熱硬化シリコーン剥離組成物に対する実質的に線状の要件は米国特許第4772515号、同第4783552号及び同第5036117号で繰返し記載されている。
対照的に、枝分れアルケニルポリマーの可能性が、米国特許第4057596号(以下、「596号特許」という。)に記載の構造式で認められている。596号特許の組成物は以下の成分を含む。
(A′)実質的に線状のビニル末端ポリマー、
(B′)線状メチルハイドロジェンポリマー、
(C′)分子当たり3以上のビニル基を有するメチルビニルポリシロキサン、
(D′)分子当たり3以上のヒドリド水素原子を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン、及び
(E′)白金ヒドロシリル化触媒。
596号特許の成分(C′)は、(HC=CH)(CH)SiO2/2(Dvi)、(HC=CH)(CHSiO1/2(Mvi)、及び(HC=CH)SiO3/2(Tvi)単位を単独で、或いは(CHSiO2/2(D)、(CHSiO1/2(M)及び(CH)SiO3/2(T)と共に含むと記載されている。ビニル置換T単位及びメチルT単位を適宜含んでいてもよいので、596号特許の組成物では枝分れ構造をもつことが許容される。
米国特許第4386135号には、次式の末端不飽和シリコーンポリマーが記載されている。
4−aSi((RSiO−)OSiR 3)
式中、aは2、3又は4である。a=4のとき、この式はQ樹脂となる。a=3のときは、T構造となり、構造は単一の枝分れ点を有する。a=2のとき、この式はアルケニル末端線状ポリマーとなる。
特公昭46−2187号公報には、エポキシ官能性シランとビニルトリアセトキシシランをブレンドして上述の剥離コーティングの紙及びポリマーフィルムに対する投錨性を向上させることが教示されている。しかし、遊離したアシルオキシ基が付加硬化を抑制し、付加硬化プロセスが遅くなるという短所があり、またコーティングプロセス中に腐食性で不快な臭気の加水分解生成物が放出される。さらに、剥離コーティングに残存するアシルオキシ基が経時的に加水分解して、接着剤と不都合な相互作用を起こし、不都合な剥離特性をもたらす。
欧州特許出願公開第0226934号には、アルケニル及びアルコキシ官能基を有する樹脂をエポキシ官能性シランとブレンドしてなる接着促進性添加剤が教示されている。当業者には容易に認識することができるように、添加剤が樹脂であるため剥離プロセスにおいて剥離力が増大し、低剥離力コーティングが得られなくなるという短所がある。
特開平7−97520号公報には、ポリマーフィルムに対する剥離コーティングの添加剤として、アルケニル及びメタ(アクリル)オキシ官能性シクロオルガノポリシロキサンからなる接着促進剤が教示されている。
米国特許第5567764号には、ポリマーフィルムに対する剥離コーティングの接着促進剤として、アルコキシ含有アルケニル官能性有機ポリシロキサンが教示されている。
欧州特許出願公開第057984号には、ポリマーフィルムに対する剥離コーティングの接着促進剤として、メタ(アクリル)オキシ官能性アルコキシシランが教示されている。
以上の特許にも関わらず、当業界では、ポリマーフィルムに対するシリコーン感圧接着剤組成物の安定な接着性に関する問題に対処し、硬化時に非抑制性効果を示し、腐食性加水分解生成物を放出せず、積層構造体の製造時に不快臭を呈さない硬化性シリコーンコーティング組成物、接着促進性添加剤並びに費用効果的な再現性のある製造方法に対するニーズが依然として存在している。
米国特許第4448815号明細書 米国特許第4774111号明細書 米国特許第4772515号明細書 米国特許第4783552号明細書 米国特許第5036117号明細書 米国特許第4057596号明細書 米国特許第4386135号明細書 特公昭46−2187号公報 欧州特許出願公開第0226934号明細書 特開平7−97520号公報 米国特許第5567764号明細書 欧州特許出願公開第057984号明細書
本発明の目的は、硬化性シリコーン組成物の付加又は縮合硬化プロセスを抑制せず、腐食性加水分解生成物を放出せず、積層構造体の製造時に不快臭を呈さず、ポリマーフィルムに対するシリコーン感圧接着剤組成物の接着性をもたらす硬化性シリコーンコーティング、添加剤を提供することである。さらに、硬化性シリコーンコーティングに添加したときにポリマーフィルムに対する安定な接着性を示す添加剤の製造方法を提供することも本発明の目的の一つである。
硬化性シリコーン組成物は基材に塗工され、その上に設けられるシリコーン感圧接着剤組成物との接着性を促す。硬化性シリコーン組成物でコートしたポリマーフィルムと、その上にコートしたシリコーン感圧接着剤からなる積層体は、硬化性シリコーンでコートしたフィルムに接着剤が投錨するシリコーン感圧接着剤巻テープの場合のように、所望の基材面に対する接着を確保する。硬化性シリコーンをコートしたポリマーフィルムに対するシリコーン感圧接着剤の投錨は、接着剤を取り除いた後に残存する残渣を最小限にする必要のある用途、すなわち電子用マスキングテープ、プラズママスキングテープ用途で不可欠である。
本発明の硬化性シリコーン組成物は、シリコーン感圧接着剤組成物コーティングの投錨性を向上させるための次式の添加剤を含む。
(RSiO(4−a)/2
式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rは炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素又は炭化水素オキシ基であり、分子上に1以上のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。
さらに、本発明は、次式のアルケニル硬化性シリコーン組成物を提供する。
vi
式中、Mvi=R 3−p SiO1/2であって、Rは炭素数1〜40の一価炭素水素基からなる群から選択され、Rは炭素原子数2〜40のオレフィン性一価炭素水素基からなる群から選択され、pは1〜3の範囲であり、T=RSiO3/2であって、RはR及びRからなる群から選択され、D=RSiO2/2であって、R及びRは各々独立にR及びRからなる群から選択され、M=R SiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは約2〜約5の範囲の値を有し、cは約50〜約1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5、好ましくは0.25〜約0.5、さらに好ましくは約0.35〜約0.5、最も好ましくは約0.4〜約0.5の範囲の値を有する。本明細書において、「実質的に枝分れ」という用語は、(A)のアルケニルシリコーン分子当たりのT枝分れ部位の平均数が2以上であることを意味すると定義され、好ましくは3である。
本発明はさらに、上記アルケニル硬化性シリコーン組成物を選択しない場合、次式の縮合硬化性シリコーン組成物を提供する。
MR
式中、Rは炭素数1〜40の一価炭化水素、炭化水素オキシ及びヒドロキシル基からなる群から選択され、T=RSiO3/2であって、RはRからなる群から選択され、D=R SiO2/2であって、RはRからなる群から選択され、M=R SiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは約2〜約5の範囲の値を有し、cは約50〜約1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5、好ましくは0.25〜約0.5、さらに好ましくは約0.35〜約0.5、最も好ましくは約0.4〜約0.5の範囲の値を有する。本明細書において、「実質的に枝分れ」という用語は、(A)のアルケニルシリコーン分子当たりのT枝分れ部位の平均数が2以上であることを意味すると定義され、好ましくは3である。
本発明の硬化性シリコーン組成物は以下の成分を含む。
(A)次式の分子からなる、剥離コーティングの投錨性を向上させる添加剤。
(RSiO(4−a)/2
式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rはケイ素−ヒドリド及び/又は炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素又は炭化水素オキシ基であり、分子上に1以上のケイ素−ヒドリドと1以上のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。
(B)以下の(i)及び(ii)から選択されるシリコーン組成物。
(i)次式のアルケニルシリコーン。
vi
式中、下付文字a、b、c及びdは上記で定義した通りである。
(C)次の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサン。
MDD′M、
MD′M、
MDD′M′
M′DD′M′、及び
M′DM′。
式中、Mは上記で定義した通りであり、M′=HR′3−gSiO1/2、D=R′R′SiO2/2であって、各R′は独立に選択され、D′=R′HSiO2/2であって、R′は上記で定義した通りであり、下付文字eとfは0又は正であり、eとfの合計は、fとgの合計が2以上であることを条件として、約10〜約100の範囲である。
(ii)次式の縮合シリコーン。
MR
式中、R並びに下付文字a、b、c及びdは上記で定義した通りである。
(C)次の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサン。
MDD′M、
MD′M、
MDD′M′、
M′DD′M′、及び
M′DM′。
式中、Mは上記で定義した通りであり、M′=HR′3−gSiO1/2、D=R′R′SiO2/2であって、各R′は独立に選択され、D′=R′HSiO2/2であって、R′は上記で定義した通りであり、下付文字eとfは0又は正であり、eとfの合計は、fとgの合計が2以上であることを条件として、約10〜約100の範囲である。
(D)B(i)の硬化性組成物の場合は、ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウム及びオスミウムからなる群から選択される金属を含むヒドロシリル化触媒、又は、B(ii)の硬化性組成物の場合は、有機スズ、及び有機チタネートからなる群から選択される金属からなる縮合触媒。
(E)(B)(i)でヒドロシリル化触媒を使用する場合の硬化抑制剤。
本発明で使用する成分(A)の量は、約0.1〜5.0部、好ましくは0.5〜4.0部、さらに好ましくは約0.5〜3.0部の範囲である。
本発明の組成物に使用する成分(B)と(C)の量は狭い範囲に限定されることはない。この量は、通例行われるように、成分(B)のケイ素結合水素原子の数の、成分(A)のケイ素結合オレフィン性炭素水素基の数に対する比で表して、この比の値が1/100〜100/1、通常1/20〜20/1、好ましくは1/2〜20/1となるのに充分なものである。
硬化性シリコーンコーティングは、硬化性シリコーンコーティングで基材をコートしてなる積層体の一部である。一般に、本発明の硬化性シリコーンコーティングに適した基材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミドからなるもののようなポリマーフィルムからなる群から選択される。
本発明の硬化性シリコーン組成物は、次式の分子からなる、シリコーン感圧接着剤コーティングの投錨性向上添加剤を含む。
(RSiO(4−a)/2
式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rはケイ素−ヒドリド及び/又は炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素又は炭化水素オキシ基であり、分子上に1以上のケイ素−ヒドリドと1以上のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。本発明はさらに、次式のアルケニル硬化性シリコーン組成物を提供する。
vi
式中、Mvi=R3−p SiO1/2であって、Rは炭素数1〜40の一価炭素水素基からなる群から選択され、Rは炭素原子数2〜40のオレフィン性一価炭素水素基からなる群から選択され、pは1〜3の範囲であり、T=RSiO3/2であって、RはR及びRからなる群から選択され、D=RSiO2/2であって、R及びRは各々独立にR及びRからなる群から選択され、M=RSiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは約2〜約5の範囲の値を有し、cは約50〜約1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5、好ましくは0.25〜約0.5、さらに好ましくは約0.35〜約0.5、最も好ましくは約0.4〜約0.5の範囲の値である。本明細書において、「実質的に枝分れ」という用語とは、(A)のアルケニルシリコーン分子当たりのT枝分れ部位の平均数が2以上であることを意味すると定義され、好ましくは3である。
本発明はさらに、上記アルケニル硬化性シリコーン組成物を選択しない場合は、次式の縮合硬化性シリコーン組成物を提供する。
MR
式中、Rは炭素数1〜40の一価炭化水素、炭化水素オキシ及びヒドロキシル基からなる群から選択され、T=RSiO3/2であって、RはRからなる群から選択され、D=R SiO2/2であって、RはRからなる群から選択され、M=R SiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは約2〜約5の範囲の値を有し、cは約50〜約1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5、好ましくは0.25〜約0.5、さらに好ましくは約0.35〜約0.5、最も好ましくは約0.4〜約0.5の範囲の値を有する。本明細書において、「実質的に枝分れ」という用語とは、(A)のアルケニルシリコーン分子当たりのT枝分れ部位の平均数が2以上、好ましくは3であることを意味すると定義される。
本発明の剥離組成物は以下の成分を含む。
(A)次式の分子からなる、剥離コーティングの投錨性向上添加剤。
(RSiO(4−a)/2
式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rは炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素又は炭化水素オキシ基であり、分子上に1以上のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。
(B)以下の(i)及び(ii)から選択されるシリコーン組成物。
(i)次式のアルケニルシリコーン。
vi
式中、下付文字a、b、c及びdは上記で定義した通りである。
(C)以下の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサン。
MDD′M、
MD′M、
MDD′M′、
M′DD′M′、及び
M′DM′。
式中、Mは上記で定義した通りであり、M′=HR′3−gSiO1/2、D=R′R′SiO2/2であって、各R′は独立に選択され、D′=R′HSiO2/2であって、R′は上記で定義した通りであり、下付文字eとfは0又は正であり、eとfの合計は、fとgの合計が2以上であることを条件として、約10〜約100の範囲である。又は、
(ii)次式の縮合シリコーン。
MR
式中、R並びに下付文字a、b、c及びdは上記で定義した通りである。
(C)以下の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサン。
MDD′M、
MD′M、
MDD′M′、
M′DD′M′、及び
M′DM′。
式中、Mは上記で定義した通りであり、M′=HR′3−gSiO1/2、D=R′R′SiO2/2であって、各R′は独立に選択され、D′=R′HSiO2/2であって、R′は上記で定義した通りであり、下付文字eとfは0又は正であり、eとfの合計は、fとgの合計が2以上であることを条件として、約10〜約100の範囲である。
(D)ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウム及びオスミウムからなる群から選択される金属を含む、B(i)の硬化性組成物用のヒドロシリル化触媒、又は有機スズ、及び/有機チタネートからなる群から選択される金属を含む、B(ii)の硬化性組成物用の縮合触媒。
(E)ヒドロシリル化触媒を使用する場合の硬化抑制剤。
本発明で使用する成分(A)の量は、約0.1〜5.0部、好ましくは0.5〜4.0部、さらに好ましくは約0.5〜3.0部の範囲である。
本発明の組成物に使用する成分(B)と(C)の量が狭く限定されることはない。この量は、通例行われるように、成分(B)のケイ素結合水素原子の数の、成分(A)のケイ素結合オレフィン性炭素水素基の数に対する比として表して、この比の値が1/100〜100/1、通常1/20〜20/1、好ましくは1/2〜20/1となるのに充分なものである。
広義には、本発明の組成物の成分(D)は、成分(C)のケイ素結合水素原子と、成分(B)(i)のケイ素結合オレフィン性炭素水素基及び成分(B)(ii)のケイ素結合ヒドロキシル基との反応を促進する触媒成分である。本発明の有機ポリシロキサン組成物の典型的な白金含有触媒成分は、有機シロキサン系での容易な調剤可能性の点から、例えば容易に入手可能な六水和物形態又は無水形態のようなあらゆる形態のクロロ白金酸である。特に有用な形態のクロロ白金酸は、米国特許第3419593号(援用により本明細書の内容の一部をなす)に開示されているように、ジビニルテトラメチルジシロキサンのような脂肪族不飽和有機ケイ素化合物との反応で得られる組成物である。
本発明の有機ポリシロキサン組成物の典型的な縮合触媒成分は、例えば、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレート、酸化ジブチルスズ、ジブチルスズジネオデカノエート、テトライソプロピルチタネート、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネート、テトラブチルチタネートのようなあらゆる形態の有機スズ又は有機チタネートである。
本発明の組成物に使用する触媒成分の量は、成分(C)のケイ素結合水素原子と、成分(B)(i)のケイ素結合オレフィン性炭素水素基又は成分(B)(ii)のケイ素結合ヒドロキシル基との間の室温反応を加速するのに充分な量であれば狭く限定されることはない。この触媒成分の正確な必要量は、特定の触媒に依存し、容易に予測はできない。しかし、この量は、有機ケイ素成分(B)+(C)の百万重量部当たり白金1重量部のように低い量であることができる。好ましくはこの量は同じ基準で10重量部以上である。
本発明のコーティング法に本発明の組成物を使用する場合、白金含有触媒成分の使用量は好ましくは、有機ポリシロキサン成分(B)(i)+(C)の百万重量部当たり白金10〜500重量部となるのに充分な量である。
ヒドロシリル化触媒は、ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウム及びオスミウムからなる群から選択される金属を含む触媒からなる群から選択されるか、又は米国特許第3159601号、同第3159662号、同第3419593号、同第3715334号、同第3775452号及び同第3814730号に教示されているものである。
成分(E)の白金族金属触媒用抑制剤は有機ケイ素分野で周知である。かかる様々な種類の金属触媒抑制剤の例としては、不飽和有機化合物、例えば、エチレン性又は芳香族性不飽和アミド(米国特許第4337332号)、アセチレン系化合物(米国特許第3445420号、同第4347346号及び同第5506289号)、エチレン性不飽和イソシアネート(米国特許第3882083号)、オレフィン性シロキサン(米国特許第3989667号)、不飽和炭化水素ジエステル(米国特許第4256870号、同第4476166号及び同第4562096号)、及び共役エン−イン(米国特許第4465818号及び同第4472563号)、その他の有機化合物、例えば、ヒドロペルオキシド(米国特許第4061609号)、ケトン(米国特許第3418731号)、スルホキシド、アミン、ホスフィン、ホスファイト、ニトリル(米国特許第3344111号)、ジアジリジン(米国特許第4043977号)、半エステル及び半アミド(米国特許第4533575号)、並びに様々な塩、例えば米国特許第3461185がある。本発明の組成物はこれらの種類の抑制剤のうちのいかなる抑制剤を含んでいてもよい。
抑制剤は、エチレン性不飽和アミド、芳香族性不飽和アミド、アセチレン性化合物、エチレン性不飽和イソシアネート、オレフィン性シロキサン、不飽和炭化水素ジエステル、不飽和酸の不飽和炭化水素モノ−エステル、共役エン−イン、ヒドロペルオキシド、ケトン、スルホキシド、アミン、ホスフィン、ホスファイト、ニトリル、及びジアジリジンからなる群から選択し得る。
本発明の組成物に好ましい抑制剤はマレエート及びアルキニルアルコールである。
本発明の組成物における成分(E)の使用量は、重要なものではなく、室温において上記白金触媒ヒドロシリル化反応を遅らせるが、適度な昇温下、すなわち室温を25〜50℃超える温度で上記反応を阻害しない量であればよい。使用される特定の抑制剤の所望の量は白金族金属含有触媒の濃度とタイプ、成分(A)と(B)の種類と量に依存するので、室温で特定の浴寿命を得るための抑制剤の具体的な量を示唆することはできない。成分(E)の範囲は0.1〜10重量%、好ましくは0.15〜2重量%、最も好ましくは0.2〜1重量%とすることができる。
本発明の組成物は、溶媒を含まない、すなわち100%固形分であっても、或いは混和性有機溶媒で希釈した組成物でもよく、水性エマルジョンとしても使用できる。本発明の組成物を無溶剤型コーティングとして使用する場合、アルケニルシリコーンの粘度は約100〜約10000センチポアズ、好ましくは約125〜約1000センチポアズ、さらに好ましくは約150〜約500センチポアズ、最も好ましくは約200〜約300センチポアズの範囲であるのが好ましい。これは、次式の末端M及びMvi基とT基との化学量論比を示す下付文字の比を操作することによって最も容易に達成される。
vi
一般に考慮される事項は、a+d>bである。この条件が満たされないと、アルケニルシリコーンは格段に粘稠になりかねない。かかるシリコーンは適切な溶媒に分散又は溶解させることによって塗工できるので、かかるシリコーンの剥離コーティング材料としての使用が排除されることはない。
エマルジョンとして使用する場合、本発明のシリコーンは一般に、非イオン性界面活性剤の添加、水の添加及びその後のコロイドミルでの加工処理によって乳化される。
本明細書で言及した米国特許は全て援用により本明細書の内容の一部をなす。
実験
以下の実施例は、本発明を例示するためのものであり、これらの特定の実施例に具体化された本発明を限定するものではない。
実施例1
投錨性添加剤の調製
添加剤A
混合手段、凝縮器、窒素雰囲気及び加熱手段を備えた反応フラスコに、ヒドリド含有量1.6wt%のポリメチルハイドロジェンシロキサン100.0gを入れ、ロジウム含有量1.2wt%のトリス(ジブチルスルフィド)ロジウム(III)三塩化物溶液0.08gを窒素雰囲気下で95〜100℃に加熱した。熱源を取り除き、ビニルトリメトキシシラン(VTMS)250.0gを入れ、温度を95〜141℃に維持した。反応生成物をトルエンで固形分10wt%に希釈した。
添加剤B
混合手段、凝縮器、窒素雰囲気及び加熱手段を備えた反応フラスコに、ヒドリド含有量1.05wt%のポリメチルハイドロジェンジメチルシロキサン380.0gを入れ、白金含有量10.3wt%の白金ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体溶液0.15gを窒素雰囲気下で95〜100℃に加熱した。熱源を取り除き、ビニルトリメトキシシラン(VTMS)558.0.0gを入れ、温度を100〜125℃に維持した。反応混合物をさらに5時間加熱した。反応生成物をトルエンで固形分10wt%に希釈し、1.7cstksの粘度にした。
以下の成分を混合して硬化性コーティング組成物を調製した。
SS4191A 13.3 g
SS4191B 0.14g
SS4191B 0.50g
SS4259C 0.30g
トルエン 85.8 g。
上記の添加剤を1重量%含む上記硬化性コーティング組成物を、3番Mayerロッドを用いて1ミルのポリイミドフィルム(PI)上にコートし、その後80℃で30秒間硬化させた。次に、コートしたPIフィルム試料に、ユニバーサルアプリケーターロッドを用いてPSA595接着剤を用いた接着剤をコートした後、10分間空気中で乾燥させてから2分間177℃の対流式オーブンで硬化させた(GE Silicones社製、無溶剤型熱剥離コーティング)。これらの接着剤の投錨性を評価するため、コートしたポリイミドの1インチにカットしたテープを清浄なステンレス鋼試験パネルに貼り付け、そのパネルを200℃のオーブン中に2時間入れてから、パネルを取り出し、テープを200℃でパネルから引き剥がし、その残渣を検査した。添加剤A及び添加剤Bを1重量%含有する剥離コーティングでは、残渣を含まないパネルが得られた。添加剤を含まない硬化性コーティング組成物は、接着剤のパネルからフィルムへの移動のため不合格であった。

Claims (9)

  1. 以下の成分(A)及び(B)を含んでなる硬化性組成物。
    (A)次式の分子を含んでなる、シリコーン感圧接着剤コーティングの投錨性向上添加剤
    (RSiO(4−a)/2
    (式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rはケイ素−ヒドリド、炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素及び炭化水素オキシ基からなる群より選択され、かつ、(RSiO(4−a)/2で表される分子中に1以上のケイ素−ヒドリドと1以上の炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。)、及び
    (B)次式の縮合シリコーン
    MR
    (式中、Rは炭素数1〜40の一価炭化水素、炭化水素オキシ及びヒドロキシル基からなる群から選択され、T=RSiO3/2であって、RはRからなる群から選択され、D=R SiO2/2であって、RはRからなる群から選択され、M=R SiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは2〜5の範囲の値を有し、cは50〜1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5の範囲の値を有する。)
  2. さらに、以下の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサンを含む、請求項1記載の組成物。
    MDD′M、
    MD′M、
    MDD′M′、
    M′DD′M′、及び
    M′DM′
    式中、M=R′SiO1/2、M′=HR′3−gSiO1/2、D=R′R′SiO2/2、D′=R′HSiO2/2であって、M、M′、D及びD′における各R′は独立に炭素数1〜40の一価炭素水素基からなる群から選択され、下付文字e及びfは0又は正であり、eとfの合計は、f及びgの合計が2以上であることを条件として、10〜100の範囲である。
  3. R′がメチル又はフェニルである、請求項2記載の組成物。
  4. 粘度が100〜10000センチポアズの範囲である、請求項3記載の組成物。
  5. 請求項4記載の組成物を含んでなる水性エマルジョン。
  6. ハイドロジェンシロキサンがMDD′M、MD′M及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項記載の組成物。
  7. 以下の成分(A)〜(D)を含んでなる硬化性組成物。
    (A)次式のものからなる、感圧接着剤コーティングの投錨性向上添加剤
    (RSiO(4−a)/2
    (式中、nは4以上の整数であり、aは1〜3であり、Rはケイ素−ヒドリド、炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基、一価炭化水素及び炭化水素オキシ基からなる群より選択され、かつ、(RSiO(4−a)/2で表される分子中に1以上のケイ素−ヒドリドと1以上の炭素原子数1〜40のアルキレンアルコキシシリル含有基が存在する。)
    (B)次式の縮合シリコーン
    MR
    (式中、Rは炭素数1〜40の一価炭化水素、炭化水素オキシ及びヒドロキシル基からなる群から選択され、T=RSiO3/2であって、RはRからなる群から選択され、D=R SiO2/2であって、RはRからなる群から選択され、M=R SiO1/2であって、各Rは独立に選択され、下付文字a及びbは2〜5の範囲の値を有し、cは50〜1000の範囲の整数であり、dは0〜0.5の範囲の値を有する。)
    (C)以下の化合物の群から選択されるハイドロジェンシロキサン
    MDD′M、
    MD′M、
    MDD′M′、
    M′DD′M′、及び
    M′DM′
    (式中、M=RSiO1/2、M′=H3−gSiO1/2、D=RRSiO2/2、D′=RHSiO2/2であって、M、M′、D及びD′における各Rは独立に炭素数1〜40の一価炭素水素基からなる群から選択され、下付文字e及びfは0又は正であり、eとfの合計は、f及びgの合計が2以上であることを条件として、10〜100の範囲である。)
    (D)縮合触媒
  8. 基材と請求項記載の組成物を含んでなるコーティングとを有する積層体。
  9. 基材がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミドからなる群から選択される、請求項記載の積層体。
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